JPH067355A - 器官または物質代謝の機能に関連した医学的な電気化学的測定量を確定するための装置 - Google Patents
器官または物質代謝の機能に関連した医学的な電気化学的測定量を確定するための装置Info
- Publication number
- JPH067355A JPH067355A JP4318834A JP31883492A JPH067355A JP H067355 A JPH067355 A JP H067355A JP 4318834 A JP4318834 A JP 4318834A JP 31883492 A JP31883492 A JP 31883492A JP H067355 A JPH067355 A JP H067355A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measurement
- measuring
- sensor head
- electrodes
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/145—Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue
- A61B5/1495—Calibrating or testing of in-vivo probes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B2562/00—Details of sensors; Constructional details of sensor housings or probes; Accessories for sensors
- A61B2562/08—Sensors provided with means for identification, e.g. barcodes or memory chips
- A61B2562/085—Sensors provided with means for identification, e.g. barcodes or memory chips combined with means for recording calibration data
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/41—Detecting, measuring or recording for evaluating the immune or lymphatic systems
- A61B5/413—Monitoring transplanted tissue or organ, e.g. for possible rejection reactions after a transplant
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】面倒な格別の校正を必要とすることなく種々の
測定量を簡単に、自動的に且つ迅速に測定することがで
きるようにこの種の測定装置を改良すること 【構成】センサヘッド(1)の測定電極(21,22,
23)が製造段階で予め校正され規格化されており、且
つ個々の特定の測定電極(21,22,23)に関係づ
けられる校正規則がベース器(5)内に記憶されてい
る。この場合、センサヘッド(1)を測定に使用するに
あたって、測定値検出評価装置(7)がベース器(5)
への外部からの入力によって制御されることにより、該
測定値検出評価装置(7)は、センサヘッド(1)内に
それぞれ設けられた測定電極(21,22,23)に関
係づけられる校正規則にたいして干渉する。
測定量を簡単に、自動的に且つ迅速に測定することがで
きるようにこの種の測定装置を改良すること 【構成】センサヘッド(1)の測定電極(21,22,
23)が製造段階で予め校正され規格化されており、且
つ個々の特定の測定電極(21,22,23)に関係づ
けられる校正規則がベース器(5)内に記憶されてい
る。この場合、センサヘッド(1)を測定に使用するに
あたって、測定値検出評価装置(7)がベース器(5)
への外部からの入力によって制御されることにより、該
測定値検出評価装置(7)は、センサヘッド(1)内に
それぞれ設けられた測定電極(21,22,23)に関
係づけられる校正規則にたいして干渉する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、器官または物質代謝の
機能に関連した医学的な電気化学的測定量を確定するた
めの装置に関し、より厳密には、確定されるべき測定量
にそれぞれ同調している小型化された測定電極と、温度
センサ(Pt−100−抵抗)と、一つまたは複数個の
参照電極とを備えているセンサヘッドと、センサヘッド
が交換可能に固定され、測定電極とセンサから送られて
くる電気的な測定信号を伝送するための引込線を有して
いる接続要素と、マイクロプロセッサにより制御される
ベース器であって、該ベース器内部の作業過程を制御す
るための作業メモリ、データメモリ、プログラムメモリ
を備えた中央制御ユニット(マイクロプロセッサ)を有
しているベース器と、接続要素から送られてくる測定信
号を検出し、それぞれの校正規則に応じて前記測定信号
を換算する測定値検出評価装置と、測定値検出評価装置
によって求められた測定値を表示するための表示ユニッ
トと、測定に関係する情報を入力するためのキーボード
とを有している器官または物質代謝の機能に関連した医
学的な電気化学的測定量を確定するための装置に関する
ものである。
機能に関連した医学的な電気化学的測定量を確定するた
めの装置に関し、より厳密には、確定されるべき測定量
にそれぞれ同調している小型化された測定電極と、温度
センサ(Pt−100−抵抗)と、一つまたは複数個の
参照電極とを備えているセンサヘッドと、センサヘッド
が交換可能に固定され、測定電極とセンサから送られて
くる電気的な測定信号を伝送するための引込線を有して
いる接続要素と、マイクロプロセッサにより制御される
ベース器であって、該ベース器内部の作業過程を制御す
るための作業メモリ、データメモリ、プログラムメモリ
を備えた中央制御ユニット(マイクロプロセッサ)を有
しているベース器と、接続要素から送られてくる測定信
号を検出し、それぞれの校正規則に応じて前記測定信号
を換算する測定値検出評価装置と、測定値検出評価装置
によって求められた測定値を表示するための表示ユニッ
トと、測定に関係する情報を入力するためのキーボード
とを有している器官または物質代謝の機能に関連した医
学的な電気化学的測定量を確定するための装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】基本的には、医学の分野において、特に
緊急集中医療及び外科の分野において、器官及び物質代
謝の機能を確定するための客観的な測定パラメータなる
ものが存在する。これらの測定パラメータは、例えば電
気化学的な量である。一例として、人体の細胞への酸素
供給の範囲内で組織及び器官内部の酸素が関与して行わ
れる非常に重要な物質代謝が挙げられる。有機体への酸
素供給及びこれに依存する効果の範囲内では、例えば一
つの組織内での酸素欠乏が生じることがある。酸素欠乏
が生じると、細胞膜の電解質活性状態に変化が生じる
(虚血症)。このような酸素欠乏により、細胞外部での
カリウム活性度が増大するとともに、ナトリウム活性度
が低下し、組織のpH値が低下する。このようにカリウ
ム活性度とナトリウム活性度と組織のpH値は、一つの
組織への酸素供給を確定するための電気化学的な測定量
である。さらに変化すると、同様に電子脊髄造影法(E
MG)により、グルコース、乳酸塩または同様の物質代
謝生産物を検知するための酵素電極を用いて電流滴定セ
ンサにより変化を検出することができる。
緊急集中医療及び外科の分野において、器官及び物質代
謝の機能を確定するための客観的な測定パラメータなる
ものが存在する。これらの測定パラメータは、例えば電
気化学的な量である。一例として、人体の細胞への酸素
供給の範囲内で組織及び器官内部の酸素が関与して行わ
れる非常に重要な物質代謝が挙げられる。有機体への酸
素供給及びこれに依存する効果の範囲内では、例えば一
つの組織内での酸素欠乏が生じることがある。酸素欠乏
が生じると、細胞膜の電解質活性状態に変化が生じる
(虚血症)。このような酸素欠乏により、細胞外部での
カリウム活性度が増大するとともに、ナトリウム活性度
が低下し、組織のpH値が低下する。このようにカリウ
ム活性度とナトリウム活性度と組織のpH値は、一つの
組織への酸素供給を確定するための電気化学的な測定量
である。さらに変化すると、同様に電子脊髄造影法(E
MG)により、グルコース、乳酸塩または同様の物質代
謝生産物を検知するための酵素電極を用いて電流滴定セ
ンサにより変化を検出することができる。
【0003】他の例として、病理学的原因で組織内に水
がたまる水種が挙げられる。水種によりミクロ循環障
害、即ち毛細血管の血行障害になり、毛細血管壁及び中
間細胞空間(間質)に病理学的変化が生じ、よって既に
述べたような物質代謝の変化が生じる。この場合も上記
測定方法は診断及び治療の上で好適な指示を与えること
ができる。
がたまる水種が挙げられる。水種によりミクロ循環障
害、即ち毛細血管の血行障害になり、毛細血管壁及び中
間細胞空間(間質)に病理学的変化が生じ、よって既に
述べたような物質代謝の変化が生じる。この場合も上記
測定方法は診断及び治療の上で好適な指示を与えること
ができる。
【0004】例を挙げて説明した上記の測定量を確定す
るために適した測定方法及び装置としては、従来電位差
滴定または電流滴定をベースとしたものが基本的には知
られている。しかしながら、従来の測定方法及び装置は
主に実験室の範囲内でしか適用することができず、しか
も対象となる組織の試料を用いなければならない。
るために適した測定方法及び装置としては、従来電位差
滴定または電流滴定をベースとしたものが基本的には知
られている。しかしながら、従来の測定方法及び装置は
主に実験室の範囲内でしか適用することができず、しか
も対象となる組織の試料を用いなければならない。
【0005】これにたいして、特に緊急医療及び集中医
療並びに外科の分野においては、“生体内での”使用に
適した測定装置を用いてこの種の測定方法を実施し、即
ち手術中に直接この種の測定方法を実施することによ
り、手術の能率及び手術されている器官の状態に関する
重要な緊急情報を医者が“オンライン”診断学の枠内で
得るようにするのが望ましい。
療並びに外科の分野においては、“生体内での”使用に
適した測定装置を用いてこの種の測定方法を実施し、即
ち手術中に直接この種の測定方法を実施することによ
り、手術の能率及び手術されている器官の状態に関する
重要な緊急情報を医者が“オンライン”診断学の枠内で
得るようにするのが望ましい。
【0006】この目的のために提案されたこの種の装置
は、既にドイツ特許第3725597号明細書により知
られている。イオンの活性度を測定するためのこの公知
の装置においては、センサヘッドが小型化された複数個
の測定電極を備えている。これらの測定電極は、それぞ
れ確定されるべきイオン種類に同調しており、“生体内
で”組織の表面に取り付けられ、例えば器官表面に取り
付けられ、対象となっているイオンの活性度を、測定電
極の領域に設けられたイオン選択性ダイアフラムを用い
て測定する。
は、既にドイツ特許第3725597号明細書により知
られている。イオンの活性度を測定するためのこの公知
の装置においては、センサヘッドが小型化された複数個
の測定電極を備えている。これらの測定電極は、それぞ
れ確定されるべきイオン種類に同調しており、“生体内
で”組織の表面に取り付けられ、例えば器官表面に取り
付けられ、対象となっているイオンの活性度を、測定電
極の領域に設けられたイオン選択性ダイアフラムを用い
て測定する。
【0007】イオン選択性ダイアフラムが対応するイオ
ンを含んでいる媒質に接触すると、ダイアフラムにより
引込線を介して、起電力または参照電極に対する電気化
学的ポテンシャルEMFを測定することができる。この
電気化学的ポテンシャルEMFは、定性的に表される次
のネルンスト(NERNST)の式によって与えられる。 EMF=E0−CT log aion ここでE0は参照ポテンシャル、Cはスケーリングファ
クタ、Tは温度、aionはイオン活性度である。
ンを含んでいる媒質に接触すると、ダイアフラムにより
引込線を介して、起電力または参照電極に対する電気化
学的ポテンシャルEMFを測定することができる。この
電気化学的ポテンシャルEMFは、定性的に表される次
のネルンスト(NERNST)の式によって与えられる。 EMF=E0−CT log aion ここでE0は参照ポテンシャル、Cはスケーリングファ
クタ、Tは温度、aionはイオン活性度である。
【0008】この式に基づき、電位差滴定測定によりイ
オン活性度を検出することができる。
オン活性度を検出することができる。
【0009】前記明細書から基本的に知られている測定
装置は、実際の使用において問題をもたらし、特に校正
及びこれに続く測定の点で問題がある。即ちセンサヘッ
ドの各測定電極は、本来の測定に使用する前に時間をか
けて校正しなければならない。つまり、一つの特定の温
度または複数の特定の温度におけるイオン活性度に対す
る起電力の校正曲線を設定しなければならない。次にこ
の校正曲線に基づいて、一つの適当な温度で測定された
起電力を対応するイオン活性度に換算する。校正を必要
とすることは測定の準備が面倒であることを意味する。
これは時間を要するものであり、従って有効な“オンラ
イン”診断に反するものである。さらにこの公知のセン
サヘッドでは、測定の合間に、測定値を修正するための
再校正を規則的に行わねばならない。またこの公知の装
置では、適当な測定温度で事前に校正をしなければ、種
々の温度範囲で測定を行うことは不可能である。このこ
とは、提供者の臓器を保管状態で強冷するような臓器移
植外科での適用を非常に困難にするものである。
装置は、実際の使用において問題をもたらし、特に校正
及びこれに続く測定の点で問題がある。即ちセンサヘッ
ドの各測定電極は、本来の測定に使用する前に時間をか
けて校正しなければならない。つまり、一つの特定の温
度または複数の特定の温度におけるイオン活性度に対す
る起電力の校正曲線を設定しなければならない。次にこ
の校正曲線に基づいて、一つの適当な温度で測定された
起電力を対応するイオン活性度に換算する。校正を必要
とすることは測定の準備が面倒であることを意味する。
これは時間を要するものであり、従って有効な“オンラ
イン”診断に反するものである。さらにこの公知のセン
サヘッドでは、測定の合間に、測定値を修正するための
再校正を規則的に行わねばならない。またこの公知の装
置では、適当な測定温度で事前に校正をしなければ、種
々の温度範囲で測定を行うことは不可能である。このこ
とは、提供者の臓器を保管状態で強冷するような臓器移
植外科での適用を非常に困難にするものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来の測定装置における前記欠点に鑑み、面倒な格別の
校正を必要とすることなく種々の測定量を簡単に、自動
的に且つ迅速に測定することができるようにこの種の測
定装置を改良することである。
従来の測定装置における前記欠点に鑑み、面倒な格別の
校正を必要とすることなく種々の測定量を簡単に、自動
的に且つ迅速に測定することができるようにこの種の測
定装置を改良することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、センサヘッドの測定電極が製造段階で予め
校正され規格化されており、且つ個々の特定の測定電極
に関係づけられる校正規則がベース器内に記憶されてお
り、この場合、センサヘッドを測定に使用するにあたっ
て、測定値検出評価装置がベース器への外部からの入力
によって制御されることにより、該測定値検出評価装置
は、センサヘッド内にそれぞれ設けられた測定電極に関
係づけられる校正規則にたいして干渉することを特徴と
するものである。
決するため、センサヘッドの測定電極が製造段階で予め
校正され規格化されており、且つ個々の特定の測定電極
に関係づけられる校正規則がベース器内に記憶されてお
り、この場合、センサヘッドを測定に使用するにあたっ
て、測定値検出評価装置がベース器への外部からの入力
によって制御されることにより、該測定値検出評価装置
は、センサヘッド内にそれぞれ設けられた測定電極に関
係づけられる校正規則にたいして干渉することを特徴と
するものである。
【0012】それぞれのセンサヘッドに関係づけられて
いる校正規則に対する測定値検出評価装置の干渉の制御
は、各センサに対するコードをベース器のキーボードを
介して入力するか(実施態様項1)、或いはセンサまた
はそのケースに設けられているバーコードを、ベース器
に接続されるバーコード読み取り器を用いて読み取るこ
とによって行う(実施態様項2)。コードか、または対
応する情報を記憶させるために、磁気ストライプ、また
はセンサヘッドに組み込まれ外部から呼び出し可能なメ
モリチップも可能である。
いる校正規則に対する測定値検出評価装置の干渉の制御
は、各センサに対するコードをベース器のキーボードを
介して入力するか(実施態様項1)、或いはセンサまた
はそのケースに設けられているバーコードを、ベース器
に接続されるバーコード読み取り器を用いて読み取るこ
とによって行う(実施態様項2)。コードか、または対
応する情報を記憶させるために、磁気ストライプ、また
はセンサヘッドに組み込まれ外部から呼び出し可能なメ
モリチップも可能である。
【0013】広範囲の温度において、例えば氷点よりも
わずかに高い温度から人体の温度に至るまでの広範囲の
温度において高精度の測定を行うために、実施態様項3
に記載の構成が提案される。この場合次のような認識が
採用されており、即ちE0ポテンシャル及びスケールフ
ァクタCに関するそれぞれの測定電極の電気化学的な特
性はパラメータとして定義されており、このパラメータ
のなかには測定電極の製造段階での設計も含まれてい
る。これら二つのパラメータは、いわゆる等温点を決定
する。この等温点が測定電極に割り当てられた活性度測
定範囲内にあれば、異なる温度範囲での測定時に、ポテ
ンシャル値を対応するイオン活性度値に、非常にわずか
なスケーリング誤差で換算することができる。従って、
イオン活性度または物質代謝生産物(例えば重炭酸塩、
pCO2、pO2その他)の測定時における温度補正のた
めに特別な校正を行う必要がない。なぜなら、冒頭で述
べた測定電極の規格化に関して必要な、ネルンストの式
の参照ポテンシャルE0及び該当する測定電極の対応す
る等温点についてのすべてのデータがセンサコード化に
より測定システムから知られているからである。
わずかに高い温度から人体の温度に至るまでの広範囲の
温度において高精度の測定を行うために、実施態様項3
に記載の構成が提案される。この場合次のような認識が
採用されており、即ちE0ポテンシャル及びスケールフ
ァクタCに関するそれぞれの測定電極の電気化学的な特
性はパラメータとして定義されており、このパラメータ
のなかには測定電極の製造段階での設計も含まれてい
る。これら二つのパラメータは、いわゆる等温点を決定
する。この等温点が測定電極に割り当てられた活性度測
定範囲内にあれば、異なる温度範囲での測定時に、ポテ
ンシャル値を対応するイオン活性度値に、非常にわずか
なスケーリング誤差で換算することができる。従って、
イオン活性度または物質代謝生産物(例えば重炭酸塩、
pCO2、pO2その他)の測定時における温度補正のた
めに特別な校正を行う必要がない。なぜなら、冒頭で述
べた測定電極の規格化に関して必要な、ネルンストの式
の参照ポテンシャルE0及び該当する測定電極の対応す
る等温点についてのすべてのデータがセンサコード化に
より測定システムから知られているからである。
【0014】実施態様項4に記載の、本発明による装置
の再校正は、安全性の理由から行われる制御処置であ
る。
の再校正は、安全性の理由から行われる制御処置であ
る。
【0015】即ち、固定温度で、校正された参照溶液を
用いて行われる再校正の際、本発明による測定装置は、
使用されているセンサヘッドの測定電極が規格化された
事前の校正に対応して振る舞っているかどうかを、目標
値・実際値比較により自動的に検知する。目標値と実際
値との比較の際に、測定されたポテンシャル値とその都
度の活性度との関係において、測定電極の不安定性のた
めに付加的なオフセットの意味でわずかな偏位しかみら
れない場合には、この偏位は、公差範囲内での偏位であ
れば、測定値検出評価装置により演算により修正するこ
とができる。再校正の際に検出した実際値が目標値から
ひどく離れている場合には、測定装置は自動的に測定を
阻止し、或いは少なくとも対応する警告を発して、現在
使用しているセンサヘッドが機能不能であることを知ら
せる。
用いて行われる再校正の際、本発明による測定装置は、
使用されているセンサヘッドの測定電極が規格化された
事前の校正に対応して振る舞っているかどうかを、目標
値・実際値比較により自動的に検知する。目標値と実際
値との比較の際に、測定されたポテンシャル値とその都
度の活性度との関係において、測定電極の不安定性のた
めに付加的なオフセットの意味でわずかな偏位しかみら
れない場合には、この偏位は、公差範囲内での偏位であ
れば、測定値検出評価装置により演算により修正するこ
とができる。再校正の際に検出した実際値が目標値から
ひどく離れている場合には、測定装置は自動的に測定を
阻止し、或いは少なくとも対応する警告を発して、現在
使用しているセンサヘッドが機能不能であることを知ら
せる。
【0016】センサヘッド内に他の物理学的センサ、例
えば受圧器、流動計、光学的測定装置、電子脊髄造影用
電極を組み込むこともできる。これにより、本発明によ
る測定装置を多機能の測定システムとして使用すること
ができ、種々の測定課題に対応できる。この場合も、製
造段階での事前の校正により校正に伴う作業を全く行う
必要がなく、或いは少なくとも、センサの即座の使用に
妨げにならない程度に校正の作業が削減する。ここで
は、小型化された超音波センサを用いた流動測定を例に
とって説明する。本発明によるセンサヘッドが、電解質
活性状態を電位差滴定により測定するための小型化され
たダイアフラム電極と、超音波センサとしての小型化さ
れた流速計を有しているならば、例えば臓器移植におい
て、提供者の人体から臓器を取り出す際、及び臓器を保
管する際、及び被提供者に移植する際、臓器の特定の組
織範囲における血液または細胞外環流溶液或いは細胞内
環流溶液のミクロ循環を、その流動測定に関しても電解
質活性測定に関しても互いに独立に監視することができ
る。従って、異なるパラメータに干渉するような確実な
臓器監視が可能になる。これに関連して補足しておく
と、適当な流動計も特別な手間を要することなく再校正
することができる。なぜなら、既に述べた、校正された
参照溶液を用いた再校正の場合、参照溶液内では流動は
ゼロであり、従って参照測定で求めた流動値をそのまま
値ゼロに調整できるからである。
えば受圧器、流動計、光学的測定装置、電子脊髄造影用
電極を組み込むこともできる。これにより、本発明によ
る測定装置を多機能の測定システムとして使用すること
ができ、種々の測定課題に対応できる。この場合も、製
造段階での事前の校正により校正に伴う作業を全く行う
必要がなく、或いは少なくとも、センサの即座の使用に
妨げにならない程度に校正の作業が削減する。ここで
は、小型化された超音波センサを用いた流動測定を例に
とって説明する。本発明によるセンサヘッドが、電解質
活性状態を電位差滴定により測定するための小型化され
たダイアフラム電極と、超音波センサとしての小型化さ
れた流速計を有しているならば、例えば臓器移植におい
て、提供者の人体から臓器を取り出す際、及び臓器を保
管する際、及び被提供者に移植する際、臓器の特定の組
織範囲における血液または細胞外環流溶液或いは細胞内
環流溶液のミクロ循環を、その流動測定に関しても電解
質活性測定に関しても互いに独立に監視することができ
る。従って、異なるパラメータに干渉するような確実な
臓器監視が可能になる。これに関連して補足しておく
と、適当な流動計も特別な手間を要することなく再校正
することができる。なぜなら、既に述べた、校正された
参照溶液を用いた再校正の場合、参照溶液内では流動は
ゼロであり、従って参照測定で求めた流動値をそのまま
値ゼロに調整できるからである。
【0017】実施態様項7と8は、本発明による測定装
置の接続要素の異なる実施例を特徴づけるものである。
即ち接続要素は、多軸の電気的なケーブルコネクタを介
してベース器に接続させることができる。この場合、接
続要素をハンドグリップとして構成するのが有利であ
る。
置の接続要素の異なる実施例を特徴づけるものである。
即ち接続要素は、多軸の電気的なケーブルコネクタを介
してベース器に接続させることができる。この場合、接
続要素をハンドグリップとして構成するのが有利であ
る。
【0018】請求項8に記載した構成は、特殊な例であ
る。これによれば、センサヘッドを備えた接続要素は埋
込可能な測定センサとして構成され、例えば集中治療室
の重病人に対して著しい負担を掛けることも、また医療
側に制限を与えることもなく、重要な器官機能及び物質
代謝機能を連続的に監視することを可能にする。この場
合測定センサは、適当な給電部と測定電子装置とが組み
込まれている一つの完全なユニットである。測定電子装
置は、インピーダンス変換用の測定増幅器と、AD変換
器と、測定値変換器と、適当な遠隔測定用伝送装置を有
している。この場合、センサヘッドによって測定された
測定量は、接続要素のなかで遠隔測定用に伝送可能な形
式にコンバートされ、次に接続要素のなかに設けられた
遠隔測定用送信装置を介して、ベース器に設けられた遠
隔測定用受信装置に送られる。
る。これによれば、センサヘッドを備えた接続要素は埋
込可能な測定センサとして構成され、例えば集中治療室
の重病人に対して著しい負担を掛けることも、また医療
側に制限を与えることもなく、重要な器官機能及び物質
代謝機能を連続的に監視することを可能にする。この場
合測定センサは、適当な給電部と測定電子装置とが組み
込まれている一つの完全なユニットである。測定電子装
置は、インピーダンス変換用の測定増幅器と、AD変換
器と、測定値変換器と、適当な遠隔測定用伝送装置を有
している。この場合、センサヘッドによって測定された
測定量は、接続要素のなかで遠隔測定用に伝送可能な形
式にコンバートされ、次に接続要素のなかに設けられた
遠隔測定用送信装置を介して、ベース器に設けられた遠
隔測定用受信装置に送られる。
【0019】実施態様項9に従って本発明による測定装
置を構成することにより、血液中でも測定可能であり、
測定後血液を処分する必要がない。
置を構成することにより、血液中でも測定可能であり、
測定後血液を処分する必要がない。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
説明する。
【0021】器官または物質代謝の機能に関連した医学
的な電気化学的測定量を確定するための本発明による測
定装置は、センサヘッド1を有している。センサヘッド
1は、プラグコネクタを介して、ハンドグリップとして
構成されている接続要素2に交換可能に固定されてい
る。センサヘッド1内には、該センサヘッド1から送ら
れてくる通常は高インピーダンスの測定信号を増幅しイ
ンピーダンス変換するための測定増幅器3が組み込まれ
ている。接続要素2は、多軸ケーブル4を介してベース
器5の測定入力に接続されている。ベース器5は、中央
制御ユニットとして、マイクロプロセッサ6を有してい
る。マイクロプロセッサ6は、適当な作業メモリ、デー
タメモリ、プログラムメモリを備えている。さらにベー
ス器5内には、接続要素2から送られてくる測定信号を
検出し換算する測定値検出評価装置7が設けられてい
る。また液晶スクリーンとして公正された表示ユニット
8と、固定ディスク及びフロッピーディスク装置9と、
通常の商用電源10も設けられている。
的な電気化学的測定量を確定するための本発明による測
定装置は、センサヘッド1を有している。センサヘッド
1は、プラグコネクタを介して、ハンドグリップとして
構成されている接続要素2に交換可能に固定されてい
る。センサヘッド1内には、該センサヘッド1から送ら
れてくる通常は高インピーダンスの測定信号を増幅しイ
ンピーダンス変換するための測定増幅器3が組み込まれ
ている。接続要素2は、多軸ケーブル4を介してベース
器5の測定入力に接続されている。ベース器5は、中央
制御ユニットとして、マイクロプロセッサ6を有してい
る。マイクロプロセッサ6は、適当な作業メモリ、デー
タメモリ、プログラムメモリを備えている。さらにベー
ス器5内には、接続要素2から送られてくる測定信号を
検出し換算する測定値検出評価装置7が設けられてい
る。また液晶スクリーンとして公正された表示ユニット
8と、固定ディスク及びフロッピーディスク装置9と、
通常の商用電源10も設けられている。
【0022】測定または患者に関連する情報は外部のキ
ーボード11を介して入力することができる。キーボー
ド11を介してベース5にバーコード読み取り器12が
接続されている。バーコード読み取り器12を用いる
と、センサヘッド1に記録された該センサヘッドの測定
電極に関する情報をベース器5に記憶させることができ
る。
ーボード11を介して入力することができる。キーボー
ド11を介してベース5にバーコード読み取り器12が
接続されている。バーコード読み取り器12を用いる
と、センサヘッド1に記録された該センサヘッドの測定
電極に関する情報をベース器5に記憶させることができ
る。
【0023】図2と図3に図示したセンサヘッド1は、
PVCまたはポリウレタンの中実プラスチックから成る
筒体14を有している。筒体14には、銀導線として構
成された個々の引込線15が埋設されている。引込線1
5にたいしては他の貴金属、例えば金またはプラチナを
使用してもよい。引込線15.1,15.2,15.3
は、イオン選択性のダイアフラム16とともに、電位差
滴定または電流滴定による測定のためのイオン選択性測
定電極を形成している。ダイアフラム16は、筒体14
の端面17に設けた凹部に嵌着されている。ここでダイ
アフラム16は、PVCマトリックスダイアフラムであ
る。筒体14の中央には参照電極18が設けられてい
る。この参照電極18の参照ポテンシャルは、引込線1
5.4を介して接続要素2に供給可能で、従ってベース
器5に設けた測定値検出評価装置7に供給可能である。
引込線15.5と15.6を介して温度センサとしての
Pt100抵抗19が接続されている。図3からわかる
ように、例えば電子脊髄造影法(EMG)のための他の
センサ20、または筒体14内のグルコース濃度あるい
は乳酸塩濃度を確定するための電極が埋設されており、
端面17で終わっている。
PVCまたはポリウレタンの中実プラスチックから成る
筒体14を有している。筒体14には、銀導線として構
成された個々の引込線15が埋設されている。引込線1
5にたいしては他の貴金属、例えば金またはプラチナを
使用してもよい。引込線15.1,15.2,15.3
は、イオン選択性のダイアフラム16とともに、電位差
滴定または電流滴定による測定のためのイオン選択性測
定電極を形成している。ダイアフラム16は、筒体14
の端面17に設けた凹部に嵌着されている。ここでダイ
アフラム16は、PVCマトリックスダイアフラムであ
る。筒体14の中央には参照電極18が設けられてい
る。この参照電極18の参照ポテンシャルは、引込線1
5.4を介して接続要素2に供給可能で、従ってベース
器5に設けた測定値検出評価装置7に供給可能である。
引込線15.5と15.6を介して温度センサとしての
Pt100抵抗19が接続されている。図3からわかる
ように、例えば電子脊髄造影法(EMG)のための他の
センサ20、または筒体14内のグルコース濃度あるい
は乳酸塩濃度を確定するための電極が埋設されており、
端面17で終わっている。
【0024】引込線15.1ないし15.3に接続され
ているダイアフラム16によって形成されている測定電
極21,22,23は、例えばカリウムイオンまたはナ
トリウムイオンの活性を測定するため、或いはそのpH
値を測定するために用いる。
ているダイアフラム16によって形成されている測定電
極21,22,23は、例えばカリウムイオンまたはナ
トリウムイオンの活性を測定するため、或いはそのpH
値を測定するために用いる。
【0025】以下に、本発明による装置の作用をカリウ
ム検出用の測定電極21を例にとって説明する。測定電
極21は、製造段階で次のように設計されており、即ち
図4に図示したように、該測定電極21から送られてく
る測定ポテンシャルEMFとイオン活性度aK及び温度
との関係を該測定電極21が表すように設計されてい
る。一般的な測定電極の製造段階での設計、及び特徴的
なE0ポテンシャル、スケーリングファクタC及び等温
点24を備えた特殊な測定電極21の製造段階での設計
は、一方では引込線15のサイズとその表面品質、他方
ではダイアフラム16の高インピーダンスとサイズが再
生可能に狭い公差内にあることによって保証される。従
って製造段階では、規格化された測定電極を備えたセン
サヘッド1が製造され、即ち、第4図に示すような、送
られてきた測定ポテンシャルEMFと、特徴的なE0ポ
テンシャル、スケーリングファクタC、等温点24を備
えた温度及び活性度aKとの関係が第4図に示すような
関係にある測定電極を備えたセンサヘッド1が製造され
る。等温線24は、第4図のグラフでは、温度に依存す
る個々の測定線が交わる交点によって決定され、一つの
測定電極に割り当てられた活性度測定領域(第4図の区
帯Mによって示されている)のほぼ中央にある。事前の
校正の際に求められた、E0ポテンシャル及びスケーリ
ングファクタC(両パラメータは等温点24を決定す
る)に対する値は、コード形式でバーコード13に記憶
され、従ってベース器5に対する入力情報として用いら
れる。
ム検出用の測定電極21を例にとって説明する。測定電
極21は、製造段階で次のように設計されており、即ち
図4に図示したように、該測定電極21から送られてく
る測定ポテンシャルEMFとイオン活性度aK及び温度
との関係を該測定電極21が表すように設計されてい
る。一般的な測定電極の製造段階での設計、及び特徴的
なE0ポテンシャル、スケーリングファクタC及び等温
点24を備えた特殊な測定電極21の製造段階での設計
は、一方では引込線15のサイズとその表面品質、他方
ではダイアフラム16の高インピーダンスとサイズが再
生可能に狭い公差内にあることによって保証される。従
って製造段階では、規格化された測定電極を備えたセン
サヘッド1が製造され、即ち、第4図に示すような、送
られてきた測定ポテンシャルEMFと、特徴的なE0ポ
テンシャル、スケーリングファクタC、等温点24を備
えた温度及び活性度aKとの関係が第4図に示すような
関係にある測定電極を備えたセンサヘッド1が製造され
る。等温線24は、第4図のグラフでは、温度に依存す
る個々の測定線が交わる交点によって決定され、一つの
測定電極に割り当てられた活性度測定領域(第4図の区
帯Mによって示されている)のほぼ中央にある。事前の
校正の際に求められた、E0ポテンシャル及びスケーリ
ングファクタC(両パラメータは等温点24を決定す
る)に対する値は、コード形式でバーコード13に記憶
され、従ってベース器5に対する入力情報として用いら
れる。
【0026】測定値検出評価装置7に記憶されている校
正規則としては、例えば冒頭で述べたネルンストの式を
定性形式で記憶させることができる。この場合、ポテン
シャルと活性度との関係を決定する正確な定量化は、セ
ンサヘッド1が本来の測定を開始する前にバーコード1
3を読み取ることによって行う。センサヘッド1は同時
に測定時の温度をも測定することができるので、測定値
検出評価装置7により、ほぼネルンストの式の形式で記
憶されている校正規則を用いて測定ポテンシャルEMF
が、そしてE0ポテンシャル及びスケーリングファクタ
Cに関して読み込まれた情報を用いて対応する活性度が
演算され、表示ユニット8に視覚的に表示されるか、ま
たは固定ディスク及びフロッピーディスク装置9に記憶
することにより以後の処理または文書化される。
正規則としては、例えば冒頭で述べたネルンストの式を
定性形式で記憶させることができる。この場合、ポテン
シャルと活性度との関係を決定する正確な定量化は、セ
ンサヘッド1が本来の測定を開始する前にバーコード1
3を読み取ることによって行う。センサヘッド1は同時
に測定時の温度をも測定することができるので、測定値
検出評価装置7により、ほぼネルンストの式の形式で記
憶されている校正規則を用いて測定ポテンシャルEMF
が、そしてE0ポテンシャル及びスケーリングファクタ
Cに関して読み込まれた情報を用いて対応する活性度が
演算され、表示ユニット8に視覚的に表示されるか、ま
たは固定ディスク及びフロッピーディスク装置9に記憶
することにより以後の処理または文書化される。
【0027】総括すれば、測定電極21ないし23を事
前校正することにより、ほぼ0℃ないし40℃の温度範
囲内でイオン活性度の測定を任意に行うことができる。
前校正することにより、ほぼ0℃ないし40℃の温度範
囲内でイオン活性度の測定を任意に行うことができる。
【0028】測定電極21ないし23はその長期安定性
の点である程度のドリフトに曝されているので(このド
リフトは、第4図においては測定線に対する付加的なオ
フセットで示されている)、本発明による測定装置は、
測定電極21ないし23による本来の測定前に再校正を
行うことができる。任意の温度でそれぞれの測定電極2
1ないし23を用いて、参照測定で既知の参照溶液から
ポテンシャル値が求められる。このポテンシャル値は、
例えば定性的に記憶されているネルンストの式の形式で
記憶されている校正規則、及びバーコードによって読み
取られるE0ポテンシャル及びスケーリングファクタC
に関する情報を用いて、活性度実際値に変換され、参照
溶液における対応するイオンの既知の目標活性値と比較
される。この場合、付加的なオフセットがある程度狭い
公差内にあるにすぎないならば、該当する測定電極を用
いた測定を行うことができ、求められた測定値を、求め
られたオフセットに応じて自動的に修正することができ
る。オフセットが所定の範囲外にある場合には測定が阻
止され、例えば表示により対応する警告が発せられる。
の点である程度のドリフトに曝されているので(このド
リフトは、第4図においては測定線に対する付加的なオ
フセットで示されている)、本発明による測定装置は、
測定電極21ないし23による本来の測定前に再校正を
行うことができる。任意の温度でそれぞれの測定電極2
1ないし23を用いて、参照測定で既知の参照溶液から
ポテンシャル値が求められる。このポテンシャル値は、
例えば定性的に記憶されているネルンストの式の形式で
記憶されている校正規則、及びバーコードによって読み
取られるE0ポテンシャル及びスケーリングファクタC
に関する情報を用いて、活性度実際値に変換され、参照
溶液における対応するイオンの既知の目標活性値と比較
される。この場合、付加的なオフセットがある程度狭い
公差内にあるにすぎないならば、該当する測定電極を用
いた測定を行うことができ、求められた測定値を、求め
られたオフセットに応じて自動的に修正することができ
る。オフセットが所定の範囲外にある場合には測定が阻
止され、例えば表示により対応する警告が発せられる。
【0029】次に、本発明の有利な構成を列記してお
く。
く。
【0030】(1)校正規則に対する測定値検出評価装
置(7)の干渉の制御を、各センサヘッド(1)または
該センサヘッド(1)の測定電極(21,22,23)
を表すコードをベース器(5)のキーボード(11)を
介して入力することにより行うことを特徴とする装置。
置(7)の干渉の制御を、各センサヘッド(1)または
該センサヘッド(1)の測定電極(21,22,23)
を表すコードをベース器(5)のキーボード(11)を
介して入力することにより行うことを特徴とする装置。
【0031】(2)校正規則に対する測定値検出評価装
置(7)の干渉の制御を、センサヘッド(1)またはそ
のケースに設けられ、またはそこに記憶されているコー
ド、特にているバーコード(13)を、ベース器(5)
に接続される読み取り器、特にバーコード読み取り器
(12)を用いて読み取ることによって行うことを特徴
とする装置。
置(7)の干渉の制御を、センサヘッド(1)またはそ
のケースに設けられ、またはそこに記憶されているコー
ド、特にているバーコード(13)を、ベース器(5)
に接続される読み取り器、特にバーコード読み取り器
(12)を用いて読み取ることによって行うことを特徴
とする装置。
【0032】(3)センサヘッド(1)が、その電気化
学的な測定電極(21,22,23)に関し、製造段階
で次のように予め校正され、規格化されていること、即
ち活性度・ポテンシャルグラフにおける各測定電極(2
1,22,23)の等温点(24)が、測定電極(2
1,22,23)に割り当てられた活性測定範囲(M)
の範囲内にあるように製造段階で次のように予め校正さ
れていることを特徴とする、上記第1項または第2項に
記載の装置。
学的な測定電極(21,22,23)に関し、製造段階
で次のように予め校正され、規格化されていること、即
ち活性度・ポテンシャルグラフにおける各測定電極(2
1,22,23)の等温点(24)が、測定電極(2
1,22,23)に割り当てられた活性測定範囲(M)
の範囲内にあるように製造段階で次のように予め校正さ
れていることを特徴とする、上記第1項または第2項に
記載の装置。
【0033】(4)製造段階で事前に校正されているセ
ンサヘッド(1)を本来の測定に使用する前に、該セン
サヘッド(1)の再校正が装置内部で行われ、その際参
照溶液で任意の温度で測定され、記憶されている校正規
則を用いて検出した活性度の実際値が、対応する目標値
と比較可能であることを特徴とする、上記第3項に記載
の装置。
ンサヘッド(1)を本来の測定に使用する前に、該セン
サヘッド(1)の再校正が装置内部で行われ、その際参
照溶液で任意の温度で測定され、記憶されている校正規
則を用いて検出した活性度の実際値が、対応する目標値
と比較可能であることを特徴とする、上記第3項に記載
の装置。
【0034】(5)目標値と実際値の比較から、測定値
を評価するための付加的な修正値(オフセット)を測定
値検出評価装置(7)により本来の測定時に導出可能で
あることを特徴とする、上記第4項に記載の装置。
を評価するための付加的な修正値(オフセット)を測定
値検出評価装置(7)により本来の測定時に導出可能で
あることを特徴とする、上記第4項に記載の装置。
【0035】(6)センサヘッド(1)内に他の物理学
的センサ(20)、例えば受圧器、流動計、光学的測定
装置、電子脊髄造影用電極等が組み込まれていることを
特徴とする、上記第1項から第5項までのいずれか1つ
に記載の装置。
的センサ(20)、例えば受圧器、流動計、光学的測定
装置、電子脊髄造影用電極等が組み込まれていることを
特徴とする、上記第1項から第5項までのいずれか1つ
に記載の装置。
【0036】(7)接続要素(2)が、多軸のケーブル
コネクタ(ケーブル4)を介してベース器(5)に接続
されていることを特徴とする装置。
コネクタ(ケーブル4)を介してベース器(5)に接続
されていることを特徴とする装置。
【0037】(8)接続要素(2)がセンサヘッド
(1)とともに埋込可能であり、且つ測定データ伝送用
の遠隔測定送信装置を有し、該遠隔測定送信装置が、ベ
ース器(5)内に設けられる遠隔測定受信装置に遠隔測
定可能に接続されていることを特徴とする装置。
(1)とともに埋込可能であり、且つ測定データ伝送用
の遠隔測定送信装置を有し、該遠隔測定送信装置が、ベ
ース器(5)内に設けられる遠隔測定受信装置に遠隔測
定可能に接続されていることを特徴とする装置。
【0038】(9)センサヘッド(1)が貫流測定セル
として構成されていることを特徴とする、上記第1項か
ら第8項までのいずれか1つに記載の装置。
として構成されていることを特徴とする、上記第1項か
ら第8項までのいずれか1つに記載の装置。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、センサヘッドはその測
定電極に関し製造段階で予め校正され、規格化されてい
る。即ち測定電極は、その電気化学的な特性を固定化さ
れている。このような規格化により、それぞれの測定電
極に関係づけられた校正規則をベース器の対応するメモ
リに記憶させておくことができ、これによりセンサヘッ
ドを使用する際に面倒な校正を行う必要がない。センサ
ヘッドを測定に使用する際に、測定されたポテンシャル
値を例えばイオン活性度に正確に換算することができる
ようにするには、どの種類の測定電極がセンサヘッドに
組み込まれているか、及び記憶されている校正規則のう
ちどの校正規則に対して換算の際に干渉すべきかを、ベ
ース器への外部からの入力により該ベース器の測定値検
出評価装置に知らせれば十分である。
定電極に関し製造段階で予め校正され、規格化されてい
る。即ち測定電極は、その電気化学的な特性を固定化さ
れている。このような規格化により、それぞれの測定電
極に関係づけられた校正規則をベース器の対応するメモ
リに記憶させておくことができ、これによりセンサヘッ
ドを使用する際に面倒な校正を行う必要がない。センサ
ヘッドを測定に使用する際に、測定されたポテンシャル
値を例えばイオン活性度に正確に換算することができる
ようにするには、どの種類の測定電極がセンサヘッドに
組み込まれているか、及び記憶されている校正規則のう
ちどの校正規則に対して換算の際に干渉すべきかを、ベ
ース器への外部からの入力により該ベース器の測定値検
出評価装置に知らせれば十分である。
【0040】このような処置により、本発明による装置
及びこれに付設されるセンサ及び測定電極は医学の多く
の分野に適用することができる。なぜなら本発明による
測定装置は簡単に操作することができ、迅速な測定が可
能だからである。本発明による測定装置を使用すること
により、診断、治療、手術が長引いたり、妨害を受ける
ことはない。
及びこれに付設されるセンサ及び測定電極は医学の多く
の分野に適用することができる。なぜなら本発明による
測定装置は簡単に操作することができ、迅速な測定が可
能だからである。本発明による測定装置を使用すること
により、診断、治療、手術が長引いたり、妨害を受ける
ことはない。
【図1】本発明による測定装置のブロック図である。
【図2】図1の測定装置のセンサヘッドの縦断面図であ
る。
る。
【図3】図2のセンサヘッドの端面図である。
【図4】測定ポテンシャルとイオン活性度及び温度との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
1 センサヘッド 2 接続要素 5 ベース器 6 制御ユニット(マイクロプロセッサ) 7 測定値検出評価装置 8 表示装置 11 キーボード 15 引込線 19 温度センサ(Pt−100抵抗) 21,22,23 測定電極
Claims (1)
- 【請求項1】 器官または物質代謝の機能に関連した医
学的な電気化学的測定量を確定するための装置であっ
て、 −確定されるべき測定量にそれぞれ同調している小型化
された測定電極(21,22,23)と、温度センサ
(Pt−100−抵抗19)と、一つまたは複数個の参
照電極(18)とを備えているセンサヘッド(1)と、 −センサヘッド(1)が交換可能に固定され、測定電極
(21,22,23)とセンサ(20,Pt−100−
抵抗19)から送られてくる電気的な測定信号を伝送す
るための引込線(15)を有している接続要素(2)
と、 −マイクロプロセッサにより制御されるベース器(5)
であって、該ベース器(5)内部の作業過程を制御する
ための作業メモリ、データメモリ、プログラムメモリを
備えた中央制御ユニット(マイクロプロセッサ6)を有
しているベース器(5)と、 −接続要素(2)から送られてくる測定信号を検出し、
それぞれの校正規則に応じて前記測定信号を換算する測
定値検出評価装置(7)と、 −測定値検出評価装置(7)によって求められた測定値
を表示するための表示ユニット(8)と、 −測定に関係する情報を入力するためのキーボード(1
1)と、を有している器官または物質代謝の機能に関連
した医学的な電気化学的測定量を確定するための装置に
おいて、 センサヘッド(1)の測定電極(21,22,23)が
製造段階で予め校正され規格化されており、且つ個々の
特定の測定電極(21,22,23)に関係づけられる
校正規則がベース器(5)内に記憶されており、この場
合、センサヘッド(1)を測定に使用するにあたって、
測定値検出評価装置(7)がベース器(5)への外部か
らの入力によって制御されることにより、該測定値検出
評価装置(7)は、センサヘッド(1)内にそれぞれ設
けられた測定電極(21,22,23)に関係づけられ
る校正規則にたいして干渉することを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4139122.5 | 1991-11-28 | ||
DE4139122A DE4139122C1 (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH067355A true JPH067355A (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=6445767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4318834A Pending JPH067355A (ja) | 1991-11-28 | 1992-11-27 | 器官または物質代謝の機能に関連した医学的な電気化学的測定量を確定するための装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5425361A (ja) |
EP (1) | EP0545242A1 (ja) |
JP (1) | JPH067355A (ja) |
DE (1) | DE4139122C1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002513602A (ja) * | 1998-04-30 | 2002-05-14 | セラセンス、インク. | 分析物モニタシステムおよびその使用方法 |
Families Citing this family (63)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW279133B (ja) * | 1990-12-13 | 1996-06-21 | Elan Med Tech | |
US5357953A (en) * | 1992-05-21 | 1994-10-25 | Puritan-Bennett Corporation | Measurement device and method of calibration |
DE4328689A1 (de) * | 1993-08-26 | 1995-03-02 | Beiersdorf Ag | Verfahren zur Detektion und Zählung von Mikroorganismen |
IE72524B1 (en) * | 1994-11-04 | 1997-04-23 | Elan Med Tech | Analyte-controlled liquid delivery device and analyte monitor |
US6329139B1 (en) | 1995-04-25 | 2001-12-11 | Discovery Partners International | Automated sorting system for matrices with memory |
DE19605741C1 (de) * | 1996-02-16 | 1997-07-24 | Wolfgang Dr Fleckenstein | Gehirn-pO2-Meßvorrichtung mit Eingabeeinrichtung |
US5939875A (en) * | 1997-03-17 | 1999-08-17 | Hewlett-Packard Company | Universal probe interface |
DE19719633C2 (de) * | 1997-05-09 | 2000-03-30 | Daimler Chrysler Ag | Meßwertaufbereitungssystem |
CA2294610A1 (en) | 1997-06-16 | 1998-12-23 | George Moshe Katz | Methods of calibrating and testing a sensor for in vivo measurement of an analyte and devices for use in such methods |
US8688188B2 (en) | 1998-04-30 | 2014-04-01 | Abbott Diabetes Care Inc. | Analyte monitoring device and methods of use |
US8974386B2 (en) | 1998-04-30 | 2015-03-10 | Abbott Diabetes Care Inc. | Analyte monitoring device and methods of use |
US8346337B2 (en) | 1998-04-30 | 2013-01-01 | Abbott Diabetes Care Inc. | Analyte monitoring device and methods of use |
US8465425B2 (en) | 1998-04-30 | 2013-06-18 | Abbott Diabetes Care Inc. | Analyte monitoring device and methods of use |
US8480580B2 (en) | 1998-04-30 | 2013-07-09 | Abbott Diabetes Care Inc. | Analyte monitoring device and methods of use |
US6402689B1 (en) * | 1998-09-30 | 2002-06-11 | Sicel Technologies, Inc. | Methods, systems, and associated implantable devices for dynamic monitoring of physiological and biological properties of tumors |
DE19962938A1 (de) * | 1999-12-24 | 2001-07-19 | Perkinelmer Optoelectronics | Verfahren zum Korrigieren des Ausgangssignals eines Infrarotstrahlungsmehrelementsensors, Infrarotstrahlungsmehrelementsensor und Infrarotstrahlungsmehrelementsensorsystem |
SE0001999D0 (sv) * | 2000-05-29 | 2000-05-29 | Siemens Elema Ab | Interface unit for an electrophysiology measurement system |
US20020031602A1 (en) * | 2000-06-20 | 2002-03-14 | Chi Zhang | Thermal treatment of solution-processed organic electroactive layer in organic electronic device |
DE10049727A1 (de) | 2000-09-28 | 2002-04-11 | Biotronik Mess & Therapieg | Elektrisch aktives Implantat |
ATE441110T1 (de) * | 2000-11-09 | 2009-09-15 | Sicel Technologies Inc | In-vivo detektion von biomolekülekonzentrationen mittels fluoreszenzmarker |
US6560471B1 (en) | 2001-01-02 | 2003-05-06 | Therasense, Inc. | Analyte monitoring device and methods of use |
US7011814B2 (en) * | 2001-04-23 | 2006-03-14 | Sicel Technologies, Inc. | Systems, methods and devices for in vivo monitoring of a localized response via a radiolabeled analyte in a subject |
DE20113153U1 (de) | 2001-08-15 | 2002-02-21 | Knick Elektronische Meßgeräte GmbH & Co., 14163 Berlin | Mikroprozessorgesteuertes ,elektrochemisches Analysengerät |
US7557353B2 (en) * | 2001-11-30 | 2009-07-07 | Sicel Technologies, Inc. | Single-use external dosimeters for use in radiation therapies |
US7407570B2 (en) * | 2002-03-13 | 2008-08-05 | The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. | Disposable, self-administered electrolyte test |
US7101472B2 (en) * | 2002-03-13 | 2006-09-05 | The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. | Microfluidic ion-selective electrode sensor system |
US20050226310A1 (en) * | 2002-03-20 | 2005-10-13 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Adhesive clinical thermometer pad and temperature measuring pad |
DE10218606A1 (de) * | 2002-04-25 | 2003-11-06 | Conducta Endress & Hauser | Potentiometrischer Sensor |
US7381184B2 (en) | 2002-11-05 | 2008-06-03 | Abbott Diabetes Care Inc. | Sensor inserter assembly |
CA2516497A1 (en) * | 2003-02-19 | 2004-09-02 | Sicel Technologies Inc. | In vivo fluorescence sensors, systems, and related methods operating in conjunction with fluorescent analytes |
ATE534898T1 (de) | 2003-05-15 | 2011-12-15 | Conducta Endress & Hauser | Potentiometrische sensoreinrichtung für ph- wertmessung |
US7117106B2 (en) * | 2003-09-22 | 2006-10-03 | Hydrogenics Corporation | System and method for alarm recovery for an electrolyzer cell module |
USD902408S1 (en) | 2003-11-05 | 2020-11-17 | Abbott Diabetes Care Inc. | Analyte sensor control unit |
US7697967B2 (en) | 2005-12-28 | 2010-04-13 | Abbott Diabetes Care Inc. | Method and apparatus for providing analyte sensor insertion |
US9351669B2 (en) | 2009-09-30 | 2016-05-31 | Abbott Diabetes Care Inc. | Interconnect for on-body analyte monitoring device |
US9572534B2 (en) | 2010-06-29 | 2017-02-21 | Abbott Diabetes Care Inc. | Devices, systems and methods for on-skin or on-body mounting of medical devices |
US20090105569A1 (en) | 2006-04-28 | 2009-04-23 | Abbott Diabetes Care, Inc. | Introducer Assembly and Methods of Use |
US8512243B2 (en) | 2005-09-30 | 2013-08-20 | Abbott Diabetes Care Inc. | Integrated introducer and transmitter assembly and methods of use |
US8333714B2 (en) | 2006-09-10 | 2012-12-18 | Abbott Diabetes Care Inc. | Method and system for providing an integrated analyte sensor insertion device and data processing unit |
US10226207B2 (en) | 2004-12-29 | 2019-03-12 | Abbott Diabetes Care Inc. | Sensor inserter having introducer |
US9788771B2 (en) | 2006-10-23 | 2017-10-17 | Abbott Diabetes Care Inc. | Variable speed sensor insertion devices and methods of use |
US9398882B2 (en) | 2005-09-30 | 2016-07-26 | Abbott Diabetes Care Inc. | Method and apparatus for providing analyte sensor and data processing device |
US9259175B2 (en) | 2006-10-23 | 2016-02-16 | Abbott Diabetes Care, Inc. | Flexible patch for fluid delivery and monitoring body analytes |
US9743862B2 (en) | 2011-03-31 | 2017-08-29 | Abbott Diabetes Care Inc. | Systems and methods for transcutaneously implanting medical devices |
US7731657B2 (en) | 2005-08-30 | 2010-06-08 | Abbott Diabetes Care Inc. | Analyte sensor introducer and methods of use |
US8571624B2 (en) | 2004-12-29 | 2013-10-29 | Abbott Diabetes Care Inc. | Method and apparatus for mounting a data transmission device in a communication system |
US7883464B2 (en) | 2005-09-30 | 2011-02-08 | Abbott Diabetes Care Inc. | Integrated transmitter unit and sensor introducer mechanism and methods of use |
US9521968B2 (en) | 2005-09-30 | 2016-12-20 | Abbott Diabetes Care Inc. | Analyte sensor retention mechanism and methods of use |
WO2007120363A2 (en) | 2005-12-28 | 2007-10-25 | Abbott Diabetes Care, Inc. | Medical device insertion |
US11298058B2 (en) | 2005-12-28 | 2022-04-12 | Abbott Diabetes Care Inc. | Method and apparatus for providing analyte sensor insertion |
WO2007143225A2 (en) | 2006-06-07 | 2007-12-13 | Abbott Diabetes Care, Inc. | Analyte monitoring system and method |
DE102006062184A1 (de) * | 2006-12-22 | 2008-06-26 | Endress + Hauser Conducta Gesellschaft für Mess- und Regeltechnik mbH + Co. KG | Steckverbinderkupplung für ein Sensormodul und Sensormodul mit einer solchen Steckverbinderkupplung |
US7669883B2 (en) * | 2007-03-29 | 2010-03-02 | Newfrey Llc | Air bag bracket/fastener |
WO2008150917A1 (en) | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Abbott Diabetes Care, Inc. | Insertion devices and methods |
US20100198034A1 (en) | 2009-02-03 | 2010-08-05 | Abbott Diabetes Care Inc. | Compact On-Body Physiological Monitoring Devices and Methods Thereof |
USD924406S1 (en) | 2010-02-01 | 2021-07-06 | Abbott Diabetes Care Inc. | Analyte sensor inserter |
CA3135001A1 (en) | 2010-03-24 | 2011-09-29 | Abbott Diabetes Care Inc. | Medical device inserters and processes of inserting and using medical devices |
US11064921B2 (en) | 2010-06-29 | 2021-07-20 | Abbott Diabetes Care Inc. | Devices, systems and methods for on-skin or on-body mounting of medical devices |
DE102011083675A1 (de) * | 2011-09-29 | 2013-04-04 | Endress + Hauser Conducta Gesellschaft für Mess- und Regeltechnik mbH + Co. KG | Sensor zur Bestimmung und/oder Überwachung von zumindest einer gelösten Substanz in einem Medium |
ES2951067T3 (es) | 2011-12-11 | 2023-10-17 | Abbott Diabetes Care Inc | Dispositivos sensores de analitos, conexiones y procedimientos |
US10674944B2 (en) | 2015-05-14 | 2020-06-09 | Abbott Diabetes Care Inc. | Compact medical device inserters and related systems and methods |
US10213139B2 (en) | 2015-05-14 | 2019-02-26 | Abbott Diabetes Care Inc. | Systems, devices, and methods for assembling an applicator and sensor control device |
CN110461217B (zh) | 2017-01-23 | 2022-09-16 | 雅培糖尿病护理公司 | 用于分析物传感器插入的系统、装置和方法 |
Family Cites Families (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3646606A (en) * | 1969-08-06 | 1972-02-29 | Care Electronics Inc | Physiological monitoring system |
DE2630958B2 (de) * | 1976-07-07 | 1978-07-27 | Heliowatt Werke Elektrizitaets-Gesellschaft Mbh, 1000 Berlin | Fehlerkompensationsverfahren |
US4301807A (en) * | 1979-12-05 | 1981-11-24 | Novametrix Medical Systems, Inc. | Apparatus and method for temperature compensated transcutaneous carbon dioxide measurement |
CH645719A5 (de) * | 1980-10-28 | 1984-10-15 | Hans Guegler | Verfahren und einrichtung zur erfassung, aufzeichnung und auswertung von physikalischen messdaten. |
DE3116690C2 (de) * | 1981-04-28 | 1983-09-15 | Rohde & Schwarz GmbH & Co KG, 8000 München | Einrichtung zum Messen von physikalischen Grössen |
EP0074498B1 (de) * | 1981-09-04 | 1985-12-04 | F. HOFFMANN-LA ROCHE & CO. Aktiengesellschaft | Verfahren und Vorrichtung zum Eichen von Messfühlern |
US4431004A (en) * | 1981-10-27 | 1984-02-14 | Bessman Samuel P | Implantable glucose sensor |
US4729824A (en) * | 1982-05-11 | 1988-03-08 | Giner, Inc. | Gas sensor and method of using same |
US4690147A (en) * | 1983-04-19 | 1987-09-01 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Method and apparatus for measuring gas partial pressure in living body |
DK230183D0 (da) * | 1983-05-24 | 1983-05-24 | Radiometer As | Elektrodeanordning til anbringelse pa en hudoverflade |
US4543955A (en) * | 1983-08-01 | 1985-10-01 | Cordis Corporation | System for controlling body implantable action device |
US4519401A (en) * | 1983-09-20 | 1985-05-28 | Case Western Reserve University | Pressure telemetry implant |
US4642636A (en) * | 1983-11-16 | 1987-02-10 | Westinghouse Electric Corp. | Method and apparatus for auto-calibration of signal conditioning electronics |
DE3446248A1 (de) * | 1984-12-19 | 1986-06-19 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Sensor zur messung physikalischer groessen und verfahren zum abgleich des sensors |
DE3505342C2 (de) * | 1985-02-15 | 1995-06-22 | Wtw Weilheim | Verfahren zum automatischen Eichen eines elektrischen Meßgerätes mit potentiometrischen Meßketten, insbesondree pH-Elektroden |
US4681111A (en) * | 1985-04-05 | 1987-07-21 | Siemens-Pacesetter, Inc. | Analog and digital telemetry system for an implantable device |
US4786394A (en) * | 1985-08-29 | 1988-11-22 | Diamond Sensor Systems, Inc. | Apparatus for chemical measurement of blood characteristics |
DE3535642A1 (de) * | 1985-10-05 | 1986-07-03 | Mtu Motoren- Und Turbinen-Union Friedrichshafen Gmbh, 7990 Friedrichshafen | Einrichtung zur korrektur von messwerten |
GB2183342A (en) * | 1985-10-24 | 1987-06-03 | Johnson Matthey Plc | Displaying corrected transducer readings |
US4706689A (en) * | 1985-10-30 | 1987-11-17 | Daniel Man | Implantable homing device |
DE3544095A1 (de) * | 1985-12-13 | 1987-06-19 | Hydrotechnik Gmbh | Vorrichtung zum kalibrieren von analogen echtzeitsignalen |
CA1286402C (en) * | 1986-07-01 | 1991-07-16 | Shuichiro Yamaguchi | Biological information measurement apparatus |
DE3725597A1 (de) * | 1987-08-01 | 1989-02-09 | Siegert Gmbh | Sensor zur messung der aktivitaet von ionen, sowie verfahren zu dessen herstellung |
ATE87808T1 (de) * | 1987-08-03 | 1993-04-15 | Ppg Hellige Gmbh | Polarographisch-amperometrischer messwertaufnehmer. |
US4935875A (en) * | 1987-12-02 | 1990-06-19 | Data Chem, Inc. | Chemical analyzer |
EP0353328A1 (en) * | 1988-08-03 | 1990-02-07 | Dräger Nederland B.V. | A polarographic-amperometric three-electrode sensor |
AT392544B (de) * | 1988-12-23 | 1991-04-25 | Avl Verbrennungskraft Messtech | Analysengeraet zur messung fluessiger oder gasfoermiger proben |
JPH02185232A (ja) * | 1989-01-13 | 1990-07-19 | Terumo Corp | 生体情報計測装置 |
DE3917876A1 (de) * | 1989-06-01 | 1990-12-06 | Aesculap Ag | System zum beladen eines chirurgischen instrumentensets |
DE3919886A1 (de) * | 1989-06-19 | 1991-01-03 | Wandel & Goltermann | Vorrichtung und verfahren fuer die einstellung eines messgeraets |
DE3921962A1 (de) * | 1989-07-04 | 1991-01-17 | Kayser Threde Gmbh | Identifikationsvorrichtung fuer messgeber |
DE3926630A1 (de) * | 1989-08-11 | 1991-02-21 | Wolf Gmbh Richard | Messeinrichtung zur durchflussmessung von koerperfluessigkeit |
WO1992017750A1 (de) * | 1991-03-26 | 1992-10-15 | Msm Poly-Print Gmbh | Optoelektronischer sensor |
GB9107036D0 (en) * | 1991-04-04 | 1991-05-22 | Kodak Ltd | Electrode calibration |
-
1991
- 1991-11-28 DE DE4139122A patent/DE4139122C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-11-25 EP EP92120049A patent/EP0545242A1/de not_active Withdrawn
- 1992-11-27 JP JP4318834A patent/JPH067355A/ja active Pending
- 1992-11-30 US US07/983,665 patent/US5425361A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002513602A (ja) * | 1998-04-30 | 2002-05-14 | セラセンス、インク. | 分析物モニタシステムおよびその使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5425361A (en) | 1995-06-20 |
EP0545242A1 (de) | 1993-06-09 |
DE4139122C1 (ja) | 1993-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH067355A (ja) | 器官または物質代謝の機能に関連した医学的な電気化学的測定量を確定するための装置 | |
US4221567A (en) | Sampling and determination of diffusible chemical substances | |
US6275717B1 (en) | Device and method of calibrating and testing a sensor for in vivo measurement of an analyte | |
US5821399A (en) | Automatic test parameters compensation of a real time fluid analysis sensing device | |
US20090163792A1 (en) | Analyzer for Measuring Blood Gas Parameters | |
Meyerhoff | In vivo blood-gas and electrolyte sensors: Progress and challenges | |
WO1985002257A1 (en) | Clinical chemistry analyzer | |
EP0251931B1 (en) | Biological information measurement apparatus | |
Fogt | Continuous ex vivo and in vivo monitoring with chemical sensors | |
US3249103A (en) | Method and apparatus for measuring bioelectronic parameters | |
EP1929941B1 (en) | Portable device for the measurement and control of analytes in biological fluids | |
KR101299275B1 (ko) | 바이오센서 측정기, 바이오센서 측정 시스템 및 바이오센서측정 방법 | |
KR20050093794A (ko) | 온도 조절 없이 응고시간을 측정하기 위한 시스템 및 방법 | |
US20130008803A1 (en) | Methods and Systems for Measurement of Tear Glucose Levels | |
US6096275A (en) | Biological fluid testing device | |
WO2017023500A1 (en) | Apparatus and method for the noninvasive monitoring of nitric oxide and other blood gases | |
WO2011104710A1 (en) | Device, system and method for in-flow analyte concentration detection | |
Halbert | Intravascular monitoring: problems and promise | |
CN111103158B (zh) | 经皮分压监测仪校准装置及其方法 | |
O'Dowd et al. | Ion-selective sensors for assessment of the fetus | |
US20220087543A1 (en) | Medical device for evaluating a pulsatile signal | |
KR20190097652A (ko) | 무채혈 혈당 측정장치 | |
Kim et al. | Telemetric ion selective electrodes | |
Espadas-Torre et al. | Electrochemical sensors for the continuous monitoring of blood gases and electrolytes | |
IE970443A1 (en) | Methods of calibrating and testing a sensor for in vivo¹measurement of an analyte and devices for use in such¹methods |