[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH0668235B2 - 軟岩穿孔用ビット - Google Patents

軟岩穿孔用ビット

Info

Publication number
JPH0668235B2
JPH0668235B2 JP1257770A JP25777089A JPH0668235B2 JP H0668235 B2 JPH0668235 B2 JP H0668235B2 JP 1257770 A JP1257770 A JP 1257770A JP 25777089 A JP25777089 A JP 25777089A JP H0668235 B2 JPH0668235 B2 JP H0668235B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
head
joint
bit head
outer diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1257770A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03122395A (ja
Inventor
俊治 三枝
暁生 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tobishima Corp
Original Assignee
Tobishima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tobishima Corp filed Critical Tobishima Corp
Priority to JP1257770A priority Critical patent/JPH0668235B2/ja
Publication of JPH03122395A publication Critical patent/JPH03122395A/ja
Publication of JPH0668235B2 publication Critical patent/JPH0668235B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、削岩機により火薬装填孔、ロックボルト孔、
アンカーボルト孔等を軟岩に穿孔するとき、その削岩機
に装着使用する軟岩穿孔用ビットに関する。
【従来の技術】
従来、削岩機のビットは、第5図に示すようにその軸線
方向長さ全長に対し頭部1が比較的長く、それに続く胴
部2及び継手部3へと順次径細になっているもので、岩
石の種類への対応はチップの形状によっているのが普通
である。 すなわち、これを軟岩に穿孔するのに使用する軟岩穿孔
用ビットについてみると、堅い岩石に使用するものに比
べてチップの刃先のくさび角を小さくするとともに曲車
の曲率半径を大きくするといった具合である。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、軟岩に対して上記のようなチップの形状だけで
対応していても、頭部1が比較的長いこと等が相俟ち穿
孔中その頭部1の外周にくり粉が密着し、そのために当
該ビットの回転抵抗が増大し穿孔できなくなる、いわゆ
るジャミング現象を防止できないとともに、穿孔後の孔
壁が崩壊するのを防止できない等の問題を生じる。 本発明の目的は、ビットの全体形状を工夫することによ
って、特に軟岩穿孔においてよく発生する上記問題を解
決することにある。
【問題を解決するための手段】
本発明ビットは、ビット頭部aと胴部bと継手部cとか
らなり、その軸線方向長さは従来公知のビットと同じで
ある。 ビット頭部aは、前端面からチップ4の埋め込み底部付
近までの比較的短い長さを有するものであり、かつその
外周に比較的深くかつ幅広の頭部凹処5を有する。 胴部bはその外周面を上記ビット頭部aに比べて径細に
している。 継手部cは、その軸線方向長さをビット頭部aのそれよ
り短くするとともに、外径を、ビット頭部aの外径より
小さくするが胴部bの外径よりは大きくし、その外周面
には、比較的浅く幅広の継手部凹処9とランド部10とを
交互に形成している。
【作 用】
穿孔にともない発生するくり粉とこれを孔外に排出する
ための圧力流体との混合流動物を、頭部凹処に容易に取
り込み、ビット頭部の外周面に回り込ませないので、そ
れが外周面に密着して回転抵抗を増大するおそれがな
い。 胴部における、上記混合流動物の継手部方向への流動に
対する抵抗が少なく、したがってその流動を円滑に行わ
せる。 さらに、ビット自体の回転に伴うランド部の作用により
上記混合流動物を孔壁に塗り込める。 継手部凹処は、孔壁に塗り込められなかった余分の混合
流動物を後方に向け円滑に流動排出させる。
【実施例】
以下図示の実施例について詳しく述べる。 本発明ビットAは、前端面にチップ4を正面十字形にし
て埋め込んだビット頭部aと、胴部b及び継手部cから
なり、その軸線方向の全長は第5図に図示の従来公知の
ビットの全長と同じにしてある。 ビット頭部aは、その外径を上記公知のビットの頭部1
の外径と同じにしているが、軸線方向長さについてはチ
ップ4の埋め込み底部付近までにして公知のビットの頭
部1にくらべて短くしてある。 また、ビット頭部aは、正面十字形に配置した上記チッ
プ4の各間に、公知のビットの頭部1が有する頭部凹処
1′に比し深くかつ幅広の頭部凹処5を形成している。 すなわち、ビット頭部aは、チップ蝋付け部分をそれが
所要の強度を保持するのに必要な最小肉厚にして、頭部
凹処5をなるべく深くかつ幅広に形成している。 胴部bは、その内面に形成され、削岩機(図示していな
い)のロッドdの先端外周に螺合する螺条6が、所要の
強度を保持するのに必要な最小肉厚を残して、その外周
面を上記ビット頭部aに比べて径細にし、かつビット頭
部aとの間を所要の曲率を持たせた境界部分7によって
連続させている。 継手部cは、外径を、ビット頭部aの外径よりやや小さ
くするが胴部bの外径よりはやや大きくし、該胴部bと
の間を所要の曲率を持たせた境界部8によって連続させ
ているとともに、その外周面には、比較的浅いが幅広の
継手部凹処9をランド部10と交互に形成している。 また、この継手部cの軸線方向長さはビット頭部aの長
さより若干短く設定されている。 上記構成のビットAは、削岩機(図示していない)のロ
ッドdの先端に螺条6によって螺合固定され、慣行の方
法にしたがい、所定の圧力流体(水、空気、発泡剤等混
入液体、あるいはこれらの2以上の混合体)を、ビット
頭部aの透孔11から噴出させながら回転せしめられて穿
孔に供される。 このビットAは、従来のものに比しビット頭部aが軸線
方向に短いとともに頭部凹処5が深くかつ幅広になって
いるので、穿孔にともない発生するくり粉を上記圧力流
体に混入して混合流動物は、その頭部凹処5に容易に取
り込まれ、ビット頭部aの外周面に回り込むようなこと
がなく、したがって、それが該外周面に密着して回転抵
抗を増大するおそれがない。 また、胴部bが径細になっているので、上記混合流動物
の継手部c方向への流動に対する抵抗が少なく、したが
ってその流動は円滑に行われるものである。 さらに、継手部cは、その径を胴部bの外径よりやや大
きくしているために、この部分で、上記混合流動物はそ
の流動速度を緩めるが、このこととビットA自体の回転
に伴うランド部10の作用により該混合流動物が孔壁12に
塗り込められ、これによって孔壁12が保護安定せしめら
れ、孔壁の崩壊を防止する。 継手部cは、その外径が、胴部bの外径より大きいとは
いえビット頭部aよりは小さく、また軸線方向長さも該
ビット頭部aより短いとともに、その外周面に比較的浅
いが幅広の継手部凹処9を形成していることによって、
上記混合流動物を孔壁12に塗り込むことによる回転抵抗
の増大は避けられる。 さらに、上記継手部凹処9は、孔壁12に塗り込められな
かった余分の混合流動物を後方に向けて円滑に流動させ
るものである。
【発明の効果】
以上述べたところから明らかなように、本発明ビット
は、削岩機のロッドの先端に螺合固定され、慣行の方法
にしたがって、所定の圧力流体を噴出させながら回転せ
しめられて穿孔するものであり、次の効果を奏する。 従来のものに比しビット頭部が軸線方向に短いとと
もに頭部凹処が深くかつ幅広になっているので、穿孔に
ともない発生するくり粉を上記圧力流体に混入してなる
混合流動物は、その頭部凹処に容易に取り込まれてビッ
ト頭部の外周面に回り込むようなことがなく、したがっ
て、それがビット頭部の外周面に密着して回転抵抗を増
大するようなおそれがない。 胴部が径細になっているので、上記混合流動物の継
手部方向への流動に対する抵抗が少なく、したがって、
その流動は円滑に行われる。 継手部が、その外径を胴部の外径より大きくしてい
るために、この部分で、上記混合流動物はその流動速度
を緩めるが、このこととビット自体の回転に伴うランド
部の作用により該混合流動物を孔壁に塗り込め、それに
よって孔壁を保護安定させ、穿孔の崩壊を防止するのに
寄与する。 継手部の外径が、胴部の外径より大きいがビット頭
部の外径よりは小さく、また軸線方向長さもビット頭部
より短いとともに、その外周面に比較的浅いが幅広の継
手部凹処を形成していることによって、上記混合流動物
を孔壁に塗り込むことによる回転抵抗の増大は確実に避
けられる。 継手部凹処は、孔壁に塗り込められなかった余分の
混合流動物を後方に向けて円滑に流動排出させる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は一部縦断
側面図、第2図は正面図、第3図は背面図、第4図は使
用状態の側面図、第5図は従来公知のビットの側面図で
ある。 a……ビット頭部、b……胴部、c……継手部、4……
チップ、9……継手部凹処、10……ランド部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビット頭部、胴部及び継手部とからなり、
    ビット頭部は、前端面からチップの埋め込み底部付近ま
    でと比較的短く、その外周に比較的深くかつ幅広の頭部
    凹処を有し、胴部はその外周面をビット頭部に比べて径
    細にし、継手部は、その軸線方向長さをビット頭部のそ
    れより短くするとともに、外径を、ビット頭部の外径よ
    り小さくするが胴部の外径よりは大きくし、その外周面
    には、比較的浅く幅広の継手部凹処とランド部とを交互
    に形成してなることを特徴とする軟岩穿孔用ビット。
JP1257770A 1989-10-04 1989-10-04 軟岩穿孔用ビット Expired - Fee Related JPH0668235B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1257770A JPH0668235B2 (ja) 1989-10-04 1989-10-04 軟岩穿孔用ビット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1257770A JPH0668235B2 (ja) 1989-10-04 1989-10-04 軟岩穿孔用ビット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03122395A JPH03122395A (ja) 1991-05-24
JPH0668235B2 true JPH0668235B2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=17310859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1257770A Expired - Fee Related JPH0668235B2 (ja) 1989-10-04 1989-10-04 軟岩穿孔用ビット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0668235B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE0702638L (sv) * 2007-11-21 2008-07-29 Sandvik Intellectual Property Slagborrkrona för bergborrning och förfarande för tillverkning av en dylik borrkrona

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03122395A (ja) 1991-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5406721B2 (ja) ドリル工具用ビット
US5173014A (en) Four flute center cutting drill
US20090260894A1 (en) Jack Element for a Drill Bit
US6021858A (en) Drill bit having trapezium-shaped blades
JP2009018360A (ja) 金属加工用ドリル
US4106578A (en) Percussion drill bit
JP3961959B2 (ja) ドリルビット
JP3667763B2 (ja) 衝撃式ドリルビット、植刃、使用方法並びにドリルビット直径の維持方法
CA1075504A (en) Gun drill
US5676214A (en) Flow channels for tooth type rolling cutter drill bits
JPH0668235B2 (ja) 軟岩穿孔用ビット
JPH06508405A (ja) ドリルヘッド
US4243113A (en) Drilling head of a rotary impact drill
US2840348A (en) Drill bit
US6571890B2 (en) Twist drill
CA2424784C (en) Cutting insert for percussion drill bit
US4883136A (en) Large compact cutter rotary drill bit utilizing directed hydraulics for each cutter
JP4117493B2 (ja) コアドリル
JPH01280195A (ja) 穿孔用ビット
JPS6119856Y2 (ja)
JP2997998B2 (ja) ケーシング掘ビット
JPH0621604Y2 (ja) 段付きドリル
JP4325435B2 (ja) リーマ
JP2001347411A (ja) ガンドリル
JPH0533202Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees