JPH0661123B2 - 光学磁気記録再生装置 - Google Patents
光学磁気記録再生装置Info
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- JPH0661123B2 JPH0661123B2 JP63270932A JP27093288A JPH0661123B2 JP H0661123 B2 JPH0661123 B2 JP H0661123B2 JP 63270932 A JP63270932 A JP 63270932A JP 27093288 A JP27093288 A JP 27093288A JP H0661123 B2 JPH0661123 B2 JP H0661123B2
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- Japan
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- magnetic field
- external magnetic
- applying device
- field applying
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/04—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
- G11B17/041—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
- G11B17/043—Direct insertion, i.e. without external loading means
- G11B17/0434—Direct insertion, i.e. without external loading means with mechanism for subsequent vertical movement of the disc
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
- G11B11/1055—Disposition or mounting of transducers relative to record carriers
- G11B11/10556—Disposition or mounting of transducers relative to record carriers with provision for moving or switching or masking the transducers in or out of their operative position
- G11B11/10558—Disposition or mounting of transducers relative to record carriers with provision for moving or switching or masking the transducers in or out of their operative position in view of the loading or unloading of the carrier
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光磁気デイスク等の記録媒体を用いる光磁気
記録再生装置に係り、特に、記録又は消去時のバイアス
磁界を発生する外部磁場印加装置を、記録媒体へ近接お
よび離脱する機構を有する光磁気記録再生装置に関す
る。
記録再生装置に係り、特に、記録又は消去時のバイアス
磁界を発生する外部磁場印加装置を、記録媒体へ近接お
よび離脱する機構を有する光磁気記録再生装置に関す
る。
近年、大容量の記録再生装置として光デイスク装置が製
品化され、電子フアイル等に広く使用されるようになつ
た。しかし、これらは一度情報を記録したところには再
度記録が出来ない欠点がある。そこで媒体上に一度記録
された情報を消去し、再度記録可能な光デイスク装置と
して、光磁気効果を利用した光磁気記録再生装置が注目
を集めている。
品化され、電子フアイル等に広く使用されるようになつ
た。しかし、これらは一度情報を記録したところには再
度記録が出来ない欠点がある。そこで媒体上に一度記録
された情報を消去し、再度記録可能な光デイスク装置と
して、光磁気効果を利用した光磁気記録再生装置が注目
を集めている。
光磁気記録の原理は、各種の文献等にて明らかなよう
に、垂直磁化膜を有する媒体上に、レーザ光を直径約1.
5μm程に集光した光スポツトを照射し、温度を局部的
に磁気的性質が消去するところまでアツプさせ、同時
に、反転させたい方向に外部磁場を与えることで記録膜
上磁化の反転を発生させて行なうものである。この外部
磁場印加装置としては、電磁石でも永久磁石でも良い
(但し、記録と消去で磁場反転が必要である。)。しか
しながら、安定な記録を行なうには、該外部磁場印加装
置と該媒体との距離は出来うる限り接近させ、所定の磁
力以上が安定に得られる必要がある。
に、垂直磁化膜を有する媒体上に、レーザ光を直径約1.
5μm程に集光した光スポツトを照射し、温度を局部的
に磁気的性質が消去するところまでアツプさせ、同時
に、反転させたい方向に外部磁場を与えることで記録膜
上磁化の反転を発生させて行なうものである。この外部
磁場印加装置としては、電磁石でも永久磁石でも良い
(但し、記録と消去で磁場反転が必要である。)。しか
しながら、安定な記録を行なうには、該外部磁場印加装
置と該媒体との距離は出来うる限り接近させ、所定の磁
力以上が安定に得られる必要がある。
一方、媒体である光デイスクを保護し、取扱いを容易に
行なうために、媒体は特定のケース(カートリツジ)に
収納して扱う必要があり、今ではケースに関する国際規
格も整つている。例えば、51/4インチ光デイスクカー
トリツジは、巾135mm奥行153mm厚さ11mmとなつて
いる。
行なうために、媒体は特定のケース(カートリツジ)に
収納して扱う必要があり、今ではケースに関する国際規
格も整つている。例えば、51/4インチ光デイスクカー
トリツジは、巾135mm奥行153mm厚さ11mmとなつて
いる。
このカートリツジに収納された光デイスク媒体を装置に
収納し、記録・再生可能な状態にするためには、装置内
にカートリツジの搬送機構を有することが必須である。
そこで、外部磁場印加装置の媒体への近接,離脱装置が
必要となる。すなわち、媒体が収納されたカートリツジ
を、装置内に取込み、媒体を所定のターンテーブル上に
装着するためには、前述の如く11mmもの厚みのあるカ
ートリツジの挿入の障害にならないように、前記外部磁
場印加装置は、充分媒体から離れる必要があり、他方、
媒体がターンテーブル上に装着された時には、充分媒体
に近接して配置されるように、外部磁場印加装置の搬送
機構が必須となる。このための装置として、従来、特開
昭60−251541号公報に記載のように、記録媒体をター
ンテーブル上に装着せしめるための搬送機構とは別個
に、記録媒体をターンテーブル上にクランプ保持するた
めの回動形式の個別部材(クランプ部材)の動きに連動
して、外部磁場印加装置を媒体に近接,離脱するように
構成したものが知られている。又、特開昭63−207
47号公報には、第1例として上記と同様に、カートリ
ッジ搬送機構とは別個にクランプ部材の動きにより外部
磁場印加装置を移動するものが示され、また第2例とし
て、カートリッジ搬送機構とは別個に、カートリッジな
いしディスク媒体のローディングが完了した後に、別の
駆動源からアーム及びガイドとリンク機構を介して外部
磁場印加装置を水平方向及び上下方向に駆動し媒体に近
接させるようにしたものが示されている。更に、実開昭
62−202601号公報に記載のように、前記のカー
トリツジ挿入動作により、外部磁場印加装置が該カート
リツジに押されて(ばねの付勢力に逆らつて)退避する
ように構成したものが知られている。
収納し、記録・再生可能な状態にするためには、装置内
にカートリツジの搬送機構を有することが必須である。
そこで、外部磁場印加装置の媒体への近接,離脱装置が
必要となる。すなわち、媒体が収納されたカートリツジ
を、装置内に取込み、媒体を所定のターンテーブル上に
装着するためには、前述の如く11mmもの厚みのあるカ
ートリツジの挿入の障害にならないように、前記外部磁
場印加装置は、充分媒体から離れる必要があり、他方、
媒体がターンテーブル上に装着された時には、充分媒体
に近接して配置されるように、外部磁場印加装置の搬送
機構が必須となる。このための装置として、従来、特開
昭60−251541号公報に記載のように、記録媒体をター
ンテーブル上に装着せしめるための搬送機構とは別個
に、記録媒体をターンテーブル上にクランプ保持するた
めの回動形式の個別部材(クランプ部材)の動きに連動
して、外部磁場印加装置を媒体に近接,離脱するように
構成したものが知られている。又、特開昭63−207
47号公報には、第1例として上記と同様に、カートリ
ッジ搬送機構とは別個にクランプ部材の動きにより外部
磁場印加装置を移動するものが示され、また第2例とし
て、カートリッジ搬送機構とは別個に、カートリッジな
いしディスク媒体のローディングが完了した後に、別の
駆動源からアーム及びガイドとリンク機構を介して外部
磁場印加装置を水平方向及び上下方向に駆動し媒体に近
接させるようにしたものが示されている。更に、実開昭
62−202601号公報に記載のように、前記のカー
トリツジ挿入動作により、外部磁場印加装置が該カート
リツジに押されて(ばねの付勢力に逆らつて)退避する
ように構成したものが知られている。
上記特開昭60−251541号公報による従来技術
は、記録媒体および収納ケースの搬送機構のほかに、特
別の媒体クランプ部材等を有し、また、クランプ部材の
回動の支点を媒体から遠く離れた位置に設ける必要か
ら、媒体クランプ部材の近接・離脱時のストロークが大
きくなり、装置が大型化し、また、クランプ部材が媒体
回転時の振動を直接に外部磁場印加装置に伝えてしま
い、性能が不安定になるなどの問題があつた。
は、記録媒体および収納ケースの搬送機構のほかに、特
別の媒体クランプ部材等を有し、また、クランプ部材の
回動の支点を媒体から遠く離れた位置に設ける必要か
ら、媒体クランプ部材の近接・離脱時のストロークが大
きくなり、装置が大型化し、また、クランプ部材が媒体
回転時の振動を直接に外部磁場印加装置に伝えてしま
い、性能が不安定になるなどの問題があつた。
また、上記特開昭63−20747号公報による従来技
術は、いずれも上記と同様にカートリッジの搬送機構と
は別個の駆動源及び動力伝達機構(第1例ではクランプ
部材取付機構、第2例ではアーム、ガイド及びリンク機
構)を用いて外部磁場印加装置を駆動しているため、部
品点数が多くなって装置が大型化し、またカートリッジ
搬送機構と外部磁場印加装置駆動機構の各駆動タイミン
グを決める手段が新たに必要になるなどの問題がある。
更に同公報の第1例では上記と同様にクランプ部材が媒
体回転時の振動を直接に外部磁場印加装置に伝えてしま
うという問題があり、同公報の第2例では、カートリッ
ジ搬送機構に加えて駆動源とアーム及びガイドとリンク
機構などの複数な動力伝達機構が必要になり、ますます
装置の大型化を招くという問題があった。
術は、いずれも上記と同様にカートリッジの搬送機構と
は別個の駆動源及び動力伝達機構(第1例ではクランプ
部材取付機構、第2例ではアーム、ガイド及びリンク機
構)を用いて外部磁場印加装置を駆動しているため、部
品点数が多くなって装置が大型化し、またカートリッジ
搬送機構と外部磁場印加装置駆動機構の各駆動タイミン
グを決める手段が新たに必要になるなどの問題がある。
更に同公報の第1例では上記と同様にクランプ部材が媒
体回転時の振動を直接に外部磁場印加装置に伝えてしま
うという問題があり、同公報の第2例では、カートリッ
ジ搬送機構に加えて駆動源とアーム及びガイドとリンク
機構などの複数な動力伝達機構が必要になり、ますます
装置の大型化を招くという問題があった。
一方、上記実開昭62−202601号公報による従来
技術は、カートリツジの挿入時に、必ず前記外部磁場印
加装置にカートリツジの先端を直接押し当てて該外部磁
場印加装置を退避させる構造となつているため、カート
リツジや外部磁場印加装置に常に衝撃荷重を印加させる
ことになり、カートリツジの損傷が大きく長期的な信頼
性を得ることができない問題や、挿入抵抗が大きく、カ
ートリツジの挿入感が良好でない等の問題があつた。
技術は、カートリツジの挿入時に、必ず前記外部磁場印
加装置にカートリツジの先端を直接押し当てて該外部磁
場印加装置を退避させる構造となつているため、カート
リツジや外部磁場印加装置に常に衝撃荷重を印加させる
ことになり、カートリツジの損傷が大きく長期的な信頼
性を得ることができない問題や、挿入抵抗が大きく、カ
ートリツジの挿入感が良好でない等の問題があつた。
従つて、本発明の目的は、上記従来技術の問題点を克服
し、カートリツジ搬送装置としてのカートリツジホルダ
の移動を利用して外部磁場印加装置を移動させることに
より、外部磁場印加装置を駆動する特別の駆動源や動力
伝達機構やタイミング設定機構を必要とせず、部品点数
を少なくして、外部磁場印加装置の媒体への近接・離脱
装置の全体の大型化を防ぎ、簡単な構成で外部磁場印加
装置の媒体への近接・離脱が行えるようにし、また、記
録媒体の回転による振動が直接外部磁場印加装置に伝わ
らないようにし、更に、高信頼性でカートリツジの損傷
が少ない外部磁場印加装置の記録媒体への近接・離脱機
構を有する光磁気記録再生装置を提供することにある。
し、カートリツジ搬送装置としてのカートリツジホルダ
の移動を利用して外部磁場印加装置を移動させることに
より、外部磁場印加装置を駆動する特別の駆動源や動力
伝達機構やタイミング設定機構を必要とせず、部品点数
を少なくして、外部磁場印加装置の媒体への近接・離脱
装置の全体の大型化を防ぎ、簡単な構成で外部磁場印加
装置の媒体への近接・離脱が行えるようにし、また、記
録媒体の回転による振動が直接外部磁場印加装置に伝わ
らないようにし、更に、高信頼性でカートリツジの損傷
が少ない外部磁場印加装置の記録媒体への近接・離脱機
構を有する光磁気記録再生装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の光磁気記録再生装置
では、外部磁場印加装置をカートリッジの搬送装置とし
てのカートリッジホルダ上に可動的に(カートリッジホ
ルダに対して上下方向すなわち媒体の表面に垂直な方向
に変位し得るように)可動支持手段により取付けると共
に、このカートリッジホルダの挿入位置(カートリッジ
をカートリッジホルダに着脱するときの、カートリッジ
ホルダの位置)および装着位置(消去、記録等の動作が
行なわれるときの、カートリッジホルダの位置)間の移
動に基づいて、装着時には外部磁場印加装置を記録媒体
に接近し挿入時には外部磁場印加装置をカートリツジの
挿入通路から離脱するように、外部磁場印加装置をカー
トリッジホルダに対して垂直な方向に(上下方向に)移
動させ駆動力を与える外部磁場印加装置駆動手段を設け
る。この外部磁場印加装置駆動手段は、(カートリッジ
ホルダの前記移動に伴う)前記可動支持手段の動きを制
限する制限部材で構成されており、それによって、この
制限部材は、前記カートリッジホルダの前記移動に基づ
いて前記外部磁場印加装置を前記垂直な方向に前記カー
トリッジホルダに対して相対的に駆動する駆動力を与え
るものである。
では、外部磁場印加装置をカートリッジの搬送装置とし
てのカートリッジホルダ上に可動的に(カートリッジホ
ルダに対して上下方向すなわち媒体の表面に垂直な方向
に変位し得るように)可動支持手段により取付けると共
に、このカートリッジホルダの挿入位置(カートリッジ
をカートリッジホルダに着脱するときの、カートリッジ
ホルダの位置)および装着位置(消去、記録等の動作が
行なわれるときの、カートリッジホルダの位置)間の移
動に基づいて、装着時には外部磁場印加装置を記録媒体
に接近し挿入時には外部磁場印加装置をカートリツジの
挿入通路から離脱するように、外部磁場印加装置をカー
トリッジホルダに対して垂直な方向に(上下方向に)移
動させ駆動力を与える外部磁場印加装置駆動手段を設け
る。この外部磁場印加装置駆動手段は、(カートリッジ
ホルダの前記移動に伴う)前記可動支持手段の動きを制
限する制限部材で構成されており、それによって、この
制限部材は、前記カートリッジホルダの前記移動に基づ
いて前記外部磁場印加装置を前記垂直な方向に前記カー
トリッジホルダに対して相対的に駆動する駆動力を与え
るものである。
前記可動支持手段は、前記外部磁場印加装置を前記カー
トリッジホルダに押圧する弾性部材を含み、前記制限部
材は固定部に設けられており、前記カートリッジホルダ
が前記挿入位置にあるとき前記弾性部材の押圧力に逆ら
って前記制限部材により前記外部磁場印加装置を前記挿
入通路から離脱させ、前記カートリッジホルダが前記装
着位置にあるとき前記弾性部材の押圧力により前記外部
磁場印加装置を前記カートリッジホルダに向けて押圧す
るように構成することができる。
トリッジホルダに押圧する弾性部材を含み、前記制限部
材は固定部に設けられており、前記カートリッジホルダ
が前記挿入位置にあるとき前記弾性部材の押圧力に逆ら
って前記制限部材により前記外部磁場印加装置を前記挿
入通路から離脱させ、前記カートリッジホルダが前記装
着位置にあるとき前記弾性部材の押圧力により前記外部
磁場印加装置を前記カートリッジホルダに向けて押圧す
るように構成することができる。
具体的には、この可動支持手段は、カートリッジホルダ
の上の支点(支軸)の廻りに回動するアームを設け、こ
のアームの一端に外部磁場印加装置を(回動自在に)取
付けた構成とする。また、前記外部磁場印加装置の駆動
手段としての制限部材は、固定部(例えば、ローダベー
ス)に設けられていて、前記アームと係合してアームの
回動を制限するストッパにより構成される。
の上の支点(支軸)の廻りに回動するアームを設け、こ
のアームの一端に外部磁場印加装置を(回動自在に)取
付けた構成とする。また、前記外部磁場印加装置の駆動
手段としての制限部材は、固定部(例えば、ローダベー
ス)に設けられていて、前記アームと係合してアームの
回動を制限するストッパにより構成される。
更に、カートリッジホルダの一部材(上面)と外部磁場
印加装置の一部材(下面)とが基準部として機能し、外
部磁場印加装置の記録媒体との近接時における相互の距
離を設定するように構成される。
印加装置の一部材(下面)とが基準部として機能し、外
部磁場印加装置の記録媒体との近接時における相互の距
離を設定するように構成される。
上記構成に基づく作用を説明する。
前記搬送装置としてのカートリッジホルダは、カートリ
ッジをその挿入位置から装着位置まで搬送するために、
必ず、記録媒体の面に直角な方向に移動させる必要があ
る。例えば、水平方向に平行に記録媒体があるとすれ
ば、必ず記録媒体を上下方向に移動させるカートリッジ
ホルダが必要である。本発明では、このカートリッジホ
ルダの、記録媒体の面とは垂直な方向の動きを利用し
て、外部磁場印加装置の媒体への近接および挿入通路か
らの離脱を行なわせようとするものである。
ッジをその挿入位置から装着位置まで搬送するために、
必ず、記録媒体の面に直角な方向に移動させる必要があ
る。例えば、水平方向に平行に記録媒体があるとすれ
ば、必ず記録媒体を上下方向に移動させるカートリッジ
ホルダが必要である。本発明では、このカートリッジホ
ルダの、記録媒体の面とは垂直な方向の動きを利用し
て、外部磁場印加装置の媒体への近接および挿入通路か
らの離脱を行なわせようとするものである。
外部磁場印加装置は、弾性手段等の押圧手段を含む可動
支持手段を介してカートリッジホルダ上に設けられてい
るので、自由状態ではカートリッジホルダに押圧された
ままカートリッジホルダの上下方向の移動と連動して上
下方向に移動する。また、上記外部磁場印加装置駆動手
段は、上記のカートリッジホルダの移動に伴う可動支持
手段の動きを制限することにより、外部磁場印加装置を
上下方向に駆動する駆動力を与える制限部材(ストッ
パ)として作用する。これにより、カートリッジホルダ
が上記挿入位置にあるときは、制限部材が働いて外部磁
場印加装置はカートリッジホルダ(従って上記挿入通
路)から引離され、カートリッジホルダが上記装着位置
にあるときは、上記制限部材が(上記可動支持手段との
係合が解除される等により)作用を失って、外部磁場印
加装置は上記可動支持手段等の弾性押圧力によりカート
リッジホルダに押圧されるように(従って記録媒体に近
接するように)動作する。
支持手段を介してカートリッジホルダ上に設けられてい
るので、自由状態ではカートリッジホルダに押圧された
ままカートリッジホルダの上下方向の移動と連動して上
下方向に移動する。また、上記外部磁場印加装置駆動手
段は、上記のカートリッジホルダの移動に伴う可動支持
手段の動きを制限することにより、外部磁場印加装置を
上下方向に駆動する駆動力を与える制限部材(ストッ
パ)として作用する。これにより、カートリッジホルダ
が上記挿入位置にあるときは、制限部材が働いて外部磁
場印加装置はカートリッジホルダ(従って上記挿入通
路)から引離され、カートリッジホルダが上記装着位置
にあるときは、上記制限部材が(上記可動支持手段との
係合が解除される等により)作用を失って、外部磁場印
加装置は上記可動支持手段等の弾性押圧力によりカート
リッジホルダに押圧されるように(従って記録媒体に近
接するように)動作する。
具体的には、上記可動支持手段は、カートリッジホルダ
上に回動支点を有する回動アームで構成され、上記外部
磁場印加装置駆動手段(すなわち、制限部材)は、ロー
ダベース等の固定部に設けたストッパで構成され、カー
トリッジホルダが挿入位置にあるとき、回動アームの一
端(例えば、カートリッジホルダの取付け側とは反対
側)がストッパと係合して外部磁場印加装置をカートリ
ッジホルダから引離し、カートリッジホルダが装着位置
へ向かって移動するとき、回動アームとストッパの係合
がはずれて、外部磁場印加装置はカートリッジホルダへ
押圧される。
上に回動支点を有する回動アームで構成され、上記外部
磁場印加装置駆動手段(すなわち、制限部材)は、ロー
ダベース等の固定部に設けたストッパで構成され、カー
トリッジホルダが挿入位置にあるとき、回動アームの一
端(例えば、カートリッジホルダの取付け側とは反対
側)がストッパと係合して外部磁場印加装置をカートリ
ッジホルダから引離し、カートリッジホルダが装着位置
へ向かって移動するとき、回動アームとストッパの係合
がはずれて、外部磁場印加装置はカートリッジホルダへ
押圧される。
このようにして、外部磁場印加装置のカートリッジホル
ダに対する近接・離脱は、カートリッジホルダ自体の動
きと、ストッパとの相互作用により自動的に行なわれ
る。
ダに対する近接・離脱は、カートリッジホルダ自体の動
きと、ストッパとの相互作用により自動的に行なわれ
る。
以下、本発明の一実施例を図面によつて説明する。な
お、カートリツジのローデイング機構の一般的な構成と
動作は、特願昭62−117134号に示す原理によつ
ている。第1図は本実施例による光磁気記録再生装置の
平面図、第2図は第1図の手前側から見た側面図であ
る。
お、カートリツジのローデイング機構の一般的な構成と
動作は、特願昭62−117134号に示す原理によつ
ている。第1図は本実施例による光磁気記録再生装置の
平面図、第2図は第1図の手前側から見た側面図であ
る。
第1図および第2図において、1は例えばISOに準拠
した5.25吋の光デイスクの如き光磁気記録媒体、2は該
記録媒体1を内蔵したカートリツジ、2aはカートリツ
ジ2の前縁に1つだけ形成したノツチ、3は記録媒体1
を駆動するターンテーブル、4は外部磁場印加装置、4
cは外部磁場印加装置4の構成要素の1つである長円形
のコイル、5aはカートリツジ2を収容するカートリツ
ジホルダ、5a1および5a2はカートリツジホルダ5a
の(カートリツジの挿入方向、第1図右方向に見て)後
縁部および前縁部、5a3はカートリツジホルダ5aに
設けたガイドピンまたはガイドローラ、5bは固定のロ
ーダベース、5b1はガイドピン5a3を上下方向に案内
するためローダベース5bに形成したガイド孔、(以
下、カートリツジホルダ5a,ローダベース5b,後述
のモータ11,イジエクタ12等を合わせたものを、搬
送機構又は搬送装置5と称す。また、狭義では、ホルダ
5aを搬送装置と称す。)6aおよび6bは先端に外部
磁場印加装置を回動自在に支持するアーム、7aおよび
7bはカートリツジホルダ5a上の支点(支軸)、8a
および8bは、支点7aおよび7bを中心に回動すると
共に、先端がノツチ2aと係合してカートリツジホルダ
2のシヤツタを開閉するためのシヤツタアーム(図で
は、一方のアーム8bがノツチ2aと係合)、9はその
シヤツタ、10はカートリツジホルダ5aの最奥部(前
縁)5a2近傍に設けたカートリツジ検出スイツチ、1
1はローダモータ、12は傾斜部12aを有するイジエ
クタ、13aおよび13bは、アーム6aおよび6bを
カートリツジホルダ5aに回動自在に取付けるため、該
ホルダ5aに切起し等により形成した回動支点(回動
軸)、14はロードベース(即ち、固定の両側壁板)5
b,5b間に固定して取付けた橋絡板、14aおよび1
4bは該橋絡板14の両端部のストツパ部、18aおよ
び18bは、それぞれ支点13aおよび13bに介挿さ
れて、外部磁場印加装置4をカートリツジホルダ5aの
上面に押し付けるばね、19aおよび19bは、カート
リツジを挿入位置に保持するためホルダ5aに設けたラ
ツチ部である。
した5.25吋の光デイスクの如き光磁気記録媒体、2は該
記録媒体1を内蔵したカートリツジ、2aはカートリツ
ジ2の前縁に1つだけ形成したノツチ、3は記録媒体1
を駆動するターンテーブル、4は外部磁場印加装置、4
cは外部磁場印加装置4の構成要素の1つである長円形
のコイル、5aはカートリツジ2を収容するカートリツ
ジホルダ、5a1および5a2はカートリツジホルダ5a
の(カートリツジの挿入方向、第1図右方向に見て)後
縁部および前縁部、5a3はカートリツジホルダ5aに
設けたガイドピンまたはガイドローラ、5bは固定のロ
ーダベース、5b1はガイドピン5a3を上下方向に案内
するためローダベース5bに形成したガイド孔、(以
下、カートリツジホルダ5a,ローダベース5b,後述
のモータ11,イジエクタ12等を合わせたものを、搬
送機構又は搬送装置5と称す。また、狭義では、ホルダ
5aを搬送装置と称す。)6aおよび6bは先端に外部
磁場印加装置を回動自在に支持するアーム、7aおよび
7bはカートリツジホルダ5a上の支点(支軸)、8a
および8bは、支点7aおよび7bを中心に回動すると
共に、先端がノツチ2aと係合してカートリツジホルダ
2のシヤツタを開閉するためのシヤツタアーム(図で
は、一方のアーム8bがノツチ2aと係合)、9はその
シヤツタ、10はカートリツジホルダ5aの最奥部(前
縁)5a2近傍に設けたカートリツジ検出スイツチ、1
1はローダモータ、12は傾斜部12aを有するイジエ
クタ、13aおよび13bは、アーム6aおよび6bを
カートリツジホルダ5aに回動自在に取付けるため、該
ホルダ5aに切起し等により形成した回動支点(回動
軸)、14はロードベース(即ち、固定の両側壁板)5
b,5b間に固定して取付けた橋絡板、14aおよび1
4bは該橋絡板14の両端部のストツパ部、18aおよ
び18bは、それぞれ支点13aおよび13bに介挿さ
れて、外部磁場印加装置4をカートリツジホルダ5aの
上面に押し付けるばね、19aおよび19bは、カート
リツジを挿入位置に保持するためホルダ5aに設けたラ
ツチ部である。
本実施例においては、特徴として、外部磁場印加装置を
カートリツジホルダ5aに回動アーム6aおよび6bを
介して取付けると共に、カートリツジホルダ5aの上下
方向の動きに応じて回動アーム6aおよび6bの動きを
規制するストツパ14aおよび14bを設けた点で、前
記実開昭62−202601号による従来技術とは著し
く異なつている。なお、この特徴とする構成による動作
については、後記の第3図および第4図によつて詳しく
説明する。
カートリツジホルダ5aに回動アーム6aおよび6bを
介して取付けると共に、カートリツジホルダ5aの上下
方向の動きに応じて回動アーム6aおよび6bの動きを
規制するストツパ14aおよび14bを設けた点で、前
記実開昭62−202601号による従来技術とは著し
く異なつている。なお、この特徴とする構成による動作
については、後記の第3図および第4図によつて詳しく
説明する。
ここでは、まず、第1図および第2図によつて、一般的
なローデイング動作から説明する。
なローデイング動作から説明する。
光磁気記録媒体(光磁気デイスク)1を内蔵したカート
リツジ2が第1図で左方から搬送機構5のカートリツジ
ホルダ5aに挿入されると、該カートリツジホルダ5a
の先端縁(ノツチ2a)によつてシヤツタアーム8aお
よびアーム8bの先端が押され、アーム8aおよびアー
ム8bは支点7aおよび7bを中心に回動してシヤツタ
9を開く。更にカートリツジを挿入して行き、所定位置
まで挿入されると、該カートリツジ2は、ラツチ19
a,19bにより保持され、これと同時にスイツチ10
がカートリツジ2の挿入を検出し、それによつてロード
モータ11が動作する。該モータの回転は、適宜所要の
減速機構を介してイジエクタ12に伝達され、イジエク
タ12は、第1,第2図の左方向に動く。カートリツジ
ホルダ5aは、図示しないばねにより下方への付勢力を
受けており、又、ガイドピン5a3がイジエクタ12の
上面と係合することで下方への動きが制限されている。
上記のようにイジエクタ12が左方へ動くと、ガイドピ
ン5a3がイジエクタ12の傾斜面12aに沿つて下降
し、それと共にカートリツジホルダ5aは所定の高さの
ローデイング(装着)位置まで下降する。同時に、内蔵
する記録媒体1がターンテーブル3に回転自在にセツト
される。この時、カートリツジホルダ2上に支点(回動
軸)を有するアーム6aおよび6bも、後記第3図およ
び第4図で詳述するように、下方に移動して行き、外部
磁場印加装置4が媒体1に近接するようにセツトされ
る。
リツジ2が第1図で左方から搬送機構5のカートリツジ
ホルダ5aに挿入されると、該カートリツジホルダ5a
の先端縁(ノツチ2a)によつてシヤツタアーム8aお
よびアーム8bの先端が押され、アーム8aおよびアー
ム8bは支点7aおよび7bを中心に回動してシヤツタ
9を開く。更にカートリツジを挿入して行き、所定位置
まで挿入されると、該カートリツジ2は、ラツチ19
a,19bにより保持され、これと同時にスイツチ10
がカートリツジ2の挿入を検出し、それによつてロード
モータ11が動作する。該モータの回転は、適宜所要の
減速機構を介してイジエクタ12に伝達され、イジエク
タ12は、第1,第2図の左方向に動く。カートリツジ
ホルダ5aは、図示しないばねにより下方への付勢力を
受けており、又、ガイドピン5a3がイジエクタ12の
上面と係合することで下方への動きが制限されている。
上記のようにイジエクタ12が左方へ動くと、ガイドピ
ン5a3がイジエクタ12の傾斜面12aに沿つて下降
し、それと共にカートリツジホルダ5aは所定の高さの
ローデイング(装着)位置まで下降する。同時に、内蔵
する記録媒体1がターンテーブル3に回転自在にセツト
される。この時、カートリツジホルダ2上に支点(回動
軸)を有するアーム6aおよび6bも、後記第3図およ
び第4図で詳述するように、下方に移動して行き、外部
磁場印加装置4が媒体1に近接するようにセツトされ
る。
ここで、外部磁場印加装置4は、長円形のコイル4cを
有し、デイスク記録媒体1の記録,再生,消去エリア3
0mmの範囲を充分にカバーする大きさとなつているの
で、記録媒体1の半径方向に移動は行なわない構造とし
ている。又、前記押し付けばね18a,18bを用いな
いで、外部磁場印加装置が、その自重によりカートリツ
ジホルダ5aの上面に押し付けられる構造も考えられる
が、本実施例では、外部磁場印加装置4は、押し付けば
ね18a,18bによつて、アーム6a,6bを介して
カートリツジホルダ5aの上面方向に押し付けられてい
るので、位置的な安定化が得られると同時に、装置を立
てた場合でも倒した場合でも、該外部磁場印加装置4が
位置的に不安定になることはない。
有し、デイスク記録媒体1の記録,再生,消去エリア3
0mmの範囲を充分にカバーする大きさとなつているの
で、記録媒体1の半径方向に移動は行なわない構造とし
ている。又、前記押し付けばね18a,18bを用いな
いで、外部磁場印加装置が、その自重によりカートリツ
ジホルダ5aの上面に押し付けられる構造も考えられる
が、本実施例では、外部磁場印加装置4は、押し付けば
ね18a,18bによつて、アーム6a,6bを介して
カートリツジホルダ5aの上面方向に押し付けられてい
るので、位置的な安定化が得られると同時に、装置を立
てた場合でも倒した場合でも、該外部磁場印加装置4が
位置的に不安定になることはない。
次に、第3図および第4図により、本実施例の特徴とす
る外部磁場印加装置4の記録媒体1への近接離脱機構に
ついて説明する。
る外部磁場印加装置4の記録媒体1への近接離脱機構に
ついて説明する。
第3図および第4図は、前記搬送機構5を前方(第1図
の右方)から見た図である。第3図は、カートリツジ2
をカートリツジホルダ5aに挿入した直後の状態を示す
図であり、外部磁場印加装置4はアーム6a,6bに軸
4aおよび4bにより回動しやすく保持された状態とな
つている。アーム6a,6bは、カートリツジホルダ5
a上の支点13a,13bにより回動支持され、外部磁
場印加装置4を保持しない他端は、ストツパ14a,1
4bの下面に当てられている。このストツパの作用によ
り、アーム6aの時計方向の回動およびアーム6bの反
時計方向の回動が共に阻止されるので、第3図の状態で
は、外部磁場印加装置4はカートリツジホルダ5aの上
面に浮き出た状態(上面から、やや離れた状態)にセツ
トされている。従つて、カートリツジ2をホルダ5aに
挿入する時に、カートリツジ2と外部磁場印加装置4と
は互いに干渉することなく、スムーズにカートリツジ2
をホルダ5aに挿入することができる。
の右方)から見た図である。第3図は、カートリツジ2
をカートリツジホルダ5aに挿入した直後の状態を示す
図であり、外部磁場印加装置4はアーム6a,6bに軸
4aおよび4bにより回動しやすく保持された状態とな
つている。アーム6a,6bは、カートリツジホルダ5
a上の支点13a,13bにより回動支持され、外部磁
場印加装置4を保持しない他端は、ストツパ14a,1
4bの下面に当てられている。このストツパの作用によ
り、アーム6aの時計方向の回動およびアーム6bの反
時計方向の回動が共に阻止されるので、第3図の状態で
は、外部磁場印加装置4はカートリツジホルダ5aの上
面に浮き出た状態(上面から、やや離れた状態)にセツ
トされている。従つて、カートリツジ2をホルダ5aに
挿入する時に、カートリツジ2と外部磁場印加装置4と
は互いに干渉することなく、スムーズにカートリツジ2
をホルダ5aに挿入することができる。
第4図は、カートリツジホルダ5aがカートリツジ2と
共に装着位置まで下降して、カートリツジ2内の記録媒
体1がターンテーブル3上にセツトされた状態を示す。
媒体1は永久磁石18によりターンテーブル上に保持さ
れ、カートリツジ2は基板16上に植立されたピン15
上にセツトされ、媒体1はカートリツジ2に接すること
なくターンテーブル3上で自由に回転できる状態にあ
る。この状態では、アーム6a,6bは、カートリツジ
ホルダ5aと共に下降位置にあるため、その端部がスト
ツパ14a,14bから離れている。それにより、アー
ム6a,6bが自由に回転して、外部磁場印加装置4
は、カートリツジホルダ5aの上面のつば部17aおよ
び17b上に接触して保持される。このとき、つば部1
7a,17bの上面と、これに接触する外部磁場印加装
置4の周囲下面(中央下面よりもくぼんでいる)とで、
外部磁場印加装置4の高さが位置規制されるので、記録
媒体1と外部磁場印加装置4との距離を精度良く出すこ
とができる。
共に装着位置まで下降して、カートリツジ2内の記録媒
体1がターンテーブル3上にセツトされた状態を示す。
媒体1は永久磁石18によりターンテーブル上に保持さ
れ、カートリツジ2は基板16上に植立されたピン15
上にセツトされ、媒体1はカートリツジ2に接すること
なくターンテーブル3上で自由に回転できる状態にあ
る。この状態では、アーム6a,6bは、カートリツジ
ホルダ5aと共に下降位置にあるため、その端部がスト
ツパ14a,14bから離れている。それにより、アー
ム6a,6bが自由に回転して、外部磁場印加装置4
は、カートリツジホルダ5aの上面のつば部17aおよ
び17b上に接触して保持される。このとき、つば部1
7a,17bの上面と、これに接触する外部磁場印加装
置4の周囲下面(中央下面よりもくぼんでいる)とで、
外部磁場印加装置4の高さが位置規制されるので、記録
媒体1と外部磁場印加装置4との距離を精度良く出すこ
とができる。
アンローデイング時は、上記と逆に、イジエクタ12を
移動して、カートリツジホルダ5aを第4図の位置から
第3図の位置まで上昇すると、外部磁場印加装置4はホ
ルダ5aから浮き出た状態まで戻る。
移動して、カートリツジホルダ5aを第4図の位置から
第3図の位置まで上昇すると、外部磁場印加装置4はホ
ルダ5aから浮き出た状態まで戻る。
以上、本実施例の構成によれば、全体装置を大きくする
ことなく、僅かな部品を付加するだけの簡単な構成で、
外部磁場印加装置を記録媒体に近接したり離脱したりす
ることができ、また、従来技術のように、外部磁場印加
装置が直接に記録媒体のクランプ部材と接触することは
ないので、記録媒体の回動振動が外部磁場印加装置に伝
達されてこれを振動するおそれも回避され、安定な磁場
性能を得ることができる効果がある。又、カートリツジ
と外部磁場印加装置とが相互に接触干渉することもない
ので、互いに損傷を受けることがないという効果があ
る。
ことなく、僅かな部品を付加するだけの簡単な構成で、
外部磁場印加装置を記録媒体に近接したり離脱したりす
ることができ、また、従来技術のように、外部磁場印加
装置が直接に記録媒体のクランプ部材と接触することは
ないので、記録媒体の回動振動が外部磁場印加装置に伝
達されてこれを振動するおそれも回避され、安定な磁場
性能を得ることができる効果がある。又、カートリツジ
と外部磁場印加装置とが相互に接触干渉することもない
ので、互いに損傷を受けることがないという効果があ
る。
上記実施例では、自由状態で弾性ばねにより外部磁場印
加装置をカートリツジホルダに押圧させ、ストツパによ
りこれを離脱させるようにしたが、逆に、自由状態で弾
性ばねにより外部磁場印加装置をカートリツジホルダか
ら所定距離引離し(カートリツジ挿入時)、これよりも
強いばね力を持つストツパ部材により外部磁場印加装置
をホルダに押圧する(装着時)ように構成することもで
きる。この場合、ストツパは、固定部に弾性部材を介し
て取付けることで、実現できる。
加装置をカートリツジホルダに押圧させ、ストツパによ
りこれを離脱させるようにしたが、逆に、自由状態で弾
性ばねにより外部磁場印加装置をカートリツジホルダか
ら所定距離引離し(カートリツジ挿入時)、これよりも
強いばね力を持つストツパ部材により外部磁場印加装置
をホルダに押圧する(装着時)ように構成することもで
きる。この場合、ストツパは、固定部に弾性部材を介し
て取付けることで、実現できる。
また、支持手段として、回動アーム6a,6bに代え
て、平行移動するアーム又は板を弾性的に設けたものに
よつても実現することができる。
て、平行移動するアーム又は板を弾性的に設けたものに
よつても実現することができる。
以上詳しく述べたように、本発明の光磁気記録再生装置
によれば、カートリッジホルダ上に外部磁場印加装置を
媒体面に垂直な方向に可動的に支持するための可動支持
手段と、カートリッジホルダの垂直方向の移動に伴う可
動支持手段の動きを制限することにより外部磁場印加装
置をカセットホルダに対し前記垂直な方向に相対的に駆
動する駆動力を発生する制限部材とを設けたので、従来
技術のような外部磁場印加装置を駆動するための特別の
駆動源や動力伝達機構を必要とせず、外部磁場印加装置
の記録媒体への近接および挿入通路からの離脱が、カー
トリッジ搬送装置の上下方向の動き(挿入位置および装
着位置間の移動)を利用して自動的に行なわれる結果、
きわめて小型で部品点数の少ない簡単な構成でこの近接
および離脱を行なうことができるという効果が得られ
る。また、従来のクランプ部材に連動するものに比べ
て、記録媒体の回転振動が外部磁場印加装置に直接伝わ
るおそれがなく、安定に高精度に外部磁場を記録媒体に
供給することができ、更に、カートリツジ挿入時に、該
カートリツジの先端が外部磁場印加装置と接触すること
がないので、カートリツジや外部磁場印加装置を損傷す
るおそれもない等、優れた効果を奏する。
によれば、カートリッジホルダ上に外部磁場印加装置を
媒体面に垂直な方向に可動的に支持するための可動支持
手段と、カートリッジホルダの垂直方向の移動に伴う可
動支持手段の動きを制限することにより外部磁場印加装
置をカセットホルダに対し前記垂直な方向に相対的に駆
動する駆動力を発生する制限部材とを設けたので、従来
技術のような外部磁場印加装置を駆動するための特別の
駆動源や動力伝達機構を必要とせず、外部磁場印加装置
の記録媒体への近接および挿入通路からの離脱が、カー
トリッジ搬送装置の上下方向の動き(挿入位置および装
着位置間の移動)を利用して自動的に行なわれる結果、
きわめて小型で部品点数の少ない簡単な構成でこの近接
および離脱を行なうことができるという効果が得られ
る。また、従来のクランプ部材に連動するものに比べ
て、記録媒体の回転振動が外部磁場印加装置に直接伝わ
るおそれがなく、安定に高精度に外部磁場を記録媒体に
供給することができ、更に、カートリツジ挿入時に、該
カートリツジの先端が外部磁場印加装置と接触すること
がないので、カートリツジや外部磁場印加装置を損傷す
るおそれもない等、優れた効果を奏する。
第1図は本発明の光磁気記録再生装置の一実施例の平面
図、第2図は同じく側面図、第3図および第4図は本発
明の光磁気記録再生装置の一実施例の詳細を示す後面図
である。 1……光磁気記録再生用記録媒体、2……カートリツ
ジ、3……ターンテーブル、4……外部磁場印加装置、
5a……(搬送装置の)カートリツジホルダ、5b……
ローダベース、6a,6b……回動アーム(可動支持手
段)、7a,7b……支点、11……ローダモータ、1
2……イジエクタ、13a,13b……支点、14a,
14b……ストツパ、18a,18b……押圧ばね。
図、第2図は同じく側面図、第3図および第4図は本発
明の光磁気記録再生装置の一実施例の詳細を示す後面図
である。 1……光磁気記録再生用記録媒体、2……カートリツ
ジ、3……ターンテーブル、4……外部磁場印加装置、
5a……(搬送装置の)カートリツジホルダ、5b……
ローダベース、6a,6b……回動アーム(可動支持手
段)、7a,7b……支点、11……ローダモータ、1
2……イジエクタ、13a,13b……支点、14a,
14b……ストツパ、18a,18b……押圧ばね。
Claims (5)
- 【請求項1】光学磁気記録媒体を収納したカートリッジ
を保持し、これをその挿入位置と消去記録再生動作を行
なう装着位置との間で前記記録媒体の表面に垂直な方向
に運搬するカートリッジホルダと、前記記録媒体に外部
磁場を印加するための外部磁場印加装置と、前記外部磁
場印加装置をカートリッジの挿入時にその挿入通路から
離脱させカートリッジの装着時に前記記録媒体に接近さ
せるように駆動する外部磁場印加装置駆動手段とを有す
る光磁気記録再生装置において、前記外部磁場印加装置
を可動支持手段により前記カートリッジホルダ上に前記
垂直な方向に可動的に取付けると共に、前記外部磁場印
加装置駆動手段は、前記可動支持手段の動きを制限する
ことにより、前記カートリッジホルダの前記挿入位置お
よび前記装着位置間の移動に基づいて前記外部磁場印加
装置を前記垂直な方向に前記カートリッジホルダに対し
て相対的に駆動する駆動力を与える制限部材により構成
したことを特徴とする光磁気記録再生装置。 - 【請求項2】前記可動支持手段は、前記外部磁場印加装
置を前記カートリッジホルダに押圧する弾性部材を含
み、前記制限部材は固定部に設けられており、前記カー
トリッジホルダが前記挿入位置にあるとき前記弾性部材
の押圧力に逆らって前記制限部材により前記外部磁場印
加装置を前記挿入通路から離脱させ、前記カートリッジ
ホルダが前記装着位置にあるとき前記弾性部材の押圧力
により前記外部磁場印加装置を前記カートリッジホルダ
に向けて押圧するように構成したことを特徴とする請求
項1記載の光磁気記録再生装置。 - 【請求項3】前記可動支持手段は、一端に前記外部磁場
印加装置を取付けると共に前記カートリッジホルダ上の
支点によって回動支持されるアームで構成したことを特
徴とする請求項1または2記載の光磁気記録再生装置。 - 【請求項4】前記制限部材は、前記アームの回動を制限
するストッパで構成したことを特徴とする請求項3記載
の光磁気記録再生装置。 - 【請求項5】前記カートリッジホルダと前記外部磁場印
加装置とにそれぞれ形成した基準部材によって、前記装
着時における該外部磁場印加装置と記録媒体面との距離
を設定するように構成したことを特徴とする請求項1な
いし4のいずれか1記載の光磁気記録再生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63270932A JPH0661123B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 光学磁気記録再生装置 |
US07/428,507 US5060207A (en) | 1988-10-28 | 1989-10-27 | Magneto-optical recording/reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63270932A JPH0661123B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 光学磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02121101A JPH02121101A (ja) | 1990-05-09 |
JPH0661123B2 true JPH0661123B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=17493008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63270932A Expired - Fee Related JPH0661123B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 光学磁気記録再生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5060207A (ja) |
JP (1) | JPH0661123B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5258965A (en) * | 1990-02-28 | 1993-11-02 | Konica Corporation | Photo-magnetic disk driving apparatus |
JPH0421946A (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-24 | Toshiba Corp | 情報処理装置 |
US5343447A (en) * | 1990-05-23 | 1994-08-30 | Olympus Optical Co., Ltd. | Self-cooling optomagnetic disk device with locking internal mechanism |
JP2917488B2 (ja) * | 1990-10-22 | 1999-07-12 | ソニー株式会社 | 光ディスク記録及び/又は再生装置 |
JP2641984B2 (ja) * | 1990-11-29 | 1997-08-20 | 群馬日本電気株式会社 | 光磁気ディスク装置 |
JP2813261B2 (ja) * | 1992-02-14 | 1998-10-22 | シャープ株式会社 | 光磁気ディスク用磁気ヘッド装置及び光磁気記録再生装置 |
US5724331A (en) * | 1994-08-25 | 1998-03-03 | Discovision Associates | Disk drive system having improved cartridge-loading apparatus including direct drive gear train and methods for making and operating same |
US6009061A (en) | 1994-08-25 | 1999-12-28 | Discovision Associates | Cartridge-loading apparatus with improved base plate and cartridge receiver latch |
WO2014029423A1 (en) | 2012-08-21 | 2014-02-27 | Optomeditech Oy | Intravascular catheter assembly |
WO2014029424A1 (en) * | 2012-08-21 | 2014-02-27 | Optomeditech Oy | Solid introducer needle for catheter |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4272795A (en) * | 1979-06-04 | 1981-06-09 | Texas Instruments Incorporated | Information storage system and recording cartridge having precise alignment features |
JPS60214473A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-26 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気デイスク装置のロ−デイング機構 |
US4701902A (en) * | 1984-04-27 | 1987-10-20 | Pioneer Electronic Corporation | Automatic loading disc player |
JPH0664821B2 (ja) * | 1984-12-30 | 1994-08-22 | オリンパス光学工業株式会社 | 記録媒体の装着装置 |
JPH0755711Y2 (ja) * | 1985-04-03 | 1995-12-20 | アルプス電気株式会社 | ディスク用記録再生装置 |
BE902262A (fr) * | 1985-04-23 | 1985-08-16 | Staar Sa | Dispositif de chargement automatique de disques dans un tourne-disques. |
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1989
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