JPH0657031U - 電力ケーブル用三叉分岐管 - Google Patents
電力ケーブル用三叉分岐管Info
- Publication number
- JPH0657031U JPH0657031U JP36393U JP36393U JPH0657031U JP H0657031 U JPH0657031 U JP H0657031U JP 36393 U JP36393 U JP 36393U JP 36393 U JP36393 U JP 36393U JP H0657031 U JPH0657031 U JP H0657031U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- branch pipe
- trifurcated
- tubular portion
- protective insulating
- insulating tape
- Prior art date
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- Pending
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- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
三叉分岐管の大筒部と分岐筒部の夫々に段差部を形成
し、その位置を保護絶縁テープ巻の限界表示とすると共
に、ケーブルへ取り付ける際、大筒部に生ずる空間外周
面にテープの巻き付けをせず、大筒部の変形を防止し、
良好な防水及び絶縁特性が得られる三叉分岐管を提供す
るものである。
し、その位置を保護絶縁テープ巻の限界表示とすると共
に、ケーブルへ取り付ける際、大筒部に生ずる空間外周
面にテープの巻き付けをせず、大筒部の変形を防止し、
良好な防水及び絶縁特性が得られる三叉分岐管を提供す
るものである。
Description
【0001】
本考案は、保護絶縁テープ巻の限界表示用段差を設けた電力ケーブル用三叉分 岐管に関するものである。
【0002】
図6は従来の三叉分岐管の正面図、図7は同じく横断面図であり、1は三叉分 岐管、2は大筒部、3は分岐筒部、4は大筒部凸リング、5は分岐筒部凸リング である。
【0003】 従来の三叉分岐管は、図6,図7に示す通り、三叉分岐管1の大筒部2、分岐 筒部3に凸リング4、5が夫々一体的に設けられており、この部分を保護絶縁テ ープ巻の限界表示としたものである。
【0004】
図8は、従来の三叉分岐管の保護絶縁テープ巻状態を示す説明図である。三叉 分岐管1をケーブル8に取り付ける際、大筒部2の分岐筒部3側に大筒部空間7 が生ずるのは避けられない。そのため、大筒部空間7の外周面迄保護絶縁テープ 6を巻き付けるため、大筒部空間7が変形しやすく、防水の確実性、良好な絶縁 特性が得られない構造となっていた。
【0005】
三叉分岐管の大筒部と分岐筒部に夫々段差部を形成し、その位置を保護絶縁テ ープ巻の限界表示とすると共に、ケーブルへ取り付ける際、大筒部に生ずる空間 外周面にテープの巻き付けをせず、大筒部の変形を防止し、良好な防水及び絶縁 特性が得られる三叉分岐管を提供するものである。
【0006】
【実施例】 図1は本考案の三叉分岐管の一実施例を示す正面図、図2は同じく其横断面図 、図3は保護絶縁テープ巻状況を示す説明図であり、1は三叉分岐管、2は大筒 部、3は分岐筒部、6は保護絶縁テープ、7は大筒部空間、8はケーブル、9は 大筒部に形成された段差部、10は分岐筒部に形成された段差部である。
【0007】 図1〜図3に基き、本考案の一実施例を詳細に説明する。
【0008】 三叉分岐管1は、図1に示す通り大筒部2、分岐筒部3に大きく分かれ、その 夫々に段差部9,10が設けられ、その位置を保護絶縁テープ6巻き付けの限界 表示とする。図2は三叉分岐管1の横断面図であり、その構成は勿論図1と同様 である。
【0009】 図3は三叉分岐管1への保護絶縁テープ6巻きの状況を示す説明図で、三叉分 岐管1をケーブル8へ取り付ける際、大筒部2に生ずる空間7を段差部9が覆う ように取り付ける。これにより保護絶縁テープ6は、大筒部2に生ずる空間7ま では巻かずにケーブル8の部分に巻きつけることにより大筒部の段差部9にはテ ープ6は及ばない。
【0010】 図4、図5はその他の実施例を示したもので、図4はその正面図、図5は同じ く横断面図であり、11はカラーリングである。
【0011】 三叉分岐管1の分岐筒部3の段差部11を着脱可能とし、かつケーブル8の線 心識別色と合わせたカラーリングとし、保護絶縁テープ6巻きの限界表示とケー ブル線心の識別表示とを兼ね備えた構造とするものである。
【0012】
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような 効果を奏する。
【0013】 三叉分岐管の大筒部及び分岐筒部に段差を構成し、その段差部を保護絶縁テー プ巻きの限界表示とすることにより、三叉分岐管をケーブルへ取り付ける際、大 筒部に生ずる空間外周面の変形を防止するため、保護絶縁テープはケーブル部の みに巻き、防水性の確保と良好な電気特性の安定を得ることが出来る。
【図1】本考案の三叉分岐管の一実施例を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】同じく其横断面図である。
【図3】保護絶縁テープ巻状況を示す説明図である。
【図4】その他の実施例を示した正面図である。
【図5】同じくその横断面図である。
【図6】従来の三叉分岐管の正面図である。
【図7】同じくその横断面図である。
【図8】従来の三叉分岐管の保護絶縁テープ巻状態を示
す説明図である。
す説明図である。
1 三叉分岐管 2 大筒部 3 分岐筒部 4 大筒部凸リング 5 分岐筒部凸リング 6 保護絶縁テープ 7 大筒部空間 8 ケーブル 9 段差部 10 段差部 11 カラーリング
Claims (1)
- 【請求項1】大筒部と分岐筒部のそれぞれに保護絶縁テ
ープ巻の限界位置を表示する段差部を形成したことを特
徴とする電力ケーブル用三叉分岐管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36393U JPH0657031U (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 電力ケーブル用三叉分岐管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36393U JPH0657031U (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 電力ケーブル用三叉分岐管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657031U true JPH0657031U (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11471716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36393U Pending JPH0657031U (ja) | 1993-01-11 | 1993-01-11 | 電力ケーブル用三叉分岐管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657031U (ja) |
-
1993
- 1993-01-11 JP JP36393U patent/JPH0657031U/ja active Pending
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