JPH06511181A - 可捩先端を有する繊維光学カテーテル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 可振先端を有する繊維光学カテーテル この発明は、繊維光学カテーテルに係り、特に、可振先端を存する繊維光学カテ ーテルに関する。カテーテルの先端は、カテーテルの内部の回転手段の基端部を 回転することにより、遠隔操作でねじることができる。回転手段は、先端部又は 先端部の近傍でカテーテルに取り付けられたトルクワイヤー或いはガイドワイヤ ールーメンである。

従来技術の説明 繊維光学カテーテルの組立体は、動脈などの種々の血管内の障害物を調査または 除去するために顛繁に用いられている。血管のサイズ、または挿入位置から血管 内の患部までの距離により、使用すべきカテーテルの特徴が決定される。例えば 、ある状況においては、非常に細いカテーテルを血管内に相当な距離挿入するこ とが望まれる。カテーテルは、曲がりくねった血管内を通って相当な距離進めら れるように、極めて柔軟に形成されなければならない。

血管内の患部にカテーテルの先端が一旦届くと、先端が特定の方向に方向付けら れることが望ましい。理想としては、先端が障害物に自己整位されることが望ま しいが、多くの場合、先端は手術を施す位置において更に位置決めされなければ ならない。繊維光学カテーテル内の光ファイバーの直径はかなり小さくされ、大 きな障害物を除去するために光ファイバーから出る光ビームの連続的移動及び再 配置が必要とされる。複数の光ファイバーをカテーテルの内側において独立して 指向することができないため、複数の光ファイバーを含むカテーテルの先端部全 体が移動されなければならない。この問題は、ウェルズの米国特許４．８４４． ０６２号に開示されている。ウェルズ特許は、カテーテルの中心からずれて配置 された光ファイバーを有する偏心カテーテルについて開示している。カテーテル が回転されると、光ファイバーからのビームがビーム径より大きい通路を掃除す る。

複合組織を通って相当な距離横切るように用いられるカテーテルは柔軟でなけれ ばならない。一般に、先端を回転するねじり力は、カテーテルの柔軟な外装を通 って伝達される。しかしながら、カテーテルの基端部で与えられるねじり力は、 先端を回転するように先端部まで伝わらない場合がある。この場合、カテーテル がねじり負荷の下でねじられまたはよじられる。複合組織内でのカテーテルとカ テーテルの全長に亘ってその周囲の物質との間の摩擦は相当大きく、柔軟なカテ ーテルは、このような摩擦を克服してねじり力を基端部から先端部へ伝達するた めの十分なねじり剛性を有していない。

この問題の１つの解決策は、カテーテルの壁の堅さを増大することである。この 解決策は、曲がりくねった通路へのカテーテルの挿入の容易さ、及び操縦性を低 下される不利益を有する。従って、この解決策は、短い距離及び直線的な挿入に 限定される。

柔軟なカテーテルは、ねじられる際に十分なねじり剛性を有しておらず、堅いカ テーテルは、複合通路内へ挿入される際に十分な柔軟性を有していない。理想的 には、カテーテルは、適した挿入及び操縦性を許容する範囲で柔軟にされるべき であり、その上、先端をねじる十分なねじり力を伝達できることが望ましい。

更に、カテーテルは、遠隔操作の必要性が最小限となるように、障害物に対して 自己整位されるべきである。従来技術は、複合組織内に挿入されたカテーテルの 先端を自己整位するいかなる装置も開示していない。クラーク他の米国特許５． １１４．４０３号は、カテーテルの先端及び回転制御機構に取り付けられたトル クワイヤーを有するカテーテねじり機構を開示している。クラークは、明確なね じり作用を達成するためにトルクワイヤーをカテーテル先端の明確な位置へ取り 付けることは開示しておらず、或いは、複合組織内で効果的に必要になるねじり 力及び柔軟性側面を達成するために、材料或いはトルクワイヤーの寸法を改造す ることを示唆していない。

ミュラージュニアの特許４．７７５．３７１号は、堅くなる材料から形成された 部分を伴うカテーテルを有し、或いはカテーテルの先端部分で厚い基端壁を有す る堅くされた膨張カテーテルを開示している。

サンブソン他の米国特許４．５７３．４７０号及び４．６４１．６５４号は、回 転可能なガイドワイヤーを有する操縦可能なカテーテルが開示されている。しか しながら、ガイドワイヤーは、いかなる回転成いはねじりもカテーテルの先端に 与えていない。ゴウルド他の米国特許５．０５５．１０９号及びガイザー他の米 国特許４．９９８．９１７号は、ねじり力伝達組立体を伴う操縦可能なカテーテ ルを開示している。しかしながら、これらの発明は、先端をそらすことにより操 縦可能であるカテーテルを開示しており、先端をねじるものではない。

殆どの操縦可能なカテーテルが必要とする共通の特徴は、カテーテルの基端部に おいて回転する手段である。共通の回転及び回転制御装置は、フライスビー他の 米国特許４．６６４．１１３号及び４．６１９．２６３号に開示されている。

これらの特許は、カテーテルの操縦に用いられるワイヤーの軸上の位置を変える ねじり装置またはすりぬけ装置を開示している。

発明の要約 この発明は上述した問題に対応して成されたものであり、カテーテルの内側を延 びるとともに先端部又は先端部近傍でカテーテルに固定され、ねじり力伝達手段 を介して先端の回転に必要なねじり力を伝達することにより遠隔操作でねじられ る先端を有し、先端を整位するためにカテーテル全体を回転する必要のないカテ ーテルを供給するものである。ねじり力伝達手段は、トルクワイヤー或いはねじ り可能なガイドワイヤールーメンであってもよい。トルクワイヤー或いはガイド ワイヤールーメンは、基端部においてカテーテルから突出しており、カテーテル に関してトルクワイヤー或いはガイドワイヤールーメンが回転するように、また はねじり力伝達手段の過剰なねじりを防止するようにターンリミッタ−に固定で きる。ここに開示され、または請求の範囲に記載された全てのカテーテルは、ハ マースマーク他により同時に出願された共に継続中の一部継続出願のターンリミ ッタ−のいずれでも作動でき、カテーテルの材料は、これに関連して組み合わさ れる。

ねじり力伝達手段は、トルクワイヤー或いはルーメンの基端部が回転されると、 ねじり力がカテーテルの先端にのみ与えられ且つカテーテルの先端部のみがねじ られるように、カテーテルに取り付けられている。トルクワイヤーを用いる場合 、先端面近傍においてカテーテル自体、或いはカテーテル内の光ファイノく−へ のワイヤーの取り付け、先端面近くにおけるトルクリングへのワイヤーの取り付 け、先端面における固定された内部ルーメンへのワイヤーの取り付け、または、 先端部において選択的に取り付は可能なトルクワイヤーとしてのガイドワイヤー の利用を含む複数の技術によってトルクワイヤーがカテーテルに取り付けられる 。従って、柔軟性を有するカテーテルを複合通路内へ挿入でき、カテーテル全体 を回転することなく先端をねじることができ、柔軟性を有する壁を介してねじり 力を伝達する。

障害物に関する先端面の正確な位置決めを補助するため、または複合通路を通る カテーテルの挿入を補助するため、この発明の先端は、傾斜された先端面或いは 円錐形の先端面を有している。傾斜された面は、最先端を有する必要がある。

最先端は、第１に障害物に接触し、傾斜された面全体が障害物に接触するまでこ の面を障害物に沿ってスライドするように自動的に回転する。結果として、先端 が障害物に対して自己整位され、障害物を切除するためのより能率的な方向を提 供する。

円錐面は、カテーテルの断面の中心に最先端を有する。円錐面は、その挿入の際 にカテーテルが血管内にとどまることを保証し、障害物に受け入れられないよう に抵抗する。

図面の簡単な説明 この発明のこれらのまたは他の目的及び利点は、添付図面に関連して以下に示す この発明の好ましい実施例の詳細な説明から明確に、またはより理想的に正しく 理解される。

図１は、この発明の実施例における可振先端を有する繊維光学カテーテルを示す 立面図、 図２は、図１に示すカテーテルの先端部の端面図、図３は、この発明の他の実施 例における可振先端を有する繊維光学カテーテルを示す立面図、 図４は、図３に示す線分４−４で切断した面の断面図、図５ａは、この発明の第 ３の実施例を示す概略図、図５ｂは、この発明の第４の実施例を示す概略図、図 ６は、この発明の第５の実施例を示す概略図、図７は、この発明のその他の実施 例における可振先端を有する繊維光学カテーテルを示す斜視図。

図８ａ−８ｆは、この発明の可振自己整位先端ををする繊維光学カテーテルの数 種の実施例を示す概略図。

発明の好ましい実施例の詳細な説明 以下、図面を参照しながらこの発明の実施例について詳細に説明する。

図１に示すように、この発明の第１の実施例に係る可振先端を有するカテーテル １０は、公知の材料で形成され、内部ルーメン２０を含んでいる。内部ルーメン ２０は、カテーテル１０が血管の通路内を通過するように指向するために用いら れるガイドワイヤーを含んでいる。内部ルーメン２０は、カテーテル１０の先端 部９０で露出されている。カテーテル１０内部の残された空間は、光ファイバー １５で満たされており、光ファイバー１５は、その先端５５で露出されている。

カテーテル１０は、その先端部を遠隔操作でねじる手段を伴って供給される。

ねじり動作は、カテーテル１０を通って延びるとともに先端部９０に取り付けら れたトルクワイヤー５０によって成し遂げられる。

トルクワイヤー５０は、カテーテル１０の基端部７０からカテーテル１０を通っ て先端部９０の近くの取り付は位置まで延びている。トルクワイヤー５０は、ト ルクワイヤー５０のねじり力が伝達されて先端部をねじるように、カテーテル１ ０の先端位置にしっかりと固定されている。カテーテル１０の先端部９０は、金 属などのラジオベク材料で形成でき、カテーテル１０の可視領域を保護する。

図１及び図３に示すように、トルクワイヤー５０は、先端部の近くで１つ或いは それ以上のテーパ一部５１を有し、カテーテル１０の柔軟性及び操縦性を増大し 、トルクワイヤー５０の適切なねじり堅さを得ることができる。例えば、トルク ワイヤー５０は、カテーテル１０の本体を通過する約０．４６ｍｍの直径を有し 、そのテーパ一部は、約０．２０ｍｍ、更には約０．１３ｍｍの直径を有してい る。トルクワイヤーの先端２５は、カテーテル１０の先端部への接着のための広 い表面を提供するために平にされる。

トルクワイヤー５０の先端部は、カテーテル１０の内壁に直接取り付けられ、或 いは図５ａに示すように内部ルーメン２０に取り付けられる。取り付は位置２１ は、図５８に示すように先端部にあり、或いは図５ｂに示すように先端部から離 間した位置にある。取り付は位置２１は、所望の値に特徴付けられる柔軟性及び トルク反応によって決定される。トルクワイヤー５０が先端面から３０ｃｍ上方 の内部ルーメンに取り付けられているにもかかわらず、理想的な取り付は位置は 、先端面から約３　１０ｃｍ上方である。先端部から離間した位置でトルクワイ ヤー５０を内部ルーメン２０に取り付ける重大な利点は、カテーテル１０の取り 付は位置を超える部分が複合通路を通過するためにより柔軟にされることにある 。同様に、この実施例は、材料の選択次第で、小径のトルクワイヤーより内部ル ーメン２０の方が良好にトルクを先端部に伝達できるため、先端部に対するより 良いトルク反応を提供できる。

或いは、トルクワイヤー５０は、図１及び図２に示すように、接着性のマトリッ クスで光ファイバー１５と共に先端部を接着することにより、カテーテル１０の 先端に取り付けられる。

図３及び図４に示すように、トルクワイヤー５０は、先端部付近でカテーテル１ ０に固定されたトルクリング３０に取り付けられる。トルクリング３０は、トル クリング３０に与えられるねじり力がカテーテル１０に伝達されるように、カテ ーテル１０に取り付けられる。この実施例のトルクワイヤー５０は、先端部付近 において少なくとも１つのテーパ一部５１を有し、カテーテル１０の操縦性を増 大する。その上、トルクワイヤー５０は、上述したものと同様なテーパー加工さ れた形を有することができる。トルクワイヤー５０は、接着剤、溶接４０、或い は他のありふれた取り付は手段によってトルクリング３０に取り付けられる。

トルクリング３０は、十分な剛性を存するあらゆる材料から形成され、カテーテ ル１０の先端部９０の位置決めを補助するラジオベクによって形成できる。

カテーテル１０の先端部を回転する他の技術としては、図７に示すような鍵及び 長孔機構がある。この実施［Ｍｌにおいては、縮型ブロック５５を内部ルーメン ２０の錠受は長孔４５内へスライドすることにより、ガイドワイヤーがトルクワ イヤー５０の代りの機能を果たす。鍵５５は、ガイド／トルクワイヤー３５にし っかりと取り付けられ、ガイド／トルクワイヤー３５を回転すると、必然的に鍵 ５５が回転される。カテーテル１０の先端が血管内に適切に配置される際には、 ガイド／トルクワイヤー３５は内部ルーメン２０内に収納されている。鍵５５は 、引き込まれて、回転可能に長孔４５にロックされる。ガイド／トルクワイヤー ３５が回転されると、ねじり力が鍵及び長孔機構を介して与えられ、カテーテル １０の先端部がねじられる。接着剤、はんだ、或いは他の材料で形成される縮型 ブロック５５は、ガイド／トルクワイヤー３５に与えられ、内部ルーメン２０の 角ばった形（ｎｏｎ−ｒｏｏｄ　５ｈｘｐｃ）と一致する角ばった形に形成され る。この実施例のガイド／トルクワイヤー３５は、先端部近くで１回或いはそれ 以上テーパー加工され、カテーテル１０の操縦性を増大する。カテーテル１０の 先端部で鍵及び長孔機構のトルクワイヤーへの選択的な取り付けは、結果的に柔 軟性を有するカテーテル１０を得るために有利である。トルクワイヤーとガイド ワイヤーの両方の機能を１つのワイヤーに組み合わせることにより、内部空間が 保たれ、複雑性及びカテーテル１０のコストが減少される。

図６に示すこの発明の他の実施例は、ガイドワイヤールーメンの機能とトルクワ イヤーの機能とを組み合わせである。この実施例によれば、ガイドワイヤールー メン１２０が前述の実施例のトルクワイヤーと置き換えられ、先端部にねじり力 を供給する。ガイドワイヤールーメン１２０は、先端部付近でカテーテル１０の 壁に取り付けられるが、一方ではカテーテル１０の内側に固定されない。ガイド ワイヤールーメン１２０は、実質的にカテーテル１０の全長に亘って延び、所望 のトルク反応及び柔軟性を達成するように、異なる材料から成る複数の不連続部 分１１０．１１１．１１２を有する。例えば、ねじり可能な内部ルーメンは、標 準内部ルーメン材料から形成された先端部分１１０と、先端部分１１０に接続さ れたルーメンの補強部分１１１と、カテーテル１０の基端部に延びるハイポチュ ーブ（ｈＴｐｏ　ｔｕｂｅ）の基端部分１１２と、から成る３つの部分を有して いる。

先端部分１１０は、柔軟性を増大させるために補強されなくてもよい。標準内部 ルーメン材料は、ポリエチレン、ポリエステル、テフロン、ポリアミド等であっ てもよい。補強部分１１１は、標準内部ルーメン材料内に封入されていない補強 材のコイルやブレードを伴うルーメンを含んでもよい。補強材は、ステンレス鋼 やケブラー（ｂマ１１ｒ）であってもい。基端部分１１２は、ガイドワイヤーが それらを通過することを許容する間、カテーテル１０の長さの殆どを通る良好な トルク反応を供給するために、ニッケルチタニウム（ＮｉＴｉ）やステンレス鋼 ハイポチューブであってもよい。ハイポチューブの堅さが原因で、基端部分１１ ２は、カテーテル１０の先端部まで延びないが、先端部から約２５ｃｍの補強部 分１１１に接続される。殆どの先端部分１１０及び補強部分１１１は、カテーテ ル１０の先端部へ残された距離を共に延びる。不連続部分１１０．１１１．１１ ２の長さ及び数は、先端において所望のトルク反応及び柔軟性側面を達成するよ うに変化される。それゆえ、ねじり可能なガイドワイヤールーメンは、カテーテ ル１０の特性を示す所望のねじり力によって決定されるより多くの或いは少数の 材料推移を有する。

トルクワイヤーを超えるねじり可能なガイドワイヤールーメンの利点は数多くあ る。カテーテル１０は、要素を１つ欠いても組み立てることができ、そのため、 トルクワイヤーが空間を提供し、カテーテル１０の柔軟性を改良する。ねじり可 能なガイドワイヤールーメンを有するカテーテル１０は、トルクワイヤーを有す るカテーテル１０より良好なトルク反応を供給できる。ねじり可能なガイドワイ ヤールーメンを用いることにより、カテーテルシステムの基端部において、ねじ り力及びガイドワイヤーの構成要素のための真っ直ぐな出口路を許容する。標準 的に、トルクワイヤー及びガイドワイヤールーメンは、ターンリミッタにおいて 異なる出口路を有しており、構成要素の一方はカーブした出口路を有している。

カテーテル１０は、それらを通って延びる空洞軸１１３を有するトルクノブ組立 体１３０で連結される。ガイドワイヤールーメンは、空洞軸１１３に通じており 、カテーテル１０のためのガイドワイヤー挿入位置１４０を提供する。

血管内へカテーテル１０を挿入する際、障害物が存在できる範囲へカテーテル１ ０を自己整位することが望まれる。この発明の１つの特徴は、可振先端の自己整 位を提供することにある。図８ａ乃至８ｆに示すように、カテーテル１０は、内 部ルーメン２０を含み、先ファイバー１５でいっばいにされている。光ファイバ ー１５は、傾斜された先端面で終結されている。先端面は、カテーテル１０の軸 に対して垂直な面に関して０度より大きく好ましくは約２３度より小さい角度α だけ傾斜して形成されており、カテーテル１０がルーメン２０を通過するガイド ワイヤーを超えて血管内に進められる場合、先端面の殆どの先端位置が障害物に 接触し、全ての或いは殆どの傾斜された先端面が障害物に接触するまで、先端面 及び先端をねじって障害物をすりぬける。傾斜された先端面を有する可振先端は 、同心の（図８ｅ及び図８ｆ）或いは偏心の（図８ａ乃至図８６）ガイドワイヤ ーを有し、及び、ガイドワイヤーがカテーテル１０の全長を延び（図８ｄ及び図 ８ｅ）或いはいろいろのモルレール（図８Ｃ及び図８ｆ）であってもカテーテル １０に使用できる。０８ｇ乃至図８ｆのカテーテル１０のいずれであっても、以 前に検討された可振カテーテル１０のいずれの手段も傾斜された先端面を有する 。

その上、傾斜されたカテーテル１０の先端面は、通路へのカテーテル１０の挿入 を容易にする。カテーテル１０の軸と垂直な先端面を有するカテーテル１０は、 端部近くでその平坦面に接触する障害物によって挿入を邪魔されるが、傾斜面は 障害物を避けて通路内を進み続ける。

このように傾斜されたカテーテルの先端は、理想的には、図６に示すような円錐 形１０６に形成される。このような円錐面は、図示するようにカテーテル１０の 軸と同心にされ、或いは、先端がカテーテル１０の中心からずれるように偏心に される。円錐面は、単一の傾斜面と比較して、全ての方向における避は面（ｄｓ ｌｌｅＣｌｉＢ　＋ｕｒｌｓｃｅ）を供給する。この発明の円錐面１０６は、カ テーテル１０の軸と垂直な平面に対し約２３度の角度が付けられている。適切な 角度は、ファイバー面を励起されて通過する先エネルギーの総合的な内部反射を 引き起こす。この種の傾斜されたカテーテル１０の先端は、内部ルーメンに関し て同心或いは偏心のいずれかにされる。カテーテル１０の長軸上或いはガイドワ イヤールーメンの長軸上のいずれかに中心を置き、或いはカテーテル１０及びル ーメンの双方に関して偏心した円錐面は、上述したあらゆるカテーテル１０に用 いられる。

この発明のトルクワイヤー５０、ガイド／トルクワイヤー３５、或いはねじり可 能な内部ルーメン２０（以下、総称してねじり要素とする）は、十分な横方向の 柔軟性に適したあらゆる材料から成るとともに強力なねじり堅さを有する。ねじ り要素は、ただ１つの取り付は位置でカテーテル１０に取り付けられる。他の全 ての位置において、ねじり要素はカテーテル１０の内側で自由に回転する。ねじ り要素の軸及びカテーテル１０の軸は、同じ取り付は位置である必要はない。

カテーテル１０の軸からずれてカテーテル１０に取り付けられたねじり要素は、 トルクワイヤーの軸を回転することなく、先端のねじり動作を供給する。

カテーテル１０の基端部において、ねじり要素はカテーテル１０から突出すると ともにターンリミッタ−に取り付けられている。ターンリミッタ−は、同時に提 出された継続中の一部継続出願にあるいかなる装置にも適用されている。ターン リミッタ−は、ねじり要素を回転することにより先端部へねじり力を供給する手 段と、ねじり要素に与えられるねじり力を制限することによりカテーテルシステ ムの損傷を防ぐ手段と、を供給する。ねじり要素がカテーテル１０の基端部で回 転される場合、ねじり力は、カテーテル１０を通って取り付は位置に伝達される 。取り付は位置に伝達されたねじり力は、カテーテル１０に与えられて先端をね じる。

カテーテル先端のねじり力の総計は、基端部で与えられるねじり要素の回転力の 総計と、カテーテル１０の壁の柔軟性と、ねじり要素の堅さと、によって決定さ れる。理想的には、カテーテル１０の先端部分は、カテーテル１０の他の部分よ り柔軟である。カテーテル１０の先端部分の柔軟性は、普通のカテーテル１０の 壁の先端部分をより柔軟なカテーテル材料に取り替えることにより、或いは、先 端部近傍の外部ルーメンの壁厚、或いは異なる材料の組み合わせまたは異なる壁 厚の組み合わせを変えることにより、増大できる。カテーテル１０の柔軟な先端 部分は、血管内への挿入におけるカテーテル１０の追従性を改良し、先端部のね じり性を改良する。理想的には、約４−３０ｃｍの先端部分が上述した柔軟特性 を伴って供給される。

トルクワイヤーに非常に多くのねじり力が供給されると、カテーテル１０の複数 の構成要素に１ｒ１傷が引き起こされる。カテーテル１０の先端部の柔軟な壁、 光ファイバー１５、ねじり要素、及び包囲容器は、全て、ねじり要素の過剰なね じりによる１？ｉ傷の影響を受けやすい。従って、回転制御装置がねじり要素の 基端部に接続され、この回転制御装置がカテーテルに関してねじり要素に与えら れる多くの回転を規制する。

この発明のいくつかの実施例が上記のように詳述されているにも拘らず、この発 明の新しい技術から実質的にそれることなく、多くの修正及び組み合わせ力呵能 なことは当業者であれば容易に理解できる。従って、このような全ての修正は、 この発明の範囲内に含まれることになる。

特表平６−５１１１８１　（６） 補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の７第１項）平成５年１１月１７日

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. １．先端部を有するカテーテルと、 上記カテーテル内に配置され、上記カテーテルの上記先端部まで延びた先端を有 する複数の光ファイバーと、 上記カテーテルを通って延び、上記先端部近傍で上記カテーテルおよび光ファイ バーの少なくとも１つに接着されたトルクワイヤーと、を備え、上記トルクワイ ヤーの基端部が回転された際、ねじり力が上記トルクワイヤーを介して上記カテ ーテルの先端部に伝達され、上記カテーテルの先端をねじることを特徴とする可 捩先端を有するカテーテル。
2. ２．カテーテルと、 上記カテーテルの先端部近くで上記カテーテルの内面に固定されたトルクリング と、 上記トルクリングに固定されテーパー加工されたトルクワイヤーと、を備え、上 記トルクワイヤーに与えられる全てのねじり力が上記トルクリングによって上記 カテーテルに伝えられることを特徴とする可捩先端を有するカテーテル。
3. ３．先端部を有するカテーテルと、 上記カテーテル内で上記先端部から基端部に延びる内部ルーメンと、上記カテー テルを通って延び、上記先端部の後方で、上記カテーテルの壁および上記内部ル ーメンの少なくとも１つに接着されたトルクワイヤーと、を備え、上記トルクワ イヤーの基端部が回転された際、ねじり力が上記トルクワイヤーを介して上記内 部ルーメンに伝達され、その後、上記ねじり力が上記カテーテルの先端部に移転 されることを特徴とする可捩先端を有するカテーテル。
4. ４．上記トルクワイヤーは、上記カテーテルの先端部近傍において少なくとも１ つのテーパー加工された部分を有することを特徴とする請求項１、２、或いは３ に記載された可捩先端を有するカテーテル。
5. ５．先端部を有するカテーテルと、 上記カテーテル内で上記先端部から基端部に偏心して延びる内部ガイドワイヤー ルーメンと、を備え、 上記内部ガイドワイヤールーメンは上記先端部で上記カテーテルに取り付けられ 、 上記内部ガイドワイヤールーメンは、上記内部ガイドワイヤールーメンの基端部 が回転された際に、ねじり力を伝達するための構造を有し、ねじり力が上記内部 ガイドワイヤールーメンを介して上記カテーテルの先端部に伝達されることを特 徴とする可捩先端を有するカテーテル。
6. ６．上記内部ガイドワイヤールーメンを回転する手段を更に備え、上記内部ガイ ドワイヤールーメンは、上記内部ガイドワイヤールーメンの基端部が上記回転す る手段の終端位置から突出するように、上記カテーテルの基端部に取り付けられ ることを特徴とする請求項５に記載された可捩先端を有するカテーテル。
7. ７．上記内部ガイドワイヤールーメンの突出した基端部は、ガイドワイヤーの挿 入位置であることを特徴とする請求項６に記載された可捩先端を有するカテーテ ル。
8. ８．上記カテーテルの先端面は、上記カテーテルの長軸と直交していないことを 特徴とする請求項１、２、３、或いは５に記載された可捩先端を有するカテーテ ル。
9. ９．偏心した上記内部ガイドワイヤールーメン及び先端面を含む上記カテーテル は、上記内部ガイドワイヤールーメンが上記先端面の最先端部分で露出するよう に曲げられることを特徴とする請求項８に記載された可捩先端を有するカテーテ ル。
10. １０．上記カテーテルの先端面は、円錐形であることを特徴とする請求項１、２ 、３、或いは５に記載された可捩先端を有するカテーテル。
11. １１．上記内部ルーメンは、複数の縦長部分を決定する上記内部ルーメンの全長 に沿った複数の伝達位置材料を含むことを特徴とする請求項１、２、３、或いは ５に記載された可捩先端を有するカテーテル。
12. １２．１つの縦長部分は、近接部分より細い壁断面を有することを特徴とする請 求項１１に記載された可捩先端を有するカテーテル。
13. １３．上記内部ルーメンの第１の縦長部分は、上記内部ルーメンの第２の近接し た縦長部分と異なる材料からなることを特徴とする請求項１、２、３、或いは５ に記載された可捩先端を有するカテーテル。
14. １４．先端面を有するカテーテルと、 上記カテーテル内に配置され、上記先端面まで延びた複数の光ファイバーと、を 備え、 上記先端面は、上記カテーテルの長手軸に垂直な平面に対してある角度を成して いることを特徴とする可捩先端を有するカテーテル。
15. １５．上記カテーテルは、偏心ガイドワイヤールーメンを有し、上記先端面は、 上記偏心ガイドワイヤールーメンが上記先端面の最先端部で露出するように形成 されていることを特徴とする請求項１４に記載された可捩先端を有するカテーテ ル。
16. １６．上記カテーテルは、上記先端面で上記カテーテルと同心のガイドワイヤー ルーメンを有することを特徴とする請求項１４に記載された可捩先端を有するカ テーテル。
17. １７．上記カテーテルの先端部分は、上記カテーテルの他の部分より柔軟である ことを特徴とする請求項１、２、３、５、或いは１４に記載された可捩先端を有 するカテーテル。
18. １８．上記カテーテルは、上記先端面で上記カテーテルと同心のガイドワイヤー ルーメンを有することを特徴とする請求項１、２、３、５、或いは１４に記載さ れた可捩先端を有するカテーテル。