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JPH0651641U - 開閉弁 - Google Patents

開閉弁

Info

Publication number
JPH0651641U
JPH0651641U JP8639192U JP8639192U JPH0651641U JP H0651641 U JPH0651641 U JP H0651641U JP 8639192 U JP8639192 U JP 8639192U JP 8639192 U JP8639192 U JP 8639192U JP H0651641 U JPH0651641 U JP H0651641U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve seat
shaped portion
collar
valve body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8639192U
Other languages
English (en)
Inventor
晃治 金子
Original Assignee
日本酸素株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本酸素株式会社 filed Critical 日本酸素株式会社
Priority to JP8639192U priority Critical patent/JPH0651641U/ja
Publication of JPH0651641U publication Critical patent/JPH0651641U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lift Valve (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁内を流れる流体あるいは気体の純度低下を
防止する。 【構成】 弁座15を平面に形成するとともに、弁体1
6を、軸部16aと、軸部16aよりも大径の弾性を有
する鍔状部16bとで形成し、鍔状部16bの弁座側
を、弁座面に対してコニカル角度を有する着座面16c
に形成し、鍔状部16bを押圧する押圧部材17を設け
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高純度ガスの容器や配管に最適な開閉弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、クリーンルーム等で使用される高純度ガスは、容器や配管の内壁との 接触により純度が低下することがあるので、容器や配管の内壁に被膜形成やメッ キ処理を施したり、容器の開閉弁や配管途中に設けられる開閉弁にメッキ処理を して純度の低下を防いでいる。
【0003】 ところが、従来の容器の開閉弁や配管途中に設けられる開閉弁は、図3に示す 如く、弁体1の先端にテフロン等の樹脂製シール部材2を設け、該シール部材2 を弁座3に着座させてシールしていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、樹脂製のシール部材は、高純度ガスとの接触によって脱ガスが発生し 、この脱ガスによって高純度ガスの純度が低下することがある。
【0005】 そこで本考案は、弁内を流れる流体あるいは気体の純度低下を防止する開閉弁 を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため本考案は、弁座と、該弁座に着座する弁体とを有 する開閉弁において、前記弁座を平面に形成するとともに、前記弁体を、軸部と 、軸部よりも大径の弾性を有する鍔状部とで形成し、該鍔状部の弁座側を、弁座 面に対してコニカル角度を有する着座面に形成し、該鍔状部を押圧する押圧部材 を弁スピンドルと連設して設けたことを特徴としている。
【0007】
【作 用】
上記構成によれば、押圧部材にて鍔状部を押して行くと、平面の弁座面と、コ ニカル角度を有する着座面が先ず線接触状態となり、さらに鍔状部を押して行く と、鍔状部が撓んで面接触状態となってシールする。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。
【0009】 開閉弁10は、弁箱11に形成された弁室12の下面に第1流路13を、側面 に第2流路14をそれぞれ開口し、第1流路13が開口する弁座15を平面に形 成している。
【0010】 弁室12内には、弁座15に着座する弁体16と、該弁体16を押圧する押圧 部材17と、金属製のダイヤフラム18が配設され、ダイヤフラム18の上部に 螺着される蓋部材19により、弁室12が封じられている。
【0011】 弁体16は、軸部16aと、軸部16aよりも大径の弾性を有する鍔状部16 bとで形成され、鍔状部16bの弁座15側を、弁座面に対してコニカル角度を 有する着座面16cに形成している。
【0012】 押圧部材17は、下面中央に弁体16の軸部16aが挿入されるガイド孔17 aを有し、その周囲の押圧部17bを弁体16の鍔状部16bの背面に当接して おり、スプリング20により常時上方へ付勢され、蓋部材19に設けられた弁ス ピンドル21の回転により下降して弁体16を弁座15に着座させる。
【0013】 このように構成された開閉弁10は、弁スピンドル21を回転して押圧部材1 7にて弁体16の鍔状部16bを下方へ押していくと、先ず、鍔状部16bの着 座面16cの中央側が弁座15に線接触状態で着座する。
【0014】 さらに、押圧部材17にて鍔状部16bを下方へ押していくと、鍔状部16b の周辺部が撓んで着座面16cが弁座15に面接触状態となってシールする。
【0015】 したがって、従来のように樹脂製のシール部材を用いなくても弁座15をシー ルできるので、第1流路13から第2流路14へ流れる流体あるいは気体の純度 低下を防止できる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の開閉弁は、弁座を平面に形成するとともに、弁体 を、軸部と、軸部よりも大径の弾性を有する鍔状部とで形成し、該鍔状部の弁座 側を、弁座面に対してコニカル角度を有する着座面に形成し、該鍔状部を押圧す る押圧部材を設けたので、押圧部材にて鍔状部を押して行くと、平面の弁座面と 、コニカル角度を有する着座面が先ず線接触状態となり、さらに鍔状部を押して 行くと、鍔状部が撓んで面接触状態となってシールする。
【0017】 したがって、従来のように樹脂製のシール部材を用いなくても弁座をシールで きるので、弁内を流れる流体あるいは気体の純度低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の開閉弁の開弁状態を示す断面図であ
る。
【図2】 同じく閉弁状態を示す断面図である。
【図3】 従来の開閉弁の断面図である。
【符号の説明】
10…開閉弁、11…弁箱、12…弁室、15…弁座、
16…弁体、16a…弁体の軸部、16b…弁体の鍔状
部、16c…着座面、17…押圧部材、18…ダイヤフ
ラム、19…蓋部材、21…弁スピンドル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁座と、該弁座に着座する弁体とを有す
    る開閉弁において、前記弁座を平面に形成するととも
    に、前記弁体を、軸部と、軸部よりも大径の弾性を有す
    る鍔状部とで形成し、該鍔状部の弁座側を、弁座面に対
    してコニカル角度を有する着座面に形成し、該鍔状部を
    押圧する押圧部材を弁スピンドルと連設して設けたこと
    を特徴とする開閉弁。
JP8639192U 1992-12-16 1992-12-16 開閉弁 Pending JPH0651641U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8639192U JPH0651641U (ja) 1992-12-16 1992-12-16 開閉弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8639192U JPH0651641U (ja) 1992-12-16 1992-12-16 開閉弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0651641U true JPH0651641U (ja) 1994-07-15

Family

ID=13885581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8639192U Pending JPH0651641U (ja) 1992-12-16 1992-12-16 開閉弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0651641U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005147363A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Time Engineering Co Ltd 流量制御弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826970U (ja) * 1971-08-04 1973-03-31

Patent Citations (1)

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JPS4826970U (ja) * 1971-08-04 1973-03-31

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