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JPH06503117A - 熱硬化反応性樹脂混合物、それからなる成型品、およびコーティング剤 - Google Patents

熱硬化反応性樹脂混合物、それからなる成型品、およびコーティング剤

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Publication number
JPH06503117A
JPH06503117A JP4502793A JP50279392A JPH06503117A JP H06503117 A JPH06503117 A JP H06503117A JP 4502793 A JP4502793 A JP 4502793A JP 50279392 A JP50279392 A JP 50279392A JP H06503117 A JPH06503117 A JP H06503117A
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JP
Japan
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parts
reactive resin
tables
mixture
resin mixture
Prior art date
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Pending
Application number
JP4502793A
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English (en)
Inventor
ジャーワールド,エフ グラヘ
アーツアー,ラホビッツ
ローランド,フロメ
Original Assignee
大日本インキ化学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大日本インキ化学工業株式会社 filed Critical 大日本インキ化学工業株式会社
Publication of JPH06503117A publication Critical patent/JPH06503117A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 熱硬化反応性樹脂混合物、それからなる成型品、およびコーティング剤技術分野 本発明は、熱硬化反応性樹脂混合物、それからなる成型品、およびコーティング 剤に関するものである。
従来から、多(の熱硬化反応性樹脂混合物においては、温度上昇にともなって混 合物を構成する分子間の架橋形成がなされることが知られている。
ペイントバインダーは、カルバメイト(earba■ate )基、特にヒドロ キシアルキルカルバメイト誘導体を含むもので、他のものと比較して頻繁に利用 されている。
そのような場合、カルバメイト化合物の作用は、たいへん変化に富んだものとな る。
従来技術 したがって、低分子量のヒドロキシアルキルカルバメイトを含む多(のコーティ ングバインダーが開示されている。例えば、そのような系を開発することを目的 −とじた米国特許出願、欧州特許出願、および国際特許出願がなされている(L ISP 4520167、 EP 2123BG、EP !02222. WO 87100851およびWO88102766)。同様の熱硬化混合物は、W− J・ブランク(W、J、 B11nk)によって開示されている。(W、J、  Blank、 J、 Coat、 Technol、、 60.1988 No 、 764.43、およびProe、 Water−Borne [l[ghe r 5olids Catings Sap、 New 01eins、 19 89.R32) o上 記したすべての刊行物は、ヒドロキシ官能性ポリ? (hydroxy−fun ctionalisedpoly*er )と、アミン樹脂、またはイソシアネ ート架橋形成剤との反応により主として硬化するバインダーに関するものであり 、使用される低分子量のヒドロキシアルキルカルバメイトは反応希釈剤としての み使用されるもので、実際の架橋形成反応には関与しない。
カルバメイト含有バインダーのほかの群(group)としては、当業者にとっ ては既知の多官能性ヒドロキシアルキルカルバメイトからなる群が挙げられる。
このバインダーでは、ヒドロキシアルキルウレタン官能が重合系にリンクされて いる。これは主に、 (a)修飾アミン樹脂、または修飾アミン樹脂とメラミン樹脂との混合物(例え ば、欧州特許出願(EP第152820号、箪245700号、第245701 号、$246483号および第257848号〉、(b)少なくとも2つのヒド ロキシアルキルカルバメイト基を有するアクリル樹脂(例えば、欧州特許出願( EP)第152820号、米国特許出願(USP)第4758632号)、 (C)アミドアミンにもとづく多官能性ヒドロキシエチルカルバメイト(例えば 、米国特許(asp )第4588783号)、ソシテ(d)修飾エポキシ樹脂 (例えば、欧州特許出願(EP)第119769号、米国特許出願(USP)第 4484994号、独特許(DE−OS)第3311517号、第331151 8号)に関係している。
この群のヒドロキシアルキルカルバメイトのすべてが、活性化ヒドロキシ官能性 ポリマーとして用いられる。高温においては、このようなポリマーは通常の架橋 剤のアミン樹脂、例えばメラミン樹脂と架橋形成する。適当な触媒が用いられる ことによって、このような樹脂は自己架橋形成することもできる。
硬化系ペイントでは、同様の機能が低分子量のジアミン、またはポリアミンと、 エチレンカルボネイト、またはブロビレンカルボネイトとから誘導されたヒドロ 牛/アルキルウレタンによって行なわれる(例えば、ミ、クヒーブ等の文献(Y 、V、MIkheevetal、、Lakmkokras、Meter、Iky h、Prl+*anen、19g!、No、s、s;G、C,Pirekh、P roe、Water−Borne■Igher−Solids Coatlns  Symp、New 0rlea獅刀B 1981、492)、)。また、それらは多官能性ヒドロキシ化合物との架橋形 成にも利用される。
さらに、カルバメイトはエポキシ基と反応するということも知られている。Y、 イワクラとS、イザワとは、N−アリルウレタンと、アリルグリシジルエーテル との反応を開示している(J、 Org、 Chat、 29.け764) 3 79: J、 Po1yt Sei、。
A−14,(1966) 751)。二官能性の出発物質を用いることによって 、直鎖量のポリマーが合成される。しかし多くの試みの後では、N−アルキルカ ルバメイトはこのような反応を行なわないと言われるべきであった。
二官能性エポキシドと、二官能性カルバメイトとからなる直鎖状ポリマーが、Z 、 N、パゼンフらによって得られた(Z、N、 Pazenko et al 、、 5intez Ifizikochimija polimerov 7 . (1G70) 42; 8. (1971) 45) oこれらの場合にも 、N−アリルカルバメイトが用いられた。得られたポリマーは、低分子量のもの で、容易に融解し、かつほとんどの極性溶媒によく溶けるものであった。
また、同一の研究者によって、苛酷な反応条件(例えば、160℃、1〜2時間 処理)で、未置換脂肪族のカルバメイトがエポキシドと反応してつくられた、と いうことが報告されている(Z、N、 Pazenko et al、、 S+ ntez I fizikochimijapolimerov 6. (19 70) 42>。この方法においては、すなわち容易に溶融し、容易に溶解する 直鎖状の低分子量のポリマーが同様に得られる。
ヒドロキシエチルウレタンとエポキシ樹脂とによる架橋系は、G、ロキクキ、お よびR,ラジンスキ−(G、Rokicti & R,Lazinski、 A ngev、 Makrosol、 Chet170211、1989 )によっ て得られた。この場合、エポキシドは、環状カルバメイトに部分的に修飾された 脂肪族ポリアミン(例えば、トリエチレンテトアラミン)と架橋する。しかしな がら、ヒドロキシエチルウレタン基を含む修飾ポリアミンは一同時に適当1の反 応性脂肪族H−N官能基を有するので、この官能基を通じて実際の架橋反応が室 温で進行する。この場合、脂肪族ポリアミンによるクランカルなエポキシド硬化 を伴うので、すなわちヒドロキシウレタン基は、生成物の特性を改善することの みに寄与するものなので、端的に言えば架橋反応には関与するものではない。
多官能性エポキシド(エポキシアクリレート)と、二官能性ヒドロキシアルキル カルバメイトとから3次元的ネットワークを調製する試みが、V、Vミクヘエヴ らによってなされている(Vv、Mikheav et al、、 Lakok ras、 Mater、 IkhPrimenen、No、5.13: No、 S、 26.1987) oその試みは、生成物が架橋されたものであることか ら、エポキシ基と、ヒドロキシウレタン官能基との反応を扱ったものであると考 えられる。しかし、有機スズ化合物によって触媒された架橋反応は、高温(約1 60℃ないし180℃)および長い反応時間(2時間以上)を必要とする。この ような苛酷な条件下では、ポリマー系の好ましくない分解プロセス、例尤ば焼付 エナメルの場合の顕著な黄変がしばしば観察される。
したがって、従来技術では、エポキシド樹脂と、カルバメイト、特にヒドロキシ アルキルウレタン、またはその誘導体とによる架橋系の生産の可能性について何 等言及されていない。
発明の開示 したがって、本発明の目的は、従来技術の抱えるこの問題点を解決し、エポキシ ドと、カルバメイト、特にヒドロキシアルキルカルバメイトとからなり、成型品 の生産用に使用され、または有機溶媒に溶解された、あるいは水に溶解された、 もしくは乳濁化された焼付エナメル、または粉末エナメルとして利用可能な、加 熱によって架橋形成可能な新規な反応性樹脂混合物を提供することである。
本発明の対象は、 (a)少なくとも2つのエポキシド基を有する少なくとも一つの有機化合物と、 (b)下記一般式Iによって示される少なくとも一つのカル、<メイト化合物と 、ただし式中、 R1、R2−水素原子、またはメチル基で置換されてもよい、R3−水素原子、 またはメチル基あるいは最大20個の炭素原子を有する二価、または三価の脂肪 族、シクロ脂肪族、芳香族、またはへテロ環状残基で置換されてもよい、−1, 2、または3 を示す。
(C)少なくとも一つの塩基性触媒と、そして、以下のもの含む場合と含まない 場合があるが、 (d)加工助剤(processing aids) 、および(またil)添 加物とからなる熱硬化反応性樹脂混合物である。
本発明のさらなる対象は、 (a) 少なくとも二つのエポキシド基を有する少なくとも一つの有機化合物と 、(b)下記一般式IIによって示される少なくとも一つのカルノリイト化合物 とR1、R2、R5−水素原子、またはメチル基で置換されてもよい、R4−水 素原子、あるいは最大20個の炭素原子を有する一価、二価、三価、または四価 の脂肪族、シクロ脂肪族、芳香族またはへテロ環状残基、 p −o、または1、 − 〇、またはlであって、かつpの値はZの値よりも大きいか、もしくは2の 値に等しい、 m −1,2,3、または4、 を示す。
(C)少なくとも一つの塩基性触媒と、そして、以下のもの含む場合と含まなし \場合とがあるが、 (d)他の加工助剤、および(または)添加物とからなる熱硬化反応性樹脂混合 物である。
また1、本発明の対象は、 (8)少なくとも2つのエポキシド基を有する少なくとも−−フの有機化合物と 、(1+)マクロ分子あたり平均して少なくとも2つのカル/<メイト基を含む 下記一般式IIIで示される、少なくとも一つのアクリレート共重合体と、A  −R6、COOR6、またはCH2COOR6、R6−最大18炭素原子を有す るアル手ル残永、または水素原子Bは、一般式 −最大20個の炭素原子からなる二価の脂肪族、シクロ脂肪族、芳香族、または エーテル脂肪族からなる残基、R7−水素原子、−最大12個の炭素原子力)ら なる脂肪族、シクロ脂肪族、または芳香族残基であって、さらにOH基、および (または) で置換されてもよい、 R8、R9−水素原子、またはメチル基で置換されてもよ(1、Z−COoR6 ,C目N、C0O−x−N(R6)2.C0O−x−O11!。
、またはアルキル置換フェニル基で置換されてもよい、1< −5から200、 R1とR2とは、すでに定義した通り、を示す。
(C)少なくとも一つの塩基性触媒と、そして、以下のものを含む場合と含まな い場合とがあるが、 (d)他の加工助剤、および(または)添加物また、本発明の対象は、 (a) 少なくとも2つのエポキシド基を有する少なくとも一つの有機化合物と 、(b)下記一般式IVによって示された少なくとも一つのポリマーと、R8− NH−Coo−CH−C)I−OCO−X−Coo 。
、もしくは、 R8−NH−Coo 、ソシテ t −2から10、そして R1、R2、R?およびXは、既に定義した通り、を示す。
(C)少なくとも一つの塩基性触媒と、そして、以下のものを含む場合と、含ま ない場合とがあるが、 (d)他の加工助剤、および(または)添加物からなる熱硬化反応性樹脂混合物 である。
また、本発明の対象は、本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物を、成型に先 立って、あるいは成型と同時に、300’Cまで加熱することによって得られる 、架橋され、もはや可溶性ではない不溶融性の成型品である。
さらに、本発明の対象は、本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物を、80℃ から240℃、好ましくは100”Cから180”Cの温度、より好ましくは1 20℃から160℃の間の温度で焼き付けることにより、コーティングされる製 品への使用前、または使用の後掲られる、架橋した化学的抵抗性のあるペイント である。
一方、本発明にもとづいて利用される少なくとも2つのエポキシド基を有する有 機化合物は、低分子の多官能性エポキシドで、例えば1.2−エチレングリフー ルジグリンジルエーテル、1.2−1または1.3−プロピレングリコールジグ リシジルエーテル、1.2−11.3−または1,4−ブタンジオールジグリン ジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシノルエーテル、ヘキシレングリ コールジグリフジルエーテル、ジメチルシクロへ牛サンジオールジグリンジルエ ーテル、グリセロールトリグリ/ノルエーテル、トリメチルロールプロバントリ グリンジルエーテル、ペンタエリスソ!−ルトリグリ//′ルゴーテル、ペンタ エリスリトールテトラグリンジルエーテル、ジブロモネオペンチルジグリンジル エーテル、ソルビトールグリシジルエーテル、レゾールシノールジグリシジルエ ーテル、ビロカテコールジグリ/)ルエーテル、ヒドロキノンジグリ/ノルエー テル、ビスフェノールAジグリンジルエーテル、ビスフェノールFジグリンジル エーテル、ビスフェノールSジグリシジルエーテル等の多官能アルコールもしく はフェノールのグリシツルエーテル類、例えばジグリシジルアジベート、ジグリ ンノルセバケート、ジグリンジルフタレート等の多官能カルボン酸のグリシジル エーテル類、例えばブタジエンジエポキシド、ビニルシクロヘキセンジエポキシ ド、3.4−エポキシンクロヘキシルメチル−(3,4−エポキシ)−シクロへ 牛サンカルボキンレート(デガキュールに126、デグブサ社製(Degacu re K 126. Degussa))等の脂肪族もしくは環状脂肪族エポキ シド基、例えばグリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、ジグリン ジルイタコネート、アルキルモノグリ/ジルイタコネート、アルキルモノグリン ジルマレイン酸塩、グリシジルクロトネート、ブタジェンモノエポキシド、ビニ ルシクロヘキセンエポキシド、ビニルスチレンエポキシド等のエポキシド含有モ ノマーのホモ−5またはコポリマー、例えばポリオキシプロピレンジグリンジル エーテル類、ポリオキ/プロピレントリグリ/ジルエーテル、ポリテトラメチレ ンオキ/ドググリ/ジルエーテル、トリグリンジルイソンアヌレート、もしくは ポリグリンジルイソ/アヌレート等のオリゴマー性ジーまたはトリオールのジー またはトリグリ/ジルエーテル類、例えばジグリンジルアニリン、テトラグリン ジルジアニリン等の芳香族グリ/ジルアミン誘導体などである。
本発明においては、マクロ分子あたり平均して少なくとも2つのエポキシド基を 有するポリマー性物質も好適に用いられる。例えば、エビクロヒドリンと、ビス フェノールA、ビスフェノールF1またはビスフェノールSとからの通常の縮合 樹脂、エポキシフェノール/ボラノクス、エポキシビスフェノールノボラノクス 、ポリプロピレノ呵牛ンドジグリ/ノルエーテル、ポリテトラメチレンオキシド ジグリ/ジルエーテル、ポリオキ/プロピレントリグリ/ジルエーテル、/クロ 脂肪族エポキシド樹脂デガキュールに126(デグッサ社製)である。
一般式Iで示されるカルバメイト化合物として、本発明によれば、有機性イソシ アネートを1.2−グリフールと反応させて得られた反応生成物を用いることが できる。インシアネートとしては、全く異なった構造を有する物質を用いること ができ、イソシアン酸、例えばメチルインシアネート、メチルインシアネート、 プロピルイソシアネート、プチルイソシアネート、またはシクロヘキシルイソシ アネート等の単一官能性脂肪族イソシアネート類、例えばフェニルイソシアネー ト、ナフチルイソシアネート、または置換されたフェニル−あるいはナフチルイ ソシアネート等の芳香族モノイソシアネート類、例えばテトラメチレンジイソシ アネート、ヘキサメチレノジイソシアネート、イソフォロンジイソシアネート、 2.4.4−4リメチルヘキサメチレンジイソ/アネート、シクロへ牛すンジイ ソシアネート、または水素化ジフェニルメタンジイソ/アネート等の脂肪族ジイ ソシアネート類、例えばフェニレンジイソシアネート、トルイレンジイソシアネ ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、また はトリフェニルメタントリイソ/アネート等の芳香族ジイソシアネート類などが 例として挙げられる。
しかし、転化後もイソシアネート基を持つ多官能性イソシアネートの転化生成物 、例えば三量体化ヘキサメチレンジイソ/アネート、二量体化、または三量体化 イソホロンジイソシアネート、ビュウレブト修飾ヘキサメチレンジイソシアネー ト、トルイレンノイソシアネートイソシアスレート、トルイレンジイソシアネー トトリメチロールプロパン付加物などもまた、一般式■のカルバメイト化l+の 合成に好適に用いられる。
一般式Iで示されるカルバメイト化合物が合成される過程での前記単一官能性、 または多官能性イソシアネートとグリコールとの反応においては、多くは1,2 −グリコール類が利用される。以下のものが特に好適な化合物の例である。すな わち、エチレングリフール、l、2−プロピレングリコール、l、2−ブチレン グリコール、1.2−ヘキンレングリコール、3−クロロ−1,2−ブロパノオ −ル、1−フェノキン−2,3−ブcyバジオール、フェニルエチレングリコー ル、1−アリルオキソ−2,3−プロパンジオール、1−ブトキン−213−プ ロパジオール、グリセリンモノカルボキンレート、例えばl−アセトキン−2, 3−プロパジオール、1−メタクリレート類−2,3−プロパジオールなどであ る。
一8bc Iで示されるカルバメイト化合物として、本発明で特に好適に使用さ れるものは、カルボン酸の5員環の環状エステル類と、アンモニア、またはモノ −、ノー、トリ官能性脂肪族、芳香族、またはへテロ環状アミン類との反応生成 物である。このような反応では、例えばエチレンカーボネイト、プロピレンカー ボネイト、1.2−1または2.3−ブチレンカーボネイト、フェニルエチレン カーボネイト等のもっとも多様なジオクソラノン類が、環状カーボネイトとして 用いられる。このために、例えばプチルオキシメチルエチレンカーボネイト、フ ェノキ/メチルエチレンカーボネイト、アルリルオキシメチルエチレンヵーボネ イト、グリセリンンクロカーボネイトメタアクリレート、クロロメチルエチレン カーボネイト、カルデュラE 10 (Cardura E 1G)とCo2と から誘導されたシクロヵーボネイトなどの二酸化炭素の触媒的添加によって対応 する1、2−エポキシドから作られる環状カーボネイトが特に好適に用いられる 。
環状カーボネイトと反応して、一般式!で示されるカルバメイト化合物を与える アミンの選択は、実に広範囲に及ぶ。特に好ましくは、アンモニア、例えばメチ ルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、シクロヘキ/ルアミ ン、エチレンジアミノ、プロピレンジアミン、ブチレンジアミン、ヘキサメチレ ンジアミン、イノホロンジアミノ、2,2.4−4リメチルへキサメチレンジア ミン、ドデカンジアミン、水素化ジフェニルメタンジアミン、フェニレンジアミ ン、トルイレンジアミン、ジフェニルメタンジアミノ等の脂肪族アミン類、例え ば4.9−ジオキサドデカン−1,12−ジアミノ、4,7.10−トリオキサ トリデカン−1,13−ジアミン、ビスく3−アミノプロピル)−ボッテトラヒ ドロフラン、シェフアミン(Jeffamine) (テキサコ株式会社(Te xaco Co、)製造)等のエチルポリアミン類、例えばビス−(2−アミノ エチル)−アンハミド、ビス−(2−アミンエチル)−セバカミド等のアミドア ミン類などカ利用可能である。
同一もしくは異なる方法によって合成される一般式Iを有する2つ以上のカルバ メイトの混合物を用いることは本発明においては特に有利である。
一般式■を膏するカルバメイトとして、−級、または二級カルバメイトを用いる ことが好ましく、例えば HOCH2CH2−OCONF12. EIOCFi2−CE(CE3)−0C ONH2゜EIOCH(CH3)−CH2−OCONB2. EOCH201□ −()CONHC2H。
HOQI (CH3)−CH2−OCONE−(CH2)6−NECOO−CH 2CH((J13)OH。
C6111,0CH2−cH(OH)−CH2−OCONH−(CH2) 4− NHCOO−G!2CH(OH)−CE!2QC6E15一般式I!を有するカ ルバメイト化合物として、式HO−CH(R1)−CH(R2)−0CONHR 3で表わされるヒドロキシカルバメイトの多くのエステル、またはウレタン、す なわち、一般式1において、n=1でアルコールとして見なされるカルバメイト 化合物が用いられる。
これらは、七ノー、ジー、または)り一官能性酸、またはイソシアネートの誘導 体である。
エステル(一般式11中、Z=0)として特に好適なものは、ギ酸エステル類、 アセテート類、プロピオネート類、アクリレート類、メタクリレート類、クロト ネート類、マレイン酸エステル類、イタコネート類、ベンゾエート類、フェニル アセテート類、フタレート類、トリメリテート類、ピロメリテート類、そしてシ ンナメート類であり、具体的には、 CH2=C(ca3)−Coo−c’H2ca2−ocONH2゜CH2=CH −Coo−CE□−CH(CH3)−0CONH,。
CH,、−CH=CH−C0O−CH(CH3)−CEI2−OCONB、。
ウレタン(一般式11中、z=lSp=1)として特に好適なものは、例えばメ チルイソシアネート、エチルイソ/アネート、ブチルイソシアネート、ヘキシル イソ/アネート、/クロヘキシルイソ/アネート、フェニルイソシアネート、置 換フェニルイノ/アネート、ペンジルイソンア不−ト、ナフチルイソシアネート 等のモノイソ/アネート類、さらには例えば1.4−テトラメチレンジイソンア 不一ト、l、6−へキサメチレンジイノシアネート、イノホロンジイソシアネー ト、2,2.4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、1.4−フェニ レンジイソシアネート、トルイレンジイソ/アネート、ジフェニルメタソノイソ /アネート、またはナフタレンジイソ/アネート類等の多官能性イソノアネート 類の誘導体であり、その例としては、 CH3−NHCOO−CH2CH2−OCONB2. C西−N11C00−C H2CH2−OCONH−C2H5゜13t H2NCOOCH2CH2−OCONH−CH2C(CEI3)2CH2CH( CH3)CH2(N2−NHCOO−−cH2cH20CONH2 等が挙げられる。
しかし、転化後においても遊離イソシアネート基を有する多官能性イソシアネー トの転化生成物、例えば三量体化へキサメチレンジイソシアネート、二量体化、 または三重体化インホロンジイソシアネート、ビュウレット修飾へキサメチレン ジイソシアネート、トルイレンジイソシアネートイソアシヌレート、トルイレン ジイソシアネート−トリメチロールプロパン付加物などが一般式IIで示される カルバメイト化合物の生成に好適に使用される、一般式11で示されるカルバメ イト化合物の例としては、 (以下、余白) wlCoo−01(cFl、l −Qi、−0CO冊−01゜一般式111で示 されるアクリルポリマーは、(a)少なくとも一つのウレタン含有モノマー、例 えばアクリル酸、メタアクリル酸、イタフン酸、クロトン酸、またはマレイ酸の エステルまたはアミドであり、たとえば、 CH2=Q(−Coo−CEI2−CH(CH3)−0CONH2゜CH2=C (CEI3)−coo−(IJ2CH2−OCONH2゜CH3−CH=CH− CoNH−CH2CH2−NHCOO−CH2CH2−OH。
CH2=C(C0OH)CH3COO−CH(CH3)−CH2へ℃0NH−C H3゜CH2=C(CH3)−CONH−(J□−0−CH2CH,−0CON H2゜CH2=C(CH3)−Coo−C112CF12−NHCOO−C11 !2−CEI (CH3)−0CONH2゜、および(または)スチレンまたは アルファーメチルスチレンの少なくとも一つのウレタン含有誘導体であり、たと えば、CEI2<(OH3)−C6III、−C(CH3)、−NHCoo−0 11,(J2−(111(。
(b)アクリル樹脂の合成に利用される通常の七ツマ−からなる群から選択され る少な(とも一つの化合物である。その化合物は、例えばアクリル酸、またはメ タアクリル酸、置換されてもよいアクリルもしくはメタアクリルのエステル類、 アミド類、ニトリル類、スチレン、ビニルトルエンなどで、たとえば、Ql□< J−C6E15. CH2=CH−C0OH,CH2−C(CH3)−CONH ,rCH,4−CN、 CH2=C(013)−COOCH3゜G11[2<( CH3)<0OCH2012−N(CH3)2. CH2=CH−C00C4H 。
CH2=C(C00C2H5)CH2Cα)C2i15等が挙げられる。
一般式II+を有する共重合体は、好ましくはラジカル共重合反応によって合成 される。重合の開始剤(イニシエーター)として特に適したものは、例えばジア ルキルパーオキシド、アルキルヒドロパーオキシド、バーオ牛ンヵルボン酸のジ アシルバーオ牛シトまたはエステル等の既知の過酸化物、既知のアゾイエ/エー タ−1または通常のレド1クスイニンエーター系である。これらの物質のいくつ かは重合イニシエーターとして良く知られている(例えば、F、 Runge  & E、 Taeger−IntroductiontotheChe++is tryandTechnologyorPlastics−。
^kademie−Verlag Berl[n、19)6) 。
一般式111を有する共重合体の合成は、いろいろな方法で実施できる。特に好 適な方法は、物質、バルク、溶液、懸濁液、またはエマルジョン重合の方法であ る。
溶1m合による一般式111で示されるアクリレート共重合体の合成では、既知 の物質が溶媒として用いられる。特に好適な溶媒としては、炭化水素類(例えば 、ヘプタン、トルエン、キンレン)、エステルl[(Nえば、エチル、またはブ チルアセテート、エチルプロピオネート)、アルコール類(例えば、ブタノール )、ケトン類(例えば、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン)、エー テル類(例えば、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリフールジメチ ル、またはジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチル、またはジエチル エーテル)、アルキルグリコール類(例えば、メチルグリコール、エチルグリコ ール、ブチルグリフール、メチルジグリコール)、またはグリコールエーテルエ ステル類(例えば、エチルグリコールアセテート、ブチルジグリコールアセテー ト、メトキンプロピルアセテート)である。個々の溶媒でも、またそれらの混合 物でも、どちらとも重合反応に有利に用いられる。重合開始は、通常、既知のラ ジカルジェネレータ〜によってなされる。一般式Il+で示される共重合体の合 成のための重合は、幅広い温度範囲で行われるが、好適には60℃から180℃ の間、特に好適には80℃から140℃の間である。重合反応の間は、用いられ た特定のカルバメイトの分解温度(一般に、約140℃〜180℃)を越えては ならない。
一般式I11で示される共重合体の合成は、エマルジョン重合によっても行われ る。この操作の様式は、特許請求の範囲の請求項12にもとづく本発明の熱硬化 反応性樹脂混合物の合成が望まれる場合に特に好ましい。ここでは、しばしばエ マルジョン重合に用いられ、かつ一般的に知られているような重合添加剤、例え ば乳化剤、水溶性、または水不溶性重合開始剤、エマルジョン安定剤、鎖長調節 剤、緩衝剤系、架橋剤、消泡剤、または保存剤のような添加剤が用いられる。エ マルシロン重合による一般式II+を有する共重合体の合成は、乳化剤が存在し ても、あるいは存在しなくても行われ得る。これに適したものとしては、多くの 一般に知られている乳濁剤(例えば、l Piir++a (Ed、)、 Em ulsion Polymerisation。
Academic Press、 221−245.1982)であり、それは カチオノ性、アニオン性あるいは非イAノ性のものでもよい。
1マルジヲンli合による一般式11を有する共重合体の合成に用し\られる個 々の反応成分の量は、幅広い範囲にわたり変えることができ、得られるエマルジ ョン中の重合体(ポリマー)含有量は、5から85重量%、好適には30から6 0重量%である。
エマルジッン重合による一般式II+を有する共重合体の合成は幅広い温度範囲 で行われる。用いられるイニンエーター系、および使用される乳化剤、または乳 化剤混合物の活性に依存して、エマルシロン重合は0℃から100℃、好ましく は20℃から80℃の間で行われえる。小量の有機溶媒を添加することは、一般 式1■を宵する共重合体を合成するエマルジッン重合、特に請求項3にもとづ( 熱硬化反応性樹脂混合物の合成のための水溶性エマルジョンの゛その後の使用” (subsequent use)と、本発明に基づくコーティング、またはペ イント分野での反応性樹脂混合物の使用に有効である。
本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物の°その後の使用”(subsequ ent use)に特に関連した一般式II+を有する共重合体合成の変法は、 一つ以上のカルバメイト含有単量体と水中でのエマルジョン重合に一般的に使用 される他のモノマー、塩基性、または酸性を示す物質(例えば、置換アミノアル キルアクリレート、未飽和酸、ビニルピリジンなど)とを重合させる。こうして 、一般式II+を有する共重合体を含み、合成された保存安定性を示す水溶性エ マルジョンが調整でき、水溶性エマルジョン中で本発明の請求項3記載の熱硬化 反応性樹脂混合物を合成する際に使用される。完全、または部分的な中和の後、 このようなエマルジョン中に含まれるバインダーは、電気的に沈澱可能であり、 電気泳動的エナメルの合成に利用できよう。
一般式111にもとづくアクリルポリマー共重合体の分子量は、既知の方法、特 に調節剤(regulators)の使用によって調節可能である。特に好適な ものは既知のメルカプタンにもとづく調節剤で、例えばドデノルメル力ブタン、 メルカプトエタノール、そしてメルカプト酢酸、またはメルカプトプロピオ/酸 の誘導体である。
一般式+Vを有するポリマーは、エポキシ樹脂と反応性カルバメイト化合物との 反応生成物であって、ウレタン基に加えて、−級、または二級アミン基、あるい はカルホキフル官能基を有する。このようなカルバメイト化合物は、−級アミン 基にもとづいて、脂肪族ポリ”アミノと、2−オフソー1.3−ジオクツランの 化学量論的割合あるいはそれより少ない部分とを反応させて、容易に得られる。
例として、下記の生成物が挙げられる。
H2N−(CH2)6−皿Cω(テ佃(C3)→■ウレタン官能基(ureth ane function)と同様にカルボキシル基を有するカルバメイトは、 一般式i(式中、n=1)のヒドロキシアルキルカル!くメイトと、環状ジカル ボキシル酸無水物との反応によって非常にたやすく合成される。こうして、下記 のような化合物が合成される。
これらの反応性カルバメイト化合物は、アミン、またはカルホキフル官能基を介 してエポキシド樹脂のエポキシド基に結合する。アミン基とオキシラン官能基と の反応は、室温で容易に進行するが、一方でカルボキシル基とエポキシド基との 反応は昇温および既知の触媒(例として、アミン、四級アンモニウム塩、ホスフ ィン、ルイス酸などが挙げられる)の利用を必要とする。反応によって形成され た一般式1vで示されるポリマーは、例えば下記の構造を持つ。
[0−−CH2CH20CONH−CH2Ql、−N (CH2CH,OE ) CH201(OH)CH20−C,III、−−c(cn3)2−c6a4−c χ:IH2CH(OH)CH2N(CH20T、01llσI、CH2−WCα F−CH2CH2−OH −C(CH3)2−C6H4−OCH2CH(0H)CH20−] 、−0゜C 0CEt2CH2Gl□−−COOCH2CH2−OCONH−CH3一般式I Vを有するポリマーの別の群は、末端ジオ牛ソラノン基を有するポリマー(例え ば、特許文献: 独特許第3529263号、または 独特許第3723782 号にもとづくエポキシド樹脂)とアンモニア、またはアミンとを反応させて得ら れるものである。したがって、このようにして合成される一般式IVで示される ポリマーは、例えば下記の構造を持つ。
H2NC0O−GI2CH(0H)CEI□−[0−C,H,−C(CH3)2 −C,H4−0CH2G! (OH)−−CH20−] 、、。−CONH2 CII3NHCOOCIII2CH(OH)CH2−[G−C6H4C((J3  )2<61114噛2CH(0H)−−CH20−]、−0゜−CONHCH 3本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物の合成のためには、塩基性触媒を用 いることが必要である。このような塩基性触媒として例えば、エチルヘキシルア ミン、ジブチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、トリエタノール アミンのような脂肪族アミン類、例えば1.4−ジアズアビシクロ−(2,2゜ 」〕−オクタン、4−(ジブチルアミノ)−ピリジンのようなヘテロ環状アミン 類、例えば2−エチル−4−メチルイミダゾールのようなイミダゾール類、例え ば1.5−ジアズーピンクロ[4,3,OF−ノン−5−エン、1.8−ジズビ シクロ[5,4,OF−ウンデク−7−エンのようなアミジン類、例えば1.l 。
3.3−テトラメチルグアニジンのようなグアニジン類、例えばテトラメチルア ンモニウム水酸化物、ベノジルトリメチルアンモニウム水酸化物、テトラエチル アンモニウムフグ化物、ベンジルトリエチルアンモニウム[(IJl、テトラエ チルアンモニウムヨウ化物のような四級アンモニウム化合物、例えば水酸化ナト リウム、ナトリウムメトキッド、カリウム三級ブチレートのようなアルカリ金属 の水酸化物およびアルコレートなどが好ましく用いられる。また、このような触 媒のうち適当なものを2つ以上混合しても好ましく用いることができる。
昇温下での本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物における架橋形成は、用い られるエポキシド化合物のオキ?ラン基と、一般式I、It、]■1、または! ■によっテ示されるカルバメイトのウレタン基との間で起こる反応に依存する。
熱硬化反応性樹脂混合物にこの架橋形成反応を起こさせるために、両反応性成分 (エポキシドおよびカルバメイト化合物)が一定の量比で存在することが必要と される。ここでは、それはとりわけ反応基のモル比が重要である。本発明にもと づく反応性樹脂混合物は、カルバメイト/オキシラン反応基のモル比が20:1 と1:20との間、好ましくは5:1と1:5との間、より好ましくは3:1と 1=3との間、そして特に好ましくは2:1と1:2との間で加熱により硬化さ せることができる。
本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物は、本質的に、少なくとも2つのエポ キシド基を膏する少なくとも一つの有機化合物と、一般式1. It、 III 、または1vによって示される少なくとも一つのカルバメイト化合物と、そして 、少なくとも一つの塩基性触媒とからなる。
本発明に基づく熱硬化反応性樹脂混合物は、それら3成分を混合し、もし必要で あれば約120℃まで加熱することにより合成される。多(の場合、特に低分子 量のエポキシド樹脂を用いた場合、いかなる種類の適合性に関する問題も生じな いことから、前記成分は先のように混合されても問題ない。このように12で、 溶媒が存在しない(solvent−free)混合物が得られる。
得られた混合物は、透明かつ均質なものである。すなわち、その粘度は、おもに 用いられた成分の融解温度、または軟化温度に依存する。軟化温度よりも高温の 場合、混合物はほとんどの場合において比較的低粘度となる。
適当な量比の前記成分からなる混合物は、さらに添加物を加えることなしに本発 明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物を形成する。
熱硬化反応性樹脂混合物の応用分野での使用に際しては、本発明の熱硬化反応性 樹脂混合物には、適当な助剤および(または)添加物を添加することができる。
それらは、例えば溶媒、補強材、均質化剤<levelling agents )、光安定剤、染料、顔料、顔料ベースHpig■ent pastes)、充 填剤、可更剤、芳香剤、または消香剤(flivourings) 、殺菌剤、 抗カビ剤、抗酸化剤、安定剤、腐蝕防止剤、促進剤、界面活性剤、増量剤(th ickeners) 、反応性希釈剤および中和剤などが挙げられる。このよう な添加物は、例えばペイント工業界においてはよく知られており、しばしば使用 さているもので、必要であればこのような添加物を本発明にもとづく熱硬化反応 性樹脂混合物に、加工前に直接添加することができる。
適当な充填剤としては、例えば木炭、タルク、カオリン、石英粉末、スレート粉 末(slate flour) 、珪酸、酸化アルミニウムなどが挙げられる。
適当な可塑剤としては、例えばジオクチルフタレート、ジオクチルアジペート、 ジブチルセバケート、トリフェニルホスフェートなどが挙げられる。
本発明にもとづく反応性樹脂の加工過程においては、補強材を同時に使用するこ とが可能である。そのような補強剤の例として、ガラス繊維、またはガラス織物 が挙げられる。
無機あるいは有機の染料、または顔料は、例えば二酸化チタニウム、すす(so ot)、クロム酸亜鉛、クロム酸バリウム、クロム酸鉛、酸化亜鉛、酸化鉄顔料 、フタロンアニン0料、ウルトラマリンブルー、ナフトールレッドなどが挙げら れ本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂浴7合物は、溶媒にJっ丁希釈できる。、 のときに、本発明の樹脂混合物との適合性に係わる問題が生ずるJとがあるが( れはこのようにして克服できる。*た、二次的にこのようにして加工技術に係わ る特性が改善される。例えば、ペイント設計物の粘度が減少されたり、あるいは 塗布されたペイントの流動性が改善される。
多くの溶媒が本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物に添加できる。特に適し た溶媒としては、脂肪族炭化水素、または芳香族炭化水素またはハロゲン置換さ れた炭化水素であり、例えばメチレンクロライド、クロロホルム、カーボンテト ラクロライド、ジクロロエタン、ヘキサン、/クロへ牛サン、ベンゼン、トルエ ン、キ/レン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、石油分画のような工業的溶 媒混合物、芳香族混合物(ソルベブソ(Solvssso)、またはンエルソー ル(Shellsol)型)、同左ばジエチルエーテル、エチレングリコールジ メチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコール ジメチルエーテル、ジプロピレングリコールジエチルエーテル、トリプロピレン グリフールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテ ル類、例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチ ルケトン、シクロヘキサノンのようなケトン類、例えばメタノール、エタノール 、プロパツール、ブタノール、エチルヘキサノール、エチレングリコール、プロ ピレングリフールのようなアルコール類、例えばメチルグリコール、エチルグリ コール、ブチルグリコール、メトキノプロパツール、メトキノプロパツール、メ チルジグリコール、エチルジグリコール、ブチルジグリコール、ジプロピレング リコールモノメチルエーテル等のグリコールモノアルキルエーテル類、例えばエ チルアセテート、ブチルアセテート、エチルプロピオネート、メチルグリコール アセテート、エチルグリコールアセテート、メトキノプロピルアセテート、エチ レングリコールアセテート等のエステル類、例えばジメチルホルムアミド、ジメ チルアセトアミドのJうなアミド類、例えばエチレン、またはプロピレンカーボ ネイトのようなジ号タブラノン類、N−メチルピロリドン、ジメチルスル十キン ドなどが挙げられる。
ζこでは、溶媒を単独で、または混合して用いることができ、後者の場合は個々 の溶媒の極性が非常に低くア個々の溶媒の、溶媒とし、ての力(solve酎p ow耐r)が不十分である場合に特に用いられる。
使用される溶媒の比に依存して、界なる固体含有量を有する熱硬化反応性樹脂混 合物溶液がg製される。
溶媒の蒸発による環境に与える影響を最小にとどめるために、溶液に念まれる固 体含有量が20から99重量%、好ましくは30から98重量%、より好ましく は50から97重量%、そして特に好ましくは6oから95重量%の間にあるこ とが好ましい。
エポキシペイント分野において使用されている単一官能反応性希釈剤の利用によ って、熱硬化反応性樹脂混合物に生ずるかもしれない非適合性を除去することが できる。このような場合、ある環境下で揮発性溶媒の使用を完全に不要とするこ とができる。反応性希釈剤として、例えば以下の化合物が利用可能である(固形 樹脂分に対して10〜15重量%まで)。例えば、フェニルグリシジルエーテル 、p−tert−ブチルフェニルグリシジルエーテル、カルデュラ(Cardu ra)EIO(シェル(Shell)社製)、またはエチルへキシルグリンジル エーテルである。一般に、溶媒含を、または反応性希釈剤含有の本発明の熱硬化 反応性樹脂のポットライフは、数ケ月間である。したがって、これらは典型的な 一成分系(ワン・コンポーネントンステム)である。環境的許容性の観点から、 熱硬化反応性樹脂含有水溶液系はたいへん興味渫いものとなる。これらは、一般 式I、II、II+、または+Vで表される少なくとも1つのカーバメイト化合 物の水性エマルジョン、または水溶液と、少なくとも一つの適当な触媒と、少な くとも2つのエポキシド基を含有する少なくとも一つの有機化合物の水溶液、ま たは水性エマルジヨンと混合することによって調整される。
もし、本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物の個々の成分が水溶性であるな らば、そのような成分をそのまま(すなわち、溶解されていない状態で)水性エ マルジョン、または他成分の水溶液に添加することが可能である。このようなこ とは、一般式1、または一般式11に示されたカルバメイト化合物に適応可能で あり、それらはしばしば水溶性である。例えば、CH3COO−CH2−CH2 −0CONH2# HO−CH2−CH2−OCONH2rHO−CH2−CH (CH3)−0CONH,1110−CE(CH3)−CH,−0CONE、。
CH3−NHCoo−QI2−CH2−OCONH2等が挙げられる。
しかし、本発明の熱硬化反応性樹脂混合物の水溶系に小量(固形樹脂にもとづい て約10〜15重量%まで)の有機溶媒が含むまれる場合においても、それは加 工技術にとって有益である。通常、それらはエマルジョンの安定性を上昇させる 添加物で、熱硬化反応性樹脂混合物の塗布後の被膜形成を促進させ、コーティン グ剤の流動性を改善したり、揮発性成分の揮発動態を改善したり、あるいは他の 塗布関連特性に好ましい影響を与える。
本発明にもとづ(液状熱硬化反応性樹脂混合物は、例えば、この混合物をペイノ テイング、ドクター塗装(doctor application)、吹き付は 塗装、ロール塗装、キャスティング(casting)、またはスタンピング( sta■ping)などの通常の方法によってコーティング用物質として加工す ることができる。既知の方法によるペイントの吹き付け、例えば空気圧ピストル 、または静電的プラントを用いることが好ましい。本発明の熱硬化反応性樹脂混 合物の好適な構造のために、mllエナメル塗装(eleetrophorai He enamelling)が好ましい加工方法となる014着エナメル塗装 は既知の方法によってなされる。
処理後、反応性樹脂混合物は、本発明にかかる塗膜を形成するために、焼付け( showing)によって硬化させる。このような硬化は、水および化学薬品に 対する顕著な抵抗性によって、また顕著な弾性を示すと共に高い硬度によって識 別される。
架橋された塗膜の表面品質はたいへん良好である。また、ペイントは光沢性が高 く、また透明であり、さらに異なる基質に対して顕著な粘着性を示す。
このペイントのすぐれた特性(特に顕著な耐薬品性および耐候性)は、本発明の 熱硬化反応性樹脂混合物を自動車用ペイント、特に自動車用コーティングペイン トの製造に用いることを可能とさせる。
本発明の熱硬化反応性樹脂混合物の硬化は、80℃から240℃の間、好ましく は100℃から180℃の間、特に好ましくは、120℃から160℃の間で行 なわれる。焼付は時間は、通常、選ばれた硬化時間にもとづいて決定され、一般 に120℃から140℃において全体で20分から30分である。しかし、より 高いオーブン温度(例えば約180℃で10分)で作業がなされた場合は、これ らの時間は実質的に減少される。一方で、より低い温度でコーティング剤を硬化 させることが有益である場合には、より長い焼付は時間(2時間まで)を考慮す る必要がある。
環境的許容性のために用いることが好ましい塗膜の変法は、固形熱硬化反応性樹 脂混合物の使用によってなされる。これらが、60℃よりも高い軟化温度を持つ 混合物である場合、それらは容易に乾燥粉砕(dry−mill)処理される。
得られた粉末は、溶媒の添加なしにaaできるので、実質的に揮発性の成分を含 まないものとなる。このような粉末状熱硬化反応性樹脂混合物の好ましい利用分 野は、粉体コーティング(powder coating)である0架橋形成可 能な粉末コーティングとして利用可能な熱硬化反応性樹脂混合物の調整を可能と するさらなる方法は、溶媒含有混合物から溶媒を完全に取り除くことからなる。
これは、好ましくは真空蒸留によって達成される。このようにして得られた固形 混合物は、任意にV料、流動性改善助剤(rheologleal proce ssln−gaids)、導電性改善剤などの加工助剤や添加物を加えた後に、 例えば押し出し機内で昇温して融解および混合することによって得られる。その 後、混合物を冷却して混合物を粉砕する。このための適当なエポキシド樹脂は、 例えば、室温で固化するビスフIノール−Aをベースにしたエポキシド樹脂、例 えばエポツフ(Epotuf) OO1、OQ 2および004(ライヒホール ド ケミ−(Relchold Chemie)社製)、または適度にガラス転 移温度が高いグリシジルメタクリレート共重合体、例えばフィネディアク(Fi nedie) A −224S (大日本イン牛化学工業(Dalnippon  Ink & Cheimeals)社12)等である。
コーティング粉末は、静電的粉末スプレィによって既知の方法にもとづいて塗布 される。このようにして塗布された本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物は 、焼付けによって架橋形成される。焼付は条件は、従来のラッカーの場合と同じ である。
別のコーティング粉末処理方法は、水中で粉末を湿式粉砕する工程を含むもので ある。もし、この工程が十分長〈実施された場合は、安定な粉末懸濁液が形成さ れる。この粉末懸濁液を塗布することができ、またすでに記載したように、従来 の方法によって得られる水性熱硬化反応性樹脂混合物と同様の方法で硬化させる ことができる。
本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物は、当業者に既知のエポキシド樹脂系 と比較して顕著な進歩を示す。本発明に記載された混合物は、室温下で少なくと も数ケ月間にわたって安定した状聾を示すが、昇温下において他の一成分系のも のよりもすばやく架橋形成が進行する。
1墳的許容性に関してみても、本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂は、従来のエ ポキシドをベースとする樹脂系と比較して顕著な進歩を示す。一般式1.11. 111またはIVを有するカルバメイト化合物は、不揮発性であることから、例 えば容易に揮発する脂肪族yiン(これはしばしば毒性も有する)を有するもの と比べて、実用的にみて環境破壊的要素がたいへん少ない。
前記カルバメイトの低い揮発性は、工業的利用においては実用的にみて無視しう るちのであり、エポキシド樹脂の硬化にしばしば利用される酸無水物と比較して も顕著な利点を示す。低分子量のカルボン酸無水物が焼付は中に昇華してしまう 傾向があることがよく知られている。このことは、顕著な技術的問題を提起する とともに、作業者の健康を害する。
例えば、無水物硬化エポキシド樹脂系(anhydride−setting  epoxide resin)と比較した本発明の熱硬化反応性樹脂混合物のさ らなる利点は、一般式1. II、II+、またはIVを有するカルバメイト化 合物が加水分解に対する抵抗性を示すということである。したがって、本発明の 樹脂混合物は、水性媒体中でも使用可能である。このことは、該熱硬化反応性樹 脂混合物の適用範囲が拡大することを意味しており、また同時に環境に対する影 響が顕著に減少されることを意味している。本発明の水分非感受性樹脂の保存の 簡素化は、存在する架橋形成系をより一層すぐれたものとする。
次の熱硬化反応性樹脂混合物の顕著な利点は、例えば、無水物硬化エポキシド樹 脂系、または酸硬化エポキシド樹脂系(acid−setting epoxi da resin)と比較して、通常用いられるエポキシド樹脂に対して、一般 式1、II、 II+、またはIVを有するカルバメイト化合物が顕著な適合性 を示すことである。本発明の硬化樹脂混合物に対しては、結果的にほとんど適合 性の問題が生じないことから、処方された溶媒含有ペイント系は、しばしば80 〜90重量%、またはそれ以上の固体含有量を有する。このことは、溶媒の揮発 による環境への影響が顕著に少ないことを意味する。したがって、本発明の熱硬 化反応性樹脂混合物は、まさしく固形分ペイント系(high−solids  paint system)の製造に適するものである。
混合物の必須成分である一般式1. II%Il+、および1vを有するカルバ メイト化合物は、エチレン、またはプロピレンカーボネイトのような低価格のア ルカリカーボネイトから合成される。そのため、本発明に記載された樹脂混合物 の製造コストはたいへん低いものとなる。
驚くべきことに、本発明にもとづく塩基性触媒を用いることによって、従来の系 く例えば、V4.MIkneev et al、 Lakolras、 Mat er、 Ikh Primenen、 1987. NoA5 、 13: 187. No、6.26)よりもかなり焼付けの温度を低下せし めるとともに、硬化時間も短縮される。
また、本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物が、東−級脂肪族カルバメイト を用いて処方されるということも驚くべきことである。従来の知見によれば、こ のような物質では特別の非反応性が予想されるからである(特に、J、 Org Chat29.379.1964:J、Polym、Sci、A−14,751 ,1966:5inteziflziko−chisija polymero w 7.42.1970.8.45.1971) O−一般式1または11にも とづくカルバメイト化合物として単一官能性ウレタンを含む本発明の熱硬化反応 性樹脂混合物、例えばHOCB2C1](C[13)OCONH2、[l0CI I2C[120CONH2、HOCH(CH3)CF12I11CONH2、ま たはCH3CO0CH2CH20CON[12は、特に驚くべきものである。
このように、カルバメイトの多官能性は、熱硬化反応性樹脂混合物の架橋形成に 絶対的に必要とされるものではない。
本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物から作られる成型品、またはコーティ ング剤のすぐれた特性もまた、驚くべきものである。
一般式1または!1で、例えばC113C00C112CI!20CONH2、 またはll0C)I (C113)CH20CON112、のような短鎖のカル バメイトを用いても、ビスフSノ −ルーA−ジグリ/+;ルエーテルとの混合 物は、硬化性、かつ同時に弾性を有する、架橋された塗膜物を生ずる。従来から 知られているビスフェノール−A−ノグリ/ジルエーテルをベースとした架橋形 成系は、顕著にもろいもので、特別の耐弾性架橋剤による補強が必要であった。
本発明の熱硬化反応性樹脂の焼き付けにより得られる塗膜物は、異なる基質に対 してすぐれた粘着性を示す。このことは、本発明の樹脂混合物が熱硬化性バイン ダーの製造おいて最適なものであることを示している。
熱硬化反応性樹脂混合物は、さらに成型品の製造に利用可能である。一般に、成 型品の硬化は、100℃から240℃の間、好ましくは120℃から200’C の間、そしてより好ましくは140℃から180℃の間で実施される。十分であ るとは思われるが、約4〜8時間にわたる初期硬化期の後に、さらに成型品を硬 化処理することも好ましい。この処理は、140℃から300℃の間、好ましく は160℃から260℃の間、より好ましくは180℃から240℃の間で実施 される。また、この初期硬化につづく後硬化処理の時間は、約6ないし24時間 、好ましくは10ないし16時間である。
本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物から得られた成型品は、たいへん優れ た機械的および電気的特性を示す。そのため、本発明にもとづ(熱硬化反応性樹 脂混合物は、プリント回路などの電気部品、また電卓、コンピューター、時計、 カメラなどの電気製品の製造のための成型品として好適に利用される。
本発明の熱硬化反応性樹脂混合物は、絶縁体、またはラミネート複合材、または ガラス強化ラミネート、またはカーボン繊維強化ラミネートを製造するための含 浸剤または浸漬剤として使われる。この場合、顕著な電気的、機械的および熱的 特性を有する複合剤が得られる。
本発明にもとづく熱硬化反応性樹脂混合物を用いることによって、航空機部品、 または宇宙船のための熱や機械的なストレスに対して高い抵抗性を示す構築材の 生産ができるとともに、電気モーター、または発電機に用いられる絶縁物質も有 益に製造することができる。
さら6.゛、本発明の熱硬化反応性樹脂混合物は、容器、チューブおよびスポー ツ製品クス令−1づ゛−フホード、ボート・なと)の製造においても成型樹脂と じて利用可能である、。
適当な推進剤の利用によって、本発明の熱硬化反応性樹脂は、発泡成型体の合成 にも利用可能である。
実施例 本発明を以下の実施例にもとづいてより詳細に説明する。特に説明しないかぎり 、ここで記載される量は、重量部にもとづくものである。
本発明の熱硬化反応性樹脂混合物から得られた塗膜の溶媒に対する抵抗性は、メ チルエチルケトンに浸したウェット(紙や布などを小さく丸めたもの)によって コーテイング面をこすることによって試験した。75回繰り返してこすったにも かかわらず、なんら跡が見られない硬化塗膜面を、溶媒抵抗性有りとした。
焼付は塗膜の硬さは、ペンデュラム(pendulum)硬度測定値によって表 わした(DIN 531)5にもとづく)。
焼付は塗膜の弾性は、180度の角度に屈曲させた塗膜板に、白い割れ目が生じ たかどうかで定性的に判断した。この白い割れ目や剥離が認められない塗膜を弾 性有りと判断した。
N−111111、または未置換の2−ヒドロキシアルキルカルバメイト、例え ばHOCH2CH(Ct13)OCON112、+10cH20cONR2、H OCH(CHa)CI!20COIIH2、HOCH2C11Q0CONIIC H3な どは、既知の方法によって合成した(例えば、P、Adams & F、A、B aron、 ChewReviews 65.567、 1965)。
ヒドロキシプロピルカルバメイトは、110cR2c11(C113)OCON l+2゜ROCB(CH3)CH20CON[12,またはそれら2つの一級ウ レタンの混合物を表す。
本発明において使用された工業製品は下記の通りである。
ぺyフボックス(Beekopox) E P −140:ビスフェノ−ルーム −ジグリシジルエーテル(エポキシド値:0.52−0.55)、 ドイツ、ヘキスト(Hoechst) A G社製品。
DER332E: ビスフェノ・−ルーA−ジグリシジルエーテル(エポキシド値:0.56−0. 58)、 米国、ダウケミカル(Dot Chemical)社製品。
エポタフ(Epotuf) E P −139ビスフェノール−A−ジグリフジ ルエーテル(エポキシド値:0.51−0.54)、 スイス、ライヒホールドケミー社製品。 、エポタフ(Epotuf) E P  −140:ビスフェノ−ルーム−ジグリシジルエーテル(エポキシド値:0. 51−0.54)、 スイス、ライヒホールドケミ−(Reichbold Chemie) A G 社製品。
エポタフ(Epotuf) E P −001:ビスフェノールーAベースのエ ポキシド樹脂(エポキシド値:O,19−0,22,75%キシレン溶液)、 スイス、ライヒホールドケミ−(Reichhold Chemie) AGG 社製品エボタフ(Epotuf) VN−6394:ビスフェノールーAベース のエポキシド樹脂の水性エマルジツン(エポキシド当量280)、 スイス、ライヒホールドケミー(Reichhold Chesie) A G 社製品。
エビクロン(Epielon) 850 :ビスフェノ−ルーム−ジグリシジル エーテル(エポキシド当量184−194)、 日本、大日本インキ化学工業社製品。
エビクロン(Epielon) 725 ニトリメチロールプロパンをベースと した脂肪族トリグリンジルエーテル(エポキシド当量130−145)、 日本、大日本インキ化学工業社製品。
エビクロア (Epielon) N −665:0−クレゾールをベースとし たエポキシノボラブク(エポキシド当量200−230)、 日本、大日本インキ化学工業社製品。
エビクロノ(Epiclon) N −730:フェノールをベースとしたエポ キシノボラノク(エポキシド当量170−190)、 日本、大日本インキ化学工業社製品。
フィネデイック(Finedic) A −244S :エポキシアクリレート をベースとしたグリンジルメタクリレート(エポキシド当量約545)、 日本、大日本インキ化学工業社製品。
TGICニ ドリグリンノルイソシアヌレート、 日本、日産化学社製品。
デガキューレ(Degacure) K −126:/クロ脂肪族エポキシド樹 脂(エポキシド当量132−143)、ドイツ、デグ7す(Degussa)社 製品。
グリロニット (Grilonit) G −1705:多官能性脂肪族エポキ シド樹脂(エポキシド当量Q、71−0.75)スイス、エムスーケミイ(Em s−Che璽ie) 社m品。
ブナフール(Denacol) E X −611+ソルビトールポリグリンジ ルエーテル、日本、長瀬社製品。
ポリイソシアネート(Polylsoeyanate) :多官能性イソシアネ ート IPDI−71890: IPDIをペーストシたインシアヌレート、ドイツ、ヒニルス(Hu 1 s  ) A c社11品。
トリゴノブクス(Trigonox) C:三級ブチルパーベンゾエートをベー スとしたパーオキシド開始剤、ドイツ、AKZO社製品。
(実施例1) トリエチルアミンの存在下で、塩化プロピオニル(propionyl chl oride)と、HOCH2CH(CH3)0CONH2とから2−カルバメイ ト−2−メチル−エチル−1−プロピオネイト(2−carbamito−2− methyl−ethyl−1−propjonate)C2H5COOCH2 −CH(CHa)OCONH2を生成し、ついで真空蒸留によって単離精製する 。
得られたプロピオネイトC2H3COOCH2−CH(CH3)0CONH2を 350部と、べ1クオボツクスE P l 40 (Beekopox EP  140) 350部とからなる混合物を60−70℃で攪拌させることによって 均質化させ、室温にまで冷却した後、2−エチル−4−メチル−イミダシル5部 を加えて再び均質化させる。このようにして得られた無色透明な混合物の粘度は 、数カ月後でも変化することはない。しかし、120℃以上の高温で加熱するこ とによって不溶性の固体の塊にすることができる。
(実施例2) トリエチルアミンの存在下で、ヒドロキシアルキルカルバメイトと、塩化アセチ ルとから2−カルバメイトエチル− acetate) C H3C O O C H2C H2O C O N H 2を生成し、ついで、真空蒸留によっで単離精製する。
、Zのように合成した工xfルCH3CO0CH2CH20cONH2450部 と、エビクロン725 ([!pielon 725) 300部と、1.8− ジアザピンクローー〔5,4,0)−ウンデク−7−エン(1,8−diaza bicyclo−[5,4,Ol −undee−7−ene)5部とからなる 混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な混合物 の粘度は、数カ月後でも変化することはない。しかし、120”C以上の高温で 加熱することによって不溶性の固体の塊にすることができる。
(実施例3) エボタフEP 139 (Epotuf EP 139 ) 35部と、ヒドロ キシルエチルカルバメイト21部と、ブチルグリコール50部と、1.5−ジア ザビシクロ−〔4゜3.0〕−ノン−5−エン(1,5−dlazabicyc lo−(4,3,O) −non−5−ene) 1部とからなる混合物を攪拌 によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な混合物の粘度は、数 週間後でも変化することはない。しかし、120℃以上の高温で加熱することに よって不溶性の固体の塊にすることができる。
(実施例4) ベアクオボノクスE P 140 (Beckopox EP 140) 35 部と、ヒドロキシルエチルカルバメイト10部と、ドーワノルPMA (酢酸メ トキシプロピル ドーケミカルズ(Dot Chemicals )社製)45 部と、1.4−ジアザビシフo−(2゜2.2〕−オクタン(1,4−diaz abicyelo−(2,2,21−octane ) 1部とからなる混合物 を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な混合物の粘度 は、数週間後でも変化することはない。しかし、120℃以上の高温で加熱する ことによって不溶性の固体の塊にすることができる。
(実施例5) DER332Hの50部と、ヒドロキシルエチルカルバメイト10部と、酢酸メ チルグリコール50部と、4−ジメチルアミノピリジン1部とからなる混合物を 攪拌によって均質化させる。このようにし丁得られた無色透明な混合物の粘度は 、数カ月後でも変化することはない。しかし、120℃以上の高温で加熱するこ とによって不溶性の固体の塊にすることができる。
(実施例6) エボタフEP 140 (Epotuf EP 140 ) 70部と、ヒドロ キシプロピルカルバメイト50部と、酢酸エチルグリコール80部と、ベンジル トリメチルアンモニウム水酸化物(benzyHrimatbylammoni us hydroxide ) (但し、40%メタノール溶液)2部とからな る混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な混合 物の粘度は、数カ月後でも変化することはない。しかし、120℃以上の高温で 加熱することによって不溶性の固体の塊にすることができる。
(実施例7) エビクロン850 (Epielon 850 ) 70部と、ヒドロキシプロ ピルカルバメイト25部と、ブタノール75部と、テトラメチルグアニジン2部 とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透 明な混合物の粘度は、数カ月後でも変化することはない。しかし、120℃以上 の高温で加熱することによって不溶性の固体の塊にすることができる。
(実施例8) エボタフE P l 39 (Epotuf EP 139 ) 70部と、ヒ ドロキシプロピルカルバメイト12部と、酢酸ベンジル75部と、テトラメチル アンモニウム水酸化物(tetramethylammonium hydro xide ) (但し、20%メタノール溶液)3部とからなる混合物を攪拌に よって均質化させる。このようにして得られた無色透明な混合物の粘度は、数週 間後でも変化することはない。しかし、120℃以上の高温で加熱することによ って不溶性の固体の塊にすることができる。
(実施例9) エビクロン850 (Epiclon 850 )35部と、ヒドロキシプロピ ルカルバメイト25部と、ジエチレングリコールツメチルエーテル60部と、イ ミダゾール1部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして 得られた無色透明な混合物の粘度は、数週間後でも変化することはない。しかし 、120℃以上の高温で加熱することによって不溶性の固体の塊にすることがで きる。
(実施例10) エボタフE P OO1(Epotuf EP 001 ) 70部と、ヒドロ キシプロピルカルバメイト15部と、キシレン30部と、ブチルグリコール50 部と、1−メチルイミダゾール2部とからなる混合物を攪拌によって均質化させ る。このようにして得られた無色透明な混合物の粘度は、数週間後でも変化する ことはない。しかし、120℃以上の高温で加熱することによって不溶性の固体 の塊にすることができる。
(実施例11) フィネディ1りA −2249(Finedic A−224S) 17部と、 ヒドロキシプロピルカルバメイト2部と、ジメチルホルムアミド5部と、酢酸メ チルグリコール15部と、テトラブチルアンモニウムふり化物(tetrabu tylamsonium fluoride)1部とからなる混合物を攪拌によ って均質化させる。このようにして得られた無色透明な混合物の粘度は、数週間 後でも変化することはない。しかし、120℃以上の高温で加熱することによっ て不溶性の固体の塊にすることができる。
(実施例12) エビクロンN −665(Epiclon N−665) 25部と、ヒドロキ シプロピルカルでメイト10部と、ツメチルスルフオキシド(dimethyl  5ulphoxide ) 5部と、酢酸エチルグリコール20部と、トリフ ェニルホスファン1部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このよう にして得られた無色透明な混合物の粘度は、数カ月後でも変化することはない。
しかし、120℃以上の高温で加熱することによって不溶性の固体の塊にするこ とができる。
(実施例13) エビクロンN −730(Epiclon N−730) 40部と、ヒドロキ シプロピルカルバメイト25部と、ブチルグリコール25部と、ナトリウムメト キシド(sodiu鵬冒ethoxida) (但し、30%メタノール溶液)  5部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた 無色透明な混合物の粘度は、数週間後でも変化することはない。しかし、120 ℃以上の高温で加熱することによって不溶性の固体の塊にすることができる。
(実施例14) TGrCの40部と、ヒドロキシエチルカルバメイト10部と、酢酸メチルグリ コール150部と、1,8−ジアザピンクロー(5,4,O)−ウンデク−7− エン(1,8−diazabicyclo−[5,4,Ol −undec−7 −ene) 1 、 5部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。この ようにして得られた無色透明な混合物の粘度は、数週間後でも変化することはな い。しかし、120℃以上の高温で加熱することによって不溶性の固体の塊にす ることができる。
(実施例15) デガキュア−(Degaeure) K126の140部と、ヒドロキシプロピ ルカルバメイト60部と、酢酸エチルグリコール200部と、1.8−ジアザビ シクロ−〔5,4,Ol−ウンデク−7−エン(1,8−diazabicyc lo−(5,4,03−undec−7−ene)2部とからなる混合物を攪拌 によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な混合物の粘度は、数 週間後でも変化することはない。しかし、120℃以上の高温で加熱することに よって不溶性の固体の塊にすることができる。
(実施例16) グリロニット(Grllonit) G1705を140部と、ヒドロキシエチ ルカルバメイト50部と、酢酸エチルグリフール200部と、1,4−ジアザピ ンクロー〔2,2,2]−オクタン(1,4−diazabicyclo−f2 ,2.21−octane ) 2部とからなる混合物を攪拌によって均質化さ せる。このようにして得られた無色透明な混合物の粘度は、数週間後でも変化す ることはない。しかし、120℃以上の高温で加熱することによって不溶性の固 体の塊にすることができる。
(実施例17) ブナコール(Denicol) EX611を100部と、ヒドロキシエチルカ ルバメイト50部と、酢酸ブチルグリコール150部と、2−エチル−4−メチ ルイミダゾール2部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このように して得られた無色透明な混合物の粘度は、数週間後でも変化することはない。し かし、120℃以上の高温で加熱することによって不溶性の固体の塊にすること ができる。
(実施例18) 27%TGIC酢酸メチルグリコール溶液14部と、ヒドロキシエチルカルバメ イト2部と、1.8−ジアザピンクロー(5,4,0)−ウンデク−7−エン( 1,8−dlazableyelo−[5,4,0] −undee−7−en e) 0.15部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにし て得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加すること もない。しかし、100℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状 構造が形成される。
(実施例19) 27%TGIC酢酸メチルグリコール溶液12.53部と、ヒドロキシプロピル カルバメイト2部と、1,8−ジアザピンクロー[5,4,O]−ウンデク−7 −エン(1,8−diazabicyclo−[S、4.0] −undac− 7−one) 0 、 15部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。
このようにして得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が 増加することもない。しかし、100℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ 不融性な網状構造が形成される。
(実施例20) ぺ1クオボブクスll:P 140 (Beckopox EP 140 )  4.85部と、ヒドロキシエチルカルバメイト3部と、酢酸メチルグリコール7 部ど、1.8−ジアザビシフrs−C5,4,O)−ウンデク−7−エン(1, 8−dlmzabicyclo−(5,4,0) −undec−7−ene  ) 0. 2部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして 得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することも ない。しかし、120℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構 造が形成される。
(実施例21) ベブクオボックスE P 140 (Baekopox EP 140 ) 6 .5部と、ヒドロキシエチルカルバメイト2部と、酢酸メチルグリコール8部と 、l、8−ジアザピンクロー(5,4,O)−ウンデク−7−エン(1,8−d iazabicyclo−[5,4、O]−undac−7−ene) 0.  2部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無 色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しか し、120℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成さ れる。
(実施例22) ペブクオボックスEP140 (BeckopoxEP14G) 5.72部と 、ヒドロキシプロピルカルバメイト2部と、酢酸メチルグリコール7部と、l、 8−ジアザビシクロ−(5,4,O〕−ウンデク−7−エン(1,8−dlaz abicyclo−(S、4.0)−undae−7−one) 0. 2部と からなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明 な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、1 20℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性(実施例23一実施例25 ) ペックオボックスEP 140 (Beckopox EP 140 ) 6.  5部と、ヒドロキシエチルカルバメイト2.2部と、酢酸メチルグリコール8 部と、塩基性触媒0.2部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。この ようにして得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加 することもない。しかし、120℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融 性な網状構造が形成される。
実施例23では、上記触媒としてDABCoを使用した。
実施例24では、上記触媒として4−ジメチルアミノピリジンを使用した。
実施例25では、上記触媒として2−エチル−4−メチルイミダゾールを使用し た。
(実施例26−実施例30) エポタフEP139 (EpotufEPI39)4.85部と、ヒドロキシエ チルカルバメイト3゜1部と、酢酸メチルグリフ−ルア部と、塩基性触媒0.2 部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色 透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし 、100℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成され る。
実施例26では、上記触媒としてベンジルトリメチルアンモニウム水酸化物(b enzyltrimethylammoniumu hydroxide)を使 用した。
実施例27では、上記触媒としてテトラメチルアンモニウム水酸化物(tstr ametbylammoniumu hydroxide)を使用した。
実施例28では、上記触媒としてテトラエチルアンモニウムぶツ化物(tetr aethylamsoniumu fluoride)を使用した。
実施例29では、上記触媒として1,5−ジアザビシクロ−(4,3,O)−ノ ン−5−エン(1,5−diazabicyclo−C4,3,0l−non− 5−ene)を使用した。
実施例30では、上記触媒として1,1,3.3−テトラメチルグアニジンを使 用した。
〈実施例31一実施例33) エポタフE P I 39 (Epoiuf EP 139 ) 6. 5部と 、ヒドロキシエチルカルバメイト2.2部と、酢酸メチルグリフール8部と、塩 基性触媒0.2部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにし て得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加すること もない。しかし、120℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状 構造が形成される。
実施例31では、溶媒としてジエチレングリ;−ルジエチルエーテルを使用した 。
実施例32では、溶媒として酢酸ブチルグリコールを使用した。
実施例33では、溶媒として酢酸ベンジルを使用した。
(実施例34) エポタフEP 139 (Epotuf EP 139 ) 4. 62部と、 2−カルバメイトエチル−1−7セ7−イ)CH3COOCH2CH20CON H2を4部と、酢酸メチルグリコール8部と、1,8−ジアザビシクロ−[5, 4,01−ウンデク−7−エン(1,8−diazabieyelo−[5,4 ,0] −undec−7−ene) 0. 18 gとからなる混合物を攪拌 によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、室温では数 週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、120℃以上の高温で加 熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例35) エポタフE P 140 (Epotuf EP 140 ) 5.3部と、酢 酸カルバメイトプロピルCHaCOOCH(CHa)CH20CONH2を5部 と、酢酸メチルグリコール10部と、1,8−ジアザビシクロ= (5,4,0 )−ウンデク−7−エン(1゜8−diazabieyeio−(S、4.O]  −undee−7−ene) 0. 2 gとからなる混合物を攪拌によって 均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定 であり、粘度が増加することもない。しかし、120℃以上の高温で加熱すると 、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例36) エボタフ EP 140 (Epotuf EP 140 ) 5. 3部と、 酢酸カルバメイトプロピルCH3CO0CH(CH3)CH20CONH2を2 .5部と、酢酸メチルグリフ−ルア部と、1.8−ジアザビシクロ−[5,4, 0] −ウンデク−7−エン(l、8−dli;ubieyelo−(5,4, nl −unda、ニー7−ona) 0. 19部とからなる混合物を攪拌に よって均質化させる。J:のようにして憚られた無色透明な液体は、室温では数 週間安定であり、粘度が増加することもない。17かし、120’C以上の高温 で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状Iiaが形成される。
(実施例37) エポツク E P OO1(Epotuf EI’ 001 ) 6.98部と 、ヒドロキシエチルカルバメイト1.7部と、酢酸メチルグリコール8.7部と 、l、8−ジアザピンクo−〔5,4,0)−ウンデク−7−エン(1,!T− diaz+tblcyclo−(5,4,0)−undec−7−ene) 0 . 19部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得ら れた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない 。しかし、120’C以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造 が形成される。
(実施例38) エポツク E P 001 (Epotuf EP 001 ) 9.3部と、 ヒドロキシエチルカルバメイト1.1部と、酢酸メチルグリコール1o、4部と 、1.8−ジアザピンクO−(5,4,O)−ウンデク−7−エン(1,8−d iazabicyelo−(5,4,0)−undec−7−ene) 0.  2部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無 色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しか し、120”C以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成 される。
(実施例39) 50%フィネディ1りA −224S (Finedic A−224S)酢酸 メチルグリコール溶液15部と、ヒドロキシエチルカルバメイト1.5部と、1 .8−ジアザピンクO−[5,4,O]−ウンデク−7−エン(1,8−dia zabicyclo−[5,4,0]−undec−7−enc) 0. 2部 とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透 明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、 ioo”C以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成され る。
(実施例40) 50%フイネデ4 y りA 224 S (Flnedis^−224S)酢 酸メチルグリコール溶1ft17.7部と、ヒドロ牛ジエチルカルバメイト1部 と、1.8−ジアザビシクロ−[5,4,0]−ウンデク−7−エン(1,1l −dlazabicyclo−(5,4,0)−und@c−7−ene) O 42部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた 無色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。し かし、100”C以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形 成される。
(実施例41) 50%フィネデ4yりA −2243(Plnadic^−224S)酢酸メチ ルグリコール溶液15部と、ヒドロキシエチルカルバメイト1.5部と、1.5 −ジアザビシクロ−(4,3,0)−ノン−5−エン(1,5−dlazibi eyclo−[4,3,0) −non−5−ene) O52部とからなる混 合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、 室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、100℃以上 の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例42) 50%フィネデ4yりA −224S (Finedic^−224S)酢酸メ チルグリコール溶117.6部と、ヒドロキシエチルカルノリイト2.1部と、 1,5−ジアザピンクロー C4,3,O)−ノン−5−エン(1,5−dia zabieyelo−(4,3,0)−non−5−ene) 0. 2部とか らなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な 液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、10 0”C以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例43) 2.2.4−トリメチルベキサメチレンジイソンアネイトと、これに対して約1 0倍過剰なエチレングリコールとからメチルエチルケトン中で2.2.4−トリ メチルへキサメチレン−1,6−ジ(ヒドロキシエチル)カルバメイトを生成し 、ついで、粗製の生成物を、真空濃縮(100℃、Q、Qlmbar)で単離さ せる。
上述したように生成したビス(ヒドロキシエチル)カルバメイト3部と、エポツ ク EP 139 (Epotuf EP 139 ) 3.06部と、ブチル グリコール6部と、1、S−′)アザビシクロ−[5,4,01−ウンデク−7 −エン(1,8−diazabicyclo−(5,4,0) −undee− 7−ene) O,12部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。この ようにして得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加 することもない。しかし、140℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融 性な網状構造が形成される。
(実施例44) インホロンジアミン34部と、エチレンカーボネイト35.2部と、ブチルグリ コール69部とから、インホロンビス(ヒドロキシエチル)カルバメイトの約5 0%溶液を生成する。
上記のようにして得られた溶液6.12部と、エポツク E P 1a 9 ( EpotufEP 139 ) 3部と、ブチルグリコール3部と、1.8−ジ アザピンクロー〔5,4,0〕−ウンデク−7−エン(1,8−diazabi eyclo−(S、 4.0) −undec−7−ene)0.13部とから なる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液 体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140 ℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例45) エチレンカーボネイト88部と、エタノールアミン61部とから、ウレタンジオ ールHOCH2CH2NHCOOCH2CH20Hを生成する。
上記のようにして得られたウレタンジオール2部と、エポツク EP139(E potuf EP H9) 4.6部と、酢酸メチルグリコール6部と、1.8 −ジアザビ7り0− [5,’4.03−ウンデク−7−二ン(1,8−dia zab[eyelo−[5,4,0]−undae−7−ene) 0. 16 部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色 透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし 、160℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成され る。
(実施例46) エチレンカーボネイト176部と、エチレンジアミン60部とから、ウレタンジ オールHOCH2CH20CONHCH2CH2NHCOOCH2CH20Hを 生成する。
上記のようにして得られたウレタンジオール3.5部と、エポ97 EPl 3 9 (Epotuf EP 139 ) 5.05部と、酢酸ブチルグリコール 15部と、■。
8−ジアザピンクO−[5,4,0]−ウンデク−7−エン(1,8−diaz xbicycl。
−(5,4,O] −undec−7−ene) 0. 2部とからなる混合物 を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、室温 では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、160℃以上の高 温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例47) EPA152 820 (実施例1)に基づいて、ポリエチレンカルバメイト1 07部と、ジエチレントリアミン51.6部とから、ビス(2−ヒドロキシプロ ピル)−(イミ7ノエチレン)−ビス−カルバメイト(big−(2−hydr oxypropyl)−(imino−diethylena)−bis−ca rbamate)を生成する。
上記のようにして得られたとスーカルバメイト3部と、エポツク EP 139 (Epotuf EP 139 > 3. 33部と、ブチルグリコール6.3 部と、1.8−ジアザビシクロ−C6,4,01−ウンデク−7−エン(1,8 −diazabieyclo−[S、4.0) −ur+dec−7−one)  0. 15部とからなる混合物を攪拌lこよって均質化させる。このようにし て得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加すること もない。しかし、140℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状 構造が形成される。
(実施例48) ヒドロキシエチルウレタン21部と、メチルエチルケトン100部と、プチルイ ソシアネイト200部とからウレタンカルバメイトC4H9NHCOOCH2C H20CONH2を生成し、溶媒を除去したi単離サセる。
」;記のようにして得られたウレタンカルバメイト1.05部と、エポタフEP 139 (Epotuf EP 139 ) 3. 33部と、ブチルグリコー ル4.3部と、1.8−ジアザピンクO−(5,4,O)−ウンデク−7−エン (1,8−dLazabieyelo−[5,4,O〕−undec−7−en e) 0. 12部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このように して得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加するこ ともない。しかし、140℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網 状構造が形成される。
(実施例49) ヒドロキシエチルウレタン110部と、無水琥珀酸100部と、酢酸メチルグリ コール105部とからなる混合物を120℃、6時間で反応させる。この反応の 間、特に、無水物は完全に消費され(IR分析によるCwo無水物の原子振動に より確認済み)、カルボキシルウレタンH00CCH2CH2COOCH2CH 20CONH2が生成される。その後、得られた溶液に、エボタフ E P 1 39 (Epotuf EP 139 ) 170部と、テトラブチルアンモニ ウム臭化物0.5部とを加え、90−100℃で3時間反応させる。
このようにして得られた溶液5.51部と、さらに再びエボタフ EP139( Epotuf EP 139 ) 2. 5部と、酢酸メチルグリフール6部と 、1.8−ジアザビ7クロー(5,4,Ol−ウンデク−7−エン(1,1l− diazabicyclo−(5,4,0)−undec−7−ene) 01 15部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた 淡黄色を呈する透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加すること もない。しかし、120℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状 構造が形成される。
(実施例50) ブチルアミン73部と、エチレンカーボネイト88部とからN−ブチルヒドロキ シエチルカルバメイトC4H9N HCOOCH2CH2OHを生成する。
このようにして得たカルバメイト3.2部と、エポタフ E P 139 (E potufEP 139 ) 4部と、ブタノール7部と、1.8−ジアザビシ クロ−(5,4,O’1−ウンデク−7−エン(1,8−diazibicye lo−(5,4,0) −undec−7−ene) 0 、25部とからなる 混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は 、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以 上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される(実施例5 1) プロピレンカーボネイト102部と、70%−エチルアミン水溶液65部とから N−エチルヒドロキシプロピルカルバメイトC2H3NHCOOCH(CH3) CH20Hを生成する。
このようにして得たカルバメイト3部と、エボタフ E P l 39 (Ep otuf EP139)3.5部と、ブチルグリコール6部と、1.5−ジアザ ビシクロ−〔4゜3.0〕−ノン−5−エン(1,5−diazabicycl o−[4,3,Ol −none−5−ene )0.25部とからなる混合物 を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、室温 では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上の高 温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例52) エチレンカーボネイト88部と、アリルアミン57部とからN−アリルヒドロキ ンエチルカルバメイトCH2=CH−CH2NHCOOCH2CH20Hを生成 する。
このようにして得たカルバメイト2.91!Eと、エボタフ E P l 39  <EpotufEP 139 )3.3部と、酢酸メチルグリコール6部と、 l、8−ジアザビシクロ−(5,4,O)−ウンデク−7−エン(1,8−di azabicyclo−(5,4,0) −undec−7−ene)0.2部 とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透 明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、 140℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される 。
(実施例53) 3−(アミノメチル)ピリジン10.8部と、エチレンカーボネイト88部とか らN−(3−ピリジルメチル)−ヒドロキシエチルカルバメイトを生成する生成 されたウレタン4部と、エボタフ E P l 39 (Epotuf EP  139 ) 3. 5部と、ブチルグリコール8部と、1.8−ジアザビシクロ −[5,4,O)−ウンデク−7−エン(1,8−diazabicyclo− (5,4,0] −undec−7−ene) 0. 25部とからなる混合物 を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、室温 では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上の高 温で加熱すると、不溶性でかつ不敵性な網状構造が形成される(実施例54) 4.7−シオキシデカノー1.10−ジアミン(BASF社(BASF Co。
)の開発品)17.6部ど、エチレンカーボネイト17.6部とからジエーテル ノウレタンHOCH2CH20CONH(CH2)30 (C)(2)20 ( CH2)3NHCOOCH2CH20Hを生成する。
このようにして得たジウレタン5部と、エボタフ E P 139 (Epot uf EP139 ) 5部と、ブチルグリコール10部と、1.f−ジアザビ シクロ−〔5,4,0〕−ウンデク−7−エン(1,8−dfazablcyc lo−(5,4,03−undec−7−ene)0.25部とからなる混合物 を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、室温 では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上の高 温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例55) トルエンジイソシアネイト17.4部と、メチルエチルケトン1oo部と、エチ レングリコール100部とからトルエン−2,4−ジー(ヒドロキシエチル)カ ルバメイトを生成する。反応混合物を真空で濃縮した後、特に、純粋な反応生成 物を得る。
このようにして得たジウレタン6部と、エポタフ E P 139 (EpOt uf EP139 ) 7部と、ブチルグリコール15部と、1,8−ジアザビ シクロ−〔5,4,0〕−ウンデク−7−エン(1,8−dlazabicyc lo−(5,4,0) −undec−7−ene)0.25部とからなる混合 物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、室 温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、120℃以上の 高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例56) ノフェニルメタンジイソシアネイト25部と、エチレングリコール100部とを メチルエチルケトン中で反応させ、ジフェニルメタンジー(ヒドロ+7エチル) カルバメイトを生成する。特に純粋な反応生成物が、溶媒と過剰なエチレングリ コールを真空で除去することにより得られる。
このようにして得たジウレタン4部と、エポタフ E P l 39 (Epo tuf EP139)3.8部と、ブチルグリコール10部と、1.8−ジアザ ビシクロ−〔5,4,Ol−ウンデク−7−エン(1,8−diazabiey clo−(S、4.0) −undec−7−ene)025部とからなる混合 物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、室 温では数週間安定てあり、粘度が増加することもない。しかし、120℃以上の 高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例57) トリス−(2−アミノエチル)−アミン15部と、エチレンカーボネイト27部 とからトリカルバメイトN (CH2CH2NHCOOCH2CH20H) 3 を生成する。
生成したトリウレタン4.1部と、エポツク E P l 39 (Epotu f EP 139 )5.1部と、ブチルグリコール10部と、1,8−ジアザ ビシクロ−(5,4゜0〕−ウンデク−7−エン(1,8−diazibicy elo−(S、4.0) −undec−7−ena)0.25部とからなる混 合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、 室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上 の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例58) 塩化アセチル39.5部と、N−メチルヒドロキシエチ6ルカルノリイト60部 と、トリエチルアミン51部と、酢酸メチルグリコール100部とからエステル カルバメイトCH3CO0CH2CH20CONHCH3を生成し、ツイテ生成 シタトリエチルアンモニウム塩酸塩を濾過した後、真空により濃縮し、真空蒸留 (B、Pt、102−105℃/Q、O1mbar)により単離する。
このようにして得たカルバメイト8部と、エポツク E P 139 (Epo tuf EP139 ) 8部と、酢酸エチルグリコール10部と、1.8−ジ アザビシクロ−〔5,4,O)−ウンデク−7−二ノ(1,8−diazabi cyclo−(5,4,0] −undec−7−ene)0.25部とからな る混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体 は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃ 以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例59) シクロヘキシルイソシアネイト12.5部と、ヒドロキシエチルカルバメイト1 0.5部と、酢酸メチルグリコール23部とからカルバメイトC3H11NHC OOCH2CH20CONH2を生成する。
このようにして得たカルバメイト(50%溶液)10部と、エポツク EPl  39 (Epotuf EP 139 ) 4部とブチルグリコール15部と、 1.8−ジアザビシフo−(5,4,01−ウンデク−7−エン(1,8−di azablcyelo−[S、4.0)−undec−7−one) 0. 2 部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色 透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし 、140℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成され る。
(実施例60) プチルイソシアネイト10部と、N−メチルヒドロキシエチルカルバメイト12 部と、酢酸メチルグリコール22部とからカルバメイトC4H9NHCOOCH 2CH20CONHCH3を生成する。
このようにして得た混合物9部と、エポツクE P 139 (Epotuf  EP 139 )3.5部と、ブチルグリコール15部と、1.8−ジアザビシ クロ−[5,4゜0]−ウンデク−7−エン(1,8−djazabicycl o−(S、4.0) −undec−7−ene)0.25部とからなる混合物 を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、室温 では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上の高 温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例61) セバコイルジ塩化物(sebacoyl dicblorida ) 30部と 、ヒドロキシエチルカルバメイト26部と、トリエチルアミン26部と、酢酸メ チルグリコール1o。
部トからジエステルジカルバメイト H2NC00CH2CH20CO(CH2)8COOCH2CH20CONH2 を生成する。その後、生成されたトリエチルアンモニウムヒドロクロライドを濾 過し、真空により濃縮して、単離する。
このようにして得たノカルバメイト4部と、エポツク E P 139 (Ep otufEP 1!19 ) 3. 5部と、酢酸メチルグリコール10部と、 l、8−ジアザビシクロ−(5,4,01−ウンデク−7−エン(IJ−dlm zabieyelo−[5,4,0] −undec−7−ene) 0. 2 部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色 透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし 、120℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成され る。
(実施例62) アジビルジ塩化物(adipoyl dichloride) 23部と、ヒド ロキシプロピルカルバフ4830部と、トリエチルアミン26部と、酢酸メチル グリコール100部とからジエステルノカルバメイト H2NC00C3H80CO(CH2)4C00C3H80CONH2を生成し 、ついで、生成したトリエチルアンモニウム塩酸塩(triethylammo niumu hydrochlorjde)を濾過した後、真空濃縮により上記 生成物を単離する。
このようにして得たジカルバメイト7部と、エポツク E P 139 (Ep otufEP H9) 7部と、酢酸メチルグリコール15部と、1.8−ジア ザピンクロー〔5,4,Ol−ウンデク−7−エン(1,8−diazabic yclo−(5,4,03−undec−7−ena)0.25部とからなる混 合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、 室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない、しかし、120℃以上 の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例63) ヘキサメチレンジイソンアネイト45部と、ヒドロキシプロピルカルバメイト5 3部と、酢酸メチルグリコール200部とからジカルバメイトH2NCooC3 H60CONH(CH2)aNHcOoC3H80CONH2を生成し、ついで 、真空濃縮した後、単離する。
このようにして得た生成物7.5部と、エポツク E P 139 ([、po tuf EP+39)6.5部と、酢酸ブチルグリコール15部と、1,8−ジ アザピンクロー[5,4,O)−ウンデク−7−エン(1,8−dlazabl eyelo−(5,4,0) −undec−7−ene) 0. 25部とか らなる混合物を攪拌によって均質化させる。このようにして得られた無色透明な 液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、12 0℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例64) イノホロ7ジイソシアネイト(isophorone diisocyanat e ) 22. 2部と・ヒドロキシプロピルカルバメイト23.8部と、酢酸 メチルグリコール46部とからジカルバメイト H2NC00C3H80CONH−C10HIB−NHCOOC3H6−CON H2を50%溶液として生成する。
このようにして得た生成物9.2部と、エポツク E P 139 (Epot uf EP139)3.4部と、1.8−ジアザビシクロ−[5,4,01−ウ ンデク−7−エン(1,8−diazabicyclo−(5,4,0) −u ndec−7−ene) 0 、 25部とからなる混合物を攪拌によって均質 化させる。このようにして得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であ り、粘度が増加することもない。しかし、】20℃以上の高温で加熱すると、不 溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例65) トルエンノイソシアネイト(toluylene diisoeyanate  )17. 4部と、ヒドロキシプロピルカルバメイト23.8部と、酢酸メチル グリコール123.6部とからンカルパメイト H2NC00CaH60CONH−C7H6NHCOOC3H80CONH2を 25%溶液として生成する。
コノようにして得た生成物16.5部と、エボタフ E P 139 (Epo tuf EPH9)3.4部と、1.8−)アザビシクロ−(5,4,03−ウ ンデク−7−エン(1,8−dlazmbleyelo−(5,4,0) −u ndec−7−ena) 0 、25部とからなる混合物を攪拌によって均質化 させる。このようにして得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり 、粘度が増加することもない。しかし、120℃以上の高温で加熱すると、不溶 性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例66) ポリイソシアネイト(polyisoeyanate) IPDI−71890 105部と、ヒドロキシプロピルカルバメイト36部と、酢酸メチルグリコール 78部とから箪1級の多官能基を有するカルノリイト(primary pol yfunctional carbamate) 50%溶液を生成する。
このようにして得た生成物14.5部と、エボタフ E P 139 (Epo tuf EP139)3.4部と、1.8−ジアザビシクロ−[5,4,O]− ウンデク−7−エン(l、8−diazabieyclo−(5,4,0) − undee−7−ene) 0. 2部とからなる混合物を攪拌によって均質化 させる。このようにして得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり 、粘度が増加することもない。しかし、120℃以上の高温で加熱すると、不溶 性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例67) メタノール50部にエチレンカーボネイト8.8部を溶解させ、ついでこの溶液 に室温でN−エチルエチレンジアミン17.6部を滴下させ、得た溶液を室温で 2時間攪拌する。
その後、この混合物を真空濃縮し、溶媒と過剰なN−エチルエチレンジアミンを 除去する。このようにして得られた粗生成物にブチルグリコール35部を加え、 室温でエポタフ EP l 39 (Epotuf EP 139 ) 17部 を加え、さらに室温で4時間攪拌する。このようにして得たジカルバメイト[H OCH2CH20CONHCH2N (C2H5)CH2CH(OH)cH2o c6H4−] 2C(CH3) 2 [s i c]を50%溶液として得る。
上記溶液35部と、エポタフ E P 139 (Epotuf EP 139  ) 8.5部と、1.8−ジアザビシクロ−(5,4,01−ウンデク−7− エン(1,トdlazableyclo−(5,4,O) −undec−7− one) 0.5部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このように して得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加するこ ともない。しかし、120℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網 状構造が形成される。
(実施例68) 独特許(DI!−0S) 5 29 263記載の方法により、エボタ7 EP  139(Epotuf EP 139 )と、二酸化炭素とからビスフェノー ル−Aジカーボネイトエーテル(Bisphenol−^dicarbonat e ether )を生成する。
このようにして得たジカーボネイト42.8部と、ブチルグリコール55部と、 エタノールアミン12.2部とからなる混合物を室温で2時間攪拌し、さらに6 0℃で2時間攪拌する。このようにして得たジカルバメイト[HOCH2CH2 NHCOOCH2−CH(OH)CH20C8H4−] 2C(CH3)2を5 0%溶液として生成する。
上記溶液27.5部と、エポタフEP 139 (Epotuf EP 139  ) 8.5部と、1,8−ジアザビシクロ−(5,4,O)−ウンデク−7− エン(1,8−dlazablcyelo−(5,4,0) −undee−7 −ene) 0.5部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このよう にして得られた無色透明な液体は、室温では数週間安定であり、粘度が増加する こともない。しかし、120℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な 網状構造が形成される。
(実施例69) 独特許(DH−OS> 35 29 263記載の方法により、エポタフ EP 139(Epotuf EP 139 )と、二酸化炭素とからとスフエ/−ル ーA′)カーボネイトエーテル(B I 5pheno l−^dicarbo nata ether )を生成する。
このようにして得たジカーボネイト42.8部と、ブチルグリコール49部とか らなる混合物を60℃で攪拌する。/クロカーボネイト基がもはや存在しなくな る(IR分析で確認する。)まで、混合物にガス状のメチルアミンを通す。この 反応中にジカルバメイト [CH3NHCOOCH2CH(OH)CH20C6H4−]2C(CH3)2 が50%溶液として生成される。
上記溶液25部と、エボタフ E P 139 (Epotuf EP 119  ) 8. 5部と、1.8−ジアザビシクロ−(5,4,03−ウンデク−7 −エン(1,8−dlazablcyclo−(5,4,03−undee−7 −ene) 0.5部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる。このよう にして得られた無色透明な液体+1、室温で1部数週間安定であり、粘度が増加 することもない。しかし、120℃以上の高温で加熱すると、不溶性でかつ不融 性な網状構造が形成される。
(実施例70) エチレンカーボネイト8.8部をメタノール50部に溶解させ、その溶液1こ室 温でN−エチルエチレンジアミン17.6部を滴下し、得られた溶液を室温で2 時間攪拌する。
つぎに、混合物を真空濃縮し、溶媒と過剰なN−エチルエチレンジアミンを除去 する。このようにして得た粗製の生成物をブチルグリフール66温でエボタフ  EP 1 3 9 (Epotuf EP 119 ) 4 8. 4を用(A で処理し、その後、室温で4時間攪拌する。その結果、エポキサイド樹脂エボタ フ EP139(Epotuf EP 139 )のジカルバメイト誘導体の5 0%溶液力く生成される。
このようにして得た溶液66部と、エポタフ E P l 3 9 (Epot uf EP 139 )8、5部と、1.8−ジアザビシクロ−[5, 4.0 ]−ウンデク−7ーエン(1、8−diazabieyelo−[5.4.O]  −undec−7−ene) 0. 5部と力)らなる混合物を攪拌1こよっ て均質化させる。このようにして得られた無色透明な液体ζま、室温で1部数週 間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上の高温で加熱 すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例71) イソ/アネイトエチルメタクリレイト(ドーケミカルズ(Dot Che■ie als )社製、アメリカ)15.5部と、11 2−プロピレングリコール7 6部と、酢酸メチルグリコール100部とからなる混合物を80℃で攪拌する。
約2時間攪拌すると、イソンアネイトはもはやIR分析によっても検出されない 。溶媒と過剰なプロピレングリコールを真空(薄膜蒸留装置を用いて、80℃、 約0.01mbarの条件下で)反応溶液から除去する。残さとしてヒドロキシ プロピルウレタンメタクリレイト CH2=C (CHa)COOCH2CH2NHCOOCH2CH (OH)C Haが残る(実施例72) メチルエチルケトン20部と、酢酸ブチル20部と混合させ、窒素気流下で還流 下に加熱する。実施例71に従って生成したヒドロキシプロピルウレタンメタク リレイト20部と、メチルメタクリレイト20部と、スチレン20部と、ブチル アクリレイト40部と、酢酸ブチル20部とをからなる溶液を3時間以上かけて 上記の沸騰した混合物に滴下する。
同時に、トリボノックスC (Trlgonox C) 1 、 5部と、酢酸 ブチル20部との混合液を、第二の滴下装置から沸騰した反応混合物に滴下する 。
反応開始剤とモノマーの混合物の添加が終了した後、ポリマー混合物を30分間 沸騰させ、そしてその溶液に、トリボノックスC (Trigonox C)  0. 5部と、酢酸ブチル20部とからなる溶液を30分かけて滴下する。得ら れた樹脂溶液を1時間以上還流することにより加熱し、その後冷却する。
(実施例73) 実施例72で得られた樹脂溶液100部と、エポタフ E P 1 3 9 ( EpotufEP 139) 7. 5部と、1.8−ジアザピンクロー(5, 4.0)−ウンデク−7ーエン(1.8−diazabicyclo− (5. 4.0) −undec−7−ene) 0. 5部とからなる混合物を攪拌に よって均質化させる。このようにして得られた微かに黄色を呈する液体は、室温 では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上の高 温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例74) 独特許(DB−PS) 37 23 782記載の方法により、3−クロロ−2 −ヒドロキシプロピル−1−メタクリレイトと、炭酸水素ナトリウムとから生成 したグリセリルシクロカーボネイトメタクリレイト18.6部と、エタノールア ミン10部と、エタノール25部とからなる混合物を80℃で攪拌する。約2時 間後にはすでに、シクロカーボネイト基はIR分析によっても検出されない。溶 媒と過剰なエタノールアミンを真空(薄膜蒸留装ぼを用いて、80”C5約0. Olmbarの条件下で)反応溶液から除去する。残さとして、ヒドロキシプロ ピルウレタンメタクリレイト(hydroxypropy+ urethane  5ethacrylate )CH2−C(CHa)COOCH2−CH(O H)CH20CONHCH2CH20Hが残る。
(実施例75) メチルエチルケトン20部と、酢酸ブチル2o部とを混合し、窒素気流下で還流 下に加熱する。実施例74に従って生成したヒドロキシプロピルウレタンメタク リレイト20部と、メタクリル酸3部と、スチレン27部と、酢酸ブチル5゜部 と、酢酸ブチル20部とを混合し、その溶液を上記の沸騰した混合物に3時間以 上かけて滴下する。
同時に、トリゴノブクスC(Trigonox C) 1−5部と、酢酸ブチル 2o部との混合液を、第二の滴下装置から沸騰した反応混合物に滴下する。
反応開始剤とモノマーの混合物の添加が終了した後、ポリマー混合物を30分間 沸騰させ、そしてトリゴノブクスC(Trigonox C) 0. 5部と、 酢酸ブチル20部とからなる溶液を30分かけて滴下する。得られた樹脂溶液を 1時間以上還流することにより加熱し、その後冷却する。
(実施例76) 実施例75に従って得られた樹脂溶液100部と、エポタフEP139(Epo tuf EP 139 ) l 1部と、1,8−ジアザビシクロ−[5,4, Ol −ウンデク−7−エン(1,8−dlazabieyclo−(S、4. 0) −undee−4−ene) 0 、5部とからなる混合物を攪拌によっ て均質化させる。このようにして得られた微かに黄色を呈する液体は、室温では 数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上の高温で 加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される(実施例77) プロピレンカーボネイト10.2部と、N−エチルエチレンジアミン20部と、 エタノール25部とからなる混合物を約80℃で攪拌する。約2時間後にはすで に、シクロカーボネイト基は!R分析によっても検出されない。溶媒と過剰なN −エチルエチレンジアミンを真空(薄膜蒸留装置を用いて、80℃、約0.Ol mbarの条件下で)反応溶液から除去する。残さとして、ヒドロ牛ジウレタン アミン C2H3NHCH2CH2NHCOOCH2CH(OH)CH3が残る。
酢酸ブチル100部と、トリエチルアミン1O05部とに上記生成物を溶かし、 ついで約10℃まで冷却し、その冷却した溶液にアクリロイル塩化物(acry loyl chloride ) 9部を10−15℃で滴下する。次に室温で 約2時間攪拌させ、沈澱物を濾過して除去し、反応溶液を真空(薄膜蒸留装置を 用いて、60℃、約0.Olmbarの条件下で)により濃縮する。残さとして 、ヒドロキシウレタンアクリルアミド CH2−CIC0N (C2H5)CH2CH2NHCOOCH2CH(OH) CH3が残る。
(実施例78) メチルエチルケトン20部と、酢酸ブチル20部とを混合し、窒素気流下で還流 下に加熱する。実施例77に従って生成したヒドロキシウレタンアクリルアミド 20部と、メチルメタクリレイト10部と、スチレン20部と、アクリロニトリ ル10部と、ブチルアクリレイト40部と、酢酸ブチル20部とを混合し、その 溶液を上記の沸騰l、た混合物に3時間以上かけて滴下する。
同時に、トリゴノrクスC(丁rigonox C) 1 、 5部と、酢酸ブ チル2o部とを混合し、その溶液を第二の滴下装置から沸騰した反応混合物に滴 下する。
反応開始剤とモノマーの混合物の添加が終了した後、ポリマー混合物を30分間 沸騰させ、そしてトリゴノyクスC(Trigonox C) 0.5部と、酢 酸ブチル20部とからなる溶液を30分かけて滴下する。得られた樹脂溶液を1 時間以上還流することにより加熱し、その後冷却する。
(実施例79) 実施例78に従って得た樹脂溶液100部と、エボタフ E P 139 (E potufEP H9) 7. 5部と、1.8−′)7ザビシクa−(5,4 ,0)−eyンデクー7−エン(1,8−diazabicyclo−[5,4 ,0] −undec−7−ene) 0. 5部とからなる混合物を攪拌によ って均質化させる。このようにして得られた微かに黄色を呈する液体は、室温で は数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140”C以上の高 温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例80) V V ! yクヒーブらの文献(V vMlkheev at al、 Iz v、 Vyssh、 Uehebn。
Zaved、、 Khim、 Khim、 Tekhnol、、31 (198 8) 42 ) )に従って、アクリロイル塩化物(aeryloyl chl oride )とヒドロキシエチルウレタンHOCH2CH20CONH2とか らウレタンエチルアクリレイトCH2−CHC00CH2CH20CONH2を 得る。
メチルエチルケトン20部と、酢酸ブチル2o部とを混合し、窒素気流下で還流 下に加熱する。得たウレタンエチルアクリレイトCH2”CH(OOCH2CH 20CONH2の20部と、メチルメタクリレイト20部と、スチレン15部と 、アクリルアミド5部と、ブチルアクリレイト40部と、酢酸ブチル20部とを 混合し、その溶液を、上記の沸騰した混合物に3時間以上かけて滴下する。
同時に、トリゴノブクスC(Trigonox C) 1 、 5部と、酢酸ブ チル20部とを混合し、その溶液を第二の滴下装置から沸騰した反応混合物に滴 下する。
反応開始剤とモノマーの混合物の添加が終了した後、ポリマー混合物を30分間 沸騰させ、そしてトリイノ1クスC(Trlgonox C) 0. 5部と、 酢酸ブチル20部とからなる溶液を30分かけて滴下する。得られた樹脂溶液を 1時間以上還流することにより加熱し、その後冷却する。
(実施例81) 実施例80に従って得た樹脂溶液100部と、エポタフ E P t a 9  (EpotufEP 139 ”) 11部と、1,8−ジアザビシクロ−(5 ,4,Ol−ウンデク−7−エン(1,8−diazabicyclo−[5, 4,0] −undec−7−ene) 0. 5部とからなる混合物を攪拌に よって均質化させる。このようにして得られた微かに黄色を呈する液体は、室温 では数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上の高 温で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例82) VV ミγクヒーブらの文献(V V Mlkhaev at al、Izv、  Vyssh、 Uchebn。
Zaved、、 Kbim、 Whit Tekhnol、、31(198B> 42) )に従って、メタクリロイル塩化物(wethacryloyl eh lor[de )と、N−メチルヒドロキシエチルウレタンHOCH2CH20 CONHCH3とからウレタンエチルメタクリレイトCH2=C(CH3)C0 0CH2CH20CONHCHaを得る。
メチルエチルケトン20部と、酢酸ブチル20部とを混合し、窒素気流下で還流 下に加熱する。得たウレタンエチルメタクリレイトCH2−C(CH3)C00 CH2CH20CONHCH3の20部と、メチルメタクリレイ ト20部と、 スチレン20部と、ジメチルイタコネイト(di■ethylitaconat e) l 0部と、エチルへキシルアクリレイト30部と、酢酸ブチル20部と を混合し、その溶液を上記の沸騰した混合物に3時間以上かけて滴下する。
同時に、トリゴノブクスC(TrigonoIC)1.5部と、酢酸ブチル20 部との混合液を、第二の滴下装置から沸騰した反応混合物に滴下する。
反応開始剤とモノマーの混合物の添加が終了した後、ポリマー混合物を30分間 沸騰させ、そしてトリイノ1クスC(Trigonox C) 0. 5部と、 酢酸ブチ・し20部とからなる溶液を30分かけて滴下する。得られた樹脂溶液 を1時間以上還流することにより加熱し、その後冷却する。
(実施例83) 実施例82に従って得た樹脂溶液100部と、エポクフ E P 139 (E potufEP 139) 10部と、1,8−ジアザピンクロー(5,4,O )−ウンデク−7−エン(1,8−diazabicyclo−(S、4,0)  −undee−7−one) 0.5部とからなる混合物を攪拌によって均質 化させる。このようにして得られた微かに黄色を呈する液体は、室温では数週間 安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上の高温で加熱す ると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例84) 実施例77に従って得たヒドロキシウレタンアミンC2H3NHCH2CH2N HCOOCH2CH(OH)CH317119部と、イソプロパツール50部と を混合し、その溶液をプリンジルメタクリレイト14.2部と、インプロパツー ル25部とからなる溶液に1時間以上かけて室温で滴下する得られた混合物を室 温でさらに2時間以上攪拌する。この間にエポキサイド基(epoxide g roups)は実質的にすべて反応する。
得られた溶液から真空(薄膜蒸留装置を用いて、60”C5約0.Olmbar の条件下で)により溶媒を除去する。残さとして、ヒドロキシウレタンメタクリ レト CH2−C(CHa)CH2CH2CH(OH)CH2N (C2H5)CH2 CH2NHCOOCH2CH(OH)−CH3が残る。
(実施例85) メチルエチルケトン20部と、酢酸ブチル20部とを混合し、窒素気流下で還流 下に加熱する。実施例84に従って得たヒドロキシウレタンメタクリレイト25 部と、メチルメタクリレイト25部と、ブチルアクリレイト50部と、酢酸ブチ ル20部とを混合し、その溶液を上記の沸騰した混合物に3時間以上かけて滴下 する。
同時に、トリボノックスC(Trlgonox C) 1 、5部と、酢酸ブチ ル2o部とを混合し、その溶液を第二の滴下装置から沸騰した反応混合物に滴下 する。
反応開始剤とモノマーの混合物の添加が終了した後、ポリマー混合物を30分間 沸騰させ、そしてトリボノックスC(Trigonox C) 0. 5部と、 酢酸ブチル20部とからなる溶液を30分かけて滴下する。博られた樹脂溶液を 1時間以上還流することにより加熱し、その後冷却する。
(実施例86) 実施例85に従りて得た樹脂溶液100部と、エポタフ E P 139 (E potufEP 139) 7部と、1,8−ジアザビシクロ−[5,4,O〕 −’7:/デクー7−+7 (1,8−diazabicyclo−[S、4. O) −undec−7−ene) 0. 5部とからなる混合物を攪拌によっ て均質化させる。このようにして得られた微かに黄色を呈する液体は、室温では 数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140”C以上の高温 で加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例87) 実施例77に従って得たヒドロキシウレタンアミン<bydroxyuretb ana園ins )C2H5NHCH2CH2NHCOOCH2CH(OH)C Haの19部と、インプロパツール25部とからなる溶液を、一時間以上かけて 室温で、N−(ヒドロキシメチル)−アクリルアミドの48%水溶液21部に滴 下する。得られた混合物を室温でさらに2時間以上攪拌する。溶媒を真空(薄膜 蒸留装置を用いて、60”C1約0.Olmbarの条件下で)により反応混合 物から除去する。残さとして、ヒドロキシウレタンアクリルアミド CH2=CHC0NHCH2N (C2H5)CH2CH2NHCOOCH2C H(OH)CH3が残る。
(実施例88) メチルエチルケトン20部と、酢酸ブチル20部とを混合し、窒素気流下で還流 下に加熱する。実施例87に従って得たヒドロキシウレタンアクリルアミド25 部と、メチルメタクリレイト25部と、ブチルアクリレイト50部と、酢酸ブチ ル20部とを混合し、その溶液を上記の沸騰した混合物に3時間以上かけて滴下 する。
同時に、トリボノックスC(Trigonox C) 1 、5部と、酢酸ブチ ル20部とを混合し、その溶液を第二の滴下装置から沸騰した反応混合物に滴下 する。
反応開始剤とモノマーの混合物の添加が終了した後、ポリマー混合物を30分間 沸騰させ、そしてトリボノックスC(丁rigonox C) 0. 5部と、 酢酸ブチル20部とからなる溶液を30分かけて滴下する。得られた樹脂溶液を 1時間以上還流することにより加熱し、その後冷却する。
(実施例89) 実施例88に従って得た樹脂溶液100部と、エポタフ E P l 39 ( Epotuf[!P L39) 8部と、1,8−ジアザビシyo−(5,4, O)−ウンデク−7−エン(1,8−diazabieyclo−(5,4,O ] −undec−7−ene) 0.5部とからなる混合物を攪拌によって均 質化させる。このようにして得られた微かに黄色を呈する液体は、室温では数週 間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140”C以上の高温で加 熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例90) 酢酸メチルグリコール100部中に、プロピレングリコール76部が存在する溶 液を、室温で、酢酸メチルグリコール100部に対してm−TMI(アメリカノ シアナミド社(^w+erlcan Cyanawid Company )製 、アメリカ)20.1部が溶けている溶液に1時間以上かけて滴下する。このよ うにして得た溶液をさらに80℃で4時間攪拌する。溶媒と過剰のプロピレング リコールを真空(薄膜蒸留装置を用いて、80℃、約0.Olmbarの条件下 で)により反応混合物から除去する。残さとして、α−メチルスチレンのヒドロ キシウレタン誘導体CH2=C(CH3)CeH4C(CH3)2NHCOOC H2CH(OH)CH3が残る。
(実施例91) メチルエチルケトン20部と、酢酸ブチル20部とを混合し、窒素気流下で還流 下に加熱する。実施例90に従って得た置換α−メチルスチレン25部と、メチ ルメタクリレイト20部とスチレン15部と、ブチルアクリレイト40部と、酢 酸ブチル20部とを混合し、この溶液を、上記の沸騰した混合物に3時間以上か けて滴下する。
同時に、トリボノックスC(Trigonox C) 1 、5部と、酢酸ブチ ル20部との混合液を、第二の滴下装置から沸騰した反応混合物に滴下する。
反応開始剤とモノマーの混合物の添加が終了した後、ポリマー混合物を30分間 沸騰させ、そしてトリボノックスC(Trlgonox C) 0. 5部と、 酢酸ブチル20部とからなる溶液を30分かけて滴下する。得られた樹脂溶液を 1時間以上還流することにより加熱し、その後冷却する。
(実施例92) 実施例91に従って得た樹脂溶液100部と、エポタフ E P 139 (E potufEP 139) 8部と、1.8−ジアザビシクロ−[5,4,0] −ウンデク−7−エ7 (1,8−diazabicyelo−(5,4,0)  −undec−7−ene) 0.5部とからなる混合物を攪拌によって均質 化させる。このようにして得られた微かに黄色を呈する液体は、室温では数週間 安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上の高温で加熱す ると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施e’193) 酢酸メチルグリフール25部に、ヒドロキシプロピルウレタン12部が存在する 溶液を、一時間以上かけて、m−TMI(アメリカンンアナミド(^merie anCyanamid Company)社製、アメリカ)20.1部と、DA BCOo、5部と、酢酸メチルグリコール50部とからなる溶液に滴下する。こ のようにして得た溶液をさらに80℃で2時間攪拌する。溶媒を真空(薄膜蒸留 装置を用いて、80℃、約0.01mbarの条件下で)により反応混合物から 除去する。残さとして、α−メチルスチレンのヒドロキシウレタン誘導体CH2 −C(CHs)c9)!4c (CHa)2NHCOOCH(CHs)CH20 CONH2が残る。
(実施例94) メチルエチルケトン20部と、酢酸ブチル20部とを混合し、窒素気流下で還流 下に加熱する。実施例93に従って得た置換α−メチルスチレン25部と、メチ ルメタクリレイト20部とスチレン15部と、ブチルアクリレイト40部と、酢 酸ブチル20部とを混合し、その溶液を、上記の沸騰した混合物に3時間以上か けて滴下する。
同時に、トリボノックスC(TrLgonox C) 1 、5部と、酢酸ブチ ル20部との混合液を、第二の滴下装置から沸騰した反応混合物に滴下する。
反応開始剤とモノマーの混合物の添加が終了した後、ポリマー混合物を30分間 沸騰させ、そしてトリイノ1クスC(Trigonox C) 0. 5部と、 酢酸ブチル20部とからなる溶液を30分かけて滴下する。得られた樹脂溶液を 1時間以上還流することにより加熱し、その後冷却する。
(実施例95) 実施例94に従って得た樹脂溶液100部と、エボタフ E P 139 (E potufEP 139) 7部と、1,8−ジアザピンクロー(5,4,O) −ウンデク−7−エン(1,8−diazabicyclo−(5,4,0)  −undec−7−ena) 0. 5部とからなる混合物を攪拌によって均質 化させる。このようにして得られた微かに黄色を呈する液体は、室温では数週間 安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上の高温で加熱す ると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例96) VV ミブクヒーブらの文献(V V Mlkheev at al、 Izv 、 Vyssh、 tlcbebr+。
Ztved、、 Whim、にhim、 Takhnol、、31 (1988 ) 42) )に従って、メタクリロイル塩化物(methaeryloyl  chloride )と、N−ヒドロキシエチルウレタンHOCH2CH20C ONH2とからウレタンエチルメタクリレイトCH2−C(CH3)C00CH 2CH20CONH2を得る。
メチルエチルケトン20部と、酢酸ブチル20部とを混合し、窒素気流下で還流 下に加熱する。予め得たウレタンエチルメタクリレイトCH2−C(CHa)C OOCH2CH20CONH2を20部と、グリシジルメタクリレイト15部と 、メチルメタクリレイト15部と、スチレン20部と、ブチルアクリレイト30 部と、酢酸ブチル20部とを混合し、その溶液を、上記の沸騰した混合物に3時 間以上かけて滴下する。
同時に、トリイノ1クスC(Trigonox C) 1 、5部と、酢酸ブチ ル20部との混合液を、第二の滴下装置から沸騰した反応混合物に滴下する。
反応開始剤とモノマーの混合物の添加が終了した後、ポリマー混合物を30分間 沸騰させ、そしてトリボノックスC(Trlgonox C) 0. 5部と、 酢酸ブチル20部とからなる溶液を30分かけて滴下する。得られた樹脂溶液を 1時間以上還流することにより加熱し、その後冷却する。
(実施例97) 実施例96に従って得た樹脂溶液100部と、1.8−ジアザビシクロ−[5, 4,Q]−ウンデク−7−二ン(1,1l−dlazabicyclo−[5, 4,0] −undec−7−one)0.5部とからなる混合物を攪拌によっ て均質化させる。このようにして得られた微かに黄色を呈する液体は、室温では 数週間安定であり、粘度が増加することもない。しかし、140℃以上の高温で 加熱すると、不溶性でかつ不融性な網状構造が形成される。
(実施例98) エビクロン725を5.3部と、ヒドロキシエチルカルバメイト2.2部と、酢 酸メチルグリコール7.3部と、1.8−ジアザビシクロ−[5,4,Ol−ウ ンデク−7−エン(1,8−diazabicyclo−(5,4,Ol −u ndec−7−ene) 0. 18部とからなる混合物を攪拌によって均質化 させる。このようにして得られた無色の液体は、室温で1部数週間安定であり、 粘度が増加することもな−1゜しかし、120℃以上の高温で加熱すると、不溶 性でかつ不融性な網状構造が形成される(実施例99) エボタフVN6394を11.4部と、ヒドロキシエチルカル、<メイト1.5 部と、水2.5部と、1.8−ジアザビシクロ−(5,4,O)−ウンデク−7 −エン(1,1l−dliz+xbicyclo−(5,4,Ol −unde c−7−ene) 0. 15部とからなる混合物を攪拌によって均質化させる 。このようにして得られたエマルジツンi!、室温では数週間安定であり、粘度 が増加することもない。しかし、120℃以上の高温で加熱すると、不溶性でか つ不融性な網状構造が形成される。
(実施例100−197) 上記実施例による熱硬化性樹脂溶液を約5−10分間風燻した後、脱脂した鉄板 に焼き付けたり、スパイラルドクター(spiral doctor )を使用 して塗装する。このようにして、弾力性を有し、かつ耐溶剤性を有するラブカー を形成する。
上記の焼き付は条件、そして測定したコーニング振子(toning pend ulu■)硬度を、表1から表9に示す。
以下、余白。
表1 国際調査報告 国際調査報告 JP 9200025 S^ 55159

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)少なくとも2つのエポキシド基を有する少なくとも一つの有機化合物 と、 (b)一般式I ▲数式、化学式、表等があります▼I (式中、 R1、R2は、水素原子またはメチル基で置換されていてもよい;R3は、水素 原子またはメチル基に置換されていてもよく、あるいは最大で20個の炭素原子 を有する、二価もしくは三価の脂肪族、シクロ脂肪族、芳香族またはヘテロ環状 残基;そして nは、1、2または3) によって示される化合物からなる少なくとも一つのカルパメイト化合物と、(c )少なくとも一つの塩基性触媒と、(d)(これを含む場合と、含まない場合と がある)他の加工助剤(ブロセッシングエイド)および(または)添加物と、か らなることを特徴とする熱硬化反応性樹脂混合物。 2.(a)少なくとも2つのエポキシド基を有する、少なくとも一つの有機化合 物と、 (b)一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼II(式中、 R1、R2、R5は、水素原子またはメチル基で置換されていてもよい;R4は 、水素原子、あるいは 最大で20個の炭素原子を有する一価、二価、三価または四価の置換されていて もよい脂肪族、シクロ脂肪族、芳香族またはヘテロ環状残基;Pは、0または1 ; zは、0または1であって、かつpの値はzよりも大きいか、もしくはzの値に 等しい; mは、1、2、3または4) によって示される化合物からなる少なくとも一つのカルパメイト化合物と、(c )少なくとも一つの塩基性触媒と、(d)(これを含む場合と、含まない場合と がある)他の加工助剤(ブロセッシングエイド)および(または)添加物とから なることを特徴とする熱硬化反応性樹脂混合物。 3.(a)少なくとも2つのエポキシド基を有する少なくとも一つの有機化合物 と、 (b)マクロ分子あたり平均して少なくとも2つのカルパメイト基を含む一般式 III ▲数式、化学式、表等があります▼III(式中、 Aは、R6、COOR6、またはCH2COOR6;R6は、最大18炭素原子 を有するアルキル残基または水素原子;Bは、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼,または▲数式、化学式、表等があります▼ , によって示される; Xは、最大で20個の炭素原子を有する二価の脂肪族、シクロ脂肪族、芳香族ま たきエーテル脂肪族残基であり; R7は、水素原子、最大で12個の炭素原子を有する脂肪族、シクロ脂肪族また は芳香族残基であり、さらにOH基、および(または)一般式▲数式、化学式、 表等があります▼, によって置換されていてもよい; R8、R9は、水素原子またはメチル基で置換されていてもよい;Zは、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、 化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼またはアルキル 置換フエニル基であってもよく、kは、5から200;そして R1とR2は、すでに述べられた意味を有する)からなる、少なくとも一つのア クリレート共重合体と、(c)少なくとも一つの塩基性触媒と、(d)(これを 含む場合と、含まない場合とがある)他の加工助剤および(または)添加物と からなることを特徴とする熱硬化反応性樹脂混合物。 4.(a)少なくとも2つのエポキシド基を有する、少なくとも一つの有機化合 物と、 (b)一般式IV ▲数式、化学式、表等があります▼IV(式中、Uは、 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,また は R8−NH−COO;そして、 tは、2から10; R1、R2、R7およびXは、すでに述べられた意味を有する)によって示され た、少なくとも一つのポリマーと、(c)少なくとも一つの塩基性触媒と、そし て(d)(これを含む場合と、含まない場合とがある)他の加工助剤(ブロセッ シングエイド)および(または)添加物とからなることを特徴とする熱硬化反応 性樹脂混合物。 5.前記(b)に対応するカルパメイト化合物が、2−オクソ−1,3−ジオク ソランを気体状のアンモニアまたは溶解されたアンモニアによって処理すること により生成される反応産物であることを特徴とする請求項1または2記載の熱硬 化反応性樹脂混合物。 6.2−オクソ−1,3−ジオクソランを気体状のアンモニアまたは溶解された アンモニアによって処理することにより生成される反応産物が、HOCH2CH 2OCONH2、HOCH(CH3)CH2OCONH2、HOCH2CH(C H3)OCONH2、C6H5OCH2CH(CH2OH)OCONH2、C6 H5OCH2CH(OH)CH2OCONH2、またはこれらの化合物の混合物 であることを特徴とする請求項5記載の熱硬化反応性樹脂混合物。 7.前記(a)に対応するエポキシド化合物が、(1)ビスフェノールA、Fま たはSに基づくエポキシド樹脂で、好ましくは分子量が300から2000の間 にあるもの、(2)例えば、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、ヘ キシレングリコールジグリシジルエーテル、ジメチルシクロヘキサンジオールジ グリシジルエーテル、グリセロールトリグリシジルエーテル、トリメチロールプ ロパントリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールトリグリシジルエーテル 、ペンタエリスリトールテトラグリシジルエーテル、ジブロモネオペンチルジグ リシジルエーテル、ソルビトールグリシジルエーテル、カスターオイルトリグリ シジルエーテルである多官能性脂肪族アルコールのグリシジルエーテル類、、( 3)例えば、レゾルシノールジグリシジルエーテル、ピロカテコールジグリシジ ルエーテル、ヒドロキノンジグリシジルエーテル、ピスフェノール−Aジグリシ ジルエーテル、ビスフェノール−Fジグリシジルエーテル、ピスフェノール−S ジグリシジルエーテル、エポキシノポラックスである二または多官能性フェノー ルのグリシジルエーテル類、 (4)例えば、ジグリシジルアジペート、ジグリシジルセパケート、ジグリシジ ルフタレートのような多官能性カルボン酸のグリシジルエステル類、(5)例え ば、ブタジエンジエポキシド、ビニルシクロへキセンジエポキシド、3,4−エ ポキシシクロヘキシルメチル−(3,4−エポキシ)−シクロヘキサンカルボキ シレート(商品名デガキュアK126、デガッサ社製(DegacureK12 6.Degussa))のような脂肪族またはシクロ脂肪族エポキシド類、(6 )例えば、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、ジグリシジル イタコネート、アルキルモノグリシジルイタコネート、アルキルモノグリシジル マレエート、グリシジルクロトネート、ブタジエンモノエポキシド、ビニルシク ロヘキセンエポキシド、ビニルスチレンエポキシドのようなエポキシド含有モノ マーのホモポリマーまたは共重合体、(7)トリグリシジルイソシアヌレートま たはポリグリシジルイソシアヌレート、 (8)例えば、ポリオキシプロピレンジグリシジルエーテル、ポリオキシプロピ レントリグリシジルエーテル、ポリテトラメチレンオキサイドジグリシジルエー テルのようなジオールまたはトリオールのオリゴマーのジ−またはトリグリシジ ルエーテル類、 (9)例えばジグリシジルアニリン、テトラグリシジルジアニリン等の芳香族グ リシジルアミン誘導体、 または前記(1)から(9)の化合物を2つ以上混合してなる混合物であること を特徴とする請求項1から4までのいずれかの請求項に記載の熱硬化反応性樹脂 混合物。 8.前記化合物(a)と前記化合物(b)とが、エポキシド:カルパメイトのモ ル比が20:1と1:20との間、好ましくは5:1と1:5との間、 より好ましくは3:1と1:3との間、そして特に好ましくは2:1と1:2と の間にあることを特徴とする請求項1から4までのいずれかの請求項に記載の熱 硬化反応性樹脂混合物。 9.前記混合物が、溶媒または溶媒混合物中に、溶解または懸濁化されて存在す ることを特徴とする請求項1から8までのいずれかの請求項に記載の熱硬化反応 性樹脂混合物。 10.脂肪族炭化水素、シクロ脂肪俗炭化水素もしくは芳香族炭化水素、または 置換された炭化水素、エステル、エーテル、グリコールモノエーテル、アミド、 アルコール、スルホン、スルホキシド、または前記分類の化合物の混合物を溶媒 として用いることを特徴とする請求項9記載の熱硬化反応性樹脂混合物。 11.熱硬化反応性樹脂混合物の溶液は、固形物含有量が、20から99重量% の間、好ましくは30から98重量%の間、より好ましくは50から97重量% の間、そして特に好ましくは60から95重量%の間であることを特徴とする請 求項9または10記載の熱硬化反応性樹脂混合物。 12.熱硬化反応性樹脂混合物が、 (a)完全に溶解化、 (b)完全に乳濁化、または (c)水に、部分的に溶解または部分的に乳濁化されていることを特徴とする請 求項1から4までのいずれかの請求項に記載の熱硬化反応性樹脂混合物。 13.熱硬化反応性樹脂混合物が、固形状かつ加工可能で、融点または軟化範囲 が60℃よりも高温の領域にあることを特徴とする請求項1から4までのいずれ かの請求項に記載の熱硬化反応性樹脂混合物。 14.脂肪族アミン、シクロ脂肪族アミン、アリル脂肪族アミン、芳香族アミン もしくはヘテロ環状三級アミン、もしくはそれらの四級塩、またはアルカリ金属 の塩、水酸化物もしくはアルコレート、またはアミジン、グアニジン、三級ホス ファン、あるいは前記分類されたいくつかの化合物からなる混合物を塩基性触媒 として用いることを特徴とする請求項1から13までのいずれかの請求項に記載 の熱硬化反応性樹脂混合物。 15.1,4−ジアザビシクロ−〔2,2,2〕−オクタン、1,5−ジアザビ シクロ−〔4,3,0〕−ノン−5−エン、1,8−ジアザビシクロ−〔5,4 0〕−ウンデク−7−エン、1,1,3,3−テトラメチルグアニジン、イミダ ゾール、1−メチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4− メチルイミダゾール、4−(ジメチルアミノ)−ピリジン、ベンジルトリメチル アンモニウムヒドロキシド、テラメチルアンモニウムヒドロキシド、コリン、テ トラブテルアンモニウムフルオライド、ベンジルトリエチルアンモニウムクロラ イド、テトラエチルアンモニウムブロマイド、トリフェニルホスファン、トリト リルホスファンまたは、前記化合物のいくつかの混合物が触媒として用いられる ことを特徴とする請求項14記載の熱硬化反応性樹脂混合物。 16.請求項1から15までのいずれかの請求項に記載の熱硬化反応性樹脂混合 物を、成型に先立って、あるいは成型と同時に300℃までの温度で加熱するこ とにより得られることを特徴とする架橋され、もはや可溶性ではなくかつ不融性 の成型品。 17.請求項1から15までのいずれかの請求項に記載の熱硬化反応性樹脂混合 物を、塗装対象物に塗付処理した後、80℃から240℃の温度、好ましくは1 00℃から180℃の温度、より好ましくは120℃から160℃の間の温度で 焼付けることにより得られることを特徴とする架橋され、化学的抵抗性を有する 塗装物。 18.請求項1から15までのいずれかの請求項に記載の熱硬化反応性樹脂混合 物を、陽極に沈着させる電着エナメルの製造に用いることを特徴とする熱硬化反 応性樹脂混合物の使用法。 19.請求項1から15までのいずれかの請求項に記載の熱硬化反応性樹脂混合 物を、コーティング用粉末(粉末塗料)の製造に用いることを特徴とする熱硬化 反応性樹脂混合物の使用法。 20.請求項1から15までのいずれかの請求項に記載の熱硬化反応性樹脂混合 物を、自動車用ペイント、特に自動車のコーティング用ペイントの製造に用いる ことを特徴とする熱硬化反応性樹脂混合物の使用法。
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