JPH0647062Y2 - 天井目地構造 - Google Patents
天井目地構造Info
- Publication number
- JPH0647062Y2 JPH0647062Y2 JP1988100850U JP10085088U JPH0647062Y2 JP H0647062 Y2 JPH0647062 Y2 JP H0647062Y2 JP 1988100850 U JP1988100850 U JP 1988100850U JP 10085088 U JP10085088 U JP 10085088U JP H0647062 Y2 JPH0647062 Y2 JP H0647062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- ceiling
- joint
- holding
- vertical piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、天井板を載置し、かつ天井板の対向間隔を
塞ぐ天井目地構造に関するものである。
塞ぐ天井目地構造に関するものである。
[従来の技術] 従来の天井目地構造を第5図を用いて説明する。図にお
いて、1は図示しない天井スラブに横架された野縁受
け、2は上記野縁受け1により互いに対向する如く平行
に保持された野縁、3は上記野縁受け1と野縁2とを十
字交差するように保持する接続金具、6は上記野縁2に
保持される天井板である。上記野縁2は、アルミの押出
により形成された断面逆T字状の長尺片からなり、垂直
片2aと、この垂直片2aの上端に設けられた上記接続金具
3に係止される逆U字状の天板2bと、上記垂直片2aの下
端より外側水平方向に突出した目地片2cと、この目地片
2cの端部より上方に折曲して上記天井板6を保持する天
井板保持部2d,2dとを有する。上記接続金具3は、薄板
が折曲されてほぼ逆U字状に成形され、上面に螺着され
たネジ3aと、下端に設けられたU字状の固定部3bとから
なり、上記野縁受け1をまたぐように載置されたのち、
上記固定部3bに上記野縁2の天板2bが挿入され、上記ネ
ジ3aを締めることで野縁2を引き上げて野縁受け1に当
接せしめ、上記野縁2を野縁受け1に固定する。上記天
井板6は、グラスウールなどからなるボード6aと、この
ボード6aの上面に接着剤などにより貼着されたプレート
6bとからなり、上記プレート6bは、両端に上記ボード6a
の端部から突出し下方に折曲して、上記野縁2の天井板
保持部2dに係止する保持部6cが形成されている。
いて、1は図示しない天井スラブに横架された野縁受
け、2は上記野縁受け1により互いに対向する如く平行
に保持された野縁、3は上記野縁受け1と野縁2とを十
字交差するように保持する接続金具、6は上記野縁2に
保持される天井板である。上記野縁2は、アルミの押出
により形成された断面逆T字状の長尺片からなり、垂直
片2aと、この垂直片2aの上端に設けられた上記接続金具
3に係止される逆U字状の天板2bと、上記垂直片2aの下
端より外側水平方向に突出した目地片2cと、この目地片
2cの端部より上方に折曲して上記天井板6を保持する天
井板保持部2d,2dとを有する。上記接続金具3は、薄板
が折曲されてほぼ逆U字状に成形され、上面に螺着され
たネジ3aと、下端に設けられたU字状の固定部3bとから
なり、上記野縁受け1をまたぐように載置されたのち、
上記固定部3bに上記野縁2の天板2bが挿入され、上記ネ
ジ3aを締めることで野縁2を引き上げて野縁受け1に当
接せしめ、上記野縁2を野縁受け1に固定する。上記天
井板6は、グラスウールなどからなるボード6aと、この
ボード6aの上面に接着剤などにより貼着されたプレート
6bとからなり、上記プレート6bは、両端に上記ボード6a
の端部から突出し下方に折曲して、上記野縁2の天井板
保持部2dに係止する保持部6cが形成されている。
上記構成において、野縁2を所定の間隔で接続金具3を
介して野縁受け1に固定する。上記野縁2の天井板保持
部2dに天井板6の保持部6cを挿入して、当該野縁2に天
井板6を載置する。また、上記野縁2の目地片2cによっ
て、上記天井板6の側縁の対向間隔が塞がれて、天井の
見栄えを良くしている。
介して野縁受け1に固定する。上記野縁2の天井板保持
部2dに天井板6の保持部6cを挿入して、当該野縁2に天
井板6を載置する。また、上記野縁2の目地片2cによっ
て、上記天井板6の側縁の対向間隔が塞がれて、天井の
見栄えを良くしている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の天井目地構造は以上のように構成されているの
で、野縁受け1の間において、野縁2の垂直片2aや天板
2bは不要であり、材料が多く必要となって高価になる。
また、野縁受け1から設置する天井の位置に応じて上記
野縁2の垂直片2aの高さを変えなければならず、複数の
高さの野縁2を用意しなければならないなどの問題点が
あった。
で、野縁受け1の間において、野縁2の垂直片2aや天板
2bは不要であり、材料が多く必要となって高価になる。
また、野縁受け1から設置する天井の位置に応じて上記
野縁2の垂直片2aの高さを変えなければならず、複数の
高さの野縁2を用意しなければならないなどの問題点が
あった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、安価に、かつ簡単に天井板を任意の位置に設
定できる天井目地構造を得ることを目的とする。
たもので、安価に、かつ簡単に天井板を任意の位置に設
定できる天井目地構造を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る天井目地構造は、取付部材を、野縁受け
の下面に対接する天板と、この天板より下方に垂下する
垂直片と、この垂直片の下端側より第1,第2天井板方向
に水平方向に突出するとともに、第1,第2天井板の上面
に設けられたプレートの保持部が係止されることで当該
第1,第2天井板を保持する保持片と、この保持片の外側
に設けられて目地板の延長方向に延長する第1,第2係止
受け部とから構成し、目地部材を、第1,第2天井板の対
向間隔に沿って延長する目地板と、この目地板の両側部
に設けられて上記第1,第2係止受け部に係止する係止部
と、上記目地板より上方向に立上る補強板とから構成
し、上記垂直片の下部側には、上記補強板が突入する凹
部を設けた板の側縁を保持する水平突片とを備えたもの
である。
の下面に対接する天板と、この天板より下方に垂下する
垂直片と、この垂直片の下端側より第1,第2天井板方向
に水平方向に突出するとともに、第1,第2天井板の上面
に設けられたプレートの保持部が係止されることで当該
第1,第2天井板を保持する保持片と、この保持片の外側
に設けられて目地板の延長方向に延長する第1,第2係止
受け部とから構成し、目地部材を、第1,第2天井板の対
向間隔に沿って延長する目地板と、この目地板の両側部
に設けられて上記第1,第2係止受け部に係止する係止部
と、上記目地板より上方向に立上る補強板とから構成
し、上記垂直片の下部側には、上記補強板が突入する凹
部を設けた板の側縁を保持する水平突片とを備えたもの
である。
[作用] この考案における天井目地構造は、野縁受けにに取付け
られた取付部材の保持片で第1,第2天井板を保持し、上
記取付部材の第1,第2係止受け部に目地部材の係止部が
係止して、上記第1,第2天井板の側縁の対向間隔を塞
ぎ、また、上記取付部材の保持片凹部に突入する目地部
材の補強板により、目地部材の上記取付部材で保持され
ていない部分がたわんで下がるのを防止する。
られた取付部材の保持片で第1,第2天井板を保持し、上
記取付部材の第1,第2係止受け部に目地部材の係止部が
係止して、上記第1,第2天井板の側縁の対向間隔を塞
ぎ、また、上記取付部材の保持片凹部に突入する目地部
材の補強板により、目地部材の上記取付部材で保持され
ていない部分がたわんで下がるのを防止する。
[実施例] 以下、この考案の一実施例である天井目地構造を第1図
乃至第4図を用いて説明する。なお、第5図と同じもの
は同一の符号を用いて説明を省略する。図において、7
はアルミピースからなる取付部材、8は断面逆T字状の
アルミの長尺片からなる目地部材である。上記取付部材
7は、野縁受け1の下面に対接する逆U字状の天板7a
と、この天板7aより下方に垂下する垂直片7bと、この垂
直片7bの下端側より天井板6方向に水平方向に突出し上
方に折曲してなり上記天井板6の保持部6cを保持する保
持片7c,7cと、この保持片7c,7cの下側に設けられ垂直片
7b側に切欠かれ目地部材8の延長方向に延長する係止受
け部7d,7dとから構成されている。上記目地部材8は、
上記天井板6の対向間隔に沿って延長する目地板8aと、
この目地板8aの両側部に設けられ上方に突出し内側に折
曲してなり上記取付部材7の係止受け部7c,7cに係止す
る係止部8b,8bと、上記目地板8aの中央より上方向に突
出する補強板8cとから構成されている。上記取付部材7
の垂直片7bの下端には、上記目地部材8の補強板8cが突
入する凹部7eが設けられている。
乃至第4図を用いて説明する。なお、第5図と同じもの
は同一の符号を用いて説明を省略する。図において、7
はアルミピースからなる取付部材、8は断面逆T字状の
アルミの長尺片からなる目地部材である。上記取付部材
7は、野縁受け1の下面に対接する逆U字状の天板7a
と、この天板7aより下方に垂下する垂直片7bと、この垂
直片7bの下端側より天井板6方向に水平方向に突出し上
方に折曲してなり上記天井板6の保持部6cを保持する保
持片7c,7cと、この保持片7c,7cの下側に設けられ垂直片
7b側に切欠かれ目地部材8の延長方向に延長する係止受
け部7d,7dとから構成されている。上記目地部材8は、
上記天井板6の対向間隔に沿って延長する目地板8aと、
この目地板8aの両側部に設けられ上方に突出し内側に折
曲してなり上記取付部材7の係止受け部7c,7cに係止す
る係止部8b,8bと、上記目地板8aの中央より上方向に突
出する補強板8cとから構成されている。上記取付部材7
の垂直片7bの下端には、上記目地部材8の補強板8cが突
入する凹部7eが設けられている。
上記構成において、あらかじめ目地部材8に取付部材7
を複数個挿入しておく。上記取付部材7を、第4図に示
すように、目地部材8の延長方向(矢印F方向)にスラ
イドさせ、この取付部材7の天板7aを野縁受け1に載置
された接続金具3の固定部3bに挿入し、接続金具3のネ
ジ3aを締めることで野縁受け1に当接させて固定する。
取付部材7はそれぞれ野縁受け1に固定されて目地部材
8を保持する。この取付部材7の保持片7c,7cに天井板
6の保持部6cが載置され、天井板6が設けられる。
を複数個挿入しておく。上記取付部材7を、第4図に示
すように、目地部材8の延長方向(矢印F方向)にスラ
イドさせ、この取付部材7の天板7aを野縁受け1に載置
された接続金具3の固定部3bに挿入し、接続金具3のネ
ジ3aを締めることで野縁受け1に当接させて固定する。
取付部材7はそれぞれ野縁受け1に固定されて目地部材
8を保持する。この取付部材7の保持片7c,7cに天井板
6の保持部6cが載置され、天井板6が設けられる。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、野縁受けにに取付け
られた取付部材の保持片で第1,第2天井板を保持し、上
記取付部材の第1,第2係止受け部に目地部材の係止部が
係止して、上記第1,第2天井板の側縁の対向間隔を塞
ぎ、また、目地部材の補強板で目地部材の上記取付部材
で保持されていない部分がたわんで下がるのを防止する
ので、安価となり、また、それぞれ垂直片の長さの異な
る取付部材を用意しておくことで、野縁受けから天井板
までの位置が簡単に変えられる。また、第1,第2天井板
の上面側には、保持部が形成されているプレートを備え
ており、この保持部を取付部材の保持片に係止する構成
であるので、天井板を取付部材に容易にかつ確実に取付
けることができる。さらに、目地は天井板の下面より下
に突出しているよりも、対向間隔間において引込んだ状
態のほうが見栄えがよく、上述の構成によって、目地板
を、天井板の下面より上方に位置させることができるの
で、目地を、対向間隔間において引込んだ状態に施工で
き、見栄えの良い天井目地が得られる。
られた取付部材の保持片で第1,第2天井板を保持し、上
記取付部材の第1,第2係止受け部に目地部材の係止部が
係止して、上記第1,第2天井板の側縁の対向間隔を塞
ぎ、また、目地部材の補強板で目地部材の上記取付部材
で保持されていない部分がたわんで下がるのを防止する
ので、安価となり、また、それぞれ垂直片の長さの異な
る取付部材を用意しておくことで、野縁受けから天井板
までの位置が簡単に変えられる。また、第1,第2天井板
の上面側には、保持部が形成されているプレートを備え
ており、この保持部を取付部材の保持片に係止する構成
であるので、天井板を取付部材に容易にかつ確実に取付
けることができる。さらに、目地は天井板の下面より下
に突出しているよりも、対向間隔間において引込んだ状
態のほうが見栄えがよく、上述の構成によって、目地板
を、天井板の下面より上方に位置させることができるの
で、目地を、対向間隔間において引込んだ状態に施工で
き、見栄えの良い天井目地が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例である天井目地構造の外観
斜視図、第2図乃至第4図はこの考案の天井目地構造の
部分斜視図及び部分断面図、第5図は従来の天井目地構
造の外観斜視図である。 1…野縁受け、3…接続金具、6…天井板、7…取付部
材、8…目地部材。
斜視図、第2図乃至第4図はこの考案の天井目地構造の
部分斜視図及び部分断面図、第5図は従来の天井目地構
造の外観斜視図である。 1…野縁受け、3…接続金具、6…天井板、7…取付部
材、8…目地部材。
Claims (1)
- 【請求項1】第1,第2天井板の側縁の対向間隔を塞ぐ目
地部材と、上記第1,第2天井板の側縁を野縁受けに取付
ける取付部材と、上記第1,第2天井板の上面側に設けら
れ第1,第2天井板の側縁より突出した後に下方に折曲さ
れる保持部を有するプレートとを備えている天井目地構
造において、 上記取付部材を、上記野縁受けの下面に対接する天板
と、この天板より下方に垂下する垂直片と、この垂直片
の下端側より第1,第2天井板方向に水平方向に突出する
とともに上記プレートの保持部が係止されることで上記
第1,第2天井板を保持する保持片と、この保持片の外側
に設けられて目地板の延長方向に延長する第1,第2係止
受け部とから構成し、 上記目地部材を、上記対向間隔に沿って延長する目地板
と、この目地板の両側部に設けられて上記第1,第2係止
受け部に係止する係止部と、上記目地板より上方向に立
上る補強板とから構成し、 かつ上記垂直片の下部側には、上記補強板が突入する凹
部を設けたことを特徴とする天井目地構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988100850U JPH0647062Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 天井目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988100850U JPH0647062Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 天井目地構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0223618U JPH0223618U (ja) | 1990-02-16 |
JPH0647062Y2 true JPH0647062Y2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=31329302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988100850U Expired - Lifetime JPH0647062Y2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 天井目地構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647062Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2570060Y2 (ja) * | 1992-02-21 | 1998-04-28 | 理研軽金属工業株式会社 | 天井パネル取付装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5112254Y2 (ja) * | 1973-02-06 | 1976-04-02 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP1988100850U patent/JPH0647062Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0223618U (ja) | 1990-02-16 |
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