JPH0644237A - 文書整形装置 - Google Patents
文書整形装置Info
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- JPH0644237A JPH0644237A JP4199787A JP19978792A JPH0644237A JP H0644237 A JPH0644237 A JP H0644237A JP 4199787 A JP4199787 A JP 4199787A JP 19978792 A JP19978792 A JP 19978792A JP H0644237 A JPH0644237 A JP H0644237A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】複数の文書ファイルに分散された一連の文書の
文書整形を簡易かつ自動的に行うことができる。 【構成】論理構造およびレイアウト構造を有する一連の
構造化文書を構成する複数の文書ファイル9−1〜9−
nを読み込み、該文書ファイル対する承継整形情報があ
る場合は、該文書ファイルの整形前に該文書ファイルの
整形情報を前記承継整形情報に初期化し、該整形情報を
参照して文書整形部6が文書を整形し、整形情報更新部
7が整形の進行に伴い前記整形情報を更新し、承継整形
情報保持部5−1が整形が終了した際の整形情報を継続
整形情報として保持し、整形された文書ファイルを出力
する。そして、順序保持部8−1に保持された順序に従
って継続整形情報を順次承継し、前記複数の文書ファイ
ルの文書の連続整形制御を行って、前記一連の構造化文
書を整形する。また、整形情報の承継は、整形情報承継
ファイル8−2として承継することができる。
文書整形を簡易かつ自動的に行うことができる。 【構成】論理構造およびレイアウト構造を有する一連の
構造化文書を構成する複数の文書ファイル9−1〜9−
nを読み込み、該文書ファイル対する承継整形情報があ
る場合は、該文書ファイルの整形前に該文書ファイルの
整形情報を前記承継整形情報に初期化し、該整形情報を
参照して文書整形部6が文書を整形し、整形情報更新部
7が整形の進行に伴い前記整形情報を更新し、承継整形
情報保持部5−1が整形が終了した際の整形情報を継続
整形情報として保持し、整形された文書ファイルを出力
する。そして、順序保持部8−1に保持された順序に従
って継続整形情報を順次承継し、前記複数の文書ファイ
ルの文書の連続整形制御を行って、前記一連の構造化文
書を整形する。また、整形情報の承継は、整形情報承継
ファイル8−2として承継することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動番号付け、自動割
付機能を備えた文書整形装置に関する。
付機能を備えた文書整形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書作成作業においては、数十ペ
ージから数百ページに及ぶ文書を作成することはしばし
ばであり、この全ての文書を1つの文書ファイルとして
保持することは、現在の文書処理技術では、非現実的で
ある。このため、1つの文書を複数の文書ファイルに分
割して保管することが多い。
ージから数百ページに及ぶ文書を作成することはしばし
ばであり、この全ての文書を1つの文書ファイルとして
保持することは、現在の文書処理技術では、非現実的で
ある。このため、1つの文書を複数の文書ファイルに分
割して保管することが多い。
【0003】一方、文書整形技術として、特開平1−1
36270号、特開平1−183765号、特公平2−
42071号、特開平3−266070号、特開平3−
228173号、特開平3−246759号、特開平3
−246666号等の自動割付に関する技術がある。
36270号、特開平1−183765号、特公平2−
42071号、特開平3−266070号、特開平3−
228173号、特開平3−246759号、特開平3
−246666号等の自動割付に関する技術がある。
【0004】まず、特開平1−136270号には、文
書の論理構造単位の編集作業を行った場合に、文書内部
に散在する数字の前後に配置された数頭語もしくは数尾
語をチェックして論理構造単位の番号を検出し、変更が
必要な論理構造単位の番号があれば、これを修正し、文
書中に散在する論理構造単位の番号を自動的に修正する
ワードプロセッサ装置が記載されている。
書の論理構造単位の編集作業を行った場合に、文書内部
に散在する数字の前後に配置された数頭語もしくは数尾
語をチェックして論理構造単位の番号を検出し、変更が
必要な論理構造単位の番号があれば、これを修正し、文
書中に散在する論理構造単位の番号を自動的に修正する
ワードプロセッサ装置が記載されている。
【0005】次に、特開平1−183765号には、階
層的に区切られ、かつその階層構造が番号付けられた文
書の編集時に、階層的な区切りの追加、挿入あるいは削
除に対して、区切られた文章単位への階層構造に従った
番号付けに対応した文字列の追加、削除あるいは変更を
自動的に行う文書編集装置が記載されている。
層的に区切られ、かつその階層構造が番号付けられた文
書の編集時に、階層的な区切りの追加、挿入あるいは削
除に対して、区切られた文章単位への階層構造に従った
番号付けに対応した文字列の追加、削除あるいは変更を
自動的に行う文書編集装置が記載されている。
【0006】次に、特公平2−42071号には、入力
文章のタイトル行に対してタイトル行であることを指示
しておくことによって、文書作成時に前記指示されたタ
イトル行に通し番号または記号が自動的に付加されるタ
イトル記号の自動付加機能を有する文章編集装置が記載
されている。
文章のタイトル行に対してタイトル行であることを指示
しておくことによって、文書作成時に前記指示されたタ
イトル行に通し番号または記号が自動的に付加されるタ
イトル記号の自動付加機能を有する文章編集装置が記載
されている。
【0007】次に、特開平3−266070号には、番
号の書式情報の指定を可能とし、利用者の望む形式で番
号設定を行うことができる文書採番処理方式が記載され
ている。
号の書式情報の指定を可能とし、利用者の望む形式で番
号設定を行うことができる文書採番処理方式が記載され
ている。
【0008】次に、特開平3−228173号には、従
属項目として定義された項目の先頭に定義された集団項
目を挿入したような場合に、従属項目のレベル番号を集
団項目に設定されたレベル番号に従って、自動的に振り
直す項目レベル番号振り直し方式が記載されている。
属項目として定義された項目の先頭に定義された集団項
目を挿入したような場合に、従属項目のレベル番号を集
団項目に設定されたレベル番号に従って、自動的に振り
直す項目レベル番号振り直し方式が記載されている。
【0009】次に、特開平3−246759号には、箇
条書き文章を作成する際に、複数種の次の項目番号候補
を生成し所望の項目番号を選択して操作者に提供できる
文書作成装置が記載されている。
条書き文章を作成する際に、複数種の次の項目番号候補
を生成し所望の項目番号を選択して操作者に提供できる
文書作成装置が記載されている。
【0010】次に、特開平3−246666号には、文
章中に章や節を挿入しても簡単に章や節の番号を付け直
せる文章入力方式が記載されている。
章中に章や節を挿入しても簡単に章や節の番号を付け直
せる文章入力方式が記載されている。
【0011】しかし、上述した従来技術は、1つの文書
ファイルを整形処理するものであり、複数の文書ファイ
ルに対して一連の番号割付を行うものではない。このた
め、一連の文書が複数の文書ファイルに分散されている
場合に、一連の番号割付等を分散された文書ファイルご
とに処理を行わなければならず、文書作成者に煩雑な作
業を要求していた。
ファイルを整形処理するものであり、複数の文書ファイ
ルに対して一連の番号割付を行うものではない。このた
め、一連の文書が複数の文書ファイルに分散されている
場合に、一連の番号割付等を分散された文書ファイルご
とに処理を行わなければならず、文書作成者に煩雑な作
業を要求していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従
来、一連の文書が膨大な量となる場合に、その後の修正
あるいは、文書作成を分担して行う場合等を考慮して、
複数の文書ファイルに分散して保管することがしばしば
あり、このような場合に、一部の文書ファイルの追加、
削除修正等から生ずる番号割付等の文書整形は、複数の
文書ファイルごとに行わなければならず、一連の文書全
体の文書整形に時間と労力を要するという問題点があっ
た。
来、一連の文書が膨大な量となる場合に、その後の修正
あるいは、文書作成を分担して行う場合等を考慮して、
複数の文書ファイルに分散して保管することがしばしば
あり、このような場合に、一部の文書ファイルの追加、
削除修正等から生ずる番号割付等の文書整形は、複数の
文書ファイルごとに行わなければならず、一連の文書全
体の文書整形に時間と労力を要するという問題点があっ
た。
【0013】そこで、本発明は、かかる問題点を除去
し、複数の文書ファイルに分散された一連の文書の文書
整形を簡易かつ自動的に行うことができる文書整形装置
を提供することを目的とする。
し、複数の文書ファイルに分散された一連の文書の文書
整形を簡易かつ自動的に行うことができる文書整形装置
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、論理構造
およびレイアウト構造を有する一連の構造化文書の整形
を行う文書整形装置において、前記一連の構造化文書を
構成する複数の構造化文書の順序を保持する順序保持手
段と、前記複数の構造化文書から整形すべき構造化文書
を読み込む文書読込手段と、前記読み込まれた構造化文
書に対する承継整形情報を有する場合は、該構造化文書
の整形前に該構造化文書の整形情報を前記承継整形情報
に初期化する整形情報初期化手段と、前記整形情報を参
照して構造化文書を整形する整形手段と、前記整形手段
による整形の進行に伴い前記整形情報を更新する整形情
報更新手段と、前記整形手段による整形が終了した際の
整形情報を継続整形情報として保持する継続整形情報保
持手段と、前記整形手段により整形された構造化文書を
出力する文書出力手段と、前記順序保持手段に保持され
た順序に従って継続整形情報を順次承継し、前記複数の
構造化文書の連続整形制御を行う連続整形制御手段とを
具備したことを特徴とする。
およびレイアウト構造を有する一連の構造化文書の整形
を行う文書整形装置において、前記一連の構造化文書を
構成する複数の構造化文書の順序を保持する順序保持手
段と、前記複数の構造化文書から整形すべき構造化文書
を読み込む文書読込手段と、前記読み込まれた構造化文
書に対する承継整形情報を有する場合は、該構造化文書
の整形前に該構造化文書の整形情報を前記承継整形情報
に初期化する整形情報初期化手段と、前記整形情報を参
照して構造化文書を整形する整形手段と、前記整形手段
による整形の進行に伴い前記整形情報を更新する整形情
報更新手段と、前記整形手段による整形が終了した際の
整形情報を継続整形情報として保持する継続整形情報保
持手段と、前記整形手段により整形された構造化文書を
出力する文書出力手段と、前記順序保持手段に保持され
た順序に従って継続整形情報を順次承継し、前記複数の
構造化文書の連続整形制御を行う連続整形制御手段とを
具備したことを特徴とする。
【0015】第2の発明は、第1の発明において、前記
継続整形情報保持手段に保持された継続整形情報を整形
情報承継用ファイルとして出力する整形情報承継用ファ
イル出力手段と、整形情報承継用ファイルを読み込む整
形情報承継用ファイル読込手段と、前記整形情報初期化
手段による整形情報の初期化前に読み込まれた前記整形
情報承継用ファイルから承継整形情報を生成する継続整
形情報生成手段とを具備したことを特徴とする。
継続整形情報保持手段に保持された継続整形情報を整形
情報承継用ファイルとして出力する整形情報承継用ファ
イル出力手段と、整形情報承継用ファイルを読み込む整
形情報承継用ファイル読込手段と、前記整形情報初期化
手段による整形情報の初期化前に読み込まれた前記整形
情報承継用ファイルから承継整形情報を生成する継続整
形情報生成手段とを具備したことを特徴とする。
【0016】第3の発明は、論理構造およびレイアウト
構造を有する一連の構造化文書の整形を行う文書整形装
置において、整形すべき構造化文書の整形情報承継用フ
ァイルを読み込む整形情報承継用ファイル読込手段と、
前記構造化文書の整形前に前記読み込んだ整形情報承継
用ファイルを参照して前記構造化文書の整形情報を初期
化する整形情報初期化手段と、前記整形情報を参照して
構造化文書を整形する整形手段と、前記整形手段による
整形の進行に伴い前記整形情報を更新する整形情報更新
手段と、整形後の前記構造化文書の整形情報を整形情報
承継用ファイルとして出力する整形情報承継用ファイル
出力手段とを具備したことを特徴とする。
構造を有する一連の構造化文書の整形を行う文書整形装
置において、整形すべき構造化文書の整形情報承継用フ
ァイルを読み込む整形情報承継用ファイル読込手段と、
前記構造化文書の整形前に前記読み込んだ整形情報承継
用ファイルを参照して前記構造化文書の整形情報を初期
化する整形情報初期化手段と、前記整形情報を参照して
構造化文書を整形する整形手段と、前記整形手段による
整形の進行に伴い前記整形情報を更新する整形情報更新
手段と、整形後の前記構造化文書の整形情報を整形情報
承継用ファイルとして出力する整形情報承継用ファイル
出力手段とを具備したことを特徴とする。
【0017】
【作用】第1の発明は、論理構造およびレイアウト構造
を有する一連の構造化文書を構成する複数の構造化文書
から整形すべき構造化文書を読み込み、該構造化文書に
対する承継整形情報がある場合は、該構造化文書の整形
前に該構造化文書の整形情報を前記承継整形情報に初期
化し、該整形情報を参照して構造化文書を整形し、整形
の進行に伴い前記整形情報を更新し、整形が終了した際
の整形情報を継続整形情報として保持し、整形された構
造化文書を出力する。そして、順序保持手段に保持され
た順序に従って継続整形情報を順次承継し、前記複数の
構造化文書の連続整形制御を行って、前記一連の構造化
文書を整形する。
を有する一連の構造化文書を構成する複数の構造化文書
から整形すべき構造化文書を読み込み、該構造化文書に
対する承継整形情報がある場合は、該構造化文書の整形
前に該構造化文書の整形情報を前記承継整形情報に初期
化し、該整形情報を参照して構造化文書を整形し、整形
の進行に伴い前記整形情報を更新し、整形が終了した際
の整形情報を継続整形情報として保持し、整形された構
造化文書を出力する。そして、順序保持手段に保持され
た順序に従って継続整形情報を順次承継し、前記複数の
構造化文書の連続整形制御を行って、前記一連の構造化
文書を整形する。
【0018】第2の発明は、第1の発明において、前記
継続整形情報が整形情報承継用ファイルとして出力され
た後、この出力された整形情報承継用ファイルをもと
に、まず構造化文書の整形情報の初期化前に承継整形情
報を生成し、この承継整形情報をもとに順次、複数の構
造化文書の連続整形を行う。
継続整形情報が整形情報承継用ファイルとして出力され
た後、この出力された整形情報承継用ファイルをもと
に、まず構造化文書の整形情報の初期化前に承継整形情
報を生成し、この承継整形情報をもとに順次、複数の構
造化文書の連続整形を行う。
【0019】第3の発明は、論理構造およびレイアウト
構造を有する一連の構造化文書を構成する複数の構造化
文書から整形すべき構造化文書に対する整形情報承継用
ファイルを読み込み、この整形情報承継用ファイルを参
照して前記構造化文書の整形情報を初期化し、この整形
情報をもとに整形すべき構造化文書の整形を行い、この
構造化文書の整形終了時の整形情報を整形情報承継用フ
ァイルとして出力する。
構造を有する一連の構造化文書を構成する複数の構造化
文書から整形すべき構造化文書に対する整形情報承継用
ファイルを読み込み、この整形情報承継用ファイルを参
照して前記構造化文書の整形情報を初期化し、この整形
情報をもとに整形すべき構造化文書の整形を行い、この
構造化文書の整形終了時の整形情報を整形情報承継用フ
ァイルとして出力する。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例である文書整形
装置の構成ブロック図である。図1において、文書整形
装置は、論理構造およびレイアウト構造を有する構造化
文書の文書ファイル9−1〜9−n、この一連の複数の
文書ファイル9−1〜9−nの順序を保持する順序保持
部8−1、および文書整形時に承継される整形情報承継
ファイル8−2を有する外部記憶装置8、先行する文書
ファイルの整形情報を保持する承継整形情報保持部5−
2の領域を含んだ主記憶部5、承継整形情報保持部5−
1の情報に基づいて文書を整形する文書整形部6、文書
整形部6の文書整形の進行に伴い文書ファイルの整形情
報を更新する整形情報更新部7、表示部2、文書整形の
ための所定の指示および設定を行うマウス3およびキー
ボード4、文書ファイル9−1〜9−nの連続整形制御
を行う制御部1、および入出力インターフェース10−
1〜10−4から構成される。
装置の構成ブロック図である。図1において、文書整形
装置は、論理構造およびレイアウト構造を有する構造化
文書の文書ファイル9−1〜9−n、この一連の複数の
文書ファイル9−1〜9−nの順序を保持する順序保持
部8−1、および文書整形時に承継される整形情報承継
ファイル8−2を有する外部記憶装置8、先行する文書
ファイルの整形情報を保持する承継整形情報保持部5−
2の領域を含んだ主記憶部5、承継整形情報保持部5−
1の情報に基づいて文書を整形する文書整形部6、文書
整形部6の文書整形の進行に伴い文書ファイルの整形情
報を更新する整形情報更新部7、表示部2、文書整形の
ための所定の指示および設定を行うマウス3およびキー
ボード4、文書ファイル9−1〜9−nの連続整形制御
を行う制御部1、および入出力インターフェース10−
1〜10−4から構成される。
【0022】以下、文書ファイル間で承継される構造化
文書の整形情報を「パラメータ」とし、この「パラメー
タ」を保持するファイルを「パラメータファイル」とす
る。
文書の整形情報を「パラメータ」とし、この「パラメー
タ」を保持するファイルを「パラメータファイル」とす
る。
【0023】図2は、本文書整形装置による文書整形制
御の全体処理フローチャートを示している。図2におい
て、まず、先頭の文書ファイルを読み込む(ステップ2
01)。次に読み込んだ文書ファイルにパラメータファ
イルがあるか否かを判断する(ステップ202)。ここ
で、先頭の文書ファイルには、先行するパラメータファ
イルがないため、ステップ208に移行する。そして、
文書中に存在する初期情報をもとに、文書に対して番号
付け、番号割付を行う。この番号付け、番号割付を行っ
た後、最後に使用した番号/書式情報等の整形情報をも
とにパラメータを取り出す(ステップ208)。一方、
ステップ202において、先行するパラメータファイル
がある場合には、このパラメータファイルを読み込む
(ステップ203)。そして、このパラメータファイル
をもとに、今、整形すべき文書ファイルのパラメータを
取り出し(ステップ204)、取り出したパラメータに
基づいて、番号付けの初期値、割付書式として文書に設
定し(ステップ205)、番号付け、割付処理等の文書
整形を行う(ステップ206)。そして、文書整形後の
文書ファイルを外部記憶装置に出力する(ステップ20
7)。その後、ステップ208に移行する。ステップ2
08においては、ステップ202で先行するパラメータ
ファイルがなかった場合も含めて、文書整形後の最終整
形情報をパラメータとして取り出す。そして、次の文書
ファイルがあるか否かを判断する(ステップ209)。
次の文書ファイルがない場合は、取りだしたパラメータ
をパラメータファイルに出力する(ステップ211)。
一方、ステップ209において、次の文書ファイルがあ
る場合は、次の文書ファイルを読み込む(ステップ21
0)。そして、ステップ204に移行し、後続の文書フ
ァイルがある限り、文書整形を連続して行う。
御の全体処理フローチャートを示している。図2におい
て、まず、先頭の文書ファイルを読み込む(ステップ2
01)。次に読み込んだ文書ファイルにパラメータファ
イルがあるか否かを判断する(ステップ202)。ここ
で、先頭の文書ファイルには、先行するパラメータファ
イルがないため、ステップ208に移行する。そして、
文書中に存在する初期情報をもとに、文書に対して番号
付け、番号割付を行う。この番号付け、番号割付を行っ
た後、最後に使用した番号/書式情報等の整形情報をも
とにパラメータを取り出す(ステップ208)。一方、
ステップ202において、先行するパラメータファイル
がある場合には、このパラメータファイルを読み込む
(ステップ203)。そして、このパラメータファイル
をもとに、今、整形すべき文書ファイルのパラメータを
取り出し(ステップ204)、取り出したパラメータに
基づいて、番号付けの初期値、割付書式として文書に設
定し(ステップ205)、番号付け、割付処理等の文書
整形を行う(ステップ206)。そして、文書整形後の
文書ファイルを外部記憶装置に出力する(ステップ20
7)。その後、ステップ208に移行する。ステップ2
08においては、ステップ202で先行するパラメータ
ファイルがなかった場合も含めて、文書整形後の最終整
形情報をパラメータとして取り出す。そして、次の文書
ファイルがあるか否かを判断する(ステップ209)。
次の文書ファイルがない場合は、取りだしたパラメータ
をパラメータファイルに出力する(ステップ211)。
一方、ステップ209において、次の文書ファイルがあ
る場合は、次の文書ファイルを読み込む(ステップ21
0)。そして、ステップ204に移行し、後続の文書フ
ァイルがある限り、文書整形を連続して行う。
【0024】図3は、先行するパラメータファイルがな
い場合の文書ファイルからパラメータファイルの生成機
能ブロック図である。図3において、文書ファイルFL
から文書データDDを読み込み、主記憶部5に記憶す
る。そして、この文書データDDを文書整形処理ARを
施し、文書整形終了後に最終整形情報の取出FFを行
い、この取り出した最終整形情報を承継すべきパラメー
タPPとして、主記憶部5に記憶し、パラメータファイ
ルPFとして出力する。この文書ファイルFLからパラ
メータファイルPFの生成は、先行するパラメータファ
イルあるいはパラメータがない場合に行う処理である。
い場合の文書ファイルからパラメータファイルの生成機
能ブロック図である。図3において、文書ファイルFL
から文書データDDを読み込み、主記憶部5に記憶す
る。そして、この文書データDDを文書整形処理ARを
施し、文書整形終了後に最終整形情報の取出FFを行
い、この取り出した最終整形情報を承継すべきパラメー
タPPとして、主記憶部5に記憶し、パラメータファイ
ルPFとして出力する。この文書ファイルFLからパラ
メータファイルPFの生成は、先行するパラメータファ
イルあるいはパラメータがない場合に行う処理である。
【0025】図4は、連続文書整形処理の機能ブロック
図を示している。図4は、整形される文書ファイルは、
連続する文書ファイルFL1〜FL3である。また、こ
の場合は、先行するパラメータファイルが存在する場合
である。図4において、まず、文書ファイルFL1から
文書データD1を主記憶部に読み込むと同時に、先行す
るパラメータファイルPF1からパラメータP1を取り
出す。そして、パラメータP1に基づいて、文書データ
D1の文書整形処理AR1を行う。その後、整形文書デ
ータAD1を文書ファイルFL1に出力し、同時に整形
後の最終整形情報の取出F1を行い、パラメータP2と
して主記憶部に保持する。これにより、文書ファイルF
L1の文書整形処理C1が完了する。
図を示している。図4は、整形される文書ファイルは、
連続する文書ファイルFL1〜FL3である。また、こ
の場合は、先行するパラメータファイルが存在する場合
である。図4において、まず、文書ファイルFL1から
文書データD1を主記憶部に読み込むと同時に、先行す
るパラメータファイルPF1からパラメータP1を取り
出す。そして、パラメータP1に基づいて、文書データ
D1の文書整形処理AR1を行う。その後、整形文書デ
ータAD1を文書ファイルFL1に出力し、同時に整形
後の最終整形情報の取出F1を行い、パラメータP2と
して主記憶部に保持する。これにより、文書ファイルF
L1の文書整形処理C1が完了する。
【0026】次に、文書ファイルFL2から文書データ
D2を主記憶部に読み込むと同時に、文書ファイルFL
1の文書整形処理C1により既に主記憶部に保持されて
いるパラメータP2を取り出す。そして、パラメータP
2に基づいて、文書データD2の文書整形処理AR2を
行う。その後、整形文書データAD2を文書ファイルF
L2に出力し、同時に整形後の最終整形情報の取出F2
を行い、パラメータP3として主記憶部に保持する。こ
れにより、文書ファイルFL2の文書整形処理C2が完
了する。
D2を主記憶部に読み込むと同時に、文書ファイルFL
1の文書整形処理C1により既に主記憶部に保持されて
いるパラメータP2を取り出す。そして、パラメータP
2に基づいて、文書データD2の文書整形処理AR2を
行う。その後、整形文書データAD2を文書ファイルF
L2に出力し、同時に整形後の最終整形情報の取出F2
を行い、パラメータP3として主記憶部に保持する。こ
れにより、文書ファイルFL2の文書整形処理C2が完
了する。
【0027】同様にして、文書ファイルFL3から文書
データD3を主記憶部に読み込むと同時に、文書ファイ
ルFL2の文書整形処理C2により既に主記憶部に保持
されているパラメータP3を取り出す。そして、パラメ
ータP3に基づいて、文書データD3の文書整形処理A
R3を行う。その後、整形文書データAD3を文書ファ
イルFL3に出力し、同時に整形後の最終整形情報の取
出F3を行い、パラメータP4として主記憶部に保持す
る。これにより、文書ファイルFL3の文書整形処理C
3が完了する。そして、最後にパラメータP4をパラメ
ータファイルPF2に出力する。このようにして、パラ
メータファイルのパラメータを順次、承継することによ
り、一連の文書を整形することができる。
データD3を主記憶部に読み込むと同時に、文書ファイ
ルFL2の文書整形処理C2により既に主記憶部に保持
されているパラメータP3を取り出す。そして、パラメ
ータP3に基づいて、文書データD3の文書整形処理A
R3を行う。その後、整形文書データAD3を文書ファ
イルFL3に出力し、同時に整形後の最終整形情報の取
出F3を行い、パラメータP4として主記憶部に保持す
る。これにより、文書ファイルFL3の文書整形処理C
3が完了する。そして、最後にパラメータP4をパラメ
ータファイルPF2に出力する。このようにして、パラ
メータファイルのパラメータを順次、承継することによ
り、一連の文書を整形することができる。
【0028】図5は、連続文書整形処理中にパラメータ
ファイルを介在させた場合の文書整形処理の機能ブロッ
ク図である。図5における文書整形処理は、図4におけ
るパラメータP2の承継の間にパラメータファイルPF
Xに一度出力し、再度パラメータファイルPFXからパ
ラメータを取得するようにしたものである。
ファイルを介在させた場合の文書整形処理の機能ブロッ
ク図である。図5における文書整形処理は、図4におけ
るパラメータP2の承継の間にパラメータファイルPF
Xに一度出力し、再度パラメータファイルPFXからパ
ラメータを取得するようにしたものである。
【0029】次に、具体的な文書整形内容について説明
する。まず、文書整形処理は、「文書採番コマンド」と
いうコマンドの実行により処理される。「文書採番コマ
ンド」は、文書データ中の採番などの継続情報を更新
し、文書間での整合をとるものであり、スタイルデータ
のみを変更し、レイアウトし直す機能を提供するもので
ある。ここで、「文書採番コマンド」が指定可能なコマ
ンドパラメータは次のとおりである。 文書ファイル名 入力パラメータファイル 出力パラメータファイル まず、文書ファイル名は、採番する文書ファイルを指定
するものであり、省略することはできない。また、入力
パラメータファイルに関しては、文書更新を行う場合に
各構造の採番を開始する番号値が必要であり、この指定
の値集合を記述したファイル名を入力パラメータファイ
ルとして指定する。さらに、出力パラメータファイルに
関しては、文書更新を行った結果、各構造の採番がどこ
まで進んだかの結果を返すファイル名を出力パラメータ
ファイルとして指定する。ファイルの内容は、入力パラ
メータファイルと同等にし、入力パラメータファイルと
出力パラメータファイルは、同一パラメータファイル名
を指定することができる。なお、入力パラメータファイ
ルと出力パラメータファイルを省略した場合は、採番結
果を出力しない。
する。まず、文書整形処理は、「文書採番コマンド」と
いうコマンドの実行により処理される。「文書採番コマ
ンド」は、文書データ中の採番などの継続情報を更新
し、文書間での整合をとるものであり、スタイルデータ
のみを変更し、レイアウトし直す機能を提供するもので
ある。ここで、「文書採番コマンド」が指定可能なコマ
ンドパラメータは次のとおりである。 文書ファイル名 入力パラメータファイル 出力パラメータファイル まず、文書ファイル名は、採番する文書ファイルを指定
するものであり、省略することはできない。また、入力
パラメータファイルに関しては、文書更新を行う場合に
各構造の採番を開始する番号値が必要であり、この指定
の値集合を記述したファイル名を入力パラメータファイ
ルとして指定する。さらに、出力パラメータファイルに
関しては、文書更新を行った結果、各構造の採番がどこ
まで進んだかの結果を返すファイル名を出力パラメータ
ファイルとして指定する。ファイルの内容は、入力パラ
メータファイルと同等にし、入力パラメータファイルと
出力パラメータファイルは、同一パラメータファイル名
を指定することができる。なお、入力パラメータファイ
ルと出力パラメータファイルを省略した場合は、採番結
果を出力しない。
【0030】ここで、入力パラメータファイルおよび出
力パラメータファイルの内容は、同一であり、次のよう
な内容を有している。 左右ページ状態 ページ番号 章節見出し番号 枠見出し番号 注釈番号 以下、上記した5つの内容について、説明する。まず、
左右ページ状態について説明する。
力パラメータファイルの内容は、同一であり、次のよう
な内容を有している。 左右ページ状態 ページ番号 章節見出し番号 枠見出し番号 注釈番号 以下、上記した5つの内容について、説明する。まず、
左右ページ状態について説明する。
【0031】左右ページ状態とは、対象文書の最終ペー
ジが左右どちらのページで終了したかを示すものであ
り、出力パラメータファイルに出力される内容の出力フ
ォーマットは、 「左右ページ 左」 「左右ページ 右」 のいづれかである。また、入力パラメータファイルに指
定した場合には、次のように動作する。すなわち、 1.対象文書が両面かつ開始ページが左右指定の場合
は、記述が無視される。 2.対象文書が片面の場合、記述は無視される。 3.指定が「左」の場合、かつ 対象文書が両面自動の
場合、対象文書は、右ページより開始する。 4.指定が「右」の場合、かつ 対象文書が両面自動の
場合、対象文書は、左ページより開始する。 なお、入力パラメータファイルに、記述されていない場
合には、開始ページの決定は、対象文書のスタイルどお
りに実行される。また、縦組と横組が混合した場合は、
考慮されない。
ジが左右どちらのページで終了したかを示すものであ
り、出力パラメータファイルに出力される内容の出力フ
ォーマットは、 「左右ページ 左」 「左右ページ 右」 のいづれかである。また、入力パラメータファイルに指
定した場合には、次のように動作する。すなわち、 1.対象文書が両面かつ開始ページが左右指定の場合
は、記述が無視される。 2.対象文書が片面の場合、記述は無視される。 3.指定が「左」の場合、かつ 対象文書が両面自動の
場合、対象文書は、右ページより開始する。 4.指定が「右」の場合、かつ 対象文書が両面自動の
場合、対象文書は、左ページより開始する。 なお、入力パラメータファイルに、記述されていない場
合には、開始ページの決定は、対象文書のスタイルどお
りに実行される。また、縦組と横組が混合した場合は、
考慮されない。
【0032】次に、ページ番号について説明する。ま
ず、出力パラメータファイルに出力される内容は、採番
の結果、どこまでページ番号を使用したかである。スタ
イルの指定により、ページ番号スタイルには、必ず、名
前が割り当てられ、この「ページ番号スタイルの名前」
も同時に出力される。なお、文書に複数のページ番号ス
タイルが指定されている場合、ページ番号出力は複数行
になる。ここで、出力フォーマットは、次のようにな
る。すなわち、 ノンブル ”[ページ番号名]”[ページ番号値] 例えば、採番の結果、名前[A]というページ番号が、
1ページから10ページまで使用され、名前[B]とい
うページ番号が21ページから30ページまで使用され
た場合は、次のようになる。 ノンブル ”名前A” 10 ノンブル ”名前B” 30 さて、入力パラメータファイルにページ番号を指定した
場合、「ページ番号名」が一致するページ番号スタイル
の開始番号値を以下のルールで変更する。ここで、開始
番号値以外のスタイルデータや名前の一致しないページ
番号スタイルの開始番号は変更しない。すなわち、ペー
ジ番号スタイルの開始番号値は、通常は、「ページの番
号値」+1である。ただし、入力パラメータファイルの
左右ページが「右」で、かつ、対象文書の開始ページが
「右」の場合、または、入力パラメータファイルの左右
ページが「左」で、かつ、対象文書の開始ページが
「左」の場合は、「ページの番号値」+2となる。な
お、入力パラメータファイルに指定されており、かつ、
内部に同名のページ番号スタイルが存在しないノンブル
番号は、出力パラメータファイルに出力しない。従っ
て、その後、同名のページ番号スタイルが出現した場合
は、通番対象外となる。また、ページヘッダ、ページ番
号で、対象となるのは、番号の開始値のみであり、ペー
ジヘッダの見出し参照など、その他の情報は承継されな
い。
ず、出力パラメータファイルに出力される内容は、採番
の結果、どこまでページ番号を使用したかである。スタ
イルの指定により、ページ番号スタイルには、必ず、名
前が割り当てられ、この「ページ番号スタイルの名前」
も同時に出力される。なお、文書に複数のページ番号ス
タイルが指定されている場合、ページ番号出力は複数行
になる。ここで、出力フォーマットは、次のようにな
る。すなわち、 ノンブル ”[ページ番号名]”[ページ番号値] 例えば、採番の結果、名前[A]というページ番号が、
1ページから10ページまで使用され、名前[B]とい
うページ番号が21ページから30ページまで使用され
た場合は、次のようになる。 ノンブル ”名前A” 10 ノンブル ”名前B” 30 さて、入力パラメータファイルにページ番号を指定した
場合、「ページ番号名」が一致するページ番号スタイル
の開始番号値を以下のルールで変更する。ここで、開始
番号値以外のスタイルデータや名前の一致しないページ
番号スタイルの開始番号は変更しない。すなわち、ペー
ジ番号スタイルの開始番号値は、通常は、「ページの番
号値」+1である。ただし、入力パラメータファイルの
左右ページが「右」で、かつ、対象文書の開始ページが
「右」の場合、または、入力パラメータファイルの左右
ページが「左」で、かつ、対象文書の開始ページが
「左」の場合は、「ページの番号値」+2となる。な
お、入力パラメータファイルに指定されており、かつ、
内部に同名のページ番号スタイルが存在しないノンブル
番号は、出力パラメータファイルに出力しない。従っ
て、その後、同名のページ番号スタイルが出現した場合
は、通番対象外となる。また、ページヘッダ、ページ番
号で、対象となるのは、番号の開始値のみであり、ペー
ジヘッダの見出し参照など、その他の情報は承継されな
い。
【0033】次に、章節見出し番号について説明する。
章節見出し番号として出力パラメータファイルに出力さ
れる内容は、採番の結果、最後に使用した章節見出し番
号を8つの「0」以上の整数文字列の並びで表現する。
なお、この8つの数は、省略することができないため、
使用していない場合でも、レベルを必ず「0」として設
定する。出力フォーマットは、次のようになる。 章節見出し [整数][整数][整数][整数][整
数][整数][整数][整数] 例えば、採番の結果、最後の見出しの番号が、「1.
4.3」であった場合は、 章節見出し 1 4 3 0 0 0 0 0 となる。また、入力パラメータファイルに指定した場合
は、見出しスタイルの開始番号値を変更する。この変更
は、次のように設定される。 1.文書の最上位レベルに対応する見出しスタイルの開
始番号は、「入力値」+1に設定する。 2.最上位レベルより上位の開始番号は、入力値が
「1」以上であれば、その値に、入力値が「0」であれ
ば、「1」が設定される。 3.最上位レベルより下位の開始番号は、「1」に設定
される。 これにより、対象文書の採番は、論理順で継続した値に
なる。例えば、「章節見出し 1 4 3 0 0 0
0 0」が指定された場合、対象文書の最上位の見出
しのレベルに応じて、次のいづれかになる。 文書の最上位レベル 見出しスタイルの開始値 1 2 1 1 1 1 1 1 1 2 1 5 1 1 1 1 1 1 3 1 4 4 1 1 1 1 1 4以上 1 4 3 1 1 1 1 1 ここで、変更するのは見出しスタイルの開始値のみであ
り、これ以外の設定は変更しない。なお、スタイルに
「番号をつけない」という設定がある見出しレベルがあ
った場合、入力パラメータファイルの値をそのまま出力
パラメータファイルの値として出力する。この場合は、
正しい通し番号にならない場合がある。また、スタイル
の開始番号以外のスタイルデータは変更対象としない。
従って、上位番号の付加の有無や、番号のパターン指定
など文書内での表現方法については当該文書内部のスタ
イル設定に依存する。
章節見出し番号として出力パラメータファイルに出力さ
れる内容は、採番の結果、最後に使用した章節見出し番
号を8つの「0」以上の整数文字列の並びで表現する。
なお、この8つの数は、省略することができないため、
使用していない場合でも、レベルを必ず「0」として設
定する。出力フォーマットは、次のようになる。 章節見出し [整数][整数][整数][整数][整
数][整数][整数][整数] 例えば、採番の結果、最後の見出しの番号が、「1.
4.3」であった場合は、 章節見出し 1 4 3 0 0 0 0 0 となる。また、入力パラメータファイルに指定した場合
は、見出しスタイルの開始番号値を変更する。この変更
は、次のように設定される。 1.文書の最上位レベルに対応する見出しスタイルの開
始番号は、「入力値」+1に設定する。 2.最上位レベルより上位の開始番号は、入力値が
「1」以上であれば、その値に、入力値が「0」であれ
ば、「1」が設定される。 3.最上位レベルより下位の開始番号は、「1」に設定
される。 これにより、対象文書の採番は、論理順で継続した値に
なる。例えば、「章節見出し 1 4 3 0 0 0
0 0」が指定された場合、対象文書の最上位の見出
しのレベルに応じて、次のいづれかになる。 文書の最上位レベル 見出しスタイルの開始値 1 2 1 1 1 1 1 1 1 2 1 5 1 1 1 1 1 1 3 1 4 4 1 1 1 1 1 4以上 1 4 3 1 1 1 1 1 ここで、変更するのは見出しスタイルの開始値のみであ
り、これ以外の設定は変更しない。なお、スタイルに
「番号をつけない」という設定がある見出しレベルがあ
った場合、入力パラメータファイルの値をそのまま出力
パラメータファイルの値として出力する。この場合は、
正しい通し番号にならない場合がある。また、スタイル
の開始番号以外のスタイルデータは変更対象としない。
従って、上位番号の付加の有無や、番号のパターン指定
など文書内での表現方法については当該文書内部のスタ
イル設定に依存する。
【0034】図6は、章節見出し番号に関する整形情報
の承継を説明する図である。図6において、まず、最初
の文書No.1に入力された章節見出し番号に関するパ
ラメータの内容は「0 0 0 0 0 0 0 0」
である。すなわち、全てのレベルが「0」に設定されて
いる。この章節見出し番号に関するパラメータPM1を
もとに、文書No.1の章節見出しは、番号付けされ
る。すなわち、文書No.1の最上位レベルは「1」で
あり、このレベル1のパラメータは「0」であるため、
開始番号は「1」が加算されて「1」となる。そして、
レベル1の章節見出し枠W1−1には、「1」が、設定
される。レベル2までを有する章節見出し枠W1−2,
W1−3には、最上位レベルより下位であるため、開始
番号は「1」からとなり、順番に「1.1」および
「1.2」が、レベル3を有する章節見出し枠W1−4
には、章節見出し枠W1−3のレベル2までの値をその
ままとして、「1.2.1」が設定される。従って、文
書No.1の整形による章節見出し番号に関する最終パ
ラメータは、レベル1が「1」であり、レベル2が
「2」であり、レベル3が「1」となる。従って、文書
No.1の整形後に出力される章節見出し番号に関する
パラメータPM2の内容は、「1 2 1 00 0
0 0」となる。
の承継を説明する図である。図6において、まず、最初
の文書No.1に入力された章節見出し番号に関するパ
ラメータの内容は「0 0 0 0 0 0 0 0」
である。すなわち、全てのレベルが「0」に設定されて
いる。この章節見出し番号に関するパラメータPM1を
もとに、文書No.1の章節見出しは、番号付けされ
る。すなわち、文書No.1の最上位レベルは「1」で
あり、このレベル1のパラメータは「0」であるため、
開始番号は「1」が加算されて「1」となる。そして、
レベル1の章節見出し枠W1−1には、「1」が、設定
される。レベル2までを有する章節見出し枠W1−2,
W1−3には、最上位レベルより下位であるため、開始
番号は「1」からとなり、順番に「1.1」および
「1.2」が、レベル3を有する章節見出し枠W1−4
には、章節見出し枠W1−3のレベル2までの値をその
ままとして、「1.2.1」が設定される。従って、文
書No.1の整形による章節見出し番号に関する最終パ
ラメータは、レベル1が「1」であり、レベル2が
「2」であり、レベル3が「1」となる。従って、文書
No.1の整形後に出力される章節見出し番号に関する
パラメータPM2の内容は、「1 2 1 00 0
0 0」となる。
【0035】そして、このパラメータPM2は、次の文
書No.2の文書の整形に承継される。これにより文書
No.2は、承継したパラメータPM2の内容をもと
に、文書No.2の章節見出し番号を整形する。まず、
最上位レベルが「2」であるため、レベル2までを有す
る章節見出し枠W2−1は、最上位レベルより上位のレ
ベル1の値はそのままの値「1」とし、最上位レベルに
対応するレベル2の値は承継値「2」に「1」を加算し
た「3」となり、結果として「1.3」が設定される。
また、章節見出し枠W2−2,W2−3には、最上位レ
ベルより下位のレベル、すなわちレベル3の値の開始番
号を「1」として、順次、「1.3.1」および「1.
3.2」が設定される。この文書No.2の整形後に出
力されるパラメータPM3は、最終に設定された章節見
出しの番号から「1 3 2 00 0 0 0」とな
る。
書No.2の文書の整形に承継される。これにより文書
No.2は、承継したパラメータPM2の内容をもと
に、文書No.2の章節見出し番号を整形する。まず、
最上位レベルが「2」であるため、レベル2までを有す
る章節見出し枠W2−1は、最上位レベルより上位のレ
ベル1の値はそのままの値「1」とし、最上位レベルに
対応するレベル2の値は承継値「2」に「1」を加算し
た「3」となり、結果として「1.3」が設定される。
また、章節見出し枠W2−2,W2−3には、最上位レ
ベルより下位のレベル、すなわちレベル3の値の開始番
号を「1」として、順次、「1.3.1」および「1.
3.2」が設定される。この文書No.2の整形後に出
力されるパラメータPM3は、最終に設定された章節見
出しの番号から「1 3 2 00 0 0 0」とな
る。
【0036】さらに、この文書No.2から出力された
パラメータPM3を、文書No.3が承継し、承継した
パラメータの値をもとに、章節見出し番号を設定するこ
とになる。文書No.3の最上位レベルは「3」である
ため、章節見出し枠W3−1,W3−2は、最上位レベ
ルより上位のレベル、すなわちレベル1とレベル2はそ
のままの値「1」と「3」が設定され、最上位レベルと
同じレベル3の値の開始番号は、承継したレベル3の値
「2」に「1」を加算した「3」が設定される。従っ
て、章節見出し枠W3−1,W3−2には、それぞれ順
次、「1.3.3」および「1.3.4」が設定され
る。このため、最終に設定された出力されるパラメータ
PM4は、「1 3 4 0 0 0 0 0」とな
る。
パラメータPM3を、文書No.3が承継し、承継した
パラメータの値をもとに、章節見出し番号を設定するこ
とになる。文書No.3の最上位レベルは「3」である
ため、章節見出し枠W3−1,W3−2は、最上位レベ
ルより上位のレベル、すなわちレベル1とレベル2はそ
のままの値「1」と「3」が設定され、最上位レベルと
同じレベル3の値の開始番号は、承継したレベル3の値
「2」に「1」を加算した「3」が設定される。従っ
て、章節見出し枠W3−1,W3−2には、それぞれ順
次、「1.3.3」および「1.3.4」が設定され
る。このため、最終に設定された出力されるパラメータ
PM4は、「1 3 4 0 0 0 0 0」とな
る。
【0037】このパラメータPM4を承継した文書N
o.4は、最上位レベルが「2」であり、章節見出し枠
W4−1には、最上位レベルより上位のレベル1の値と
して、承継した値「1」をそのままとし、最上位レベル
と同じレベル2の値「3」に「1」を加算した値「4」
が設定される。また、章節見出し枠W4−2には、最上
位レベル3より下位の開始番号が「1」と設定され、結
局「1.4.1」が設定される。このようにして、章節
見出し番号についての整形が行われる。
o.4は、最上位レベルが「2」であり、章節見出し枠
W4−1には、最上位レベルより上位のレベル1の値と
して、承継した値「1」をそのままとし、最上位レベル
と同じレベル2の値「3」に「1」を加算した値「4」
が設定される。また、章節見出し枠W4−2には、最上
位レベル3より下位の開始番号が「1」と設定され、結
局「1.4.1」が設定される。このようにして、章節
見出し番号についての整形が行われる。
【0038】次に、枠見出し番号について説明する。
【0039】出力パラメータファイルに出力される内容
は、採番の結果、最後に使用した本文枠の枠見出し番号
を「0」以上の整数文字列で表現する。同時に、スタイ
ルに設定された「通し番号の範囲」も出力する。出力フ
ォーマットは、次のようになる。 テキスト枠見出し [通し番号の範囲] [番号整数] 図形枠見出し [通し番号の範囲] [番号整数] 表枠見出し [通し番号の範囲] [番号整数] イメージ枠見出し [通し番号の範囲] [番後整数] 数式枠見出し [通し番号の範囲] [番号整数] グラフ枠見出し [通し番号の範囲] [番号整数] ここで、[通し番号の範囲]とは、「つけない」、「文
書全体」、「レベル1」、「レベル2」、「レベル
3」、「レベル4」、「レベル5」、「レベル6」、
「レベル7」、「レベル8」のいづれかの文字列であ
る。また、入力パラメータファイルに指定した場合、該
当する見出しスタイルの2つのスタイルデータに変更す
る。「通し番号の範囲」は、[通し番号の範囲]で指定
された選択値に設定される。「開始番号」は、対象文書
の最上位レベルが「通し番号の範囲」よりも下の階層の
場合、[番号整数]+1となる。対象文書の最上位レベ
ルが、「通し番号の範囲」に等しいか、上位階層だった
場合は、入力パラメータファイルの設定に関わらず
「1」に設定される。例えば、前の文書の図形枠見出し
スタイルの「通し番号の範囲」がレベル2で、実際の番
号が「図1.4−7」で終わった場合、 図形枠見出し レベル2 7 という出力パラメータファイルが生成されていると、こ
の状態で対象文書の最上位レベルが「1」の場合は、
「図2.1−1」という番号が枠見出しの初期値に、最
上位レベルが「2」の場合は、「図1.5−1」という
番号が枠見出しの初期値に、最上位レベルが「3」以上
の場合は、「図1.4−8」という番号が枠見出しの初
期値に設定される。なお、枠見出しスタイルの開始番号
と通し番号の範囲以外のスタイルデータは変更対象とし
ない。従って、上位番号の付加の有無や番号のパターン
指定等の文書内での表現方法については、当該文書内部
のスタイル設定に依存する。
は、採番の結果、最後に使用した本文枠の枠見出し番号
を「0」以上の整数文字列で表現する。同時に、スタイ
ルに設定された「通し番号の範囲」も出力する。出力フ
ォーマットは、次のようになる。 テキスト枠見出し [通し番号の範囲] [番号整数] 図形枠見出し [通し番号の範囲] [番号整数] 表枠見出し [通し番号の範囲] [番号整数] イメージ枠見出し [通し番号の範囲] [番後整数] 数式枠見出し [通し番号の範囲] [番号整数] グラフ枠見出し [通し番号の範囲] [番号整数] ここで、[通し番号の範囲]とは、「つけない」、「文
書全体」、「レベル1」、「レベル2」、「レベル
3」、「レベル4」、「レベル5」、「レベル6」、
「レベル7」、「レベル8」のいづれかの文字列であ
る。また、入力パラメータファイルに指定した場合、該
当する見出しスタイルの2つのスタイルデータに変更す
る。「通し番号の範囲」は、[通し番号の範囲]で指定
された選択値に設定される。「開始番号」は、対象文書
の最上位レベルが「通し番号の範囲」よりも下の階層の
場合、[番号整数]+1となる。対象文書の最上位レベ
ルが、「通し番号の範囲」に等しいか、上位階層だった
場合は、入力パラメータファイルの設定に関わらず
「1」に設定される。例えば、前の文書の図形枠見出し
スタイルの「通し番号の範囲」がレベル2で、実際の番
号が「図1.4−7」で終わった場合、 図形枠見出し レベル2 7 という出力パラメータファイルが生成されていると、こ
の状態で対象文書の最上位レベルが「1」の場合は、
「図2.1−1」という番号が枠見出しの初期値に、最
上位レベルが「2」の場合は、「図1.5−1」という
番号が枠見出しの初期値に、最上位レベルが「3」以上
の場合は、「図1.4−8」という番号が枠見出しの初
期値に設定される。なお、枠見出しスタイルの開始番号
と通し番号の範囲以外のスタイルデータは変更対象とし
ない。従って、上位番号の付加の有無や番号のパターン
指定等の文書内での表現方法については、当該文書内部
のスタイル設定に依存する。
【0040】次に、注釈番号について説明する。出力パ
ラメータファイルに出力される内容は、採番の結果、最
後に使用した注釈番号を「0」以上の整数文字列で表現
する。同時に、スタイルに設定された「通し番号の範
囲」も出力する。出力フォーマットは、 注釈 [通し番号の範囲] [番号整数] [通し番号の範囲]とは、「つけない」、「文書全
体」、「レベル1」、「レベル2」、「レベル3」、
「レベル4」、「レベル5」、「レベル6」、「レベル
7」、「レベル8」のいづれかの文字列である。例え
ば、スタイルの通し番号の範囲が、レベル2で、採番の
結果、最後の注釈番号が3であった場合は、 注釈 レベル2 3 となる。また、入力パラメータファイルを指定した場合
は、注釈スタイルの「通し番号の範囲」は、[通し番号
の範囲]で指定された選択値が設定される。「開始番
号」は、対象文書の最上位レベルが「通し番号の範囲」
よりも下の階層の場合は、[番号整数]+1となる。対
象文書の最上位レベルが、「通し番号の範囲」に等しい
か、上位階層であった場合は、入力パラメータファイル
の設定に関わらず、「1」に設定される。例えば、前の
文書の注釈スタイルの「通し番号の範囲」がレベル2
で、実際の番号が「7」で終わった場合、 注釈 レベル2 7 という出力パラメータファイルが生成されている。この
状態の対象文書の最上位レベルが1,2の場合は、
「1」が注釈スタイルの開始番号の初期値に、最上位レ
ベルが3以上の場合は、「8」という番号 が注釈スタ
イルの開始番号の初期値に設定される。注釈スタイルの
開始番号と通し番号の範囲以外のスタイルデータは変更
対象としない。従って、番号のパターン指定等の文書内
での表現方法については、当該文書内部のスタイル設定
に依存する。
ラメータファイルに出力される内容は、採番の結果、最
後に使用した注釈番号を「0」以上の整数文字列で表現
する。同時に、スタイルに設定された「通し番号の範
囲」も出力する。出力フォーマットは、 注釈 [通し番号の範囲] [番号整数] [通し番号の範囲]とは、「つけない」、「文書全
体」、「レベル1」、「レベル2」、「レベル3」、
「レベル4」、「レベル5」、「レベル6」、「レベル
7」、「レベル8」のいづれかの文字列である。例え
ば、スタイルの通し番号の範囲が、レベル2で、採番の
結果、最後の注釈番号が3であった場合は、 注釈 レベル2 3 となる。また、入力パラメータファイルを指定した場合
は、注釈スタイルの「通し番号の範囲」は、[通し番号
の範囲]で指定された選択値が設定される。「開始番
号」は、対象文書の最上位レベルが「通し番号の範囲」
よりも下の階層の場合は、[番号整数]+1となる。対
象文書の最上位レベルが、「通し番号の範囲」に等しい
か、上位階層であった場合は、入力パラメータファイル
の設定に関わらず、「1」に設定される。例えば、前の
文書の注釈スタイルの「通し番号の範囲」がレベル2
で、実際の番号が「7」で終わった場合、 注釈 レベル2 7 という出力パラメータファイルが生成されている。この
状態の対象文書の最上位レベルが1,2の場合は、
「1」が注釈スタイルの開始番号の初期値に、最上位レ
ベルが3以上の場合は、「8」という番号 が注釈スタ
イルの開始番号の初期値に設定される。注釈スタイルの
開始番号と通し番号の範囲以外のスタイルデータは変更
対象としない。従って、番号のパターン指定等の文書内
での表現方法については、当該文書内部のスタイル設定
に依存する。
【0041】次に、パラメータファイルの内容の一例を
示す。 左右ページ 左 ノンブル ”名前1” 10 ノンブル ”名前2” 20 章節見出し 1 4 3 0 0 0 0 0 図形枠見出し レベル2 3 テキスト枠見出し つけない 0 表枠見出し レベル2 2 数式枠見出し 文書全体 25 イメージ枠見出し レベル2 12 グラフ枠見出し レベル5 12 注釈 レベル2 7 このような、パラメータがパラメータファイルとして記
述される。なお、各行は省略可能であり、省略された部
分に関するスタイルデータは、コマンドの影響を受けな
い。例えば、次のようにしてもよい。 左右ページ 右 章節見出し 1 4 3 0 0 0 0 0 数式枠見出し 文書全体 25 あるいは、次のようにしてもよい。 左右ページ 左 ノンブル ”名前1” 10 ノンブル ”名前2” 20 章節枠見出し 1 4 3 0 0 0 0 0 図形枠見出し レベル2 3 テキスト枠見出し つけない 0 上述した、パラメータファイルの設定により分散された
複数の文書ファイルの整形を行うことができる。
示す。 左右ページ 左 ノンブル ”名前1” 10 ノンブル ”名前2” 20 章節見出し 1 4 3 0 0 0 0 0 図形枠見出し レベル2 3 テキスト枠見出し つけない 0 表枠見出し レベル2 2 数式枠見出し 文書全体 25 イメージ枠見出し レベル2 12 グラフ枠見出し レベル5 12 注釈 レベル2 7 このような、パラメータがパラメータファイルとして記
述される。なお、各行は省略可能であり、省略された部
分に関するスタイルデータは、コマンドの影響を受けな
い。例えば、次のようにしてもよい。 左右ページ 右 章節見出し 1 4 3 0 0 0 0 0 数式枠見出し 文書全体 25 あるいは、次のようにしてもよい。 左右ページ 左 ノンブル ”名前1” 10 ノンブル ”名前2” 20 章節枠見出し 1 4 3 0 0 0 0 0 図形枠見出し レベル2 3 テキスト枠見出し つけない 0 上述した、パラメータファイルの設定により分散された
複数の文書ファイルの整形を行うことができる。
【0042】ここで、文書整形を、「ブック」や「フォ
ルダ」と呼ばれる文書ファイル管理機能のサブ機能とし
て位置づけることにより、文書ファイル管理機能下の複
数の文書ファイルに対しても行うことができる。図7
は、表示部2に表示されたファイル表示のウィンドウレ
イアウトを示す図である。図7は、ブックのタイトル名
N1、サブタイトル名N2および所定の情報を有したフ
ァイル名N3が表示される。
ルダ」と呼ばれる文書ファイル管理機能のサブ機能とし
て位置づけることにより、文書ファイル管理機能下の複
数の文書ファイルに対しても行うことができる。図7
は、表示部2に表示されたファイル表示のウィンドウレ
イアウトを示す図である。図7は、ブックのタイトル名
N1、サブタイトル名N2および所定の情報を有したフ
ァイル名N3が表示される。
【0043】図8〜図10は、項目表示されたファイル
の選択を説明する図である。図8において、まず、ブッ
クアイコンI1〜I7は、ポインタPOで指示し、マウ
スMUの左ボタンにより選択され、ブックアイコン以外
の選択は、ポインタPOの位置により異なって選択され
る。そして、選択されると選択状態を示すシャドウSH
がかかる。
の選択を説明する図である。図8において、まず、ブッ
クアイコンI1〜I7は、ポインタPOで指示し、マウ
スMUの左ボタンにより選択され、ブックアイコン以外
の選択は、ポインタPOの位置により異なって選択され
る。そして、選択されると選択状態を示すシャドウSH
がかかる。
【0044】図9(a)は、ブックアイコンI3を選択
した場合であり、このブックアイコンを選択すると、下
に含まれるブックアイコンI4〜I5の全てが選択状態
になる。すなわち、「1.2〜1.3」の下に含まれる
「図」および「脚注のしくみ」のファイルが選択状態に
なる。
した場合であり、このブックアイコンを選択すると、下
に含まれるブックアイコンI4〜I5の全てが選択状態
になる。すなわち、「1.2〜1.3」の下に含まれる
「図」および「脚注のしくみ」のファイルが選択状態に
なる。
【0045】図9(b)は、サブタイトルのブックアイ
コンI1を指定した場合の選択状態を示しており、クリ
ックすることによりブック全体が選択状態になる。従っ
て、表示されている部分は、全てシャドウがかかって選
択状態であることが示される。
コンI1を指定した場合の選択状態を示しており、クリ
ックすることによりブック全体が選択状態になる。従っ
て、表示されている部分は、全てシャドウがかかって選
択状態であることが示される。
【0046】図10(a)は、ポインタPOで指示する
行のアイコンを選択するとその行だけが選択状態にな
る。従って、図10(a)の場合、「流れ」のファイル
が選択されたことになる。
行のアイコンを選択するとその行だけが選択状態にな
る。従って、図10(a)の場合、「流れ」のファイル
が選択されたことになる。
【0047】図10(b)は、図10(a)の選択状態
からマウスの中ボタンを押し、ポインタの指示するアイ
コンの範囲まで選択状態になる。従って、ポインタPO
が指示する「入力(2)」のファイルまでが選択され
る。
からマウスの中ボタンを押し、ポインタの指示するアイ
コンの範囲まで選択状態になる。従って、ポインタPO
が指示する「入力(2)」のファイルまでが選択され
る。
【0048】ここで、マウスの中ボタンにより行われる
範囲選択は、同一レベル内のアイコン間でしか行うこと
ができない。
範囲選択は、同一レベル内のアイコン間でしか行うこと
ができない。
【0049】図10(c)は、同一レベル上のブックア
イコンを選択した場合であり、この場合、選択したファ
イルの下に含まれるアイコンも選択範囲に含まれること
になる。すなわち、「1.2〜1.3」の下の「図」の
ファイルも選択範囲に含まれる。
イコンを選択した場合であり、この場合、選択したファ
イルの下に含まれるアイコンも選択範囲に含まれること
になる。すなわち、「1.2〜1.3」の下の「図」の
ファイルも選択範囲に含まれる。
【0050】図11は、見出し表示とファイル表示の表
示例を示す図である。図11(a)および図11(b)
のページ整理PAを指定すると、「ブック」に含まれる
本文の全ての番号付けがやり直される。すなわち、各番
号は、ブックとして連続した値となるように付け直され
る。付け直される項目は、ページ番号/ページ見出し、
章節見出し番号、枠見出し番号である。ここで、文書整
形以外に、文書属性表示、コピー、印刷、目次作成、索
引作成等も行うことができる。
示例を示す図である。図11(a)および図11(b)
のページ整理PAを指定すると、「ブック」に含まれる
本文の全ての番号付けがやり直される。すなわち、各番
号は、ブックとして連続した値となるように付け直され
る。付け直される項目は、ページ番号/ページ見出し、
章節見出し番号、枠見出し番号である。ここで、文書整
形以外に、文書属性表示、コピー、印刷、目次作成、索
引作成等も行うことができる。
【0051】このようにして、ページの前後関係を入れ
替えたい場合や、同一文書が複数の文書並びに属するよ
うな場合でも、実行順序さえ呼出側で指定すれば、任意
の順番で、番号付け等を行うことができる。また、番号
付けや書式に限らず、任意の情報をファイル間で承継す
ることができる。さらには、文書内の情報を外部に抽出
することができる。例えば「この文書は、何ページある
のか?」という問いに関する情報を取り出したいときに
も利用することができる。
替えたい場合や、同一文書が複数の文書並びに属するよ
うな場合でも、実行順序さえ呼出側で指定すれば、任意
の順番で、番号付け等を行うことができる。また、番号
付けや書式に限らず、任意の情報をファイル間で承継す
ることができる。さらには、文書内の情報を外部に抽出
することができる。例えば「この文書は、何ページある
のか?」という問いに関する情報を取り出したいときに
も利用することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、論理構
造およびレイアウト構造を有する一連の構造化文書を構
成する複数の構造化文書から整形すべき構造化文書を読
み込み、該構造化文書に対する承継整形情報がある場合
は、該構造化文書の整形前に該構造化文書の整形情報を
前記承継整形情報に初期化し、該整形情報を参照して構
造化文書を整形し、整形の進行に伴い前記整形情報を更
新し、整形が終了した際の整形情報を継続整形情報とし
て保持し、整形された構造化文書を出力する。そして、
順序保持手段に保持された順序に従って継続整形情報を
順次承継し、前記複数の構造化文書の連続整形制御を行
って、前記一連の構造化文書を整形する。また、承継さ
れる整形情報を整形情報承継用ファイルの形態で承継す
ることができる。従って、分散して保持されている複数
の文書ファイルの文書整形を簡易かつ自動的に行うこと
ができるという利点を有する。
造およびレイアウト構造を有する一連の構造化文書を構
成する複数の構造化文書から整形すべき構造化文書を読
み込み、該構造化文書に対する承継整形情報がある場合
は、該構造化文書の整形前に該構造化文書の整形情報を
前記承継整形情報に初期化し、該整形情報を参照して構
造化文書を整形し、整形の進行に伴い前記整形情報を更
新し、整形が終了した際の整形情報を継続整形情報とし
て保持し、整形された構造化文書を出力する。そして、
順序保持手段に保持された順序に従って継続整形情報を
順次承継し、前記複数の構造化文書の連続整形制御を行
って、前記一連の構造化文書を整形する。また、承継さ
れる整形情報を整形情報承継用ファイルの形態で承継す
ることができる。従って、分散して保持されている複数
の文書ファイルの文書整形を簡易かつ自動的に行うこと
ができるという利点を有する。
【0053】また、複数の文書ファイルが大量に存在す
る場合でも、整形情報承継用ファイルという形態によ
り、いくつかの文書整形処理に分割して行うことができ
るという利点を有する。
る場合でも、整形情報承継用ファイルという形態によ
り、いくつかの文書整形処理に分割して行うことができ
るという利点を有する。
【0054】さらに、文書ファイルの順序付けに関する
制約がないため、ブックやフォルダという文書ファイル
管理機能のサブ機能として文書整形を行うことができる
という利点を有する。
制約がないため、ブックやフォルダという文書ファイル
管理機能のサブ機能として文書整形を行うことができる
という利点を有する。
【0055】また、上記文書ファイル管理機能のサブ機
能として文書整形を行うことができると、番号付けや書
式に限定されない任意の情報を文書ファイル間で承継す
ることができ、さらには、簡易な指定により任意の文書
ファイルを任意の順序で整形することができるという利
点を有する。
能として文書整形を行うことができると、番号付けや書
式に限定されない任意の情報を文書ファイル間で承継す
ることができ、さらには、簡易な指定により任意の文書
ファイルを任意の順序で整形することができるという利
点を有する。
【図1】本発明の一実施例である文書整形装置の構成ブ
ロック図。
ロック図。
【図2】文書整形制御の全体処理フローチャート。
【図3】先行するパラメータファイルがない場合の文書
ファイルからパラメータファイルの生成機能ブロック
図。
ファイルからパラメータファイルの生成機能ブロック
図。
【図4】連続文書整形処理の機能ブロック図。
【図5】連続文書整形処理中にパラメータファイルを介
在させた場合の文書整形処理の機能ブロック図。
在させた場合の文書整形処理の機能ブロック図。
【図6】章節見出し番号に関する整形情報の承継を説明
する図。
する図。
【図7】表示部2に表示されたファイル表示のウィンド
ウレイアウトを示す図。
ウレイアウトを示す図。
【図8】項目表示されたファイルの選択を説明する図。
【図9】項目表示されたファイルの選択を説明する図。
【図10】項目表示されたファイルの選択を説明する
図。
図。
【図11】見出し表示とファイル表示の表示例を示す
図。
図。
1 制御部 2 表示部 3 マウス 4 キーボード
5 主記憶部 5−1 承継整形情報保持部 6 文書整形部 7 整
形情報更新部 8 外部記憶装置 8−1 順序保持部 8−2 整形
情報承継ファイル 9−1〜9−n 文書ファイル 10−1〜10−n 入出力インターフェース
5 主記憶部 5−1 承継整形情報保持部 6 文書整形部 7 整
形情報更新部 8 外部記憶装置 8−1 順序保持部 8−2 整形
情報承継ファイル 9−1〜9−n 文書ファイル 10−1〜10−n 入出力インターフェース
Claims (3)
- 【請求項1】論理構造およびレイアウト構造を有する一
連の構造化文書の整形を行う文書整形装置において、 前記一連の構造化文書を構成する複数の構造化文書の順
序を保持する順序保持手段と、 前記複数の構造化文書から整形すべき構造化文書を読み
込む文書読込手段と、 前記読み込まれた構造化文書に対する承継整形情報を有
する場合は、該構造化文書の整形前に該構造化文書の整
形情報を前記承継整形情報に初期化する整形情報初期化
手段と、 前記整形情報を参照して構造化文書を整形する整形手段
と、 前記整形手段による整形の進行に伴い前記整形情報を更
新する整形情報更新手段と、 前記整形手段による整形が終了した際の整形情報を継続
整形情報として保持する継続整形情報保持手段と、 前記整形手段により整形された構造化文書を出力する文
書出力手段と、 前記順序保持手段に保持された順序に従って継続整形情
報を順次承継し、前記複数の構造化文書の連続整形制御
を行う連続整形制御手段とを具備したことを特徴とする
文書整形装置。 - 【請求項2】前記継続整形情報保持手段に保持された継
続整形情報を整形情報承継用ファイルとして出力する整
形情報承継用ファイル出力手段と、 整形情報承継用ファイルを読み込む整形情報承継用ファ
イル読込手段と、 前記整形情報初期化手段による整形情報の初期化前に読
み込まれた前記整形情報承継用ファイルから承継整形情
報を生成する継続整形情報生成手段とを具備したことを
特徴とする前記請求項1記載の文書整形装置。 - 【請求項3】論理構造およびレイアウト構造を有する一
連の構造化文書の整形を行う文書整形装置において、 整形すべき構造化文書の整形情報承継用ファイルを読み
込む整形情報承継用ファイル読込手段と、 前記構造化文書の整形前に前記読み込んだ整形情報承継
用ファイルを参照して前記構造化文書の整形情報を初期
化する整形情報初期化手段と、 前記整形情報を参照して構造化文書を整形する整形手段
と、 前記整形手段による整形の進行に伴い前記整形情報を更
新する整形情報更新手段と、 整形後の前記構造化文書の整形情報を整形情報承継用フ
ァイルとして出力する整形情報承継用ファイル出力手段
とを具備したことを特徴とする文書整形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4199787A JPH0644237A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 文書整形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4199787A JPH0644237A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 文書整形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0644237A true JPH0644237A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16413608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4199787A Pending JPH0644237A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 文書整形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644237A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU667749B2 (en) * | 1992-04-04 | 1996-04-04 | Yoshitaka Aoyama | Parts supply method and apparatus |
JP2005341343A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置および画像処理方法 |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP4199787A patent/JPH0644237A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU667749B2 (en) * | 1992-04-04 | 1996-04-04 | Yoshitaka Aoyama | Parts supply method and apparatus |
JP2005341343A (ja) * | 2004-05-28 | 2005-12-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置および画像処理方法 |
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