JPH0644208Y2 - 給電形ローゼット - Google Patents
給電形ローゼットInfo
- Publication number
- JPH0644208Y2 JPH0644208Y2 JP2996589U JP2996589U JPH0644208Y2 JP H0644208 Y2 JPH0644208 Y2 JP H0644208Y2 JP 2996589 U JP2996589 U JP 2996589U JP 2996589 U JP2996589 U JP 2996589U JP H0644208 Y2 JPH0644208 Y2 JP H0644208Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telephone
- power supply
- rosette
- voltage
- converter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は局や構内交換機からのケーブルと電話機ひもと
を接続するローゼットの改良に関する。
を接続するローゼットの改良に関する。
(従来の技術) 局線や構内交換機と電話機等の端末とを接続するための
器具としてローゼットがある。従来におけるローゼット
は第5図に示す如き構成であり、ローッット本体1内に
は局等からの電話回線用ケーブル2と電話機コードであ
る電話機ひも3とを接続するための2本分の端子4があ
り、この端子4の一端に局等からのケーブル2を接続
し、他端に電話機ひも3を接続する。
器具としてローゼットがある。従来におけるローゼット
は第5図に示す如き構成であり、ローッット本体1内に
は局等からの電話回線用ケーブル2と電話機コードであ
る電話機ひも3とを接続するための2本分の端子4があ
り、この端子4の一端に局等からのケーブル2を接続
し、他端に電話機ひも3を接続する。
ところで、局交換機や構内交換機(以下、交換機と称す
る)からのケーブル2は交換機と、電話機や中継台等と
の間での信号を送受信するのに使用するだけでなく、交
換機から接続端子4を介し、電話機ひも3を通して電話
機や中継台等に直流電圧を給電する。すなわち、交換機
からのケーブルは一回線2本の信号線で構成されてこの
2本の信号線に0Vと−49Vが印加されており、発呼や着
呼、応答等の動作に伴い、この0Vと−49Vを入替える等
の動作を行うことで交換機は通話制御する他、この−49
Vの電位を利用して多機能型の電話機等のプロセッサや
表示素子、発光素子等の駆動用電源を得ている。
る)からのケーブル2は交換機と、電話機や中継台等と
の間での信号を送受信するのに使用するだけでなく、交
換機から接続端子4を介し、電話機ひも3を通して電話
機や中継台等に直流電圧を給電する。すなわち、交換機
からのケーブルは一回線2本の信号線で構成されてこの
2本の信号線に0Vと−49Vが印加されており、発呼や着
呼、応答等の動作に伴い、この0Vと−49Vを入替える等
の動作を行うことで交換機は通話制御する他、この−49
Vの電位を利用して多機能型の電話機等のプロセッサや
表示素子、発光素子等の駆動用電源を得ている。
(考案が解決しようとする課題) このように、ローゼットは交換機側からの信号の授受と
給電用のケーブル2と、電話機ひも3とを接続端子4に
より接続するものであるが、交換機側と電話機や中継台
等との間におけるケーブル長が長くなるとケーブルのイ
ンピーダンスにより、交換機側からの給電電圧が減衰
し、一系統の回線だけでは電話機や中継台等に必要な電
力を給電できなくなる。このような時には、商用交流電
源よりAC/DCコンバータで交流を直流変換並びに電圧変
換して、交換機側からの給電では不足する電力に変えて
電力を賄うと云った方法がとられることがある。この方
法では邪魔にならないよう電話機内にAC/DCコンバータ
を内蔵する構成とした場合には電話機筐体が大きくな
り、また、商用交流10Vに接続するためのコードが必要
になり、電話機設置場所の問題が生じたり、電話機ひも
と商用交流100V接続用コードとの2本のコードが電話機
から出るので美観上も好ましくない。
給電用のケーブル2と、電話機ひも3とを接続端子4に
より接続するものであるが、交換機側と電話機や中継台
等との間におけるケーブル長が長くなるとケーブルのイ
ンピーダンスにより、交換機側からの給電電圧が減衰
し、一系統の回線だけでは電話機や中継台等に必要な電
力を給電できなくなる。このような時には、商用交流電
源よりAC/DCコンバータで交流を直流変換並びに電圧変
換して、交換機側からの給電では不足する電力に変えて
電力を賄うと云った方法がとられることがある。この方
法では邪魔にならないよう電話機内にAC/DCコンバータ
を内蔵する構成とした場合には電話機筐体が大きくな
り、また、商用交流10Vに接続するためのコードが必要
になり、電話機設置場所の問題が生じたり、電話機ひも
と商用交流100V接続用コードとの2本のコードが電話機
から出るので美観上も好ましくない。
また、AC/DCコンバータを電話機筐体に内蔵させずに、A
Cアダプタを用いる方法もあるが、この場合、電話機筐
体は大きくならないものの、電源コードは必要であるか
ら、この場合も、電話機設置場所の問題が生じたり、電
話機ひもとACアダプタ接続用コードとの2本のコードが
電話機から出るので美観上も好ましくない。
Cアダプタを用いる方法もあるが、この場合、電話機筐
体は大きくならないものの、電源コードは必要であるか
ら、この場合も、電話機設置場所の問題が生じたり、電
話機ひもとACアダプタ接続用コードとの2本のコードが
電話機から出るので美観上も好ましくない。
そこで、この考案の目的とするところは、電話機の筐体
を大きくせずとも済み、しかも、コードを何本も必要と
せずに設置上の問題や美観上の問題の生じないようにし
た給電機能付きのローゼットを提供することにある。
を大きくせずとも済み、しかも、コードを何本も必要と
せずに設置上の問題や美観上の問題の生じないようにし
た給電機能付きのローゼットを提供することにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案は次のように構成す
る。すなわち、交換機等からの電話回線と端末とを接続
するためのローゼット内に商用交流電源出力を所要の直
流電圧に変換して出力するAC/DCコンバータを設けると
ともに、このAC/DCコンバータの直流出力を前記端末に
供給するための給電端子を設けて構成する。
る。すなわち、交換機等からの電話回線と端末とを接続
するためのローゼット内に商用交流電源出力を所要の直
流電圧に変換して出力するAC/DCコンバータを設けると
ともに、このAC/DCコンバータの直流出力を前記端末に
供給するための給電端子を設けて構成する。
(作用) 本考案はローゼット内にAC/DCコンバータを設け、これ
により商用交流電源からの電圧を変換し、交換機側から
の電話回線ケーブルを接続する接続端子の他に設けた給
電用の2本の接続端子に出力するようにしたものであ
る。このように、ローゼット内に設けられたAC/DCコン
バータにより交流電源から必要な直流を発声し、これを
局ケーブル接続端子と別に設けた電源端子に出力するよ
うにしているので、電話機側では4線コードを用いてこ
れら端子と各別に接続して電源をとることにより、電話
機の筐体を大きくしたり美観を損うことなく、必要電力
を補うことができるようになる。
により商用交流電源からの電圧を変換し、交換機側から
の電話回線ケーブルを接続する接続端子の他に設けた給
電用の2本の接続端子に出力するようにしたものであ
る。このように、ローゼット内に設けられたAC/DCコン
バータにより交流電源から必要な直流を発声し、これを
局ケーブル接続端子と別に設けた電源端子に出力するよ
うにしているので、電話機側では4線コードを用いてこ
れら端子と各別に接続して電源をとることにより、電話
機の筐体を大きくしたり美観を損うことなく、必要電力
を補うことができるようになる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。第1図は本考案にかかる給電形ローゼット1aの構成
図である。尚、同図において、第5図に示した従来例と
同一の機能を果たす要素については同一符号を付してそ
の説明は省略する。本装置はローゼット1a本体内に商用
交流電源を変圧し、所要電圧の直流、例えば−49Vに変
換して出力するAC/DCコンバータ8を内蔵させ、また、
端子は交換機側のケーブルとの接続用の一対の回線用接
続端子5と、前記AC/DCコンバータ8出力を取出すため
の一対の給電用接続端子6を設けて構成している。給電
を必要とする場合、このローゼット1aに接続する電話機
は電話機ひも7が4線構成のものを使用し、この4線中
2線(7a)を交換機側のケーブル(信号線と給電線を兼
ねる;以下、回線接続用と云う)との接続用として接続
端子5に接続する。また、残りの2線(7b)は給電線と
して使用し、接続端子6に接続する。尚、9は内蔵AC/D
Cコンバータ8の電源コードであり、商用電源に接続す
るためのものである。
る。第1図は本考案にかかる給電形ローゼット1aの構成
図である。尚、同図において、第5図に示した従来例と
同一の機能を果たす要素については同一符号を付してそ
の説明は省略する。本装置はローゼット1a本体内に商用
交流電源を変圧し、所要電圧の直流、例えば−49Vに変
換して出力するAC/DCコンバータ8を内蔵させ、また、
端子は交換機側のケーブルとの接続用の一対の回線用接
続端子5と、前記AC/DCコンバータ8出力を取出すため
の一対の給電用接続端子6を設けて構成している。給電
を必要とする場合、このローゼット1aに接続する電話機
は電話機ひも7が4線構成のものを使用し、この4線中
2線(7a)を交換機側のケーブル(信号線と給電線を兼
ねる;以下、回線接続用と云う)との接続用として接続
端子5に接続する。また、残りの2線(7b)は給電線と
して使用し、接続端子6に接続する。尚、9は内蔵AC/D
Cコンバータ8の電源コードであり、商用電源に接続す
るためのものである。
また、本ローゼット1aに接続する電話機は、AC/DCコン
バータ8からの給電を必要とする場合、電話機ひも7と
の接続部に第3図に示すような回路を設けておく。
バータ8からの給電を必要とする場合、電話機ひも7と
の接続部に第3図に示すような回路を設けておく。
すなわち、R1,R2はそれぞれヒューズ抵抗であり、CD1,C
D2はダイオードブリッジである。4線構成の前記電話機
ひも7のうち、回線接続用のものは一方を前記ヒューズ
抵抗R1を介して、また、他方は直接それぞれダイオード
ブリッジCD1の交流側入力端子(〜)に接続してある。
そして、ダイオードブリッジCD1の直流側出力端子
(+,−)間には逆方向接続した過電圧抑制のためのツ
ェナーダイオードZD1を接続し、また、ダイオードブリ
ッジCD1の直流側出力端子(+,−)は信号成分を伝達
する伝送用トランスを介して電話機本体の通話系に接続
され、また、ダイオードブリッジCD1の直流側出力端子
(+,−)はチョークコイルL1,L2を介して電話機本体
の電源供給ラインに接続してある。Cは伝送用トランス
T1の+入力側ラインに直列接続された直流成分カット用
のコンデンサである。また、4線構成の前記電話機ひも
7のうち、給電のものは一方を前記ヒューズ抵抗R2を介
して、また、他方は直接それぞれダイオードブリッジCD
2の交流側入力端子(〜)に接続してある。そして、ダ
イオードブリッジCD2の直流側出力端子(+,−)間に
は逆方向接続した過電圧抑制のためのツェナーダイオー
ドZD2を接続し、また、ダイオードブリッジCD2の直流側
出力端子(+,−)は電話機本体の電源ラインに接続さ
れている。
D2はダイオードブリッジである。4線構成の前記電話機
ひも7のうち、回線接続用のものは一方を前記ヒューズ
抵抗R1を介して、また、他方は直接それぞれダイオード
ブリッジCD1の交流側入力端子(〜)に接続してある。
そして、ダイオードブリッジCD1の直流側出力端子
(+,−)間には逆方向接続した過電圧抑制のためのツ
ェナーダイオードZD1を接続し、また、ダイオードブリ
ッジCD1の直流側出力端子(+,−)は信号成分を伝達
する伝送用トランスを介して電話機本体の通話系に接続
され、また、ダイオードブリッジCD1の直流側出力端子
(+,−)はチョークコイルL1,L2を介して電話機本体
の電源供給ラインに接続してある。Cは伝送用トランス
T1の+入力側ラインに直列接続された直流成分カット用
のコンデンサである。また、4線構成の前記電話機ひも
7のうち、給電のものは一方を前記ヒューズ抵抗R2を介
して、また、他方は直接それぞれダイオードブリッジCD
2の交流側入力端子(〜)に接続してある。そして、ダ
イオードブリッジCD2の直流側出力端子(+,−)間に
は逆方向接続した過電圧抑制のためのツェナーダイオー
ドZD2を接続し、また、ダイオードブリッジCD2の直流側
出力端子(+,−)は電話機本体の電源ラインに接続さ
れている。
前記電話機ひも7のうち、回線接続用のものは交換機側
より送られる直流電圧と信号とを前記ヒューズ抵抗R1を
介して、ダイオードブリッジCD1に印加し、ダイオード
ブリッジCD1により直流成分に信号成分が乗った形で取
込まれる。そして、チョークコイルL1,L2を介して電話
機本体の電源ラインにこれを直流電圧として供給し、ま
た、コンデンサCにより直流成分をカットしたものを伝
送用トランスT1に送り、伝送用トランスT1はこの直流成
分がカットされて信号成分のみとなったものを増幅して
電話機本体の通話系に出力する。一方、ローゼット1aに
おけるAC/DCコンバータ8の出力はダイオードブリッジC
D2を介して電話機本体の電源ラインに供給され、交換機
から給電される直流電圧と重畳されて交換機から給電さ
れる直流電圧の不足分を補う。また、過電圧が供給され
た時は過電圧分がツェナーダイオードZD1,ZD2を通って
流れるので、抑制され、大電流が流れるとヒューズ抵抗
がR1,R2が切れて入力をしゃ断し、電話機本体側の回路
を保護する。
より送られる直流電圧と信号とを前記ヒューズ抵抗R1を
介して、ダイオードブリッジCD1に印加し、ダイオード
ブリッジCD1により直流成分に信号成分が乗った形で取
込まれる。そして、チョークコイルL1,L2を介して電話
機本体の電源ラインにこれを直流電圧として供給し、ま
た、コンデンサCにより直流成分をカットしたものを伝
送用トランスT1に送り、伝送用トランスT1はこの直流成
分がカットされて信号成分のみとなったものを増幅して
電話機本体の通話系に出力する。一方、ローゼット1aに
おけるAC/DCコンバータ8の出力はダイオードブリッジC
D2を介して電話機本体の電源ラインに供給され、交換機
から給電される直流電圧と重畳されて交換機から給電さ
れる直流電圧の不足分を補う。また、過電圧が供給され
た時は過電圧分がツェナーダイオードZD1,ZD2を通って
流れるので、抑制され、大電流が流れるとヒューズ抵抗
がR1,R2が切れて入力をしゃ断し、電話機本体側の回路
を保護する。
尚、第4図に示すように、ダイオードブリッジCD1の直
流側出力端子(+,−)とチョークコイルL1,L2との間
に電圧を検出し、所定の基準電圧と比較して制御出力を
発生する電圧検出回路VDを設け、また、ダイオードブリ
ッジCD2の直流出力端子(+,−)と電話機本体の電源
供給ラインとの間に該電圧検出回路VDの出力でオン/オ
フ動作するスイッチSWを設けて、交換機側よりの給電電
圧が電話機側での動作に必要な所定の電圧、例えば、−
49Vを割ったとき、スイッチSWを閉じて、ダイオードブ
リッジCD2の直流側出力端子出力を電話機本体の電源ラ
インに供給し、交換機側よりの給電電圧が電話機側での
動作に必要な上記所定の電圧を維持しているときはスイ
ッチSWを開いてダイオードブリッジCD2の直流側出力を
切るようにすれば、交換機側よりの給電電圧が電話機側
での動作に必要な所定の電圧を割る時のみ、AC/DCコン
バータ8の出力を供給して不足分を補うようにすること
ができる。
流側出力端子(+,−)とチョークコイルL1,L2との間
に電圧を検出し、所定の基準電圧と比較して制御出力を
発生する電圧検出回路VDを設け、また、ダイオードブリ
ッジCD2の直流出力端子(+,−)と電話機本体の電源
供給ラインとの間に該電圧検出回路VDの出力でオン/オ
フ動作するスイッチSWを設けて、交換機側よりの給電電
圧が電話機側での動作に必要な所定の電圧、例えば、−
49Vを割ったとき、スイッチSWを閉じて、ダイオードブ
リッジCD2の直流側出力端子出力を電話機本体の電源ラ
インに供給し、交換機側よりの給電電圧が電話機側での
動作に必要な上記所定の電圧を維持しているときはスイ
ッチSWを開いてダイオードブリッジCD2の直流側出力を
切るようにすれば、交換機側よりの給電電圧が電話機側
での動作に必要な所定の電圧を割る時のみ、AC/DCコン
バータ8の出力を供給して不足分を補うようにすること
ができる。
第2図はこのような回路を持つ電話機本体と、上述の給
電形ローゼット1aを用いた場合のシステム構成図であ
り、局10からの1回線2線構成のケーブル2は給電形ロ
ーゼット1aに入り、当該給電形ローゼット1aと電話機,
中継台等11とを繋ぐ4線の電話機ひも7のうち、符号7a
の2線は局からの線が繋がり、符号7bで示す残りの2線
は当該給電形ローゼット1aのAC/DCコンバータ8により
変換された直流電圧を電話機,中継台等11に給電する。
電形ローゼット1aを用いた場合のシステム構成図であ
り、局10からの1回線2線構成のケーブル2は給電形ロ
ーゼット1aに入り、当該給電形ローゼット1aと電話機,
中継台等11とを繋ぐ4線の電話機ひも7のうち、符号7a
の2線は局からの線が繋がり、符号7bで示す残りの2線
は当該給電形ローゼット1aのAC/DCコンバータ8により
変換された直流電圧を電話機,中継台等11に給電する。
以上、説明したように、本考案によればAC/DCコンバー
タをローゼット内部に設け、必要な電力を4線の電話機
ひも1本で給電するようにしたので、AC/DCコンバータ
を電話機筐体に内蔵させたり、ACアダプタを併用したり
せずに済み、電話機の大型化を抑制するとともに、美観
上も大幅に改善される。また、交流電源用のコードはロ
ーゼットに設けられるので、電話機の設置場所の問題も
解消される。
タをローゼット内部に設け、必要な電力を4線の電話機
ひも1本で給電するようにしたので、AC/DCコンバータ
を電話機筐体に内蔵させたり、ACアダプタを併用したり
せずに済み、電話機の大型化を抑制するとともに、美観
上も大幅に改善される。また、交流電源用のコードはロ
ーゼットに設けられるので、電話機の設置場所の問題も
解消される。
尚、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定するこ
となく、その要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施
し得ることはもちろんであり、例えば、ケーブルとロー
ゼットの接続方法は規定するものでなく、また、ローゼ
ットに接続するケーブル数も規定するものではない。ま
た、AC/DCコンバータ出力を受ける電話機本体側のヒュ
ーズ抵抗R2,ダイオードブリッジCD2,ツェナーダイオー
ドZD2より成る入力回路はローゼット1a内に設けるよう
にすることもできる。
となく、その要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施
し得ることはもちろんであり、例えば、ケーブルとロー
ゼットの接続方法は規定するものでなく、また、ローゼ
ットに接続するケーブル数も規定するものではない。ま
た、AC/DCコンバータ出力を受ける電話機本体側のヒュ
ーズ抵抗R2,ダイオードブリッジCD2,ツェナーダイオー
ドZD2より成る入力回路はローゼット1a内に設けるよう
にすることもできる。
[発明の効果] 以上、説明したように、本考案によればAC/DCコンバー
タをローゼット内部に設け、必要な電力を4線の電話機
ひも1本で給電するようにしたので、AC/DCコンバータ
を電話機筐体に内蔵させたり、ACアダプタを併用したり
せずに済み、電話機の大型化を抑制するとともに、美観
上の大幅に改善される。また、交流電源用のコードはロ
ーゼットに設けられるので、電話機の設置場所の問題も
解消される。
タをローゼット内部に設け、必要な電力を4線の電話機
ひも1本で給電するようにしたので、AC/DCコンバータ
を電話機筐体に内蔵させたり、ACアダプタを併用したり
せずに済み、電話機の大型化を抑制するとともに、美観
上の大幅に改善される。また、交流電源用のコードはロ
ーゼットに設けられるので、電話機の設置場所の問題も
解消される。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は本装
置を用いたシステムの概要を説明するためのブロック、
第3図及び第4図は電話機側の接続回路例を示す図、第
5図は従来例を示す図である。 1a…給電形ローゼット、5…回線用接続端子、6…給電
用接続端子、7…電話機ひも、8…AC/DCコンバータ、
9…電源コード。
置を用いたシステムの概要を説明するためのブロック、
第3図及び第4図は電話機側の接続回路例を示す図、第
5図は従来例を示す図である。 1a…給電形ローゼット、5…回線用接続端子、6…給電
用接続端子、7…電話機ひも、8…AC/DCコンバータ、
9…電源コード。
Claims (1)
- 【請求項1】交換機等からの電話回線と端末とを接続す
るためのローゼット内に商用交流電源出力を所要の直流
電圧に変換して出力するAC/DCコンバータを設けるとと
もに、このAC/DCコンバータの直流出力を前記端末に供
給するための給電端子を設けて構成し、独立して直流給
電を行うことができるようにしたことを特徴とする給電
形ローゼット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2996589U JPH0644208Y2 (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | 給電形ローゼット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2996589U JPH0644208Y2 (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | 給電形ローゼット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02120960U JPH02120960U (ja) | 1990-10-01 |
JPH0644208Y2 true JPH0644208Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31254604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2996589U Expired - Lifetime JPH0644208Y2 (ja) | 1989-03-16 | 1989-03-16 | 給電形ローゼット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644208Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-16 JP JP2996589U patent/JPH0644208Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02120960U (ja) | 1990-10-01 |
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