JPH0643421B2 - ピリミジン誘導体 - Google Patents
ピリミジン誘導体Info
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- JPH0643421B2 JPH0643421B2 JP62198352A JP19835287A JPH0643421B2 JP H0643421 B2 JPH0643421 B2 JP H0643421B2 JP 62198352 A JP62198352 A JP 62198352A JP 19835287 A JP19835287 A JP 19835287A JP H0643421 B2 JPH0643421 B2 JP H0643421B2
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- alkyl
- ethyl
- uridine
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H19/00—Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
- C07H19/02—Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
- C07H19/04—Heterocyclic radicals containing only nitrogen atoms as ring hetero atom
- C07H19/06—Pyrimidine radicals
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/12—Antivirals
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明はピリミジン誘導体、その製造方法及び該誘導体
を含む薬剤に関する。
を含む薬剤に関する。
本ピリミジン誘導体は一般式 式中、AはC1〜8−アルキレンであり、 R1はハロゲン、C1〜4−アルキルまたはハロ−(C
1〜4−アルキル)であり、R2は水素、ヒドロキシま
たはアシルオキシであり、R3は水素またはC1〜4−
アルキルであり、R4はアリールまたはアリールオキシ
であり、そしてXはOまたはNHである、 を有し、そしてその互変異性体である。
1〜4−アルキル)であり、R2は水素、ヒドロキシま
たはアシルオキシであり、R3は水素またはC1〜4−
アルキルであり、R4はアリールまたはアリールオキシ
であり、そしてXはOまたはNHである、 を有し、そしてその互変異性体である。
本明細書において用いる「C1〜4−アルキル」は直鎖
状または分枝鎖状アルキル基、例えばメチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチルまたはt−ブチルを意
味する。「ハロ−(C1〜4−アルキル)」は1個また
はそれ以上のハロゲン原子をもつ上に定義した如きアル
キル基、例えばトリフルオロメチルまたは2−クロロエ
チルを意味する。「C1〜8−アルキレン」は直鎖状ま
たは分枝鎖状アルキレン基、例えば−CH2−、−CH
2CH2−、−CH(CH3)−、−CH2CH2CH
2−、−CH2−CH(CH3)−または−CH2CH
2CH2CH2−を意味する。アシルオキシ基を脂肪
族、環式脂肪族、芳香脂肪族または芳香族カルボン酸か
ら誘導することができ、かかる酸の例はギ酸、酢酸、プ
ロピオン酸、酪酸、シクロペンチルプロピオン酸、フエ
ニル酢酸及び安息香酸である。好ましいアシルオキシ基
はC1〜4−アルカノイルオキシ基である。「アリー
ル」は未置換のフエニルまたはハロゲン、ヒドロキシ、
C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、トリフル
オロメチル、ニトロ及びフエニルから選ばれる1個また
はそれ以上の置換基をもつフエニル基を意味する。かか
る置換されたフエニル基の例は2−ブロモフエニル、4
−クロロフエニル、2,3−ジクロロフエニル、2,6
−ジクロロフエニル、2−メチルフエニル及び2,6−
ジメチルフエニルである。「アリールオキシ」は酸素原
子を介して結合したすでに定義した如きアリール基を意
味する。アリールオキシ基の例はフエノキシ、4−クロ
ロフエノキシ、2,4−ジクロロフエノキシ及び2,6
−ジクロロフエノキシである。「ハロゲン」はフツ素、
塩素、臭素及びヨウ素を意味する。
状または分枝鎖状アルキル基、例えばメチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチルまたはt−ブチルを意
味する。「ハロ−(C1〜4−アルキル)」は1個また
はそれ以上のハロゲン原子をもつ上に定義した如きアル
キル基、例えばトリフルオロメチルまたは2−クロロエ
チルを意味する。「C1〜8−アルキレン」は直鎖状ま
たは分枝鎖状アルキレン基、例えば−CH2−、−CH
2CH2−、−CH(CH3)−、−CH2CH2CH
2−、−CH2−CH(CH3)−または−CH2CH
2CH2CH2−を意味する。アシルオキシ基を脂肪
族、環式脂肪族、芳香脂肪族または芳香族カルボン酸か
ら誘導することができ、かかる酸の例はギ酸、酢酸、プ
ロピオン酸、酪酸、シクロペンチルプロピオン酸、フエ
ニル酢酸及び安息香酸である。好ましいアシルオキシ基
はC1〜4−アルカノイルオキシ基である。「アリー
ル」は未置換のフエニルまたはハロゲン、ヒドロキシ、
C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、トリフル
オロメチル、ニトロ及びフエニルから選ばれる1個また
はそれ以上の置換基をもつフエニル基を意味する。かか
る置換されたフエニル基の例は2−ブロモフエニル、4
−クロロフエニル、2,3−ジクロロフエニル、2,6
−ジクロロフエニル、2−メチルフエニル及び2,6−
ジメチルフエニルである。「アリールオキシ」は酸素原
子を介して結合したすでに定義した如きアリール基を意
味する。アリールオキシ基の例はフエノキシ、4−クロ
ロフエノキシ、2,4−ジクロロフエノキシ及び2,6
−ジクロロフエノキシである。「ハロゲン」はフツ素、
塩素、臭素及びヨウ素を意味する。
式IにおけるAの意味に応じて、式Iの化合物及びその
互変異性体はジアステレオ異性体として存在することが
できる。本発明にはその範囲内に個々のジアステレオ異
性体のみならず、またその混合物も包含される。
互変異性体はジアステレオ異性体として存在することが
できる。本発明にはその範囲内に個々のジアステレオ異
性体のみならず、またその混合物も包含される。
上記式Iにおいて、Aは好ましくはC1〜4−アルキレ
ン、特に−CH2−、−CH2CH2−、−CH(CH
3)−または−CH2−CH(CH3)−であり、R1
は好ましくはC1〜4−アルキル、特にエチルであり、
R2は好ましくはヒドロキシであり、R3は好ましくは
水素またはメチルであり、R4は好ましくはジハロフエ
ニル、特に2,3−または2,6−ジクロロフエニルで
あり、そしてXは好ましくはOである。
ン、特に−CH2−、−CH2CH2−、−CH(CH
3)−または−CH2−CH(CH3)−であり、R1
は好ましくはC1〜4−アルキル、特にエチルであり、
R2は好ましくはヒドロキシであり、R3は好ましくは
水素またはメチルであり、R4は好ましくはジハロフエ
ニル、特に2,3−または2,6−ジクロロフエニルで
あり、そしてXは好ましくはOである。
本発明の特に好ましい化合物はAが−CH2−、−CH
2CH2−、−CH(CH3)−または−CH2−CH
(CH3)−であり、R1がエチルであり、R2がヒド
ロキシであり、R3が水素であり、R4が2,3−また
は2,6−ジクロロフエニルであり、そしてXがOであ
る化合物である。
2CH2−、−CH(CH3)−または−CH2−CH
(CH3)−であり、R1がエチルであり、R2がヒド
ロキシであり、R3が水素であり、R4が2,3−また
は2,6−ジクロロフエニルであり、そしてXがOであ
る化合物である。
殊に好ましい化合物は次のものである: 5′−(2,6−ジクロロベンジルアミノ)−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、 5′−[2−(2,6−ジクロロフエニル)エチルアミ
ノ]−2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン及
び 5′−(2,3−ジクロロベンジルアミノ)−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン。
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、 5′−[2−(2,6−ジクロロフエニル)エチルアミ
ノ]−2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン及
び 5′−(2,3−ジクロロベンジルアミノ)−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン。
本発明によつて提供される他の興味ある化合物は次のも
のである: 5′−(4−クロロベンジルアミノ)−5′−デオキシ
チミジン、 5′−(2−ブロモベンジルアミノ)−2′,5′−ジ
デオキシ−5−エチルウリジン、 5′−[2−(2−ブロモフエニル)エチルアミノ]−
2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[2−
(2,6−ジメチルフエニル)エチルアミノ]ウリジ
ン、 5′−(4−クロロベンジルアミノ)−2′,5′−ジ
デオキシ−5−エチルウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[1
(R)−フエニルエチルアミノ]ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[1
(S)−フエニルエチルアミノ]ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(N−メ
チルベンジルアミノ)ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(フエニ
ルエチルアミノ)ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[2−
(2−メチルフエニル)エチルアミノ]ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(N−メ
チルフエニルエチルアミノ)ウリジン、 5′−[1(S)−ベンジルエチルアミノ]−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、 5′−ベンジルアミノ−2′,5′−ジデオキシ−5−
エチルウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(2−メ
チルベンジルアミノ)ウリジン及び 5′−ベンジルアミノ−5′−デオキシチミジン。
のである: 5′−(4−クロロベンジルアミノ)−5′−デオキシ
チミジン、 5′−(2−ブロモベンジルアミノ)−2′,5′−ジ
デオキシ−5−エチルウリジン、 5′−[2−(2−ブロモフエニル)エチルアミノ]−
2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[2−
(2,6−ジメチルフエニル)エチルアミノ]ウリジ
ン、 5′−(4−クロロベンジルアミノ)−2′,5′−ジ
デオキシ−5−エチルウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[1
(R)−フエニルエチルアミノ]ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[1
(S)−フエニルエチルアミノ]ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(N−メ
チルベンジルアミノ)ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(フエニ
ルエチルアミノ)ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[2−
(2−メチルフエニル)エチルアミノ]ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(N−メ
チルフエニルエチルアミノ)ウリジン、 5′−[1(S)−ベンジルエチルアミノ]−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、 5′−ベンジルアミノ−2′,5′−ジデオキシ−5−
エチルウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(2−メ
チルベンジルアミノ)ウリジン及び 5′−ベンジルアミノ−5′−デオキシチミジン。
本発明によつて提供される更に興味ある化合物の例は
2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[2(R
S)−(2,4−ジクロロフエノキシ)プロピルアミ
ノ]ウリジンである。
2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[2(R
S)−(2,4−ジクロロフエノキシ)プロピルアミ
ノ]ウリジンである。
本発明によつて提供される方法に従えば、上記式Iの化
合物及びその互変異性体は、 a)一般式 式中、R1、R2及びXは上記の意味を有し、そしてR
5はC1〜4−アルキルまたはアリールである、 の化合物またはその互変体を昇温下で一般式 R3−NH−A−R4 III 式中、A、R3及びR4は上記の意味を有する、 の化合物と反応させるか、或いは b)XがOである式Iの化合物またはその互変異性体を
製造するために、基R4−A−を一般式 式中、R1、R2及びR3は上記の意味を有する、 の化合物またはその互変異性体に還元アルキル化によつ
て導入することによつて製造される。
合物及びその互変異性体は、 a)一般式 式中、R1、R2及びXは上記の意味を有し、そしてR
5はC1〜4−アルキルまたはアリールである、 の化合物またはその互変体を昇温下で一般式 R3−NH−A−R4 III 式中、A、R3及びR4は上記の意味を有する、 の化合物と反応させるか、或いは b)XがOである式Iの化合物またはその互変異性体を
製造するために、基R4−A−を一般式 式中、R1、R2及びR3は上記の意味を有する、 の化合物またはその互変異性体に還元アルキル化によつ
て導入することによつて製造される。
本方法の態様a)による反応は不活性有機溶媒、例えば
ジメチルホルムアミド(DMF)、アセトニトリルまた
はジメチルスルホキシド(DMSO)の存在下において
有利に行われる。DMFが好ましい溶媒であり、この場
合、反応混合物を約80℃の温度に加熱することが適当
である。別法として、式IIIのアミンの過剰量を用いる
ことができ、そしてこのものを溶媒とすることができ
る。式IIにおける基R5は好ましくはアリール、特にp
−トリルである。
ジメチルホルムアミド(DMF)、アセトニトリルまた
はジメチルスルホキシド(DMSO)の存在下において
有利に行われる。DMFが好ましい溶媒であり、この場
合、反応混合物を約80℃の温度に加熱することが適当
である。別法として、式IIIのアミンの過剰量を用いる
ことができ、そしてこのものを溶媒とすることができ
る。式IIにおける基R5は好ましくはアリール、特にp
−トリルである。
本方法の態様b)によ還元アルキル化はそれ自体既知の
方法において行うことができる。例えば、式IVの化合物
またはその互変異性体を適当なアルデヒドまたはケトン
と反応させ、次ぎに生ずるシツフ(schiff)塩基をその
場で触媒的に水素添加し、所望の式Iの化合物またはそ
の互変異性体を生成させる。この還元的アルキル化は不
活性有機溶媒、有利にはアルカノール、例えばメタノー
ルまたはエタノール中で有利に行われる。接触水素添加
は普通の条件下で、例えば貴金属触媒、例えば不活性担
体物質に担持されていてもよいパラジウムまたは白金触
媒を用いて行うことができる。炭素に担持させたパラジ
ウム(Pd/C)が好ましい触媒である。適当ならば、
接触水素添加をほぼ室温及び大気圧下で行う。また、式
IVの化合物またはその互変異性体をシアノ水素化ホウ素
ナトリウムの存在下において、適当な溶媒、例えば水性
アルカノール、例えば水性メタノール中にて有利には室
温で適当なアルデヒドまたはケトンと反応させることが
できる。
方法において行うことができる。例えば、式IVの化合物
またはその互変異性体を適当なアルデヒドまたはケトン
と反応させ、次ぎに生ずるシツフ(schiff)塩基をその
場で触媒的に水素添加し、所望の式Iの化合物またはそ
の互変異性体を生成させる。この還元的アルキル化は不
活性有機溶媒、有利にはアルカノール、例えばメタノー
ルまたはエタノール中で有利に行われる。接触水素添加
は普通の条件下で、例えば貴金属触媒、例えば不活性担
体物質に担持されていてもよいパラジウムまたは白金触
媒を用いて行うことができる。炭素に担持させたパラジ
ウム(Pd/C)が好ましい触媒である。適当ならば、
接触水素添加をほぼ室温及び大気圧下で行う。また、式
IVの化合物またはその互変異性体をシアノ水素化ホウ素
ナトリウムの存在下において、適当な溶媒、例えば水性
アルカノール、例えば水性メタノール中にて有利には室
温で適当なアルデヒドまたはケトンと反応させることが
できる。
上記方法に用いる出発物質は既知の化合物であるか、或
いは既知の化合物の同族体であり、例えば後記の実施例
に述べた如く、既知の化合物に対する方法と同様にして
製造することができる。
いは既知の化合物の同族体であり、例えば後記の実施例
に述べた如く、既知の化合物に対する方法と同様にして
製造することができる。
式Iの化合物及びその互変異性体は抗ウイルス活性(an
tiviral activity)を有し、ウイルス感染、例えばカタ
ル性疱疹(herpes simplex)ウイルス感染の抑制または
予防に用いることができる。
tiviral activity)を有し、ウイルス感染、例えばカタ
ル性疱疹(herpes simplex)ウイルス感染の抑制または
予防に用いることができる。
カタル性疱疹ウイルスタイプ2(HSV−2)チミジン
キナーゼ(thymidine kinase)を抑制する際に式Iの化
合物及びその互変異性体の試験管内活性を次の試験方法
に従つて立証することができる: この試験において、アツセイ混合物は50mMトリス
(Tris)−HCl、pH8、5mM塩化マグネシウム、5
mM ATP.0.3μM 3H−チミジン(50Ci
/ミリモル)、適当に希釈したチミジンエキス及び総容
量100μl中に式Iの化合物またはその互変異性体の
種な濃度を含有する。この混合物を37℃で30分間培
養し、沸騰水浴中に2分間浸漬することによつて反応を
止めた。次ぎに各混合物からの被検体85μlをセルロ
ースペーパーデイスク上で乾燥し、ホスホリル化されて
いない3H−チミジンを4mMギ酸アンモニウムで洗浄
することによつて除去した。デイスクに結合して残つて
いる放射能をシンチレーシヨン分光測光によつて測定し
た。式Iの化合物またはその互変異性体の各濃度での抑
制の程度を、熱不活性化された酵素を含む反応からデイ
スクに結合した放射能の量を表わす測定したブランク値
を引いた後、対照反応(100%)の百分率として表わ
した。IC150値、即ち、酵素活性を50%阻害する式
Iの化合物またはその互変異性体の濃度を計算した。式
Iの代表的な化合物によつて得られた結果を次の第1表
にまとめて示す: 第1表 実施例NO.の化合物 IC50(μM) 3b 0.09 4b 0.06 4c 0.08 式Iの化合物及びその互変異性体は適合し得る製薬学的
担体物質との配合物として該化合物を含む製薬学的調製
物の形態で薬剤として用いることができる。この担体は
経腸、例えば経口または非経腸投与に適する有機または
無機担体であることができる。かかる担体の例は、水、
ゼラチン、アラビアゴム、ラクトース、澱粉、ステアリ
ン酸マグネシウム、タルク、植物油、ポリアルキレング
リコール及び黄色ワセリンである。製薬学的調製物は固
体形態、例えば錠剤、糖衣丸、坐薬またはカプセル剤、
或いは液体形態、例えば溶液、懸濁液または乳液にする
ことができる;これらの調製物を標準の製薬学的操作、
例えば殺菌化に付することができ、そして/または補助
剤、例えば保存剤、安定剤、湿潤剤もしくは乳化剤、浸
透圧を変えるための塩または緩衝剤を含ませることがで
きる。また調製物には他の治療的に価値ある物質を含ま
せることもできる。
キナーゼ(thymidine kinase)を抑制する際に式Iの化
合物及びその互変異性体の試験管内活性を次の試験方法
に従つて立証することができる: この試験において、アツセイ混合物は50mMトリス
(Tris)−HCl、pH8、5mM塩化マグネシウム、5
mM ATP.0.3μM 3H−チミジン(50Ci
/ミリモル)、適当に希釈したチミジンエキス及び総容
量100μl中に式Iの化合物またはその互変異性体の
種な濃度を含有する。この混合物を37℃で30分間培
養し、沸騰水浴中に2分間浸漬することによつて反応を
止めた。次ぎに各混合物からの被検体85μlをセルロ
ースペーパーデイスク上で乾燥し、ホスホリル化されて
いない3H−チミジンを4mMギ酸アンモニウムで洗浄
することによつて除去した。デイスクに結合して残つて
いる放射能をシンチレーシヨン分光測光によつて測定し
た。式Iの化合物またはその互変異性体の各濃度での抑
制の程度を、熱不活性化された酵素を含む反応からデイ
スクに結合した放射能の量を表わす測定したブランク値
を引いた後、対照反応(100%)の百分率として表わ
した。IC150値、即ち、酵素活性を50%阻害する式
Iの化合物またはその互変異性体の濃度を計算した。式
Iの代表的な化合物によつて得られた結果を次の第1表
にまとめて示す: 第1表 実施例NO.の化合物 IC50(μM) 3b 0.09 4b 0.06 4c 0.08 式Iの化合物及びその互変異性体は適合し得る製薬学的
担体物質との配合物として該化合物を含む製薬学的調製
物の形態で薬剤として用いることができる。この担体は
経腸、例えば経口または非経腸投与に適する有機または
無機担体であることができる。かかる担体の例は、水、
ゼラチン、アラビアゴム、ラクトース、澱粉、ステアリ
ン酸マグネシウム、タルク、植物油、ポリアルキレング
リコール及び黄色ワセリンである。製薬学的調製物は固
体形態、例えば錠剤、糖衣丸、坐薬またはカプセル剤、
或いは液体形態、例えば溶液、懸濁液または乳液にする
ことができる;これらの調製物を標準の製薬学的操作、
例えば殺菌化に付することができ、そして/または補助
剤、例えば保存剤、安定剤、湿潤剤もしくは乳化剤、浸
透圧を変えるための塩または緩衝剤を含ませることがで
きる。また調製物には他の治療的に価値ある物質を含ま
せることもできる。
式Iの化合物及びその互変体を成人に1日当り約1〜1
000mg、好ましくは約5〜500mgの投薬量で投与す
ることができる。1日当りの投薬量を1回にまたは分割
した投薬量として投与することができる。上記の投薬量
範囲は単なる例として示したものであり、例えば投与す
る特定の化合物、投与径路、処置する症状の重さ及び患
者の状態の如き因子に応じて上下に変えることができ
る。
000mg、好ましくは約5〜500mgの投薬量で投与す
ることができる。1日当りの投薬量を1回にまたは分割
した投薬量として投与することができる。上記の投薬量
範囲は単なる例として示したものであり、例えば投与す
る特定の化合物、投与径路、処置する症状の重さ及び患
者の状態の如き因子に応じて上下に変えることができ
る。
実施例1 DMF2ml中の5′−O−(p−トルエンスルホニル)
チミジン396mg及び4−クロロベンジルアミン1.5
mlの溶液を80℃で2時間攪拌した。溶媒を蒸発によつ
て除去し、残渣をジメチルエーテルと共に磨砕した。生
じた固体をエタノールから再結晶させ、融点179〜1
80℃の5′−(4−クロロベンジルアミン)−5′−
デオキシチミジン56mgを得た。
チミジン396mg及び4−クロロベンジルアミン1.5
mlの溶液を80℃で2時間攪拌した。溶媒を蒸発によつ
て除去し、残渣をジメチルエーテルと共に磨砕した。生
じた固体をエタノールから再結晶させ、融点179〜1
80℃の5′−(4−クロロベンジルアミン)−5′−
デオキシチミジン56mgを得た。
実施例2 2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−トルエ
ンスルホニル)ウリジン2.5gをDMF15mlに溶解
し、2−ブロモベンジルアミンに加えた。この混合物を
窒素下で80℃に5時間加熱した。溶媒を蒸発によつて
除去し、残渣をトルエンと共に再蒸発させて油を得た。
このものを水/メタノール(1:3)20mlに採り入
れ、冷蔵庫に1.5時間保存した。固体が晶出し、これ
を別し、水/メタノール(1:3)で洗浄し、融点1
44〜146℃の5′−(2−ブロモベンジルアミノ)
−2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン0.9
9gを得た。
ンスルホニル)ウリジン2.5gをDMF15mlに溶解
し、2−ブロモベンジルアミンに加えた。この混合物を
窒素下で80℃に5時間加熱した。溶媒を蒸発によつて
除去し、残渣をトルエンと共に再蒸発させて油を得た。
このものを水/メタノール(1:3)20mlに採り入
れ、冷蔵庫に1.5時間保存した。固体が晶出し、これ
を別し、水/メタノール(1:3)で洗浄し、融点1
44〜146℃の5′−(2−ブロモベンジルアミノ)
−2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン0.9
9gを得た。
出発物質、2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−
(p−トルエンスルホニル)ウリジンは次の如くして製
造した: 2′−デオキシ−5−エチルウリジン26gをピリジン
400mlに溶解した。この溶液を0℃に冷却し、攪拌
し、一方、p−トルエンスルホニルクロライド20gを
一部づつ加えた。攪拌を0℃で1時間続け、次に混合物
を4℃で一夜保存した。溶媒を蒸発によつて除去し、残
渣をトルエンと共に再蒸発させた。残渣をメタノール2
00mlと共に振盪し、冷蔵庫中に2.5時間放置し、固
体を生じ、このものを別し、メタノールで洗浄し、乾
燥し、生成物18gを得た。エタノール450mlから再
結晶させ、融点189〜190℃(分解)の2′−デオ
キシ−5−エチル−5′−O−(p−トルエンスルホニ
ル)ウリジン13gを得た。
(p−トルエンスルホニル)ウリジンは次の如くして製
造した: 2′−デオキシ−5−エチルウリジン26gをピリジン
400mlに溶解した。この溶液を0℃に冷却し、攪拌
し、一方、p−トルエンスルホニルクロライド20gを
一部づつ加えた。攪拌を0℃で1時間続け、次に混合物
を4℃で一夜保存した。溶媒を蒸発によつて除去し、残
渣をトルエンと共に再蒸発させた。残渣をメタノール2
00mlと共に振盪し、冷蔵庫中に2.5時間放置し、固
体を生じ、このものを別し、メタノールで洗浄し、乾
燥し、生成物18gを得た。エタノール450mlから再
結晶させ、融点189〜190℃(分解)の2′−デオ
キシ−5−エチル−5′−O−(p−トルエンスルホニ
ル)ウリジン13gを得た。
実施例3 実施例1と同様にして、次のものが得られた: a)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び2−ブロモフエニルエ
チルアミンから、 5′−[2−(2−ブロモフエニル)エチルアミノ]−
2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、融点1
09〜111℃; b)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び2,6−ジクロロフエ
ニルエチルアミンから、 5′−[2−(2,6−ジクロロフエニル)エチルアミ
ノ]−2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、
融点127〜128℃;及び c)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び2,6−ジメチルフエ
ニルエチルアミンから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[2−
(2,6−ジメチルフエニル)エチルアミノ]ウリジ
ン、融点73〜76℃。
ルエンスルホニル)ウリジン及び2−ブロモフエニルエ
チルアミンから、 5′−[2−(2−ブロモフエニル)エチルアミノ]−
2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、融点1
09〜111℃; b)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び2,6−ジクロロフエ
ニルエチルアミンから、 5′−[2−(2,6−ジクロロフエニル)エチルアミ
ノ]−2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、
融点127〜128℃;及び c)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び2,6−ジメチルフエ
ニルエチルアミンから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[2−
(2,6−ジメチルフエニル)エチルアミノ]ウリジ
ン、融点73〜76℃。
実施例4 実施例2と同様にして、次のものが得られた: a)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及びp−クロロベンジルア
ミンから、 5′−(4−クロロベンジルアミノ)−2′,5′−ジ
デオキシ−5−エチルウリジン、融点154〜156
℃; b)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び2,3−ジクロロベン
ジルアミンから、 5′−(2,3−ジクロロベンジルアミノ)−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、融点158〜
160℃; c)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び2,6−ジクロロベン
ジルアミンから、 5′−(2,6−ジクロロベンジルアミノ)−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、融点208〜
210℃; d)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び1(R)−フエニルエ
チルアミンから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[1
(R)−フエニルエチルアミノ]ウリジン、融点153
℃▲[α]20 D▼=+27.1°(c=0.25%、D
MSO); e)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び1(S)−フエニルエ
チルアミンから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[1
(S)−フエニルエチルアミノ]ウリジン、融点136
℃、▲[α]20 D▼=−19.5°(c=0.25%、
DMSO); f)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及びN−ベンジルメチルア
ミンから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(N−メ
チルベンジルアミノ)ウリジン、融点135〜137
℃; g)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及びフエニルエチルアミン
から、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(フエニ
ルエチルアミノ)ウリジン、融点123〜125℃; h)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び2−(2−メチルフエ
ニル)エチルアミンから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[2−
(2−メチルフエニル)エチルアミノ]ウリジン、融点
117℃; i)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及びN−メチル−2−フエ
ニルエチルアミンから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(N−メ
チルフエニルエチルアミノ)ウリジン、融点110℃;
及び j)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及びd−アムフエタミンか
ら、 5′−[1(S)−ベンジルエチルアミノ)−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、融点150
℃;▲[α]20 D▼=+23.4°(c=0.25%、
DMSO)。
ルエンスルホニル)ウリジン及びp−クロロベンジルア
ミンから、 5′−(4−クロロベンジルアミノ)−2′,5′−ジ
デオキシ−5−エチルウリジン、融点154〜156
℃; b)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び2,3−ジクロロベン
ジルアミンから、 5′−(2,3−ジクロロベンジルアミノ)−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、融点158〜
160℃; c)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び2,6−ジクロロベン
ジルアミンから、 5′−(2,6−ジクロロベンジルアミノ)−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、融点208〜
210℃; d)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び1(R)−フエニルエ
チルアミンから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[1
(R)−フエニルエチルアミノ]ウリジン、融点153
℃▲[α]20 D▼=+27.1°(c=0.25%、D
MSO); e)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び1(S)−フエニルエ
チルアミンから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[1
(S)−フエニルエチルアミノ]ウリジン、融点136
℃、▲[α]20 D▼=−19.5°(c=0.25%、
DMSO); f)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及びN−ベンジルメチルア
ミンから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(N−メ
チルベンジルアミノ)ウリジン、融点135〜137
℃; g)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及びフエニルエチルアミン
から、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(フエニ
ルエチルアミノ)ウリジン、融点123〜125℃; h)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及び2−(2−メチルフエ
ニル)エチルアミンから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[2−
(2−メチルフエニル)エチルアミノ]ウリジン、融点
117℃; i)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及びN−メチル−2−フエ
ニルエチルアミンから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(N−メ
チルフエニルエチルアミノ)ウリジン、融点110℃;
及び j)2′−デオキシ−5−エチル−5′−O−(p−ト
ルエンスルホニル)ウリジン及びd−アムフエタミンか
ら、 5′−[1(S)−ベンジルエチルアミノ)−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、融点150
℃;▲[α]20 D▼=+23.4°(c=0.25%、
DMSO)。
実施例5 エタノール15ml中の5′−アミノ−2′,5′−ジデ
オキシ−5−エチルウリジン0.51gの溶液を窒素下
でベンズアルデヒド0.21mlと反応させた。次にエタ
ノール5ml中の5%Pd/C触媒75mgのスラリを加
え、この混合物を室温及び大気圧下で4.5時間水素添
加した。触媒を別した。液を蒸発させて泡状物が得
られ、このものをジエチルエーテルと共に砕解し、固体
0.57gを得た。この固体を塩化メチレン/メタノー
ル(9:1)に採り入れ、シリカゲル上で、溶離剤とし
て塩化メチレン/メタノールを用いてクロマトグラフイ
ーにかけた。生成物を含むフラクシヨンを合液し、そし
て蒸発させた。残渣をジエチルエーテルと共に砕解し、
別し、融点121〜124℃の5′−ベンジルアミノ
−2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン0.4
5gを得た。
オキシ−5−エチルウリジン0.51gの溶液を窒素下
でベンズアルデヒド0.21mlと反応させた。次にエタ
ノール5ml中の5%Pd/C触媒75mgのスラリを加
え、この混合物を室温及び大気圧下で4.5時間水素添
加した。触媒を別した。液を蒸発させて泡状物が得
られ、このものをジエチルエーテルと共に砕解し、固体
0.57gを得た。この固体を塩化メチレン/メタノー
ル(9:1)に採り入れ、シリカゲル上で、溶離剤とし
て塩化メチレン/メタノールを用いてクロマトグラフイ
ーにかけた。生成物を含むフラクシヨンを合液し、そし
て蒸発させた。残渣をジエチルエーテルと共に砕解し、
別し、融点121〜124℃の5′−ベンジルアミノ
−2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン0.4
5gを得た。
実施例6 実施例5と同様にして、次のものが得られた: a)5′−アミノ−2′,5′−ジデオキシ−5−エチ
ルウリジン及びo−トルアルデヒドから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(2−メ
チルベンジルアミノ)ウリジン、融点157〜157
℃;及び b)5′−アミノ−5′−デオキシチミジン及びベンズ
アルデヒドから、 5′−ベンジルアミノ−5′−デオキシチミジン、融点
133〜135℃。
ルウリジン及びo−トルアルデヒドから、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(2−メ
チルベンジルアミノ)ウリジン、融点157〜157
℃;及び b)5′−アミノ−5′−デオキシチミジン及びベンズ
アルデヒドから、 5′−ベンジルアミノ−5′−デオキシチミジン、融点
133〜135℃。
実施例7 メタノール28ml及び水9ml中の5′−アミノ−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン0.45gの氷
冷された溶液にシアノ水素化ホウ素ナトリウム0.17
g、次に2−(2,4−ジクロロフエノキシ)プロピオ
ンアルデヒド0.5gを加えた。混合物を室温にし、次
に室温で3日間攪拌した。溶液を濃縮してメタノールを
除去し、水200mlで希釈し、塩化メチレン15mlで3
回抽出した。合液した抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥
し、そして蒸発させた。残渣をシリカゲル上で、溶離剤
としてメタノール/塩化メチレン(1:12)を用いて
クロマトグラフイーにかけた。
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン0.45gの氷
冷された溶液にシアノ水素化ホウ素ナトリウム0.17
g、次に2−(2,4−ジクロロフエノキシ)プロピオ
ンアルデヒド0.5gを加えた。混合物を室温にし、次
に室温で3日間攪拌した。溶液を濃縮してメタノールを
除去し、水200mlで希釈し、塩化メチレン15mlで3
回抽出した。合液した抽出液を硫酸ナトリウム上で乾燥
し、そして蒸発させた。残渣をシリカゲル上で、溶離剤
としてメタノール/塩化メチレン(1:12)を用いて
クロマトグラフイーにかけた。
融点51〜61℃の2′,5′−ジデオキシ−5−エチ
ル−5′−[2(RS)−(2,4−ジクロロフエノキ
シ)プロピルアミノ]ウリジン0.26gが得られた。
ル−5′−[2(RS)−(2,4−ジクロロフエノキ
シ)プロピルアミノ]ウリジン0.26gが得られた。
出発物質として用いた2−(2,4−ジクロロフエノキ
シ)プロピオンアルデヒドは次の如くして製造した: テトラヒドロフラン(THF)中のボランの1M溶液4
3mlを窒素下で攪拌し、氷冷し、一方これにTHF40
ml中の2−(2,4−ジクロロフエノキシ)プロピオン
酸6.8gの溶液を滴下した。混合物を還流下で1時間
加熱沸騰させ、次に室温に冷却した。メタノール中の塩
化水素の飽和溶液22mlを滴下し、この溶液を還流下で
1時間加熱沸騰させた。混合物を蒸発させ、残渣をメタ
ノール中の塩化水素の飽和溶液22mlで処理した。還流
下で1時間加熱した後、混合物を蒸発させ、残渣を飽和
重炭酸ナトリウム溶液100ml及び塩化メチレン100
ml間に分配させた。層を分離し、水層を塩化メチレンで
抽出した。合液した有機抽出液を硫酸ナトリウム上で乾
燥し、蒸発させ、黄色油として2−(2,4−ジクロロ
フエノキシ)プロパノール6.4gを得た。
シ)プロピオンアルデヒドは次の如くして製造した: テトラヒドロフラン(THF)中のボランの1M溶液4
3mlを窒素下で攪拌し、氷冷し、一方これにTHF40
ml中の2−(2,4−ジクロロフエノキシ)プロピオン
酸6.8gの溶液を滴下した。混合物を還流下で1時間
加熱沸騰させ、次に室温に冷却した。メタノール中の塩
化水素の飽和溶液22mlを滴下し、この溶液を還流下で
1時間加熱沸騰させた。混合物を蒸発させ、残渣をメタ
ノール中の塩化水素の飽和溶液22mlで処理した。還流
下で1時間加熱した後、混合物を蒸発させ、残渣を飽和
重炭酸ナトリウム溶液100ml及び塩化メチレン100
ml間に分配させた。層を分離し、水層を塩化メチレンで
抽出した。合液した有機抽出液を硫酸ナトリウム上で乾
燥し、蒸発させ、黄色油として2−(2,4−ジクロロ
フエノキシ)プロパノール6.4gを得た。
塩化メチレン75ml中のオキザリルクロライド3.81
gの攪拌された溶液に窒素下にて−60℃乃至−50℃
でDMSO4.68gを加えた。2分後、塩化メチレン
40ml中の2−(2,4−ジクロロフエノキシ)プロパ
ノール6.4gの溶液を加えた。混合物を−60℃で更
に15分間攪拌し、次にトリエチルアミン13.7gで
処理した。更に−60℃で5分後、混合物を室温にし
た。水150mlを加え、層を分離した。水層を塩化メチ
レン150mlで抽出し、合液した有機抽出液を順次塩化
ナトリウム溶液、希釈塩酸、水、希釈炭酸ナトリウム溶
液及び水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして
蒸発させた。残渣をシリカゲル上で、溶離剤として酢酸
エチル/n−ヘキサン(1:4)を用いてクロマトグラ
フイーによつて精製した。融点87〜88℃の2−
(2,4−ジクロロフエノキシ)プロピオンアルデヒド
1.4gが得られた。
gの攪拌された溶液に窒素下にて−60℃乃至−50℃
でDMSO4.68gを加えた。2分後、塩化メチレン
40ml中の2−(2,4−ジクロロフエノキシ)プロパ
ノール6.4gの溶液を加えた。混合物を−60℃で更
に15分間攪拌し、次にトリエチルアミン13.7gで
処理した。更に−60℃で5分後、混合物を室温にし
た。水150mlを加え、層を分離した。水層を塩化メチ
レン150mlで抽出し、合液した有機抽出液を順次塩化
ナトリウム溶液、希釈塩酸、水、希釈炭酸ナトリウム溶
液及び水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして
蒸発させた。残渣をシリカゲル上で、溶離剤として酢酸
エチル/n−ヘキサン(1:4)を用いてクロマトグラ
フイーによつて精製した。融点87〜88℃の2−
(2,4−ジクロロフエノキシ)プロピオンアルデヒド
1.4gが得られた。
次の実施例は式Iの化合物を含む製薬学的調製物を説明
するものである。
するものである。
実施例8 次の成分を含む錠剤を普通の方法で製造することができ
た:成分 1錠当 式Iの化合物 100mg ラクトース 70mg トウモロコシ澱粉 70mg ポリビニルピロリドン 5mg ステアリン酸マグネシウム 5mg 錠剤重量 250mg
た:成分 1錠当 式Iの化合物 100mg ラクトース 70mg トウモロコシ澱粉 70mg ポリビニルピロリドン 5mg ステアリン酸マグネシウム 5mg 錠剤重量 250mg
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガレス・ジヨン・トマス イギリス国ハートフオードシヤー・ウエル ウイン・オークランズ・ウツドランドウエ イ 2ビー
Claims (15)
- 【請求項1】一般式 式中、AはC1〜8−アルキレンであり、 R1はハロゲン、C1〜4−アルキルまたはハロ−(C
1〜4−アルキル)であり、R2は水素、ヒドロキシま
たはC1〜4−アルカノイルオキシであり、R3は水素
またはC1〜4−アルキルであり、R4は未置換である
かまたはハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルキル、
C1〜4−アルコキシ、トリフルオロメチル、ニトロ及
びフエニルから選ばれる置換基で置換された、アリール
またはアリールオキシであり、そしてXはOまたはNH
である、 の化合物及びその互変異性体。 - 【請求項2】R4が未置換であるかまたはハロゲン、ヒ
ドロキシ、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキ
シ、トリフルオロメチル、ニトロ及びフエニルから選ば
れる置換基で置換されたアリールである特許請求の範囲
第1項記載の化合物。 - 【請求項3】AがC1〜4−アルキレンである特許請求
の範囲第1項または第2項記載の化合物。 - 【請求項4】R1がC1〜4−アルキルである特許請求
の範囲第1項、第2項または第3項記載の化合物。 - 【請求項5】R2がヒドロキシである特許請求の範囲第
1〜4項のいずれかに記載の化合物。 - 【請求項6】R3が水素またはメチルである特許請求の
範囲第1〜5項のいずれかに記載の化合物。 - 【請求項7】R4がジハロフエニルである特許請求の範
囲第1〜6項のいずれかに記載の化合物。 - 【請求項8】XがOである特許請求の範囲第1〜7項の
いずれかに記載の化合物。 - 【請求項9】Aが−CH2−、−CH2CH2−、−C
H(CH3)−または−CH2−CH(CH3)−であ
り、R1がエチルであり、R2がヒドロキシであり、R
3が水素またはメチルであり、R4が2,3−または
2,6−ジクロロフエニルであり、そしてXがOである
特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の化合物。 - 【請求項10】5′−(2,6−ジクロロベンジルアミ
ノ)−2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、 5′−[2−(2,6−ジクロロフエニル)エチルアミ
ノ]−2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン及
び 5′−(2,3−ジクロロベンジルアミノ)−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン から選ばれる特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項11】5′−(4−クロロベンジルアミノ)−
5′−デオキシチミジン、 5′−(2−ブロモベンジルアミノ)−2′,5′−ジ
デオキシ−5−エチルウリジン、 5′−[2−(2−ブロモフエニル)エチルアミノ]−
2′,5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[2−
(2,6−ジメチルフエニル)エチルアミノ]ウリジ
ン、 5′−(4−クロロベンジルアミノ)−2′,5′−ジ
デオキシ−5−エチルウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[1
(R)−フエニルエチルアミノ]ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[1
(S)−フエニルエチルアミノ]ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(N−メ
チルベンジルアミノ)ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(フエニ
ルエチルアミノ)ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−[2−
(2−メチルフエニル)エチルアミノ]ウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(N−メ
チルフエニルエチルアミノ)ウリジン、 5′−[1(S)−ベンジルエチルアミノ]−2′,
5′−ジデオキシ−5−エチルウリジン、 5′−ベンジルアミノ−2′,5′−ジデオキシ−5−
エチルウリジン、 2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−5′−(2−メ
チルベンジルアミノ)ウリジン、及び 5′−ベンジルアミノ−5′−デオキシチミジン から選ばれる特許請求の範囲第2項記載の化合物。 - 【請求項12】2′,5′−ジデオキシ−5−エチル−
5′−[2(RS)−(2,4−ジクロロフエノキシ)
プロピルアミノ]ウリジンである特許請求の範囲第1項
記載の化合物。 - 【請求項13】一般式 式中、R1はハロゲン、C1〜4−アルキルまたはハロ
−(C1〜4−アルキル)であり、R2は水素、ヒドロ
キシまたはC1〜4−アルカノイルオキシであり、Xは
OまたはNHであり、そしてR5はC1〜4−アルキル
あるいは未置換であるかまたはハロゲン、ヒドロキシ、
C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、トリフル
オロメチル、ニトロ及びフエニルから選ばれる置換基で
置換されたアリールである、 の化合物またはその互変異性体を昇温下で一般式 R3−NH−A−R4 III 式中、AはC1〜8−アルキレンであり、 R3は水素またはC1〜4−アルキルであり、そしてR
4は未置換であるかまたはハロゲン、ヒドロキシ、C
1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、トリフルオ
ロメチル、ニトロ及びフエニルから選ばれる置換基で置
換された、アリールまたはアリールオキシである、 の化合物と反応させることを特徴とする一般式 式中、A、R1、R2、R3、R4及びXは上記の意味
を有する、 の化合物またはその互換異性体の製造方法。 - 【請求項14】一般式 式中、R1はハロゲン、C1〜4−アルキルまたはハロ
−(C1〜4−アルキル)であり、R2は水素、ヒドロ
キシまたはC1〜4−アルカノイルオキシであり、そし
てR3は水素またはC1〜4−アルキルである、 の化合物またはその互換異性体に還元アルキル化によっ
て基R4−A−[ここでAはC1〜8−アルキレンであ
り、そしてR4は未置換であるかまたはハロゲン、ヒド
ロキシ、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、
トリフルオロメチル、ニトロ及びフエニルから選ばれる
置換基で置換された、アリールまたはアリールオキシで
ある]を導入することを特徴とする一般式 式中、A、R1、R2、R3、R4及びXは上記の意味
を有する、 の化合物またはその互換異性体の製造方法。 - 【請求項15】一般式 式中、AはC1〜8−アルキレンであり、 R1はハロゲン、C1〜4−アルキルまたはハロ−(C
1〜4−アルキル)であり、R2は水素、ヒドロキシま
たはC1〜4−アルカノイルオキシであり、R3は水素
またはC1〜4−アルキルであり、R4は未置換である
かまたはハロゲン、ヒドロキシ、C1〜4−アルキル、
C1〜4−アルコキシ、トリフルオロメチル、ニトロ及
びフエニルから選ばれる置換基で置換された、アリール
またはアリールオキシであり、そしてXはOまたはNH
である、 の化合物またはその互変異性体を有効成分として含有す
ることを特徴とする抗ウイルス剤。
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