JPH0642642U - 包装用仕切箱 - Google Patents
包装用仕切箱Info
- Publication number
- JPH0642642U JPH0642642U JP8366792U JP8366792U JPH0642642U JP H0642642 U JPH0642642 U JP H0642642U JP 8366792 U JP8366792 U JP 8366792U JP 8366792 U JP8366792 U JP 8366792U JP H0642642 U JPH0642642 U JP H0642642U
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- partition
- box
- pieces
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- plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、組み立ても容易であり、収容
物やその付属物の仕切りも確実に行なうことができるよ
うにする。 【構成】 箱を形成する二対の側面板10,12,1
4,16の底面側の縁から延長して底面を形成する二対
の底面板24,26,28,30を設け、この各底面板
から延長され折り返されて上記各底面板に重ねられる二
対の折り返し片25,27,29,31を設ける。組み
立て状態でこの底面板と折り返し片とが互いに挟み合っ
て底面を構成し、この二対の折り返し片のうちの一対の
折り返し片から延長され組み立て状態で箱の上方に向か
って突設される複数の仕切り片34,36からなる仕切
り構成部35,37を設ける。この一対の仕切り構成部
35,37から各々延長され折り曲げられ、組み立て状
態で箱内で互いに所定の間隔をおいて対面する一対の中
央仕切り板38,39を設ける。
物やその付属物の仕切りも確実に行なうことができるよ
うにする。 【構成】 箱を形成する二対の側面板10,12,1
4,16の底面側の縁から延長して底面を形成する二対
の底面板24,26,28,30を設け、この各底面板
から延長され折り返されて上記各底面板に重ねられる二
対の折り返し片25,27,29,31を設ける。組み
立て状態でこの底面板と折り返し片とが互いに挟み合っ
て底面を構成し、この二対の折り返し片のうちの一対の
折り返し片から延長され組み立て状態で箱の上方に向か
って突設される複数の仕切り片34,36からなる仕切
り構成部35,37を設ける。この一対の仕切り構成部
35,37から各々延長され折り曲げられ、組み立て状
態で箱内で互いに所定の間隔をおいて対面する一対の中
央仕切り板38,39を設ける。
Description
【0001】
この考案は、アンプル等のビンを内部に立てた状態で収容し、さらに、収納物 の説明書等の付属物を格納する格納部を設けた包装用仕切箱に関する。
【0002】
一般に、例えばアンプルビンを収納した包装用仕切箱は、内部のビンどうしが 搬送中にぶつかり合って傷ついたり割れたりしないように、中仕切りが設けれて いる。この中仕切りは、通常、板状の仕切り紙を、互いに上側と下側のスリット を利用して交差するように挟み合わせ、十字状にビンとビンの間にはさまれるよ うにしたものが使用されている。
【0003】 また、組み立てが容易で収納物の仕切りも確実にできるように、箱の一側面部 を形成する部分から延長させて中仕切り片を設け、この中仕切り片を箱の内側に 折り返し、この折り返した中仕切り片に所定の切り目を入れて、組み立てた状態 で上記折り返し片が開き、ビンを各々仕切り片で囲むようなスペースを形成する ものもある。さらに、この時、一対の中仕切り片を箱内に形成して、この一対の 中仕切り片の間に説明書等を差し込んでおく様にしたものも提案されている。
【0004】
上記従来の技術の前者の場合、ビンとビンとの間が仕切り紙一枚で区切られて いるだけであり、説明書等をビンの上に重ねて収納していたので、ビンの出し入 れの邪魔になり使用中に紛失したりするという問題があった。さらに、これら包 装用箱は、箱の上面と底面が開口したままでつぶした状態にして貼り上げたもの 量産し、ビン等の収納時にこれを広げ、底蓋を閉じてビン等を入れる様にしてい るが、この場合の箱の底蓋の組み立てが比較的工数がかかるものであった。また 、上記従来の技術の後者の場合、一対の仕切り片の組み立てに比較的工数がかか るとともに、上記と同様に、ビン等の収納時の箱の底面部の組み立てに糊付け及 び底面片の折り曲げ等の工数がかかるという問題があった。
【0005】 この考案は、上記従来の技術の問題点に鑑みて成されたもので、簡単な構成で 、組み立ても容易であり、収容物やその付属物の仕切りも確実に行なうことがで きる包装用仕切箱を提供することを目的とする。
【0006】
この考案は、箱を形成する二対の側面板の底面側の縁から延長して底面を形成 する二対の底面板が設けられ、この各底面板から延長され折り返されて上記各底 面板に重ねられる二対の折り返し片が形成され、組み立て状態でこの底面板と折 り返し片とが互いに挟み合って底面を構成し、この二対の折り返し片のうちの一 対の折り返し片から延長され組み立て状態で箱の上方に向かって突設される複数 の仕切り片からなる仕切り構成部が設けられ、この一対の仕切り構成部から各々 延長され折り曲げられ組み立て状態で箱内で互いに所定の間隔をおいて対面する 一対の中央仕切り板を設けて成る包装用仕切箱である。
【0007】
この考案の包装用仕切箱は、糊付けして箱を形成する際、貼り上げた状態から 側面部を広げる様にして立体に形成し、上面から突出した仕切り構成部を箱内部 に押し込むことにより、底面板と折り返し片とが底面を構成し、底面から上方に 突出して仕切りが形成され一対の中央仕切り板との間に空間部が形成される様に したものである。
【0008】
以下この考案の一実施例について図面に基づいて説明する。この実施例の包装 用仕切箱は、ブランクシートを打ち抜いて、図1に示すように、側面板10,1 2,14,16と、上蓋18、差し込み片19、フラップ20、22および、底 面板24,26,28,30が形成されている。さらに、各底面板24,26, 28,30の先端縁から続いて、各々折り返し片25,27,29,31が形成 されている。この底面板24,26,28,30と各折り返し片25,27,2 9,31との間の一側縁部には、くの字状に切り欠かれた切欠き部24a,26 a,28a,30aが形成されている。そして、折り返し片25,29の端縁に 続いて取り付け片32,33が形成され、折り返し片27には、組み立て状態で 複数の中仕切りを構成する複数の仕切り片34からなる仕切り構成部35が設け られ、折り返し片31にも、組み立て状態で複数の中仕切りを構成する複数の仕 切り片36からなる仕切り構成部37が設けられている。仕切り構成部35,3 7の先端縁から続いて、組み立て状態で各々箱中央部の仕切りとなる中央仕切り 板38,39が設けられている。また、仕切り構成部35,37の一側縁には、 糊付け片40,41が設けられ、中央仕切り板38,39の両側にも、各々糊付 け片42,43及び糊付け片44,45が設けられている。また、側面板16の 端縁部にも糊付け片46が設けられている。
【0009】 そして、側面板10,12,14,16及び糊付け片46は、各々折罫線50 ,51,52,53で区切られており、上蓋18は、折罫線54で側面板16と 区切られ、差し込み片19との間に折罫線55が形成されている。また、フラッ プ20,22と側面板10,14との間に、折罫線56,57が形成され、底面 板24,26,28,30と側面板10,12,14,16との間には、折罫線 60,61,62,63が形成されている。
【0010】 底面板24,26,28,30と折り返し片25,27,29,31との間に は切り込み64が形成された折罫線65,66,67,68が形成されている。 折罫線66,68の中央部には、折り曲げられずに組み立て状態で互いに互い違 いに内側に差し込まれて、各々対向する底面板30,26に係合する係合片70 ,71が形成されている。折り返し片25,29と取り付け片32,33との間 にも、切り込み64が形成された折罫線72,73が設けられ、折り返し片27 ,31と仕切り構成部35,37との間にも、切り込み64が形成された折罫線 74,75が設けられている。さらに、仕切り構成部35,37と中央仕切り板 38,39との間にも、切り込み64が形成された折罫線76,77が設けられ ている。
【0011】 また、仕切り構成部35,37には、各々複数の仕切り片34,36を区切る 各々複数の折罫線78,79が所定間隔で形成され、さらに、この複数の折罫線 78,79と交差する様に複数の切り込み80,81が斜めに設けられている。 中央仕切り板38,39とその両側の糊付け片42,43,44,45との間に も折罫線82,83,84,85が形成されている。
【0012】 この実施例の包装用仕切箱の組み立て方法について、図1ないし図7に基づい て説明する。なおここでは、図1がこの包装用仕切箱を展開したシートの表面側 を見たものであり、図1において、紙面表面側が凸になる折り方を正折りと称し 、その逆を逆折りと称す。先ず、図1,図2に示すように、折罫線60〜63を 正折りし、糊付け片40,41の表面側及び、仕切り構成部35,37の切り込 み80,81と折罫線78,79と折罫線76,77とで囲まれる部分の表側に 各々糊86を塗布する。さらに、糊付け片43の表面にも糊86を塗布する。そ して、折罫線76,77を逆折りして、糊付け片42,44の裏面側にも糊86 を塗布する。この後、折罫線52を正折りして、図3の状態にする。この状態で 、糊付け片45,46の表面に糊86を塗布する。
【0013】 そして、図3に示すように、折罫線50を正折りして図4の状態にする。この 状態で、箱を形成するために必要な糊付けは完了し、箱は扁平に折り畳まれた状 態に形成されている。図4の状態から、箱を形成するには、折罫線50,52を 互いに近付ける方向に押し、折罫線51,53を90度の角度に正折りする方向 に折曲げさせる。すると、図5に示す様に、箱の底面が開口し、底面板24,2 6,28,30及び折り返し片25,27,29,31は、側面10,12,1 4,16の各内面に折り返されたままであって、仕切り構成部35,37の各仕 切り片34,36が、各々糊付けされた部分を残して切り込み80,81で中央 仕切り板38,39から起こされる。さらに、中央仕切り板38,39も、糊付 け片42,43,44,45が取り付け片32,33に糊付けされた状態で、平 行に所定間隔開けて対面し、図5に示す状態となる。
【0014】 この状態から、仕切り構成部35,37を箱内に押し下げると、底面板24, 26,28,30と折り返し片25,27,29,31が折罫線65,66,6 7,68で各々正折りされ、箱の底面が底面板24,26,28,30で塞がれ る。この時、底面板24と折り返し片25の一端部が、底面板26と折り返し片 27の切欠き部26aにより、底面板26と折り返し片27との間に挟まれる様 に折り込まれ、完全に底面板24と折り返し片25が重なった状態でこの両者は 、底面板26と折り返し片27との間に一端部が挟み込まれる。さらに、底面板 26の他方は底面板28の切欠き部28aにより同様に折り返し片27とともに 隣接する底面板28と折り返し片29により挟み込まれ、各底面板24,26, 28,30及び折り返し片25,27,29,31は、各々上述の様に隣接する 底面板と折り返し片との間に一部が挟み込まれる。そして、底面板24,26, 28,30が底面を塞いだ状態で、係合片70,71が互いに対面する底面板3 0,26の内側の折り返し片31,27に係合し、確実に底面部を閉塞する。以 上の動作により図6に示す様な箱が出来上る。
【0015】 この包装用仕切箱は、ビン等の収納物を収容し、さらに、中央仕切り板38, 39の間に、説明書等の付属物を収納することができ、取扱性も良好なものであ る。さらに、組立時においては、上述の様に、糊付け及び折り曲げ等の作業を行 って貼り上げた後は、単に箱を押し開いて仕切り構成部を押し下げるだけで底面 部が形成され、糊付け等の作業が不要であり、ビン詰め時の工数を大幅に削減す ることができるものである。
【0016】 尚、この考案の包装用仕切箱は、上記実施例に限られず、仕切り構成部の形状 は適宜設定できるものであり、各仕切り片の形状も収納物に合わせて適宜設計で きるものである。
【0017】
【考案の効果】 この考案の包装用仕切箱は、収納物を収容する際の箱の形成作業が極めて簡単 であり、作業工数を大幅に削減することができ、しかも、一対の中央仕切り板の 間に付属物を収容することができ、付属品の収容が確実になされ、使用中に紛失 したりすることもなくなるものである。さらに、収容物の上に取扱説明書等の付 属物が載っていないので、収容物の取り出しも容易であり、収納状態でも、収納 物の上に置かれた付属物の偏り等が生ぜず、確実に収納物全体の保持が可能であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の包装用仕切箱の展開図で
ある。
ある。
【図2】この実施例の包装用仕切箱の組み立て工程を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】この実施例の包装用仕切箱の組み立て工程を示
す平面図である。
す平面図である。
【図4】この実施例の包装用仕切箱の組み立て工程を示
す平面図である。
す平面図である。
【図5】この実施例の包装用仕切箱の組み立て工程を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】この実施例の包装用仕切箱の斜視図である。
10,12,14,16 側面板 24,26,28,30 底面板 25,27,29,31 折り返し片 34,36 仕切り片 35,37 仕切り構成部 38,39 中央仕切り板
Claims (2)
- 【請求項1】 箱を形成する二対の側面板の底面側の端
縁から延長して底面を形成する二対の底面板が設けら
れ、この各底面板から延長され折り返されて上記各底面
板に重ねられる二対の折り返し片が形成され、この底面
板と折り返し片とが組み立て状態で互いに挟み合って底
面を構成し、この二対の折り返し片のうちの一対の折り
返し片から延長され組み立て状態で箱の上方に向かって
突設される複数の仕切り片からなる仕切り構成部が設け
られ、この一対の仕切り構成部から各々延長され折り曲
げられて組み立て状態で箱内で互いに所定の間隔をおい
て対面する一対の中央仕切り板が設けられたことを特徴
とする包装用仕切箱。 - 【請求項2】 上記仕切り構成部の仕切り片は、上記折
り返し片と中央仕切り板との間に斜めに形成された切り
込みに沿って設けられ、組立時の箱体の形成と同時に起
こされることを特徴とする請求項1記載の包装用仕切
箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8366792U JPH0642642U (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 包装用仕切箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8366792U JPH0642642U (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 包装用仕切箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642642U true JPH0642642U (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=13808825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8366792U Pending JPH0642642U (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 包装用仕切箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642642U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4086713B2 (ja) * | 2002-05-27 | 2008-05-14 | 日東電工株式会社 | 液晶セル基板 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP8366792U patent/JPH0642642U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4086713B2 (ja) * | 2002-05-27 | 2008-05-14 | 日東電工株式会社 | 液晶セル基板 |
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