JPH0640144Y2 - 荷役車両用コンテナ - Google Patents
荷役車両用コンテナInfo
- Publication number
- JPH0640144Y2 JPH0640144Y2 JP3174290U JP3174290U JPH0640144Y2 JP H0640144 Y2 JPH0640144 Y2 JP H0640144Y2 JP 3174290 U JP3174290 U JP 3174290U JP 3174290 U JP3174290 U JP 3174290U JP H0640144 Y2 JPH0640144 Y2 JP H0640144Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- cargo handling
- handling device
- door
- opened
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本考案は荷役装置を装備した車両で輸送されるとともに
前記荷役装置にて積卸しされるコンテナの分野で利用さ
れるものである。
前記荷役装置にて積卸しされるコンテナの分野で利用さ
れるものである。
(b)従来の技術 従来、コンテナに塵芥等を効率より積込む方法として特
開昭51-49572号が知られている。
開昭51-49572号が知られている。
すなわち、車体枠の後部に荷箱をヒンジ結合して荷役を
傾動可能とし、前記荷役の前面には入口を後面には出口
をそれぞれ設けるとともに開閉扉にて開閉できるように
なっている。
傾動可能とし、前記荷役の前面には入口を後面には出口
をそれぞれ設けるとともに開閉扉にて開閉できるように
なっている。
前記構造により荷箱内に積込む場合には荷箱を垂直位置
まで回動させ、開閉扉を回動させて入口を開き、上方よ
り荷箱に投入する。
まで回動させ、開閉扉を回動させて入口を開き、上方よ
り荷箱に投入する。
荷箱内から排出する場合には開閉扉を回動させて出口を
開き、その出口から排出する。
開き、その出口から排出する。
(c)考案が解決しようとする課題 ところが前記構造では荷箱が車体枠にヒンジ結合されて
いるために、荷箱への積込み作業を行なっている間に車
体枠は荷箱から離れることができず、車体枠の作業効率
が低下するという問題があった。本考案は前記積込み作
業を阻害することなく、車両の作業効率を高めることが
できる荷役車両用コンテナを提供するものである。
いるために、荷箱への積込み作業を行なっている間に車
体枠は荷箱から離れることができず、車体枠の作業効率
が低下するという問題があった。本考案は前記積込み作
業を阻害することなく、車両の作業効率を高めることが
できる荷役車両用コンテナを提供するものである。
(d)課題を解決するための手段 本考案は車両に装備された荷役装置にて積卸しされると
ともに前記荷役装置のダンプ動作にて後方扉を開いて収
容物を後方に排出しうるコンテナにおいて、前記コンテ
ナの前壁の一部若しくは全部の投入口を前部扉にて開閉
可能にするとともにコンテナの前方に前記荷役装置と係
脱可能な係合部材を設けたことを特徴とするものであ
る。
ともに前記荷役装置のダンプ動作にて後方扉を開いて収
容物を後方に排出しうるコンテナにおいて、前記コンテ
ナの前壁の一部若しくは全部の投入口を前部扉にて開閉
可能にするとともにコンテナの前方に前記荷役装置と係
脱可能な係合部材を設けたことを特徴とするものであ
る。
(e)作用 コンテナの積込み作業は、コンテナを荷役装置にて車体
から卸し、地上に卸されたコンテナを略垂直位置に回動
させるとともに前部扉を開く。
から卸し、地上に卸されたコンテナを略垂直位置に回動
させるとともに前部扉を開く。
開かれた投入口から収集若しくは処理された物を投入す
る。
る。
コンテナが満杯になると前部扉を閉じるとともにコンテ
ナを元の位置に戻す。
ナを元の位置に戻す。
前部扉を閉じた後はコンテナ前方の係合部材を荷役装置
に係合し、この荷役装置にて車体に積込む、コンテナか
ら排出する場合には、コンテナを積込んだ状態で荷役装
置をダンプ作動させ、それとともに後部扉を開いてコン
テナ後方に排出する。
に係合し、この荷役装置にて車体に積込む、コンテナか
ら排出する場合には、コンテナを積込んだ状態で荷役装
置をダンプ作動させ、それとともに後部扉を開いてコン
テナ後方に排出する。
(f)実施例 以下本考案の実施例を図面にて説明すると、(1)は破
砕処理された廃棄物を収容する箱状のコンテナで、該コ
ンテナ(1)の後部には上方回動可能な後部扉(2)を
設け、後部扉(2)にて排出口(3)を開閉するように
なっている。
砕処理された廃棄物を収容する箱状のコンテナで、該コ
ンテナ(1)の後部には上方回動可能な後部扉(2)を
設け、後部扉(2)にて排出口(3)を開閉するように
なっている。
(4)は後部扉(2)下部を固縛するロック装置であ
る。
る。
前記コンテナ(1)の前部には前壁(5)が有り、前壁
(5)の下部には観音開き式の前部扉(6)(6)を設
け、この前部扉(6)(6)にて投入口(7)を開閉す
るようになっている。
(5)の下部には観音開き式の前部扉(6)(6)を設
け、この前部扉(6)(6)にて投入口(7)を開閉す
るようになっている。
前記前部扉(6)(6)には左右の前部扉(6)(6)
を結合するための固縛部材(8)を設けてある。
を結合するための固縛部材(8)を設けてある。
また前部扉(6)(6)には前部扉(6)(6)を所定
角度回動位置で支持するストッパ(9)(9)を回動可
能に設けてある。
角度回動位置で支持するストッパ(9)(9)を回動可
能に設けてある。
前記前部扉(6)(6)上方の前壁(5)には係合部材
(10)を突出させ、この係合部材(10)に後述する荷役
装置(11)を係合させて車体(12)への積卸しができる
ようになっている。
(10)を突出させ、この係合部材(10)に後述する荷役
装置(11)を係合させて車体(12)への積卸しができる
ようになっている。
(13)はコンテナ(1)を輸送するための荷役車両で、
該荷役車両(13)は車体(12)に荷役装置(11)を設け
たものである。
該荷役車両(13)は車体(12)に荷役装置(11)を設け
たものである。
前記荷役装置(11)は第2図及び第3図に示すように直
線状のダンプフレーム(14)とL字形の回動フレーム
(15)とを軸支し、ダンプフレーム(14)を車体(12)
後部に軸支し、前記回動フレーム(15)の先端には前記
係合部材(10)に係合するフック(16)を設け、回動フ
レーム(15)と車体(12)との間にはシリンダ(17)を
設けてある。
線状のダンプフレーム(14)とL字形の回動フレーム
(15)とを軸支し、ダンプフレーム(14)を車体(12)
後部に軸支し、前記回動フレーム(15)の先端には前記
係合部材(10)に係合するフック(16)を設け、回動フ
レーム(15)と車体(12)との間にはシリンダ(17)を
設けてある。
前記荷役装置(11)は第2図のごとくダンプフレーム
(14)の係合片(18)をコンテナ(1)の突起部(19)
に係合させない状態でシリンダ(17)を伸長させると回
動アーム(15)のみが回動するようになっている。
(14)の係合片(18)をコンテナ(1)の突起部(19)
に係合させない状態でシリンダ(17)を伸長させると回
動アーム(15)のみが回動するようになっている。
また第3図の如く係合片(18)を突起部(19)に係合さ
せた状態でシリンダ(17)を伸長させるとダンプフレー
ム(14)と回動アーム(15)とが一体となって回動する
ようになっている。
せた状態でシリンダ(17)を伸長させるとダンプフレー
ム(14)と回動アーム(15)とが一体となって回動する
ようになっている。
第1図はコンテナに塵芥を積込む際の配置で、下部プラ
ットホーム(20)にはL字形の支持フレーム(21)とリ
ンク(22)とシリンダ(23)とから成る回動装置(24)
が設けられ、前記支持フレーム(21)にコンテナ(1)
を載せ、シリンダ(23)を伸長させることによりコンテ
ナ(1)を垂直状態にさせることができるようになって
いる。
ットホーム(20)にはL字形の支持フレーム(21)とリ
ンク(22)とシリンダ(23)とから成る回動装置(24)
が設けられ、前記支持フレーム(21)にコンテナ(1)
を載せ、シリンダ(23)を伸長させることによりコンテ
ナ(1)を垂直状態にさせることができるようになって
いる。
上部プラットホーム(25)には破砕機(26)とコンベア
(27)が設けられ破砕機(26)にて破砕処理された塵芥
をシュート(28)にてコンベア(27)に導き、このコン
ベア(27)にて垂直状態のコンテナ(1)の上方に塵芥
を導くようになっている。
(27)が設けられ破砕機(26)にて破砕処理された塵芥
をシュート(28)にてコンベア(27)に導き、このコン
ベア(27)にて垂直状態のコンテナ(1)の上方に塵芥
を導くようになっている。
第6図はコンテナの他の実施例でコンテナ(1)の前壁
全体を投入口開閉用の前部扉(29)(29)とし、コンテ
ナ(1)の側壁(30)(30)にコ字形の回動枠(31)を
上方回動可能に設け、前記回動枠(31)の前部にブラケ
ット(32)(32)を介して係合部材(33)を設けてあ
る。
全体を投入口開閉用の前部扉(29)(29)とし、コンテ
ナ(1)の側壁(30)(30)にコ字形の回動枠(31)を
上方回動可能に設け、前記回動枠(31)の前部にブラケ
ット(32)(32)を介して係合部材(33)を設けてあ
る。
また回動枠(31)の左右にはストッパ(34)(34)を設
けてある。
けてある。
前記回動枠(31)はコンテナ積卸し時には実線位置で荷
役装置と係合可能で、コンテナへの積込み時には一点鎖
線位置で前部扉(29)(29)を開閉可能とし、所定回動
位置にてストッパ(34)(34)に当り、支持されるよう
になっている。
役装置と係合可能で、コンテナへの積込み時には一点鎖
線位置で前部扉(29)(29)を開閉可能とし、所定回動
位置にてストッパ(34)(34)に当り、支持されるよう
になっている。
第7図はコンテナの他の実施例で、コンテナ(1)の前
壁全体を投入口開閉用の前部扉(35)(35)とし、左右
の前部扉(35)(35)は固縛部材(36)とロック部材
(37)(37)とにてコンテナ(1)にロックし、前記前
部扉(35)(35)に係合ブラケット(38)(38)を突出
させ、この係合ブラケット(38)(38)に係合部材(3
9)を取外し可能に設けてある。
壁全体を投入口開閉用の前部扉(35)(35)とし、左右
の前部扉(35)(35)は固縛部材(36)とロック部材
(37)(37)とにてコンテナ(1)にロックし、前記前
部扉(35)(35)に係合ブラケット(38)(38)を突出
させ、この係合ブラケット(38)(38)に係合部材(3
9)を取外し可能に設けてある。
本考案は前記の如き構成で次に作用について説明する
と、まず第2図実線位置からシリンダ(17)を伸長させ
てコンテナ(1)を下部プラットホーム(20)に卸す。
と、まず第2図実線位置からシリンダ(17)を伸長させ
てコンテナ(1)を下部プラットホーム(20)に卸す。
下部プラットホーム(20)に卸されたコンテナ(1)は
支持フレーム(21)に載せられ、回動装置(24)にて垂
直状態に回動される。
支持フレーム(21)に載せられ、回動装置(24)にて垂
直状態に回動される。
コンテナ(1)の前部扉(6)(6)は回動前若しくは
後で開き、ストッパ(9)(9)にて支持する。
後で開き、ストッパ(9)(9)にて支持する。
この状態で破砕機(26)からの塵芥をコンベア(27)に
てコンテナ(1)の投入口(7)に投入する。
てコンテナ(1)の投入口(7)に投入する。
その際、塵芥が左右に零れようとするが前部扉(6)
(6)にて投入口(7)に導かれるようになっている。
コンテナ(1)が満杯になると前部扉(6)(6)を閉
じ、回動装置(24)にてコンテナ(1)を水平状態に戻
す。水平状態に戻されたコンテナ(1)は第2図の逆作
動にて荷役装置(11)にて車体(12)に搭載し、所定の
場所まで輸送する。
(6)にて投入口(7)に導かれるようになっている。
コンテナ(1)が満杯になると前部扉(6)(6)を閉
じ、回動装置(24)にてコンテナ(1)を水平状態に戻
す。水平状態に戻されたコンテナ(1)は第2図の逆作
動にて荷役装置(11)にて車体(12)に搭載し、所定の
場所まで輸送する。
所定の場所にて排出する場合には第3図の如く係合片
(18)を突起部(19)に係合し、ロック装置(4)を外
し、シリンダ(17)を伸長させる。
(18)を突起部(19)に係合し、ロック装置(4)を外
し、シリンダ(17)を伸長させる。
それによりコンテナ(1)をダンプさせ後部扉(2)を
開き、排出口(3)より排出させる。
開き、排出口(3)より排出させる。
(g)考案の効果 以上の如く本考案はコンテナ前後に前部扉と後部扉を設
け、コンテナへの積込み時には垂直状態にして前部扉を
開いて投入できるようにしたので効率よく積込み作業を
行なうことができる。
け、コンテナへの積込み時には垂直状態にして前部扉を
開いて投入できるようにしたので効率よく積込み作業を
行なうことができる。
またコンテナには係合部材を設け、車体に積卸しできる
ようにしたので、コンテナへの積込み作業中に車体は別
の作業、例えば別のコンテナの輸送を行なうことがで
き、車体の作業効率を高めることができる。
ようにしたので、コンテナへの積込み作業中に車体は別
の作業、例えば別のコンテナの輸送を行なうことがで
き、車体の作業効率を高めることができる。
第1図は使用状態の配置図、第2図及び第3図はコンテ
ナを車体に搭載した際の作動図、第4図は第1図のA-A
図、第5図はコンテナの前部斜視図、第6図及び第7図
は他の実施例である。 (1)はコンテナ、(2)は後部扉、(3)は排出口、
(6)は前部扉、(7)は投入口、(10)は係合部材。
ナを車体に搭載した際の作動図、第4図は第1図のA-A
図、第5図はコンテナの前部斜視図、第6図及び第7図
は他の実施例である。 (1)はコンテナ、(2)は後部扉、(3)は排出口、
(6)は前部扉、(7)は投入口、(10)は係合部材。
Claims (1)
- 【請求項1】車両に装備された荷役装置にて積卸しされ
るとともに前記荷役装置のダンプ動作にて後方扉を開い
て収容物を後方に排出しうるコンテナにおいて、前記コ
ンテナの前壁の一部若しくは全部の投入口を前部扉にて
開閉可能にするとともにコンテナの前方に前記荷役装置
と係脱可能な係合部材を設けてなる荷役車両用コンテ
ナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3174290U JPH0640144Y2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 荷役車両用コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3174290U JPH0640144Y2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 荷役車両用コンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03123888U JPH03123888U (ja) | 1991-12-16 |
JPH0640144Y2 true JPH0640144Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31534535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3174290U Expired - Lifetime JPH0640144Y2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 荷役車両用コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640144Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWM297623U (en) * | 2006-04-04 | 2006-09-21 | Apple Ju Studio Inc | Mobile stool for animals |
JP4576404B2 (ja) * | 2007-07-09 | 2010-11-10 | 株式会社丸菱バイオエンジ | 犬用排泄物回収具 |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP3174290U patent/JPH0640144Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03123888U (ja) | 1991-12-16 |
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