[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH0640890Y2 - オイルクーラー - Google Patents

オイルクーラー

Info

Publication number
JPH0640890Y2
JPH0640890Y2 JP1099389U JP1099389U JPH0640890Y2 JP H0640890 Y2 JPH0640890 Y2 JP H0640890Y2 JP 1099389 U JP1099389 U JP 1099389U JP 1099389 U JP1099389 U JP 1099389U JP H0640890 Y2 JPH0640890 Y2 JP H0640890Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
oil cooler
bypass valve
cooler
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1099389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02103107U (ja
Inventor
美幸 松本
直樹 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP1099389U priority Critical patent/JPH0640890Y2/ja
Publication of JPH02103107U publication Critical patent/JPH02103107U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0640890Y2 publication Critical patent/JPH0640890Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、オイルクーラーに関する。
(従来の技術) 従来オイルクーラーは、オイルを冷やすため通常一個設
けられている。しかし、冷間時のオイル温度の上昇を図
る,即ち、暖機性向上のため、またクーラー通油抵抗が
大によるオイルづまりを防止するため、オイル出入口を
バイパスバルブで連通させているものがある。(例えば
実開昭60-19708号公報) しかし、このバイパスバルブにはサーモペレット(T/
S)がついているだけであり、冷損低減のための高温制
御等が出来なかった。
(考案が解決しようとする問題点) そこでこの考案は、オイルクーラーを二個設け、これら
各オイルクーラーのバイパスバルブの設定位置と、バイ
パスバルブの開弁値とを工夫することにより高温制御を
可能にし、冷損低減が図れ、燃費の向上が図れるオイル
クーラーを提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 以下、この考案の一実施例を説明すると、オイルクーラ
ーを複数個設け、それぞれをパイプ等の流路部材で接続
するとともに、それぞれのオイルクーラーの上流側に入
口と出口をバイパスするバルブを設け、下流側に位置す
るオイルクーラーのバルブに対し、上流側に位置するオ
イルクーラーのバルブの開弁値を高く、もしくは、開弁
値を低く設定したものより構成される。
(実施例) 次にこの考案の実施例を第1図および第2図に従って説
明すると、オイルクーラを二個設け、上流側のオイルク
ーラー(1),下流側のオイルクーラー(2)のそれぞ
れパイプ等の流路材(3)で接続し、上流側の出入口
(IN),(OUT)にはそれぞれバイパスするバイパスバ
ルブ(T1)(T2)を設け、該バイパスバルブ開弁圧力は
T1<T2となるように設定する。
尚、バイパスバルブは第3図に示すようにオイルクーラ
ーの上流側であってタンクAとタンクB間に設けるもの
であり、オイルの粘度に抗するようスプリング(10)を
用い圧力で開弁するものを開示したが、第4図のように
温度を利用する場合には設定温度の異なるワックス(1
1)を設け、開弁設定温度はT1>T2になるよう構成して
もよい。
なお、(12)はワックス(11)を押えるスプリングで
(B)はバイパスバルブT′2をワックス(11)に対し
て反対方向に付勢するスプリングである。
また、(4)はラジエーターであり、この雰囲気温度に
より極寒時に油温の上昇を図り暖機性能を向上させるも
のである。
(作用) 次にこの考案の作用を説明すると、まず、第3図に示す
オイル粘度に抗するようスプリングを用い圧力で開弁す
るものでは、極冷間時はオイル粘度大のため通油抵抗大
となりオイルクーラー(1)のバイパスバルブ(T2)を
開弁し、オイルは流れる。(第2図a) 更に、オイル温度が上昇するとオイル粘度が低下し、通
油抵抗がバイパスバルブ開弁圧より低下するためオイル
はオイルクーラー(1)からオイルクーラー(2)へと
流れる。ところがオイルクーラー(2)のバイパスバル
ブ(T1)の開弁値はバイパスバルブ(T2)より低く設定
しているため、オイルクーラー(2)のバイパスバルブ
(T1)を開弁し、オイルはオイルクーラー(1)へと流
れる。(第2図b) この際オイルクーラー(1)のバイパスバルブ開弁圧力
がオイルクーラー(2)のものより低いとオイルクーラ
ー(1)のバイパスバルブが開弁したままとなり、オイ
ルはオイルクーラー(1)(2)へ流れず、オイルの冷
却ができなくなるため、オイルクーラー(1)のバイパ
スバルブ開弁圧力はオイルクーラー(2)のものより高
く設定しておかなければならない。
オイルクーラー(2)の温度がさらに上昇するとオイル
クーラー(2)の通油抵抗がオイルクーラー(2)のバ
イパスバルブ開弁圧力を下まわり、オイルはオイルクー
ラー(2)からオイルクーラー(1)へと戻りエンジン
へ供給されものである。(第2図c) 次に、第4図に示すオイルの温度によって開閉するサー
モペレットタイプのものについて説明する。極冷間時は
オイルの温度が低いのでオイルクーラー(1)のバイパ
スバルブ(T′2)は開弁しているのでオイルは第2図
(a)のように流れる。
更に、オイルの温度が上昇するとバイパスバルブ(T′
2)は閉弁し、オイルクーラー(1)からオイルクーラ
ー(2)へと流れる。ところが、オイルクーラー(2)
のバイパスバルブ(T′1)の閉弁値はバイパスバルブ
(T′2)より高く設定しているため、オイルクーラー
(2)のバイパスバルブ(T′1)は開弁しているの
で、このバルブ(T′1)を通過してオイルはオイルク
ーラー(1)へと流れる。(第2図b) この際、オイルクーラー(1)のバイパスバルブの閉弁
値がオイルクーラー(2)のものより高いとオイルクー
ラー(1),(2)へオイルが流れず、オイルの冷却が
できなくなるため、オイルクーラー(1)のバイパスバ
ルブ閉弁値はオイルクーラー(2)のものより低く設定
しておかなければならない。
オイルの温度がさらに上昇するとバイパスバルブ(T′
1)が閉弁し、オイルはオイルクーラー(2)からオイ
ルクーラー(1)へと戻りエンジンへ供給される。(第
2図c) 〔考案の効果〕 この考案によると、高負荷時の冷却性向上と低負荷時の
油温確保が出来、燃費の改善が図れ、また、オイルクー
ラーの容量がコンパクトになり、狭いスペースでの配置
が可能である等、極めて有益なる効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す一部欠截側面図、
第2図(a)(b)(c)は、この考案の使用状態を説
明するそれぞれ説明図、第3図,第4図は、この考案の
一実施例を示すオイルクーラーの断面図である。 1,2……オイルクーラー、3……流路材、4……ラジエ
ーター、 T1,T′1,T2,T′2……バイパスバルブ、IN……入口、OU
T……出口、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オイルクーラーを複数個設け、それぞれを
    パイプ等の流路部材で接続するとともに、それぞれのオ
    イルクーラーの上流側に入口と出口をバイパスするバル
    ブを設け、下流側に位置するオイルクーラーのバルブに
    対し、上流側に位置するオイルクーラーのバルブの開弁
    値を高く、もしくは、開弁値を低く設定したことを特徴
    とするオイルクーラー。
JP1099389U 1989-01-31 1989-01-31 オイルクーラー Expired - Lifetime JPH0640890Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1099389U JPH0640890Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 オイルクーラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1099389U JPH0640890Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 オイルクーラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02103107U JPH02103107U (ja) 1990-08-16
JPH0640890Y2 true JPH0640890Y2 (ja) 1994-10-26

Family

ID=31219153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1099389U Expired - Lifetime JPH0640890Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 オイルクーラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0640890Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02103107U (ja) 1990-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0768897B2 (ja) エンジンの冷却装置
US4337737A (en) Temperature regulator for oil cooling system
KR100353917B1 (ko) 열교환기의 바이패스밸브
US5275231A (en) Cooling system for an automotive engine
JPS60104713A (ja) 内燃機関用冷却装置
JP2009515088A (ja) 回路システム、混合器
JP2007107522A5 (ja)
US8104581B2 (en) Oil module for an internal combustion engine
CA1172118A (en) Cooling liquid temperature control system for internal combustion engine
US20070271910A1 (en) Heat Exchange Tube Bundle for Regulating the Temperature of the Gases Entering an Internal Combustion Engine of a Motor Vehicle
JPS5884276A (ja) 流体で冷却される内燃機関の冷媒循環路におけるサ−モスタツトで制御される弁
US4517929A (en) Self-adjusting cooling system for diesel engines
US6491001B1 (en) Fluid circuit arrangement
RU2082890C1 (ru) Система охлаждения для автомобильного двигателя
JP2002227646A (ja) Egrクーラ付きエンジン
JPH03500436A (ja) 過給ピストン内燃機関の冷却装置
JPH0640890Y2 (ja) オイルクーラー
US4550692A (en) Cooling system
JPH06272558A (ja) 自動変速機用オイルクーラ
JP2559230Y2 (ja) エンジン冷却装置
JPH06272751A (ja) 自動変速機用オイルクーラ
JPS61237820A (ja) パネルラジエ−タの液温制御装置
JP2551491Y2 (ja) 自動車用エンジンの水温制御構造
JP4163985B2 (ja) エンジンの冷却系回路
JPS6137998Y2 (ja)