JPH0639607A - フローティング切削とローラバニシングの複合加工工具 - Google Patents
フローティング切削とローラバニシングの複合加工工具Info
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- JPH0639607A JPH0639607A JP20156292A JP20156292A JPH0639607A JP H0639607 A JPH0639607 A JP H0639607A JP 20156292 A JP20156292 A JP 20156292A JP 20156292 A JP20156292 A JP 20156292A JP H0639607 A JPH0639607 A JP H0639607A
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- JP
- Japan
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- tool
- floating
- cutting
- guide
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- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 管材圧延加工、ホーニング加工等が不要と
し、作業工程及び作業時間を短縮し、製品高精度内径パ
イプの製造コストを大幅に低減するパイプ孔内面の精密
加工工具を提供する。 【構成】 荒びき及び仕上げ切削するフローティング切
削加工工具とローラバニシング加工工具とを軸方向に一
体に連結して形成され、該連結工具を被加工物パイプ孔
内で回転移動して加工させると、往きはフローティング
切削加工工具により荒びき及び仕上げ切削をし、戻りは
ローラバニシング加工工具により平滑かつ耐摩耗的に仕
上げ上げ得るごとく構成したフローティング切削とロー
ラバニシングの複合加工工具。
し、作業工程及び作業時間を短縮し、製品高精度内径パ
イプの製造コストを大幅に低減するパイプ孔内面の精密
加工工具を提供する。 【構成】 荒びき及び仕上げ切削するフローティング切
削加工工具とローラバニシング加工工具とを軸方向に一
体に連結して形成され、該連結工具を被加工物パイプ孔
内で回転移動して加工させると、往きはフローティング
切削加工工具により荒びき及び仕上げ切削をし、戻りは
ローラバニシング加工工具により平滑かつ耐摩耗的に仕
上げ上げ得るごとく構成したフローティング切削とロー
ラバニシングの複合加工工具。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイプ孔内面の精密加工
工具に関し、詳しくはフローティング切削加工工具とロ
ーラバニシング加工工具とを一体に連結したものであっ
て、パイプ孔内を回転移動させて加工すると、該内面を
往きはフローティング切削加工し、戻りはローラバニシ
ング加工して平滑かつ耐摩耗的に仕上げ得ることにした
フローティング切削とローラバニシングの複合加工工具
に関する。
工具に関し、詳しくはフローティング切削加工工具とロ
ーラバニシング加工工具とを一体に連結したものであっ
て、パイプ孔内を回転移動させて加工すると、該内面を
往きはフローティング切削加工し、戻りはローラバニシ
ング加工して平滑かつ耐摩耗的に仕上げ得ることにした
フローティング切削とローラバニシングの複合加工工具
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
高精度内径パイプの製作法としては、比較的太い径の被
加工物パイプのパイプ孔を中ぐり加工用工具により荒び
きした後、あるいは管材圧延加工を施した後に、回転砥
石により同パイプ孔内面をホーニング加工して仕上げる
方法が採用されている。しかしながら、そうした方法で
は、中ぐり加工作業は細径、長尺のパイプの荒びき・仕
上げ加工が困難であり、また管材の圧延加工もその作業
が容易でなく、そしてホーニング加工作業は長時間を要
するものである等の問題があった。そしてまた、パイプ
の用途によってパイプ内面に耐摩耗性が要求される場合
は、さらに2次的に表面硬化加工処理が施され、加工費
用が高くなる問題点を有していた。
高精度内径パイプの製作法としては、比較的太い径の被
加工物パイプのパイプ孔を中ぐり加工用工具により荒び
きした後、あるいは管材圧延加工を施した後に、回転砥
石により同パイプ孔内面をホーニング加工して仕上げる
方法が採用されている。しかしながら、そうした方法で
は、中ぐり加工作業は細径、長尺のパイプの荒びき・仕
上げ加工が困難であり、また管材の圧延加工もその作業
が容易でなく、そしてホーニング加工作業は長時間を要
するものである等の問題があった。そしてまた、パイプ
の用途によってパイプ内面に耐摩耗性が要求される場合
は、さらに2次的に表面硬化加工処理が施され、加工費
用が高くなる問題点を有していた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の課
題を解決するため、フローティング切削加工とローラバ
ニシング加工のそれぞれの長所に着目し、フローティン
グ切削加工工具とローラバニシング加工工具を一体に連
結し、被加工物パイプ孔内を回転移動させ、該内面を往
きはフローティング切削加工し、戻りはローラバニシン
グ加工して、中ぐり加工による荒びきや管材圧延加工及
びホーニング加工を不要とし、高効率で平滑かつ耐摩耗
的に仕上げ得るごとくした、新規なフローティング切削
とローラバニシングの複合加工工具を提供しようとする
ものである。すなわち本発明は、パイプ孔内面の精密加
工工具であって、荒びき及び仕上げ切削するフローティ
ング切削加工工具とローラバニシング加工工具とを軸方
向に一体に連結して形成され、該連結工具をパイプ孔内
で回転移動して加工させると、往きはフローティング切
削加工工具により荒びき及び仕上げ切削をし、戻りはロ
ーラバニシング加工工具により平滑かつ耐摩耗的に仕上
げ得るごとくした構成を特徴とするフローティング切削
とローラバニシングの複合加工工具である。
題を解決するため、フローティング切削加工とローラバ
ニシング加工のそれぞれの長所に着目し、フローティン
グ切削加工工具とローラバニシング加工工具を一体に連
結し、被加工物パイプ孔内を回転移動させ、該内面を往
きはフローティング切削加工し、戻りはローラバニシン
グ加工して、中ぐり加工による荒びきや管材圧延加工及
びホーニング加工を不要とし、高効率で平滑かつ耐摩耗
的に仕上げ得るごとくした、新規なフローティング切削
とローラバニシングの複合加工工具を提供しようとする
ものである。すなわち本発明は、パイプ孔内面の精密加
工工具であって、荒びき及び仕上げ切削するフローティ
ング切削加工工具とローラバニシング加工工具とを軸方
向に一体に連結して形成され、該連結工具をパイプ孔内
で回転移動して加工させると、往きはフローティング切
削加工工具により荒びき及び仕上げ切削をし、戻りはロ
ーラバニシング加工工具により平滑かつ耐摩耗的に仕上
げ得るごとくした構成を特徴とするフローティング切削
とローラバニシングの複合加工工具である。
【0004】また本発明のフローティング切削とローラ
バニシングの複合加工工具はフローティング切削加工工
具の先端外周には複数の荒びき工具を配設し、かつ荒び
き工具と互い違いに、解除自在な付勢手段を径方向に備
えたアジヤストガイドを配設し、その後方外周にはフロ
ーティングガイドと共にパイプ内径に倣って拡縮自在な
仕上げ削り工具を配設しかつ該フローティングガイドと
直交して、拡縮調整可能な固定ガイドを配設し、その後
端外周には案内と送油を兼用した揺動可能なスクリュー
ガイドを嵌設して前方のフローティング切削加工工具を
形成したことを特徴とする。また本発明のフローティン
グ切削とローラバニシングの複合加工工具は後方のロー
ラバニシング加工工具にはその外周に複数個のバニシン
グ用ローラが拡縮自在に挿着され、該加工工具のインナ
ーリングが前進方向に逆テーパに形成され、該インナー
リング上をテーパ状のバニシング加工法ローラが転動し
てなり、該加工用ローラが往きのとき、縮径し、戻りの
とき拡径されるごとくした構成を特徴とする。なお、フ
ローティング切削加工とは、固定されてなくフロート状
態の仕上げ削り工具でもって、被加工物パイプの内面に
倣いながら該内面を仕上げ切削する加工法であり、ま
た、ローラバニシング加工は高精度に仕上げたローラを
切削加工面に転圧して塑性変形させ、平滑かつ耐摩耗的
に仕上げる加工法である。
バニシングの複合加工工具はフローティング切削加工工
具の先端外周には複数の荒びき工具を配設し、かつ荒び
き工具と互い違いに、解除自在な付勢手段を径方向に備
えたアジヤストガイドを配設し、その後方外周にはフロ
ーティングガイドと共にパイプ内径に倣って拡縮自在な
仕上げ削り工具を配設しかつ該フローティングガイドと
直交して、拡縮調整可能な固定ガイドを配設し、その後
端外周には案内と送油を兼用した揺動可能なスクリュー
ガイドを嵌設して前方のフローティング切削加工工具を
形成したことを特徴とする。また本発明のフローティン
グ切削とローラバニシングの複合加工工具は後方のロー
ラバニシング加工工具にはその外周に複数個のバニシン
グ用ローラが拡縮自在に挿着され、該加工工具のインナ
ーリングが前進方向に逆テーパに形成され、該インナー
リング上をテーパ状のバニシング加工法ローラが転動し
てなり、該加工用ローラが往きのとき、縮径し、戻りの
とき拡径されるごとくした構成を特徴とする。なお、フ
ローティング切削加工とは、固定されてなくフロート状
態の仕上げ削り工具でもって、被加工物パイプの内面に
倣いながら該内面を仕上げ切削する加工法であり、ま
た、ローラバニシング加工は高精度に仕上げたローラを
切削加工面に転圧して塑性変形させ、平滑かつ耐摩耗的
に仕上げる加工法である。
【0005】
【実施例】以下に図面に基づき本発明のフローティング
切削とローラの複合加工工具の実施例を説明する。図1
は本発明のフローティング切削とローラの複合加工工具
の縦断面図であり、図2はフローティング切削加工工具
の前方側面図(図1のA矢視図)であり、図3はフローテ
ィングガイド部分の断面図(図1のB〜B断面図)であ
る。図4はスクリューガイド部分の断面図(図1のC〜
C断面図)であり、図5はスクリューガイドの外観図(図
4のD矢視図)であり、そして図6は被加工物パイプ孔
内面加工装置の全体説明図である。また図中、1は本発
明の複合加工工具、2はフローティング切削加工工具、
3はローラバニシング加工工具、4は先端部材、5は荒
びき工具、6はアジヤストガイド、7は取付溝、8は装
着溝、9は案内孔、10は板ばね、11はピン、12は
ボール、13は中心孔、14は移動軸、15はスライド
カム、16は凹カム、17は後方部材、18はフローテ
ィングガイド、19は四角孔、20a、20bはアダプタ
上及び下、21は仕上げ削り工具、22はガイド部材、
23はインナーカラー、24は当てボルト、25はテー
パ溝、26は固定ガイド、27は孔部、28は受けピ
ン、29は引張りスプリング、30はスクリューガイ
ド、30aはすり割り、31は受ナット、32は押ナッ
ト、33はブッシュ、34は油溝、35はライナー、3
6はキー、37はバニシング工具本体、38は軸受け、
39はインナーリング、40はアウターレース、41は
ローラ、42はスラストベアリング、43はナット、4
4はスプリング、45は連結カラー、46はスプリン
グ、47は加工パイプ、48は加工機、49はボーリン
グバー、50は作動軸、51はテーブル、52はパイプ
先端保持台、53はパイプ後端保持台、54は前保持
具、55は後保持具、56はボーリングバー受け、57
は注油口、58は排油口、59はねじ結合部、60はボ
ーリングバー挿着部である。
切削とローラの複合加工工具の実施例を説明する。図1
は本発明のフローティング切削とローラの複合加工工具
の縦断面図であり、図2はフローティング切削加工工具
の前方側面図(図1のA矢視図)であり、図3はフローテ
ィングガイド部分の断面図(図1のB〜B断面図)であ
る。図4はスクリューガイド部分の断面図(図1のC〜
C断面図)であり、図5はスクリューガイドの外観図(図
4のD矢視図)であり、そして図6は被加工物パイプ孔
内面加工装置の全体説明図である。また図中、1は本発
明の複合加工工具、2はフローティング切削加工工具、
3はローラバニシング加工工具、4は先端部材、5は荒
びき工具、6はアジヤストガイド、7は取付溝、8は装
着溝、9は案内孔、10は板ばね、11はピン、12は
ボール、13は中心孔、14は移動軸、15はスライド
カム、16は凹カム、17は後方部材、18はフローテ
ィングガイド、19は四角孔、20a、20bはアダプタ
上及び下、21は仕上げ削り工具、22はガイド部材、
23はインナーカラー、24は当てボルト、25はテー
パ溝、26は固定ガイド、27は孔部、28は受けピ
ン、29は引張りスプリング、30はスクリューガイ
ド、30aはすり割り、31は受ナット、32は押ナッ
ト、33はブッシュ、34は油溝、35はライナー、3
6はキー、37はバニシング工具本体、38は軸受け、
39はインナーリング、40はアウターレース、41は
ローラ、42はスラストベアリング、43はナット、4
4はスプリング、45は連結カラー、46はスプリン
グ、47は加工パイプ、48は加工機、49はボーリン
グバー、50は作動軸、51はテーブル、52はパイプ
先端保持台、53はパイプ後端保持台、54は前保持
具、55は後保持具、56はボーリングバー受け、57
は注油口、58は排油口、59はねじ結合部、60はボ
ーリングバー挿着部である。
【0006】本発明実施例のフローティング切削とロー
ラバニシングの複合加工工具1は前方のフローティング
切削加工工具2と後方のローラバニシング加工工具3と
を軸方向にねじ結合部59で一体に螺着連結している。
該複合加工工具1は専用加工機48においてパイプ47
の孔内面の精密仕上げ加工に使用される。また該複合加
工工具1のボーリングバー挿着部60をボーリングバー
49の先端に挿着し、パイプ47の孔内をR方向に回転
しながらG方向(往き方向)及びH方向(戻り方向)に移動
して加工を行うが、往きはフローティング切削加工工具
2の先端の荒びき工具5で荒びき加工され、次にその後
方の仕上げ削り工具21で仕上げ削り加工され、戻りは
ローラバニシング加工工具3のローラ41でローラバニ
シング加工され、平滑かつ耐摩耗的に仕上げられる。ま
たフローティング切削加工工具2は基本的には円柱状の
後方部材17の前面に先端部材4を螺結して形成され
る。先端部材4の先端外周には3個の荒びき工具5が1
20°ピッチにその取付溝7にビス止めされている。か
つそれぞれにはすくい面が形設されている。また該荒び
き工具5とは互い違いの3ケ所の径方向にそれぞれ案内
孔9が穿孔され、各案内孔9の頭部には軸方向に装着溝
が形削され、それぞれ砲金製のアジヤストガイド6が係
入されている。該アジヤストガイド6の後方は係止ボル
トで係止され、前方は、案内孔9内に埋入された板バネ
10の付勢力を受けて拡径方向に付勢されている。な
お、アジャストガイド6の後方下面は、後方へ少し削ぎ
取られてテーパ面に形成されている(図示せず)ため、
板バネ10の付勢力によるアジャストガイド6の拡径方
向への揺動を可能としている。
ラバニシングの複合加工工具1は前方のフローティング
切削加工工具2と後方のローラバニシング加工工具3と
を軸方向にねじ結合部59で一体に螺着連結している。
該複合加工工具1は専用加工機48においてパイプ47
の孔内面の精密仕上げ加工に使用される。また該複合加
工工具1のボーリングバー挿着部60をボーリングバー
49の先端に挿着し、パイプ47の孔内をR方向に回転
しながらG方向(往き方向)及びH方向(戻り方向)に移動
して加工を行うが、往きはフローティング切削加工工具
2の先端の荒びき工具5で荒びき加工され、次にその後
方の仕上げ削り工具21で仕上げ削り加工され、戻りは
ローラバニシング加工工具3のローラ41でローラバニ
シング加工され、平滑かつ耐摩耗的に仕上げられる。ま
たフローティング切削加工工具2は基本的には円柱状の
後方部材17の前面に先端部材4を螺結して形成され
る。先端部材4の先端外周には3個の荒びき工具5が1
20°ピッチにその取付溝7にビス止めされている。か
つそれぞれにはすくい面が形設されている。また該荒び
き工具5とは互い違いの3ケ所の径方向にそれぞれ案内
孔9が穿孔され、各案内孔9の頭部には軸方向に装着溝
が形削され、それぞれ砲金製のアジヤストガイド6が係
入されている。該アジヤストガイド6の後方は係止ボル
トで係止され、前方は、案内孔9内に埋入された板バネ
10の付勢力を受けて拡径方向に付勢されている。な
お、アジャストガイド6の後方下面は、後方へ少し削ぎ
取られてテーパ面に形成されている(図示せず)ため、
板バネ10の付勢力によるアジャストガイド6の拡径方
向への揺動を可能としている。
【0007】一方、工具2の中心には中心孔13が穿孔
され、該中心孔13内にはスライドカム体15が摺動自
在に嵌入されている。該スライドカム体15は中心を挿
通した移動軸14の先端に連結され、軸方向に往復され
る。また該スライドカム体15の外周には凹カム16が
凹設されていて、図1の状態ではボール12は外周面に
乗り上げているが、軸方向の移動により凹カム16の所
では落下するごとくなっている。ボール12はカム体1
5に乗り上げているときはピン11を介し、上方の板ば
ね10を圧縮付勢するが、凹カム16に落下すると板ば
ね10を圧縮から解放するので前記付勢を解除する。な
お移動軸14の後端には突当てカラー45が連結され、
ボーリングバー49の軸心を前後方向に油圧シリンダー
(図示せず)により移動自在な作動軸50に当接する。作
動軸50が前進すると移動軸14が前進してスライドカ
ム体15が前進しボール12を凹カム16に落下させて
解除する。逆に作動軸50が後退するとスプリング46
により移動軸14が後退し、ボール12はカム体15に
乗り上げて板ばね10を付勢する。なお、ブッシュ3
3、前後の軸受38、38は移動軸14を保持するため
にある。
され、該中心孔13内にはスライドカム体15が摺動自
在に嵌入されている。該スライドカム体15は中心を挿
通した移動軸14の先端に連結され、軸方向に往復され
る。また該スライドカム体15の外周には凹カム16が
凹設されていて、図1の状態ではボール12は外周面に
乗り上げているが、軸方向の移動により凹カム16の所
では落下するごとくなっている。ボール12はカム体1
5に乗り上げているときはピン11を介し、上方の板ば
ね10を圧縮付勢するが、凹カム16に落下すると板ば
ね10を圧縮から解放するので前記付勢を解除する。な
お移動軸14の後端には突当てカラー45が連結され、
ボーリングバー49の軸心を前後方向に油圧シリンダー
(図示せず)により移動自在な作動軸50に当接する。作
動軸50が前進すると移動軸14が前進してスライドカ
ム体15が前進しボール12を凹カム16に落下させて
解除する。逆に作動軸50が後退するとスプリング46
により移動軸14が後退し、ボール12はカム体15に
乗り上げて板ばね10を付勢する。なお、ブッシュ3
3、前後の軸受38、38は移動軸14を保持するため
にある。
【0008】後方部材17の前寄り側には四角孔19が
直径方向に貫通されていて、該四角孔19には上下方向
に2分したアダプタ20a、20bが摺動自在に嵌挿され
ている。また該アダプタ20a、20bの各先端すなわち
外周側には仕上げ削り工具21と砲金製ガイド部材22
が並べて取り付けられ、フローティングガイド18を形
成する。また該アダプタ上、下20a、20bにはそれぞ
れ中心方向に当てボルト24が螺着されており、中心の
移動軸14に被着された長方形状のインナーカラー23
の上下面に引張りスプリング29に引張られて縮径方向
に付勢当接している。なお該スプリング29は、各アダ
プタ20a、20bに穿設された孔部27に、受けピン2
8を植設して懸着される。また前記フローティングガイ
ド18と直交して外周面に一対の砲金製固定ガイド26
がテーパ溝25上に拡縮調整可能に配設されている。ま
た前記後方部材17の後端外周のテーパ部には受ナット
31と押ナット32の挟まれて砲金リング製のスクリュ
ーガイド30が拡縮可能に嵌設されている。該スクリュ
ーガイド30には、1個のすり割り30aが割設されて
いる。さらにその外周面には回転方向(R方向)に対して
左ヘリカル方向に油溝34が4条形設されていて、図6
において給油口57から排油口58側に向かって送給さ
れる切削油剤を積極的に前方の荒びき工具5及び仕上げ
削り工具21側に送り出す役目を果たし、本来の案内の
役目と兼用する。油溝34の設定角度は、15〜60゜
が好ましいが、本例では45゜にしている。また該スク
リューガイド30の外周案内面には、耐摩耗性の高い硬
質合金製のライナー35が固着されている。また36は
キーであり、Pは切削油剤の送給方向を示す。
直径方向に貫通されていて、該四角孔19には上下方向
に2分したアダプタ20a、20bが摺動自在に嵌挿され
ている。また該アダプタ20a、20bの各先端すなわち
外周側には仕上げ削り工具21と砲金製ガイド部材22
が並べて取り付けられ、フローティングガイド18を形
成する。また該アダプタ上、下20a、20bにはそれぞ
れ中心方向に当てボルト24が螺着されており、中心の
移動軸14に被着された長方形状のインナーカラー23
の上下面に引張りスプリング29に引張られて縮径方向
に付勢当接している。なお該スプリング29は、各アダ
プタ20a、20bに穿設された孔部27に、受けピン2
8を植設して懸着される。また前記フローティングガイ
ド18と直交して外周面に一対の砲金製固定ガイド26
がテーパ溝25上に拡縮調整可能に配設されている。ま
た前記後方部材17の後端外周のテーパ部には受ナット
31と押ナット32の挟まれて砲金リング製のスクリュ
ーガイド30が拡縮可能に嵌設されている。該スクリュ
ーガイド30には、1個のすり割り30aが割設されて
いる。さらにその外周面には回転方向(R方向)に対して
左ヘリカル方向に油溝34が4条形設されていて、図6
において給油口57から排油口58側に向かって送給さ
れる切削油剤を積極的に前方の荒びき工具5及び仕上げ
削り工具21側に送り出す役目を果たし、本来の案内の
役目と兼用する。油溝34の設定角度は、15〜60゜
が好ましいが、本例では45゜にしている。また該スク
リューガイド30の外周案内面には、耐摩耗性の高い硬
質合金製のライナー35が固着されている。また36は
キーであり、Pは切削油剤の送給方向を示す。
【0009】後方のローラバニシング加工工具3の円筒
状のバニシング工具本体37の外周にはインナーリング
39が固定されている。また該インナーリング39を被
うように円筒体のアウターレース40が装着されてい
る。該アウターレース40はスラストベアリング42、
ナット43、スプリング44を介して軸方向に若干移動
可能に保持されている。また該アウターレース40の外
周面には等ピッチに平行して複数個のローラ41の嵌合
孔が穿孔されている。また前記インナーリング39の外
周は前進方向(G方向)に逆テーパに形設されていて、該
テーパ面上にアウターレース40の嵌合孔に嵌挿された
テーパ状(G方向に対して)のバニシング加工用ローラ4
1が転動自在に当接している。従って、ローラバニシン
グ加工工具3が往き(G方向)のとき、該加工用ローラ4
1はパイプ47の孔内面に接触して抵抗を受ければ前記
インナーリング39の逆テーパ面を摺動してスプリング
44を圧縮し、縮径する。次に戻り(H方向)のときは、
前記インナーリング39の逆テーパ面を拡径方向に摺動
し、切削加工面を転圧して平滑に仕上げる。本発明の複
合加工工具1は以上の構成であるのでパイプ47孔内で
回転移動して加工させると、往き(G方向)はフローティ
ング切削加工工具2により荒びき及び仕上げ切削が可能
であり、戻り(H方向)はローラバニシング加工工具3に
より平滑かつ耐摩耗的な転圧仕上げが可能となる。
状のバニシング工具本体37の外周にはインナーリング
39が固定されている。また該インナーリング39を被
うように円筒体のアウターレース40が装着されてい
る。該アウターレース40はスラストベアリング42、
ナット43、スプリング44を介して軸方向に若干移動
可能に保持されている。また該アウターレース40の外
周面には等ピッチに平行して複数個のローラ41の嵌合
孔が穿孔されている。また前記インナーリング39の外
周は前進方向(G方向)に逆テーパに形設されていて、該
テーパ面上にアウターレース40の嵌合孔に嵌挿された
テーパ状(G方向に対して)のバニシング加工用ローラ4
1が転動自在に当接している。従って、ローラバニシン
グ加工工具3が往き(G方向)のとき、該加工用ローラ4
1はパイプ47の孔内面に接触して抵抗を受ければ前記
インナーリング39の逆テーパ面を摺動してスプリング
44を圧縮し、縮径する。次に戻り(H方向)のときは、
前記インナーリング39の逆テーパ面を拡径方向に摺動
し、切削加工面を転圧して平滑に仕上げる。本発明の複
合加工工具1は以上の構成であるのでパイプ47孔内で
回転移動して加工させると、往き(G方向)はフローティ
ング切削加工工具2により荒びき及び仕上げ切削が可能
であり、戻り(H方向)はローラバニシング加工工具3に
より平滑かつ耐摩耗的な転圧仕上げが可能となる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明のフローテ
ィング切削とローラバニシングの複合加工工具によれ
ば、被加工物パイプの往きの中ぐり加工のときフローテ
ィング切削加工工具により荒びきから仕上げ切削まで行
って微細に切削し、戻りのときローラバニシング加工工
具により該微細な切削面を転圧して平滑かつ耐摩耗的に
仕上げるごとくして、往復1行程で荒びきから精密仕上
げまでを完成させ得るから、パイプ内面の精密加工効率
を飛躍的に向上させることができる。従来技術では、管
材圧延加工あるいは中ぐり加工用工具により荒びきした
被加工物パイプに仕上げ削り及びホーニング加工をして
高精度内径パイプを製作していたが、本発明加工工具に
よれば管材圧延加工、ホーニング加工等が不要となり、
作業工程及び作業時間が短縮される結果、製品高精度内
径パイプの製造コストを大幅に低減することができる。
ィング切削とローラバニシングの複合加工工具によれ
ば、被加工物パイプの往きの中ぐり加工のときフローテ
ィング切削加工工具により荒びきから仕上げ切削まで行
って微細に切削し、戻りのときローラバニシング加工工
具により該微細な切削面を転圧して平滑かつ耐摩耗的に
仕上げるごとくして、往復1行程で荒びきから精密仕上
げまでを完成させ得るから、パイプ内面の精密加工効率
を飛躍的に向上させることができる。従来技術では、管
材圧延加工あるいは中ぐり加工用工具により荒びきした
被加工物パイプに仕上げ削り及びホーニング加工をして
高精度内径パイプを製作していたが、本発明加工工具に
よれば管材圧延加工、ホーニング加工等が不要となり、
作業工程及び作業時間が短縮される結果、製品高精度内
径パイプの製造コストを大幅に低減することができる。
【0011】また、本発明では往きのときにフローティ
ング切削加工をし、戻りのときにローラバニシング加工
をするこどくして加工抵抗を二分させているため、往方
向に両加工を同時に施す場合に加工機に締着された被加
工物パイプが振り回されてしまうという問題が生じな
く、かつ加工機の所要動力を小さくすることもできる。
上記においては、特にフローティング切削加工工具の先
端に付勢されたアジヤストガイドを付設した荒びき工具
を備え、その後方にフローティングガイドを付設した仕
上げ削り工具を備えたものにあっては、付勢されたアジ
ャストガイドが揺動してパイプ孔内面に倣い、摺動自在
なフローティングガイドの上下のアダプタが拡縮してパ
イプ孔内面に倣って荒びきから微細な仕上げ削りまでが
一貫して可能となる。さらに、フローティング切削加工
工具の後端にスクリューガイドを周設したものにあって
は、切削油剤を積極的に荒びき工具及び仕上げ削り工具
側に送り込み、削り屑を洗い出すから、美麗な切削面が
得られ爾後のローラバニシング加工の仕上げ効果を倍増
できる。
ング切削加工をし、戻りのときにローラバニシング加工
をするこどくして加工抵抗を二分させているため、往方
向に両加工を同時に施す場合に加工機に締着された被加
工物パイプが振り回されてしまうという問題が生じな
く、かつ加工機の所要動力を小さくすることもできる。
上記においては、特にフローティング切削加工工具の先
端に付勢されたアジヤストガイドを付設した荒びき工具
を備え、その後方にフローティングガイドを付設した仕
上げ削り工具を備えたものにあっては、付勢されたアジ
ャストガイドが揺動してパイプ孔内面に倣い、摺動自在
なフローティングガイドの上下のアダプタが拡縮してパ
イプ孔内面に倣って荒びきから微細な仕上げ削りまでが
一貫して可能となる。さらに、フローティング切削加工
工具の後端にスクリューガイドを周設したものにあって
は、切削油剤を積極的に荒びき工具及び仕上げ削り工具
側に送り込み、削り屑を洗い出すから、美麗な切削面が
得られ爾後のローラバニシング加工の仕上げ効果を倍増
できる。
【図1】本発明実施例のフローティング切削とローラバ
ニシングの複合加工工具の縦断面図である。
ニシングの複合加工工具の縦断面図である。
【図2】フローティング切削加工工具の前方側面図(図
1のA矢視図)である。
1のA矢視図)である。
【図3】フローティングガイド部分の断面図(図1のB
〜B断面図)である。
〜B断面図)である。
【図4】スクリューガイド部分の断面図(図1のC〜C
断面図)である。
断面図)である。
【図5】スクリューガイドの外観図(図4のD矢視図)で
ある。
ある。
【図6】被加工物パイプ孔内面加工装置の全体説明図で
ある。
ある。
1 フローティング切削とローラバニシングの複合加工
工具 2 フローティング切削加工工具 3 ローラバニシング加工工具 4 先端部材 5 荒びき工具 6 アジヤストガイド 7 取付溝 8 装着溝 9 案内孔 10 板ばね 11 ピン 12 ボール 13 中心孔 14 移動軸 15 スライドカム体 16 凹カム 17 後方部材 18 フローティングガイド 19 四角孔 20a アダプタ上 20b アダプタ下 21 仕上げ削り工具 22 ガイド部材 23 インナーカラー 24 当てボルト 25 テーパ溝 26 固定ガイド 27 孔部 28 受けピン 29 引張りスプリング 30 スクリューガイ
ド 30a すり割り 31 受ナット 32 押ナット 33 ブッシュ 34 油溝 35 ライナー 36 キー 37 バニシング工具
本体 38 軸受 39 インナーリング 40 アウターレース 41 ローラ 42 スラストベアリング 43 ナット 44 スプリング 45 連結カラー 46 スプリング 47 加工パイプ 48 加工機 49 ボーリングバー 50 作動軸 51 テーブル 52 パイプ先端保持台 53 パイプ後端保持
台 54 前保持具 55 後保持具 56 ボーリングバー受け 57 注油口 58 排油口 59 ねじ結合部 60 ボーリングバー挿着部
工具 2 フローティング切削加工工具 3 ローラバニシング加工工具 4 先端部材 5 荒びき工具 6 アジヤストガイド 7 取付溝 8 装着溝 9 案内孔 10 板ばね 11 ピン 12 ボール 13 中心孔 14 移動軸 15 スライドカム体 16 凹カム 17 後方部材 18 フローティングガイド 19 四角孔 20a アダプタ上 20b アダプタ下 21 仕上げ削り工具 22 ガイド部材 23 インナーカラー 24 当てボルト 25 テーパ溝 26 固定ガイド 27 孔部 28 受けピン 29 引張りスプリング 30 スクリューガイ
ド 30a すり割り 31 受ナット 32 押ナット 33 ブッシュ 34 油溝 35 ライナー 36 キー 37 バニシング工具
本体 38 軸受 39 インナーリング 40 アウターレース 41 ローラ 42 スラストベアリング 43 ナット 44 スプリング 45 連結カラー 46 スプリング 47 加工パイプ 48 加工機 49 ボーリングバー 50 作動軸 51 テーブル 52 パイプ先端保持台 53 パイプ後端保持
台 54 前保持具 55 後保持具 56 ボーリングバー受け 57 注油口 58 排油口 59 ねじ結合部 60 ボーリングバー挿着部
Claims (3)
- 【請求項1】 パイプ孔内面の精密加工工具であって、
荒びき及び仕上げ切削するフローティング切削加工工具
とローラバニシング加工工具とを軸方向に一体に連結し
て形成され、該連結工具をパイプ孔内で回転移動して加
工させると、往きはフローティング切削加工工具により
荒びき及び仕上げ切削をし、戻りはローラバニシング加
工工具により平滑かつ耐摩耗的に仕上げ得るごとくした
構成を特徴とするフローティング切削とローラバニシン
グの複合加工工具。 - 【請求項2】 フローティング切削加工工具の先端外周
には複数の荒びき工具を配設し、かつ該荒びき工具と互
い違いに、解除自在な付勢手段を径方向に備えたアジヤ
ストガイドを配設し、その後方外周にはフローティング
ガイドと共にパイプ内径に倣って拡縮自在な仕上げ削り
工具を配設しかつ該フローティングガイドと直交して、
拡縮調節可能な固定ガイドを配設し、その後端外周には
案内と送油を兼用した拡縮可能なスクリューガイドを嵌
設して前方のフローティング切削加工工具を形成したこ
とを特徴とする請求項1記載のフローティング切削とロ
ーラバニシングの複合加工工具。 - 【請求項3】 後方のローラバニシング加工工具にはそ
の外周に複数個のバニシング用ローラが拡縮自在に挿着
され、該加工工具のインナーリングが前進方向に逆テー
パに形成され、該インナーリング上をテーパ状のバニシ
ング加工法ローラが転動してなり、該加工用ローラが往
きのとき、縮径し、戻りのとき拡径されるごとくした構
成を特徴とする請求項1又は2に記載のフローティング
切削とローラバニシングの複合加工工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20156292A JPH0639607A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | フローティング切削とローラバニシングの複合加工工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20156292A JPH0639607A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | フローティング切削とローラバニシングの複合加工工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639607A true JPH0639607A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16443114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20156292A Pending JPH0639607A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | フローティング切削とローラバニシングの複合加工工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639607A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6547115B1 (en) | 1998-06-05 | 2003-04-15 | Tadahiko Kato | Bicycle transporting device for vehicle |
KR100824311B1 (ko) * | 2007-03-05 | 2008-04-22 | 한진희 | 볼 스터드 가공장치 및 그 볼 스터드 |
US7717651B2 (en) * | 2004-02-10 | 2010-05-18 | MAPAL Fabrik für Präzisionswerkzeuge Dr. Kress KG | Tool for machining precision bores |
CN102039524A (zh) * | 2009-10-21 | 2011-05-04 | 速技能机械有限公司 | 复合加工工具以及加工方法 |
CN102107359A (zh) * | 2010-12-29 | 2011-06-29 | 山东东益机械制造有限公司 | 一种加工锥孔的车削滚压组合装置 |
CN105922012A (zh) * | 2016-06-21 | 2016-09-07 | 赵亮亮 | 一种全自动方向把立管机 |
CN111230517A (zh) * | 2020-03-03 | 2020-06-05 | 开异智能技术(上海)有限公司 | 一种标准节腹杆自动生产线 |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP20156292A patent/JPH0639607A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6547115B1 (en) | 1998-06-05 | 2003-04-15 | Tadahiko Kato | Bicycle transporting device for vehicle |
US7717651B2 (en) * | 2004-02-10 | 2010-05-18 | MAPAL Fabrik für Präzisionswerkzeuge Dr. Kress KG | Tool for machining precision bores |
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CN102039524A (zh) * | 2009-10-21 | 2011-05-04 | 速技能机械有限公司 | 复合加工工具以及加工方法 |
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