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JPH0638587Y2 - ブッシュカシメ・刻印装置 - Google Patents

ブッシュカシメ・刻印装置

Info

Publication number
JPH0638587Y2
JPH0638587Y2 JP1986109477U JP10947786U JPH0638587Y2 JP H0638587 Y2 JPH0638587 Y2 JP H0638587Y2 JP 1986109477 U JP1986109477 U JP 1986109477U JP 10947786 U JP10947786 U JP 10947786U JP H0638587 Y2 JPH0638587 Y2 JP H0638587Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bush
marking
work
pedestal
caulking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986109477U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6316521U (ja
Inventor
敏幸 中森
伸 森谷
Original Assignee
日立金属株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立金属株式会社 filed Critical 日立金属株式会社
Priority to JP1986109477U priority Critical patent/JPH0638587Y2/ja
Publication of JPS6316521U publication Critical patent/JPS6316521U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0638587Y2 publication Critical patent/JPH0638587Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はアルミホイール等のブッシュカシメと刻印を同
時に行う装置に関するものである。
従来の技術 第3図の断面図に示すように、アルミホイール1(ワー
ク)は複数個の車軸取付穴2を有し、該車軸取付穴2に
は、取付部の強度向上を図るためブッシュ3がかしめら
れている。
また、ホイール1の裏側の鋳抜き部4にはロット管理の
ための製造年月日が刻印されている。
ブッシュ3を車軸取付穴2にかしめるために、従来第2
図に示すブッシュカシメ装置が用いられている。即ち、
第2図において、テーブル5上に垂直に設けた2本の支
柱6,6に貫入して油圧シリンダー7の作動により上下移
動自在に摺動するラム8に、車軸取付穴2の穴数に対応
して複数個の上にパンチ9を設け、該上パンチ9の先端
部に磁石を内蔵させ、ブッシュ3を吸着させておく、下
治具ベース10のフランジ部をボルトによりテーブル5上
に固定し、前記下治具ベース10上に下治具基準台11をボ
ルト(図示せず)により固定する。
ガイド穴12を下治具基準台11および下治具ベース10を貫
通して設け、ラム8に取付けられたガイド部13がかしめ
時に前記ガイド穴12に嵌入する。なお、アルミホイール
1を下治具基準台11上に載置する場合の位置決めピン14
を下治具基準台11に設け、前記位置決めピン14をアルミ
ホイール1の車軸取付穴2に嵌入する。油圧シリンダー
7に20Tonの油圧をかけて、ブッシュ3を車軸取付穴2
にかしめる。
また、磁石を内蔵した押型にブッシュを吸着させ、フレ
ームに固定したシリンダーによって前記押型を固定した
プレートをラムを介してテーブルに対して上下するブッ
シュカシメ装置が実公昭60−23071号として提案されて
いる。
これらのブッシュカシメ装置においては、ホイール1の
裏側の鋳抜き部4への製造年月日の刻印は、別の単能機
にホイール1を裏返して取付けて行っていた。
また、マークをなす型穴を有する下型に対して、前記型
穴より鋼板の厚さに応じて小型の型刃を周縁に有する凸
の上型を備え、上型によって鋼板の一面に凹部を形成す
ると同時に鋼板の他面に前記凹部に対応する凸部を形成
するようにした鋼板へのマーク刻設方法が特開昭53−14
9865号として提案されている。
このものは、下型の上面に鋼板を載置し、凸の上型を下
型の型穴に圧力嵌合することにより、上型周縁の型刃と
下型の型穴周縁の型刃とにより鋼板が切断作用を受け、
下型の型穴周縁の型刃に囲まれた内側が型穴中へ陥没
し、鋼板の一面にマークに対応する凹部が形成される
が、これと同時に、鋼板の他面に前記凹部に対応してマ
ークが凸部として形成されてしまうものである。従っ
て、ワークの一面側のみ凹状の刻印を形成し、ワークの
他面側には全く刻印による形状の変化を及ぼさない条件
の刻印には不向きである。
さらに、刻印ホルダを上下動自在に設けた自動刻印機が
実開昭56−63598号に記載されている。このものは、係
止突起が打刻レバーから離脱して、打刻装置によるコイ
ルバネの反発力により、打刻レバーが上方にはね上げら
れ、打刻ヘッドを打ち上げ、刻印ホルダーが上昇し、鋼
管の下面を打刻するものである。
このものは、打刻によって瞬時に刻印を行うものである
ため、打刻レバーが打刻ヘッドを打ち上げる際の衝撃音
や鋼管に刻印される際の衝突音が少なからず発生する。
考案が解決しようとする課題 本考案の目的は、ブッシュカシメと製造年月の刻印を同
時に行うことを可能とし、作業を1工程で済ますことが
可能となり、刻印において、衝撃音を全く発生せず、刻
印部においてワークが刻印部と反対側の面に突出するこ
となく刻印でき、ワークを受台に対して正確に位置決め
でき、しかも位置決め手段がブッシュカシメ・刻印の際
にも邪魔とならないブッシュカシメ・刻印装置を提供す
ることにある。
課題を解決するための手段 本考案のブッシュ・刻印装置は、上記課題を解決するた
めに、テーブル上に垂直に設けた支柱に沿って第1のシ
リンダーの駆動により上下移動自在に設けられたラムを
備え、該ラムに複数個の上パンチを設け、該上パンチの
先端部に磁石を内蔵させてブッシュを吸着させ、前記テ
ーブル上に受台を設け、該受台に複数個の穴部を有する
ワークを載置し、該ワークの表側の穴部に前記ブッシュ
をかしめる装置において、前記受台には、前記上パンチ
の非対応部分に第2のシリンダーの駆動により上下移動
自在に該受台内に嵌入するピストンを設け、該ピストン
のピストンロッドの上部に接続した刻印ホルダーを介し
て刻印を固定し、前記上パンチの対応部分の受台内に、
位置決めピンをばねを介して上下に進退自在に設けると
共に、前記位置決めピンの先端部分を受台の上面より突
出させたことを特徴とする構成を有するものである。
作用 複数個の穴部を有するワークを位置決めピンによりテー
ブル上の受台上に位置決めし、ラムに設けた複数の上パ
ンチの先端にブッシュを磁石の磁力により吸着させた
後、第1のシリンダーを駆動させ、テーブル上に垂直に
設けた支柱に沿ってラムを下方へ移動させ、ワークの表
側の穴部にブッシュをかしめる。
これと同時に、上パンチの非存在部分に設けた第2のシ
リンダーを駆動させ、受台内に嵌入するピストンを上方
に移動させ、ピストンロッドの上部に接続した刻印ホル
ダーに固定した刻印によりワークの裏側に刻印する。
ブッシュカシメの際に、ワークの表側の穴部にブッシュ
が嵌入された分、位置決めピンはブッシュにより下方に
押され受台内へ退くと共に、ばねが押し縮められる。
第1のシリンダー及び第2シリンダーを逆に駆動させ、
ラムを上方に移動させると共にピストンを下方に移動さ
せた後、ワークが受台上から取り除かれると、ばねの付
勢力により位置決めピンが復帰する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案のブッシュカシメ・刻印装置要部拡大断
面図である。第2図に示した従来のブッシュカシメ装置
のA部(受台)の代りに第1図で置換えるものである。
第1図において、第2図と同一箇所は同一の参照符号が
付してある。
第1図及び第2図に示すように、受台の上パンチ9の非
対応部分における下治具ベース10の内部に油圧シリンダ
ー15よりなる第2のシリンダーを設け、ピストンロッド
16を有するピストン17を嵌入させる。該ピストン17の下
端面は前記シリンダー15の底面と当接可能とし、該シリ
ンダー15の底面には孔18が設けてある。また、前記シリ
ンダー15の上方内部と連通する管路19が設けてある。
前記ピストンロッド16は下治具ベース10の内部に設けら
れた油圧シリンダー15と連通する孔に、上下摺動自在に
嵌入し、刻印ホルダー20をピストンロッド16の先端部に
ボルト21にて固定する。前記刻印ホルダー20は下治具基
準台11の内部に設けられた穴に上下摺動自在に嵌入す
る。
また刻印ホルダー20に溝を設け、該溝の内部にスペーサ
ー22を介して複数個の刻印23挿入し、ねじ24にて刻印ホ
ルダー20に固定する。
なお、前記下治具基準台11は下治具ベース10上にボルト
(図示せず)により固定されている。
第2図の上パンチ9の対応部分における下治具基準台11
の内部に穴を設けてカラー25を圧入し、該カラー25の内
部に位置決めピン14を上下摺動自在に嵌入する。前記位
置決めピン14の下部は上部より径を小さくし、ばね26を
カラー25の空間部を介して装着し、かつ、位置決めピン
14の下端部にねじを設け、ナット27により突出長さの調
節を可能にする。
第1図に二点鎖線によって示すように、アルミホイール
1を下治具基準台11上に載置し、位置決めピン14をアル
ミホイールの1の車軸取付穴2に嵌入して位置決めを行
った後、ブッシュ3を上パンチ9に磁石の吸着により取
付け、第2図に示す油圧シリンダー7に20Tonの油圧を
かけると、ラム8の支柱6を摺動しながら下降し、ブッ
シュプレス部13がガイド穴12に嵌入し、車軸取付穴2に
ブッシュ3がかしめられる。
この時、車軸取付穴2に嵌入している位置決めピン14
が、ブッシュ3の嵌入によって下方に押されることによ
りばね26が押し縮められ、ブッシュ3が嵌入された分、
位置決めピン14は受台内に後退する。
油圧シリンダー7に油圧をかけると同時に油圧シリンダ
ー15に、孔18より4Tonの油圧をかけると、ピストン17が
上昇し、ピストンロッド16、刻印ホルダー20を介して刻
印23によりアルミホイール1の裏側の鋳抜き部4に製造
年月日が刻印される。
次に管路19に油圧をかけるとピストン17は油圧シリンダ
ー15内を下降して元の位置に戻り、また油圧シリンダー
7の作動によりラム8は元の位置に復帰する。アルミホ
イール1が下治具基準台11から除去されると、位置決め
ピン14は、ばね26の付勢力により再び上昇して、元の位
置に復帰する。
なお、本実施例ではワークとしてアルミホイールを取上
げたが、ワークはアルミホイールに限定されるものでは
なく、複数個の穴部を有するワークの表側の穴部にブッ
シュをかしめ、ワークの裏側の一部分に刻印する場合に
本考案は適用し得る。
考案の効果 本考案によれば、従来のブッシュカシメ装置の受台の上
パンチの非対応部分に刻印装置を設けることにより、ワ
ークの表側の穴部にブッシュをかしめると同時に穴部以
外のワークの裏側に刻印することができるので、従来2
工程で行なっていた作業が1工程で済み、作業能率が大
幅に向上する。
また、刻印は上パンチを駆動する第1のシリンダーとは
別の第2のシリンダーに設けたピストンによって行わ
れ、ブッシュのカシメ圧力とはまったく別個の刻印圧力
で、刻印ホルダーに固定した刻印のみをワークの裏側に
刻印するので、衝撃音を全く発生することなく刻印で
き、刻印部においてワークが刻印部と反対側の面に突出
するようなことがない。
さらに、受台に設けた位置決めピンをワークの穴に嵌入
することにより、受台に対してワークの位置を正確に決
めることができ、位置決めピンはカシメ・刻印作業に際
してばねが変形してワークにブッシュがかしめられた分
だけ受台内に後退するため、カシメ・刻印作業の邪魔に
なることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブッシュカシメ・刻印装置の要部拡大
断面図、第2図は従来のブッシュカシメ装置の説明図、
第3図はアルミホイールの断面図である。 1…アルミホイール、2…車軸取付穴、3…ブッシュ、
4…鋳抜き部、5…テーブル、6…支柱、7,15…油圧シ
リンダー、8…ラム、9…上パンチ、14…位置決めピ
ン、16…ピストンロッド、17…ピストン、20…刻印ホル
ダー、23…テーキン、26…ばね、A…受台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブル上に垂直に設けた支柱に沿って第
    1のシリンダーの駆動により上下移動自在に設けられた
    ラムを備え、該ラムに複数個の上パンチを設け、該上パ
    ンチの先端部に磁石を内蔵させてブッシュを吸着させ、
    前記テーブル上に受台を設け、該受台に複数個の穴部を
    有するワークを載置し、該ワークの表側の穴部に前記ブ
    ッシュをかしめる装置において、前記受台には、前記上
    パンチの非対応部分に第2のシリンダーの駆動により上
    下移動自在に該受台内に嵌入するピストンを設け、該ピ
    ストンのピストンロッドの上部に接続した刻印ホルダー
    を介して刻印を固定し、前記上パンチの対応部分の受台
    内に、位置決めピンをばねを介して上下に進退自在に設
    けると共に、前記位置決めピンの先端部分を受台の上面
    より突出させたことを特徴とするブッシュカシメ・刻印
    装置。
JP1986109477U 1986-07-18 1986-07-18 ブッシュカシメ・刻印装置 Expired - Lifetime JPH0638587Y2 (ja)

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JP1986109477U JPH0638587Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18 ブッシュカシメ・刻印装置

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Publication Number Publication Date
JPS6316521U JPS6316521U (ja) 1988-02-03
JPH0638587Y2 true JPH0638587Y2 (ja) 1994-10-12

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JP1986109477U Expired - Lifetime JPH0638587Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18 ブッシュカシメ・刻印装置

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Families Citing this family (3)

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JPH0790631B2 (ja) * 1991-03-20 1995-10-04 日本データカード株式会社 カードテイツパー方法及びその装置
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JPS6316521U (ja) 1988-02-03

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