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JPH0637080B2 - 同時二軸延伸装置 - Google Patents

同時二軸延伸装置

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Publication number
JPH0637080B2
JPH0637080B2 JP24742388A JP24742388A JPH0637080B2 JP H0637080 B2 JPH0637080 B2 JP H0637080B2 JP 24742388 A JP24742388 A JP 24742388A JP 24742388 A JP24742388 A JP 24742388A JP H0637080 B2 JPH0637080 B2 JP H0637080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
flat film
roller chain
link
endless link
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP24742388A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0295825A (ja
Inventor
義之 高村
正憲 林
勝 野間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Unitika Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Unitika Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Unitika Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24742388A priority Critical patent/JPH0637080B2/ja
Publication of JPH0295825A publication Critical patent/JPH0295825A/ja
Publication of JPH0637080B2 publication Critical patent/JPH0637080B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラスチックフィルムもしくはシートを縦方
向および横方向の2軸に連続的に延伸する無端リンク装
置を備えた同時2軸延伸装置に係り、特に延伸後に縦方
向および横方向に収縮工程を設ける場合に好適な同時2
軸延伸装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の同時2軸延伸装置としては実公昭45−6785
号、特開昭59−67015号、特開61−58723
号に提案されている。実公昭45−6785号に開示さ
れた装置を第4図により説明すると、シート状物1は無
端リンク装置3のつかみ装置2によりその両側端をつか
まれたまま、矢印Aの方向に連続的に進行しながら、縦
横二方向に同時に延伸される。無端リンク装置3はスプ
ロケット7,8,9によってエンドレスに駆動され、そ
の運動はシート状物1の両側に配置されたガイドレール
4,5,6によって規制される。Bはリンクピッチ調整
区間、Cはつかみ装置2がシート状物1の両端側をつか
むシート状物つかみ区間、Dは延伸のためシート状物1
を加熱する予熱区間、Eはシート状物1を縦横二方向に
同時に延伸する延伸区間、Fは延伸されたシート状物を
所定の温度で熱固定する熱処理区間、Gはつかみ装置2
がシート状物1を離すシート状物離し区間、Lは無端リ
ンク装置3の戻り区間である。リンクピッチ調整区間B
においてリンク軸にスペースリングを設けて各スペース
リングを接触させて最小ピッチ区間における駆動力の伝
達を行なうことによって、駆動動力の軽減とリンク駆動
の円滑化を行なっている。又、特開昭59−67015
号では高速安定走行を目的に、リンク装置の走行軌跡を
すべてガイドレールによって拘束し、無端レールとする
ことが提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、同時延伸、熱処理後の縦横二方向の収
縮の挙動については配慮がされておらず、リンク装置と
ガイドレールとの熱膨張差による干渉、拘束により安定
した運転ができないという欠点があった。
本発明の目的は、縦横二方向の物性がバランスしたシー
ト状物を製造するのに安定した運転状態を保持できる同
時二軸延伸装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、シート状物を縦横二方向に同時延伸せし
め、熱処理を経て横方向の収縮と同時に縦方向の収縮を
させるためのリンク装置のローラーチェン初期折れ装置
と、リンク装置が安定走行するのに必要なガイドレール
とを設けることにより、達成される。
〔作 用〕
熱処理区間に設けた中間駆動装置により駆動負荷を分散
し、収縮区間の入口部に設けたローラー初期折れ装置に
よりリンク装置が必要に軌跡を円滑に動作するので、延
伸区間、熱処理区間、収縮区間、冷却区間のリンク装置
の押込み若しくは引張りの状態を安定させることができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図により説明す
る。第1図において未延伸のフラットフィルム1は、無
端リンク装置2に設けられたつかみ装置3により、つか
み区間Kで両側縁部を把持されて予熱区間Aで加熱さ
れ、延伸区間Bで縦横2方向に同時延伸され、熱処理区
間Cで熱処理した後、続いて収縮区間Dでフィルムを収
縮させ、冷却区間Eで冷却した後、フィルム1を離し区
間Fを経て矢印方向に連続的に進行する。無端リンク装
置2はガイドレール4,5,6に案内され、両端部に設
けられたスプロケット7,8,9および中間駆動装置2
1により駆動される。無端リンクは戻り区間G、リンク
ピッチ調整区間Jを経てつかみ区間Kに戻る構成で無端
リンク装置2を形成している。
第2図、第3図は無端リンク装置2の詳細を示す。等長
の一対の外側リンク12,13および一対の内側リンク
14,15の両端部をリンク軸16a,16bにより折
尺状に連結されており、リンク軸16bが前述のスプロ
ケットに噛合わされて駆動され、リンク軸16aおよび
16bの下端に設けられた軸受ローラ17および18
が、それぞれガイドレール4,6および4,5により形
成された溝に沿って転動する。19は無端リンク装置2
の最大ピッチを規制するローラーチェーン、20は軸受
ローラ17,18の上部に取付けられたスペースリング
である。第2図は、リンク装置2の各部が完全に開いた
状態を示し、フィルム1のつかみピッチPはPmax で与
えられる。この時、リンク軸間寸法HはHmin である。
この状態は、ガイドレール4,5,6により軸受ローラ
17,18がHmin に拘束された状態、および無拘束状
態でローラチェーン19をスプロケット7,8,9によ
り引張った状態である。第3図は軸受ローラ17と18
がガイドレール4,6と4,5により拘束されてリンク
軸16aと16bの距離Hiが大きくなった状態を示し
たもので、ローラチェーン19は折尺状に折れて、つか
み装置3のピッチはPiとなる。このように無端リンク
装置2のつかみ装置3のつかみピッチがガイドレール
4,5,6により軸受ローラ17,18を拘束すること
によって変化することが、シート状物を延伸する基本構
造となっている。つかみ区間KにおけるつかみピッチP
をPmin (H=Hmax)とすると,Pmin は相隣合うスペ
ースリング20が接触した状態であり、スプロケット8
によりスペースリング20を押込む状態で駆動される。
予熱区間Aを走行した後、延伸区間Bではガイドレール
4,5,6の規制により、Hmax の状態から徐々に無端
リンク装置2は開きながら走行し、延伸区間Bの終りで
Hmin となりつかみピッチPはPmin からPmax まで変
化する。これにより、フィルム1は流れ方向(縦方向)
に延伸されると同時に、ガイドレール4,5,6はフィ
ルム1の流れ方向に直角の方向に徐々に開くように設定
されているので、フィルム1は直角方向(横方向)にも
同時に延伸される。熱処理区間Cでは縦・横同時延伸が
終了した状態で中間駆動装置21により駆動される。中
間駆動装置21はローラーチェン19がいっぱいに開い
た状態でリンク軸16b部を走行方向に駆動するもので
ある。収縮区間Dでは再びガイドレール4,5,6の規
制により、フィルムつかみピッチPがわずか数%程度小
さくなり縦方向に収縮されると同時に、ガイドレール
4,5,6はフィルム1の直角方向にも徐々に閉じるよ
うに設定されているのでフィルム1は横方向にも同時に
収縮されるが、第2図のようにローラーチェン19が一
直線の状態にいっぱいに開いた状態からガイドレール
4,5,6の拘束のみで第3図のようにローラーチェン
19を折れ尺に屈曲させることは機械的に困難であるた
め、収縮区間Dの初めの位置にローラーチェン初期折れ
装置22を設置する。ローラーチェン初期折れ装置22
はローラーチェン19に直角の方向に中央部ピン部に対
し作用力を与えるもので、折れ尺状態となる初期きっか
けのみを与えればその後はガイドレール4,5,6の拘
束のみで所定のつかみピッチまで収縮させることができ
る。
区間A,B,C,D,E,Fにおいては、無端リンク装
置2は、スプロケット8によって押込まれ、最終的には
スプロケット9によって引張られるが、押込み力の引張
り力の変化する位置は、スプロケット8,9間と中間駆
動装置21、ローラーチェン初期折れ装置22の位置関
係と各々の間のリンク装置の数量で決定され、この変化
点X,X,Xは各々Xは延伸区間Bの内上流側
0〜1/5B、望ましくは1/10Bに調整し、X
中間駆動装置21とローラーチェン初期折れ装置22の
間すなわちCの位置に調整され、Xはローラーチェ
ン初期折れ装置の出口側すなわちDの位置に調整され
る。戻り区間Gにおいては、無端リンク装置2はスプロ
ケット9により押込まれ、スプロケット7により引張ら
れるが、押込み力と引張り力の変化点Yは戻り区間Gの
内、スプロケット9側の0〜1/10G、望ましくは1
/50Gに調整する。リンクピッチ調整区間において
は、無端リンク装置2はスプロケット7により押込ま
れ、リンクピッチPを急速に縮めながら、スプロケット
8により引張られるが、押込み力と引張り力の変化点Z
は、リンクピッチ調整区間Jの内、スプロケット7側1
/3〜2/3J、望ましくは3/5Jに調整する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ローラーチェン初期折れ装置を設け、
無端リンク装置とガイドレールの規制の微小寸法を調整
することにより、機械的な走行状態はもとより、フィル
ムの安定走行を行なわせることができる効果。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のフィルム同時二軸延伸装置
の平面図、第2図及び第3図は同じく無端リンク装置の
詳細平面図、第4図は従来の同時二軸延伸装置の平面図
である。 1……フィルム、2……無端リンク装置、3……つかみ
装置、4,5,6……ガイドレール、7,8,9……ス
プロケット、21……中間駆動装置、22……ローラーチェ
ン初期折れ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野間 勝 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 審査官 田中 久直

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性のフラットフイルムを移動させな
    がら延伸するため、上記フラットフイルムの入口側から
    出口側に向かって順に予熱区間、延伸区間、熱処理区
    間、収縮区間、冷却区間および離し区間が形成されるよ
    うに、上記フラットフイルムの進行方向に対してはほぼ
    末広がり状に設けられた1対のガイドレールと、 各ガイドレール毎に設けられ、ローラチェーンにより相
    互に折尺状に連結された複数の等長リンクからなる1対
    のループ状の無端リンク装置と、 各無端リンク装置に結合され、上記フラットフイルムの
    側縁端を把持する多数のつかみ装置と、 上記フラットフイルムの入口側およひ出口側にそれぞれ
    設けられ、各無端リンク装置を各ガイドレールに沿って
    それぞれ移動させる駆動用スプロケットと、 上記熱処理区間中に設けられ、各無端リンク装置をそれ
    ぞれ移動させる1対の中間駆動装置と、 上記収縮区間の初めの位置に設けられ、上記ローラチェ
    ーンを屈曲させる初期きっかけをそれぞれ与える1対の
    ローラチェーン初期折れ装置と、 からなることを特徴とする同時二軸延伸装置。
JP24742388A 1988-10-03 1988-10-03 同時二軸延伸装置 Expired - Lifetime JPH0637080B2 (ja)

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