JPH0636423A - テープカセットの水平ローディング機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープカセットのローディング機構の構造の
簡素化を図る。 【構成】 シャーシ３にメカデッキ４と、テープカセッ
ト搬送用トレイ５を取り付け、該トレイ５にテープカセ
ット６を載置して、トレイ５を水平方向にスライドさせ
て、上記テープカセット６をメカデッキ４の上方に移動
させたのち、上記メカデッキ４をテープカセット６に向
けて回動させることにより、メカデッキ４にテープカセ
ット６を装着するようにしたテープカセットの水平ロー
ディング機構２において、上記メカデッキ４に装着され
たテープカセット６の上方に配置されているカセット抑
え部材７で、テープカセット６の浮き上がりを防止し
た。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はテープカセットをトレイ
で水平方向に搬送したのち、メカデッキをトレイに向け
て回動させることにより、メカデッキにテープカセット
を装着するようにしたテープカセットの水平ローディン
グ機構に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】テープカセットのローディング機構とし
て、従来はテープカセット搬送用のトレイにカセット受
けを設け、該カセット受けにテープカセットを載置した
状態でトレイを水平方向に所定の位置まで搬送したの
ち、上記カセット受けを垂直方向に下降させ、該カセッ
ト受けに載置されているテープカセットをメカデッキに
装着させるようにしたものが広く用いられている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のロ
ーディング機構は上述したようにトレイを水平方向に移
動させたのち、該トレイに設けられているカセット受け
を垂直方向に移動させる構成になっていたために次に述
べるような問題点があった。

【０００４】（１）トレイの構造が複雑になる。

【０００５】（２）トレイの幅方向の寸法が必要とな
り、ミニコンポ等において、所謂ダブルローディングの
セットを製造するのが困難である。

【０００６】（３）トレイ受けを垂直方向に移動させる
ための機構が必要となり、ローディング機構の構造が複
雑になる。

【０００７】（４）カセット受けの上下動に連動して、
上下動するカセット抑え部材（レバー）を設け、該カセ
ット抑え部材により、メカデッキに装着されているテー
プカセットの浮き上がりを防止しなければならず、上記
カセット抑え部材の構造が煩雑になる。

【０００８】本発明は上記従来の問題点を解決すること
を目的として為されたものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明の水平ローディン
グ機構にあっては、シャーシにメカデッキをテープカセ
ット搬送用のトレイを取り付け、該トレイにテープカセ
ットを載置して、トレイをスライドさせて、上記テープ
カセットをメカデッキの上方に移動させて、該メカデッ
キをテープカセットに向けて回動させることによりメカ
デッキにテープカセットを装着するようになっていると
共に、上記メカデッキに装着されたテープカセットの上
面を抑えるカセット抑え部材をシャーシの上端部に設け
た。

【００１０】

【作用】トレイによりテープカセットがメカデッキの上
まで搬送されて来るとメカデッキが上昇して、該メカデ
ッキにテープカセットが装着されると共に、該テープカ
セットはシャーシの上端部に設けたカセット抑え部材に
よって、その上面を抑えられて、メカデッキから浮き上
がるのを防止される。

【００１１】

【実施例】次に本発明を図を参照して説明する。

【００１２】図１において、１は本発明の水平ローディ
ング機構２を並列に２基搭載した所謂Ｗメカのテープレ
コーダであり、上記水平ローディング機構２は図２に示
したように、シャーシ３にメカデッキ４と、テープカセ
ット搬送用のトレイ５を取り付け、該トレイ５にテープ
カセット６を載置して、トレイ５をスライドさせて、、
図４に示したように上記テープカセット６をメカデッキ
４の上方に移動させて、該メカデッキ４をテープカセッ
ト６に向けて回動させることにより、メカデッキ４にテ
ープカセット６を装着すると共に、上記メカデッキ４の
上方に配置されているカセット抑え部材７で上記テープ
カセット６の上面を抑えて、該テープカセット６の浮き
上がりを防止するようになっている。

【００１３】上記カセット抑え部材７は図５に示したよ
うに板ばねを略Ｖ字状に折り曲げることにより形成され
ていて、シャーシ３に立設された左右一対の側壁３ａ，
３ｂに跨がらせた状態でメカデッキ４の上方に取り付け
られているアッパプレート８の両側の切欠部８ａ，８ｂ
に挿入した状態でねじ８ｃにより取り付けられていて、
テープカセット６の上面の両側部を抑えるようになって
いる。

【００１４】上記アッパプレート８は金属板により矩形
状に作られていて、長さ方向の一端部をねじ９…９で上
記一方の側壁３ａの上端に止着し、他端部を、ねじ９…
９で他方の側壁３ｂの上端に止着することにより、上記
一対の側壁３ａ，３ｂの上端部間に跨設されていて、こ
れら一対の側壁３ａ，３ｂの間隔が広がったり、狭まっ
たりしないようにしている。

【００１５】また、上記アッパプレート８の両端部には
下方に向けて突出するトレイ抑え部材１０，１０がプレ
ス成形（打出成形）されていて、これらトレイ抑え部材
１０，１０でトレイ５の上面を抑えて、トレイ５の浮き
上がりを防止するようになっている。

【００１６】また、上記側壁３ａ，３ｂの上端には、上
記アッパプレート８と平行に、該アッパプレート８と略
同様に形成された第２アッパプレート１１が取り付けら
れていて、図６に示したように上記第２アッパプレート
１１の両端部に設けたトレイ抑え部材１２，１２でトレ
イ５の上面を抑えると共に、該第２アッパプレート１１
に螺合したねじ製のストッパ１３にトレイ５の上面に設
けたストッパ当接部１４を当接させることにより、トレ
イ５が必要以上に引き出されることがないようになって
いる。

【００１７】また、トレイ５は図７に示したように、プ
ラスチック等で矩形状に作られていて、一端側にテープ
カセット６を載置するためのカセット載置部１５が設け
られている。

【００１８】そして、上記シャーシ３の側壁３ａ，３ｂ
の一部を内側に向けて折り曲げることにより形成された
ガイド突起１６…１６上に載置されて、後に述べるトレ
イ駆動機構２２により、水平方向にスライドして、テー
プカセット６をメカデッキ４の上方に搬送するようにな
っている。

【００１９】次に上記メカデッキ４の構造について説明
する。

【００２０】メカデッキ４は図２に示したように一端側
にヘッドブロック１７が設けられていて、他端側がアー
ム１８を介して、上記シャーシ３上に立設された支柱１
９，１９の上端に枢支部２０，２０で枢支されている。

【００２１】そして、メカデッキ回動操作機構２１によ
りメカデッキ４は下方に向けて所定の角度に傾斜させた
状態から略水平状態になるまでの間で回動させることが
できるようになっている。

【００２２】次にトレイ搬送機構２２について説明す
る。

【００２３】トレイ駆動機構２２は図１０に示したよう
に、トレイ５に設けたラック２３と、該ラック２３に噛
合するピニオン２４と、該ピニオン２４に常時、噛合し
ている駆動ギヤ２５と、該駆動ギヤ２５をプーリ２６及
びベルト２７を介して回転させるモータ２８とを備えて
いる。

【００２４】そして、図１に示したように、テープレコ
ーダ１のキャビネット２９からトレイ５の先端部を突出
させ、該先端部に設けたカセット載置部１５にテープカ
セット６を載置して、上記モータ２８を一方向に回転さ
せると、上記駆動ギヤ２５とピニオン２４及びラック２
３により、トレイ５は図１０の矢印Ａ方向にスライドし
て、トレイ５をキャビネット２９内に引込み、テープカ
セット６がメカデッキ４上に来ると、次に述べる切換機
構３１が作動して、上記トレイ駆動機構２２のモータ２
８によりメカデッキ回動操作機構２１が操作され、メカ
デッキ４を水平方向に回動させるようになっている。

【００２５】上記切換機構３１は、図１０に示したよう
に、上記ピニオン２４を回転自在に取付けていて、トレ
イ５がキャビネット２９内に引込まれて所定の位置まで
スライドしてきたときに一方向に首振り回動して上記ピ
ニオン２４とトレイ５のラック２３との噛合を外す回動
レバー（首振りレバー）３２と、該回動レバー３２が一
方向に回動したときに上記ピニオン２４と噛合して、後
に説明するメカデッキ回動操作機構２１のカム５７を回
転させるカム駆動ギヤ３３とを備えている。

【００２６】上記回動レバー３２は上記駆動ギヤ２５の
軸３４に回動可能に取付けられていて、上記駆動ギヤ２
５の回転力により、その回転方向に上記軸３４を中心に
して回動、つまり首振りを行うようになっている。

【００２７】また、上記回動レバー３２の上面と下面に
は第１ピン３５と第２ピン３６が設けられていて、上記
第１ピン３５の先端はトレイ５に設けた第１ピンガイド
溝３７内に挿入され、第２ピン３６の先端は上記カム駆
動ギヤ３３の上面に設けた第２ピンガイド溝３８に挿入
されている。

【００２８】上記第１ピン３５及び第１ピンガイド溝３
７はトレイ５がキャビネット２９内の所定の位置に来る
までは上記ピニオン２４とラック２３を噛合させた状態
に保持し、トレイ５が所定の位置まで来ると上記駆動ギ
ヤ２５の回転力によって自動的にピニオン２４とラック
２３の噛合を解除するためのものであり、上記第１ピン
ガイド溝３７はラック２３の側方に、これと平行に設け
られた回動阻止溝部４１と、該回動阻止溝部４１の一端
部に、これと略直角に連設された回動許容溝部４２とか
らなっている。

【００２９】そして、上記トレイ５がキャビネット２９
内の所定の位置に来るまでは、第１ピン３５は上記回動
阻止溝部４１内にあって、回動レバー３２が回動するの
を阻止し、上記トレイ５がキャビネット２９内の所定の
位置まで来ると、上記第１ピン３５は回動許容溝部４２
内に侵入し、回動レバー３２を回動させて、上記ピニオ
ン２４をカム駆動ギヤ３３に噛合させるようになってい
る。

【００３０】また、上記第２ピン３６及び第２ピンガイ
ド溝３８はトレイ５がキャビネット２９内の所定の位置
に来るまではカム駆動ギヤ３３の回転を阻止し、トレイ
５が所定の位置まで来て、ピニオンとカム駆動ギヤ３３
が噛合したときに、該カム駆動ギヤ３３の回転を許容す
る一方、回動レバー３２が戻り回動して、ピニオン２４
がラック２３に噛合しないように保持するためのもので
あり、上記第２ピンガイド溝３８は上記カム駆動ギヤ３
３の軸４４を中心にしてリング状に形成された回動許容
溝部４５と、該回転許容溝部４５の内周に連設された回
転阻止溝部４６とからなっている。

【００３１】そして、上記トレイ５がキャビネット２９
内の所定の位置に来るまでは、上記第２ピン３６は回転
阻止溝部４６内にあって、カム駆動ギヤ３３の回転を阻
止し、上記トレイ５がキャビネット２９内の所定の位置
まで来て、上記回動レバー３２が回動し、ピニオン２４
がカム駆動ギヤ３３と噛合すると同時に、上記第２ピン
３６は回転阻止溝部４６から抜け出て、回転許容溝部４
５に位置し、カム駆動ギヤ３３の回転を許容すると同時
に、回動レバー３２を戻り回動しないようにロックし、
ピニオン２４がラック２３と噛合しないように保持す
る。

【００３２】次に、メカデッキ回動操作機構２１につい
て説明する。

【００３３】メカデッキ回動操作機構２１は図１３〜図
１４に示したように上記カム駆動ギヤ３３によって回転
されるカム５１と、該カム５１によって往復動するスラ
イダ５２と、該スライダ５２に一端側を枢支軸５３によ
って枢着されていると共に、他端側を枢支軸５４によっ
て上記メカデッキ４の一端側に枢着されていて、上記ス
ライダ５２を一方向にスライドさせることにより起立方
向に回動してメカデッキ４の一端側を上昇させ、スライ
ダ５２を他方向にスライドさせると倒伏方向に回動して
メカデッキ４の一端側を下降させる回動レバー５５とで
構成されている。

【００３４】上記カム５１は軸５６によりシャーシ３上
に回転自在に取付けられていると共に、該カム５１の外
周にはギヤ５７が設けられていて、該ギヤ５７に噛合し
ている第１回転伝達ギヤ５８と、該第１回転伝達ギヤ５
８に噛合している第２回転伝達ギヤ５９を介して、上記
カム駆動ギヤ３３によって回転されるようになってい
る。

【００３５】そして、上記カム５１の下面に設けたピン
６０でスライダ５２を往復動させるようになっている。

【００３６】上記スライダ５２はスライドガイド溝６
１，６１とスライドガイドピン６２，６２によってスラ
イド可能にシャーシ３上に取付けられていて、一端側に
設けた長溝６３内に上記カム５１の下面に設けたピン６
０が挿入されている。

【００３７】そして、上記カム５１を一方向に回転させ
るとスライダ５２は図１３に示したように右方にスライ
ドし、また、上記カム５１を他方向に回転させるとスラ
イダ５２は図１４に示したように左方にスライドするよ
うになっている。

【００３８】また、上記スライダ５２の他端側の両側部
には一対の軸受片６４，６４が立設されていて、これら
軸受片６４，６４にそれぞれ枢支軸５３によって一対の
回動レバー５５，５５の一端側が枢着されている。

【００３９】上記一対の回動レバー５５，５５の他端側
は図２及び図４に示したように略直角に折曲げられてい
て、その先端に枢支軸５４でメカデッキ４のヘッドブロ
ック側の端部の両側部が枢着されている。

【００４０】そして、上記スライダ５２を図１４に示し
たように左方に最大限スライドさせた状態においては、
上記一対の回動レバー５５，５５は起立して、メカデッ
キ４の一端側を上昇させ（メカデッキ４の他端側の枢支
部２０，２０を支点にして、メカデッキ４を回動させる
ように、メカデッキ４の一端側を上昇させ）、また上記
スライダ５２を図１３に示したように右方に最大限スラ
イドさせた状態においては、上記一対の回動レバー５
５，５５は倒伏して、メカデッキ４の一端側を下降さ
せ、該メカデッキ４に設けたヘッドブロック１７等がト
レイ５と干渉することのない位置まで下げた状態にして
いる。

【００４１】なお、上述のメカデッキ４を一端側を上昇
させた状態においては、回動レバー５５の枢支軸５３と
５４は垂直方向に並んで、スライダ５２を図４の右方に
スライドさせる力を発生させることがないようになって
いる。

【００４２】また、図１において、７１と７２はリール
台、７３，７４はピンチローラ、７５，７６はガイドロ
ーラである。

【００４３】次に、実施例の水平ローディング機構の作
用について述べる。

【００４４】先ず、シャーシ３上にメカデッキ４とトレ
イ５を組み付けたのち、アッパプレート８を取り付けれ
ば、該アッパプレート８に設けたトレイ抑え部材１０に
よってトレイ５の浮き上がりが防止される。

【００４５】そして、図１に示したようにトレイ５の先
端をキャビネット２９から突出させた状態においては、
メカデッキ４の一端側は図２に示したように下降してい
る。

【００４６】この状態でトレイ５のカセット載置部１５
にテープカセット６を載置し、トレイ駆動機構２２のモ
ータ２８を一方向に回転させると、図１０に示したよう
に互に噛合しているピニオン２４とラック２３によりト
レイ５はキャビネット２９内に挿入されていき、テープ
カセット６が所定の位置まで来ると、図１１に示したよ
うに、切換機構３１の回動レバー３２が回動し、ピニオ
ン２４とラック２３の噛合が外れるのと同時に、上記ピ
ニオン２４はカム駆動ギヤ３３と噛合し、図１２に示し
たように、カム駆動ギヤ３３を回転させる。

【００４７】上記カム駆動ギヤ３３が回転すると、図１
３に示した第２回転伝達ギヤ５９，第１回転伝達ギヤ５
８を介してカム５１が回転し、該カム５１の下面に設け
たピン６０でスライダ５２を図１３の左方にスライドさ
せ、メカデッキ４の一端側を上昇させ、図４に示したよ
うに、メカデッキ４にテープカセット６を装着させた状
態にする。このとき、メカデッキ４に装着されたテープ
カセット６はカセット抑え部材７で浮き上がりを防止さ
れる。

【００４８】そして、この状態で記録再生が行われる。

【００４９】記録再生終了後に、トレイ駆動機構２２の
モータ２８を前と（ローディング時と）逆方向に回転さ
せれば、ピニオン２４及び該ピニオン２４と噛合してい
るカム駆動ギヤ３３，第２回転伝達ギヤ５９，第１回転
伝達ギヤ５８を介してカム５１がローディング時とは逆
方向に回転し、該カム５１の下面に設けたピン６０でス
ライダ５２を図１４の右方にスライドさせ、図２に示し
たように、メカデッキ４を下降させる。

【００５０】上記カム駆動ギヤ３３がメカデッキ４の一
端側を下降させる位置まで回転してくると、回動レバー
３２に設けた第２ピン３６は第２ピンガイド溝３８の回
転阻止溝部４５の位置に来るので、上記回動レバー３２
は駆動ギヤ２５の回転力により、上記第２ピン３６が回
転阻止溝部４５内に侵入する方向に首振り回動し、カム
駆動ギヤ３３とピニオン２４の噛合を外すのと同時にピ
ニオン２４をラック２５に噛合させて、トレイ５をイジ
ェクトつまり、トレイ５の先端部をキャビネット２９か
ら突出させるのである。

【００５１】なお、実施例ではストッパ１３を第２アッ
パプレート１１に設けた場合を示したが、ストッパ１３
はアッパプレート８に設けてもよい。

【００５２】

【発明の効果】本発明のテープカセットの水平ローディ
ング機構には次に述べるような効果がある。

【００５３】（１）トレイ乃至テープカセットを水平方
向にのみ移動させ、メカデッキを上記トレイに向けて回
動させて、該メカデッキにテープカセットを装着させる
構成としたので、従来のテープカセットをトレイのカセ
ット受けに載置して、トレイを水平方向に移動させたの
ち、カセット受けを垂直方向に移動させて、テープカセ
ットをメカデッキに装着させるようにしたものに較べて
トレイの構造を簡素化できる。

【００５４】また、ローディング機構の部品点数の削減
と構造の簡略化を図り、かつ、ローディング機構の幅方
向の寸法を大幅に縮小し、例えば２２５ｍｍ幅のセット
にダブルで水平ローディング機構を搭載することを可能
にすることができる。

【００５５】（２）カセット受け、及びこれに載置され
ているテープカセットを上下動させないので、従来のよ
うにカセット受けに連動して上下動するカセット抑え部
材は不必要になり、カセット抑え部材をシャーシ等に固
定的に取り付けて、テープカセットの浮き上がりを防止
することができる。

【００５６】（３）シャーシの左右の側壁の上端間に跨
がらせた状態に取り付けられているアッパプレートにカ
セット抑え部材を設けることにより、シャーシにメカデ
ッキやトレイを組み付けたのち、所謂後付けでアッパプ
レートと共に、カセット抑え部材をシャーシに取り付け
ることができる。

【００５７】（４）アッパプレートにカセット抑え部材
の外にトレイ抑え部材やストッパを設けることによりト
レイの浮き上がりやトレイが不必要にスライドするのを
防止することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】イジェクト状態の平面図。

【図２】イジェクト状態の断面図。

【図３】ローディング状態の平面図。

【図４】ローディング状態の断面図。

【図５】カセット抑え部材とアッパプレートの斜視図。

【図６】第２アッパプレートの斜視図。

【図７】トレイの斜視図。

【図８】要部の側面図。

【図９】要部の断面図。

【図１０】ピニオンとラックが噛合している状態を示す
平面図。

【図１１】ピニオンとカム駆動ギヤが噛合した状態の平
面図。

【図１２】カム駆動ギヤが回転した状態の平面図。

【図１３】メカデッキを下降させた状態のメカデッキ回
動操作機構の平面図。

【図１４】メカデッキを上昇させた状態のメカデッキ回
動操作機構の平面図。

【符号の説明】

１…テープレコーダ ２…水平ローディング機構 ３…シャーシ ４…メカデッキ ５…トレイ ６…テープカセット ７…カセット抑え部材 ８…アッパプレート １０…トレイ抑え部材 １３…ストッパ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 シャーシにメカデッキとテープカセット
   搬送用のトレイを取り付け、該トレイにテープカセット
   を載置して、トレイをスライドさせて、上記テープカセ
   ットをメカデッキの上方に移動させて、該メカデッキを
   テープカセットに向けて回動させることによりメカデッ
   キにテープカセットを装着すると共に、上記メカデッキ
   に装着されたテープカセットの上方に配置されているカ
   セット抑え部材で、上記テープカセットの上面を抑え
   て、該テープカセットの浮き上がりを防止したことを特
   徴とするテープカセットの水平ローディング機構。
2. 【請求項２】 カセット抑え部材を、シャーシの左右の
   側壁の上端間に跨設したアッパプレートに設けた請求項
   １のテープカセットの水平ローディング機構。
3. 【請求項３】 アッパプレートには、トレイの浮き上が
   りを防止するトレイ抑え部材と、トレイの必要以上のス
   ライドを防止するストッパを設けた請求項２のテープカ
   セットの水平ローディング機構。