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JPH0635700Y2 - リヤサスペンションの取付部補強構造 - Google Patents

リヤサスペンションの取付部補強構造

Info

Publication number
JPH0635700Y2
JPH0635700Y2 JP8669889U JP8669889U JPH0635700Y2 JP H0635700 Y2 JPH0635700 Y2 JP H0635700Y2 JP 8669889 U JP8669889 U JP 8669889U JP 8669889 U JP8669889 U JP 8669889U JP H0635700 Y2 JPH0635700 Y2 JP H0635700Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal portion
rear suspension
side sill
floor panel
reinforcing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8669889U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0325308U (ja
Inventor
史郎 山室
祥二 松居
利雄 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP8669889U priority Critical patent/JPH0635700Y2/ja
Publication of JPH0325308U publication Critical patent/JPH0325308U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0635700Y2 publication Critical patent/JPH0635700Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はリヤサスペンションの取付部補強構造に関する
ものである。
(従来の技術) 自動車のリヤサスペンションでは第4図に示すようにサ
イドシルの後方延長部材100でトレーリングアーム取付
用ブラケット102を支持するようにしたものがある。
前記サイドシル延長部材100は断面コ字状を成し、上端
に形成したフランジ100a,100bにフロアパネル101を固着
し、又、前記トレーリングアーム取付用ブラケット102
をカラー103、ブラケット104を介してボルト105で取付
けている。
一方、前記フロアパネル101にはシートベルト105のアン
カー106及びアンカー取付部補強部材107をボルト108で
固定している。
(考案が解決しようとする課題) ところで、前記ブラケット104は、トレーリングアーム
から常時入ってくる力を受けるサイドシル延長部材の部
分を補強しているのに対し、前記アンカー取付部補強部
材は、自動車の衝突時等非常時にしか、サイドシル延長
部材を補強しないものであった。従ってこのアンカー10
7の通常時における積極的な利用が望まれていたととも
に、重量を増加させることなくサイドシル延長部材のト
レーリングアーム取付部の効率的な剛性を向上させるこ
とが望まれていた。
一方、前記ブラケット104はそのフランジ部104a,104bを
溶接することでサイドシル延長部材100に取付けてお
り、又、アンカー取付部補強部材107も溶接によりフロ
アパネル101に取付けられている。又延長部材100のフラ
ンジ部100a,100bとフロアパネル101も溶接により固着さ
れている。
このように従来の構造では溶接部分が多く、生産性が悪
いという不具合があった。
本考案は斯かる従来の事情に鑑み成されたものであり、
その目的とする処は、アンカー取付部補強部材の通常時
における積極利用を図ることができ、又重量を増加させ
ることなく取付部の剛性を高めることができ、且つ生産
性の良いリヤサスペンションの取付部補強構造を提供す
るにある。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため本考案は、サイドシル3若しく
は該サイドシルの後方延長部材を構成する断面コ字状の
フレーム3,4とフロアパネル2とで構成される閉空間に
リヤサスペンション10を支持する補強部材7を設けたリ
ヤサスペンション10の取付部補強構造において、前記補
強部材7を、前記リヤサスペンション10の取付部を補強
する第1水平部7aと、前記フロアパネル2に沿って配置
され、シートベルト取付部14を補強する第2水平部7b
と、前記第1水平部7aと第2水平部7bを連結する連結部
7cとで構成し、前記第1水平部7a、第2水平部7b、連結
部7cを一体的に形成したことを特徴とする。
(作用) リヤサスペンションの取付部を補強する第1水平部を連
結部材を介してシートベルト取付部を補強する第2水平
部に連結したので、リヤサスペンションから常時入って
くる力を、リートベルト取付部を補強する第2水平部に
も受けさせることができ、サイドシル又はサイドシル延
長部材の重量を増加させることなく、剛性を向上させる
ことができる。又、補強部材とフロアパネルをサイドシ
ルもしくは後方延長部材に溶接するだけで取付け完了す
ることになり、溶接部分を少なくして生産性を向上させ
ることができる。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて説明
する。
第1図は一部を切欠いて示した自動車の斜視図第2図は
第1図のA部分の拡大図、第3図は第2図のIII−III線
断面図である。
図中、1はリヤフレームで、このリヤフレーム1は断面
コ字状を成し、上端に形成したフランジ部1a,1bにフロ
アパネル2を固着している。3はサイドシル、4はサイ
ドシル延長部材で、該サイドシル延長部材4はその前端
がサイドシル3の後端に溶接され、且つ後方へ延びるに
つれ、車体内方へ曲がり、後端部はリヤフレーム1の側
面に溶着されている。前記サイドシル3及びサイドシル
延長部材4は断面コ字状を成し、上端にフランジ部5,6
を形成している。フランジ部5には前記フロアパネル2
を溶着し(第3図のB部分)、ブラケット6には後述す
る補強部材7の第2水平部7bとフロアパネル2の三者を
一体的に溶着する(第3図のC部分)。
前記補強部材7は金属にて形成されており、第1水平部
7a,第2水平部7b、これら第1,第2水平部7a,7bを連結す
る連結部7c、及び側部7d,7d(一方のみ第2図に示す)
から構成され、前記第1水平部7aの端部にはフランジ部
7eを形成し、このフランジ部7eを前記延長部材4に溶着
する(第3図のD部分)。
前記第1水平部7aと前記延長部材4との間には第3図に
示すようなカラー8を配置し、前記第1水平部7aとカラ
ー8、延長部材4、トレーリングアーム取付用ブラケッ
ト10をボルト11及びナット12で締着する。
一方、前記第2水平部7bはフロアパネル2に沿って延出
し、この第2水平部7bとシートベルト13のアンカー14、
フロアパネル2、及び前記第2水平部7bをボルト15及び
ナット16で一体的に締着する。従って前記第2水平部7b
はアンカー取付補強部材としても機能する。
以上において本実施例によればトレーリングアーム取付
用ブラケット10を補強する第1水平部7aを連結部7cを介
して第2水平部7bに連結したので、トレーリングアーム
側から常時入ってくる力を第2水平部7bでも受けること
ができ、サイドシル3もしくはサイドシル延長部材4の
厚さを増加させることなく、即ち重量を増加させること
なく剛性を向上させることができる。又、本実施例の構
造では、第3図のB,C,Dの3箇所を溶接することでフロ
アパネル2、延長部材4、補強部材7を取付けることが
でき、従って従来に比して溶接箇所を少なく、生産性を
向上させることができる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、リヤサスペンション
の取付部を補強する第1水平部を連結部材を介してシー
トベルト取付部を補強する第2水平部に連結したので、
リヤサスペンションから常時入ってくる力を、シートベ
ルト取付部を補強する第2水平部にも受けさせることが
でき、サイドシル又はサイドシル延長部材の重量を増加
させることなく、剛性を向上させることができる。又、
補強部材とフロアパネルをサイドシルもしくは後方延長
部材に溶接するだけで取付けが完了することになり、溶
接部分を少なくして生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を切欠いて示した自動車の斜視図第2図は
第1図のA部分の拡大図、第3図は第2図のIII−III線
断面図、第4図は従来例である。 尚、図面中、2はフロアパネル、3,4はフレーム、7は
補強部材、7aは第1水平部、7bは第2水平部、7cは連結
部、10はリヤサスペンション、14はシートベルト取付部
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイドシル若しくは該サイドシルの後方延
    長部材を構成する断面コ字状のフレームとフロアパネル
    とで構成される閉空間にリヤサスペンションを支持する
    補強部材を設けたリヤサスペンションの取付部補強構造
    において、 前記補強部材を、前記リヤサスペンションの取付部を補
    強する第1水平部と、前記フロアパネルに沿って配置さ
    れ、シートベルト取付部を補強する第2水平部と、前記
    第1水平部と第2水平部を連結する連結部とで構成し、
    前記第1水平部、第2水平部、連結部を一体的に形成し
    たことを特徴とするリヤサスペンションの取付部補強構
    造。
JP8669889U 1989-07-24 1989-07-24 リヤサスペンションの取付部補強構造 Expired - Lifetime JPH0635700Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8669889U JPH0635700Y2 (ja) 1989-07-24 1989-07-24 リヤサスペンションの取付部補強構造

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JP8669889U JPH0635700Y2 (ja) 1989-07-24 1989-07-24 リヤサスペンションの取付部補強構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0325308U JPH0325308U (ja) 1991-03-15
JPH0635700Y2 true JPH0635700Y2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=31636317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8669889U Expired - Lifetime JPH0635700Y2 (ja) 1989-07-24 1989-07-24 リヤサスペンションの取付部補強構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4707046B2 (ja) * 2001-09-18 2011-06-22 株式会社鶴見製作所 水中モータの結露防止構造
JP6000225B2 (ja) * 2013-11-06 2016-09-28 本田技研工業株式会社 車両用シートベルト装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0325308U (ja) 1991-03-15

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