JPH06343776A - 電気ひげそり器 - Google Patents
電気ひげそり器Info
- Publication number
- JPH06343776A JPH06343776A JP13825893A JP13825893A JPH06343776A JP H06343776 A JPH06343776 A JP H06343776A JP 13825893 A JP13825893 A JP 13825893A JP 13825893 A JP13825893 A JP 13825893A JP H06343776 A JPH06343776 A JP H06343776A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- support frame
- inner blade
- shaving head
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】肌に対する刃の追従性を良くし、剃りたい箇所
に刃の接触荷重の大きな領域が当たるように向きを修正
することができる電気ひげそり器を提供する。 【構成】内刃1と外刃16の組み合わせからなるシェー
ビングヘッド25を支持フレーム26に取付け、この支
持フレーム26を本体ケース40に対し、内刃の長手方
向に沿って揺動自在となるように支持し、この支持フレ
ームにこれと一体に揺動する内刃駆動用のモータ32を
取付けた。 【効果】シェービングヘッドが本体ケースに対して左右
方向に揺動自在となっているから、シェービングヘッド
の肌に対する追従性が良くなり、接触荷重の大きな領域
でひげを剃ることができるため切断性能の高い領域を有
効利用することができる。
に刃の接触荷重の大きな領域が当たるように向きを修正
することができる電気ひげそり器を提供する。 【構成】内刃1と外刃16の組み合わせからなるシェー
ビングヘッド25を支持フレーム26に取付け、この支
持フレーム26を本体ケース40に対し、内刃の長手方
向に沿って揺動自在となるように支持し、この支持フレ
ームにこれと一体に揺動する内刃駆動用のモータ32を
取付けた。 【効果】シェービングヘッドが本体ケースに対して左右
方向に揺動自在となっているから、シェービングヘッド
の肌に対する追従性が良くなり、接触荷重の大きな領域
でひげを剃ることができるため切断性能の高い領域を有
効利用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内刃が往復駆動される
形式の電気ひげそり器において、人肌に対する刃面の追
従性を改良した構造に関する。
形式の電気ひげそり器において、人肌に対する刃面の追
従性を改良した構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内刃往復式の電気ひげそり器
は、長手方向に沿って多数の内刃ブレードを配列した内
刃と、この内刃が摺接されるとともに多数のひげ導入孔
を形成した外刃とでシェービングヘッドを構成してお
り、このシェービングヘッドを本体ケースに取着してあ
る。この本体ケースにはモータを収容してあり、このモ
ータにより上記内刃を長手方向(左右方向)に往復移動
させ、これにより内刃のブレードを外刃の内面に摺接さ
せてひげ導入孔から導入したひげをカットするようにな
っている。
は、長手方向に沿って多数の内刃ブレードを配列した内
刃と、この内刃が摺接されるとともに多数のひげ導入孔
を形成した外刃とでシェービングヘッドを構成してお
り、このシェービングヘッドを本体ケースに取着してあ
る。この本体ケースにはモータを収容してあり、このモ
ータにより上記内刃を長手方向(左右方向)に往復移動
させ、これにより内刃のブレードを外刃の内面に摺接さ
せてひげ導入孔から導入したひげをカットするようにな
っている。
【0003】このような構造の内刃往復式電気ひげそり
器は、上記モータの駆動力を内刃の長手方向中央部に伝
えるようになっており、しかもこの内刃は長手方向の中
央部に設けた内刃押上げばねにより外刃に押し付けられ
る構造になっているため、内刃は、長手方向の中央部で
外刃に対する接触荷重が最大となり、肌に対する接触圧
が最も高くなる。これに対し、内刃の長手方向両端部は
浮遊端となっているため外刃に対する接触荷重が低く、
内刃が外刃から離れ易い。したがって、刃の長手方向端
部を肌に当ててこの端部でひげを剃る場合は、内刃の接
触荷重が低いためひげの切断性能が低くなることがあ
る。
器は、上記モータの駆動力を内刃の長手方向中央部に伝
えるようになっており、しかもこの内刃は長手方向の中
央部に設けた内刃押上げばねにより外刃に押し付けられ
る構造になっているため、内刃は、長手方向の中央部で
外刃に対する接触荷重が最大となり、肌に対する接触圧
が最も高くなる。これに対し、内刃の長手方向両端部は
浮遊端となっているため外刃に対する接触荷重が低く、
内刃が外刃から離れ易い。したがって、刃の長手方向端
部を肌に当ててこの端部でひげを剃る場合は、内刃の接
触荷重が低いためひげの切断性能が低くなることがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
場合、肌面に沿ってひげを剃りながら本体ケースを移動
させる場合、曲面をなす肌面などに達すると、刃の長手
方向の端部が肌に当たり、この端部でひげを剃る場合が
あり、このような場合は、上記したように内刃の接触荷
重が低いため、切れ味が低下することがある。刃の長手
方向中央部をひげ剃り箇所に当てようとするには、把持
した本体ケースを傾けたり、捻ったりして、姿勢や向き
を変えなければならず、このような操作は、刃の長手方
向中央部を剃りたい部分に狙いにくい不具合がある。
場合、肌面に沿ってひげを剃りながら本体ケースを移動
させる場合、曲面をなす肌面などに達すると、刃の長手
方向の端部が肌に当たり、この端部でひげを剃る場合が
あり、このような場合は、上記したように内刃の接触荷
重が低いため、切れ味が低下することがある。刃の長手
方向中央部をひげ剃り箇所に当てようとするには、把持
した本体ケースを傾けたり、捻ったりして、姿勢や向き
を変えなければならず、このような操作は、刃の長手方
向中央部を剃りたい部分に狙いにくい不具合がある。
【0005】したがって、本発明の目的とするところ
は、肌に対する刃の追従性を良くし、刃の長手方向中央
部が常に肌の剃りたい箇所に当たるように自動的に修正
することができるようにした電気ひげそり器を提供しよ
うとするものである。
は、肌に対する刃の追従性を良くし、刃の長手方向中央
部が常に肌の剃りたい箇所に当たるように自動的に修正
することができるようにした電気ひげそり器を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、内刃と外刃の組み合わせからなるシェービン
グヘッドを支持フレームに取付け、この支持フレームを
本体ケースに、内刃の長手方向に沿って揺動自在となる
ように支持し、すなわちシェービングヘッドを左右方向
に揺動可能にし、かつこの支持フレームにこれと一体に
揺動する内刃駆動用のモータを取付けたものである。
本発明は、内刃と外刃の組み合わせからなるシェービン
グヘッドを支持フレームに取付け、この支持フレームを
本体ケースに、内刃の長手方向に沿って揺動自在となる
ように支持し、すなわちシェービングヘッドを左右方向
に揺動可能にし、かつこの支持フレームにこれと一体に
揺動する内刃駆動用のモータを取付けたものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、シェービングヘッドが本体ケ
ースに対して、内刃の長手方向に沿って揺動自在ちなっ
ているから、刃の長手方向端部が肌に当たろうとすると
シェービングヘッドが本体ケースに対して自動的に傾
き、中央部を肌に当てようとする。このため本体ケース
を肌面に対して傾けて持っている場合でも、シェービン
グヘッドの中央部が肌に当たり、つまり肌に対する追従
性が良くなり、接触荷重の大きな領域でひげを剃ること
ができ、切断性能の高い領域を有効に利用することがで
きる。しかも、内刃駆動用のモータを支持フレームに固
定しこれと一体に揺動するように取付けたから、モータ
が振り子の重り作用をなし、シェービングヘッドが垂直
姿勢を向くようになるから、操作し易くなる。また、内
刃駆動用のモータを支持フレームに固定したことによ
り、モータから内刃に至る動力伝達系が一体化して揺動
するようになり、動力伝達系の構造が簡単になる。
ースに対して、内刃の長手方向に沿って揺動自在ちなっ
ているから、刃の長手方向端部が肌に当たろうとすると
シェービングヘッドが本体ケースに対して自動的に傾
き、中央部を肌に当てようとする。このため本体ケース
を肌面に対して傾けて持っている場合でも、シェービン
グヘッドの中央部が肌に当たり、つまり肌に対する追従
性が良くなり、接触荷重の大きな領域でひげを剃ること
ができ、切断性能の高い領域を有効に利用することがで
きる。しかも、内刃駆動用のモータを支持フレームに固
定しこれと一体に揺動するように取付けたから、モータ
が振り子の重り作用をなし、シェービングヘッドが垂直
姿勢を向くようになるから、操作し易くなる。また、内
刃駆動用のモータを支持フレームに固定したことによ
り、モータから内刃に至る動力伝達系が一体化して揺動
するようになり、動力伝達系の構造が簡単になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明について、図面に示す一実施例
にもとづき説明する。図1ないし図3は内刃往復式の電
気ひげそり器の主要部の断面図、図4は同電気ひげそり
器の全体を分解した斜視図、図5ないし図7は各部品の
斜視図、図8は同電気ひげそり器全体の斜視図、図9お
よび図10は作動の説明図である。図において、1,1
は前後一対の内刃であり、これら内刃1,1はそれぞれ
内刃台2,2の上面に長手方向(刃幅方向)に沿って多
数の内刃ブレード3…を設けて構成されている。上記内
刃台2の下面には、図3に示すように、複数の丸ボス4
が形成されており、これら丸ボス4は内刃取付け台5に
形成した嵌合孔6に回転自在に係合されている。これら
一対の内刃1,1および内刃取付け台5によって内刃体
7が構成されている。
にもとづき説明する。図1ないし図3は内刃往復式の電
気ひげそり器の主要部の断面図、図4は同電気ひげそり
器の全体を分解した斜視図、図5ないし図7は各部品の
斜視図、図8は同電気ひげそり器全体の斜視図、図9お
よび図10は作動の説明図である。図において、1,1
は前後一対の内刃であり、これら内刃1,1はそれぞれ
内刃台2,2の上面に長手方向(刃幅方向)に沿って多
数の内刃ブレード3…を設けて構成されている。上記内
刃台2の下面には、図3に示すように、複数の丸ボス4
が形成されており、これら丸ボス4は内刃取付け台5に
形成した嵌合孔6に回転自在に係合されている。これら
一対の内刃1,1および内刃取付け台5によって内刃体
7が構成されている。
【0009】上記内刃取付け台5の底面には連結軸8が
脱着可能に係合している。連結軸8は往復駆動体9の軸
部10に連結されている。往復駆動体9は、中央部に上
記軸部10を一体に有するとともに、長手方向両端部に
可撓性薄肉部9a、9aを介して固定フランジ部9b、
9bを形成してある。上記連結軸8は、上記往復駆動体
9の軸部10に対してスラスト方向へ移動可能に取付け
られており、これら連結軸8と往復駆動体9との間には
内刃押上げばね11が設けられている。この内刃押上げ
ばね11は連結軸8を押上げており、よって内刃体7を
押上げている。
脱着可能に係合している。連結軸8は往復駆動体9の軸
部10に連結されている。往復駆動体9は、中央部に上
記軸部10を一体に有するとともに、長手方向両端部に
可撓性薄肉部9a、9aを介して固定フランジ部9b、
9bを形成してある。上記連結軸8は、上記往復駆動体
9の軸部10に対してスラスト方向へ移動可能に取付け
られており、これら連結軸8と往復駆動体9との間には
内刃押上げばね11が設けられている。この内刃押上げ
ばね11は連結軸8を押上げており、よって内刃体7を
押上げている。
【0010】上記往復駆動体9の長手方向両端部に形成
した固定フランジ部9b、9bは、上ヘッドケース12
aと下ヘッドケース12bとで構成されるヘッドケーシ
ング13に、ねじ14、14によって固定されている。
これら上ヘッドケース12aと下ヘッドケース12bは
上記ねじ14、14により共締めされている。この場
合、上ヘッドケース12aに形成した孔13aから上記
往復駆動体9の軸部10が導出されるようになってお
り、この孔13aには、ひげかすがヘッドケーシング1
3に侵入するのを防止するゴム等からなるパッキング1
5が嵌合されている。
した固定フランジ部9b、9bは、上ヘッドケース12
aと下ヘッドケース12bとで構成されるヘッドケーシ
ング13に、ねじ14、14によって固定されている。
これら上ヘッドケース12aと下ヘッドケース12bは
上記ねじ14、14により共締めされている。この場
合、上ヘッドケース12aに形成した孔13aから上記
往復駆動体9の軸部10が導出されるようになってお
り、この孔13aには、ひげかすがヘッドケーシング1
3に侵入するのを防止するゴム等からなるパッキング1
5が嵌合されている。
【0011】上記上ヘッドケース12aの上部には、前
後一対の外刃16,16が取付けられている。これら外
刃16は多数のひげ導入孔17を網目状に形成した可撓
薄厚板からなり、外刃取付板18に固定されている。外
刃固定板18は外刃台19に取付けられている。この場
合、外刃台19には図5にも示す通り、内壁面にL字状
のリブ20を形成してあり、外刃固定板18はこれらL
字状のリブ20により、上下方向へ移動可能に取付けら
れている。これら外刃16,16および外刃台19によ
り外刃体21が構成されている。
後一対の外刃16,16が取付けられている。これら外
刃16は多数のひげ導入孔17を網目状に形成した可撓
薄厚板からなり、外刃取付板18に固定されている。外
刃固定板18は外刃台19に取付けられている。この場
合、外刃台19には図5にも示す通り、内壁面にL字状
のリブ20を形成してあり、外刃固定板18はこれらL
字状のリブ20により、上下方向へ移動可能に取付けら
れている。これら外刃16,16および外刃台19によ
り外刃体21が構成されている。
【0012】上記外刃台19は長手方向両端壁に弾性を
有する凸部22が形成されており、この弾性を有する凸
部22が前記上ヘッドケース11の長手方向両端壁に形
成された係止凹部23に内側から脱着可能に係止するこ
とにより外刃台19はヘッドケーシング13に取着され
ている。この取付けにより、外刃16,16の内面にそ
れぞれ内刃1,1の内刃ブレード3が当接し、内刃1,
1が長手方向に往復移動するとこの内刃ブレード3が外
刃16,16の内面に摺接するようになっている。
有する凸部22が形成されており、この弾性を有する凸
部22が前記上ヘッドケース11の長手方向両端壁に形
成された係止凹部23に内側から脱着可能に係止するこ
とにより外刃台19はヘッドケーシング13に取着され
ている。この取付けにより、外刃16,16の内面にそ
れぞれ内刃1,1の内刃ブレード3が当接し、内刃1,
1が長手方向に往復移動するとこの内刃ブレード3が外
刃16,16の内面に摺接するようになっている。
【0013】したがって、これら内刃1,1および内刃
取付け台5からなる内刃体7、ヘッドケーシング13、
外刃16,16および外刃台19からなる外刃体21に
より、シェービングヘッド25が構成されている。この
ようなシェービングヘッド25は支持フレーム26に揺
動可能に取付けられている。すなわち、シェービングヘ
ッド25を構成する上ヘッドケース12aの長手方向両
端壁には、上端部に位置して外向きに突出する枢支ピン
27,27が突設されており、これに対し支持フレーム
26の長手方向両端壁にはこれら枢支ピン27,27が
回動自在に嵌挿する受け孔28,28が形成されてお
り、これら枢支ピン27,27と受け孔28,28との
係合によりシェービングヘッド25は長手方向両端を支
持フレーム26に軸支され、図3に示す通り、この軸支
点を回動中心O1 として支持フレーム26に対し、前後
方向に揺動可能(前後首振り自在)に支持されている。
取付け台5からなる内刃体7、ヘッドケーシング13、
外刃16,16および外刃台19からなる外刃体21に
より、シェービングヘッド25が構成されている。この
ようなシェービングヘッド25は支持フレーム26に揺
動可能に取付けられている。すなわち、シェービングヘ
ッド25を構成する上ヘッドケース12aの長手方向両
端壁には、上端部に位置して外向きに突出する枢支ピン
27,27が突設されており、これに対し支持フレーム
26の長手方向両端壁にはこれら枢支ピン27,27が
回動自在に嵌挿する受け孔28,28が形成されてお
り、これら枢支ピン27,27と受け孔28,28との
係合によりシェービングヘッド25は長手方向両端を支
持フレーム26に軸支され、図3に示す通り、この軸支
点を回動中心O1 として支持フレーム26に対し、前後
方向に揺動可能(前後首振り自在)に支持されている。
【0014】支持フレーム26は、底壁の中央に貫通孔
26aを形成してあるとともに、底壁の側面に円弧形状
のガイド溝(またはガイド孔)30を形成してある。こ
の底壁にはモータ32がねじ31を介して吊持されてい
る。このため、モータ32は支持フレーム26と一体化
されており、このモータ32は支持フレーム26の重り
をなしている。
26aを形成してあるとともに、底壁の側面に円弧形状
のガイド溝(またはガイド孔)30を形成してある。こ
の底壁にはモータ32がねじ31を介して吊持されてい
る。このため、モータ32は支持フレーム26と一体化
されており、このモータ32は支持フレーム26の重り
をなしている。
【0015】モータ32の出力軸33には偏心軸34が
連結されており、この偏心軸34は貫通孔26aを挿通
され、図6に示す往復駆動体9の底面に形成した摺動溝
9dに係合している。摺動溝9dは往復駆動体9の長手
方向と直交して前後方向に伸びている。このため、モー
タ32が回転するとこの回転が偏心軸34を介して往復
駆動体9に伝えられようとするが、偏心軸34は摺動溝
9dに係合しているから偏心軸34の偏心回転運動は摺
動溝9dにより前後方向の運動成分が吸収されるため、
往復駆動体9に長手方向(左右方向=刃幅方向)の往復
運動として伝えられる。往復駆動体9は長手方向両端に
可撓性薄肉部9a、9aを有しているため、上記往復駆
動力が与えられると可撓性薄肉部9a、9aが撓み変形
して中央部のみが長手方向(左右方向)に往復運動し、
よって中央部に形成した軸部10が長手方向に往復運動
する。この往復運動は、連結軸8を介して内刃取付け台
5を往復駆動し、よって一対の内刃1,1が長手方向に
往復駆動されるようになっている。
連結されており、この偏心軸34は貫通孔26aを挿通
され、図6に示す往復駆動体9の底面に形成した摺動溝
9dに係合している。摺動溝9dは往復駆動体9の長手
方向と直交して前後方向に伸びている。このため、モー
タ32が回転するとこの回転が偏心軸34を介して往復
駆動体9に伝えられようとするが、偏心軸34は摺動溝
9dに係合しているから偏心軸34の偏心回転運動は摺
動溝9dにより前後方向の運動成分が吸収されるため、
往復駆動体9に長手方向(左右方向=刃幅方向)の往復
運動として伝えられる。往復駆動体9は長手方向両端に
可撓性薄肉部9a、9aを有しているため、上記往復駆
動力が与えられると可撓性薄肉部9a、9aが撓み変形
して中央部のみが長手方向(左右方向)に往復運動し、
よって中央部に形成した軸部10が長手方向に往復運動
する。この往復運動は、連結軸8を介して内刃取付け台
5を往復駆動し、よって一対の内刃1,1が長手方向に
往復駆動されるようになっている。
【0016】このようなモータ32を吊持した上記支持
フレーム26は、本体ケース40に対して左右方向(=
内刃の長手方向=刃幅方向)へ揺動可能にして取着され
ている。本体ケース40は前後分割壁を衝合した構造を
なしており、内部に図示しない充電式電池を収容し、外
面に例えば図8に示すようなスイッチ摘み41を取付け
たものであり、髭そりの場合に手で把持する部分であ
る。このような本体ケース40の上端部には、前後壁に
それぞれ、例えば3個づつの支持ピン42…が突設され
ており、これら支持ピン42…にローラ43…が回転自
在に取付けられている。これらローラ43…は、上記支
持フレーム26の側面に形成した円弧形状のガイド溝3
0に転動自在に嵌り込んでいる。このため、支持フレー
ム26は上記円弧形状のガイド溝30がローラ43…に
案内されて摺動可能となっており、よって図1に示すよ
うに、例えば外刃の上端部でかつ中央部付近に仮想揺動
中心点O2 が形成されるようになり、ここを中心として
支持フレーム26は左右方向へ揺動可能となっている。
そして、支持フレーム26はモータ32を吊持している
ので、このモータ32が支持フレーム26の重りとなっ
て振り子運動を促し、支持フレーム26を鉛直姿勢に保
とうとする。
フレーム26は、本体ケース40に対して左右方向(=
内刃の長手方向=刃幅方向)へ揺動可能にして取着され
ている。本体ケース40は前後分割壁を衝合した構造を
なしており、内部に図示しない充電式電池を収容し、外
面に例えば図8に示すようなスイッチ摘み41を取付け
たものであり、髭そりの場合に手で把持する部分であ
る。このような本体ケース40の上端部には、前後壁に
それぞれ、例えば3個づつの支持ピン42…が突設され
ており、これら支持ピン42…にローラ43…が回転自
在に取付けられている。これらローラ43…は、上記支
持フレーム26の側面に形成した円弧形状のガイド溝3
0に転動自在に嵌り込んでいる。このため、支持フレー
ム26は上記円弧形状のガイド溝30がローラ43…に
案内されて摺動可能となっており、よって図1に示すよ
うに、例えば外刃の上端部でかつ中央部付近に仮想揺動
中心点O2 が形成されるようになり、ここを中心として
支持フレーム26は左右方向へ揺動可能となっている。
そして、支持フレーム26はモータ32を吊持している
ので、このモータ32が支持フレーム26の重りとなっ
て振り子運動を促し、支持フレーム26を鉛直姿勢に保
とうとする。
【0017】このモータ32の下端には一対の受電端子
45,45が突出されており、これら受電端子45,4
5は、本体ケース40の内面に設けられた給電接片4
6,46に摺接するようになっている。給電接片46,
46は上記した図示しない電池に接続されている。上記
支持フレーム26が左右方向に揺動運動する場合は、こ
の支持フレーム26に吊持されているモータ32の下端
は振り子状に円弧移動するから、上記給電接片46,4
6は受電端子45,45の軌跡に沿って円弧形状をなし
ている。なお、給電接片46,46は、両端に形成した
突起47が、本体ケース40の内面に形成された凹陥部
48に嵌合して位置決めされている。
45,45が突出されており、これら受電端子45,4
5は、本体ケース40の内面に設けられた給電接片4
6,46に摺接するようになっている。給電接片46,
46は上記した図示しない電池に接続されている。上記
支持フレーム26が左右方向に揺動運動する場合は、こ
の支持フレーム26に吊持されているモータ32の下端
は振り子状に円弧移動するから、上記給電接片46,4
6は受電端子45,45の軌跡に沿って円弧形状をなし
ている。なお、給電接片46,46は、両端に形成した
突起47が、本体ケース40の内面に形成された凹陥部
48に嵌合して位置決めされている。
【0018】このような構成の往復駆動式電気ひげそり
器について、作用を説明する。本体ケース40に取着し
たスイッチ摘み41を操作すると、電池と給電接片4
6,46が電気的に導通されるからモータ32が回転す
る。モータ32の回転は出力軸33より偏心軸34に伝
えられ、この偏心軸34は往復駆動体9の中央部を左右
方向に往復移動させる。このため、往復駆動体9の軸部
10が左右方向に往復運動し、この往復運動は連結軸8
を介して内刃取付け台5を往復駆動し、よって一対の内
刃1,1が左右方向(長手方向)に往復駆動される。こ
のような内刃1,1の内刃ブレード3,3は外刃16,
16の内面に摺接し、外刃16,16のひげ導入孔17
…から導入したひげを切断する。
器について、作用を説明する。本体ケース40に取着し
たスイッチ摘み41を操作すると、電池と給電接片4
6,46が電気的に導通されるからモータ32が回転す
る。モータ32の回転は出力軸33より偏心軸34に伝
えられ、この偏心軸34は往復駆動体9の中央部を左右
方向に往復移動させる。このため、往復駆動体9の軸部
10が左右方向に往復運動し、この往復運動は連結軸8
を介して内刃取付け台5を往復駆動し、よって一対の内
刃1,1が左右方向(長手方向)に往復駆動される。こ
のような内刃1,1の内刃ブレード3,3は外刃16,
16の内面に摺接し、外刃16,16のひげ導入孔17
…から導入したひげを切断する。
【0019】このような往復駆動式電気ひげそり器にお
いては、内刃1,1および内刃取付け台5からなる内刃
体7、ヘッドケーシング13、外刃16,16および外
刃台19からなる外刃体21によって構成されるシェー
ビングヘッド25が、支持フレーム26に対し、枢支ピ
ン27,27と受け孔28,28との軸支部を回動中心
O1 として前後に揺動可能となっているため、前後一対
の外刃16,16がそれぞれその頂部で肌に当たるよう
になる。つまり、図9に示す通り、シェービングヘッド
25は支持フレーム26に対し、枢支ピン27,27を
回動中心O1 として前後に揺動可能となっているから、
前後一対の外刃16,16のいづれか一方が肌に当たろ
うとすると偏荷重が作用してシェービングヘッド25を
自動的に前後に傾け、前後の外刃16,16が同時に肌
に当接するように姿勢を修正する。このため前後一対の
外刃16,16は、それぞれの山の頂部が肌に当たるよ
うになり、頂部は接触荷重が一番強い領域であるから、
肌に強く当てることができ、ひげの切断効率がよい。し
かも、前後一対の刃でひげを剃るから2度剃りとなり、
剃り残しが少なくなる。
いては、内刃1,1および内刃取付け台5からなる内刃
体7、ヘッドケーシング13、外刃16,16および外
刃台19からなる外刃体21によって構成されるシェー
ビングヘッド25が、支持フレーム26に対し、枢支ピ
ン27,27と受け孔28,28との軸支部を回動中心
O1 として前後に揺動可能となっているため、前後一対
の外刃16,16がそれぞれその頂部で肌に当たるよう
になる。つまり、図9に示す通り、シェービングヘッド
25は支持フレーム26に対し、枢支ピン27,27を
回動中心O1 として前後に揺動可能となっているから、
前後一対の外刃16,16のいづれか一方が肌に当たろ
うとすると偏荷重が作用してシェービングヘッド25を
自動的に前後に傾け、前後の外刃16,16が同時に肌
に当接するように姿勢を修正する。このため前後一対の
外刃16,16は、それぞれの山の頂部が肌に当たるよ
うになり、頂部は接触荷重が一番強い領域であるから、
肌に強く当てることができ、ひげの切断効率がよい。し
かも、前後一対の刃でひげを剃るから2度剃りとなり、
剃り残しが少なくなる。
【0020】一方、上記のようなシェービングヘッド2
5を支持した支持フレーム26は、本体ケース40に対
し、ローラ43…と支持フレーム26の側面に形成した
円弧形状のガイド溝30との案内作用により、外刃の上
端中央部付近に設定される仮想回動中心点O2 を中心と
して左右方向(長手方向)へ揺動可能となっているか
ら、刃の左右方向中央部を肌に当て易くなる。すなわ
ち、図10の(A)図に示すように、シェービングヘッ
ド25を支持した支持フレーム26を本体ケース40に
固定してしまった場合は、本体ケース40の傾きや向き
によっては外刃16,16はその長手方向(刃幅方向)
の端部が肌の曲面に当たることがあり、この場合は外刃
16,16の端部に接触圧が加わるので内刃1,1の端
部も押され、接触荷重が弱いので内刃1,1の端部が外
刃16,16から離れる場合がある。
5を支持した支持フレーム26は、本体ケース40に対
し、ローラ43…と支持フレーム26の側面に形成した
円弧形状のガイド溝30との案内作用により、外刃の上
端中央部付近に設定される仮想回動中心点O2 を中心と
して左右方向(長手方向)へ揺動可能となっているか
ら、刃の左右方向中央部を肌に当て易くなる。すなわ
ち、図10の(A)図に示すように、シェービングヘッ
ド25を支持した支持フレーム26を本体ケース40に
固定してしまった場合は、本体ケース40の傾きや向き
によっては外刃16,16はその長手方向(刃幅方向)
の端部が肌の曲面に当たることがあり、この場合は外刃
16,16の端部に接触圧が加わるので内刃1,1の端
部も押され、接触荷重が弱いので内刃1,1の端部が外
刃16,16から離れる場合がある。
【0021】これに対し本実施例の場合は、シェービン
グヘッド25が上記ローラ43…と支持フレーム26に
形成した円弧形状のガイド溝30との案内作用により長
手方向(左右方向=刃幅方向)に揺動可能であるから、
端部に接触圧が加わると図10の(B)図のように、シ
ェービングヘッド25が揺動し、よって本体ケース40
が肌面に対して角度a°で傾いていても、刃の長手方向
中央部が肌に対して垂直に当たるようになる。長手方向
中央部は接触荷重の大きな領域であるため、この部分に
押圧力が加わっても内刃1,1が浮くことがなく、よっ
て高い切削性能を有する領域である。上記シェービング
ヘッド25が揺動することにより、本体ケース40が傾
いていても、上記のような切削性能の高い領域を剃りた
い位置に容易に当てることができ、よって、切削効率が
向上し、良好なひげ剃りをなすことができる。このた
め、本体ケース40の向きを肌面に沿って変化させるよ
うに操作する必要がなく、操作性も向上することにな
る。
グヘッド25が上記ローラ43…と支持フレーム26に
形成した円弧形状のガイド溝30との案内作用により長
手方向(左右方向=刃幅方向)に揺動可能であるから、
端部に接触圧が加わると図10の(B)図のように、シ
ェービングヘッド25が揺動し、よって本体ケース40
が肌面に対して角度a°で傾いていても、刃の長手方向
中央部が肌に対して垂直に当たるようになる。長手方向
中央部は接触荷重の大きな領域であるため、この部分に
押圧力が加わっても内刃1,1が浮くことがなく、よっ
て高い切削性能を有する領域である。上記シェービング
ヘッド25が揺動することにより、本体ケース40が傾
いていても、上記のような切削性能の高い領域を剃りた
い位置に容易に当てることができ、よって、切削効率が
向上し、良好なひげ剃りをなすことができる。このた
め、本体ケース40の向きを肌面に沿って変化させるよ
うに操作する必要がなく、操作性も向上することにな
る。
【0022】この場合、シェービングヘッド25の揺動
中心O2 は、内刃1,1の上端部付近でしかも長手方向
の中央部付近に設定されているので、シェービングヘッ
ド25は下部が左右に振れる運動となり、シェービング
ヘッド25の重心位置が揺動中心O2 よりも本体ケース
40側に位置しており、このためシェービングヘッド2
5は肌の曲面変化に対して安定した揺動運動が可能にな
る。よって肌の曲面に対する追従性が安定する。これと
逆に、シェービングヘッド25の揺動中心を支持フレー
ム26の下端部に設定した場合は、シェービングヘッド
25の重心位置が揺動中心よりも本体ケース40の上方
にするから、支持フレーム26が不安定になり、揺動が
円滑でなくなり、追従性が低下することになる。
中心O2 は、内刃1,1の上端部付近でしかも長手方向
の中央部付近に設定されているので、シェービングヘッ
ド25は下部が左右に振れる運動となり、シェービング
ヘッド25の重心位置が揺動中心O2 よりも本体ケース
40側に位置しており、このためシェービングヘッド2
5は肌の曲面変化に対して安定した揺動運動が可能にな
る。よって肌の曲面に対する追従性が安定する。これと
逆に、シェービングヘッド25の揺動中心を支持フレー
ム26の下端部に設定した場合は、シェービングヘッド
25の重心位置が揺動中心よりも本体ケース40の上方
にするから、支持フレーム26が不安定になり、揺動が
円滑でなくなり、追従性が低下することになる。
【0023】また、上記のような揺動自在の支持フレー
ム26に対しモータ32を吊持させたので、このモータ
32が振り子の重りの作用をなし、つまりシェービング
ヘッド25の重心位置が下がることから、本体ケース4
0の姿勢に拘らずシェービングヘッド25を常に垂直姿
勢を保持することができる。このことから、本体ケース
40を垂直に移動させるだけで、接触荷重が高い刃の長
手方向中央部を、肌の剃りたい箇所に位置させることが
でき、剃りたい箇所が狙い易くなる。
ム26に対しモータ32を吊持させたので、このモータ
32が振り子の重りの作用をなし、つまりシェービング
ヘッド25の重心位置が下がることから、本体ケース4
0の姿勢に拘らずシェービングヘッド25を常に垂直姿
勢を保持することができる。このことから、本体ケース
40を垂直に移動させるだけで、接触荷重が高い刃の長
手方向中央部を、肌の剃りたい箇所に位置させることが
でき、剃りたい箇所が狙い易くなる。
【0024】しかも、内刃駆動用のモータ32を支持フ
レーム26に固定したことにより、モータ32の動力を
内刃1,1に伝える動力伝達系が支持フレーム26と一
体となって揺動するようになり、動力伝達系が揺動系に
組み込まれることから各軸の連結構造が簡単になり、動
力伝達系の構造が簡素になる。
レーム26に固定したことにより、モータ32の動力を
内刃1,1に伝える動力伝達系が支持フレーム26と一
体となって揺動するようになり、動力伝達系が揺動系に
組み込まれることから各軸の連結構造が簡単になり、動
力伝達系の構造が簡素になる。
【0025】なお、上記実施例の場合、シェービングヘ
ッド25を前後に首振り可能にするとともに、左右に揺
動可能にした電気ひげそり器の場合を説明したが、本発
明はこれに限らず、シェービングヘッド25が前後に首
振りすることには制約されない。
ッド25を前後に首振り可能にするとともに、左右に揺
動可能にした電気ひげそり器の場合を説明したが、本発
明はこれに限らず、シェービングヘッド25が前後に首
振りすることには制約されない。
【0026】また、シェービングヘッド25を左右に首
振り可能に支持する場合、シェービングヘッド25の揺
動中心O2 が、内刃1の上端部付近でしかも長手方向の
中央部付近に設定されていることには限らず、揺動中心
はどこでもよい。
振り可能に支持する場合、シェービングヘッド25の揺
動中心O2 が、内刃1の上端部付近でしかも長手方向の
中央部付近に設定されていることには限らず、揺動中心
はどこでもよい。
【0027】さらに、支持フレーム26を本体ケース4
0に揺動可能に支持する構造は、本体ケース40にロー
ラ43…を回転自在に取付けるとともに支持フレーム2
6の側面に円弧形状のガイド溝30を形成したが、これ
らは逆にして本体ケース40に円弧形状のガイド溝(ま
たはガイド孔)を形成するとともに支持フレーム26に
ローラまたは突起を設けるようにしてもよい。
0に揺動可能に支持する構造は、本体ケース40にロー
ラ43…を回転自在に取付けるとともに支持フレーム2
6の側面に円弧形状のガイド溝30を形成したが、これ
らは逆にして本体ケース40に円弧形状のガイド溝(ま
たはガイド孔)を形成するとともに支持フレーム26に
ローラまたは突起を設けるようにしてもよい。
【0028】そしてまた、内刃および外刃は、前後に一
対の内刃および外刃を有することに限らず、それぞれ1
個づつであってもよい。その他、本発明は上記実施例の
みに限定されるものではなく、本発明の要旨とするとこ
ろの範囲内で種々の変更ないし応用が可能である。
対の内刃および外刃を有することに限らず、それぞれ1
個づつであってもよい。その他、本発明は上記実施例の
みに限定されるものではなく、本発明の要旨とするとこ
ろの範囲内で種々の変更ないし応用が可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ェービングヘッドを支持した支持フレームが本体ケース
に対して内刃の長手方向へ揺動可能としたから、刃の長
手方向端部が肌に当たろうとするとシェービングヘッド
が自動的に傾き、刃の中央部を肌に当てようとする。こ
のためシェービングヘッドの肌に対する追従性が良くな
り、接触荷重の大きな領域でひげを剃ることができるか
ら切断性能の高い領域を有効に利用することができる。
しかも、内刃駆動用のモータを支持フレームに固定して
これと一体に揺動するようにしたから、モータが振り子
の重り作用をなし、シェービングヘッドが垂直方向を向
くように付勢されるため本体ケースを操作し易くなる。
また、内刃駆動用のモータを支持フレームに固定したこ
とにより、モータから内刃に至る動力伝達系が一体化
し、動力伝達系の構造が簡単になる。
ェービングヘッドを支持した支持フレームが本体ケース
に対して内刃の長手方向へ揺動可能としたから、刃の長
手方向端部が肌に当たろうとするとシェービングヘッド
が自動的に傾き、刃の中央部を肌に当てようとする。こ
のためシェービングヘッドの肌に対する追従性が良くな
り、接触荷重の大きな領域でひげを剃ることができるか
ら切断性能の高い領域を有効に利用することができる。
しかも、内刃駆動用のモータを支持フレームに固定して
これと一体に揺動するようにしたから、モータが振り子
の重り作用をなし、シェービングヘッドが垂直方向を向
くように付勢されるため本体ケースを操作し易くなる。
また、内刃駆動用のモータを支持フレームに固定したこ
とにより、モータから内刃に至る動力伝達系が一体化
し、動力伝達系の構造が簡単になる。
【図1】本発明の一実施例を示す電気ひげそり器のヘッ
ド部分を示し、図3のI−I線に沿う断面図。
ド部分を示し、図3のI−I線に沿う断面図。
【図2】同実施例における図3のII−II線に沿う断面
図。
図。
【図3】同実施例における図1の III−III 線に沿う断
面図。
面図。
【図4】同実施例の電気ひげそり器の全体を分解した斜
視図。
視図。
【図5】同実施例の外刃台の下面側を示す斜視図。
【図6】同実施例の往復駆動体の下面側を示す斜視図。
【図7】同実施例の支持フレームの下面側を示す斜視
図。
図。
【図8】同実施例の電気ひげそり器の全体を示す斜視
図。
図。
【図9】(A)ないし(C)図はそれぞれ前後の首振り
状態を示す説明図。
状態を示す説明図。
【図10】(A)および(B)図はそれぞれ左右の揺動
状態を示す説明図。
状態を示す説明図。
1…内刃 2…内刃台 3
…内刃ブレード 5…内刃取付け台 7…内刃体 9…往復駆動体 10…軸部 1
1…内刃押上げばね 13…ヘッドケーシング 16…外刃 17…ひげ導入孔 18…外刃取付板 19…外刃台 2
1…外刃体 25…シェービングヘッド 26…支持フレーム 27…枢支ピン 2
8…受け孔 30…ガイド溝 32…モータ 40…本体ケース 41…スイッチ 42…支持ピン 4
3…ローラ 45…受電端子 45…給電接片
…内刃ブレード 5…内刃取付け台 7…内刃体 9…往復駆動体 10…軸部 1
1…内刃押上げばね 13…ヘッドケーシング 16…外刃 17…ひげ導入孔 18…外刃取付板 19…外刃台 2
1…外刃体 25…シェービングヘッド 26…支持フレーム 27…枢支ピン 2
8…受け孔 30…ガイド溝 32…モータ 40…本体ケース 41…スイッチ 42…支持ピン 4
3…ローラ 45…受電端子 45…給電接片
Claims (1)
- 【請求項1】 長手方向に沿って多数の内刃ブレードを
配列しかつ長手方向に沿って往復駆動される内刃および
この内刃が摺接されるとともに多数のひげ導入孔を形成
した外刃との組み合わせからなるシェービングヘッド
と、 上記シェービングヘッドを支持する支持フレームと上記
支持フレームを、上記内刃の長手方向に沿って揺動自在
に支持する本体ケースと、 上記本体ケースに収容されるとともに上記支持フレーム
の下方に連結されてこの支持フレームと一体に揺動する
内刃駆動用のモータと、 を具備したことを特徴とする電気ひげそり器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13825893A JPH06343776A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 電気ひげそり器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13825893A JPH06343776A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 電気ひげそり器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06343776A true JPH06343776A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15217743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13825893A Pending JPH06343776A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 電気ひげそり器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06343776A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003041918A1 (en) * | 2001-11-15 | 2003-05-22 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Dry shaver with a cradle shaving head |
JP2004073815A (ja) * | 2002-06-17 | 2004-03-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 電気かみそり及びその可動ヘッド保持構造 |
US6892457B2 (en) | 2002-06-17 | 2005-05-17 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Electric shaver floating head support structure |
WO2007037251A1 (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-05 | Matsushita Electric Works, Ltd. | 電気かみそり |
US7503118B2 (en) | 2004-10-08 | 2009-03-17 | Tae-Jun Oh | Head-moving razor |
JP2010088729A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 電気かみそり |
US20100175264A1 (en) * | 2009-01-15 | 2010-07-15 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Electric shaver |
EP2208586A1 (en) | 2009-01-15 | 2010-07-21 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Electric shaver |
JP2010252941A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Izumi Products Co | 往復式電気かみそり |
WO2011058487A1 (en) * | 2009-11-12 | 2011-05-19 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Hair cutting device with pivoting mechanism |
US8381405B2 (en) | 2009-01-15 | 2013-02-26 | Panasonic Corporation | Electric shaver |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP13825893A patent/JPH06343776A/ja active Pending
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003041918A1 (en) * | 2001-11-15 | 2003-05-22 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Dry shaver with a cradle shaving head |
US7020966B2 (en) | 2001-11-15 | 2006-04-04 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Dry shaver with a cradle shaving head |
JP2004073815A (ja) * | 2002-06-17 | 2004-03-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 電気かみそり及びその可動ヘッド保持構造 |
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JP2007089698A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 電気かみそり |
US8819946B2 (en) | 2005-09-27 | 2014-09-02 | Panasonic Corporation | Electric shaver |
JP4715425B2 (ja) * | 2005-09-27 | 2011-07-06 | パナソニック電工株式会社 | 電気かみそり |
JP2010088729A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-04-22 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 電気かみそり |
EP2208589A1 (en) | 2009-01-15 | 2010-07-21 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Electric shaver |
EP2208586A1 (en) | 2009-01-15 | 2010-07-21 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Electric shaver |
US8347508B2 (en) | 2009-01-15 | 2013-01-08 | Panasonic Corporation | Electric shaver |
US8381405B2 (en) | 2009-01-15 | 2013-02-26 | Panasonic Corporation | Electric shaver |
US8458911B2 (en) | 2009-01-15 | 2013-06-11 | Panasonic Corporation | Electric shaver |
US8627574B2 (en) | 2009-01-15 | 2014-01-14 | Panasonic Corporation | Electric shaver |
US20100175264A1 (en) * | 2009-01-15 | 2010-07-15 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Electric shaver |
US9399302B2 (en) | 2009-01-15 | 2016-07-26 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Electric shaver |
JP2010252941A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Izumi Products Co | 往復式電気かみそり |
WO2011058487A1 (en) * | 2009-11-12 | 2011-05-19 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Hair cutting device with pivoting mechanism |
CN102666037A (zh) * | 2009-11-12 | 2012-09-12 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 具有枢转机构的毛发切割设备 |
JP2013510628A (ja) * | 2009-11-12 | 2013-03-28 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ピボット機構を有する毛髪切り器具 |
CN102666037B (zh) * | 2009-11-12 | 2015-04-08 | 皇家飞利浦电子股份有限公司 | 具有枢转机构的毛发切割设备 |
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