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JPH0634966Y2 - 建物の外廊下用目隠板取付具 - Google Patents

建物の外廊下用目隠板取付具

Info

Publication number
JPH0634966Y2
JPH0634966Y2 JP15763188U JP15763188U JPH0634966Y2 JP H0634966 Y2 JPH0634966 Y2 JP H0634966Y2 JP 15763188 U JP15763188 U JP 15763188U JP 15763188 U JP15763188 U JP 15763188U JP H0634966 Y2 JPH0634966 Y2 JP H0634966Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surface portion
pillar
plate
building
handrail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15763188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0279704U (ja
Inventor
宗且 園田
Original Assignee
株式会社園田製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社園田製作所 filed Critical 株式会社園田製作所
Priority to JP15763188U priority Critical patent/JPH0634966Y2/ja
Publication of JPH0279704U publication Critical patent/JPH0279704U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0634966Y2 publication Critical patent/JPH0634966Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、建物の外廊下に設けた手摺の柱の上端に支柱
部材を載置し、この支柱部材をバンド部材によって固定
し、該支柱部材により目隠板を取付けるようにした目隠
板取付具に関するものである。
〈従来の技術〉 近時、都会では低層アパート等の建物が密集した状態で
建築されており、これにともないプライバシーの問題が
多々発生している。即ち、低層の建物が密集すると、隣
接した建物の外廊下を人が歩くと、この人は無意識の内
にも近接している隣りの建物の部屋の内部を除くことと
なってしまう。このため、新たに低層アパートを建設す
る場合には、外廊下に目隠板を取付け、通る人の視界を
遮ることにより隣りの建物の住民のプライバシーを保護
するようにしている。
〈考案が解決しようとする課題〉 新たに建設する建物の場合には外廊下と共に目隠板を施
工するので問題は生じない。
しかし、既設の建物の外廊下に目隠板を取付ける場合
に、目隠板を支持する支柱や金具を固定するために溶接
作業が必要となり、多大な労力と時間を要する。また、
溶接作業を行うと、火花や煙が発生するため、住民に迷
惑を及ぼす。
そこで、既設の建物の外廊下に目隠板を容易に取付ける
ことができる建物の外廊下用目隠板取付具の開発が望ま
れていた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記に鑑み提案されたもので、上面部の一側か
ら下方に向けて固定側面部を延設し、上面部の他側には
可動側面部を回動可能に軸着し、上面部に立設した柱に
目隠板を保持する保持具を上下に設けた支柱部材と、該
支柱部材の固定側面部と可動側面部を結束可能なバンド
部材とにより外廊下用目隠板取付具を構成した。
〈作用〉 支柱部材を外廊下の手摺の柱の上に載置して固定側面部
と可動側面部とを手摺の柱の両側面に当接し、この状態
でバンド部材を固定側面部と可動側面部に巻き付ける。
この様にすると、支柱部材を手摺の柱の上に固定するこ
とができるので、該支柱部材の保持具により目隠板を保
持する。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図及び第2図に示す目隠板取付具は、例えばアパー
トの二階の外廊下用であり、外廊下の手摺1の柱2の上
に載置する支柱部材3と、該支柱部材3を固定するバン
ド部材4とから構成されている。
支柱部材3は、第1図に示すように、手摺1の柱2の上
端とほぼ同じ大きさか僅かに大きな矩形上面部5の一側
から下方に向けて固定側面部6を延設するとともに、上
記上面部5の他側には可動側面部7を蝶番8により回動
可能に軸着して固定側面部6に対向可能とし、上面部5
には溶接等の固定手段により断面四角形の支柱9をほぼ
垂直に立設し、この支柱9の側面の上端部分と下方部分
に溝部10,10を対向させた状態で断面コ字状の保持具11
a,11bを溶接等の手段により固定してなり、上方の保持
具11aの上面にはボルト12とナット13からなる目隠板固
定手段14を設けてある。なお、上下の保持具11a,11b
は、目隠板15が外れない所定の上下間隔に位置させるこ
とは勿論のこと、手摺1の柱2の一般的な高さを考慮し
て通行人の視界を遮る高さに設定する。また、固定側面
部6の左右の側縁に手摺1の他の側面に沿う耳片16,16
を形成し、可動側面部7の左右の側縁にも同様に耳片1
7,17を形成する。
上記した支柱部材3を手摺1の柱2上に載置するには、
第1図に示すように、保持具11a,11bを廊下側に位置さ
せて可動側面部7を開いた状態で手摺1の柱2の上端に
支柱部材3の上面部5を載せ、固定側面部6を柱2の側
面に当接するとともに、可動側面部7を回動して柱2の
他の側面に当接し、固定側面部6と可動側面部7にバン
ド部材4を巻き付けて締付けることにより支柱部材3を
柱2上に固定する。
バンド部材4は、第3図に示すように、弾性を有する金
属製の帯板18を略四角形に屈曲し、該帯板18の一端を外
側に屈曲して係止受部19を形成し、他端にはバックル20
を軸21により軸着する。なお、帯板18は、第3図に示す
ように、各辺の途中を内側に僅かに凸状に彎曲させるこ
とにより板ばね効果を発揮できるように構成してある。
バックル20は、両側に上記軸21を支承する起立片22,22
を形成した操作部材23と、該操作部材23の長さの途中に
一端を軸24により回動自在に軸着して他端には係止部25
を形成した連結部材26とからなり、連結部材26の係止部
25を帯板18の係止受部19に係止可能に成形してある。し
たがって、連結部材26の係止部25を帯板18の係止受部19
から外すと、第3図に示すように、帯板18の弾性によっ
て帯板18の係止受部19とバックル20とが離隔し、この間
隔を手で開いて拡大すると、第2図に示すように、バン
ド部材4を支柱部材3の固定側面部6及び可動側面部7
に巻き付けることができる。
この状態で操作部材23の自由端を帯板18の係止受部19側
に回動すると、連結部材26の軸24が操作部材23の軸21よ
りも係止受部19側に移動するので連結部材26の係止部25
が帯板18の係止受部19に近付くことが可能となり、第4
図に示すように、係止部25を係止受部19に係合すること
ができる。この状態で操作部材23の自由端を係止受部19
から離隔する方向(第4図矢印方向)に回動すると、操
作部材23の軸21が次第に係止受部19側に引き寄せられ、
これにより帯板18が次第に固定側面部6及び可動側面部
7を柱2に締付け始める。そして、操作部材23の自由端
を更に第4図矢印方向に回動すると、連結部材26の軸24
が操作部材23の軸21を越え、操作部材23を充分に回動す
ると、第5図に示すように、連結部材26の軸24が操作部
材23の軸21よりも帯板18に近付く。したがって、帯板18
の一端の係止受部19と反対側との間隔が狭くなり、これ
により帯板18の四辺が支柱部材3の固定側面部6及び可
動側面部7を手摺1の柱2に強い力で締め付けてこれら
を強固に結束する。なお、帯板18の弾性力によりバック
ル20が係止受部19から離隔する方向に移動しようとして
も操作部材23は戻り回動することがなく、連結部材26の
係止部25が帯板18の係止受部19に係止した状態、即ち固
定側面部6及び可動側面部7に柱2に強固に締め付けた
状態を維持する。本実施例では、操作部材23を充分に回
動すると、第5図に示すように、操作部材23の自由端と
帯板18との間の間隙が極く小さくなり指を入れることが
困難なように、操作部材23の自由端の形状を楔形に成形
してある。したがって、子供のいたずら等により不用意
に外されることがない。
上記の様にして手摺1の各柱2上に支柱部材3を載置し
てバンド部材4により強固に固定すると、支柱部材3…
の保持具11a,11bが同一平面上に位置し、この平面に沿
って目隠板15…を設置することができる。
目隠板15は、第1図に示すように、横幅が手摺1の柱2
…の間隔とほぼ等しくて高さが支柱部材3の保持具11a,
11bの間隔よりも僅かに短尺な枠27と、該枠27の開口部
内に嵌合した不透明乃至半透明な板材28とからなる。こ
の様な構成からなる目隠板15を取付けるには、支柱部材
3の保持具11aの目隠板固定手段14を緩めておき、目隠
板15の一方の下端隅部を下側の保持具11bの溝部10内に
嵌入するとともに上端隅部を上側の保持具11aの溝部10
内に嵌入し、隣りの支柱部材3の下側の保持具11bの溝
部10内に上記目隠板15の他方の下端隅部を嵌入するとと
もに上端隅部を上側の保持具11aの溝部10内に嵌入す
る。この様にすると、目隠板15の上下左右の隅部が隣り
合う支柱部材3,3の各保持具11a,11bにより支持され、目
隠板固定手段14のボルト12を締めてナット13でロックす
ると強固に固定される。したがって、同様にして目隠板
15を保持具11a,11bの溝部10…内に順次嵌入していくと
目隠板15…が連続し、通行人の目の高さに遮蔽壁を構成
することができる。
この様にして構成した遮蔽壁は、外廊下を通行する者の
視界を遮るので、隣接する建物の住民のプライバシーを
保護することができる。なお、目隠板15が台風等の強風
に吹かれても、バンド部材4…が支柱部材3…を手摺1
の柱2…に強固に固定しているので、破損することはな
い。
また、一階の外廊下に目隠板15を取付ける場合には、第
6図に示すように、前記したバンド部材4の帯板18に保
持具11c又は保持部11dを溶接等の固定手段により固定
し、このバンド部材4a,4bを一階の外廊下の柱2に保持
具11c,11dが対向する状態で上下に巻き付けて固定し、
該保持具11c,11d間に目隠板15を嵌合することにより取
付けるようにしてもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、既設の外廊下であ
っても、手摺の柱にネジ切り作業をしたり或は溶接で金
具を手摺の柱に固定するなどの面倒な作業を行わなくて
も、支柱部材を手摺の柱上に載置してバンド部材により
きわめて簡単に固定することができる。したがって、住
民に迷惑を及ぼすことなく、しかも熟練しない作業者が
作業しても短時間で簡単に施工することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は支柱部材
の斜視図、第2図は支柱部材をバンド部材により手摺の
柱上に固定した状態の外廊下の正面図、第3図はバンド
部材の斜視図、第4図及び第5図はバンド部材のバック
ルの側面図、第6図は一階の外廊下の柱に目隠板を取付
けるバンド部材の斜視図である。 図中、1は外廊下の手摺、2は手摺の柱、3は支柱部
材、4はバンド部材、5は上面部、6は固定側面部、7
は可動側面部、9は支柱、11は保持具、15は目隠板、18
は帯板、19は係止受部、20はバックル、23は操作部材、
26は連結部材、27は枠、28は板材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面部の一側から下方に向けて固定側面部
    を延設し、上面部の他側には可動側面部を回動可能に軸
    着し、上面部に立設した柱に目隠板を保持する保持具を
    上下に設けた支柱部材と、該支柱部材の固定側面部と可
    動側面部を結束可能なバンド部材とからなる建物の外廊
    下用目隠板取付具。
JP15763188U 1988-12-05 1988-12-05 建物の外廊下用目隠板取付具 Expired - Lifetime JPH0634966Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15763188U JPH0634966Y2 (ja) 1988-12-05 1988-12-05 建物の外廊下用目隠板取付具

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JP15763188U JPH0634966Y2 (ja) 1988-12-05 1988-12-05 建物の外廊下用目隠板取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0279704U JPH0279704U (ja) 1990-06-19
JPH0634966Y2 true JPH0634966Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31437240

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JP15763188U Expired - Lifetime JPH0634966Y2 (ja) 1988-12-05 1988-12-05 建物の外廊下用目隠板取付具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5912698B2 (ja) * 2012-03-14 2016-04-27 未来工業株式会社 取着具の分割体

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Publication number Publication date
JPH0279704U (ja) 1990-06-19

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