JPH06345418A - 炭素粒子含有SiO2エーロゲル - Google Patents
炭素粒子含有SiO2エーロゲルInfo
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- JPH06345418A JPH06345418A JP6001864A JP186494A JPH06345418A JP H06345418 A JPH06345418 A JP H06345418A JP 6001864 A JP6001864 A JP 6001864A JP 186494 A JP186494 A JP 186494A JP H06345418 A JPH06345418 A JP H06345418A
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Abstract
に記載のような欠点を有さないSiO2 エーロゲルを提
供すること。 【構成】a)少なくとも一種類の熱分解可能な炭化水素
ガスおよび/または少なくとも一種類の不活性ガスの存
在下に有機変性SiO2 エーロゲルを、またはb)少な
くとも一種類の熱分解可能な炭化水素ガス および必要
に応じて不活性ガスの存在に有機未変性SiO2 エーロ
ゲルを、600−1300℃に加熱することにより得ら
れる炭素粒子含有のSiO2 エーロゲル。
Description
ーロゲルおよびその製造法、ことに炭素粒子を含有し、
特定のガス雰囲気下において未変性またはSiO2 有機
変性エーロゲルを加熱により後処理して得られるSiO
2 エーロゲルに関する。
与するためには、SiO2 エーロゲルが赤外域において
高い比吸光度を有さなければならない。このため、通常
は微細なカーボンブラック(高度に結晶化した炭素)を
ゾル/ゲル工程中に添加することにより、あるいはSi
O2 エーロゲル粉体に物理的に混合することによりSi
O2 中に導入する。
ボンブラック粉体の凝集が起こるのでエーロゲル中でカ
ーボンブラックを均一に分散し、同時に最適な吸光度を
得るために必要な粒径とすることは必ずしも可能ではな
い。しかるに、赤外領域における所望の比吸光度が得ら
れる割合は非常に限られている。
的に製造装置の重要な部分を汚してしまうことから、非
乳白、透明なSiO2 エーロゲルの製造用にすべてを切
り替えるごとに非常に高額な清掃費用を要す。
子を含有するが上記のような欠点を有さないSiO2 エ
ーロゲルを提供することである。
ことに炭素粒子を含有し、未変性または有機変性SiO
2 エーロゲルを特定条件で加熱することにより得られる
SiO2 エーロゲルにより上記目的が達成できることを
見いだした。すなわち、本発明は炭素粒子を含有し、
a)少なくとも一種類の熱分解可能な炭化水素ガスおよ
び/または少なくとも一種類の不活性ガスの存在下、有
機変性SiO2 エーロゲルを、またはb)少なくとも一
種類の熱分解可能な炭化水素ガスおよび不活性ガスの存
在もしくは不存在下に有機未変性SiO2 エーロゲルを
600−1300℃に加熱することにより得られるSi
O2 エーロゲルに関する。
なくとも一種類の熱分解可能な炭化水素ガスおよび/ま
たは少なくとも一種類の不活性ガスの存在下、密度25
0kg/m3 未満の有機変性SiO2 エーロゲルを、ま
たはb)少なくとも一種類の熱分解可能な炭化水素ガス
の存在下および不活性ガスの存在もしくは不存在下に、
密度250kg/m3 未満の有機未変性SiO2 エーロ
ゲルを350−700℃に加熱することにより得られる
密度250kg/m3 未満のSiO2 エーロゲルに関す
る。
分解可能な炭化水素ガスおよび/または少なくとも一種
類の不活性ガスの存在下に、有機変性SiO2 エーロゲ
ルを、またはb)少なくとも一種類の熱分解可能な炭化
水素ガスの存在下および不活性ガスの存在もしくは不存
在下に有機未変性SiO2 エーロゲルを600−130
0℃に加熱することを特徴とするSiO2 エーロゲル中
の炭素粒子の製造法に関する。
分解可能な炭化水素ガスおよび/または少なくとも一種
類の不活性ガスの存在下に、密度250kg/m3 未満
の有機変性SiO2 エーロゲルを、またはb)少なくと
も一種類の熱分解可能な炭化水素ガスの存在下および不
活性ガスの存在もしくは不存在下に、密度250kg/
m3 の有機未変性SiO2 エーロゲルを350−700
℃に加熱することを特徴とする密度250kg/m3 未
満のSiO2 エーロゲル中の炭素粒子の製造法に関す
る。
載する。
ルは通常、珪素原子と直接結合、または酸素原子を介し
て珪素原子と結合する有機基Rを含む。好ましい有機変
性SiO2 エーロゲルは直接珪素原子に結合する有機基
Rを少なくともいくつかは含んでいる。
ル、アルキニルおよびアリールである。有機基がアルキ
ルまたはアリールであると好ましい。特に好ましく用い
られるアルキル基はメチル基およびプロピル基である。
また、好ましく使用されるアリール基はフェニル基であ
る。
SiO2 エーロゲルはすでに炭素粒子を含むSiO2 か
ら成り、a)少なくとも一種類の熱分解可能な炭化水素
ガスおよび/または少なくとも一種類の不活性ガスの存
在下、有機変性SiO2 エーロゲルを、またはb)少な
くとも一種類の熱分解可能な炭化水素ガスの存在下およ
び不活性ガスの存在もしくは不存在下に有機未変性Si
O2 エーロゲルを600−1300℃に加熱することに
より得られる。
分解不可能な有機基Rを含むオルガノ(トリメトキシ)
シランRSi(OMe)3 を使用したゾル/ゲル工程に
よる公知方法で製造できる。MeSi(OMe)3 につ
いては Journal of Non-Crystalline Solids 145 (1992
年) 出版の F. Schwertfeger、 W. Glaubitt および V.
Schubert著、Hydrophobic Aerogels From Si(OMe)4/MeS
i(OMe)3 Mixture、85-89頁に既に記載されている。
e)4 とオルガノ(トリメトキシ)シランRSi(OM
e)3 の混合物を塩基触媒により加水分解および縮合す
ることにより有機置換アルコキシゲルが得られる。また
これに続き、例えばメタノールを使用して超臨界乾燥を
行い、対応するSiO2 エーロゲルを得ることができ
る。
ル、アルケニル、アルキニルまたはアリール、好ましく
はメチル、プロピルまたはフェニル)とSi(OR′)
4 (R′=アルキルまたはアリール、好ましくはメチル
またはエチル)を混合比を変えて混合する(RSi(O
R′)3 =xモル、Si(OR′)4 =yモルとす
る)。xおよびyはいかなる比率でも良いが、所望の特
性を得るためにxとyの混合比を0:1−2:3とする
ことが好ましい。SiO2 エーロゲルの密度を一定に調
整するために、アルコキシシランを一定量の特定のアル
コールR′OHに溶解する。本発明の目的を達成するた
めにそれぞれ必要とされる密度dおよび溶媒の量Vの関
係は以下の式で示される(ここでVMeOHはメタノール使
用を示す)。
れRSi(OR′)3 およびSi(OR′)4 から得ら
れた酸化物成分の分子量を示す。
y)モルの水を0.01Nのアンモニア水溶液の形で溶
液に添加する。
℃、好ましくは20−30℃の密閉容器内にゲル化が起
こるまで放置した。
閉容器内で10−60℃で2−20日間、好ましくは2
0−30℃で5−10日間貯蔵し、老化させる。H2 O
/R′OH比は老化工程が終了すると変わらなくなるの
で、老化のために適当とされる期間はゲル中のH2 O/
R′OH比を連続的に測定することにより定められる。
乾燥に付す(例えば米国特許第4667417号明細
書)。
メタノール)とSiO2 エーロゲルが化学反応を起こす
可能性があり、その結果例えばメタノールを使用する場
合にはO−メチル基が形成される。
て確実に珪素原子と結合している有機変性SiO2 エー
ロゲルを製造する際に、出発原料として適当な有機溶
剤、例えばメタノール、エタノール、プロパノールまた
はイソプロパノールを使用し、超臨界乾燥処理を行うこ
とも可能である。
2 エーロゲルは、例えば珪酸ナトリウム水溶液と硫酸か
ら、ゾル/ゲル工程、ナトリウム塩の洗浄、溶媒の二酸
化炭素などによる置き換え、および超臨界乾燥により得
られる。
のSiO2 エーロゲルはドイツ特許出願公開第3429
671記載の超臨界乾燥により得られる有機未変性Si
O2エーロゲルを少なくとも一種類の熱分解可能な炭化
水素ガスの存在下および不活性ガスの存在または不存在
下に600−1300℃に加熱を行う工程により製造さ
れる。
分解可能な炭化水素ガスを含む雰囲気下に1−10時
間、好ましくは3−5時間、600−1300℃で、好
ましくは700−1200℃で、特に好ましくは900
−1000℃で保管する。熱分解可能な炭化水素ガスの
穏やかな気流を形成することも好ましい。例えば、10
−100cm3 のエーロゲルの場合、10−500cm
3 /minの気流を形成する。
素ガスとして、メタン、プロパン、あるいはアセチレン
が好ましく使用される。天然ガスなどの混合物を使用し
ても良い。熱分解可能ガスは必要に応じて、ことに窒素
やアルゴンなどの不活性ガスで希釈することもできる。
熱処理済のビーズ状(粒径2−6mm)または粉状(粒
径0.1−0.3mm)の有機未変性SiO2 エーロゲ
ルを出発原料として、炭素粒子を含有し炭素含有量1−
43重量%のSiO2 エーロゲルを得ることができる。
炭素粒子含有のこのようなSiO2 エーロゲルは例えば
炭素含有率16重量%の場合、波長2.5μmにおいて
330m2 /kg、5.0μmにおいて290m2 /k
g、および6μmにおいて280m2 /kgの吸光度を
示す。
粒子含有のSiO2 エーロゲルは有機変性SiO2 エー
ロゲルを少なくとも一種類の熱分解可能炭化水素ガスお
よび/または少なくとも一種類の不活性ガスの存在下に
600−1300℃に加熱することにより得られる。
600−1300℃で化学的不活性ガス雰囲気下に保存
される。上記実施態様を好ましく応用する場合には、エ
ーロゲルを不活性ガスの穏やかな気流下において、加熱
速度5−15℃/min、好ましくは8−10℃/mi
nで250−500℃、好ましくは350−450℃に
加熱する。例えば、エーロゲルを10−100cm3 使
用する場合、10−100cm3 /minの気流とす
る。
ガス雰囲気下、加熱速度0.2−10℃/min、好ま
しくは0.5−2℃/minで、800−1200℃
に、好ましくは950−1050℃に更に加熱する。所
望の炭素粒子粒径、すなわち比赤外線吸光度によってS
iO2 エーロゲル試料を800−1200℃で更に15
時間まで、好ましくは900−1000℃で4−10時
間保存する。
未満、好ましくは200kg/m3未満のSiO2 エー
ロゲルは、a)少なくとも一種類の熱分解可能な炭化水
素ガスおよび/または少なくとも一種類の不活性ガスの
存在下、密度250kg/m3 未満、好ましくは200
kg未満の有機変性SiO2 エーロゲルを、またはb)
少なくとも一種類の熱分解可能な炭化水素ガスの存在下
および不活性ガスの存在もしくは不存在下に、密度25
0kg/m3 未満、好ましくは200kg/m3 未満の
有機未変性SiO2 エーロゲルを400−700℃に、
好ましくは450−600℃に加熱することにより有利
に得られる。
状炉内で実施することができる。
熱分解温度により、その特性が多様に変化する。例え
ば、Rがメチルである場合、750−950℃におい
て、非分解メチル基の他に炭素粒子が存在し、炭素含有
成分におけるC:H比は3未満となる。温度を上昇させ
るに従って、C:N比が低下する。1000℃におい
て、水素はもはや存在せず、炭素は元素状となる。
収縮によってわずかに変化する。また、有機成分を除去
する結果として試料の大きさが縮小する。以上により試
料の密度が少々変化する。
し障りのない範囲で一般的に見られる。例えば1000
℃における熱分解の間に、SiO2 の比表面積が通常減
少する。完全に熱分解するに必要な時間を過ぎても10
00℃のままに保つと表面積が更に減少する。従って、
比表面積を非常に大きくするためには熱分解時間をでき
るだけ短くするべきである。一方で、熱分解時間を長く
して比表面積を小さく調整することもでき、吸湿量を抑
えるために有益である。
透過電子顕微鏡(STEM)写真により未熱分解状態の
出発原料と主に同じ特徴のエーロゲル構造を有すること
がわかる。エーロゲル試料中に均一に分散された炭素粒
子の大きさはナノメーター単位の前半の値となる。従っ
て、熱分解により炭素粒子を製造しても、エーロゲル構
造に決定的な影響は与えられない。
が行われた結果、エーロゲル中に存在する炭素粒子は結
晶領域および非結晶領域の双方を有することがわっかっ
ている。フェニル置換SiO2 エーロゲルを熱分解した
場合、カーボンブラックとしての形態を示す結晶領域の
割合が最も高い。1000℃を保っても結晶状の炭素の
割合にはまったく影響がない。2.3−10μmの範囲
の波長において、例えば熱分解を1000℃までの温度
で行うとすると、比吸光度は熱分解された有機基によっ
て10−100m2 /kgとなることが赤外線分光分析
法による測定で示されている。有機置換アルコキシシラ
ンと同様の初期濃度において熱分解前の比吸光度は増加
し、R=メチル<プロピル<ビニル<<フェニルとな
る。
増大する。1000℃における比吸光度は波長2.3μ
mにおいて約200m2 /kgまで増大する。
なガスの存在下に600−1300℃まで再加熱する
と、2.3−10μmの範囲の波長における比吸光度は
少なくとも800m2 /kgまで増大し得る。
おいて、少なくとも一種類の熱分解可能な炭化水素ガス
(不活性ガスで希釈しても良い)の存在下に有機変性S
iO2 エーロゲルを600−1300℃に加熱する。
よび新規方法は多くの利点を有する。
散され、非凝集状態のサイズ数nmの炭素粒子を含む。
所望の比吸光度は粒径、構造を最適化すると同時に熱分
解時間、熱分解温度を特定すること、また必要に応じて
対応する有機基を選択することによって調整される。
解を行うことにより、特定の方法を用いてSiO2 エー
ロゲルに追加の炭素粒子を取り込むことと粒径を増大さ
せることが共に可能となり、結果的に比吸光度値を更に
上昇させることになる。
ーロゲル内で実質的な構造変化がまったく起こらないと
いう事実は特に有利である。
より高い非吸光度値を得ることができる。
びオートクレーブシステムにカーボンブラックが付着し
ないということも新規方法の更なる有利な点である。
エーロゲル100mlを以下の慣用の方法によってそれ
ぞれ製造した。基Rとしてはメチル、ビニル、プロピル
およびフェニルが使用される。RSi(OR′)3 (R
=メチル、ビニル、プロピル、フェニル)およびSi
(OR′)4 (R′=メチル)を種々の混合比(RSi
(OR′)3 =xモル、Si(OR′)4 =yモルとす
る。)で一定量のメタノールに溶解した(表1参照)。
(3x+4y)モルの水に対応する計算量の0.01N
のアンモニア水溶液を上述の溶液に添加した。混合後、
このバッチを室温の密閉容器内にゲル化が起こるまで放
置した。
おいて30℃で7日間貯蔵し、老化させた。
1353号公報記載のようにゲルを超臨界乾燥に付し
た。
よびゲル化が起こるまでの反応時間を示す。
ゲルを50−100cm3 /minのアルゴン気流下
に、加熱速度10℃/minで400℃に加熱した。次
いで、SiO2 エーロゲルを静止アルゴン雰囲気下、加
熱速度1℃/minで1000℃(実施例8においては
500℃)に加熱した。実施例1−6では1000℃
に、実施例8では500℃に達した後、熱処理を終了と
した。0.5cm3 /minのCH4 気流下1000℃
でSiO2 エーロゲル試料を実施例7の更に3時間、実
施例9で更に1時間保存した。
iO2 エーロゲルの特徴を決定した。
びRO基としての形状で存在する有機物状の炭素含有量
を新規方法の遂行前かつメタノールによる超臨界乾燥後
に測定した。新規方法を行った後で、元素状の炭素含有
量を測定した。これらの測定は双方の場合において元素
分析によって行われた。
料の収縮を測定した。この目的で、円筒状のSiO2 エ
ーロゲル試料の直径の収縮率を測定した。
g/m3 )および比表面積(単位:m2 /g、BET法
で測定)を熱分解前かつ超臨界乾燥後、および熱分解後
にそれぞれ測定した。
料について波長3μm、5μm、10μmにおける比吸
光度(単位:m2 /kg)を赤外線分光分析法により求
めた。
づけに使用したデータを表1に、熱分解を行ったSiO
2 エーロゲルの特性づけに使用したデータを表2に示
す。
O2 エーロゲル試料の熱伝導率λをそれぞれ熱線法によ
り測定した。
にある時点から時間ごとに一定電力を供給する。これに
よりワイヤーが加熱されるが、熱伝導率の高い媒体では
熱伝導率の低い媒体よりゆっくりとワイヤーが加熱され
る。次いで、ワイヤーを加熱する程度およびこれにより
間接的にワイヤーを囲む媒体の熱伝導率を、温度の上昇
と共に増大するワイヤーの耐性によって測定する(H.-
P. Ebert、 V. Bock、 O.NilssonおよびJ. Fricke によ
る、The Hot-Wire Method applied to porousmaterial
with low thermal conductivity、High Temperature-Hi
gh Pressureとして出版された、1993年8月、9
月、ポルトガルのリスボンで開催された熱物理的性質に
関する第13回欧州会議、およびDIN51046第一
部参照)。
より実施例8の試料における導電率0.012W/m
K、および実施例9の試料における導電率0.015W
/mKを得た。
Claims (2)
- 【請求項1】炭素粒子含有のSiO2 エーロゲルであっ
て、 a)少なくとも一種類の熱分解可能な炭化水素ガスおよ
び/または少なくとも一種類の不活性ガスの存在下に有
機変性SiO2 エーロゲルを、または b)少なくとも一種類の熱分解可能な炭化水素ガスおよ
び必要に応じて不活性ガスの存在下に有機未変性SiO
2 エーロゲルを、600−1300℃に加熱することに
より得られる炭素粒子含有のSiO2 エーロゲル。 - 【請求項2】密度250kg/m3 未満の炭素粒子含有
のSiO2 エーロゲルであって、 a)少なくとも一種類の熱分解可能な炭化水素ガスおよ
び/または少なくとも一種類の不活性ガスの存在下に、
密度250kg/m3 未満の有機変性SiO2 エーロゲ
ルを、または b)少なくとも一種類の熱分解可能な炭化水素ガスおよ
び必要に応じて不活性ガスの存在下に、密度250kg
/m3 未満の有機未変性SiO2 エーロゲルを、350
−700℃に加熱することにより得られる炭素粒子含有
のSiO2 エーロゲル。
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