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JPH06344602A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH06344602A
JPH06344602A JP13363393A JP13363393A JPH06344602A JP H06344602 A JPH06344602 A JP H06344602A JP 13363393 A JP13363393 A JP 13363393A JP 13363393 A JP13363393 A JP 13363393A JP H06344602 A JPH06344602 A JP H06344602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pulse width
image signal
pulse
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13363393A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Sawada
宏一 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP13363393A priority Critical patent/JPH06344602A/ja
Publication of JPH06344602A publication Critical patent/JPH06344602A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像データのパルス幅変調に基づく階調再現
が、低濃度領域から安定的に行えるようにする。 【構成】パルス幅変調回路に対してテスト用画像データ
nを出力する(S1)。次いで、前記テスト用画像デー
タnをパルス幅変調回路で変調させてパルスが発生した
か否かを判別させる(S2〜S4)。ここで、パルス発
生がない場合には、前記テスト用画像データnを1アッ
プさせる(S5)。そして、パルス発生が得られるまで
前記処理を繰り返し、最初にパルスが発生する画像デー
タPnを検知する(S6)。次いで、前記画像データP
nを補正データPn’として設定し(S7)、実際の画
像形成時に、画像データDATAに前記補正データP
n’を加算し、該加算結果をパルス幅変調させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、詳
しくは、画像信号をパルス幅変調して画像形成を行う画
像形成装置において、低濃度領域でのパルス発生を安定
化させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、レーザ光を画像信号に応じて
内部変調し、該内部変調されたレーザ光を記録媒体上に
走査させることで階調再現を行う構成の画像形成装置が
知られている(特開昭62−39974号公報等参
照)。前記パルス幅変調は、例えばディジタル画像信号
をアナログ信号(直流電圧信号)に変換し、この変換さ
れたアナログ信号を例えば図8に示すようなパターン信
号と比較することで、画像信号に対応するパルス幅を有
するパルス幅変調信号SPWMを得る構成となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
にしてパルス幅変調を行う回路では、入力データと変調
によって得られるパルス幅との関係が、データ範囲の最
小・最大付近ではリニアにならず、データの最小値付近
(低濃度領域)では、パルスを発生させない領域が存在
する。
【0004】ここで、前記低濃度領域は、画像再現にお
いて最も重要であり階調性が必要とされる領域であるた
め、前記パルスを発生させない領域が、経時変化や環境
条件によって変化すると、安定的に低濃度領域を所期の
階調性をもって再現させることができなくなるという問
題が発生する。かかる問題点を解決し得る技術として、
特開昭63−125338号公報には、テスト画像信号
に基づいて実際に画像形成を行わせ、形成された画像の
濃度測定を行って、該測定結果に基づいて画像信号の補
正特性を設定する構成が開示されている。
【0005】しかしながら、上記のように、テスト画像
信号に基づいて形成させた画像の濃度測定を行わせる構
成では、装置の規模が大きくなると同時に処理回路及び
処理過程が複雑になってしまうという問題があった。特
に、複数のレーザビームによって複数ラインを同時に記
録させる構成の画像形成装置においては、上記の複雑な
処理過程をレーザビーム毎に行わせる必要が生じ、コス
ト負担や処理負担が大きくなってしまう。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、画像信号に基づいてパルス幅変調を行って画像形
成を行わせる画像形成装置において、実際に画像形成を
行わせる必要がなく、簡易な回路構成によって低濃度領
域のパルス発生特性を安定化させて、低濃度領域の高い
階調再現性を維持できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明では、画
像信号をパルス幅変調するパルス幅変調手段と、このパ
ルス幅変調手段から出力されるパルス幅変調信号に基づ
いて画像形成を行う画像形成手段と、を含んで構成され
た画像形成装置において、前記パルス幅変調手段に対し
てテスト用画像信号を出力し、前記パルス幅変調手段に
おいてパルス発生が開始される画像信号を検出するパル
ス発生開始検出手段と、このパルス発生開始検出手段で
検出されたパルス発生が開始される画像信号に基づき、
画像形成時に前記パルス幅変調手段に出力される画像信
号を補正する画像信号補正手段と、を設けるようにし
た。
【0008】ここで、前記パルス発生開始検出手段が、
テスト用画像信号を初期値からパルス幅の増大方向に段
階的に変化させて、パルス発生が開始される画像信号を
検出するようにすると良い。また、前記パルス発生開始
検出手段が、パルス発生が開始される画像信号の検出
を、画像形成が行われる前に毎回行うよう構成すること
ができる。
【0009】更に、前記パルス発生開始検出手段が、パ
ルス発生が開始される画像信号の検出を、画像形成装置
に対して電源が投入される毎に毎回行う構成としても良
い。
【0010】
【作用】かかる構成によると、画像信号のパルス幅変調
を行うパルス幅変調手段に対してテスト用画像信号が与
えられ、このテスト用画像信号のパルス幅変調が行われ
る。ここで、前記テスト用画像信号のパルス幅変調によ
って、パルス発生が開始される画像信号が検出され、こ
れによって階調再現が得られない(パルスが発生しな
い)画像信号範囲が特定される。
【0011】そして、パルス発生が開始される画像信号
に応じて、画像形成時に画像信号を補正し、該補正され
た画像信号をパルス幅変調させるようにする。これによ
り、パルス幅変調の特性が変化しても、パルスが発生し
ない信号領域の発生を確実に回避し得るようになり、低
濃度領域の階調再現性を確保できるようになる。前述の
ように、パルス発生が開始される画像信号を検出する場
合には、テスト用画像信号を初期値からパルス幅の増大
方向に段階的に変化させれば、初めてパルスが発生した
時点で与えられている画像信号として、パルス発生が開
始される画像信号を容易に検出することができる。
【0012】また、上記のようにテスト用画像信号によ
ってパルス発生が開始される画像信号を検出する処理
が、画像形成が行われる前に毎回行われるようにすれ
ば、各画像形成を最適な変調特性で行わせることが可能
となる。更に、パルス発生が開始される画像信号を、電
源投入毎に検出させる構成とすれば、処理負担を増大さ
せることなく、然も、確実にパルス幅変調特性を検知さ
せることができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明にかかる画像形成装置の一実施例としてレーザプ
リンタの基本構成を示すブロック図であり、本実施例の
レーザプリンタは、画像データ(画像信号)に応じて変
調された2つのレーザビームを主走査方向に平行に走査
させ、2ラインを同時に記録させるタイプのものであ
る。
【0014】この図1において、各ラインの画像データ
DATA(例えば8ビットの濃度信号)及びパルス位置
データPADは、それぞれ補正回路51a,51bに入力さ
れる。該補正回路51a,51bでは、後述するパルス幅変
調回路50a,50b(パルス幅変調手段)で画像データD
ATAの最小値からパルスが発生するように、画像デー
タDATAの補正を行う。
【0015】尚、かかる補正処理が本実施例の特徴部分
であり、後で詳細に説明する。前記補正回路51a,51b
で補正された画像データDATA及びパルス位置データ
PADは、それぞれパルス幅変調回路50a,50bに供給
される。この変調回路50a,50bでは、各ラインの画像
データDATA,パルス位置データPAD及び各データ
クロックDCK1,DCK2とに基づいてパルス幅変調
が行われ、画像データDATAに対応するパルス幅変調
信号が形成される。
【0016】尚、前記パルス幅変調回路50a,50bにお
けるパルス幅変調は、画素の中心位置からパルス幅が広
がるモード、左端から広がるモード、右端から広がるモ
ードのいずれであっても良い。また、具体的なパルス幅
変調処理は、例えばディジタル画像データDATAをア
ナログ信号(直流電圧信号)に変換し、この変換された
アナログ信号を、例えばデータクロックDCK1,DC
K2に基づいて発生させた図8に示すようなパターン信
号と比較することで、画像データDATAに対応するパ
ルス幅を有するパルス幅変調信号SPWMを得る。
【0017】変調回路50a,50bからのパルス幅変調信
号は、レーザ駆動回路32a,32bに出力され、該レーザ
駆動回路32a,32bのパルス幅変調信号に基づいて半導
体レーザ31a,31bの駆動制御によって、レーザビーム
L1,L2が内部変調されて画像記録が行われる。レー
ザ駆動回路32a,32bは、水平及び垂直有効区間でのみ
駆動状態となるようにタイミング回路33からの制御信号
で個別に制御される。
【0018】各レーザ駆動回路32a,32bには、半導体
レーザ31a,31bからレーザビーム光量を示す信号がフ
ィードバックされ、その光量が一定となるように半導体
レーザ31a,31bの駆動が制御される。半導体レーザ31
a,31bからそれぞれ出力される2つのレーザビームL
1,L2は、ポリゴンミラー(回転多面鏡)35に供給さ
れて偏向され、後述する感光ドラム(記録媒体)上に走
査される。このポリゴンミラー35によって偏向されたレ
ーザビームL1,L2の走査開始点は、走査領域の先端
側に配設されたインデックスセンサ36によって検出され
る。
【0019】そして、前記インデックスセンサ36の検出
信号は、インデックス信号(同期信号)発生回路37に供
給されて、このインデックス信号発生回路37によって各
レーザビームL1,L2による記録開始をそれぞれに制
御するためのインデックス信号(同期信号)S1,S2
が形成される。前記インデックスセンサ36は、図2に示
すように、2つに分割された受光部A,Bを備え、各受
光部A,B毎に光ビームの検知信号を出力するセンサで
あり、各受光部A,BがレーザビームL1,L2の走査
方向に並ぶように配置され、各受光部A,Bには、それ
ぞれ2つのレーザビームL1,L2が共に入射し得るよ
うになっている。尚、以下では、前記インデックスセン
サ36における2つの受光部A,Bにおける出力を区別す
るためにセンサA,センサBとして説明する。
【0020】ここで、前記レーザビームL1,L2は走
査方向に前後して走査されるようになっており、かかる
走査方向におけるずれに対応する2つのインデックス信
号S1,S2を形成するために、まず、一方のレーザビ
ームL1のみを点灯・走査させて、センサA,Bにより
同じレーザビームL1が検知される間隔時間、即ち、セ
ンサA,B間の距離と走査速度とで決定される時間を計
測させる。
【0021】そして、実際の画像形成時には、センサ
A,Bに対してそれぞれに1つのレーザビームのみが検
知されるように制御し、このときに走査開始側のセンサ
Aによる検知信号を前記計測させた時間だけ遅延させ、
該遅延信号と走査方向で後側のセンサBの検知信号と
を、2つのレーザビームL1,L2のずれ時間だけ発生
タイミングが異なる2つインデックス信号S1,S2と
して得る。
【0022】又は、センサA,Bに対してそれぞれに1
つのレーザビームのみが検知されるように制御したとき
の検知間隔時間を計測させ、前記同じレーザビームL1
を検知させたときの間隔時間との偏差として、レーザビ
ームL1,L2の走査方向におけるずれ時間を演算し、
走査方向で先となって走査されるレーザビームが検知さ
れる側のセンサ出力を前記ずれ時間だけ遅延させて、2
つのインデックス信号を得る(特願平5−65270号
参照)。
【0023】前記センサA,Bに対してそれぞれに1つ
のレーザビームのみが検知されるようにするには、例え
ば、レーザビームL1,L2を個別に点灯・消灯制御し
たり、また、センサA,Bの受光面に、通過させる直線
偏光光の偏光方向が相互に90°異なる偏光素子を設け、
これに対応させてレーザビームL1,L2を相互に偏光
方向か90°異なる直線偏光光として走査されるようにし
たりすれば良い。
【0024】尚、2つのレーザビームL1,L2に対応
する2つのインデックス信号S1,S2を発生させる方
法を前述の方法に限定するものではなく、例えば、特開
昭57−39669号公報等に開示される方法を用いて
も良い。前記インデックス信号S1,S2は、同期回路
60に供給される。同期回路60には、発振回路55より所定
の周波数を有する基本クロックCKが供給され、各イン
デックス信号S1,S2に同期した分周出力DCK1,
DCK2を出力する。前記分周出力DCK1,DCK2
は、それぞれ変調回路50a,50bに対してデータクロッ
ク(ドットクロック)として供給される。
【0025】34はポリゴンミラー35を回転させるモータ
駆動回路であり、そのオン・オフ制御信号はタイミング
回路から供給される。図3は、前記レーザビームL1,
L2が結像する像露光系(画像形成手段)の一例を示す
図である。この図3において、光源ユニット1は、前記
2つの半導体レーザ31a,31bを1列に配置してなり、
該光源ユニット1から発せられる2つの発散光は、集光
レンズ2によって平行な2つのレーザビームL1,L2
になる。
【0026】前記2つのレーザビームL1,L2はポリ
ゴンミラー35に照射され、該ポリゴンミラー35によって
偏向される2つのレーザビームL1,L2は、fθレン
ズ3を介して感光ドラム(記録媒体)4上に走査され
る。これによって画像データに対応した露光が2ライン
同時に行われて静電潜像が感光ドラム4(記録媒体)上
に形成される。そして、この静電潜像に対して逆極性に
帯電したトナーが付着されて現像が行われ、その後記録
紙がトナー像に重ねられ、記録紙の裏側からコロナ帯電
器でコロナ帯電極性とは逆極性の電荷が記録紙に与えら
れることにより、トナー像が記録紙に転写される。
【0027】尚、図3で、反射鏡5は、走査ラインの先
端にレーザビームL1,L2が照射されたときに、該レ
ーザビームL1,L2をインデックスセンサ36に導くた
めのものである。次に、前記補正回路51a(画像信号補
正手段)での補正方法を、図4のフローチャートに従っ
て説明する。
【0028】尚、本実施例においてパルス発生開始検出
手段としての機能は、前記図4のフローチャートに示す
ようにCPU38が備えている。まず、CPU38からのテ
スト用画像データn(テスト用画像信号)を、通常の画
像データDATAの代わりに補正回路51aに出力する
(S1)。前記テスト用画像データnは、00H〜FF
Hの256 ステップのカウントデータであり、初期値とし
ては00Hが与えられる。尚、本実施例では、画像デー
タDATAの増大方向が濃度増大方向であり、更に、パ
ルス幅変調信号のパルス幅の増大方向は、濃度増大方向
に一致するものとする。
【0029】前記テスト用画像データnは、補正回路51
aで補正されずにそのまま変調回路50aに出力され、テ
スト用画像データnのパルス幅変調が行われる(S
2)。そして、CPU38は、テスト用画像データnをパ
ルス幅変調した結果を入力し(S3)、変調結果として
パルスが発生したか否かを判別する(S4)。ここで、
パルス発生が検知されない場合には、前記テスト用画像
データnを1アップし(S5)、該カウントアップさせ
たデータのパルス幅変調を行わせ、かかる処理を繰り返
すことで、変調回路50aにより初めてパルスが発生した
ときのテスト用画像データn(パルス発生開始データP
n)を検知する(S6)。そして、前記パルス発生開始
データPnを、前記補正回路51aにおける補正データP
n’として設定する(S7)。
【0030】即ち、テスト用画像データnを0(初期
値)からカウントアップさせて、パルス幅変調によりパ
ルスが形成される最小の画像データPnを検知するもの
であり(図6参照)、かかるテスト用画像データnのパ
ルス幅変調処理によって、画像データPn未満の画像デ
ータDATAを変調回路50aに与えても、階調再現が行
われないことが検知される。
【0031】前記低濃度領域は、画像再現において最も
重要であり階調性が必要とされる領域であるため、前記
画像データPn未満の画像データDATA領域であって
も、階調再現がなされるようにしたい。そこで、前記パ
ルス発生開始データPnを、前記補正回路51aにおける
補正データPn’とし、図5のフローチャートに示すよ
うに、実際の画像形成時に(S11)、画像データDAT
Aに前記補正データPn’を加算して(S12:図7参
照)、該加算補正された画像データDATAをパルス幅
変調させるようにする(S13)。
【0032】これにより、パルス発生開始データPn未
満の画像データDATAが与えられたときにでも、変調
回路50aによって画像データDATAに対応するパルス
幅の変調信号が得られるようにでき、低濃度領域の階調
再現を確実に得ることが可能となる。上記の補正処理
は、補正回路51bにおいても同様にして個別に行われ、
各補正回路51a,51bでパルス発生開始データPnが異
なっても、各レーザビームL1,L2による低濃度領域
の階調再現がそれぞれに確保できるようにする。
【0033】このように、本実施例によると、実際の画
像形成を行わせなくても、パルス幅変調信号のパルス発
生を監視することで、低濃度領域の階調再現を確保でき
るパルス幅変調特性を得ることができる。即ち、変調回
路50a,50bにおけるパルス幅変調で、パルスを発生さ
せないデータ領域が経時変化や環境条件の変化により変
化しても、かかる領域をテスト用画像データnを与えた
ときのパルス発生特性によって検知して、画像データD
ATAの最小値からパルスが発生するように補正される
から、低濃度領域(画像データDATAの小さい領域)
での階調再現を確実に得ることができる。
【0034】上記のパルス発生開始データPnの検知
は、画像形成が行われる前に毎回、又は、レーザプリン
タ(画像処理装置)に対して電源が投入される毎に毎回
行わせるようにすると良い。画像形成の直前にその都度
行わせるようにすれば、各画像の形成時に所期のパルス
幅変調特性を確実に得ることができ、比較的短期間にお
ける変調特性の変化に対応できる。
【0035】また、電源投入毎に行わせる構成とすれ
ば、処理負担を軽減しつつ、前記開始データPnの検知
機会を確実に確保し、比較的長いスパンでのパルス幅変
調特性の変化に対応できる。尚、上記実施例では、パル
ス発生開始データPnをそのまま画像データDATAの
加算補正データPn’としたが、低濃度領域における階
調再現の要求によっては、パルス発生開始データPnか
ら階調再現の必要性のない信号域を示すデータαを減算
し、該減算結果を補正データPn’としても良い。
【0036】更に、上記実施例では、2つのレーザビー
ムL1,L2を内部変調する構成としたが、レーザビー
ム数は1つ或いは3つ以上であっても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、画
像信号をパルス幅変調して得た信号に基づいて画像形成
を行わせる装置において、テスト用画像信号をパルス幅
変調させることで、パルス発生が開始される画像信号が
検知され、かかる画像信号に基づいて実際の画像形成時
に画像信号を補正することで、特に低濃度領域の階調再
現を確実に得ることができるようになり、経時変化や環
境条件の変化があっても、低濃度領域の階調再現性を安
定的に得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図。
【図2】同上実施例におけるインデックスセンサの詳細
を示す図。
【図3】同上実施例における像露光系を示す斜視図。
【図4】パルス幅変調の特性を検知する処理を示すフロ
ーチャート。
【図5】変調特性に応じた画像データの補正処理を示す
フローチャート。
【図6】パルス幅変調の特性例を示す線図。
【図7】補正後のパルス幅変調の特性を示す線図。
【図8】パルス幅変調の1例を示すタイムチャート。
【符号の説明】
1 光源ユニット 2 集光レンズ 3 fθレンズ 4 感光ドラム 5 反射鏡 31a,31b 半導体レーザ 32a,32b レーザ駆動回路 33 タイミング回路 35 ポリゴンミラー 36 インデックスセンサ 37 インデックス信号発生回路 38 CPU 50a,50b 変調回路 51a,51b 補正回路 55 発振回路 60 同期回路 L1,L2 レーザビーム S1,S2 インデックス信号 DCK1,DCK2 データクロック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号をパルス幅変調するパルス幅変調
    手段と、 該パルス幅変調手段から出力されるパルス幅変調信号に
    基づいて画像形成を行う画像形成手段と、 を含んで構成された画像形成装置において、 前記パルス幅変調手段に対してテスト用画像信号を出力
    し、前記パルス幅変調手段においてパルス発生が開始さ
    れる画像信号を検出するパルス発生開始検出手段と、 該パルス発生開始検出手段で検出されたパルス発生が開
    始される画像信号に基づき、画像形成時に前記パルス幅
    変調手段に出力される画像信号を補正する画像信号補正
    手段と、 を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記パルス発生開始検出手段が、テスト用
    画像信号を初期値からパルス幅の増大方向に段階的に変
    化させて、パルス発生が開始される画像信号を検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記パルス発生開始検出手段が、パルス発
    生が開始される画像信号の検出を、画像形成が行われる
    前に毎回行うことを特徴とする請求項1又は2のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記パルス発生開始検出手段が、パルス発
    生が開始される画像信号の検出を、画像形成装置に対し
    て電源が投入される毎に毎回行うことを特徴とする請求
    項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
JP13363393A 1993-06-03 1993-06-03 画像形成装置 Pending JPH06344602A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006198998A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Canon Inc 画像形成装置、階調画像形成方法、及びプログラム

Cited By (2)

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JP4541910B2 (ja) * 2005-01-24 2010-09-08 キヤノン株式会社 画像形成装置

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