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JPH06339017A - カラー画像の彩度強調方法及び装置 - Google Patents

カラー画像の彩度強調方法及び装置

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Publication number
JPH06339017A
JPH06339017A JP5128570A JP12857093A JPH06339017A JP H06339017 A JPH06339017 A JP H06339017A JP 5128570 A JP5128570 A JP 5128570A JP 12857093 A JP12857093 A JP 12857093A JP H06339017 A JPH06339017 A JP H06339017A
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JP
Japan
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saturation
value
maximum
coefficient
image
Prior art date
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Granted
Application number
JP5128570A
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English (en)
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Inventor
Akira Inoue
晃 井上
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速で、メモリ消費が少なく、また高画質化
を図るための彩度強調を自動的に行う。 【構成】 入力画像メモリ1から各画素ごとにRGBの
最大値Iを算出する最大値算出手段2と強調係数aを入
力する係数入力手段5と、各画素ごとにIと各RGB値
との差に強調係数aを乗じ、その結果をIから減算した
ものを新しいRGB値とする演算を施すRGB画素演算
手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン、スキャ
ナ、ファクシミリ等において、画像の色の彩度を調節す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像の彩度を強調するに
は、RGBのデータを明度、彩度、色相の3つの成分に
分解し、彩度の成分だけをルックアップテーブル(LU
T)を用いて変換し、その後RGBの逆変換するという
手法がとられていた。
【0003】一例として、図5に示すように、入力画像
メモリ41のRGBデータを、色座標変換手段42で例
えばL* * * 座標に変換し、彩度C* を彩度変換手
段46で変換した後、色座標逆変換手段47でRGBに
逆変換する。彩度変換手段46の例としては、図6の彩
度変換関数49のような特性をもつルックアップテーブ
ルを参照して彩度を変換する方法がある。RGBからL
* * * への変換式は、文献JIS−Z8729など
に詳しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラー画像の彩
度強調装置は、RGB信号から明度、彩度、色相の成分
に分解する変換処理が必要であり、計算時間やメモリが
多く必要であるという欠点があった。
【0005】また、出力画像の高画質化を図るために
は、彩度成分を変換するLUTを最適に決定しなければ
ならないが、従来これをマニュアルによって調節しなけ
ればならないという欠点があった。
【0006】本発明の目的は、上記の欠点を解決し、非
常に高速で、メモリが少なくて済む彩度強調装置を提供
することである。さらに、高画質化を図るための彩度強
調を自動的に行うことができる彩度強調装置を提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明のカラー画像
の彩度強調方法は、カラー画像の各画素のR,G,B値
の最大値をIとし、Iと各R,G,B値との差に強調係
数を乗じ、その結果をIから減算したものを新しいR,
G,B値とすることによって、画像の彩度を強調するこ
とを特徴とする。
【0008】第2の発明のカラー画像の彩度強調方法
は、第1の発明において、カラー画像の各画素のR,
G,B値の最大値をI、最小値をiとし、Iとiの差を
Iで除した値である彩度を各画素ごとに計算し、画像内
での彩度最大値あるいは画像内の明度の高い領域での彩
度最大値を求め、彩度最大値の関数として前記強調係数
を決定することを特徴とする。
【0009】第3の発明のカラー画像の彩度強調方法
は、第1の発明において、カラー画像の各画素のR,
G,B値の最大値をI、最小値をiとし、Iとiの差を
Iで除した値である彩度を各画素ごとに計算し、求めら
れた彩度の画像データに低域濾過作用を施した画像内で
の彩度最大値あるいは画像内の明度の高い領域での彩度
最大値を求め、彩度最大値の関数として前記強調係数を
決定することを特徴とする。
【0010】第4の発明のカラー画像の彩度強調装置
は、入力カラー画像メモリから、各画素ごとに、R,
G,Bの最大値Iを算出する最大値算出手段と、強調係
数aを入力する係数入力手段と、各画素ごとにIと各R
GB値との差に強調係数aを乗じ、その結果をIから減
算したものを新しいR,G,B値とする演算を施すRG
B画素演算手段とからなることを特徴とする。
【0011】第5の発明のカラー画像の彩度強調装置
は、第4の発明において、係数入力手段の代わりに、入
力カラー画像メモリから各画素のR,G,Bの最大値I
と最小値iを算出し、最大値Iと最小値iの差を最大値
Iで除算する演算を施すことによって彩度を算出する彩
度算出手段と、彩度算出手段の出力をストアする彩度画
像メモリと、彩度画像メモリ内での最大値として彩度最
大値を抽出する彩度最大値抽出手段と、彩度最大値の関
数として強調係数aを算出する強調係数算出手段とをも
つことを特徴とする。
【0012】第6の発明のカラー画像の彩度強調装置
は、第4の発明において、係数入力手段の代わりに、入
力カラー画像メモリから各画素4のR,G,Bの最大値
Iと最小値iを算出し、最大値Iと最小値iの差を最大
値Iで除算する演算を施すことによって彩度を算出する
彩度算出手段と、彩度算出手段の出力をストアする彩度
画像メモリと、入力カラー画像メモリから各画素の明度
を算出する明度算出手段と、明度算出手段の出力をスト
アする明度画像メモリと、明度画像メモリと彩度画像メ
モリの値を参照し、明度が一定範囲にある画素での彩度
の最大値として、彩度最大値を抽出する彩度最大値抽出
手段と、彩度最大値の関数として強調係数aを算出する
強調係数算出手段とをもつことを特徴とする。
【0013】第7の発明のカラー画像の彩度強調装置
は、第5又は第6の発明において、彩度画像メモリの後
段に彩度画像データに低域濾過作用を施す濾過作用手段
をもつことを特徴とする。
【0014】第8の発明のカラー画像の彩度強調装置
は、第5,第6又は第7の発明における強調係数算出手
段が、彩度最大値Sm a x の関数として、a=1/S
m a x の演算によって強調係数aを算出することを特徴
とする。
【0015】
【作用】以下に、第1の発明であるカラー画像の彩度強
調方法の原理について説明する。
【0016】図7は本発明の彩度強調方法の原理を説明
するための図であり、彩度強調前後のR,G,B値の変
化を示す。強調前のRGBの最大値51をI、強調前の
RGBの中間値52m、強調前のRGBの最小値53を
iとすると強調前のこの画素の白色成分は、図7のWで
表される白色成分55となる。白色成分55はR,G,
Bのそれぞれに、iと同じ値で含まれる。よってこの画
素の色成分58は、白色成分55をRGBからそれぞれ
減算した残りの成分である。
【0017】本発明の彩度強調方法は、画素値の中の色
成分の割合を増加させるために白色成分55の割合を低
下させる処理を行う。
【0018】本処理では最大値51がその画素の明度を
代表するものであると考え、強調の前後で最大値51は
変化しないものとする。また、強調の前後で色相を保存
するため、色成分58内の2つの成分の割合は変化しな
いものとする。つまり最大値と中間値の差56と中間値
と最小値の差57の比は、強調前後で一定である。
【0019】よって本発明の彩度強調方法は、強調パラ
メータとして強調係数59(記号はaとする)を用い
る。強調後の最大値61(I’)と強調後の最小値63
(i’)と強調後の中間値62(m’)は次式の演算に
よって得られる。
【0020】 I’=I, m’=I−(I−m)a, i’=i−(I−i)a (1) 以上より強調係数59が1.0より大きいときは強調後
の白色成分65は強調前の白色成分55よりも少なくな
り、彩度が強調される。強調係数59が1.0より小さ
いときは強調後の白色成分65は強調前の白色成分55
よりも大きくなり、彩度が低下する。強調係数59が
1.0のときは強調前後で色の変化はない。強調係数5
9が0.0のときは強調後の画素は無彩色となる。また
強調後の、最大値と中間値の差66と中間値と最小値の
差67の比は、強調前と同じであり、色相が保存される
ことが分かる。
【0021】以下に、第2の発明であるカラー画像の彩
度強調方法の原理について説明する。
【0022】本発明は、第1の発明のカラー画像の彩度
強調方法において強調係数を決定するための方法を付加
したものである。
【0023】入力カラー画像の各画素のR,G,B値の
最大値をI、最小値をiとすると、Iとiの差をIで除
した値を、その画素の彩度Sとする。
【0024】 S=(I−i)/I (2) この彩度の値は、図7において、最大値51の中の、白
色成分55を除いた部分の割合を示すものであり、彩度
の定義として妥当である。この彩度は0.0から1.0
までの範囲で定義される。
【0025】次に彩度を各画素ごとに計算し、画像内で
の彩度の最大値Sm a x を求める。そして彩度の最大値
m a x の関数として強調係数59を得る。
【0026】図8は強調係数を得るための関数の一例を
示す。横軸のSm a x は彩度の最大値であり、縦軸は強
調係数である。関数としては第一の関数71や、第二の
関数72のような例がある。実際の装置では関数をルッ
クアップテーブルとして記憶しておき、必要に応じて参
照する方法をとることができる。
【0027】また、図9のように横軸に入力画像の彩度
Sをとり、縦軸に出力画像の彩度S’をとると、図6の
強調係数59は、図9のグラフにおいて、原点を通る直
線の傾きを表すことになる。そこで、入力画像の彩度が
m a x である画素を、出力では彩度1.0にしようと
すると、図9の彩度変換関数81のように傾きが1/S
m a x の直線となるから、強調係数aは、次式で表せ
る。
【0028】 a=1/Sm a x (3) これを図8のグラフに表すと、第二の関数72のような
形になる。
【0029】また、彩度の最大値Sm a x を求めるのに
入力画像の画面全体の彩度の最大値を求めるのではな
く、画像の明度の高い部分における彩度の最大値を求め
る方法がある。式(2)による彩度の定義を用いると、
明度が低いところでは彩度がいくら大きくなっても色は
あざやかにならない。よって明度の高いところだけを、
対象にしてSm a x を求めることで、人間の色知覚に適
応した強調係数aの決定ができる。
【0030】以上のように強調係数の決定をすると、こ
の値をもとに第1の発明の彩度強調方法によって彩度を
強調する。
【0031】以下に、第3の発明である画像の彩度強調
方法の原理について説明する。本発明は、第2の発明の
画像の彩度強調方法において強調係数を決定するための
方法を変更したものである。
【0032】本発明では、入力画像ごとに彩度を計算し
た後に、低域濾過作用を施す。その出力である低域彩度
画像から、彩度の最大値Sm a x を求める。以下の処理
は、第2の発明の彩度強調方法と同じである。
【0033】人間の感覚に関する知験によれば、画像の
彩度については、低周波成分の影響が高周波成分に比べ
て非常に大きいことが分かっている。よって低周波を濾
過しても、彩度に関する影響はほとんどなく、逆に、入
力画像にノイズ成分が含まれるときには、それらの影響
を取り除くことが可能となる。
【0034】
【実施例】以下に、本発明の実施例である画像の彩度強
調装置を図面を用いて説明する。
【0035】図1に第4の発明である画像の彩度強調装
置の一実施例を示す。入力画像メモリ1のR,G,Bデ
ータから、最大値算出手段2によって、各画素ごとに、
R,G,Bの最大値Iを算出する。
【0036】またあらかじめ係数入力手段5から強調係
数aを入力しておく。
【0037】そしてRGB画素演算手段3において、入
力画像メモリ1の各画素ごとに最大値Iと各RGB値と
の差に強調係数aを乗じ、その結果をIから減算する演
算を施す。そしてRGB画素演算手段3の出力を新しい
R,G,B値として出力画像メモリ4にストアする。
【0038】図2に第5の発明である画像の彩度強調装
置の一実施例を示す。前記第4の発明の画像の彩度強調
装置において、係数入力手段5の代わりに、以下の係数
算出手段14を持つ。
【0039】係数算出手段14は、入力画像メモリ1か
ら、彩度算出手段11によって彩度を算出し、彩度画像
メモリ12に出力をストアする。彩度の算出手段11
は、入力画像メモリ1の画素毎に、RGBの最大値Iと
最小値iを算出し、(I−i)/Iの演算を行って彩度
を算出する。次に彩度最大値抽出手段13によって、彩
度画像メモリ12の中の最大値として彩度最大値S
m a x を抽出する。
【0040】そして強調係数aは、彩度最大値変化手段
15によって彩度最大値Sm a x の関数として得られ
る。彩度最大値変換手段15の例としては、図8の第一
の関数71や第二の関数72のような関数を、プログラ
ムされた数学式によって変換する装置や、あらかじめデ
ータを記憶しておき、ルックアップテーブルとして参照
する装置などがある。
【0041】得られた強調係数aをもとに、第4の発明
の画像の彩度強調装置と同じ方法によって各画素に演算
を施し、彩度を強調する。
【0042】図3に第6の本発明の画像の彩度強調装置
の一実施例を示す。前記第4の発明の画像の彩度強調装
置において、係数入力手段5の代わりに、以下の係数算
出手段24を持つ。
【0043】係数算出手段24は、入力画像メモリ1か
ら、彩度算出手段11によって彩度を算出し、彩度画像
メモリ12に出力をストアする。また、同時に入力画像
メモリ1から明度算出手段21によって各画素のRGB
の最大値Iを明度画像メモリ22にストアする。最大値
Iがその画素の明度を代表するものであると考えること
は、作用の項でのべた。
【0044】彩度の算出手段11は、入力画像メモリ1
の画素毎に、RGBの最大値Iと最小値iを算出し、
(I−i)/Iの演算を行って彩度を算出する。
【0045】次に彩度最大値抽出手段23によって、明
度画像メモリ22を参照しながら、明度の高い領域にお
ける彩度の最大値として彩度最大値Sm a x を求める。
明度を考慮する理由は、作用の項に述べた。
【0046】そして強調係数aは、彩度最大値変換手段
15によって彩度最大値Sm a x の関数として得られ
る。彩度最大値変換手段15の例は第5の発明の彩度強
調装置の項で述べた。
【0047】得られた強調係数6をもとに、第4の発明
の画像の彩度強調装置と同じ方法によって各画素に演算
を施し、彩度を強調する。
【0048】図4に第7の本発明の画像の彩度強調装置
の一実施例を示す。図4は図2の係数算出手段14を置
き換えたものである。本発明は前記第5、第6の発明の
画像の彩度強調装置において、彩度画像メモリ12のデ
ータに対し、低域濾過手段31によって低域濾過作用を
施す。
【0049】以後は第5、第6の発明の画像の彩度強調
装置と同様にして強調係数aを得る。そして得られた強
調係数aをもとに、第4の発明の画像の彩度強調装置と
同じ方法によって各画素に演算を施し、彩度を強調す
る。
【0050】なお第6の発明の彩度強調装置に適用する
には、図3の彩度画像メモリ12と彩度最大値抽出手段
23との間に低域濾過手段31を置く。
【0051】図2、図3、図4に第8の発明の画像の彩
度強調装置の実施例を示す。前記第5、第6、第7の画
像の彩度強調装置において、強調係数算出手段15とし
て、次の関数を作用させる手段を実装する。
【0052】 a=1/Sm a x (4) 強調係数算出手段15の例としては数学式をプログラム
したものや、あらかじめデータを記憶しておき、ルック
アップテーブルとして参照する手段がある。
【0053】これによって、Sm a x が大きい時は、入
力画像の彩度が高いということで、強調係数aは低くな
り、Smaxが小さい時は強調係数aは大きくなる。S
maxが0のときは適当な値をaとして決めておく。
【0054】
【発明の効果】RGB値のカラー画像を、他の座標系に
変換することなく色相を変化させずに、彩度の強調がで
きる。また、処理時間が短くてすむ。強調係数が1.0
より大きいときは彩度を強調するが、1.0よりも小さ
いと逆に彩度を低下させることもでき、0.0で完全に
無彩色となる。また1.0のときは全く原画像は変化し
ない。よって無彩色から彩やかな色まで広い範囲の彩度
の調整ができる。
【0055】また、第5、第6、第7の発明の彩度強調
装置は、画像の彩度を見た目に高画質になるように自動
的に強調できる。
【0056】また、第8の発明の彩度強調装置は、補正
係数を計算する際に、原画像のノイズ成分に左右されず
人間の主観にあった補正が可能。
【図面の簡単な説明】
【図1】第3の発明のカラー画像の彩度強調装置の一実
施例を示すブロック図
【図2】第4の発明のカラー画像の彩度強調装置の一実
施例を示すブロック図
【図3】第5の発明のカラー画像の彩度強調装置の一実
施例を示すブロック図
【図4】第6の発明のカラー画像の彩度強調装置の一実
施例を示すブロック図
【図5】従来のカラー画像の彩度強調装置の一実施例を
示すブロック図
【図6】図5の彩度変換手段46で用いられる彩度変換
関数の例
【図7】第1の発明の画像の彩度強調方法を説明するた
めの図
【図8】強調係数算出用関数の例
【図9】入力画像の彩度と出力画像の彩度との関係
【符号の説明】
1,41 入力画像メモリ 2 最大値算出装置 3 RGB画素演算手段 4,48 出力画像メモリ 5 係数入力手段 11 彩度算出手段 12 彩度画像メモリ 13,23 彩度最大値抽出手段 14,24 係数算出手段 15 彩度最大値変換手段 21 明度算出手段 22 明度画像メモリ 23 強調係数算出手段 31 低域濾過手段 42 色座標変換手段 43 L画像メモリ 44 C画像メモリ 45 H画像メモリ 46 彩度変換手段 47 色座標逆変換手段 49,81 彩度変換関数 51 最大値I 52 中間値m 53 最小値i 54 最大値と最小値の差 55 白色成分 56 最大値と中間値の差 57 中間値と最小値の差 58 色成分 59 強調係数 61 変換後の最大値I 62 変換後の中間値m 63 変換後の最小値i 64 変換後の最大値と最小値の差 65 変換後の白色成分 66 変換後の最大値と中間値の差 67 変換後の中間値と最小値の差 68 変換後の色成分 71 第一の関数 72 第二の関数

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像の各画素のR,G,B値の最
    大値をIとし、Iと各R,G,B値との差に強調係数を
    乗じ、その結果をIから減算したものを新しいR,G,
    B値とすることによって、画像の彩度を強調することを
    特徴とするカラー画像の彩度強調方法。
  2. 【請求項2】 カラー画像の各画素のR,G,B値の最
    大値をI、最小値をiとし、Iとiの差をIで除した値
    である彩度を各画素ごとに計算し、画像内での彩度最大
    値あるいは画像内の明度の高い領域での彩度最大値を求
    め、彩度最大値の関数として前記強調係数を決定するこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラー画像の彩度強調方
    法。
  3. 【請求項3】 カラー画像の各画素のR,G,B値の最
    大値をI、最小値をiとし、Iとiの差をIで除した値
    である彩度を各画素ごとに計算し、求められた彩度の画
    像データに低域濾過作用を施した画像内での彩度最大値
    あるいは画像内の明度の高い領域での彩度最大値を求
    め、彩度最大値の関数として前記強調係数を決定するこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラー画像の彩度強調方
    法。
  4. 【請求項4】 入力カラー画像メモリから、各画素ごと
    に、R,G,Bの最大値Iを算出する最大値算出手段
    と、強調係数aを入力する係数入力手段と、各画素ごと
    にIと各RGB値との差に強調係数aを乗じ、その結果
    をIから減算したものを新しいR,G,B値とする演算
    を施すRGB画素演算手段とからなることを特徴とする
    カラー画像の彩度強調装置。
  5. 【請求項5】 前記係数入力手段の代わりに、入力カラ
    ー画像メモリから各画素のR,G,Bの最大値Iと最小
    値iを算出し、最大値Iと最小値iの差を最大値Iで除
    算する演算を施すことによって彩度を算出する彩度算出
    手段と、前記彩度計算手段の出力をストアする彩度画像
    メモリと、前記彩度画像メモリ内での最大値として彩度
    最大値を抽出する彩度最大値抽出手段と、彩度最大値の
    関数として強調係数aを算出する強調係数算出手段とを
    もつことを特徴とする請求項4記載のカラー画像の彩度
    強調装置。
  6. 【請求項6】 前記係数入力手段の代わりに、入力カラ
    ー画像メモリから各画素のR,G,Bの最大値Iと最小
    値iを算出し、最大値Iと最小値iの差を最大値Iで除
    算する演算を施すことによって彩度を算出する彩度算出
    手段と、前記彩度算出手段の出力をストアする彩度画像
    メモリと、前記入力カラー画像メモリから各画素の明度
    を算出する明度算出手段と、前記明度算出手段の出力を
    ストアする明度画像メモリと、前記明度画像メモリと前
    記彩度画像メモリの値を参照し、明度が一定範囲にある
    画素での彩度の最大値として、彩度最大値を抽出する彩
    度最大値抽出手段と、彩度最大値の関数として強調係数
    aを算出する強調係数算出手段とをもつことを特徴とす
    る請求項4記載のカラー画像の彩度強調装置。
  7. 【請求項7】 前記彩度画像メモリの後段に彩度画像デ
    ータに低域濾過作用を施す低域濾過作用手段をもつこと
    を特徴とする請求項5又は6記載のカラー画像の彩度強
    調装置。
  8. 【請求項8】 前記強調係数算出手段は、彩度最大値S
    m a x の関数として、a=1/Sm a x の演算によって
    強調係数aを算出することを特徴とする請求項5、6又
    は7記載のカラー画像の彩度強調装置。
JP5128570A 1993-05-31 1993-05-31 カラー画像の彩度強調方法及び装置 Expired - Lifetime JP2600573B2 (ja)

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Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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