JPH06334777A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH06334777A JPH06334777A JP5140118A JP14011893A JPH06334777A JP H06334777 A JPH06334777 A JP H06334777A JP 5140118 A JP5140118 A JP 5140118A JP 14011893 A JP14011893 A JP 14011893A JP H06334777 A JPH06334777 A JP H06334777A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信相手先より会話予約の要求を受けた時に
受話器がオフフックされなくても、通信相手先からの用
件を得ることができるファクシミリ装置を提供する。 【構成】 ファクシミリ通信時に通信相手先より会話予
約の要求があった時に、所定期間内にハンドセット13
がオフフックされない場合は、システム制御部1が音声
/画像メモリ4に予め蓄積されている応答メッセージを
音声録音/再生制御部3により再生すると共に、通信相
手先からの受信メッセージを音声/画像メモリ4に蓄積
するように制御する。
受話器がオフフックされなくても、通信相手先からの用
件を得ることができるファクシミリ装置を提供する。 【構成】 ファクシミリ通信時に通信相手先より会話予
約の要求があった時に、所定期間内にハンドセット13
がオフフックされない場合は、システム制御部1が音声
/画像メモリ4に予め蓄積されている応答メッセージを
音声録音/再生制御部3により再生すると共に、通信相
手先からの受信メッセージを音声/画像メモリ4に蓄積
するように制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に係
り、特に、会話予約機能を備えたファクシミリ装置に関
する。
り、特に、会話予約機能を備えたファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、会話予約機能を備えたファクシミ
リ装置においては、ファクシミリ通信時に、送信側ある
いは受信側のオペレータが所定のキー操作にて会話予約
を通信相手先に要求すると、ファクシミリ通信途中ある
いはファクシミリ通信終了後、相手先のファクシミリ装
置に呼出音を鳴動し、相手側が所定時間内にファクシミ
リ装置に内蔵あるいは外付の電話機の受話器をオフフッ
クすると、電話網を使用した音声による会話を行うこと
ができる(例えば、特開平3−224341号公報参
照)。また、この種の会話予約が可能なファクシミリ装
置においては、会話予約があった場合に、会話予約の宛
先に会話予約があった旨の文字情報を送出するようにし
たものもある(例えば、特開平1−125040号公報
参照)。
リ装置においては、ファクシミリ通信時に、送信側ある
いは受信側のオペレータが所定のキー操作にて会話予約
を通信相手先に要求すると、ファクシミリ通信途中ある
いはファクシミリ通信終了後、相手先のファクシミリ装
置に呼出音を鳴動し、相手側が所定時間内にファクシミ
リ装置に内蔵あるいは外付の電話機の受話器をオフフッ
クすると、電話網を使用した音声による会話を行うこと
ができる(例えば、特開平3−224341号公報参
照)。また、この種の会話予約が可能なファクシミリ装
置においては、会話予約があった場合に、会話予約の宛
先に会話予約があった旨の文字情報を送出するようにし
たものもある(例えば、特開平1−125040号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に示される装置においては、相手先のファクシミリ装
置に呼出音を鳴動してから所定時間内に受話器がオフフ
ックされなければ、通信を終了し、電話回線の切断処理
が行われる。このため、通信相手先のオペレータから会
話予約の要求があっても、その時にファクシミリ装置の
近くに人がいて所定時間内に受話器をオフフックしない
限り、会話予約による会話を行うことができず、相手か
らの用件を得られないといった問題がある。本発明は、
上述した問題を解決するもので、通信相手先より会話予
約の要求を受けた時に受話器がオフフックされなくて
も、通信相手先からの用件を得ることができるファクシ
ミリ装置を提供することを目的とする。
報に示される装置においては、相手先のファクシミリ装
置に呼出音を鳴動してから所定時間内に受話器がオフフ
ックされなければ、通信を終了し、電話回線の切断処理
が行われる。このため、通信相手先のオペレータから会
話予約の要求があっても、その時にファクシミリ装置の
近くに人がいて所定時間内に受話器をオフフックしない
限り、会話予約による会話を行うことができず、相手か
らの用件を得られないといった問題がある。本発明は、
上述した問題を解決するもので、通信相手先より会話予
約の要求を受けた時に受話器がオフフックされなくて
も、通信相手先からの用件を得ることができるファクシ
ミリ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、ファクシミリ通信の送信側あるい
は受信側にて所定の操作が行われることにより設定さ
れ、ファクシミリ通信途中あるいはファクシミリ通信終
了後、所定の警告音を発生して会話予約がある旨を通知
し、会話を可能とする会話予約機能を備えたファクシミ
リ装置において、応答メッセージや受信メッセージの音
声データを蓄積する蓄積手段と、該蓄積手段に蓄積され
た音声データを再生する音声再生手段と、ファクシミリ
通信時に通信相手先より会話予約の要求があった時に、
所定期間内にハンドセットがオフフックされない場合
は、前記蓄積手段に蓄積されている応答メッセージを前
記音声再生手段により再生すると共に、通信相手先から
の受信メッセージを前記蓄積手段に蓄積するように制御
する自動応答制御手段とを備えたものである。また、請
求項2の発明は、前記所定期間を、所定の時間あるいは
所定の会話予約要求回数に達するまでの期間としたファ
クシミリ装置である。
に請求項1の発明は、ファクシミリ通信の送信側あるい
は受信側にて所定の操作が行われることにより設定さ
れ、ファクシミリ通信途中あるいはファクシミリ通信終
了後、所定の警告音を発生して会話予約がある旨を通知
し、会話を可能とする会話予約機能を備えたファクシミ
リ装置において、応答メッセージや受信メッセージの音
声データを蓄積する蓄積手段と、該蓄積手段に蓄積され
た音声データを再生する音声再生手段と、ファクシミリ
通信時に通信相手先より会話予約の要求があった時に、
所定期間内にハンドセットがオフフックされない場合
は、前記蓄積手段に蓄積されている応答メッセージを前
記音声再生手段により再生すると共に、通信相手先から
の受信メッセージを前記蓄積手段に蓄積するように制御
する自動応答制御手段とを備えたものである。また、請
求項2の発明は、前記所定期間を、所定の時間あるいは
所定の会話予約要求回数に達するまでの期間としたファ
クシミリ装置である。
【0005】
【作用】上記の請求項1,2の構成によれば、ファクシ
ミリ通信時に通信相手先より会話予約の要求があった時
に、所定期間内にハンドセットがオフフックされない場
合は、自動応答制御手段が蓄積手段に蓄積されている応
答メッセージを音声再生手段により再生すると共に、通
信相手先からの受信メッセージを蓄積手段に蓄積するよ
うに制御する。これにより、通信相手先より会話予約の
要求があった時にハンドセットがオフフックされなくて
も、通信相手先からの用件を得ることができる。
ミリ通信時に通信相手先より会話予約の要求があった時
に、所定期間内にハンドセットがオフフックされない場
合は、自動応答制御手段が蓄積手段に蓄積されている応
答メッセージを音声再生手段により再生すると共に、通
信相手先からの受信メッセージを蓄積手段に蓄積するよ
うに制御する。これにより、通信相手先より会話予約の
要求があった時にハンドセットがオフフックされなくて
も、通信相手先からの用件を得ることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1は本実施例によるファクシミリ
装置の制御部を示すブロック図である。システム制御部
1は、ファクシミリ装置全体の制御プログラムを格納す
るROM等を備え、ROM内のプログラムに従ってファ
クシミリ装置の各部を制御してファクシミリ装置として
のシーケンスを実行する。符号化/復号化制御部2は、
送信時は画像データを圧縮符号化処理し、受信時は圧縮
画像データを復号化処理する。音声録音/再生制御部3
は、音声録音時は入力された音声アナログデータをディ
ジタルデータに変換し、音声再生時は音声ディジタルデ
ータをアナログデータに変換する。音声/画像メモリ4
は、音声録音/再生制御部3にてディジタル化された音
声データを格納したり、受信画像データや符号化/復号
化制御部2にて符号化された画像データを格納する。
参照して説明する。図1は本実施例によるファクシミリ
装置の制御部を示すブロック図である。システム制御部
1は、ファクシミリ装置全体の制御プログラムを格納す
るROM等を備え、ROM内のプログラムに従ってファ
クシミリ装置の各部を制御してファクシミリ装置として
のシーケンスを実行する。符号化/復号化制御部2は、
送信時は画像データを圧縮符号化処理し、受信時は圧縮
画像データを復号化処理する。音声録音/再生制御部3
は、音声録音時は入力された音声アナログデータをディ
ジタルデータに変換し、音声再生時は音声ディジタルデ
ータをアナログデータに変換する。音声/画像メモリ4
は、音声録音/再生制御部3にてディジタル化された音
声データを格納したり、受信画像データや符号化/復号
化制御部2にて符号化された画像データを格納する。
【0007】スキャナ5としては、例えば、CCDを利
用したラインイメージセンサが用いられ、1ライン毎に
原稿を読み取り、画像データとして出力する。プリンタ
6は、受信した画像データを記録紙等に記録する。操作
部7は、テンキーや各種操作キーを備え、キー操作によ
り各種命令が入力される。通信制御部8は、相手先ファ
クシミリ装置との間でファクシミリ制御信号の交換を行
い、制御手順を実行する。
用したラインイメージセンサが用いられ、1ライン毎に
原稿を読み取り、画像データとして出力する。プリンタ
6は、受信した画像データを記録紙等に記録する。操作
部7は、テンキーや各種操作キーを備え、キー操作によ
り各種命令が入力される。通信制御部8は、相手先ファ
クシミリ装置との間でファクシミリ制御信号の交換を行
い、制御手順を実行する。
【0008】上述した各部はそれぞれバス9を介して接
続されている。さらに、通信制御部8、及び、音声録音
/再生制御部3はモデム10を介して網制御部11に接
続されており、網制御部11は電話回線12に接続され
ている。モデム10は、送信時、送信信号を電話回線1
2での伝送に適した形態に変調し、受信時、電話回線1
2から送られてきた変調信号を復調する。また、網制御
部11は、通信相手先を自動的に発呼し、また、電話回
線12からの発呼に対して自動的に着呼する。この網制
御部11には、ハンドセット13及びスピーカ14が接
続されている。
続されている。さらに、通信制御部8、及び、音声録音
/再生制御部3はモデム10を介して網制御部11に接
続されており、網制御部11は電話回線12に接続され
ている。モデム10は、送信時、送信信号を電話回線1
2での伝送に適した形態に変調し、受信時、電話回線1
2から送られてきた変調信号を復調する。また、網制御
部11は、通信相手先を自動的に発呼し、また、電話回
線12からの発呼に対して自動的に着呼する。この網制
御部11には、ハンドセット13及びスピーカ14が接
続されている。
【0009】このように構成されたファクシミリ装置
は、大別して即時送信モード、蓄積モード、受信モード
の3つのモードを備えており、即時送信モードあるいは
蓄積モードでは、送信原稿をスキャナ5で読み取り、読
み取った画像データを符号化/復号化制御部2で圧縮符
号化する。符号化された画像データは、蓄積モードで
は、音声/画像メモリ4に蓄積された後、所定の時間に
通信制御部8を介してモデム10にて変調され、網制御
部11を介して送信される。また、即時送信モードで
は、音声/画像メモリ4に蓄積されずに、通信制御部8
を介してモデム10にて変調され、網制御部11を介し
て送信される。
は、大別して即時送信モード、蓄積モード、受信モード
の3つのモードを備えており、即時送信モードあるいは
蓄積モードでは、送信原稿をスキャナ5で読み取り、読
み取った画像データを符号化/復号化制御部2で圧縮符
号化する。符号化された画像データは、蓄積モードで
は、音声/画像メモリ4に蓄積された後、所定の時間に
通信制御部8を介してモデム10にて変調され、網制御
部11を介して送信される。また、即時送信モードで
は、音声/画像メモリ4に蓄積されずに、通信制御部8
を介してモデム10にて変調され、網制御部11を介し
て送信される。
【0010】一方、受信モードでは、電話回線12から
入力された画像データをモデム10で復調する。そし
て、それを音声/画像メモリ4に蓄積した後、所定時期
に読み出して符号化/復号化制御部2で復号化するか、
あるいは、音声/画像メモリ4に蓄積せずにそのまま符
号化/復号化制御部2で復号化する。この復号化された
画像データはプリンタ6に転送され、記録紙に記録出力
される。また、このファクシミリ装置は会話予約機能を
備えており、送信時及び受信時に、送信側あるいは受信
側の操作部で会話予約キーが投入されると、会話予約が
あったことをシステム制御部1が検出するようになって
いる。
入力された画像データをモデム10で復調する。そし
て、それを音声/画像メモリ4に蓄積した後、所定時期
に読み出して符号化/復号化制御部2で復号化するか、
あるいは、音声/画像メモリ4に蓄積せずにそのまま符
号化/復号化制御部2で復号化する。この復号化された
画像データはプリンタ6に転送され、記録紙に記録出力
される。また、このファクシミリ装置は会話予約機能を
備えており、送信時及び受信時に、送信側あるいは受信
側の操作部で会話予約キーが投入されると、会話予約が
あったことをシステム制御部1が検出するようになって
いる。
【0011】次に、一般的な送信側あるいは受信側ファ
クシミリ装置からの会話予約要求に対するファクシミリ
装置間の信号処理手順について説明する。図2は送信側
からの会話予約が成立した場合の手順を示す。送信側フ
ァクシミリ装置において、送信中にオペレータのキー操
作により会話予約が指示されると、システム制御部1は
それを検出し、現在送信中の画像データの送信が終了し
た時点で、PRI−EOP信号(手順中断EOP信号)
を送出する。受信側ファクシミリ装置において、この信
号を受信すると電話呼出を開始し、オペレータによりハ
ンドセットがオフフックされると、PIP/PIN信号
(手順中断肯定/否定信号)を出力する。送信側ファク
シミリ装置は、この信号を受信すると電話呼出を開始
し、オペレータによりハンドセットがオフフックされる
と、PRI−EOP信号を送出し、両者間での通話が可
能となる。
クシミリ装置からの会話予約要求に対するファクシミリ
装置間の信号処理手順について説明する。図2は送信側
からの会話予約が成立した場合の手順を示す。送信側フ
ァクシミリ装置において、送信中にオペレータのキー操
作により会話予約が指示されると、システム制御部1は
それを検出し、現在送信中の画像データの送信が終了し
た時点で、PRI−EOP信号(手順中断EOP信号)
を送出する。受信側ファクシミリ装置において、この信
号を受信すると電話呼出を開始し、オペレータによりハ
ンドセットがオフフックされると、PIP/PIN信号
(手順中断肯定/否定信号)を出力する。送信側ファク
シミリ装置は、この信号を受信すると電話呼出を開始
し、オペレータによりハンドセットがオフフックされる
と、PRI−EOP信号を送出し、両者間での通話が可
能となる。
【0012】図3は受信側からの会話予約が成立した場
合の手順を示す。受信側ファクシミリ装置において、受
信中にオペレータのキー操作により会話予約が指示され
ると、システム制御部1はそれを検出し、送信側ファク
シミリ装置からの画像データ送信が終了し、MPS(マ
ルチメッセージ信号)/EOM(メッセージ終了信号)
/EOP(手順終了信号)信号が出力された時点で、P
IP/PIN信号(手順中断肯定/否定信号)を送出す
る。送信側ファクシミリ装置は、この信号を受信すると
電話呼出を開始し、オペレータによりハンドセットがオ
フフックされると、PRI−EOP信号(手順中断EO
P信号)を出力する。受信側ファクシミリ装置は、この
信号を受信すると電話呼出を開始し、オペレータにより
ハンドセットがオフフックされると、両者間での通話が
可能となる。
合の手順を示す。受信側ファクシミリ装置において、受
信中にオペレータのキー操作により会話予約が指示され
ると、システム制御部1はそれを検出し、送信側ファク
シミリ装置からの画像データ送信が終了し、MPS(マ
ルチメッセージ信号)/EOM(メッセージ終了信号)
/EOP(手順終了信号)信号が出力された時点で、P
IP/PIN信号(手順中断肯定/否定信号)を送出す
る。送信側ファクシミリ装置は、この信号を受信すると
電話呼出を開始し、オペレータによりハンドセットがオ
フフックされると、PRI−EOP信号(手順中断EO
P信号)を出力する。受信側ファクシミリ装置は、この
信号を受信すると電話呼出を開始し、オペレータにより
ハンドセットがオフフックされると、両者間での通話が
可能となる。
【0013】一方、図4は送信側からの会話予約が失敗
した場合の一般的な手順を示す。受信側ファクシミリ装
置において、送信側ファクシミリ装置からのPRI−E
OP信号(手順中断EOP信号)により電話呼出が開始
されても、所定時間内にハンドセットがオフフックされ
なければ、MCF(メッセージ確認信号)/RTN(リ
トレーニング否定信号)信号を出力する。これにより、
送信側ファクシミリ装置はDCN信号(回線切断命令)
を送出するため、回線切断処理が行われ、両者間での通
話が不可能となる。
した場合の一般的な手順を示す。受信側ファクシミリ装
置において、送信側ファクシミリ装置からのPRI−E
OP信号(手順中断EOP信号)により電話呼出が開始
されても、所定時間内にハンドセットがオフフックされ
なければ、MCF(メッセージ確認信号)/RTN(リ
トレーニング否定信号)信号を出力する。これにより、
送信側ファクシミリ装置はDCN信号(回線切断命令)
を送出するため、回線切断処理が行われ、両者間での通
話が不可能となる。
【0014】また、図5は受信側からの会話予約が失敗
した場合の一般的な手順を示す。送信側ファクシミリ装
置において、受信側ファクシミリ装置からのPIP/P
IN信号(手順中断肯定/否定信号)により電話呼出が
開始されても、所定時間内にハンドセットがオフフック
されなければ、DCN信号(回線切断信号)を送出する
ため、回線切断処理が行われ、両者間での通話が不可能
となる。
した場合の一般的な手順を示す。送信側ファクシミリ装
置において、受信側ファクシミリ装置からのPIP/P
IN信号(手順中断肯定/否定信号)により電話呼出が
開始されても、所定時間内にハンドセットがオフフック
されなければ、DCN信号(回線切断信号)を送出する
ため、回線切断処理が行われ、両者間での通話が不可能
となる。
【0015】上記に対して本発明では、通信相手先より
会話予約の要求があった時に、ハンドセットがオフフッ
クされなくても通信相手先からの用件が得られるように
して、会話予約機能の活用を図っている。以下に、本実
施例におけるファクシミリ装置の動作について説明す
る。まず、受信中に送信側より会話予約をかけられた場
合の受信側ファクシミリ装置の動作について図6を参照
して説明する。画像信号の受信を終了すると(S1)、
手順中断信号(PRI−EOM/EOP/MPS信号)
を受信したかを調べ(S2)、受信した場合は電話呼出
を開始し(S3)、受信しなければ、受信信号に従った
G3手順を実行する(S4)。S3で電話呼出を開始し
てから所定時間内にハンドセットがオフフックされたか
を調べ(S5)、オフフックされた場合は、電話呼出を
停止し(S6)、手順中断信号(PIP /PIN信
号)を送出して(S7)、電話処理を行い(S8)、S
14に進む。
会話予約の要求があった時に、ハンドセットがオフフッ
クされなくても通信相手先からの用件が得られるように
して、会話予約機能の活用を図っている。以下に、本実
施例におけるファクシミリ装置の動作について説明す
る。まず、受信中に送信側より会話予約をかけられた場
合の受信側ファクシミリ装置の動作について図6を参照
して説明する。画像信号の受信を終了すると(S1)、
手順中断信号(PRI−EOM/EOP/MPS信号)
を受信したかを調べ(S2)、受信した場合は電話呼出
を開始し(S3)、受信しなければ、受信信号に従った
G3手順を実行する(S4)。S3で電話呼出を開始し
てから所定時間内にハンドセットがオフフックされたか
を調べ(S5)、オフフックされた場合は、電話呼出を
停止し(S6)、手順中断信号(PIP /PIN信
号)を送出して(S7)、電話処理を行い(S8)、S
14に進む。
【0016】S5において、ハンドセットがオフフック
されなければ、手順中断信号を2回受信したかを調べ
(S9)、受信した場合は、つまり、手順中断信号を2
回受信してもハンドセットがオフフックされなければ、
電話呼出を停止し(S10)、手順中断信号(PIP/
PIN信号)を送出する(S11)。そして、音声/画
像メモリ4に予め蓄積されている応答メッセージを音声
録音/再生制御部3にてアナログ信号に変換して電話回
線12に送出する(S12)。次に、受信メッセージを
音声録音/再生制御部3にてディジタルデータに変換し
て音声/画像メモリ4に蓄積する(S13)。そして、
受信メッセージの録音が終了すると、回線切断処理を行
い(S14)、動作を終了する。また、S9において、
手順中断信号を2回受信していなければ、S2に戻る。
されなければ、手順中断信号を2回受信したかを調べ
(S9)、受信した場合は、つまり、手順中断信号を2
回受信してもハンドセットがオフフックされなければ、
電話呼出を停止し(S10)、手順中断信号(PIP/
PIN信号)を送出する(S11)。そして、音声/画
像メモリ4に予め蓄積されている応答メッセージを音声
録音/再生制御部3にてアナログ信号に変換して電話回
線12に送出する(S12)。次に、受信メッセージを
音声録音/再生制御部3にてディジタルデータに変換し
て音声/画像メモリ4に蓄積する(S13)。そして、
受信メッセージの録音が終了すると、回線切断処理を行
い(S14)、動作を終了する。また、S9において、
手順中断信号を2回受信していなければ、S2に戻る。
【0017】次に、送信中に受信側より会話予約をかけ
られた場合の送信側ファクシミリ装置の動作について図
7を参照して説明する。画像信号の送信を終了すると
(S20)、MPS/EOM/EOP信号を送出する
(S21)。次いで、手順中断信号(PIP/PIN信
号)を受信したかを調べ(S22)、受信した場合は電
話呼出を開始し(S23)、受信しなければ、受信信号
に従ったG3手順を実行する(S24)。S23で電話
呼出を開始してから所定時間内にハンドセットがオフフ
ックされたかを調べ(S25)、オフフックされた場合
は、電話呼出を停止し(S26)、手順中断信号(PR
I−EOP信号)を送出して(S27)、電話処理を行
い(S28)、S34に進む。
られた場合の送信側ファクシミリ装置の動作について図
7を参照して説明する。画像信号の送信を終了すると
(S20)、MPS/EOM/EOP信号を送出する
(S21)。次いで、手順中断信号(PIP/PIN信
号)を受信したかを調べ(S22)、受信した場合は電
話呼出を開始し(S23)、受信しなければ、受信信号
に従ったG3手順を実行する(S24)。S23で電話
呼出を開始してから所定時間内にハンドセットがオフフ
ックされたかを調べ(S25)、オフフックされた場合
は、電話呼出を停止し(S26)、手順中断信号(PR
I−EOP信号)を送出して(S27)、電話処理を行
い(S28)、S34に進む。
【0018】S25においてハンドセットがオフフック
されなければ、手順中断信号(PIP/PIN信号)を
2回受信したかを調べ(S29)、受信した場合は、つ
まり、手順中断信号を2回受信してもハンドセットがオ
フフックされなければ、電話呼出を停止し(S30)、
手順中断信号(PRI−EOP信号)を送出する(S3
1)。そして、音声/画像メモリ4に予め蓄積されてい
る応答メッセージを音声録音/再生制御部3にてアナロ
グ信号に変換して電話回線12に送出する(S32)。
次に、受信メッセージを音声録音/再生制御部3にてデ
ィジタルデータに変換して音声/画像メモリ4に蓄積す
る(S33)。そして、受信メッセージの録音が終了す
ると、回線切断処理を行い(S34)、動作を終了す
る。また、S29において、手順中断信号を2回受信し
ていなければ、S22に戻る。
されなければ、手順中断信号(PIP/PIN信号)を
2回受信したかを調べ(S29)、受信した場合は、つ
まり、手順中断信号を2回受信してもハンドセットがオ
フフックされなければ、電話呼出を停止し(S30)、
手順中断信号(PRI−EOP信号)を送出する(S3
1)。そして、音声/画像メモリ4に予め蓄積されてい
る応答メッセージを音声録音/再生制御部3にてアナロ
グ信号に変換して電話回線12に送出する(S32)。
次に、受信メッセージを音声録音/再生制御部3にてデ
ィジタルデータに変換して音声/画像メモリ4に蓄積す
る(S33)。そして、受信メッセージの録音が終了す
ると、回線切断処理を行い(S34)、動作を終了す
る。また、S29において、手順中断信号を2回受信し
ていなければ、S22に戻る。
【0019】このように、通信相手先から会話予約要求
である手順中断信号を2回受信しても、ハンドセットが
オフフック状態にならなければ、予め録音されている応
答メッセージを送出し、通信相手先からの用件を録音す
ることにより、会話予約の要求を受けた時に、ファクシ
ミリ装置の近くに人がいなくても確実に会話予約に応答
することができ、通信相手先からの用件を得ることがで
きる。
である手順中断信号を2回受信しても、ハンドセットが
オフフック状態にならなければ、予め録音されている応
答メッセージを送出し、通信相手先からの用件を録音す
ることにより、会話予約の要求を受けた時に、ファクシ
ミリ装置の近くに人がいなくても確実に会話予約に応答
することができ、通信相手先からの用件を得ることがで
きる。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限られるもの
ではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変
形が可能である。例えば、応答メッセージ、受信メッセ
ージは、音声録音/再生制御部3にてディジタルデータ
に変換した後、音声/画像メモリ4に蓄積するようにし
たが、アナログデータのままメモリに蓄積するようにし
てもよい。また、音声データと画像データの蓄積場所を
共通のメモリ4としたが、それぞれ別のメモリに蓄積す
るようにしてもよい。また、手順中断信号を2回受信し
てもハンドセットがオフフック状態にならなければ、応
答メッセージを送出するようにしたが、応答メッセージ
を送出するまでの手順中断信号の受信回数は任意に指定
できる。さらに、応答メッセージを送出するまでの期間
は、手順中断信号の受信回数により設定するのみなら
ず、経過時間により設定してもよい。
ではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変
形が可能である。例えば、応答メッセージ、受信メッセ
ージは、音声録音/再生制御部3にてディジタルデータ
に変換した後、音声/画像メモリ4に蓄積するようにし
たが、アナログデータのままメモリに蓄積するようにし
てもよい。また、音声データと画像データの蓄積場所を
共通のメモリ4としたが、それぞれ別のメモリに蓄積す
るようにしてもよい。また、手順中断信号を2回受信し
てもハンドセットがオフフック状態にならなければ、応
答メッセージを送出するようにしたが、応答メッセージ
を送出するまでの手順中断信号の受信回数は任意に指定
できる。さらに、応答メッセージを送出するまでの期間
は、手順中断信号の受信回数により設定するのみなら
ず、経過時間により設定してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように請求項1,2の発明によれ
ば、通信相手先から会話予約の要求を受けた時に、所定
期間内にハンドセットがオフフック状態にならなけれ
ば、予め蓄積手段に蓄積されている応答メッセージを送
出し、通信相手先からの受信メッセージを蓄積手段に蓄
積することにより、ファクシミリ装置の近くに人がいな
くても確実に会話予約に応答することができ、通信相手
先からの用件を得ることができる。
ば、通信相手先から会話予約の要求を受けた時に、所定
期間内にハンドセットがオフフック状態にならなけれ
ば、予め蓄積手段に蓄積されている応答メッセージを送
出し、通信相手先からの受信メッセージを蓄積手段に蓄
積することにより、ファクシミリ装置の近くに人がいな
くても確実に会話予約に応答することができ、通信相手
先からの用件を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例によるファクシミリ装置の制
御部の構成を示すブロック図である。
御部の構成を示すブロック図である。
【図2】送信側ファクシミリ装置からの会話予約要求が
成立した場合の一般的なファクシミリ装置間での信号処
理手順を示す図である。
成立した場合の一般的なファクシミリ装置間での信号処
理手順を示す図である。
【図3】受信側ファクシミリ装置からの会話予約要求が
成立した場合の一般的なファクシミリ装置間での信号処
理手順を示す図である。
成立した場合の一般的なファクシミリ装置間での信号処
理手順を示す図である。
【図4】送信側ファクシミリ装置からの会話予約要求が
不成立の場合の一般的なファクシミリ装置間での信号処
理手順を示す図である。
不成立の場合の一般的なファクシミリ装置間での信号処
理手順を示す図である。
【図5】受信側ファクシミリ装置からの会話予約要求が
不成立の場合の一般的なファクシミリ装置間での信号処
理手順を示す図である。
不成立の場合の一般的なファクシミリ装置間での信号処
理手順を示す図である。
【図6】本実施例によるファクシミリ装置において受信
中に会話予約をかけられた場合の受信側装置の動作を示
すフローチャートである。
中に会話予約をかけられた場合の受信側装置の動作を示
すフローチャートである。
【図7】本実施例によるファクシミリ装置において送信
中に会話予約をかけられた場合の送信側装置の動作を示
すフローチャートである。
中に会話予約をかけられた場合の送信側装置の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】 1 システム制御部 3 音声録音/再生制御部 4 音声/画像メモリ 13 ハンドセット
Claims (2)
- 【請求項1】 ファクシミリ通信の送信側あるいは受信
側にて所定の操作が行われることにより設定され、ファ
クシミリ通信途中あるいはファクシミリ通信終了後、所
定の警告音を発生して会話予約がある旨を通知し、会話
を可能とする会話予約機能を備えたファクシミリ装置に
おいて、 応答メッセージや受信メッセージの音声データを蓄積す
る蓄積手段と、 該蓄積手段に蓄積された音声データを再生する音声再生
手段と、 ファクシミリ通信時に通信相手先より会話予約の要求が
あった時に、所定期間内にハンドセットがオフフックさ
れない場合は、前記蓄積手段に蓄積されている応答メッ
セージを前記音声再生手段により再生すると共に、通信
相手先からの受信メッセージを前記蓄積手段に蓄積する
ように制御する自動応答制御手段とを備えたことを特徴
とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記所定期間は、所定の時間あるいは所
定の会話予約要求回数に達するまでの期間としたことを
特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5140118A JPH06334777A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5140118A JPH06334777A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06334777A true JPH06334777A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=15261333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5140118A Withdrawn JPH06334777A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06334777A (ja) |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP5140118A patent/JPH06334777A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |