JPH0632320A - 帯束機付き記録装置 - Google Patents
帯束機付き記録装置Info
- Publication number
- JPH0632320A JPH0632320A JP4179906A JP17990692A JPH0632320A JP H0632320 A JPH0632320 A JP H0632320A JP 4179906 A JP4179906 A JP 4179906A JP 17990692 A JP17990692 A JP 17990692A JP H0632320 A JPH0632320 A JP H0632320A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- recording
- recording paper
- signal
- banding machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 腰の弱い記録紙や少ない枚数の記録紙を帯束
する場合にも実質的に最適な締め付け量を与え高品位の
帯束を行う。 【構成】 記録終了後の記録紙処理として、テープ15
等にて帯束する帯束機を備えた記録装置であつて、帯束
時のテープによる記録紙締め付けに伴う記録紙の変形量
を検出する検出手段(90,101)と、この検出値に
基づいて帯束制御を行う制御手段(110)とを設け
た。
する場合にも実質的に最適な締め付け量を与え高品位の
帯束を行う。 【構成】 記録終了後の記録紙処理として、テープ15
等にて帯束する帯束機を備えた記録装置であつて、帯束
時のテープによる記録紙締め付けに伴う記録紙の変形量
を検出する検出手段(90,101)と、この検出値に
基づいて帯束制御を行う制御手段(110)とを設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、フアクシミ
リ、プリンタなどの記録装置における用紙後処理に適用
される帯束機、特にテープを使つて記録紙束を帯束する
帯束機を備えた記録装置に関する。
リ、プリンタなどの記録装置における用紙後処理に適用
される帯束機、特にテープを使つて記録紙束を帯束する
帯束機を備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記記録装置の用紙後処理装置は、特に
大量部数の高速処理に対応して記録紙の後処理の作業性
を向上させるため、近年、各種のものが提案され、実施
されている。
大量部数の高速処理に対応して記録紙の後処理の作業性
を向上させるため、近年、各種のものが提案され、実施
されている。
【0003】その主なものとして、複数部数の記録紙を
1部ごとの記録紙束に仕分けるソータ、あるいは仕分け
られた1部ごとの記録紙束をステープルするステープ
ラ、あるいは1部ごとの記録紙束をのり付けするのり付
け機、あるいは1部ごとの記録紙束に背を付ける装置な
どがある。
1部ごとの記録紙束に仕分けるソータ、あるいは仕分け
られた1部ごとの記録紙束をステープルするステープ
ラ、あるいは1部ごとの記録紙束をのり付けするのり付
け機、あるいは1部ごとの記録紙束に背を付ける装置な
どがある。
【0004】しかし上記の従来技術において、記録紙束
をステープルするには、その処理枚数は針の大きさにも
よるが100枚程度が限度であり、また綴じられた記録
紙束の保管時には針部分が邪魔になる(重ねられた時、
針部分で特に厚さが大となる)という問題がある。ま
た、のり付けした後には、記録紙束を再び単葉紙にする
ことができず、単葉紙の状態で再コピー、再使用できな
いという問題がある。
をステープルするには、その処理枚数は針の大きさにも
よるが100枚程度が限度であり、また綴じられた記録
紙束の保管時には針部分が邪魔になる(重ねられた時、
針部分で特に厚さが大となる)という問題がある。ま
た、のり付けした後には、記録紙束を再び単葉紙にする
ことができず、単葉紙の状態で再コピー、再使用できな
いという問題がある。
【0005】そこで、本出願人は上記問題点を解決すべ
く、記録装置から排出された記録紙束をテープにより束
ねる帯束機を既に提案した。
く、記録装置から排出された記録紙束をテープにより束
ねる帯束機を既に提案した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この帯束機
によつて記録紙束を束ねる時、テープで記録紙を締め付
ける工程において、記録紙が座屈してしまつて円弧状と
なり、平らで質の良い帯束物が得られない場合があつ
た。また、同じ締め付け力で記録紙束を締め付けても、
記録紙やテープの特性等によつて記録紙の座屈状態が異
なるという不具合もあつた。
によつて記録紙束を束ねる時、テープで記録紙を締め付
ける工程において、記録紙が座屈してしまつて円弧状と
なり、平らで質の良い帯束物が得られない場合があつ
た。また、同じ締め付け力で記録紙束を締め付けても、
記録紙やテープの特性等によつて記録紙の座屈状態が異
なるという不具合もあつた。
【0007】本発明の目的は、記録紙の座屈量を検出し
て、締め付け量を制御することにより、腰の弱い記録紙
や少ない枚数の記録紙を帯束する場合にも実質的に最適
な締め付け量を与え高品位の帯束を行うことにある。
て、締め付け量を制御することにより、腰の弱い記録紙
や少ない枚数の記録紙を帯束する場合にも実質的に最適
な締め付け量を与え高品位の帯束を行うことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、記録終了後
の記録紙処理として、テープ等にて帯束する帯束機を備
えた記録装置であつて、帯束時のテープによる記録紙締
め付けに伴う記録紙の変形量を検出する検出手段と、こ
の検出値に基づいて帯束制御を行う制御手段とを設けた
第1の手段により達成される。
の記録紙処理として、テープ等にて帯束する帯束機を備
えた記録装置であつて、帯束時のテープによる記録紙締
め付けに伴う記録紙の変形量を検出する検出手段と、こ
の検出値に基づいて帯束制御を行う制御手段とを設けた
第1の手段により達成される。
【0009】また上記目的は、記録済みの記録紙をスタ
ツクするトレイと、該トレイにスタツクされる記録紙を
囲むようにテープにてループを形成するテープ繰り出し
装置と、該テープ繰り出し装置により繰り出したテープ
を引き込むことによつてトレイ上の記録紙を締め付ける
テープ引き込み装置と、テープによる記録紙締め付けに
伴つて発生する記録紙の変形量を複数の点で検出する検
出装置と、締付制御信号発生装置と、該締付制御信号発
生装置の制御信号に基づいて上記複数の検出点を選択
し、該検出点での記録紙検出信号に従つてテープ引き込
み装置の動作を制御する制御装置とを有する第2の手段
により達成される。
ツクするトレイと、該トレイにスタツクされる記録紙を
囲むようにテープにてループを形成するテープ繰り出し
装置と、該テープ繰り出し装置により繰り出したテープ
を引き込むことによつてトレイ上の記録紙を締め付ける
テープ引き込み装置と、テープによる記録紙締め付けに
伴つて発生する記録紙の変形量を複数の点で検出する検
出装置と、締付制御信号発生装置と、該締付制御信号発
生装置の制御信号に基づいて上記複数の検出点を選択
し、該検出点での記録紙検出信号に従つてテープ引き込
み装置の動作を制御する制御装置とを有する第2の手段
により達成される。
【0010】また上記目的は、第2の手段において、記
録装置本体に、記録紙の種類と記録され帯束されるべき
記録紙の枚数に関する信号あるいはその一方に関する信
号を発生する信号発生装置を有し、この信号により上記
検出点を決定する第3の手段により達成される。
録装置本体に、記録紙の種類と記録され帯束されるべき
記録紙の枚数に関する信号あるいはその一方に関する信
号を発生する信号発生装置を有し、この信号により上記
検出点を決定する第3の手段により達成される。
【0011】また上記目的は、第2の手段において、帯
束機が帯束用テープ種類に関する信号を発生する信号発
生装置を有し、この信号により上記検出点を決定する第
4の手段により達成される。
束機が帯束用テープ種類に関する信号を発生する信号発
生装置を有し、この信号により上記検出点を決定する第
4の手段により達成される。
【0012】また上記目的は、第2の手段において、上
記検出点を設定または変更することの可能な入力装置を
有し、この入力信号により上記検出点を決定する第5の
手段により達成される。
記検出点を設定または変更することの可能な入力装置を
有し、この入力信号により上記検出点を決定する第5の
手段により達成される。
【0013】また上記目的は、記録済みの記録紙をスタ
ツクするトレイと、スタツクされた記録紙をテープ等で
帯束する帯束機と、該帯束機による帯束時のテープによ
る記録紙締め付けに伴う記録紙の座屈変形方向を規制す
る規制装置と、記録紙の上記変形量を検出する検出装置
と、検出値に基づいて帯束制御を行う制御装置とを有す
る第6の手段により達成される。
ツクするトレイと、スタツクされた記録紙をテープ等で
帯束する帯束機と、該帯束機による帯束時のテープによ
る記録紙締め付けに伴う記録紙の座屈変形方向を規制す
る規制装置と、記録紙の上記変形量を検出する検出装置
と、検出値に基づいて帯束制御を行う制御装置とを有す
る第6の手段により達成される。
【0014】また上記目的は、記録装置の記録終了後の
記録紙処理にテープ等を用いて帯束する帯束機を備えた
ものにおいて、少なくとも帯束する記録紙の種類、枚数
に関する信号発生装置と、該信号発生装置の信号に基づ
いてテープの繰り出し、引き込みに関する長さを決定す
る決定装置と、テープの繰り出し装置および引き込み装
置と、テープの繰り出しおよび引き込み長さを測定する
測定装置と、決定装置による決定値と測定装置の測定値
に基づいて引き込み装置の動作を制御する制御装置とを
有する第7の手段により達成される。
記録紙処理にテープ等を用いて帯束する帯束機を備えた
ものにおいて、少なくとも帯束する記録紙の種類、枚数
に関する信号発生装置と、該信号発生装置の信号に基づ
いてテープの繰り出し、引き込みに関する長さを決定す
る決定装置と、テープの繰り出し装置および引き込み装
置と、テープの繰り出しおよび引き込み長さを測定する
測定装置と、決定装置による決定値と測定装置の測定値
に基づいて引き込み装置の動作を制御する制御装置とを
有する第7の手段により達成される。
【0015】また上記目的は、第7の手段において、上
記繰り出し、引き込みに関する長さの値を外部からの入
力装置よりの入力で変更可能とした第8の手段により達
成される。
記繰り出し、引き込みに関する長さの値を外部からの入
力装置よりの入力で変更可能とした第8の手段により達
成される。
【0016】
【作用】第1の手段においては、テープによる記録紙締
め付けに伴う記録紙変形量を測定して締め付けを制御す
るので、適正な締め付け強さの高品位な帯束が行われ
る。
め付けに伴う記録紙変形量を測定して締め付けを制御す
るので、適正な締め付け強さの高品位な帯束が行われ
る。
【0017】第2の手段においては、記録紙の設定変形
量を可変調整または自動変更できるようにしたので、各
種の条件の基でも適正な締め付け強さが得られ、また、
好みの締め付け強さが得られる。
量を可変調整または自動変更できるようにしたので、各
種の条件の基でも適正な締め付け強さが得られ、また、
好みの締め付け強さが得られる。
【0018】第3の手段においては、記録紙の剛度、サ
イズ、向き、枚数などにより、設定変形量が自動変更さ
れるので、これらの条件が変化しても適正な締め付け強
さが得られる。
イズ、向き、枚数などにより、設定変形量が自動変更さ
れるので、これらの条件が変化しても適正な締め付け強
さが得られる。
【0019】第4の手段においては、使用されるテープ
の剛度、幅、その他により設定変形量が自動変更される
ので、これらの条件が変化しても適正な締め付け強さが
得られる。
の剛度、幅、その他により設定変形量が自動変更される
ので、これらの条件が変化しても適正な締め付け強さが
得られる。
【0020】第5の手段においては、記録紙の設定変形
量を操作部より入力して設定したり、自動設定されたも
のを微調整したりできるようにしたので、より精度の高
い締め付け強さや好みの締め付け強さが得られる。
量を操作部より入力して設定したり、自動設定されたも
のを微調整したりできるようにしたので、より精度の高
い締め付け強さや好みの締め付け強さが得られる。
【0021】第6の手段においては、記録紙座屈変形の
方向、形状を規制する規制装置を設けたので、常に安定
した座屈形状が得られる。
方向、形状を規制する規制装置を設けたので、常に安定
した座屈形状が得られる。
【0022】第7の手段においては、テープの繰り出し
量と引き込み量の差でテープ長すなわち締め付け量を制
御するようにしたので、適正な締め付け強さが得られ
る。また、低コストである。
量と引き込み量の差でテープ長すなわち締め付け量を制
御するようにしたので、適正な締め付け強さが得られ
る。また、低コストである。
【0023】第8の手段においては、テープ引き込み制
御値をマニユアルで可変としたので、より精度の高いま
たは好みに合つた締め付け強さが得られる。
御値をマニユアルで可変としたので、より精度の高いま
たは好みに合つた締め付け強さが得られる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0025】図2は本発明の実施例に係る複写機の構成
図であつて、複写機は複写処理部A、記録紙帯束処理部
Bとから構成されている。
図であつて、複写機は複写処理部A、記録紙帯束処理部
Bとから構成されている。
【0026】複写処理部Aは、セツトした複数原稿を自
動的に所定位置に配置する自動原稿送り装置1と、この
自動原稿送り装置1によつて順次所定の位置に配置され
た原稿を光学照射して、その反射光を導くランプ2、ミ
ラー3,4とレンズ5とから構成される光学系と、この
光学系によつて原稿画像を露光させる感光体ベルト6
と、感光体ベルト6を露光処理前に帯電処理する帯電器
7、帯電処理された前記感光体ベルト6に対する露光処
理を行つた後、形成された静電潜像を現像処理する現像
器8と、この現像器8により現像された像を記録紙供給
部9から搬送されてきた記録紙上に転写処理を行う転写
器10と、一連の複写処理終了後、感光体ベルト6を次
回の複写処理に備えてクリーニングするクリーニング部
11と、記録紙上に転写された転写像を定着する定着装
置12と、定着処理後の記録紙を記録紙帯束処理部Bへ
搬送する搬送装置13とから構成され、公知の複写動作
が行われる。
動的に所定位置に配置する自動原稿送り装置1と、この
自動原稿送り装置1によつて順次所定の位置に配置され
た原稿を光学照射して、その反射光を導くランプ2、ミ
ラー3,4とレンズ5とから構成される光学系と、この
光学系によつて原稿画像を露光させる感光体ベルト6
と、感光体ベルト6を露光処理前に帯電処理する帯電器
7、帯電処理された前記感光体ベルト6に対する露光処
理を行つた後、形成された静電潜像を現像処理する現像
器8と、この現像器8により現像された像を記録紙供給
部9から搬送されてきた記録紙上に転写処理を行う転写
器10と、一連の複写処理終了後、感光体ベルト6を次
回の複写処理に備えてクリーニングするクリーニング部
11と、記録紙上に転写された転写像を定着する定着装
置12と、定着処理後の記録紙を記録紙帯束処理部Bへ
搬送する搬送装置13とから構成され、公知の複写動作
が行われる。
【0027】図1は本発明の実施例の構成図であつて、
前記記録紙帯束処理部Bにおける帯束機を示しており、
15はテープローラ15aから送り出され、加熱により
接着可能なテープ、16は内部に記録紙が載置されるテ
ープガイド、17はテープガイド16の底部に設けられ
てテープ15の先端をクランプするクランプ部17aを
有し、かつ回動してテープ15にループを形成させるテ
ープ保持爪、18a,18bはテープ15の搬送を案内
する上下一対のガイド体、19はテープ15を繰り出す
繰り出し手段と締め付け手段とを兼ねる駆動ローラ、2
0は駆動ローラ19に相対している従動ローラ、21は
先端部にヒータ22を有する回動可能なテープ接着部
材、23はテープ15を引張つているテンシヨンローラ
であり、前記上部のガイド体18aとテープ接着部材2
1の先端には、適宜の隙間をおいてテープを切断する切
断手段のカツタ24a,24bが設けられている。
前記記録紙帯束処理部Bにおける帯束機を示しており、
15はテープローラ15aから送り出され、加熱により
接着可能なテープ、16は内部に記録紙が載置されるテ
ープガイド、17はテープガイド16の底部に設けられ
てテープ15の先端をクランプするクランプ部17aを
有し、かつ回動してテープ15にループを形成させるテ
ープ保持爪、18a,18bはテープ15の搬送を案内
する上下一対のガイド体、19はテープ15を繰り出す
繰り出し手段と締め付け手段とを兼ねる駆動ローラ、2
0は駆動ローラ19に相対している従動ローラ、21は
先端部にヒータ22を有する回動可能なテープ接着部
材、23はテープ15を引張つているテンシヨンローラ
であり、前記上部のガイド体18aとテープ接着部材2
1の先端には、適宜の隙間をおいてテープを切断する切
断手段のカツタ24a,24bが設けられている。
【0028】同図において、テープ15はテンシヨンロ
ーラ23を経て、駆動ローラ19および従動ローラ20
間を通り、ガイド体18a,18b間に案内されてい
る。作動は下記の順序で行われる。
ーラ23を経て、駆動ローラ19および従動ローラ20
間を通り、ガイド体18a,18b間に案内されてい
る。作動は下記の順序で行われる。
【0029】まず、テープ15は駆動ローラ19の時計
回り回転によりテープ保持爪17の右端のクランプ部1
7aへと送り出され、テープ15の先端はこのクランプ
部17aに挿入される。
回り回転によりテープ保持爪17の右端のクランプ部1
7aへと送り出され、テープ15の先端はこのクランプ
部17aに挿入される。
【0030】次にテープ保持爪17とガイド体18a,
18bが図3の実線で示すように反時計回り方向に回転
する。この時、駆動ローラ19が同時に回転して、テー
プ15を送り出しクランプ部17aからテープ15先端
が外れることを防止する。テープ保持爪17は、回動を
続け図1の位置まで360°回動して、停止する。
18bが図3の実線で示すように反時計回り方向に回転
する。この時、駆動ローラ19が同時に回転して、テー
プ15を送り出しクランプ部17aからテープ15先端
が外れることを防止する。テープ保持爪17は、回動を
続け図1の位置まで360°回動して、停止する。
【0031】その後、ガイド体18a,18bは、図1
の位置に復帰し、図4に示すようにテープ15をテープ
保持爪17の一端との間で挟む。駆動ローラ19は、さ
らに回転を続け、テープ15が一点鎖線の位置(長さ)
になるまでテープ15を繰り出す。この状態でコピー済
みの記録紙が、複写処理部Aよりテープ15のループ内
に排出される。必要なコピー数排出終了後、複写処理部
Aからコピー終了信号が記録紙帯束処理部Bに与えられ
る。
の位置に復帰し、図4に示すようにテープ15をテープ
保持爪17の一端との間で挟む。駆動ローラ19は、さ
らに回転を続け、テープ15が一点鎖線の位置(長さ)
になるまでテープ15を繰り出す。この状態でコピー済
みの記録紙が、複写処理部Aよりテープ15のループ内
に排出される。必要なコピー数排出終了後、複写処理部
Aからコピー終了信号が記録紙帯束処理部Bに与えられ
る。
【0032】その後、図5に示すように駆動ローラ19
は、反時計方向に回転して、記録紙Pを引き締める。そ
の状態でテープ接着部材21が支点を中心に時計方向に
回動して、ヒータ22をテープ15に接触させてテープ
15の糊を溶かし、テープ15同士をのり付けする。
は、反時計方向に回転して、記録紙Pを引き締める。そ
の状態でテープ接着部材21が支点を中心に時計方向に
回動して、ヒータ22をテープ15に接触させてテープ
15の糊を溶かし、テープ15同士をのり付けする。
【0033】テープ接着部材21の先端左上部とガイド
体18aとは、テープカツトできる適宜の隙間とカツタ
24a,24bを有しており、ガイド体18a,18b
の時計方向回動によりテープ15はカツトされる。
体18aとは、テープカツトできる適宜の隙間とカツタ
24a,24bを有しており、ガイド体18a,18b
の時計方向回動によりテープ15はカツトされる。
【0034】さらに、テープ保持爪17が記録紙P束の
後方向に、またテープ接着部材21は元の位置に退避し
て一連の帯束作業が完了する。記録紙P束が取り除かれ
たことを検出して、テープ保持爪17が図1の元の位置
に復帰する。以降、上記作動が繰り返される。
後方向に、またテープ接着部材21は元の位置に退避し
て一連の帯束作業が完了する。記録紙P束が取り除かれ
たことを検出して、テープ保持爪17が図1の元の位置
に復帰する。以降、上記作動が繰り返される。
【0035】図6は記録紙をテープで締め付けた状態の
説明図であり、記録紙Pが腰の弱い(剛度の低い)場合
やサイズの大きい場合、帯束が長手の向きである場合や
枚数の少ない場合、テープ15の剛度が高い場合など
に、テープ15は記録紙Pに沿つて曲がり切らず、記録
紙P束を座屈変形させてしまう。
説明図であり、記録紙Pが腰の弱い(剛度の低い)場合
やサイズの大きい場合、帯束が長手の向きである場合や
枚数の少ない場合、テープ15の剛度が高い場合など
に、テープ15は記録紙Pに沿つて曲がり切らず、記録
紙P束を座屈変形させてしまう。
【0036】従つて本発明では、記録紙Pの種類(サイ
ズ、剛度)あるいはテープの種類(剛度)を以下のごと
く検知してテープ引き込み制御を行う。
ズ、剛度)あるいはテープの種類(剛度)を以下のごと
く検知してテープ引き込み制御を行う。
【0037】次に、記録紙Pの種類を検知する機構につ
いて説明する。
いて説明する。
【0038】図7は図2に示す給紙部9の斜視図であ
り、41,41はサイドフエンス、42はエンドフエン
スであり、記録紙Pは矢印A方向に給紙される。
り、41,41はサイドフエンス、42はエンドフエン
スであり、記録紙Pは矢印A方向に給紙される。
【0039】図8は給紙部9の正面図であり、43(4
3a,43b,43c)は、サイドフエンス41、エン
ドフエンス42の位置を検知することで記録紙Pの向
き、サイズを検知する用紙センサである。
3a,43b,43c)は、サイドフエンス41、エン
ドフエンス42の位置を検知することで記録紙Pの向
き、サイズを検知する用紙センサである。
【0040】記録紙Pのテープ15による変形度合は前
述したように、記録紙Pの剛度、枚数などにより変わつ
てくるので、この記録紙Pの特性、枚数などを用紙セン
サ43および後述する厚み検知センサの信号により検知
し、あるいは操作部からこれらの情報その他引き裂き強
度(耐剪断力)などの情報を入力することによつて、前
述したようにテープ15の引き込み制御を行う。
述したように、記録紙Pの剛度、枚数などにより変わつ
てくるので、この記録紙Pの特性、枚数などを用紙セン
サ43および後述する厚み検知センサの信号により検知
し、あるいは操作部からこれらの情報その他引き裂き強
度(耐剪断力)などの情報を入力することによつて、前
述したようにテープ15の引き込み制御を行う。
【0041】因みに、記録紙Pの剛度は、例えば図9に
示すように測定される。
示すように測定される。
【0042】即ち、基台51から記録紙Pの先端を突出
させ、元位置に復帰する曲げ範囲(1,2,3;aで示
されている)から、腰の強さを測定することにより剛度
を判定する。
させ、元位置に復帰する曲げ範囲(1,2,3;aで示
されている)から、腰の強さを測定することにより剛度
を判定する。
【0043】この剛性は記録紙Pの厚みと比較的相関が
あるので、図10に示す機構で搬送時に記録紙Pの厚み
を測定するようにしている。
あるので、図10に示す機構で搬送時に記録紙Pの厚み
を測定するようにしている。
【0044】図において、61は駆動側搬送ローラ、6
2は記録紙Pの厚みによつて上下に変位する従動ロー
ラ、63は従動ローラ62の変位と連動して回動するア
ーム、64はアーム63の位置を検出することによつて
記録紙Pの厚みを検知する厚み検知センサである。
2は記録紙Pの厚みによつて上下に変位する従動ロー
ラ、63は従動ローラ62の変位と連動して回動するア
ーム、64はアーム63の位置を検出することによつて
記録紙Pの厚みを検知する厚み検知センサである。
【0045】図11はロール状のテープ(テープロー
ル)を収納するセツトカートリツジの縦断面図、図12
はそのカートリツジの斜視図である。
ル)を収納するセツトカートリツジの縦断面図、図12
はそのカートリツジの斜視図である。
【0046】カートリツジ70は、テープロール71を
収納するテープ収納部72と、このテープ収納部72か
ら外部に連通する部分に位置するテープ繰り出し部73
からなつており、テープロール71の巻き中心部はテー
プ収納部72に一体的に形成されたテープロール保持軸
74に回転自在に保持されている。
収納するテープ収納部72と、このテープ収納部72か
ら外部に連通する部分に位置するテープ繰り出し部73
からなつており、テープロール71の巻き中心部はテー
プ収納部72に一体的に形成されたテープロール保持軸
74に回転自在に保持されている。
【0047】テープ繰り出し部73は繰り出し口75
と、繰り出しローラ(駆動ローラ)76およびピンチロ
ーラ77からなるローラ対を有する。テープ15の接着
剤層は一般にテープロール71の内側にあるので繰り出
しローラ76はその背面側に接するように構成してあ
る。逆に繰り出しローラ76を接着剤層側として、背面
に板ばね等を当接させて、ピンチローラ57を省き、コ
ストダウンタイプとしてもよい。
と、繰り出しローラ(駆動ローラ)76およびピンチロ
ーラ77からなるローラ対を有する。テープ15の接着
剤層は一般にテープロール71の内側にあるので繰り出
しローラ76はその背面側に接するように構成してあ
る。逆に繰り出しローラ76を接着剤層側として、背面
に板ばね等を当接させて、ピンチローラ57を省き、コ
ストダウンタイプとしてもよい。
【0048】図12に示すように、カートリツジ70の
外側面には、繰り出しローラ76の駆動軸78が挿出さ
れており、この外周部の駆動軸ギヤ79はテープロール
保持軸74に固着されたテープロール回転ギヤ80とか
み合つている。なお、両ギヤの間に中間ギヤを設けても
よい。また、カートリツジ70の外側の凹凸を少なく
し、取り扱いをし易くするため、これらのギヤはカート
リツジ70の内側に設置してもよい。また、駆動伝達は
テープ外周に圧接するようにしてテープ巻径の変化によ
る繰り出し、引き込み量の変化を防止してもよい。
外側面には、繰り出しローラ76の駆動軸78が挿出さ
れており、この外周部の駆動軸ギヤ79はテープロール
保持軸74に固着されたテープロール回転ギヤ80とか
み合つている。なお、両ギヤの間に中間ギヤを設けても
よい。また、カートリツジ70の外側の凹凸を少なく
し、取り扱いをし易くするため、これらのギヤはカート
リツジ70の内側に設置してもよい。また、駆動伝達は
テープ外周に圧接するようにしてテープ巻径の変化によ
る繰り出し、引き込み量の変化を防止してもよい。
【0049】図12において、テープロール71の中央
孔とテープロール保持軸74がゆるく嵌合しているので
(テープロール71の回転によりテープ引き込み量を多
めにしておき)、嵌合部で滑動させることでテープ引き
込み量の差を防止する。
孔とテープロール保持軸74がゆるく嵌合しているので
(テープロール71の回転によりテープ引き込み量を多
めにしておき)、嵌合部で滑動させることでテープ引き
込み量の差を防止する。
【0050】テープ繰り出し時は、テープロール保持軸
74または駆動軸78に一方向クラツチを設けて、テー
プロール71が繰り出し方向へ回転しないようにするこ
とにより、テープ15に上記滑動時の張引力を与え、テ
ープたるみを防止する。
74または駆動軸78に一方向クラツチを設けて、テー
プロール71が繰り出し方向へ回転しないようにするこ
とにより、テープ15に上記滑動時の張引力を与え、テ
ープたるみを防止する。
【0051】カートリツジ70の外面の一部には、例え
ばバーコード等でテープ15の特性を示す特性情報伝達
媒体81が設けられており、帯束機に設けられた、例え
ばバーコード読取装置等のテープ種類判別センサでテー
プ種類が認識され、種々の帯束条件が設定される。
ばバーコード等でテープ15の特性を示す特性情報伝達
媒体81が設けられており、帯束機に設けられた、例え
ばバーコード読取装置等のテープ種類判別センサでテー
プ種類が認識され、種々の帯束条件が設定される。
【0052】空になつたカートリツジ70は再利用され
る。または内部のテープロール71を入れ替える時は上
記バーコードを貼り替えてもよく、また、図13のよう
に、例えば特性情報伝達媒体81を構成する凸部をシフ
トさせて、帯束機に設けたマイクロスイツチなどでその
位置を読み取るようにしてもよい。
る。または内部のテープロール71を入れ替える時は上
記バーコードを貼り替えてもよく、また、図13のよう
に、例えば特性情報伝達媒体81を構成する凸部をシフ
トさせて、帯束機に設けたマイクロスイツチなどでその
位置を読み取るようにしてもよい。
【0053】図14は、締め付け後のテープ長さ(記録
紙P束の周長と本来は一致する)と座屈高さとの関係を
示す特性図である。
紙P束の周長と本来は一致する)と座屈高さとの関係を
示す特性図である。
【0054】前述したように、記録紙Pの剛度、サイ
ズ、枚数、テープ15の剛度、帯束の向き等の各種の条
件がそれぞれあるレベルで合つた時に、図14のaで示
すようにテープ15の締め付け方向の記録紙P束の周長
とテープ15の締め付け後のループ長が同一となる理想
的な締め付け量が与えられた場合でも、記録紙Pの座屈
高さがある値を示す。
ズ、枚数、テープ15の剛度、帯束の向き等の各種の条
件がそれぞれあるレベルで合つた時に、図14のaで示
すようにテープ15の締め付け方向の記録紙P束の周長
とテープ15の締め付け後のループ長が同一となる理想
的な締め付け量が与えられた場合でも、記録紙Pの座屈
高さがある値を示す。
【0055】従つて、記録紙Pの締め付けのためのテー
プ引き込み中に記録紙の座屈高さを測定しながら、所定
値になつた時に引き込み完了とすることで、良好な締め
付けとすることができる。
プ引き込み中に記録紙の座屈高さを測定しながら、所定
値になつた時に引き込み完了とすることで、良好な締め
付けとすることができる。
【0056】座屈高さの測定は、図15のように反射型
光センサアレイ90で行つても良く(記録紙有りを検出
したうちの一番下側のセンサが検出点となる)、また、
図16のように検出アーム100を有する遮光型光セン
サアレイ101を用いても良く、検出アームを磁性体と
して磁気センサアレイを用いる等適宜なものでもよい。
光センサアレイ90で行つても良く(記録紙有りを検出
したうちの一番下側のセンサが検出点となる)、また、
図16のように検出アーム100を有する遮光型光セン
サアレイ101を用いても良く、検出アームを磁性体と
して磁気センサアレイを用いる等適宜なものでもよい。
【0057】図16の機構の場合、検出アーム100の
記録紙Pへの接触点をテープ15の近くにすることで、
サイズに係わらず一定位置で検出できる(図15の場
合、サイズ、記録紙Pの向きによつてセンサの移動が必
要)。記録紙スタツク時、検出アーム100を退避させ
るには、例えば図16に示すように、アーム100等の
自重で退避状態となり、測定時のみソレノイド102等
で(ごく弱いばね103を介して)測定位置へ移動させ
るようにすれば良い。
記録紙Pへの接触点をテープ15の近くにすることで、
サイズに係わらず一定位置で検出できる(図15の場
合、サイズ、記録紙Pの向きによつてセンサの移動が必
要)。記録紙スタツク時、検出アーム100を退避させ
るには、例えば図16に示すように、アーム100等の
自重で退避状態となり、測定時のみソレノイド102等
で(ごく弱いばね103を介して)測定位置へ移動させ
るようにすれば良い。
【0058】ところで、図14のbで示すように、上記
条件等に変化があつた時、同一引き込み量にても違つた
座屈高さとなる。これらの場合にも良好な帯束を得るた
めに、上記条件等の情報信号(締付制御信号)を得て、
引き込みを完了させるための座屈高さを変えてやれば良
い。
条件等に変化があつた時、同一引き込み量にても違つた
座屈高さとなる。これらの場合にも良好な帯束を得るた
めに、上記条件等の情報信号(締付制御信号)を得て、
引き込みを完了させるための座屈高さを変えてやれば良
い。
【0059】検出高さを変えるには、センサアレイ9
0,101のうちのある条件での検出点に相当するセン
サの代わりに異なる位置のセンサを働かせるようにして
も良く、また単一のセンサを複数位置変位可能とし、条
件によつてセンサを動かしてやつても良い。
0,101のうちのある条件での検出点に相当するセン
サの代わりに異なる位置のセンサを働かせるようにして
も良く、また単一のセンサを複数位置変位可能とし、条
件によつてセンサを動かしてやつても良い。
【0060】帯束物の仕上がり状態において、ユーザに
よつてはやや緩めを好む場合、きつめを好む場合などが
あり、上記による自動調節のみでなく、オペレータが微
調整できることが望ましい。
よつてはやや緩めを好む場合、きつめを好む場合などが
あり、上記による自動調節のみでなく、オペレータが微
調整できることが望ましい。
【0061】自動検出制御での誤差が発生する場合(上
記検出以外の要因によつて座屈高さが変動する場合な
ど;記録紙カール等)があり、オペレータによつて高精
度に調整する必要が生じることもある。後述する記録装
置の操作部や帯束機に設ける入力装置から必要値をイン
プツトしてやり、これに基づいて座屈高さ検知位置を決
定することにより、より良い帯束性能を得ることができ
る。
記検出以外の要因によつて座屈高さが変動する場合な
ど;記録紙カール等)があり、オペレータによつて高精
度に調整する必要が生じることもある。後述する記録装
置の操作部や帯束機に設ける入力装置から必要値をイン
プツトしてやり、これに基づいて座屈高さ検知位置を決
定することにより、より良い帯束性能を得ることができ
る。
【0062】ところで、水平にスタツクされた記録紙P
束をテープ15で締め付ける場合、例えば図18のよう
に座屈が所望の形状とならず、座屈高さの測定値が大き
く狂うことがある。
束をテープ15で締め付ける場合、例えば図18のよう
に座屈が所望の形状とならず、座屈高さの測定値が大き
く狂うことがある。
【0063】この対策として、図19のように記録紙ス
タツクの中央にある例えばテープ保持爪17とテープガ
イド16およびトレイ表面の高さの差を少し大きめに取
り、記録紙スタツク状態で上方へ凸となるように記録紙
P束にくせを持たせてやれば良い。また、逆方向へカー
ルしている記録紙Pをも正常の座屈形状にするため、図
のように側端押さえ部材31を併用しても良い。
タツクの中央にある例えばテープ保持爪17とテープガ
イド16およびトレイ表面の高さの差を少し大きめに取
り、記録紙スタツク状態で上方へ凸となるように記録紙
P束にくせを持たせてやれば良い。また、逆方向へカー
ルしている記録紙Pをも正常の座屈形状にするため、図
のように側端押さえ部材31を併用しても良い。
【0064】両側に設けられた側端押さえ部材31は、
モータ32によつてワイヤ33、クランプ34、ガイド
ロツド35を介して駆動され、互いに拡がる方向および
狭まる方向に移動する。
モータ32によつてワイヤ33、クランプ34、ガイド
ロツド35を介して駆動され、互いに拡がる方向および
狭まる方向に移動する。
【0065】図17は帯束機の制御概念図であり、Aは
複写処理部、Bは帯束処理部である。
複写処理部、Bは帯束処理部である。
【0066】帯束処理部Bには専用の制御装置110が
設けてあり、各種のセンサおよびモータなどの負荷との
間で信号の授受を行うと共に、ヒータ111に電力を印
加するヒータ電源112の制御を行つている。また、制
御装置110はモータ駆動回路113を介して駆動ロー
ラ19を回転させるモータ114を制御するようになつ
ている。
設けてあり、各種のセンサおよびモータなどの負荷との
間で信号の授受を行うと共に、ヒータ111に電力を印
加するヒータ電源112の制御を行つている。また、制
御装置110はモータ駆動回路113を介して駆動ロー
ラ19を回転させるモータ114を制御するようになつ
ている。
【0067】なお、駆動ローラ19の駆動ローラギヤ1
15の駆動力はカートリツジ駆動伝達ギヤ116を介し
て駆動軸ギヤ117に伝達されるようになつている。1
18はテープ種類判別センサである。また、119はテ
ープ15の長さを測定するセンサ、90は前述した反射
型光センサアレイである。
15の駆動力はカートリツジ駆動伝達ギヤ116を介し
て駆動軸ギヤ117に伝達されるようになつている。1
18はテープ種類判別センサである。また、119はテ
ープ15の長さを測定するセンサ、90は前述した反射
型光センサアレイである。
【0068】一方、複写処理部A側にも専用の制御装置
120が設けてあり、操作部121からの信号を取り込
み、記録部122と信号の授受を行い、かつ、表示部1
23に各種の表示指令を行うようになつている。124
は記録紙特性信号発生装置である。
120が設けてあり、操作部121からの信号を取り込
み、記録部122と信号の授受を行い、かつ、表示部1
23に各種の表示指令を行うようになつている。124
は記録紙特性信号発生装置である。
【0069】図20は第1の実施例に係る制御内容のフ
ローチヤートであり、これは記録紙座屈高さによりテー
プ15の引き込み制御を行うフローチヤートである。
ローチヤートであり、これは記録紙座屈高さによりテー
プ15の引き込み制御を行うフローチヤートである。
【0070】まず、帯束しない時は(S1でN)、記録
および記録紙Pの排出を行い(S2)、全部数完了した
時点で(S3でY、S4でY)エンドとなる。
および記録紙Pの排出を行い(S2)、全部数完了した
時点で(S3でY、S4でY)エンドとなる。
【0071】帯束する時は(S1でY)、テープ15の
繰り出しを行い(S5)、記録紙座屈高さ検出点を決定
する(S6)。この決定は、記録紙Pの種類(サイズ、
質、向き)、枚数、テープ15の種類、インプツト情
報、湿度情報などにより決定する。そして記録および記
録紙Pのスタツクを行い(S7)、一部の記録が完了し
た時点で(S8でY)、テープ15の引き込みを行い
(S9)、記録紙Pの座屈高さが検出点に達したら(S
10でY)、テープ15の引き込みを停止し(S1
1)、テープ15の接着およびカツトを行い(S1
2)、帯束物を排出し(S13)、記録全部数が完了し
たら(S14でY)エンドとなる。
繰り出しを行い(S5)、記録紙座屈高さ検出点を決定
する(S6)。この決定は、記録紙Pの種類(サイズ、
質、向き)、枚数、テープ15の種類、インプツト情
報、湿度情報などにより決定する。そして記録および記
録紙Pのスタツクを行い(S7)、一部の記録が完了し
た時点で(S8でY)、テープ15の引き込みを行い
(S9)、記録紙Pの座屈高さが検出点に達したら(S
10でY)、テープ15の引き込みを停止し(S1
1)、テープ15の接着およびカツトを行い(S1
2)、帯束物を排出し(S13)、記録全部数が完了し
たら(S14でY)エンドとなる。
【0072】なお、ステツプS6の処理をステツプS5
の処理の前にしても良いが、本実施例のようにすれば、
記録中の湿度の変化の情報を得て、次の部の記録におけ
る制御値を変更できるのでより精度が高い。
の処理の前にしても良いが、本実施例のようにすれば、
記録中の湿度の変化の情報を得て、次の部の記録におけ
る制御値を変更できるのでより精度が高い。
【0073】図21は第2の実施例に係る制御内容のフ
ローチヤートである。これは、繰り出し、引き込みのテ
ープ長さを測定する制御のフローチヤートであり、ステ
ツプS21〜S34は図20のステツプS1〜S14に
対応しており、異なるステツプのみ説明すると、ステツ
プS25でテープ長さを決定する。テープ15の長さは
記録紙Pの種類(サイズ、質、向き)、枚数、テープ1
5の種類、インプツト情報、湿度情報などにより決定す
る。ステツプS26でテープ15の繰り出しおよび長さ
の測定を行う。
ローチヤートである。これは、繰り出し、引き込みのテ
ープ長さを測定する制御のフローチヤートであり、ステ
ツプS21〜S34は図20のステツプS1〜S14に
対応しており、異なるステツプのみ説明すると、ステツ
プS25でテープ長さを決定する。テープ15の長さは
記録紙Pの種類(サイズ、質、向き)、枚数、テープ1
5の種類、インプツト情報、湿度情報などにより決定す
る。ステツプS26でテープ15の繰り出しおよび長さ
の測定を行う。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、テープに
よる記録紙締め付けに伴う記録紙変形量を測定して締め
付けを制御するので、適正な締め付け強さの高品位な帯
束を行うことができる。
よる記録紙締め付けに伴う記録紙変形量を測定して締め
付けを制御するので、適正な締め付け強さの高品位な帯
束を行うことができる。
【0075】請求項2記載の発明によれば、記録紙の設
定変形量を可変調整または自動変更できるようにしたの
で、各種の条件の基でも適正な締め付け強さが得られ、
また、好みの締め付け強さを得ることができる。
定変形量を可変調整または自動変更できるようにしたの
で、各種の条件の基でも適正な締め付け強さが得られ、
また、好みの締め付け強さを得ることができる。
【0076】請求項3記載の発明によれば、記録紙の剛
度、サイズ、向き、枚数などにより、設定変形量が自動
変更されるので、これらの条件が変化しても適正な締め
付け強さを得ることができる。
度、サイズ、向き、枚数などにより、設定変形量が自動
変更されるので、これらの条件が変化しても適正な締め
付け強さを得ることができる。
【0077】請求項4記載の発明によれば、使用される
テープの剛度、幅、その他により設定変形量が自動変更
されるので、これらの条件が変化しても適正な締め付け
強さを得ることができる。
テープの剛度、幅、その他により設定変形量が自動変更
されるので、これらの条件が変化しても適正な締め付け
強さを得ることができる。
【0078】請求項5記載の発明によれば、記録紙の設
定変形量を操作部より入力して設定したり、自動設定さ
れたものを微調整したりできるようにしたので、より精
度の高い締め付け強さや好みの締め付け強さを得ること
ができる。
定変形量を操作部より入力して設定したり、自動設定さ
れたものを微調整したりできるようにしたので、より精
度の高い締め付け強さや好みの締め付け強さを得ること
ができる。
【0079】請求項6記載の発明によれば、記録紙座屈
変形の方向、形状を規制する規制装置を設けたので、常
に安定した座屈形状が得られる。
変形の方向、形状を規制する規制装置を設けたので、常
に安定した座屈形状が得られる。
【0080】請求項7記載の発明によれば、テープの繰
り出し量と引き込み量の差でテープ長すなわち締め付け
量を制御するようにしたので、適正な締め付け強さを得
ることができる。また低コスト化を図ることができる。
り出し量と引き込み量の差でテープ長すなわち締め付け
量を制御するようにしたので、適正な締め付け強さを得
ることができる。また低コスト化を図ることができる。
【0081】請求項8記載の発明によれば、テープ引き
込み制御値をマニユアルで可変としたので、より精度の
高いまたは好みに合つた締め付け強さを得ることができ
る。
込み制御値をマニユアルで可変としたので、より精度の
高いまたは好みに合つた締め付け強さを得ることができ
る。
【図1】本発明の実施例に係る帯束機の構成図である。
【図2】同じく複写機の構成図である。
【図3】帯束機の動作の説明図である。
【図4】帯束機の動作の説明図である。
【図5】帯束機の動作の説明図である。
【図6】記録紙をテープで締め付けた状態の説明図であ
る。
る。
【図7】給紙部の斜視図である。
【図8】給紙部の正面図である。
【図9】記録紙の剛度の測定方法を示す説明図である。
【図10】記録紙の厚み測定装置の構成図である。
【図11】テープロールを収納するカートリツジの縦断
面図である。
面図である。
【図12】テープロールを収納するカートリツジの斜視
図である。
図である。
【図13】テープロールを収納するカートリツジの他の
例を示す要部斜視図である。
例を示す要部斜視図である。
【図14】締め付け後のテープ長さと座屈高さとの関係
を示す特性図である。
を示す特性図である。
【図15】座屈高さ測定機構の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図16】座屈高さ測定機構の他の例を示す斜視図であ
る。
る。
【図17】全体の制御概念図である。
【図18】記録紙が変形座屈した状態を示す説明図であ
る。
る。
【図19】記録紙を正常の座屈状態にするための機構図
である。
である。
【図20】本発明の第1の実施例に係る制御フローチヤ
ートである。
ートである。
【図21】本発明の第2の実施例に係る制御フローチヤ
ートである。
ートである。
A 複写処理部 B 帯束処理部 P 記録紙 15 テープ 90 反射型光センサアレイ(検出手段) 100 検出アーム(検出手段) 101 遮光型光センサアレイ(検出手段) 110 制御装置 113 モータ駆動回路 114 モータ 119 センサ 120 制御装置 121 操作部 122 記録部 123 表示部 124 記録紙特性信号発生装置
Claims (8)
- 【請求項1】 記録終了後の記録紙処理として、テープ
等にて帯束する帯束機を備えた記録装置であつて、帯束
時のテープによる記録紙締め付けに伴う記録紙の変形量
を検出する検出手段と、この検出値に基づいて帯束制御
を行う制御手段とを設けたことを特徴とする帯束機付き
記録装置。 - 【請求項2】 記録済みの記録紙をスタツクするトレイ
と、該トレイにスタツクされる記録紙を囲むようにテー
プにてループを形成するテープ繰り出し装置と、該テー
プ繰り出し装置により繰り出したテープを引き込むこと
によつてトレイ上の記録紙を締め付けるテープ引き込み
装置と、テープによる記録紙締め付けに伴つて発生する
記録紙の変形量を複数の点で検出する検出装置と、締付
制御信号発生装置と、該締付制御信号発生装置の制御信
号に基づいて上記複数の検出点を選択し、該検出点での
記録紙検出信号に従つてテープ引き込み装置の動作を制
御する制御装置とを有することを特徴とする帯束機付き
記録装置。 - 【請求項3】 請求項2記載において、記録装置本体
に、記録紙の種類と記録され帯束されるべき記録紙の枚
数に関する信号あるいはその一方に関する信号を発生す
る信号発生装置を有し、この信号により上記検出点を決
定することを特徴とする帯束機付き記録装置。 - 【請求項4】 請求項2記載において、帯束機が帯束用
テープ種類に関する信号を発生する信号発生装置を有
し、この信号により上記検出点を決定することを特徴と
する帯束機付き記録装置。 - 【請求項5】 請求項2記載において、上記検出点を設
定または変更することの可能な入力装置を有し、この入
力信号により上記検出点を決定することを特徴とする帯
束機付き記録装置。 - 【請求項6】 記録済みの記録紙をスタツクするトレイ
と、スタツクされた記録紙をテープ等で帯束する帯束機
と、該帯束機による帯束時のテープによる記録紙締め付
けに伴う記録紙の座屈変形方向を規制する規制装置と、
記録紙の上記変形量を検出する検出装置と、検出値に基
づいて帯束制御を行う制御装置とを有することを特徴と
する帯束機付き記録装置。 - 【請求項7】 記録装置の記録終了後の記録紙処理にテ
ープ等を用いて帯束する帯束機を備えたものにおいて、
少なくとも帯束する記録紙の種類、枚数に関する信号発
生装置と、該信号発生装置の信号に基づいてテープの繰
り出し、引き込みに関する長さを決定する決定装置と、
テープの繰り出し装置および引き込み装置と、テープの
繰り出しおよび引き込み長さを測定する測定装置と、決
定装置による決定値と測定装置の測定値に基づいて引き
込み装置の動作を制御する制御装置とを有することを特
徴とする帯束機付き記録装置。 - 【請求項8】 請求項7記載において、上記繰り出し、
引き込みに関する長さの値を外部からの入力装置よりの
入力で変更可能としたことを特徴とする帯束機付き記録
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4179906A JPH0632320A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 帯束機付き記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4179906A JPH0632320A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 帯束機付き記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0632320A true JPH0632320A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16073981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4179906A Pending JPH0632320A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 帯束機付き記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632320A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10059485B2 (en) | 2015-12-08 | 2018-08-28 | Graphic Packaging International, Llc | Carton with handle |
US10202228B2 (en) | 2015-10-09 | 2019-02-12 | Graphic Packaging International, Llc | Carton with asymmetrical corners |
USD881690S1 (en) | 2018-12-31 | 2020-04-21 | Graphic Packaging International, Llc | Carton |
USD885887S1 (en) | 2019-01-03 | 2020-06-02 | Graphic Packaging International, Llc | Carton |
USD898565S1 (en) | 2019-04-23 | 2020-10-13 | Graphic Packaging International, Llc | Carton |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP4179906A patent/JPH0632320A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10202228B2 (en) | 2015-10-09 | 2019-02-12 | Graphic Packaging International, Llc | Carton with asymmetrical corners |
USD887832S1 (en) | 2015-10-09 | 2020-06-23 | Graphic Packaging International, Llc | Carton |
USD887831S1 (en) | 2015-10-09 | 2020-06-23 | Graphic Packaging International, Llc | Carton |
US10059485B2 (en) | 2015-12-08 | 2018-08-28 | Graphic Packaging International, Llc | Carton with handle |
USD881690S1 (en) | 2018-12-31 | 2020-04-21 | Graphic Packaging International, Llc | Carton |
USD885887S1 (en) | 2019-01-03 | 2020-06-02 | Graphic Packaging International, Llc | Carton |
USD898565S1 (en) | 2019-04-23 | 2020-10-13 | Graphic Packaging International, Llc | Carton |
US11142365B2 (en) | 2019-04-23 | 2021-10-12 | Graphic Packaging International, Llc | Carton for an article |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4328685B2 (ja) | シート処理装置 | |
EP0758764B1 (en) | Sheet post-processing apparatus and image forming apparatus using same | |
JPS5943765A (ja) | シ−トスタツク装置 | |
JP2006069748A (ja) | 後処理装置 | |
US20060066020A1 (en) | Sheet processing apparatus having different discharge control for stapling operation | |
US7087007B2 (en) | Sheet post-processing device and image forming apparatus | |
JPH0632320A (ja) | 帯束機付き記録装置 | |
US5172179A (en) | Image recorder with a paper bundling device | |
JP2016026972A (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP2008303046A (ja) | カール矯正方法、カール矯正装置、および、画像形成装置 | |
JP3339871B2 (ja) | 用紙処理装置 | |
JP3419202B2 (ja) | 用紙中綴じ装置 | |
JPH0597113A (ja) | 記録装置の帯束機 | |
JP4378134B2 (ja) | シート処理装置および該装置を備えた画像形成装置 | |
JPH0632318A (ja) | 帯束機付き記録装置 | |
US7224933B2 (en) | Sheet finishing apparatus and image forming apparatus | |
JP3339869B2 (ja) | 用紙処理装置及び封筒の開口方法 | |
JP3712858B2 (ja) | シート後処理装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2005089063A (ja) | シート処理装置及びこの装置を備えた画像形成装置 | |
JPH05124617A (ja) | 記録装置の帯束機および帯束方法 | |
JP3401937B2 (ja) | シート処理装置およびそれに連結される画像記録装置 | |
JPH04253615A (ja) | 画像記録装置の結束装置 | |
JPH0632319A (ja) | 帯束機付き記録装置 | |
JP3107805B2 (ja) | 帯束機付画像記録装置 | |
JP3339870B2 (ja) | 画像形成装置 |