JPH0631064U - 白熱電球の口金構造 - Google Patents
白熱電球の口金構造Info
- Publication number
- JPH0631064U JPH0631064U JP7250992U JP7250992U JPH0631064U JP H0631064 U JPH0631064 U JP H0631064U JP 7250992 U JP7250992 U JP 7250992U JP 7250992 U JP7250992 U JP 7250992U JP H0631064 U JPH0631064 U JP H0631064U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- base
- tongue
- light bulb
- incandescent light
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- Pending
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- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この考案は、フィラメント位置精度が高く、組
み立てが容易な、かつリング部の精度が高い白熱電球の
口金構造を目的にしている。 【構成】バルブ11の下部のシール部14に嵌着される
キャップ15とリング一体型口金16とを接合して組み
立てる白熱電球において、前記口金16の胴部16aに
は軸方向下向きに弾性のベロ17を設け、口金16にキ
ャップ15を挿着した後該キャップ15にベロ17を非
接触溶接してなる。
み立てが容易な、かつリング部の精度が高い白熱電球の
口金構造を目的にしている。 【構成】バルブ11の下部のシール部14に嵌着される
キャップ15とリング一体型口金16とを接合して組み
立てる白熱電球において、前記口金16の胴部16aに
は軸方向下向きに弾性のベロ17を設け、口金16にキ
ャップ15を挿着した後該キャップ15にベロ17を非
接触溶接してなる。
Description
【0001】
この考案は、例えば、片方シールの白熱電球に利用される白熱電球の口金構造 に関するものである。
【0002】
従来、片方シールの白熱電球の口金構造は、図3、4のようにフィラメント2 を内蔵するバルブ1のシール部3にキャップ4を嵌着し、該キャップ4を口金5 に固定している。ハロゲン電球の場合は、図3のように口金5のリング部7を切 欠いて溶接用ベロ6を設けるか、又は図4のようにキャップ4の下部に溶接用の ベロ8を設けて、これを相手側と抵抗溶接している。
【0003】
しかし、前記従来の技術では、A.図3のように口金5と一体となったリング 7部を切欠いて上方に起立させたベロ6を設けているため、口金5にキャップ4 を組み付ける時には、ベロ6はキャップ4の径より広げておき、溶接の時には溶 接ベロの加圧が必要となる。また、図4の場合においても、キャップ4側に設け たベロ8は、口金5の径より広く取っておき、溶接時には加圧する必要があり、 いずれの場合も溶接時において加圧工程が必要になるという問題点がある。
【0004】 B.リング部が小さな電球の場合は、リング部にベロを切欠いて形成するため 、リング部の強度は低下し、変形し易い。その結果リング部の精度、強度が低下 するという問題点がある。
【0005】 そこで、本考案は上記従来の技術の問題点に鑑み案出されたもので、フィラメ ント位置精度が高く、組み立てが容易な、かつリング部の精度の高い白熱電球の 口金構造の提供を目的としている。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案における白熱電球の口金構造においては、 バルブの下部のシール部に嵌着されるキャップとリング一体型口金とを接合して 組み立てる白熱電球において、前記口金の胴部には軸方向下向きに弾性のベロを 設け、口金にキャップを挿着した後該キャップにベロを非接触溶接してなる。
【0007】 また、前記ベロには接合用の突起を設けてもよい。
【0008】
口金の胴部には軸方向下向きに弾性のベロを設けたためキャップを口金に組み 付ける際には、キャップは口金に容易に挿入できる。また、溶接の際は非接触溶 接により、ベロをキャップ側に加圧する必要がない。
【0009】 また、非接触溶接によって、フィラメント位置精度を高く保持できる。
【0010】 さらに、リング部に切欠を形成しないため、強度も高いため、精度の高い製品 を製作できることになる。
【0011】
実施例について図1から図2を参照して説明すると、カプセル状のバルブ11 内にはフィラメント12、内部導入線13が配設され、該バルブ11の下部には シール部14が形成され、該シール部14はキャップ15に嵌着可能にされてい る。
【0012】 前記キャップ15は、口金16の胴部内径よりもやや小さい径に形成して僅か に隙間ができるように形成し、隙間分キャップ15を移動可能に形成されている 。
【0013】 口金16は、リング部20を一体に形成したリング一体型口金であり、前記口 金16の胴部16aには、軸方向下向きに弾性を持つ溶接用のベロ17が円周方 向に3ヵ所以上設けられている。
【0014】 また、前記ベロ17には接合用突起18を設け、挿入されるキャップの胴体部 に弾性的に突起18で接触可能にされている。
【0015】 白熱電球の焦点合わせは、口金16にフィラメント12の位置を合わせるもの であり、キャップ15を上下、左右、前後方向に動かして調整し、この状態でベ ロ17の突起18を、キャップ15の胴部に非接触溶接する。
【0016】 溶接は、一般的には抵抗溶接で行われるが、抵抗溶接では、数kg程度の加圧 力が必要であり、この加圧力を開放したときに、バルブ11が少しでも動くとフ ィラメント位置精度が悪くなってしまうので、フィラメント12の位置精度を上 げるためは、非接触のレーザー溶接等の非接触溶接で行うことが有効である。
【0017】 また、口金16を基準として固定するため、突起18も一定位置となり、キャ ップ15に多少傾きがあっても、キャップ15と接する突起18の接触点は、突 起の径に対して小さく、突起の中心をレーザー光で非接触溶接するため確実に接 合できる。
【0018】
本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。 A.口金の胴部には軸方向下向きに弾性のベロを設け、口金にキャップを挿着 した後該キャップにベロをレーザ溶接による非接触溶接されるため、ベロを加圧 することなく溶接できる。従って、フィラメントの位置精度を高く保持できる。
【0019】 B.ベロは弾性を有し、しかも軸方向下向きに設けらさているため、キャップ を口金に容易に挿入できる。従って、組み立てが容易であり、組み立ての自動化 がし易くなる。
【0020】 C.リング部には切欠を設けないため、リング部の精度を高くでき、更に、強 度も高く、精度も良い製品を製作できる。
【図1】本考案の白熱電球の斜視図である。
【図2】本考案の白熱電球の分解斜視図である。
【図3】従来の白熱電球の斜視図である。
【図4】従来の別の白熱電球の分解斜視図である。
【符号の説明】 11 バルブ 12 フィラメント 13 内部導入線 14 シール部 15 キャップ 16 口金 16a 胴部 17 ベロ 18 突起 19 外部導入線 20 リング部
Claims (1)
- 【請求項1】バルブの下部のシール部に嵌着されるキャ
ップとリング一体型口金とを接合して組み立てる白熱電
球において、前記口金の胴部には軸方向下向きに弾性の
ベロを設け、口金にキャップを挿着した後該キャップに
ベロを非接触溶接してなる白熱電球の口金構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7250992U JPH0631064U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 白熱電球の口金構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7250992U JPH0631064U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 白熱電球の口金構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631064U true JPH0631064U (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=13491388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7250992U Pending JPH0631064U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 白熱電球の口金構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631064U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100651314B1 (ko) * | 1998-09-23 | 2006-11-28 | 파텐트-트로이한트-게젤샤프트 퓌어 엘렉트리쉐 글뤼람펜 엠베하 | 전기 램프 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP7250992U patent/JPH0631064U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100651314B1 (ko) * | 1998-09-23 | 2006-11-28 | 파텐트-트로이한트-게젤샤프트 퓌어 엘렉트리쉐 글뤼람펜 엠베하 | 전기 램프 |
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