JPH06310216A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JPH06310216A JPH06310216A JP5125121A JP12512193A JPH06310216A JP H06310216 A JPH06310216 A JP H06310216A JP 5125121 A JP5125121 A JP 5125121A JP 12512193 A JP12512193 A JP 12512193A JP H06310216 A JPH06310216 A JP H06310216A
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- Japan
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- connector
- side connector
- connectors
- charger
- coil spring
- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/64—Means for preventing incorrect coupling
- H01R13/641—Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6275—Latching arms not integral with the housing
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/633—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for disengagement only
- H01R13/635—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for disengagement only by mechanical pressure, e.g. spring force
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気的な接続状態を明らかにして、中途半端
な接続状態になりにくくする。 【構成】 充電器側コネクタ20を車体側コネクタ10
に挿入していくと、当接リブ15がコイルバネ28を圧
縮するため、手を離せば両コネクタ20,10は互いに
離反してしまう。しかし、正規の嵌合位置まで挿入する
と、ロックアーム26の係止突起26aがフード部12
の係止孔12b1,12b2と係止するため、コイルバ
ネ28が当接リブ15を押し出そうとするのに抗して両
コネクタ20,10は互いに嵌合したまま保持される。
従って、外見上も奥まで入っており、かつ抜け出ない状
態であった場合にのみ電気的な接続が確保されているこ
とがわかる。
な接続状態になりにくくする。 【構成】 充電器側コネクタ20を車体側コネクタ10
に挿入していくと、当接リブ15がコイルバネ28を圧
縮するため、手を離せば両コネクタ20,10は互いに
離反してしまう。しかし、正規の嵌合位置まで挿入する
と、ロックアーム26の係止突起26aがフード部12
の係止孔12b1,12b2と係止するため、コイルバ
ネ28が当接リブ15を押し出そうとするのに抗して両
コネクタ20,10は互いに嵌合したまま保持される。
従って、外見上も奥まで入っており、かつ抜け出ない状
態であった場合にのみ電気的な接続が確保されているこ
とがわかる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタに関し、特
に、嵌合状態を保持する保持機構を備えたコネクタに関
する。
に、嵌合状態を保持する保持機構を備えたコネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとして、図4に
示す回転ガイド付きコネクタが知られている。同図にお
いて、一方のコネクタ1には、端部の外周面に雄ネジ2
を形成し、他方のコネクタ3の外周には、上記雄ネジ2
に螺合可能な雌ネジ4を形成した回転リング5を備えて
いる。互いのコネクタ1,3を向かい合わせ、回転リン
グ5を回転させると雄ネジ2と雌ネジ4とが螺合し、コ
ネクタ1,3同士が近接して電気的に接続される。ま
た、回転リング5を逆に回転させるとコネクタ1,3同
士が離反して電気的な接続が解除される。
示す回転ガイド付きコネクタが知られている。同図にお
いて、一方のコネクタ1には、端部の外周面に雄ネジ2
を形成し、他方のコネクタ3の外周には、上記雄ネジ2
に螺合可能な雌ネジ4を形成した回転リング5を備えて
いる。互いのコネクタ1,3を向かい合わせ、回転リン
グ5を回転させると雄ネジ2と雌ネジ4とが螺合し、コ
ネクタ1,3同士が近接して電気的に接続される。ま
た、回転リング5を逆に回転させるとコネクタ1,3同
士が離反して電気的な接続が解除される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の回転ガ
イド付きコネクタにおいては、回転リング5を回転させ
て電気的に接続させたり離反させたりしているが、回転
リング5を回転させるだけでは電気的な接続状況が分か
りにくいため、接続が十分でない中途半端な状態になり
うるという課題があった。本発明は、上記課題にかんが
みてなされたもので、電気的な接続状態を明らかにし
て、中途半端な接続状態になりにくくすることが可能な
コネクタの提供を目的とする。
イド付きコネクタにおいては、回転リング5を回転させ
て電気的に接続させたり離反させたりしているが、回転
リング5を回転させるだけでは電気的な接続状況が分か
りにくいため、接続が十分でない中途半端な状態になり
うるという課題があった。本発明は、上記課題にかんが
みてなされたもので、電気的な接続状態を明らかにし
て、中途半端な接続状態になりにくくすることが可能な
コネクタの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、一方のコネクタを他方の
コネクタに挿入して係合せしめる一対のコネクタにおい
て、挿入時に互いのコネクタを離反させるように付勢す
るスプリング機構と、正規の嵌合位置まで近接させたと
きに上記スプリング機構に抗して両コネクタを係止せし
めるロック機構とを配設した構成としてある。
め、請求項1にかかる発明は、一方のコネクタを他方の
コネクタに挿入して係合せしめる一対のコネクタにおい
て、挿入時に互いのコネクタを離反させるように付勢す
るスプリング機構と、正規の嵌合位置まで近接させたと
きに上記スプリング機構に抗して両コネクタを係止せし
めるロック機構とを配設した構成としてある。
【0005】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、一方のコネクタを他方のコネクタに挿入して
いくときに、スプリング機構は互いのコネクタを離反さ
せるように付勢しているため、中途半端な状態で挿入作
業を中止すれば両コネクタは元のように離れ離れとな
る。しかし、正規の嵌合位置まで近接せしめると、ロッ
ク機構が上記スプリング機構に抗して両コネクタを係止
せしめる。このため、手を離しても嵌合状態のままとな
る。
おいては、一方のコネクタを他方のコネクタに挿入して
いくときに、スプリング機構は互いのコネクタを離反さ
せるように付勢しているため、中途半端な状態で挿入作
業を中止すれば両コネクタは元のように離れ離れとな
る。しかし、正規の嵌合位置まで近接せしめると、ロッ
ク機構が上記スプリング機構に抗して両コネクタを係止
せしめる。このため、手を離しても嵌合状態のままとな
る。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、正規の嵌
合位置まで近接させないかぎりコネクタは分離してしま
う。従って、中途半端な接続状態で保持されないように
して、電気的な接続を明らかにすることが可能なコネク
タを提供することができる。
合位置まで近接させないかぎりコネクタは分離してしま
う。従って、中途半端な接続状態で保持されないように
して、電気的な接続を明らかにすることが可能なコネク
タを提供することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。本実施例においては、電気自動車の充電用コネ
クタに適用しており、一方を車体に固定し、他方を充電
器に接続された充電ケーブルの先端に接続している。図
1は本発明の一実施例にかかるコネクタにおける車体側
コネクタの正面図、図2は充電器側コネクタの正面図で
ある。図において、車体側コネクタ10は、四隅にボル
ト貫通孔を形成した正方形の取付板11を有し、その前
面には筒状のフード部12を突出させて形成している。
当該フード部12の上面部及び下面部には開口端から切
り込んだ切り欠き部12a1,12a2と、当該切り欠
き部12a1,12a2より挿入方向側に離れて係止突
起12b1,12b2を形成している。フード部12内
には、電源端子13と信号端子14を突出させて支持す
る端子支持基台15を開口側に向けて立設してあり、さ
らに当該端子支持基台15の周縁部分も筒状に突出させ
て当接リブ15aを形成している。
明する。本実施例においては、電気自動車の充電用コネ
クタに適用しており、一方を車体に固定し、他方を充電
器に接続された充電ケーブルの先端に接続している。図
1は本発明の一実施例にかかるコネクタにおける車体側
コネクタの正面図、図2は充電器側コネクタの正面図で
ある。図において、車体側コネクタ10は、四隅にボル
ト貫通孔を形成した正方形の取付板11を有し、その前
面には筒状のフード部12を突出させて形成している。
当該フード部12の上面部及び下面部には開口端から切
り込んだ切り欠き部12a1,12a2と、当該切り欠
き部12a1,12a2より挿入方向側に離れて係止突
起12b1,12b2を形成している。フード部12内
には、電源端子13と信号端子14を突出させて支持す
る端子支持基台15を開口側に向けて立設してあり、さ
らに当該端子支持基台15の周縁部分も筒状に突出させ
て当接リブ15aを形成している。
【0008】一方、充電器側コネクタ20は、上記フー
ド部12と端子支持基台15との間の環状スペースに挿
入されるようにして突出するフード部21と、当該フー
ド部21内で上記端子支持基台15における当接リブ1
5aの内側に挿入可能で、かつ、正規の嵌合位置では上
記端子支持基台15に支持された電源端子13と信号端
子14が挿入されて接続する筒状の電源端子22と信号
端子23を支持する端子支持基台24とを備えている。
フード部21の上面部と下面部とにおける先端側の外周
面には、それぞれ互いに対面する一対のリブ25を形成
してあり、当該充電器側コネクタ20の後端側に向けて
寝かせたロックアーム26の先端をこのリブ25間にて
回転可能に支持している。ロックアーム26の外周面側
には上記係止突起12b1,12b2内に挿入されて係
止可能な係止突起26aを形成してあり、最後端部を外
周面側に隆起させた操作端部26bを形成してある。ま
た、ロックアーム26とフード部21との間にはロック
アーム26の操作端部26bを外周側に押し出すように
付勢する断面U字状の板バネ27を配設している。な
お、係止突起26aの前端側の壁面は斜めに形成してあ
り、後端側の壁面は垂直に形成してある。
ド部12と端子支持基台15との間の環状スペースに挿
入されるようにして突出するフード部21と、当該フー
ド部21内で上記端子支持基台15における当接リブ1
5aの内側に挿入可能で、かつ、正規の嵌合位置では上
記端子支持基台15に支持された電源端子13と信号端
子14が挿入されて接続する筒状の電源端子22と信号
端子23を支持する端子支持基台24とを備えている。
フード部21の上面部と下面部とにおける先端側の外周
面には、それぞれ互いに対面する一対のリブ25を形成
してあり、当該充電器側コネクタ20の後端側に向けて
寝かせたロックアーム26の先端をこのリブ25間にて
回転可能に支持している。ロックアーム26の外周面側
には上記係止突起12b1,12b2内に挿入されて係
止可能な係止突起26aを形成してあり、最後端部を外
周面側に隆起させた操作端部26bを形成してある。ま
た、ロックアーム26とフード部21との間にはロック
アーム26の操作端部26bを外周側に押し出すように
付勢する断面U字状の板バネ27を配設している。な
お、係止突起26aの前端側の壁面は斜めに形成してあ
り、後端側の壁面は垂直に形成してある。
【0009】フード部21と端子支持基台24との間に
は筒状空間が形成されており、当該筒状空間内にはコイ
ルバネ28を収容するとともに、開口部分には当該開口
の形状に合わせたリング状の当接板29を収容して、同
当接板29をコイルバネ28にて開口側に付勢してい
る。なお、端子支持基台24の外周面には小突起24a
を形成して当接板29が抜け出ないようにしている。な
お、充電器側コネクタ20におけるフード部21の内周
面における最深部には車体側コネクタ10における当接
リブ15aの内周面との間に挟まれて浸水を防止する防
水シールリング31を装着している。
は筒状空間が形成されており、当該筒状空間内にはコイ
ルバネ28を収容するとともに、開口部分には当該開口
の形状に合わせたリング状の当接板29を収容して、同
当接板29をコイルバネ28にて開口側に付勢してい
る。なお、端子支持基台24の外周面には小突起24a
を形成して当接板29が抜け出ないようにしている。な
お、充電器側コネクタ20におけるフード部21の内周
面における最深部には車体側コネクタ10における当接
リブ15aの内周面との間に挟まれて浸水を防止する防
水シールリング31を装着している。
【0010】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。図1に示すようにして、車体側コネクタ10
におけるフード部12の開口側に充電器側コネクタ20
におけるフード部21の開口側を対面させ、同車体側コ
ネクタ10におけるフード部12と端子支持基台15と
の間に充電器側コネクタ20のフード部21が挿入され
るようにして当該充電器側コネクタ20を押し込んでい
く。挿入過程において端子支持基台15の当接リブ15
aは充電器側コネクタ20におけるフード部21の内周
面に保持された防水シールリング31の内周面に摺接
し、さらに押し込んでいくと同フード部21と端子支持
基台24との間に保持されている当接板29が当接リブ
15aの先端に当接する。
説明する。図1に示すようにして、車体側コネクタ10
におけるフード部12の開口側に充電器側コネクタ20
におけるフード部21の開口側を対面させ、同車体側コ
ネクタ10におけるフード部12と端子支持基台15と
の間に充電器側コネクタ20のフード部21が挿入され
るようにして当該充電器側コネクタ20を押し込んでい
く。挿入過程において端子支持基台15の当接リブ15
aは充電器側コネクタ20におけるフード部21の内周
面に保持された防水シールリング31の内周面に摺接
し、さらに押し込んでいくと同フード部21と端子支持
基台24との間に保持されている当接板29が当接リブ
15aの先端に当接する。
【0011】当接板29はコイルバネ28にて開口側に
向けて付勢されており、充電器側コネクタ20を押し込
もうとすると当接リブ15aが当接板29を介してコイ
ルバネ28を圧縮させることになる。図12に示すよう
に、充電器側コネクタ20を正規の嵌合位置のわずかに
手前のところまで押し込んでいくと、コイルバネ28は
圧縮され、車体側コネクタ10に支持されている電源端
子13は充電器側コネクタ20に支持されている電源端
子22内に挿入され始める。この時点では、外見上は概
ね嵌合状態に見えるものの、電源端子13と電源端子2
2との接続状態は完全ではない。
向けて付勢されており、充電器側コネクタ20を押し込
もうとすると当接リブ15aが当接板29を介してコイ
ルバネ28を圧縮させることになる。図12に示すよう
に、充電器側コネクタ20を正規の嵌合位置のわずかに
手前のところまで押し込んでいくと、コイルバネ28は
圧縮され、車体側コネクタ10に支持されている電源端
子13は充電器側コネクタ20に支持されている電源端
子22内に挿入され始める。この時点では、外見上は概
ね嵌合状態に見えるものの、電源端子13と電源端子2
2との接続状態は完全ではない。
【0012】作業者がこのような中途半端な状態で挿入
を止めてしまったとすると、コイルバネ28は復元しよ
うとして当接板29を介して当接リブ15aを押し出す
ため、反動で充電器側コネクタ20が押し出されて電源
端子13と電源端子22も完全に分離される。すると、
車体側コネクタ10と充電器側コネクタ20とが嵌合し
ていないというのが明らかになるとともに、電気的にも
断たれているのがわかる。従って、本実施例において
は、コイルバネ28と当接リブ15aとで互いのコネク
タを離反させるように付勢するスプリング機構を構成し
ている。一方、さらに押し込んでいくとロックアーム2
6の係止突起26aが切り欠き部12a1,12a2に
入り込むとともに同切り欠き部12a1,12a2と係
止突起12b1,12b2との間におけるフード部12
に当接し、ロックアーム26はリブ25に支えられつつ
板バネ27を撓ませて内周側に回動する。そして、車体
側コネクタ10の端子支持基台15に充電器側コネクタ
10の端子支持基台24が当接するまで押し込むと、図
3に示すように電源端子13と電源端子22とが完全に
接続するとともに、信号端子14と信号端子23とが完
全に接続するため、電気的な接続も確保された状態とな
る。また、ロックアーム26の係止突起26aがフード
部12の係止突起12b1,12b2と対面し、板バネ
27にてロックアーム26は外周側に押し戻されて係止
突起26aが係止突起12b1,12b2内に入り込
む。
を止めてしまったとすると、コイルバネ28は復元しよ
うとして当接板29を介して当接リブ15aを押し出す
ため、反動で充電器側コネクタ20が押し出されて電源
端子13と電源端子22も完全に分離される。すると、
車体側コネクタ10と充電器側コネクタ20とが嵌合し
ていないというのが明らかになるとともに、電気的にも
断たれているのがわかる。従って、本実施例において
は、コイルバネ28と当接リブ15aとで互いのコネク
タを離反させるように付勢するスプリング機構を構成し
ている。一方、さらに押し込んでいくとロックアーム2
6の係止突起26aが切り欠き部12a1,12a2に
入り込むとともに同切り欠き部12a1,12a2と係
止突起12b1,12b2との間におけるフード部12
に当接し、ロックアーム26はリブ25に支えられつつ
板バネ27を撓ませて内周側に回動する。そして、車体
側コネクタ10の端子支持基台15に充電器側コネクタ
10の端子支持基台24が当接するまで押し込むと、図
3に示すように電源端子13と電源端子22とが完全に
接続するとともに、信号端子14と信号端子23とが完
全に接続するため、電気的な接続も確保された状態とな
る。また、ロックアーム26の係止突起26aがフード
部12の係止突起12b1,12b2と対面し、板バネ
27にてロックアーム26は外周側に押し戻されて係止
突起26aが係止突起12b1,12b2内に入り込
む。
【0013】このようにして正規な嵌合位置まで挿入さ
れた後、作業者が手を離すと、コイルバネ28はその復
元力によって充電器側コネクタ20を押し戻そうとする
ものの、係止突起26aが係止突起12b1,12b2
内に入り込んで係止しているため、充電器側コネクタ2
0は車体側コネクタ10と嵌合したままで抜け出てしま
うことはない。従って、本実施例においては、係止突起
26aを有するロックアーム26と係止突起12b1,
12b2を形成したフード部12とにより、スプリング
機構に抗して両コネクタを係止せしめるロック機構を構
成している。このように、充電器側コネクタ20を車体
側コネクタ10に挿入していくと、当接リブ15aがコ
イルバネ28を圧縮するため、手を離せば両コネクタ2
0,10は互いに離反してしまう。しかし、正規の嵌合
位置まで挿入すると、ロックアーム26の係止突起26
aがフード部12の係止突起12b1,12b2と係止
するため、コイルバネ28が当接リブ15aを押し出そ
うとするのに抗して両コネクタ20,10は互いに嵌合
したまま保持される。従って、外見上も奥まで入ってお
り、かつ抜け出ない状態であった場合にのみ電気的な接
続が確保されていることがわかる。
れた後、作業者が手を離すと、コイルバネ28はその復
元力によって充電器側コネクタ20を押し戻そうとする
ものの、係止突起26aが係止突起12b1,12b2
内に入り込んで係止しているため、充電器側コネクタ2
0は車体側コネクタ10と嵌合したままで抜け出てしま
うことはない。従って、本実施例においては、係止突起
26aを有するロックアーム26と係止突起12b1,
12b2を形成したフード部12とにより、スプリング
機構に抗して両コネクタを係止せしめるロック機構を構
成している。このように、充電器側コネクタ20を車体
側コネクタ10に挿入していくと、当接リブ15aがコ
イルバネ28を圧縮するため、手を離せば両コネクタ2
0,10は互いに離反してしまう。しかし、正規の嵌合
位置まで挿入すると、ロックアーム26の係止突起26
aがフード部12の係止突起12b1,12b2と係止
するため、コイルバネ28が当接リブ15aを押し出そ
うとするのに抗して両コネクタ20,10は互いに嵌合
したまま保持される。従って、外見上も奥まで入ってお
り、かつ抜け出ない状態であった場合にのみ電気的な接
続が確保されていることがわかる。
【0014】なお、充電器側コネクタ20を抜き出した
い場合には、ロックアーム26の操作端部26bを内周
側に押し込む。すると、係止突起26aと係止突起12
b1,12b2との係止が解除され、コイルバネ28の
復元力によって充電器側コネクタ20は押し出される。
い場合には、ロックアーム26の操作端部26bを内周
側に押し込む。すると、係止突起26aと係止突起12
b1,12b2との係止が解除され、コイルバネ28の
復元力によって充電器側コネクタ20は押し出される。
【図1】本発明の一実施例にかかるコネクタの嵌合前に
おける垂直断面図である。
おける垂直断面図である。
【図2】嵌合途中におけるコネクタの垂直断面図であ
る。
る。
【図3】嵌合状態におけるコネクタの垂直断面図であ
る。
る。
【図4】従来のコネクタの斜視図である。
10…車体側コネクタ 12…フード部 12b1,12b2…係止突起 15a…当接リブ 20…充電器側コネクタ 21…フード部 26…ロックアーム 28…コイルバネ 29…当接板
Claims (1)
- 【請求項1】 一方のコネクタを他方のコネクタに挿入
して係合せしめる一対のコネクタにおいて、挿入時に互
いのコネクタを離反させるように付勢するスプリング機
構と、正規の嵌合位置まで近接させたときに上記スプリ
ング機構に抗して両コネクタを係止せしめるロック機構
とを具備することを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5125121A JP3067468B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | コネクタ |
DE69409153T DE69409153T2 (de) | 1993-04-27 | 1994-04-26 | Elektrischer Verbinder mit vorgespannter Feder |
EP94106506A EP0622870B1 (en) | 1993-04-27 | 1994-04-26 | Spring-biased electrical connector |
US08/415,151 US5655916A (en) | 1993-04-27 | 1995-03-31 | Spring-biased electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5125121A JP3067468B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06310216A true JPH06310216A (ja) | 1994-11-04 |
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