JPH06319780A - 簡易蒸風呂 - Google Patents
簡易蒸風呂Info
- Publication number
- JPH06319780A JPH06319780A JP11191293A JP11191293A JPH06319780A JP H06319780 A JPH06319780 A JP H06319780A JP 11191293 A JP11191293 A JP 11191293A JP 11191293 A JP11191293 A JP 11191293A JP H06319780 A JPH06319780 A JP H06319780A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- cover
- main body
- steam bath
- bath
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパクトで携行が可能であり、使用時のス
ペースが少なくて済む簡易蒸風呂を提供するを提供す
る。 【構成】 開閉自在としたトランクケース2に、蒸気を
供給するスチーム装置6と、同トランクケース2の閉塞
状態で収納され、開放状態において外部に露出して開放
部を覆うカバー23とを設けた。これにより、コンパク
トで、また携行も可能なスチーム式の簡易蒸風呂が提供
される。
ペースが少なくて済む簡易蒸風呂を提供するを提供す
る。 【構成】 開閉自在としたトランクケース2に、蒸気を
供給するスチーム装置6と、同トランクケース2の閉塞
状態で収納され、開放状態において外部に露出して開放
部を覆うカバー23とを設けた。これにより、コンパク
トで、また携行も可能なスチーム式の簡易蒸風呂が提供
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等にて運搬するこ
とができ、わずかなスペースがあれば使用可能となる簡
易蒸風呂に関するものである。
とができ、わずかなスペースがあれば使用可能となる簡
易蒸風呂に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘルスセンターやフィットネスクラブ等
には美容、健康の増進のためスチームバスやサウナバス
が設置されている。スチームバスは室外に配置されたス
チーム発生装置で発生した蒸気を密閉された室内に引き
込み、蒸気の充満した雰囲気中でこの蒸気を浴びるもの
である。またサウナバスはストーブ等で加温された熱気
を密閉された室内に引き込み、その熱気を浴びるもので
ある。
には美容、健康の増進のためスチームバスやサウナバス
が設置されている。スチームバスは室外に配置されたス
チーム発生装置で発生した蒸気を密閉された室内に引き
込み、蒸気の充満した雰囲気中でこの蒸気を浴びるもの
である。またサウナバスはストーブ等で加温された熱気
を密閉された室内に引き込み、その熱気を浴びるもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなスチームバ
ス等は一般的に蒸気発生装置、大型ストーブ等大掛かり
な設備を必要とし、またスペースも必要である。従って
業務用ならばともかく一般家庭において個人的にスチー
ムバス等を保有することは困難であった。
ス等は一般的に蒸気発生装置、大型ストーブ等大掛かり
な設備を必要とし、またスペースも必要である。従って
業務用ならばともかく一般家庭において個人的にスチー
ムバス等を保有することは困難であった。
【0004】本発明の目的はコンパクトで携行も可能で
あり、使用時のスペースが少なくて済む簡易蒸風呂を提
供することにある。
あり、使用時のスペースが少なくて済む簡易蒸風呂を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、開閉自在とした本体ケース
に、蒸気を供給するスチーム装置と、同本体ケースの閉
塞状態で収納され、開放状態において外部に露出して開
放部を覆う包被体とを設けた。請求項2の発明では、開
閉自在とした本体ケースに、熱気を供給する加温装置
と、同本体ケースの閉塞状態で収納され、開放状態にお
いて外部に露出して開放部を覆う包被体とを設けた。請
求項3の発明では本体ケース内に同本体ケースの閉塞状
態で収納され、開放状態において着座可能となる座部が
装着するようにし、請求項4の発明ではスチーム装置ま
たは加温装置を座部の後方下方の収納部内に配置し、請
求項5の発明ではスチーム装置または加温装置の蒸気供
給口または温風供給口の前方に蒸気の還流を助長するた
めの傾斜部を形成したことを要旨とする。
に、請求項1の発明では、開閉自在とした本体ケース
に、蒸気を供給するスチーム装置と、同本体ケースの閉
塞状態で収納され、開放状態において外部に露出して開
放部を覆う包被体とを設けた。請求項2の発明では、開
閉自在とした本体ケースに、熱気を供給する加温装置
と、同本体ケースの閉塞状態で収納され、開放状態にお
いて外部に露出して開放部を覆う包被体とを設けた。請
求項3の発明では本体ケース内に同本体ケースの閉塞状
態で収納され、開放状態において着座可能となる座部が
装着するようにし、請求項4の発明ではスチーム装置ま
たは加温装置を座部の後方下方の収納部内に配置し、請
求項5の発明ではスチーム装置または加温装置の蒸気供
給口または温風供給口の前方に蒸気の還流を助長するた
めの傾斜部を形成したことを要旨とする。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、請求項1の発明では本体
ケースの閉塞状態においてはスチーム装置及び包被体は
本体ケース内部に収納されて本体ケースごと運搬するこ
とが可能となる。一方、本体ケースを開放すると開放部
は包被体に覆われた状態となる。包被体に覆われた内部
でスチーム装置を稼働させることで蒸気を供給でき、密
閉された包被体内に蒸気が充満してスチーム式蒸風呂と
して使用可能となる。請求項2の発明では請求項1の発
明において蒸気の変わりに熱気が包被体内に充満してサ
ウナ式蒸風呂として使用可能となる。請求項3の発明で
は座部は本体ケースの閉塞状態で収納され、スチーム式
蒸風呂またはサウナ式蒸風呂の使用時において本体ケー
スが開放された状態で着座可能となる。請求項4の発明
ではスチーム装置を座部の後部下方の収納部内に配置す
るため、重心が低くなり、また蒸気は収納部内のスチー
ム装置より供給され、座部の下側を通過して還流する。
請求項5の発明では蒸気はスチーム装置の蒸気供給口よ
り供給され、蒸気供給口の前方の蒸気の傾斜部によりス
ムーズに還流することができるように導かれる。
ケースの閉塞状態においてはスチーム装置及び包被体は
本体ケース内部に収納されて本体ケースごと運搬するこ
とが可能となる。一方、本体ケースを開放すると開放部
は包被体に覆われた状態となる。包被体に覆われた内部
でスチーム装置を稼働させることで蒸気を供給でき、密
閉された包被体内に蒸気が充満してスチーム式蒸風呂と
して使用可能となる。請求項2の発明では請求項1の発
明において蒸気の変わりに熱気が包被体内に充満してサ
ウナ式蒸風呂として使用可能となる。請求項3の発明で
は座部は本体ケースの閉塞状態で収納され、スチーム式
蒸風呂またはサウナ式蒸風呂の使用時において本体ケー
スが開放された状態で着座可能となる。請求項4の発明
ではスチーム装置を座部の後部下方の収納部内に配置す
るため、重心が低くなり、また蒸気は収納部内のスチー
ム装置より供給され、座部の下側を通過して還流する。
請求項5の発明では蒸気はスチーム装置の蒸気供給口よ
り供給され、蒸気供給口の前方の蒸気の傾斜部によりス
ムーズに還流することができるように導かれる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の簡易蒸風呂の一実施例につい
て図1〜図10に基づいて説明する。
て図1〜図10に基づいて説明する。
【0008】図1及び図2に示すように、スチーム式簡
易蒸風呂1は本体ケースたるトランクケース2内にスチ
ーム装置6や椅子3等の主要な部材が収納されて構成さ
れている。トランクケース2は図2のように閉じた状態
で直方体形状となる。同状態での寸法は高さ75cm、
横巾50cm、厚さ28cmとされている。トランクケ
ース2は起立部4と倒伏部5とに2分割されており、両
者は図4及び図5に示すように基部側の蝶番66を中心
に開閉回動するようになっている。また図1に示すよう
に倒伏部5が水平面まで倒伏して開放完了状態(以下セ
ット状態という。)となった場合における両者の位置関
係はほぼ直角とされている。また止め金24により起立
部4及び倒伏部5は閉じた状態にロックされるようにな
っている。
易蒸風呂1は本体ケースたるトランクケース2内にスチ
ーム装置6や椅子3等の主要な部材が収納されて構成さ
れている。トランクケース2は図2のように閉じた状態
で直方体形状となる。同状態での寸法は高さ75cm、
横巾50cm、厚さ28cmとされている。トランクケ
ース2は起立部4と倒伏部5とに2分割されており、両
者は図4及び図5に示すように基部側の蝶番66を中心
に開閉回動するようになっている。また図1に示すよう
に倒伏部5が水平面まで倒伏して開放完了状態(以下セ
ット状態という。)となった場合における両者の位置関
係はほぼ直角とされている。また止め金24により起立
部4及び倒伏部5は閉じた状態にロックされるようにな
っている。
【0009】起立部4は一体成形された合成樹脂製の起
立部本体4aと、同起立部本体4aの内面側に装着固定
された背面板7とにより構成されている。起立部4内部
にはスペースが形成されている。背面板7の上半分は入
浴者の背中を支える支持部とされており、下部には後述
するスチーム装置6からの蒸気が放出される蒸気供給口
11及び空気吸い込み口12が形成されている。起立部
4内の基部寄りのスペースには収納部33が形成され、
そこに後述するスチーム装置6が配設されている。起立
部本体4aの上端部にはヘッドレスト18が装着されて
いる。ヘッドレスト18はトランクケース2の閉じた状
態でその内部に収納され、トランクケース2の開放状態
において軸19を中心として上方に回動してセットされ
る。
立部本体4aと、同起立部本体4aの内面側に装着固定
された背面板7とにより構成されている。起立部4内部
にはスペースが形成されている。背面板7の上半分は入
浴者の背中を支える支持部とされており、下部には後述
するスチーム装置6からの蒸気が放出される蒸気供給口
11及び空気吸い込み口12が形成されている。起立部
4内の基部寄りのスペースには収納部33が形成され、
そこに後述するスチーム装置6が配設されている。起立
部本体4aの上端部にはヘッドレスト18が装着されて
いる。ヘッドレスト18はトランクケース2の閉じた状
態でその内部に収納され、トランクケース2の開放状態
において軸19を中心として上方に回動してセットされ
る。
【0010】倒伏部5は一体成形された合成樹脂製の倒
伏部本体5aと、同倒伏部本体5aの内面側に底面板1
7が装着固定されて構成されている。底面板17は外側
ほど高くなるように段差状に形成されており、基部寄り
の低部68と前方側の高部69、及び両者をつなぐ傾斜
部70とよりなっている。底面板17と倒伏部本体5a
に形成された外周壁15とにより倒伏部5内には凹部2
0が形成され、倒伏部5上に落下する汗、水等の受け皿
とされている。倒伏部本体5aの基部寄り側方には凹部
20に溜まった水等を排出するドレンコック21が形成
されている。
伏部本体5aと、同倒伏部本体5aの内面側に底面板1
7が装着固定されて構成されている。底面板17は外側
ほど高くなるように段差状に形成されており、基部寄り
の低部68と前方側の高部69、及び両者をつなぐ傾斜
部70とよりなっている。底面板17と倒伏部本体5a
に形成された外周壁15とにより倒伏部5内には凹部2
0が形成され、倒伏部5上に落下する汗、水等の受け皿
とされている。倒伏部本体5aの基部寄り側方には凹部
20に溜まった水等を排出するドレンコック21が形成
されている。
【0011】底面板17と倒伏部本体5aとに包囲され
た内部にはスペースが形成されている。スペース内には
タオル、ガウン等が収納される収納棚16が形成されて
おり、図2に示すように倒伏部5の表面側に取着された
扉22から内部収容物の取り出しが可能となっている。
尚、図2において倒伏部5の上側には把手30が取着さ
れており、トランクケース2を閉じた状態で本スチーム
バス1の携行が可能となっている。
た内部にはスペースが形成されている。スペース内には
タオル、ガウン等が収納される収納棚16が形成されて
おり、図2に示すように倒伏部5の表面側に取着された
扉22から内部収容物の取り出しが可能となっている。
尚、図2において倒伏部5の上側には把手30が取着さ
れており、トランクケース2を閉じた状態で本スチーム
バス1の携行が可能となっている。
【0012】トランクケース2内には使用時に使用者が
着座するための椅子3が装着されている。椅子3は座部
8と一対の脚部9とにより構成されている。座部8はそ
の基部において前記背面板7に対してピン25にて軸着
され上下方向に回動可能とされている。脚部9の上端は
座部8の前端に対してピン27にて軸着され、下端は底
面板17のリブ17aに対してピン26にて軸着されて
いる。この結果、座部8、脚部9、倒伏部5及び起立部
4とによりリンク機構が形成されて相互に連動して作動
することとなる。
着座するための椅子3が装着されている。椅子3は座部
8と一対の脚部9とにより構成されている。座部8はそ
の基部において前記背面板7に対してピン25にて軸着
され上下方向に回動可能とされている。脚部9の上端は
座部8の前端に対してピン27にて軸着され、下端は底
面板17のリブ17aに対してピン26にて軸着されて
いる。この結果、座部8、脚部9、倒伏部5及び起立部
4とによりリンク機構が形成されて相互に連動して作動
することとなる。
【0013】前記座部8の両側には一対のロッド10が
座部8と共にピン25により軸着されている。ロッド1
0の先端には後述するカバー23を支えるカバー支持体
28が取着されている。ロッド10の基端にはピン25
を挟んで反対側に突出部31が形成されており、この突
出部31にコイルスプリング29の先端が係着されてい
る。コイルスプリング29の基端は背面板7の側方に取
着されており、その結果ロッド10はピン25を支点と
して常時下方向(図4及び図5においては時計回り方
向)に付勢されている。コイルスプリング29に隣接し
て当接ピン32が背面板7の側方に突設されている。図
8乃至図10に示すようにこの当接ピン32にはピン2
5を支点として回動された突出部31が当接するように
なっており、ロッド10の回動を規制するようになって
いる。
座部8と共にピン25により軸着されている。ロッド1
0の先端には後述するカバー23を支えるカバー支持体
28が取着されている。ロッド10の基端にはピン25
を挟んで反対側に突出部31が形成されており、この突
出部31にコイルスプリング29の先端が係着されてい
る。コイルスプリング29の基端は背面板7の側方に取
着されており、その結果ロッド10はピン25を支点と
して常時下方向(図4及び図5においては時計回り方
向)に付勢されている。コイルスプリング29に隣接し
て当接ピン32が背面板7の側方に突設されている。図
8乃至図10に示すようにこの当接ピン32にはピン2
5を支点として回動された突出部31が当接するように
なっており、ロッド10の回動を規制するようになって
いる。
【0014】図1及び図6に示すようにスチーム装置6
は起立部本体4aの側方に形成された開口部74より前
記収納部33内に収納されている。図3に示すようにス
チーム装置6はほぼ直方体形状の装置本体13により外
形が形成されている。装置本体13内の上部にはタンク
37が配設されている。タンク37より受け皿47上ま
で連通路46が形成されており、蒸気用の水が落下する
ようになっている。タンク37の上部には水補充用の孔
38が形成されており、キャップ39により常時は閉塞
されている。尚、キャップ39の上面と装置本体13の
上面とは面一とされている。
は起立部本体4aの側方に形成された開口部74より前
記収納部33内に収納されている。図3に示すようにス
チーム装置6はほぼ直方体形状の装置本体13により外
形が形成されている。装置本体13内の上部にはタンク
37が配設されている。タンク37より受け皿47上ま
で連通路46が形成されており、蒸気用の水が落下する
ようになっている。タンク37の上部には水補充用の孔
38が形成されており、キャップ39により常時は閉塞
されている。尚、キャップ39の上面と装置本体13の
上面とは面一とされている。
【0015】タンク37の直下にはソレノイドバルブ4
1が配設されている。ソレノイドバルブ41には水の連
通路46を開閉する弁体42が配設されており、隣接す
るソレノイド43と連動して動作するようになってい
る。
1が配設されている。ソレノイドバルブ41には水の連
通路46を開閉する弁体42が配設されており、隣接す
るソレノイド43と連動して動作するようになってい
る。
【0016】ソレノイドバルブ41の下方にはニードル
バルブ44が配設されている。ニードルバルブ44は装
置本体13の操作部50に装着された蒸気量調節つまみ
45と連動しており、ニードルの進出量により落下する
水量を調節する。装置本体13の下部には連通路46よ
り滴下する水を受ける受け皿47が配設されている。受
け皿47はアルミニウム合金製とされ、グラスウール等
の断熱材76を介して支持台48上に載置されている。
受け皿47上には上蓋51が被せられている。上蓋51
には蒸気の吹き出し孔73と蒸気の放出向きを換える複
数の風向偏向板73が形成されている。
バルブ44が配設されている。ニードルバルブ44は装
置本体13の操作部50に装着された蒸気量調節つまみ
45と連動しており、ニードルの進出量により落下する
水量を調節する。装置本体13の下部には連通路46よ
り滴下する水を受ける受け皿47が配設されている。受
け皿47はアルミニウム合金製とされ、グラスウール等
の断熱材76を介して支持台48上に載置されている。
受け皿47上には上蓋51が被せられている。上蓋51
には蒸気の吹き出し孔73と蒸気の放出向きを換える複
数の風向偏向板73が形成されている。
【0017】受け皿47の裏面にはヒータ40が配設さ
れており、下方より受け皿47を加熱するようになって
いる。同じく受け皿47の裏面にはヒータ40に隣接し
て温度センサ49が配設され、前記ソレノイド43の駆
動を制御する制御信号を図示しない制御部に出力するよ
うになっている。図7において装置本体13内の右側方
にはスチーム室内の雰囲気を装置本体13内に導入し、
また発生した蒸気をスチーム室内へ放出するためのファ
ン52が配設され、モータ53により駆動されるように
なっている。装置本体13内の左側方には電源コード5
4を収納するコード収納部55が形成されている。装置
本体13の前方であって、前記蒸気供給口11と対応す
る位置には発生した蒸気が噴出する噴出口71が形成さ
れている。
れており、下方より受け皿47を加熱するようになって
いる。同じく受け皿47の裏面にはヒータ40に隣接し
て温度センサ49が配設され、前記ソレノイド43の駆
動を制御する制御信号を図示しない制御部に出力するよ
うになっている。図7において装置本体13内の右側方
にはスチーム室内の雰囲気を装置本体13内に導入し、
また発生した蒸気をスチーム室内へ放出するためのファ
ン52が配設され、モータ53により駆動されるように
なっている。装置本体13内の左側方には電源コード5
4を収納するコード収納部55が形成されている。装置
本体13の前方であって、前記蒸気供給口11と対応す
る位置には発生した蒸気が噴出する噴出口71が形成さ
れている。
【0018】スチーム装置6の側方外面にはスチーム装
置6の操作部50が形成されている。図1及び図2に示
すように操作部50はスチーム装置6が収納部33内に
収納された状態において、起立部4の側方に露出されて
いる。操作部50には前記蒸気量調節つまみ45の他に
電源スイッチ34、タイマーセットスイッチ35、スチ
ーム/温風切替スイッチ36等が配設されている。電源
スイッチ34はヒータ40やモータ53等に電力を供給
するためのメインスイッチである。タイマーセットスイ
ッチ35は電源スイッチ34の入切に所定の時限を設定
するものである。スチーム/温風切替スイッチ36はソ
レノイド43に直結してソレノイド43を入切して、ソ
レノイドバルブ41の開閉を行い、蒸気と温風(ヒータ
40により加温された空気)とを切換えるものである。
置6の操作部50が形成されている。図1及び図2に示
すように操作部50はスチーム装置6が収納部33内に
収納された状態において、起立部4の側方に露出されて
いる。操作部50には前記蒸気量調節つまみ45の他に
電源スイッチ34、タイマーセットスイッチ35、スチ
ーム/温風切替スイッチ36等が配設されている。電源
スイッチ34はヒータ40やモータ53等に電力を供給
するためのメインスイッチである。タイマーセットスイ
ッチ35は電源スイッチ34の入切に所定の時限を設定
するものである。スチーム/温風切替スイッチ36はソ
レノイド43に直結してソレノイド43を入切して、ソ
レノイドバルブ41の開閉を行い、蒸気と温風(ヒータ
40により加温された空気)とを切換えるものである。
【0019】スチーム装置6の上部にはスチーム装置6
を収納部33内の図示しない掛止部と掛止してスチーム
装置6を固定する掛止部材65が装着されている。掛止
部材65は操作部50側方に配設された取り出しレバー
56を操作することで掛止状態が解除される。操作部5
0の側方にはスチーム装置6を収納部33から取り出す
ための指掛け部64が形成されている。
を収納部33内の図示しない掛止部と掛止してスチーム
装置6を固定する掛止部材65が装着されている。掛止
部材65は操作部50側方に配設された取り出しレバー
56を操作することで掛止状態が解除される。操作部5
0の側方にはスチーム装置6を収納部33から取り出す
ための指掛け部64が形成されている。
【0020】図3、図4及び図6に示すようにトランク
ケース2の起立部4と倒伏部5との間には包被体たる可
撓性の合成樹脂よりなるカバー23が介在され、トラン
クケース2の開放状態においての開放部の全面を覆うよ
うになっている。カバー23は起立部本体4aと倒伏部
本体5aの内周壁14,15の全周に渡って装着されて
おり、内部は密閉状態となっている。カバー23は本ス
チームバス1のセット状態においてロッド10により内
部より支持されるようになっており、閉じた状態で折り
畳まれてトランクケース2内に収納されるようになって
いる。ロッド10の先端のカバー支持体28には面ファ
スナー57が装着されており、カバー23の裏面に装着
された対応する面ファスナー58と接着状態となってお
り、カバー23のずれが防止されている。
ケース2の起立部4と倒伏部5との間には包被体たる可
撓性の合成樹脂よりなるカバー23が介在され、トラン
クケース2の開放状態においての開放部の全面を覆うよ
うになっている。カバー23は起立部本体4aと倒伏部
本体5aの内周壁14,15の全周に渡って装着されて
おり、内部は密閉状態となっている。カバー23は本ス
チームバス1のセット状態においてロッド10により内
部より支持されるようになっており、閉じた状態で折り
畳まれてトランクケース2内に収納されるようになって
いる。ロッド10の先端のカバー支持体28には面ファ
スナー57が装着されており、カバー23の裏面に装着
された対応する面ファスナー58と接着状態となってお
り、カバー23のずれが防止されている。
【0021】図6に示すようにカバー23の内周壁1
4,15と起立部4と倒伏部5の縁部に沿った全周には
第1のジッパー60が装着されおり、カバー23のトラ
ンクケース2からの取り外しが可能となっている。カバ
ー23の前面上方には入浴者の頭部を外部に露出させる
ための第1の孔部59が形成されている。第1の孔部5
9よりカバー23の前面上下方向には入浴者の出入りの
ための第2のジッパー67が装着されている。また、カ
バー23の両側には入浴者が腕を出すための第2の孔部
61が形成されている。両孔部59,61にはスリット
62を有する遮蔽ゴム63が装着されている。
4,15と起立部4と倒伏部5の縁部に沿った全周には
第1のジッパー60が装着されおり、カバー23のトラ
ンクケース2からの取り外しが可能となっている。カバ
ー23の前面上方には入浴者の頭部を外部に露出させる
ための第1の孔部59が形成されている。第1の孔部5
9よりカバー23の前面上下方向には入浴者の出入りの
ための第2のジッパー67が装着されている。また、カ
バー23の両側には入浴者が腕を出すための第2の孔部
61が形成されている。両孔部59,61にはスリット
62を有する遮蔽ゴム63が装着されている。
【0022】次にこのように構成された本実施例のスチ
ーム式簡易蒸風呂1についてその作用を説明する。先
ず、図2のようにトランクケース2が閉じた状態におけ
る本スチームバス1においては、椅子3の座部8及び脚
部9は折り畳まれてほぼ重なった状態で収納されてい
る。また、カバー23はロッド10と背面板7の間、ロ
ッド10と座部8との間、及び座部8と底面板17との
間でそれぞれ屈折されて折り畳まれた状態で収納されて
いる。折り畳まれた状態にあって、カバー23の裏面と
ロッド10のカバー支持体28とは面ファスナー57,
58にて接着状態となっている。またヘッドレスト18
は軸19を中心に内側に回動させられてトランクケース
2内に収納されている。
ーム式簡易蒸風呂1についてその作用を説明する。先
ず、図2のようにトランクケース2が閉じた状態におけ
る本スチームバス1においては、椅子3の座部8及び脚
部9は折り畳まれてほぼ重なった状態で収納されてい
る。また、カバー23はロッド10と背面板7の間、ロ
ッド10と座部8との間、及び座部8と底面板17との
間でそれぞれ屈折されて折り畳まれた状態で収納されて
いる。折り畳まれた状態にあって、カバー23の裏面と
ロッド10のカバー支持体28とは面ファスナー57,
58にて接着状態となっている。またヘッドレスト18
は軸19を中心に内側に回動させられてトランクケース
2内に収納されている。
【0023】さて、図4に示すように止め金24を外し
て倒伏部5を開放方向へ倒伏させていく。倒伏部5の動
作に伴い、座部8と脚部9も連鎖して動作する。すなわ
ち、脚部9はピン27を中心として図4において反時計
回り方向に回動されていき、また脚部9はピン25を中
心として時計回り方向に回動されていく。その結果、図
5に示すように丁度セット状態において座部8は脚部9
に支えられてほぼ水平状となり椅子3として着座可能と
なる。
て倒伏部5を開放方向へ倒伏させていく。倒伏部5の動
作に伴い、座部8と脚部9も連鎖して動作する。すなわ
ち、脚部9はピン27を中心として図4において反時計
回り方向に回動されていき、また脚部9はピン25を中
心として時計回り方向に回動されていく。その結果、図
5に示すように丁度セット状態において座部8は脚部9
に支えられてほぼ水平状となり椅子3として着座可能と
なる。
【0024】また、図4において倒伏部5の倒伏に伴
い、ロッド10はコイルスプリング29の付勢力によっ
てピン25を中心として時計回り方向に回動される。そ
して図5示すセット状態で突出部31が当接ピン32に
当接して(図9)に回動は停止する。カバー23は倒伏
部5の倒伏に伴い、折り畳み状態から徐々に開いた状態
とされ、セット状態でロッド10に支持されるようにな
る。
い、ロッド10はコイルスプリング29の付勢力によっ
てピン25を中心として時計回り方向に回動される。そ
して図5示すセット状態で突出部31が当接ピン32に
当接して(図9)に回動は停止する。カバー23は倒伏
部5の倒伏に伴い、折り畳み状態から徐々に開いた状態
とされ、セット状態でロッド10に支持されるようにな
る。
【0025】次に、スチーム装置6の作用について説明
する。コード収納部55より電源コード54を取り出
し、外部の電源端子(本実施例では100V)に接続す
る。次いで、操作部50の電源スイッチ34を押下して
電源を投入する。するとヒータ40の加熱が開始され、
モータ53が駆動されてファン52が回転し始める。ヒ
ータ40が所定温度に達すると温度センサ49が検知
し、検知信号を図示しない制御装置に出力する。すると
制御装置はソレノイド43を駆動させてソレノイドバル
ブ41の弁体42が開いてタンク37内の水がソレノイ
ドバルブ41下方に供給可能となる。
する。コード収納部55より電源コード54を取り出
し、外部の電源端子(本実施例では100V)に接続す
る。次いで、操作部50の電源スイッチ34を押下して
電源を投入する。するとヒータ40の加熱が開始され、
モータ53が駆動されてファン52が回転し始める。ヒ
ータ40が所定温度に達すると温度センサ49が検知
し、検知信号を図示しない制御装置に出力する。すると
制御装置はソレノイド43を駆動させてソレノイドバル
ブ41の弁体42が開いてタンク37内の水がソレノイ
ドバルブ41下方に供給可能となる。
【0026】ソレノイドバルブ41を通過した水はニー
ドルバルブ44にて滴下量を調節され、下方の受け皿4
7上に落下する。受け皿47はヒータ40により加熱さ
れているため水は直ちに蒸発して蒸気となる。発生した
蒸気は上蓋51の開口部74を通り、更に風向偏向73
により前方に方向転換させられて噴出口71より放出さ
れる。ここに、スチーム装置6を温風ヒータとして使用
する場合には、スチーム/温風切替スイッチ36を入力
し、ソレノイドバルブ41を閉じて蒸気発生を停止させ
るようにする。
ドルバルブ44にて滴下量を調節され、下方の受け皿4
7上に落下する。受け皿47はヒータ40により加熱さ
れているため水は直ちに蒸発して蒸気となる。発生した
蒸気は上蓋51の開口部74を通り、更に風向偏向73
により前方に方向転換させられて噴出口71より放出さ
れる。ここに、スチーム装置6を温風ヒータとして使用
する場合には、スチーム/温風切替スイッチ36を入力
し、ソレノイドバルブ41を閉じて蒸気発生を停止させ
るようにする。
【0027】入浴者はカバー23の第2のジッパー67
を開放してカバー23内部に入り、頭部のみは第1の孔
部59より外部に露出するように椅子3の座部8に着座
する。噴出口71より放出された蒸気は蒸気供給口11
よりスチーム室内に供給され、座部8の裏面と低部68
との間を通過し、傾斜部70に沿って昇り、高部69に
至る。すなわち、蒸気は斜め上方向に導かれて入浴者の
足元に達するようになる。そして、カバー23に突き当
たるとその裏面側を伝わって上昇し、カバー23裏面上
方で方向を反転させ入浴者の胸元に達するようになる。
すなわち、図10に示すように蒸気は常にカバー23内
を還流して供給されることとなる。
を開放してカバー23内部に入り、頭部のみは第1の孔
部59より外部に露出するように椅子3の座部8に着座
する。噴出口71より放出された蒸気は蒸気供給口11
よりスチーム室内に供給され、座部8の裏面と低部68
との間を通過し、傾斜部70に沿って昇り、高部69に
至る。すなわち、蒸気は斜め上方向に導かれて入浴者の
足元に達するようになる。そして、カバー23に突き当
たるとその裏面側を伝わって上昇し、カバー23裏面上
方で方向を反転させ入浴者の胸元に達するようになる。
すなわち、図10に示すように蒸気は常にカバー23内
を還流して供給されることとなる。
【0028】入浴が終了した場合においては、入浴者は
再び第2のジッパー67を開放して外へ出ることができ
る。本スチームバス1を収納する前に凹部20には水等
が溜まっているため、ドレンコック21を抜いて図示し
ないホースを接続して排水をする。また、長期に渡って
使用しないときには第1のジッパー60を開いてカバー
23を取り外し、掃除することも可能である。尚、電源
コード54はコード収納部55に収納する。
再び第2のジッパー67を開放して外へ出ることができ
る。本スチームバス1を収納する前に凹部20には水等
が溜まっているため、ドレンコック21を抜いて図示し
ないホースを接続して排水をする。また、長期に渡って
使用しないときには第1のジッパー60を開いてカバー
23を取り外し、掃除することも可能である。尚、電源
コード54はコード収納部55に収納する。
【0029】次に、セット状態にある本スチームバス1
の倒伏状態にある倒伏部5を引き起こしていく。する
と、椅子3及びカバー23は前記と逆に作動されて折り
畳まれていく。同時にヘッドレスト18を内側に回動さ
せてトランクケース2内に収納する。
の倒伏状態にある倒伏部5を引き起こしていく。する
と、椅子3及びカバー23は前記と逆に作動されて折り
畳まれていく。同時にヘッドレスト18を内側に回動さ
せてトランクケース2内に収納する。
【0030】本実施例のように構成することで、次のよ
うな効果が奏される。 1)本実施例のスチーム式簡易蒸風呂1ではトランクケ
ース2に全ての構成部品が収納されているため、非常に
コンパクトとなりどこでも携行できボイラー等の大袈裟
な設備が不要となる。また一般家庭の商用電源さえあれ
ばどこでも使用可能となり、使用に際しても場所をとら
ず、また収納についても場所をとらず押入れや風呂場の
隅にでも置くことが可能であり、場所を取らない。
うな効果が奏される。 1)本実施例のスチーム式簡易蒸風呂1ではトランクケ
ース2に全ての構成部品が収納されているため、非常に
コンパクトとなりどこでも携行できボイラー等の大袈裟
な設備が不要となる。また一般家庭の商用電源さえあれ
ばどこでも使用可能となり、使用に際しても場所をとら
ず、また収納についても場所をとらず押入れや風呂場の
隅にでも置くことが可能であり、場所を取らない。
【0031】2)倒伏部5を倒伏させるだけで、自然に
椅子3、カバー23がセットされるため、入浴のために
わざわざそれらを組み立てる手間が不要となる。 3)蒸気供給口11より供給された蒸気は底面板17の
傾斜部70により斜め上に導かれるため蒸気がカバー2
3内において還流し易くなる。
椅子3、カバー23がセットされるため、入浴のために
わざわざそれらを組み立てる手間が不要となる。 3)蒸気供給口11より供給された蒸気は底面板17の
傾斜部70により斜め上に導かれるため蒸気がカバー2
3内において還流し易くなる。
【0032】4)ロッド10によりカバー23は支持さ
れるためカバー23が落ち込んで入浴者に接触してしま
うことがない。また、ロッド10は突出部31と当接ピ
ン32との当接により、支持するのに丁度よい所定位置
で停止するようになっている。更に,カバー支持体28
とカバー23の裏面には面ファスナー57,58が装着
されており、ロッド10とカバー23とがずれることが
ない。
れるためカバー23が落ち込んで入浴者に接触してしま
うことがない。また、ロッド10は突出部31と当接ピ
ン32との当接により、支持するのに丁度よい所定位置
で停止するようになっている。更に,カバー支持体28
とカバー23の裏面には面ファスナー57,58が装着
されており、ロッド10とカバー23とがずれることが
ない。
【0033】5)スチーム装置6はユニット化されてお
り、収納部33にセットするだけで簡単に蒸気の供給を
することができ、また、保守・点検も取り出しレバー5
6を操作して収納部33から取り出せば容易に行うこと
ができる。
り、収納部33にセットするだけで簡単に蒸気の供給を
することができ、また、保守・点検も取り出しレバー5
6を操作して収納部33から取り出せば容易に行うこと
ができる。
【0034】6)スチーム装置6は椅子3の後方下部に
配設されているため重心が低くなり、本スチームバス1
の安定性がよい。また、椅子3の後方下部のデッドスペ
ースにスチーム装置6を配置したためスペースの無駄が
なくコンパクト化に貢献する。
配設されているため重心が低くなり、本スチームバス1
の安定性がよい。また、椅子3の後方下部のデッドスペ
ースにスチーム装置6を配置したためスペースの無駄が
なくコンパクト化に貢献する。
【0035】7)スチーム装置6を温風に切り換えれば
本スチームバス1はサウナ風呂としても使用することが
できる。また、同時に本スチームバス1を乾燥機として
活用することも可能である。更に、スチーム装置6を収
納部33より取り出して単体として加湿器、温風器とし
て利用することも自由である。
本スチームバス1はサウナ風呂としても使用することが
できる。また、同時に本スチームバス1を乾燥機として
活用することも可能である。更に、スチーム装置6を収
納部33より取り出して単体として加湿器、温風器とし
て利用することも自由である。
【0036】8)蒸気は蒸気供給口11より椅子3の座
部8下面を通って還流するためカバー23内のほぼ全域
を流れ、内部を満遍なく蒸気で満たすことができる。 9)倒伏部5の底面板17の前方は蒸気を還流させるた
め傾斜部70と高部69とにより段差ができているが、
この段差部内のスペースを利用して収納棚16が形成さ
れているためスペースの無駄がない。
部8下面を通って還流するためカバー23内のほぼ全域
を流れ、内部を満遍なく蒸気で満たすことができる。 9)倒伏部5の底面板17の前方は蒸気を還流させるた
め傾斜部70と高部69とにより段差ができているが、
この段差部内のスペースを利用して収納棚16が形成さ
れているためスペースの無駄がない。
【0037】10)カバー23は第1のジッパー60に
より着脱可能となっており、取り外すことで開放部の掃
除が簡単にできる。本発明の実施例としてスチーム式簡
易蒸風呂1について説明したが、上記構成を簡易蒸風呂
に応用することも可能である。
より着脱可能となっており、取り外すことで開放部の掃
除が簡単にできる。本発明の実施例としてスチーム式簡
易蒸風呂1について説明したが、上記構成を簡易蒸風呂
に応用することも可能である。
【0038】すなわち、スチーム装置6のかわりに蒸気
発生機構(タンク37,ソレノイドバルブ41,ニード
ルバルブ44,蒸気量調節つまみ45、落下通路46,
受け皿47等)を有さないヒータ40のみを有する加温
装置を使用するようにする。トランクケース2等の主要
構成要素としてはスチーム式簡易蒸風呂1と同様である
ため説明は省略する。
発生機構(タンク37,ソレノイドバルブ41,ニード
ルバルブ44,蒸気量調節つまみ45、落下通路46,
受け皿47等)を有さないヒータ40のみを有する加温
装置を使用するようにする。トランクケース2等の主要
構成要素としてはスチーム式簡易蒸風呂1と同様である
ため説明は省略する。
【0039】ヒータとしては電気式の他ガス式を用いる
ことができ、更に炭火コンロを使用してもかまわない。
このようなサウナ式簡易蒸風呂においても、トランクケ
ース2に全ての構成部品が収納されているため、非常に
コンパクトとなりどこでも携行でき大型ストーブ等の大
袈裟な設備が不要となる。また一般家庭の商用電源さえ
あればどこでも使用可能となり、使用に際しても場所を
とらずどこでも使用することができる。但し、加温装置
のみを有するためこの実施例ではスチーム式簡易蒸風呂
としての機能はなくサウナ式簡易蒸風呂としてのみの機
能となる。
ことができ、更に炭火コンロを使用してもかまわない。
このようなサウナ式簡易蒸風呂においても、トランクケ
ース2に全ての構成部品が収納されているため、非常に
コンパクトとなりどこでも携行でき大型ストーブ等の大
袈裟な設備が不要となる。また一般家庭の商用電源さえ
あればどこでも使用可能となり、使用に際しても場所を
とらずどこでも使用することができる。但し、加温装置
のみを有するためこの実施例ではスチーム式簡易蒸風呂
としての機能はなくサウナ式簡易蒸風呂としてのみの機
能となる。
【0040】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次のように
構成することもできる。 1)上記実施例ではカバー23は可撓性の合成樹脂とさ
れていたが、材質は特に問われない。また、これをシャ
ッター状とすることも自由である。
なく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次のように
構成することもできる。 1)上記実施例ではカバー23は可撓性の合成樹脂とさ
れていたが、材質は特に問われない。また、これをシャ
ッター状とすることも自由である。
【0041】2)椅子3は必ずしもなくともよい。カバ
ー23内部に入浴者が入ることができればよいからであ
る。また、椅子3は必ずしも脚部9がなく、座部8だけ
でもよい。着座できれば足るからである。更に座部8の
形状も変更することは自由であり、蒸気の通過を許容す
るために座部8を編み目入りやスリット入りとすること
も自由である。
ー23内部に入浴者が入ることができればよいからであ
る。また、椅子3は必ずしも脚部9がなく、座部8だけ
でもよい。着座できれば足るからである。更に座部8の
形状も変更することは自由であり、蒸気の通過を許容す
るために座部8を編み目入りやスリット入りとすること
も自由である。
【0042】3)本スチーム式簡易蒸風呂1は携行可能
であるが、必ずしも携行せず、風呂場等に設置固定して
使用することもかまわない。また、例えばヘッドレスト
18やカバー23の第2の孔部61、面ファスナー5
7,58等の本発明の必須要素でないものは実際の実施
に際しては必ずしも有してなくともよい。逆に本発明の
必須要素ではない付加的要素を加えることも自由であ
る。その他本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で変更
して実施することは自由である。
であるが、必ずしも携行せず、風呂場等に設置固定して
使用することもかまわない。また、例えばヘッドレスト
18やカバー23の第2の孔部61、面ファスナー5
7,58等の本発明の必須要素でないものは実際の実施
に際しては必ずしも有してなくともよい。逆に本発明の
必須要素ではない付加的要素を加えることも自由であ
る。その他本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で変更
して実施することは自由である。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、コンパクトで、また携行も可能なスチーム式の
簡易蒸風呂が提供される。また、請求項2の発明によれ
ば、コンパクトで、また携行も可能なサウナ式の簡易蒸
風呂が提供される。また、請求項3の発明によれば、収
納可能で使用時に簡単にセットされて着座できる座部の
ある簡易蒸風呂が提供される。請求項4の発明によれ
ば、本簡易蒸風呂の安定性がよくなり、請求項5の発明
においては、蒸気又は熱気の還流が非常にスムーズにな
るという各々の優れた効果が奏される。
よれば、コンパクトで、また携行も可能なスチーム式の
簡易蒸風呂が提供される。また、請求項2の発明によれ
ば、コンパクトで、また携行も可能なサウナ式の簡易蒸
風呂が提供される。また、請求項3の発明によれば、収
納可能で使用時に簡単にセットされて着座できる座部の
ある簡易蒸風呂が提供される。請求項4の発明によれ
ば、本簡易蒸風呂の安定性がよくなり、請求項5の発明
においては、蒸気又は熱気の還流が非常にスムーズにな
るという各々の優れた効果が奏される。
【図1】本発明にかかるスチーム式簡易蒸風呂であり、
カバーを取り外して内部を説明するセット状態における
斜視図である。
カバーを取り外して内部を説明するセット状態における
斜視図である。
【図2】同じ実施例においてトランクケースを閉じた状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図3】同じ実施例のスチーム装置の斜視図である。
【図4】同じ実施例においてトランクケースを開放する
途中状態を説明する側面図である。
途中状態を説明する側面図である。
【図5】同じ実施例においてトランクケースの開放が完
了した状態を説明する側面図である。
了した状態を説明する側面図である。
【図6】同じ実施例においてカバー及びスチーム装置の
構造を示す分解斜視図である。
構造を示す分解斜視図である。
【図7】同じ実施例におけるスチーム装置の側断面図で
ある。
ある。
【図8】同じ実施例においてカバーを支持するロッドの
規制構造を説明する一部拡大側面図である。
規制構造を説明する一部拡大側面図である。
【図9】同じ実施例においてカバーを支持するロッドの
規制構造を説明する一部拡大側面図である。
規制構造を説明する一部拡大側面図である。
【図10】同じ実施例において蒸気の還流経路を二点鎖
線で説明した側面図である。
線で説明した側面図である。
1…簡易蒸風呂たるスチーム式簡易蒸風呂、2…本体ケ
ースたるトランクケース、3…座部たる椅子、6…スチ
ーム装置、8…座部、23…包被体たるカバー、33…
収納部、70…傾斜部。
ースたるトランクケース、3…座部たる椅子、6…スチ
ーム装置、8…座部、23…包被体たるカバー、33…
収納部、70…傾斜部。
Claims (5)
- 【請求項1】 開閉自在とした本体ケースに、蒸気を供
給するスチーム装置と、同本体ケースの閉塞状態で収納
され、開放状態において外部に露出して開放部を覆う包
被体とを設けたことを特徴とする簡易蒸風呂。 - 【請求項2】 開閉自在とした本体ケースに、熱気を供
給する加温装置と、同本体ケースの閉塞状態で収納さ
れ、開放状態において外部に露出して開放部を覆う包被
体とを設けたことを特徴とする簡易蒸風呂。 - 【請求項3】 前記本体ケース内には同本体ケースの閉
塞状態で収納され、開放状態において着座可能となる座
部が装着されたことを特徴とする請求項1又は請求項2
に記載の簡易蒸風呂。 - 【請求項4】 前記スチーム装置又は温風装置は座部の
後方下部の収納部内に配置されたことを特徴とする請求
項3に記載の簡易蒸風呂。 - 【請求項5】 前記スチーム装置の蒸気または温風供給
口の前方には蒸気の還流を助長するための傾斜部が形成
されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
簡易蒸風呂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11191293A JPH06319780A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 簡易蒸風呂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11191293A JPH06319780A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 簡易蒸風呂 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06319780A true JPH06319780A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14573240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11191293A Pending JPH06319780A (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 簡易蒸風呂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06319780A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5950254A (en) * | 1995-05-11 | 1999-09-14 | Kabushiki Kaisha Keibi Seisakusho | Portable sauna |
EP1996142A1 (en) * | 2006-03-17 | 2008-12-03 | Toivo Lipponen | Steam bath cabinet |
JPWO2022201241A1 (ja) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP11191293A patent/JPH06319780A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5950254A (en) * | 1995-05-11 | 1999-09-14 | Kabushiki Kaisha Keibi Seisakusho | Portable sauna |
EP1996142A1 (en) * | 2006-03-17 | 2008-12-03 | Toivo Lipponen | Steam bath cabinet |
JP2009529932A (ja) * | 2006-03-17 | 2009-08-27 | トイヴォ・リッポネン | スチームバスキャビネット |
EP1996142A4 (en) * | 2006-03-17 | 2012-11-28 | Toivo Lipponen | CABIN FOR STEAM BATH |
JPWO2022201241A1 (ja) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | ||
WO2022201241A1 (ja) * | 2021-03-22 | 2022-09-29 | 株式会社Halu | 椅子 |
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