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JPH06314924A - 部分短絡マイクロストリップアンテナ - Google Patents

部分短絡マイクロストリップアンテナ

Info

Publication number
JPH06314924A
JPH06314924A JP28423293A JP28423293A JPH06314924A JP H06314924 A JPH06314924 A JP H06314924A JP 28423293 A JP28423293 A JP 28423293A JP 28423293 A JP28423293 A JP 28423293A JP H06314924 A JPH06314924 A JP H06314924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
microstrip antenna
length
edge
conductive material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28423293A
Other languages
English (en)
Inventor
Mohamed S Sanad
モハメッド・エス・サナド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAIYARESU ACCESS Inc
Wireless Access Inc
Original Assignee
WAIYARESU ACCESS Inc
Wireless Access Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WAIYARESU ACCESS Inc, Wireless Access Inc filed Critical WAIYARESU ACCESS Inc
Publication of JPH06314924A publication Critical patent/JPH06314924A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/0421Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with a shorting wall or a shorting pin at one end of the element
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ページャ、電話及びポータブルコンピュータ
を含めた携帯用電気装置において有用な小型マイクロス
トリップアンテナを提供する。 【構成】 マイクロストリップアンテナは接地面層と、
誘電体層と、縁部の1つの一部分に沿って接地面層に短
絡する放射パッチとを含む。アンテナは規格のPCMC
IAスロットやポータブルコンピュータにはめ込み可能
であり、また、独立コンピュータでも有用である。さら
に、アンテナは小型であるので、アンテナからの放射を
最適化するための向きをコンピュータハウジング内部で
とることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用電子装置のため
の小型マイクロストリップアンテナに関する。特に、本
発明は、人間又はコンピュータ機器にごく近接して動作
しなければならず且つクレジットカードの大きさのペー
ジャ、携帯電話又はポータブルコンピュータの中に十分
に組込めるほど小さい携帯用電子装置のためのマイクロ
ストリップアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】ページャや携帯電話などの携帯用電子装
置においては、無線周波数(rf)信号を受信するため
に小型アンテナを使用している。その小型アンテナは構
造物の内部に配置されている。ところが、ポータブルコ
ンピュータに使用する場合には、従来の技法は信号を送
受信するために外部アンテナを要求する。ポータブルコ
ンピュータの内部に配置できる小型アンテナを構成する
と有利であろう。
【0003】ページャと携帯電話に適する従来の小型ア
ンテナの1つはマイクロストリップアンテナである。典
型的な2導体マイクロストリップアンテナは、導電性接
地面と、導電性放射パッチと、その放射パッチと接地面
との間に配置された誘電体層とを有する積層平面構造を
含む。アンテナの接地面は回路素子及び他の金属材料な
どの隣接する材料に対するシールドとして作用する。
【0004】マイクロストリップアンテナは二分の一波
長構造及び四分の一波長構造で開発されている。従来の
二分の一波長マイクロストリップアンテナの長さは誘電
体内部における波長の約二分の一である。四分の一波長
アンテナでは、放射パッチを接地面に短絡するために放
射縁部の一方を短絡することにより、長さを半減させて
いる。二分の一波長アンテナにおいては、接地面と放射
パッチは双方の放射縁部に沿って接続しない開回路であ
る。四分の一波長アンテナでは、一方の放射縁部がその
全長に沿って短絡されている。
【0005】四分の一波長アンテナの大きさは二分の一
波長アンテナより相当に小さいのであるが、アンテナの
効率を妥当な限界の中に維持できるのであれば、大きさ
をさらに縮小するのが有利であろう。アンテナを小型に
することの利点の1つは、小さな面積の中にはめ込める
能力である。アンテナの必要条件が一定の重量又は限定
された体積を指定している場合、表面積を縮小すること
の効果は誘電体の厚さを増し、それにより、効率を相当
に向上できることである。
【0006】小型アンテナに伴う問題の1つは、以前は
大きさの縮小と関連していた利得の相当な低減であっ
た。そのため高利得の小型マイクロストリップアンテナ
を設定する試みがなされていた。たとえば、放射パッチ
に形成された細いスリットはリアクタンスを変化させ、
そのため、アンテナのサイズを小さくすることは可能で
あるが、利得が犠牲になってしまうことは知られてい
る。同じ理由により、アンテナのサイズを縮小するため
に「C」字形開口も使用できるのであるが、利得はかな
り低減する。さらに、一方の放射縁部から誘電体が延出
しているのであれば、四分の一波長アンテナのほうが効
率良いことも知られている。ところが、誘電体の延長は
長さの増加という不利益をもたらし、その結果、装置全
体の大きさと重量が増加してしまう。
【0007】体積当たりの効率が高レベルのマイクロス
トリップアンテナを提供するのが有利であろう。そのよ
うなマイクロストリップアンテナは携帯用電子機器のコ
ストを低下させる一方で、小さな体積の中で高い効率を
維持することができるであろう。
【0008】どのマイクロストリップアンテナもその形
状によって決まる特定のパターンで放射するのである
が、その形状は、多くの場合、アンテナの「ジオメト
リ」と呼ばれる。マイクロストリップアンテナについて
は、多数の異なるジオメトリが開発されている。アンテ
ナの設計に際しては、特定の用途に対して、その用途の
特定の要求に厳密に合致するジオメトリを選択する。ジ
オメトリを適正に選択すれば、rf信号を効率良く送受
信できる。一般的なマイクロストリップアンテナのジオ
メトリの1つは中実の長方形又は正方形である。多数の
ジオメトリが説明されており、カタログにも記載されて
いる。たとえば、James及びHall編「Hand
book of Microstrip Antenn
as」(英国ロンドン、Peter Peregrin
us Ltd.,1989年刊、24〜39ページ)に
は、数多くのジオメトリが示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】携帯用電子装置に適用
する場合、電気回路、コンピュータ機器及び人間などの
隣接する物理的物体によって、放射パターンと共振周波
数は大きな影響を受けるおそれがある。共振周波数の偏
移は重大なものとなりうる。たとえば、周波数は数十メ
ガヘルツ以上偏移することがあり、その結果、マイクロ
ストリップアンテナは約に立たないものになってしまう
という影響が生じる。アンテナの利得などの動作特性も
隣接する物理的物体による影響を受ける。人体への影響
を減少させたジオメトリを有するマイクロストリップア
ンテナを提供するのが有利であろう。そのようなアンテ
ナは、人間がいるところで動作しなければならないペー
ジャなどの携帯用電子機器の数多くの用途で有用であろ
う。
【0010】従来のマイクロストリップアンテナのジオ
メトリは主に磁流ではなく、電流によって励起されるの
で、従来のマイクロストリップアンテナのジオメトリの
多くはいくつかの物理的物体の周囲では不利である。一
般に、マイクロストリップアンテナを主に電流ではな
く、磁流により励起できるのであれば、人体を含めた隣
接する物質がアンテナの性能に及ぼす影響を相当に減少
できることは知られている。さらに、そのようなマイク
ロストリップアンテナにおいては、接地面、又は他の何
らかの隣接する金属材料、又は人体に関する磁流の像は
マイクロストリップアンテナの前面での放射を向上させ
るであろう。
【0011】従来のマイクロストリップアンテナのジオ
メトリのもう1つの欠点は、ピークがマイクロストリッ
プの平面に対して垂直に向いている非等方性放射パター
ンである(すなわち、パターンは均等に分布していな
い)。アンテナが電子機器のハウジングの中に配置され
ている場合、信号を適正に送受信するためにはピークの
位置どりがきわめて重大であると考えられる。「等方
性」アンテナは、放射パターンがあらゆる方向にほぼ均
等に分布している、すなわち、ほぼ全方向性であるよう
なアンテナである。アンテナが接続している電子装置又
は近接して位置している人間に放射ピークが向くことな
くほぼ全方向に放射する等方性マイクロストリップアン
テナを提供するのが有利であろう。
【0012】さらに、ほぼ正方形のスペースの中に設置
できるほぼ正方形の形状を有するマイクロストリップア
ンテナを提供するのが有利であろう。そのような形状を
とれば、メーカーではマイクロストリップアンテナを狭
い面積の中に配置し且つ放射パターンをそれと隣接する
回路、素子及び人体との関係について最適化して製造す
ることが可能であろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、利得を大きく
減少させずに面積の小さいマイクロストリップアンテナ
を提供する。このマイクロストリップアンテナでは、ア
ンテナ体積当たりの効率が向上しているので、サイズの
縮小とコスト低減がはかれる。マイクロストリップアン
テナが小型であることと、相対的に高利得であること
は、ページャ及び電話を含めた携帯用電気装置において
有用である。さらに、アンテナは規格のPCMCIAス
ロットの中に十分に入る小ささであるため、PCMCI
Aカードを有するポータブルコンピュータにも新たに使
用できる。アンテナは小型であるので、コンピュータ内
部でアンテナから最大限の放射パワーを得るためにアン
テナのコンピュータ内における位置と向きを容易に最適
化することができる。
【0014】放射縁部の一方に沿って、その全長の一部
のみに沿って短絡を有する部分短絡マイクロストリップ
アンテナにより、上記の利点及びその他の利点が得られ
る。部分短絡マイクロストリップアンテナは、導電性材
料から成る接地面層と、導電性材料から成る放射パッチ
層と、放射パッチ層と接地面層との間に配置された誘電
体層とを含む。マイクロストリップアンテナは部分短絡
縁部と、その部分短絡縁部とは反対の側に位置する放射
縁部とを含む。マイクロストリップアンテナの部分放射
縁部に沿って短絡部分が形成されており、その短絡部分
は導電性材料から成り、短絡部分は第1の放射縁部の全
長の10%から90%の長さを結合するのであるが、2
0%から50%であるのが好ましい。明細書の中で説明
する特徴と利点が全てではなく、特に、図面、明細書及
び特許請求の範囲を参照すれば数多くの付加的な特徴や
利点は当業者には明白であろう。さらに、明細書におい
て使用することばは読みやすさと教示を主要な目的とし
て選択されたものであり、従って、本発明の主題を確定
するためには特許請求の範囲に頼る必要があることに注
意すべきである。
【0015】
【実施例】図面の図1から図8は、単なる実例の説明を
目的として、本発明の様々な実施例を開示する。以下の
説明から、本発明の原理から逸脱せずにここで示す構造
や方法の代替実施例を採用しうることは当業者には容易
に認められるであろう。以下の説明においては、93
1.5MHz で動作するページャ(無線呼出装置)に適用
するのに適する寸法をもって設計されているマイクロス
トリップアンテナを説明する。従って、好ましい実施例
について挙げる寸法はその特定の動作周波数に対応して
いる。アンテナの寸法を変化させることにより他の関心
周波数に対するマイクロストリップアンテナを設計でき
ることは当業者には明白であろう。
【0016】そこで、一部短絡マイクロストリップアン
テナ100を示す図1を参照する。導電性材料から成る
接地面は接地面層112に形成されている。その接地面
層112に誘電体層114が接着している。接地面層1
12とは反対の誘電体層114の側の面には放射パッチ
116が形成されている。誘電体層114は非常に低い
接線損失を有し且つその制御誘電率は2.94±0.0
4であるのが好ましい。放射パッチ層は厚さ1.0oz
/m2 の銅箔であるのが好ましい。
【0017】部分短絡マイクロストリップアンテナ10
0は放射縁部120と、それに対向する部分短絡縁部1
22とを含めて4つの側部を含む。他の2つの縁部は第
1の側縁部124と、それに対向する第2の側縁部12
6とを含む。他の箇所で側縁部124及び126を「非
放射」縁部と呼ぶことが多いが、通常、それらの縁部か
らも少量放射する。しかしながら、その量は放射縁部1
20から発出する放射と比較して少ない。
【0018】放射縁部120はその全長に沿って開回路
となっており、第1の側縁部124及び第2の側縁部1
26も同様である。部分短絡縁部122はその長さの一
部に沿って短絡している。特定すれば、部分短絡縁部1
22は、放射パッチ層116を接地面層112と結合す
る短絡部分130を含む。短絡部分130は何らかの導
電性材料、好ましくは、放射パッチ層116を形成する
箔などの銅箔から形成されている。短絡部分130は、
部分短絡縁部122の全幅lw より短い幅lsを有す
る。長さlrs1 を有する第1の開回路部分132は短絡
部分130と第1の側縁部124との間に位置してい
る。長さlrs2 を有する第2の開回路部分134は短絡
部分130と第2の側縁部126との間に位置してい
る。
【0019】図示する通り、短絡部分130は1つの連
続する部分として形成されている。ところが、他の実施
例では、短絡部分130は分離した2つ以上の部分(図
示せず)から形成されていても良い。短絡部分が直接に
接続しているか否かにかかわらず、全ての短絡部分を合
わせた長さは接地面に放射パッチの鏡像を形成するのに
十分でなければならないと考えられる。従って、全長l
s をそのような適切な鏡像を形成する長さより短くすべ
きではない。言いかえれば、短絡の長さls は接地面層
112に像を形成するのに十分でなければならないとい
うことになる。
【0020】短絡部分130の幅ls は主として50オ
ームの要求入力インピーダンスを満足させるように選択
される。幅ls を変化させると、入力インピーダンスに
影響が及ぶこと、従って、幅ls を全長lw のパーセン
テージとして変化させることがアンテナを同調するに際
して有用になりうるということは認められている。とこ
ろが、幅ls をたとえば10%以下に減少させてしまう
と、アンテナは効率良く動作しないか、又は全く動作で
きなくなるであろうということは実験によって認められ
ている。言うまでもなく、短絡の長さls を零まで減ら
した場合には、アンテナの特性は二分の一波長の特性に
変化する。これに対し、長さls をたとえば90%以上
に像かさせたならば、部分短絡マイクロストリップアン
テナ100は従来の四分の一波長アンテナの特性をとり
始める。従って、長さls はlwの値の10%から90
%の間とされるべきである。現時点では、短絡の長さl
sは部分短絡縁部122全体の長さlw の20%から5
0%の範囲内にあるのが好ましい。現時点で好ましい長
さls は約30%である。
【0021】典型的な四分の一波長アンテナ(図示せ
ず)では、全短絡縁部と放射縁部との間の長さは誘電体
材料の共振周波数の波長の四分の一にほぼ等しい。しか
しながら、ここで説明する実施例においては、部分短絡
縁部122から全放射縁部120までのアンテナの長さ
である長さla は、所定の共振周波数に対して四分の一
波長より短い。短絡部分130により成立する部分短絡
は共振周波数を減少させ、それによって、アンテナ10
0の長さla は所定の共振周波数に対して四分の一波長
より短くなる。好ましい実施例では、931.5MHz の
共振周波数に対してアンテナの長さla は30mmである
が、これは等価の利得を有する公知の従来のどのマイク
ロストリップアンテナよりも約40%短い。短絡部分1
30の幅l s は全幅の約30%である約9mmである。第
1の開回路部分132の長さlrs1は約10.5mmであ
り、第2の開回路部分134の長さlrs2 は約10.5
mmである。
【0022】好ましい実施例では、ほぼ正方形の構造が
得られるように、幅lw は長さla(30mm)とほぼ同
等にされている。幅lw をそれより大きくすると、利得
は幾分か大きくなるであろう。しかしながら、幅lw
ほぼ長さla にまで減少させても、利得は大きく減少し
ないということがわかっている。正方形の構造は設置す
るのに好都合である、サイズが小さくなるといったもの
を含む利点を与える。他の実施例においては、利得を増
加させるために幅lw をさらに広くできるであろうが、
それにより、当然、マイクロストリップアンテナ100
の大きさ全体が拡大してしまうであろう。また、マイク
ロストリップアンテナ100の全体の大きさを縮小させ
るために、幅lw をさらに狭くすることもできるであろ
う。
【0023】好ましい実施例では、接地面層112と、
誘電体層114と、放射パッチ層116のそれぞれの縁
部がほぼ平らになる(すなわち、平らに整列する)よう
に第1の側縁部124と第2の側縁部126は密接して
切断される。縁部124及び126を平坦に切断するこ
とで、より等方向性にすぐれた放射パターンが得られる
と考えられる。
【0024】給電ポイント140は短絡部分130に近
接して、その幅ls のほぼ中央に配置されている。給電
ポイント140の位置は入力インピーダンスが50オー
ムになるように選択される。給電ポイント140は従来
の同軸ケーブル142に接続している。同軸ケーブル1
42は、給電ポイント140でその外側導体が接地面層
112に結合し且つその中心導体は放射パッチ層116
に結合するように結合されている。しかしながら、送信
線路をマイクロストリップアンテナに接続するための従
来の他の技法も利用できるであろう。
【0025】同軸ケーブル142と受信機の特性インピ
ーダンスは典型的には50オームであるので、好ましい
実施例においては、アンテナ100の入力インピーダン
スを50オームと一致するように選択している。給電ポ
イント140及び以下で論じる他の特性を含めて、当業
者には明白であるいくつかのアンテナ特性は入力インピ
ーダンスに影響を及ぼすため、入力インピーダンスを設
定するに際してはそれらを全て考慮に入れるべきであ
る。
【0026】利得を実質的にほとんど減少させずに又は
相応する利得の減少を伴わずにサイズを縮小するため
に、マイクロストリップアンテナ100にいくつかの最
適化構成が含まれている。サイズを縮小することの利点
の1つは、少ないコストで利得をさらに増加させるため
に誘電体層の幅ωd を広くすることができるという点で
ある。好ましい実施例では、幅ωd は0.015インチ
から0.090インチであり、約0.060インチであ
るのが好ましい。誘電体層114の幅ωd を増してもア
ンテナの面積が変化しないことはもちろんである。さら
に、利得を増加させるために、露出誘電体部分150が
設けられている。放射パッチ116はこの部分150を
覆うほどには延出していないので、誘電体は「露出し
た」ままである。接地面層112は縁部120まで続い
ている。
【0027】次に図2を参照すると、図2は、以下に説
明する矩形リング250を含むマイクロストリップアン
テナ200の斜視図である。図2に示すように、接地面
層212には導電性材料から成る接地面212が形成さ
れている。その接地面層212には誘電体層214が接
着している。誘電体層214の接地面層212とは反対
の側の面には放射パッチ216が形成されている。誘電
体層214は非常に低い接線損失を有し且つその制御誘
電率は2.94±0.04であるのは好ましい。放射パ
ッチ層は厚さ1.0oz./m2 の銅箔であるのが好ま
しい。マイクロストリップアンテナ200は放射縁部2
20は、それに対向する短絡縁部222とを含めて4つ
の側部を含む。他の2つの縁部は第1の側縁部224
と、第2の側縁部226とを含む。第1の放射縁部22
0はその全長に沿って開回路となっており、第1の側縁
部224及び第2の側縁部226も同様である。図2に
示すように、また、先に述べた通り、短絡縁部222は
その全長に沿って完全に短絡している。しかしながら、
後に特に図3を参照して説明するように、他の実施例で
は、短絡縁部222はその長さに沿って一部のみ短絡さ
れていても良い。
【0028】給電ポイント240は短絡縁部222に近
接して、矩形リング250の上方の、そのほぼ中央の位
置に配置されている。リング250は幅lwwと、高さl
whとを有する矩形の形状を呈する。言うまでもなく、マ
イクロストリップアンテナ200の幅lr はリングの幅
wwより大きい。幅lr は約30mmであり且つ幅lww
約18mmであるのが好ましい。リング250は第1の側
縁部224から長さlws 1 だけ離間して位置しており、
また、第2の側縁部226はリング250から長さl
ws2 だけ離間して位置している。それらの長さlws1
びlws2 は等しいのが好ましい。また、長さlws1 及び
ws2 は6mmであるのが好ましいが、入力インピーダン
スを変化させるためにそれらの長さを変えることは可能
である。
【0029】マイクロストリップアンテナ200の長さ
nrがリング250の高さlwhより大きいのはもちろん
である。長さlnrは30mmであり且つ高さlwhは9mmで
あるのが好ましい。リング250は放射縁部220から
長さlg だけ離間して位置しており、また、リング25
0は完全短絡縁部222からは距離lwsだけ離間して位
置している。アンテナの全長を短くするためにリング2
50は短絡縁部222の側へずれていても良い。言いか
えれば、長さlg は長さlwsより大きくても良い。長さ
g を大きくとると、マイクロストリップアンテナの長
さlrnは短くなると考えられる。現時点では、長さlg
はリングアンテナ200の全長lnrの約二分の一である
のが好ましく、好ましい実施例においてはその長さは約
15mmである。また、長さlws1、lws2 及びlws は6
mmであるのが好ましいが、入力インピーダンスを変化さ
せるためにそれらの長さのいずれかを変えることは可能
である。
【0030】リング250の矩形の形状は正方形であっ
ても良いが、他の実施例ではリング250はどのような
形状をとることができるであろうし、また、リングは放
射パッチ216の中の任意の場所に配置されていて良
い。たとえば、リング250は正方形であっても良く、
あるいは、放射縁部220、側縁部224又は第2の側
縁部226の側へずれていても良いであろう。言うまで
もなく、リングの形状と位置を変えれば、入力インピー
ダンスを含めた他のアンテナ動作特性にも影響が及ぶ。
【0031】露出誘電体部分270は利得を増加させる
ために設けられるのが好ましい。放射パッチ216は露
出誘電体部分20を覆うほどには延出していないので、
誘電体は「露出した」ままである。接地面層212は縁
部220まで続いている。従来の技法によれば、露出誘
電体部分は利得を増加させることがわかっているが、露
出誘電体部分270の長さld は実質的には従来の教示
が示唆すると思われるより短くなっている。アンテナ2
00の二重リング構造によって長さld を短くすること
ができ、しかも、利得は大きくは減少しないことが考え
られる。好ましい実施例では、長さld は2.0mmから
3.0mmの範囲にある。従来の参考文献が示唆するよう
に、この幅を相当に大きく、たとえば、全高lnrの35
%にすべきであり、これに従えば、好ましい実施例にお
いては露出誘電体部分270を約15mm(5倍以上の大
きさ)にする必要がある。
【0032】次に図3を参照すると、図3は部分短絡、
二重矩形リングマイクロストリップアンテナ300の図
である。アンテナ300は、図1を参照して論じたマイ
クロストリップアンテナ100の部分短絡特性を図2の
マイクロストリップアンテナ200に関連して論じた矩
形リング250と組合わせたものである。それらの特徴
の各々は上記の図に関連して既に十分に説明されてお
り、従って、図3のマイクロストリップアンテナ300
のさらに詳細な部分については、それらの図を参照のこ
と。
【0033】以下、図3に示す構造を簡単に説明する。
導電性材料から成る接地面層312は誘電体層314を
伴って形成されており、誘電体層314の反対側の面に
は放射パッチ316が形成されている。マイクロストリ
ップアンテナ300は、それぞれが約30mmである4つ
の辺を含むほぼ正方形の形状を有する。アンテナ300
は放射縁部320と、それに対向する部分短絡縁部32
2とを含む。他の2つの縁部は第1の側縁部324と、
それに対向する第2の側縁部326とを含む。
【0034】放射縁部320はその全長に沿って開回路
となっており、第1の側縁部324及び第2の側縁部3
26も同様である。部分短絡縁部322はその長さlr
の一部に沿って短絡している。特定していえば、部分短
絡縁部322は放射パッチ層316を接地面層312と
結合する短絡部分330を含む。短絡部分330は何ら
かの導電性材料から形成されている。短絡部分330は
何らかの導電性材料から形成されている。短絡部分33
0は、部分短絡縁部322の全幅lr には満たない長さ
にわたる幅ls を有する。たとえば、その幅を幅lr
20%から50%の範囲にすることができるが、長さl
s は30%(9mm)にほぼ等しい。選択された共振周波
数で要求される入力インピーダンスが得られるように、
実験に基づいて短絡部分330の幅ls を設定できる。
【0035】長さlrs1 を有する第1の開回路部分33
2は短絡部分330と、第1の側縁部324との間に配
置されている。長さlrs2 を有する第2の開回路部分3
34は短絡部分330と、第2の側縁部326との間に
配置されている。長さlrs1及びlrs2 は等しく、約1
0.5mmであるのが好ましい。
【0036】給電ポイント340は短絡部分330に近
接して、その幅ls のほぼ中央に配置されている。給電
ポイント340の位置は入力インピーダンスは50オー
ムとなるように選択されている。給電ポイント340は
従来の同軸ケーブル342に接続しているが、この同軸
ケーブルは給電ポイント340でケーブルの外側導体が
接地面層312に結合し且つ内側導体は放射パッチ層3
16に結合するように結合されている。
【0037】アンテナ300の利得を増加させるため
に、露出誘電体部分348が設けられている。放射パッ
チ316はこの部分348を覆うほどには延出していな
いので、誘電体は「露出した」ままである。接地面層3
12は縁部320まで続いている。
【0038】マイクロストリップアンテナ300は矩形
リング350をさらに含む。給電ポイント340は矩形
リング350上方に、ほぼその中央に位置している。矩
形リング350は長さlww、高さlwhの矩形の形状を有
する。lwwは18mmであり且つlwhは9mmであるのが好
ましい。リング350は第1の側縁部324から長さl
ws1 だけ離間して位置していると共に、第2の側縁部3
26から長さlws2 だけ離間して位置している。長さl
ws1 及びlws2 は等しく、6mmであるのが好ましい。矩
形リング350は放射縁部320から好ましくは15mm
である長さlgだけ離間して位置していると共に、短絡
縁部322からは好ましくは6mmである距離lwsだけ離
間して位置している。リング350は短絡縁部322の
側へずれているのが好ましい。言いかえれば、長さlg
は長さlwsより大きいということになる。長さlg はサ
イズを縮小させるように選択されており、マイクロスト
リップアンテナ300の全長lnrのほぼ二分の一に等し
いのが好ましい。また、矩形リング350から短絡縁部
322までの長さlws は長さlws1 及びlws2とほぼ等
しいのが好ましい。
【0039】ページャに適用する場合、好ましい実施例
の寸法は931.5MHz の共振周波数を前提としてい
る。共振周波数及びインピーダンスを含むアンテナ特性
を変化させるために寸法を変えても良いことは当業者に
は明白なはずである。好ましい実施例には他の最適化構
成も含まれている。たとえば、側縁部324及び326
は互いに平らに並ぶように切断されている。これによ
り、さらに等方性にすぐれた放射パターンが得られると
考えられる。
【0040】その放射パターンは、アンテナを360度
の円弧を描くように回転させてゆく間にコンピュータ環
境の中と外の双方で5dB未満の変化しか示さないこと
は実験により観測されている。さらに、好ましい実施例
におけるアンテナ300のフィルタリング特性は、実験
室において、帯域の中心から10MHz を越える周波数で
帯域内利得に関して20dBを越える拒絶を示すことが
判明している。
【0041】次に、ページャ402の中でマイクロスト
リップアンテナ400がとりうる3つの異なる位置を示
す図4A、図4B及び図4Cを参照する。図4Aは、マ
イクロストリップアンテナ400aの第1の側縁部40
6が外方へ向いているようなページャ402aを示す。
図4Bは、アンテナ400bの第2の側縁部410が外
方へ向いているようなページャ402bを示す。図4C
は、放射縁部420が外方へ向くように位置した第3の
マイクロストリップアンテナ400cを示す。現時点で
好ましい実施例は図4A及び図4Bに示されており、そ
の場合、側縁部406又は410がページャの縁部から
外方へ向いている。別の実施例においては、(図示しな
い)マイクロストリップアンテナの部分短絡縁部がペー
ジャから外方へ向いていても良いであろう。これらの構
成のいずれも動作可能であり、各々の構成はページャ4
02の特定の回路構成及びその他の要因によってほぼ構
成が決定されるという利点を有する。図4A、図4B及
び図4Cは、ページャ402などの電子素子の中に設置
するために小型のマイクロストリップアンテナ400を
構成できる融通性をも示している。
【0042】次に図5を参照すると、図5は、PCMC
IAスロット510が設けられている小型ポータブルコ
ンピュータ500を示している。PCMCIAスロット
510はコンピュータ業界で現在使用されている周知の
PCMCIA規格に従った構成を有し、従来は追加メモ
リ及びプログラムなどの他の素子を小型ポータブルコン
ピュータに挿入するために使用されていた。図示する通
り、マイクロストリップアンテナ520はPCMCIA
カード530の中に位置している。PCMCIAスロッ
ト510の内部の対応するコネクタ(図示せず)への接
続のために、複数のコネクタ540が設けられている。
【0043】PCMCIAカード530は、532で表
わす長さlp が85.60mm、534で表わす長さlwp
が54.0mmという規格寸法を有する。PCMCIAカ
ードの厚さはその型によって異なる。すなわち、I型の
カードは3.3mmの厚さを有し、II型のカードは5.0
mmの厚さを有する。PCMCIA規格は参考としてこの
明細書にも取り入れられている。言うまでもなく、PC
MCIAカードの厳密な寸法は本発明を実施する上で重
大なものではなく、別の寸法を有する他のハウジングも
利用できるであろう。しかしながら、PCMCIAカー
ド530の大きさは既にコンピュータ業界内での周知の
規格の地位を築いているので特に有用である。
【0044】PCMCIAカード530の中のアンテナ
520及び関連回路のブロック線図である図8について
簡単に説明する。アンテナ520は何らかの適切な手段
により従来の無線周波数(rf)フロントエンド542
に結合しており、このフロントエンドはアンテナ520
から信号を受信し、それらの信号をデジタル処理・イン
タフェース回路546へ出力する。rf信号を受信し且
つ出力コネクタ540を介してコンピュータ回路などの
何らかの適切な電子機器とインタフェースするために、
デジタル処理・インタフェース回路546には従来の回
路が含まれている。
【0045】再び図5を参照して説明する。通常、PC
MCIAスロット510は金属ケースによりポータブル
コンピュータの他の部分から分離されている。本発明に
従って構成したアンテナ520は、金属の中に収納され
ていても、PCMCIAスロット510などのスロット
からあらゆる方向に申し分なく放射することは試験によ
ってわかっている。スロット内における好ましい位置は
図5に示すような位置、すなわち、側縁部の1つ、たと
えば、側縁部550がスロット510から外方へ向いて
いる位置であることが認められている。
【0046】次に図6を参照すると、図6は、部分短絡
二重矩形リングマイクロストリップアンテナ610の切
り取り図を示す、そのアンテナが内部に設置された携帯
電話600の斜視図である。携帯電話の送受器にこのマ
イクロストリップアンテナ610を容易に設置でき、そ
こでアンテナは有効に動作できるであろう。
【0047】図4A、図4B及び図4Cのマイクロスト
リップアンテナ400、図5のアンテナ520及び図6
のアンテナ610のようなアンテナをユーザーの要求に
従って大きさ設定できることはもちろんである。詳細に
いえば、マイクロストリップアンテナ全体の寸法と、短
絡条片の寸法と、矩形リングの寸法とを所望の共振周波
数及びユーザーの要求に適合するように調整することが
可能なのである。たとえば、ポータブルコンピュータと
携帯電話とにそれぞれ使用されるアンテナ520と、ア
ンテナ610とは、ページャにおいて有用である好まし
い実施例に関連して説明した寸法とは異なる寸法を有す
るのであるが、全体としての比率はほぼ同じままである
のが好ましい。
【0048】次に図7を参照すると、コンピュータ装置
704のハウジング700が示されている。このコンピ
ュータ装置704は大型ポータブルユニット、デスクト
ップ型コンピュータ及びワークステーションを始めとす
る多種多様なコンピュータ装置のいずれかであれば良
い。コンピュータハウジング700の側面720には、
スロット710が示されている。コンピュータハウジン
グ700のスロット710に差し込むために、マイクロ
ストリップアンテナ740を収納したアンテナケース7
30が設けられている。他の実施例では、スロット71
0を必要とせずに、アンテナ740をコンピュータハウ
ジング700に永久的に設置できるであろうということ
は当業者には明白なはずである。しかしながら、効率の
良い受信と送信を達成するためには、アンテナ740を
ハウジング700の開口750に配置するのが有用であ
る。
【0049】ここで開示する発明が新規で有利なマイク
ロストリップアンテナを提供することは以上の説明から
明白であろう。以上の論議は本発明の実例としての方法
及び実施例を開示し且つ説明している。本発明の精神又
は本質的特徴から逸脱せずに、本発明を他の特定の形態
でも具現化できるであろうし、従って、以上説明した実
施例は本発明の範囲を限定していないことは、当該技術
を熟知する人には理解されるであろう。たとえば、図2
は単一の矩形リング250を示しているが、短絡部分2
30があるために接地面層212には矩形リング250
とは鏡像の関係にあるリングが形成されていることは当
業者には明白なはずである。従って、本発明に従って二
分の一波長アンテナを構成できるであろうし、その場合
には、二分の一波長アンテナの2つの放射縁部の間に中
心線に関して2つのリングが対称に形成されることにな
る。特許請求の範囲は本発明の範囲を指示している。特
許請求の範囲の等価性の意味と範囲の中に包含されるあ
らゆる変形はその範囲内にあるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】部分短絡マイクロストリップアンテナの斜視
図。
【図2】二重矩形リングマイクロストリップアンテナの
斜視図。
【図3】部分短絡矩形リングマイクロストリップアンテ
ナの斜視図。
【図4】ページャ内で様々な向きをとるマイクロストリ
ップアンテナの斜視図。
【図5】ポータブルコンピュータ又はページャに挿入す
べきPCMCIAカードにおけるマイクロストリップア
ンテナの斜視図。
【図6】内部に配置されたマイクロストリップアンテナ
を示す切り取り部分を含む携帯電話の斜視図。
【図7】マイクロストリップアンテナを受け入れるスロ
ットを有するコンピュータハウジングの斜視図。
【図8】PCMCIAカードの中のマイクロストリップ
アンテナ及び関連回路のブロック線図。
【符号の説明】
100 一部短絡マイクロストリップアンテナ 112 接地面層 114 誘電体層 116 放射パッチ層 120 放射縁部 122 部分短絡縁部 124 第1の側縁部 126 第2の側縁部 130 短絡部分 132 第1の開回路部分 134 第2の開回路部分 140 給電ポイント 142 同軸ケーブル 150 露出誘電体部分 200 マイクロストリップアンテナ 212 接地面層 214 誘電体層 216 放射パッチ層 220 放射縁部 222 短絡縁部 224 第1の側縁部 226 第2の側縁部 240 給電ポイント 242 同軸ケーブル 250 矩形リング 270 露出誘電体部分 300 マイクロストリップアンテナ 312 接地面層 314 誘電体層 316 放射パッチ層 320 放射縁部 322 部分短絡縁部 324 第1の側縁部 326 第2の側縁部 330 短絡部分 332 第1の開回路部分 334 第2の開回路部分 340 給電ポイント 342 同軸ケーブル 348 露出誘電体部分 350 矩形リング 400a〜400c マイクロストリップアンテナ 402a〜402c ページャ 500 小型ポータブルコンピュータ 510 PCMCIAスロット 520 マイクロストリップアンテナ 530 PCMCIAカード 610 マイクロストリップアンテナ 700 コンピュータハウジング 704 コンピュータ装置 710 スロット 730 アンテナケース 740 マイクロストリップアンテナ 750 開口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性材料から成る接地面層と;導電性
    材料から成る放射パッチ層と;放電パッチ層と接地面層
    との間に配置された誘電体層と;マイクロストリップア
    ンテナの部分短絡縁部にあって、導電性材料から成り、
    部分短絡縁部の全長の10パーセントから90パーセン
    トの長さを結合する短絡部分とを具備する部分短絡マイ
    クロストリップアンテナ。
  2. 【請求項2】 携帯用電子機器のためのハウジングを含
    む携帯用電子機器のマイクロストリップアンテナにおい
    て、 導電性材料から成る接地面層と;導電性材料から成る放
    射パッチ層と;放射パッチ層と接地面層との間に配置さ
    れた誘電体層と;マイクロストリップアンテナの部分短
    絡縁部にあって、導電性材料から成り、部分短絡縁部の
    全長の10パーセントから90パーセントの長さを結合
    する短絡部分とを具備し;前記マイクロストリップアン
    テナは携帯用電子機器のための前記ハウジングの中に配
    置されているマイクロストリップアンテナ。
  3. 【請求項3】 電子機器のハウジングにあるスロットに
    挿入するためのマイクロストリップアンテナアセンブリ
    において、 導電性材料から成る接地面層と;導電性材料から成る放
    射パッチ層と;放射パッチ層と接地面層との間に配置さ
    れた誘電体層と;マイクロストリップアンテナの部分短
    絡縁部にあって、導電性材料から成り、部分短絡縁部の
    全長の10パーセントから90パーセントの長さを結合
    する短絡部分とを含むマイクロストリップアンテナと;
    コンピュータハウジングのスロットの中に挿入するため
    の形状を有する前記アンテナのためのアンテナハウジン
    グとを具備するマイクロストリップアンテナアセンブ
    リ。
  4. 【請求項4】 コンピュータハウジングの中に収納され
    るコンピュータと共に使用するためのマイクロストリッ
    プアンテナにおいて、 導電性材料から成る接地面層と、 導電性材料から成る放射パッチ層と、 放射パッチ層と接地面層との間に配置された誘電体層
    と、 マイクロストリップアンテナの部分短絡縁部にあって、
    導電性材料から成り、部分短絡縁部の全長の10パーセ
    ントから90パーセントの長さを結合する短絡部分とを
    具備し、 前記マイクロストリップアンテナは前記コンピュータハ
    ウジングの中に配置されているようなマイクロストリッ
    プアンテナ。
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