JPH063091Y2 - ラッチ錠 - Google Patents
ラッチ錠Info
- Publication number
- JPH063091Y2 JPH063091Y2 JP1988168436U JP16843688U JPH063091Y2 JP H063091 Y2 JPH063091 Y2 JP H063091Y2 JP 1988168436 U JP1988168436 U JP 1988168436U JP 16843688 U JP16843688 U JP 16843688U JP H063091 Y2 JPH063091 Y2 JP H063091Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- latch
- hinged door
- handle
- latch bolt
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば配電盤のケースなどの開き戸に用いら
れ、開き戸の三方向に設けられ、ハンドルにより同時に
開閉操作され、シリンダ錠により同時に施解錠されるラ
ッチ錠に関する。
れ、開き戸の三方向に設けられ、ハンドルにより同時に
開閉操作され、シリンダ錠により同時に施解錠されるラ
ッチ錠に関する。
ケースの前面に大きな開き戸を有し、全体が鋼板構造製
の場合には、開き戸全体の剛性が乏しいため開き戸に歪
が生じ易く、閉鎖した開き戸とケースの間には部分的に
大きな隙間を生ずる不具合が生じたり、開き戸が閉まり
難くなる問題があった。
の場合には、開き戸全体の剛性が乏しいため開き戸に歪
が生じ易く、閉鎖した開き戸とケースの間には部分的に
大きな隙間を生ずる不具合が生じたり、開き戸が閉まり
難くなる問題があった。
此のような開き戸に対しては、開き戸の上端及び下端の
自由端寄りに、開き戸端面より出没可能なロッドを設
け、此のロッドと開き戸のハンドルとを連動機構で連結
し、ハンドルを閉鎖方向に回動操作したときにロッドが
ケースに設けられた受孔に係入して開き戸を二個所で閉
鎖状態に保持し、開き戸に大きな隙間を生じないように
したロッド落とし込み型の錠がある。
自由端寄りに、開き戸端面より出没可能なロッドを設
け、此のロッドと開き戸のハンドルとを連動機構で連結
し、ハンドルを閉鎖方向に回動操作したときにロッドが
ケースに設けられた受孔に係入して開き戸を二個所で閉
鎖状態に保持し、開き戸に大きな隙間を生じないように
したロッド落とし込み型の錠がある。
此のようなロッド落とし込み型の錠には、次のような欠
点があった。
点があった。
(a) 開き戸を閉めるときには、ハンドルを操作してロ
ッドを開き戸内に没入し、ハンドルを保持してロッドを
没入状態に保ったまま開き戸を閉め、次にハンドルを反
対方向に操作してロッドを突出してケースの受孔に没入
しなければならないので、開き戸の閉鎖操作が面倒であ
る。
ッドを開き戸内に没入し、ハンドルを保持してロッドを
没入状態に保ったまま開き戸を閉め、次にハンドルを反
対方向に操作してロッドを突出してケースの受孔に没入
しなければならないので、開き戸の閉鎖操作が面倒であ
る。
(b) ロッドの直径と受孔の内径との間には可成りの隙
間を設けなければロッドが受孔に係入し難いが、此の隙
間は閉鎖された開き戸のがたつきの原因となる。
間を設けなければロッドが受孔に係入し難いが、此の隙
間は閉鎖された開き戸のがたつきの原因となる。
(c) 開き戸の閉鎖操作において、ハンドルを閉鎖方向
に回動した状態(ロッドの突出状態)で、あやまって開
き戸を閉めるとケースに、突出したロッドが当たり、ケ
ースにキズがついたり、ロッドが変形するおそれがあ
る。
に回動した状態(ロッドの突出状態)で、あやまって開
き戸を閉めるとケースに、突出したロッドが当たり、ケ
ースにキズがついたり、ロッドが変形するおそれがあ
る。
本考案はかかる課題を解決するためになされたものであ
り、開き戸の閉鎖操作を単に開き戸を閉めるだけの簡単
な操作とし、又、閉鎖された開き戸にがたつきのない、
しかも、ハンドルのワンタッチ動作で開き戸の三方向を
開扉可能とすることができ、又、施解錠できるラッチ錠
を提供するものである。
り、開き戸の閉鎖操作を単に開き戸を閉めるだけの簡単
な操作とし、又、閉鎖された開き戸にがたつきのない、
しかも、ハンドルのワンタッチ動作で開き戸の三方向を
開扉可能とすることができ、又、施解錠できるラッチ錠
を提供するものである。
上記目的を達成するために、本考案のラッチ錠において
は、開き戸の上下端及び自由端にそれぞれラッチケース
を取付け、該各ラッチケースに摺動可能に挿入されるラ
ッチボルトの頭部に斜面を形成し、上記頭部を上記開き
戸の端縁より突出する方向に付勢するばねを設けた上
部,下部,自由端ラッチボルト組立品と、上記扉に固着
されたハンドルケイシングに枢着されるハンドルと、上
記ハンドルケイシングに摺動可能に設けられ、一端が上
記ハンドルに枢着され、他端に、上記自由端ラッチボル
ト組立品のラッチボルトに係合するドライブピンが設け
られるジョイントプレートと、上記ハンドルケイシング
に樹設された一対の支点ピンにそれぞれ中間部を枢着さ
れ、一端が上記ドライブピンに枢着され他端がロッドを
介してそれぞれ上記上部,下部ラッチボルト組立品のラ
ッチボルトに連結される一対のアームと、上記開き戸に
内設されたシリンダ錠のロータに固着され、該ロータの
施錠方向回動により上記ジョイントプレートの移動を阻
止する方向に突出する阻止片を有するロックプレートを
備えた。
は、開き戸の上下端及び自由端にそれぞれラッチケース
を取付け、該各ラッチケースに摺動可能に挿入されるラ
ッチボルトの頭部に斜面を形成し、上記頭部を上記開き
戸の端縁より突出する方向に付勢するばねを設けた上
部,下部,自由端ラッチボルト組立品と、上記扉に固着
されたハンドルケイシングに枢着されるハンドルと、上
記ハンドルケイシングに摺動可能に設けられ、一端が上
記ハンドルに枢着され、他端に、上記自由端ラッチボル
ト組立品のラッチボルトに係合するドライブピンが設け
られるジョイントプレートと、上記ハンドルケイシング
に樹設された一対の支点ピンにそれぞれ中間部を枢着さ
れ、一端が上記ドライブピンに枢着され他端がロッドを
介してそれぞれ上記上部,下部ラッチボルト組立品のラ
ッチボルトに連結される一対のアームと、上記開き戸に
内設されたシリンダ錠のロータに固着され、該ロータの
施錠方向回動により上記ジョイントプレートの移動を阻
止する方向に突出する阻止片を有するロックプレートを
備えた。
(開き戸の閉扉動作) 開き戸を閉方向に押す簡単な動作により、開き戸から突
出しているラッチボルトの斜面がケースに当たり、斜面
を押されたラッチボルトが没入して開き戸が全閉される
と共に、ラッチボルトがケースの裏面側に突出して開き
戸が三方向のラッチボルトにより閉状態に保たれる。
出しているラッチボルトの斜面がケースに当たり、斜面
を押されたラッチボルトが没入して開き戸が全閉される
と共に、ラッチボルトがケースの裏面側に突出して開き
戸が三方向のラッチボルトにより閉状態に保たれる。
(施錠) シリンダ錠を施錠方向に廻わすと、ロータと共にロック
プレートが回動して、ロックプレートの阻止片がジョイ
ントプレートの移動を阻止する位置に移動し、ハンドル
開扉方向に回動してジョイントプレートを開扉方向移動
することができない。
プレートが回動して、ロックプレートの阻止片がジョイ
ントプレートの移動を阻止する位置に移動し、ハンドル
開扉方向に回動してジョイントプレートを開扉方向移動
することができない。
(解錠) シリンダ錠を解錠方向に廻わすと、ロータと共にロック
プレートが回動してロックプレートの阻止片がジョイン
トプレートより遠ざかりジョイントプレートが移動が可
能となるのでハンドルの開扉方向回動が可能となる。
プレートが回動してロックプレートの阻止片がジョイン
トプレートより遠ざかりジョイントプレートが移動が可
能となるのでハンドルの開扉方向回動が可能となる。
(開き戸の開扉動作) ハンドルを手前に引くと、ハンドルに枢着されているジ
ョイントプレートが移動し、ジョイントプレートに設け
られた支点ピンが一方向のラッチボルトを引張して開き
戸内に没入させると共に二個のアームを回動してそれぞ
れ残る二方向のラッチボルトを開き戸内に没入させる。
ョイントプレートが移動し、ジョイントプレートに設け
られた支点ピンが一方向のラッチボルトを引張して開き
戸内に没入させると共に二個のアームを回動してそれぞ
れ残る二方向のラッチボルトを開き戸内に没入させる。
かくして、開き戸が開扉可動となり、ハンドルを手前に
引く力によって開扉する。
引く力によって開扉する。
本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
第7図の一部破断正面図、第8図の一部破断側面図は、
開き戸の上端、下端及び自由端にそれぞれ取付けられる
ラッチボルト組立品Aを示す。
開き戸の上端、下端及び自由端にそれぞれ取付けられる
ラッチボルト組立品Aを示す。
ラッチボルト組立品Aは、ラッチケース1の内部にラッ
チボルト2が摺動可能に挿入される。
チボルト2が摺動可能に挿入される。
ラッチボルト2は先端に斜面を有する頭部2aと、頭部
2aの後端面両側に接続する摺動板2bと、摺動板2b
の後端に設けられた断面形状がコ字状のレトラクター2
cとを有し、ラッチケース1の内部に設けられたばね押
え3と頭部2aとの間にばね4が挿入され、ラッチボル
ト2は頭部2aがラッチケース1より突出する方向に付
勢され、ラッチケース1の上下面に設けられた開口5よ
り両側片が突出しているレトラクター2cが頭部2a方
向に移動している。
2aの後端面両側に接続する摺動板2bと、摺動板2b
の後端に設けられた断面形状がコ字状のレトラクター2
cとを有し、ラッチケース1の内部に設けられたばね押
え3と頭部2aとの間にばね4が挿入され、ラッチボル
ト2は頭部2aがラッチケース1より突出する方向に付
勢され、ラッチケース1の上下面に設けられた開口5よ
り両側片が突出しているレトラクター2cが頭部2a方
向に移動している。
第1図は開き戸Dの裏面に取付けられたラッチ錠の正面
図を示し、第2図はその一部破断側面図を示す。
図を示し、第2図はその一部破断側面図を示す。
エスカッション6と一体に組付けられたベースプレート
7と、ベースプレート7の内面に小ねじ8で止着された
ベース9とによって、開き戸Dに取付けられるハンドル
ケイシングBが構成される。
7と、ベースプレート7の内面に小ねじ8で止着された
ベース9とによって、開き戸Dに取付けられるハンドル
ケイシングBが構成される。
ベース9は両側部より立設された一対のブラケット10
に軸11が嵌挿され、軸11にハンドル12の中間部が
枢着される(第13図及び第14図参照)。
に軸11が嵌挿され、軸11にハンドル12の中間部が
枢着される(第13図及び第14図参照)。
軸11の外周に巻回されたばね13の一端13aはベー
ス9に係止され他端13bはハンドル12に係止され
て、ハンドル12は第13図において矢印C方向に付勢
される。
ス9に係止され他端13bはハンドル12に係止され
て、ハンドル12は第13図において矢印C方向に付勢
される。
ハンドル12は、エスカッション6の開口より露出する
把手部12aと、把手部12aの反対側に突起部12b
を有し、突起部12bに設けられた孔に嵌挿される軸1
4にジョイントプレート15の一側15aが枢着される
(第11図及び第12図参照)。
把手部12aと、把手部12aの反対側に突起部12b
を有し、突起部12bに設けられた孔に嵌挿される軸1
4にジョイントプレート15の一側15aが枢着される
(第11図及び第12図参照)。
ジョイントプレート15はベース9上を摺動可能に設け
られ、他側には二又部15bが設けられる。
られ、他側には二又部15bが設けられる。
ベース9には筒状部16が設けられ、筒状部16にシリ
ンダ錠17が嵌挿される。
ンダ錠17が嵌挿される。
シリンダ錠17は、キー差込口を有する先端部17aが
エスカッション6に設けられた開口部より露出し(第4
図参照)、シリンダ錠17のロータの後端部にロックプ
レート18が固着される。
エスカッション6に設けられた開口部より露出し(第4
図参照)、シリンダ錠17のロータの後端部にロックプ
レート18が固着される。
ロックプレート18は、第12図に示すように外周面よ
り突出する阻止片19を有し、ロータに設けられた孔2
0にばね21及び鋼球22が挿入され、鋼球22は外方
に突出する方向に付勢される(第15図参照)。
り突出する阻止片19を有し、ロータに設けられた孔2
0にばね21及び鋼球22が挿入され、鋼球22は外方
に突出する方向に付勢される(第15図参照)。
一方、筒状部16の内周面には2箇所にV形ノッチ23
が刻設され、ロックプレート18は、阻止片19が第1
2図の実線位置と、実線位置から約90度回動した一点
鎖線の位置19aとに位置決めされる。
が刻設され、ロックプレート18は、阻止片19が第1
2図の実線位置と、実線位置から約90度回動した一点
鎖線の位置19aとに位置決めされる。
位置19aにある阻止片19はジョイントプレート15
の二又部15bに近接しているため、ジョイントプレー
ト15はハンドル12方向の移動が阻止される。
の二又部15bに近接しているため、ジョイントプレー
ト15はハンドル12方向の移動が阻止される。
二又部15bには貫通する孔24が設けられ、二又部1
5bの上下の内壁面には、アーム25のレバー部25a
が当接し、レバー部25aに設けられた孔26を孔24
に重ね、更に、両レバー部25aの間には、開き戸Dの
自由端側に取付けられるラッチ組立品A2が挿入される
(第5図及び第6図参照)。
5bの上下の内壁面には、アーム25のレバー部25a
が当接し、レバー部25aに設けられた孔26を孔24
に重ね、更に、両レバー部25aの間には、開き戸Dの
自由端側に取付けられるラッチ組立品A2が挿入される
(第5図及び第6図参照)。
そして、ドライブピン27を二又部15bの上側の孔2
4、一方のアーム25の孔26、ラッチ組立品A3の開
口5、他方のアーム25の孔26及び二又部15bの下
側の孔24に嵌挿する。
4、一方のアーム25の孔26、ラッチ組立品A3の開
口5、他方のアーム25の孔26及び二又部15bの下
側の孔24に嵌挿する。
アーム25は、レバー部25aに平行な板状の軸受部2
5bを有し、レバー部25aより屈曲して延設された連
結部25cを有する。
5bを有し、レバー部25aより屈曲して延設された連
結部25cを有する。
レバー部25a及び軸受部25bに貫通して設けられた
孔28に、ベースプレート7に樹設される支点ピン29
が嵌挿される。
孔28に、ベースプレート7に樹設される支点ピン29
が嵌挿される。
連結部25cに設けられた孔30にはロッド31の一端
に形成された屈曲部31aが挿入され、ロッド31の他
端にコの字形のフック32の一側が固着され、フック3
2の他側はそれぞれ開き戸Dの上端及び下端に設けられ
たラッチボルト組立品A1及びA2の開口5に挿入さ
れ、ラッチボルト2に係合する(第1図及び第2図参
照)。
に形成された屈曲部31aが挿入され、ロッド31の他
端にコの字形のフック32の一側が固着され、フック3
2の他側はそれぞれ開き戸Dの上端及び下端に設けられ
たラッチボルト組立品A1及びA2の開口5に挿入さ
れ、ラッチボルト2に係合する(第1図及び第2図参
照)。
以上のように構造されたラッチ錠の作用を説明する。
(閉錠) 開き戸Dを閉方向に押す簡単な動作により、開き戸Dの
三方向の端面より突出したラッチボルト2の頭部2aの
斜面がケースに当たり、頭部2aが開き戸D内に没入
し、第3図においてロッド31が矢印E方向に移動し、
開き戸Dが閉まるとラッチボルト2の頭部2aはケース
の裏面に突出し、開き戸Dを閉状態に保持する。
三方向の端面より突出したラッチボルト2の頭部2aの
斜面がケースに当たり、頭部2aが開き戸D内に没入
し、第3図においてロッド31が矢印E方向に移動し、
開き戸Dが閉まるとラッチボルト2の頭部2aはケース
の裏面に突出し、開き戸Dを閉状態に保持する。
すなわち、開き戸Dをケースに押し付けるワンタッチ動
作で開き戸Dは閉鎖されると共に閉状態に保たれる。
作で開き戸Dは閉鎖されると共に閉状態に保たれる。
(施錠) シリンダ錠17の先端部17aに設けられたキー差込口
に差込んだキーを施錠方向に廻わすと、ロックプレート
18が回動して阻止片19がジョイントプレート15の
二又部15bに近接する(第1図参照)。
に差込んだキーを施錠方向に廻わすと、ロックプレート
18が回動して阻止片19がジョイントプレート15の
二又部15bに近接する(第1図参照)。
かかる状態では、ジョイントプレート15の矢印G方向
の移動が阻止片19によって阻止されるので、ハンドル
12を手前に引き、ジョイントプレート15、アーム2
5及びロッド31を介してラッチ2を没入させることは
できない。
の移動が阻止片19によって阻止されるので、ハンドル
12を手前に引き、ジョイントプレート15、アーム2
5及びロッド31を介してラッチ2を没入させることは
できない。
(解錠) キーを解錠方向に廻わすと、ロックプレート18が回動
して阻止片19が第1図に示す位置から第3図に示す位
置に移動し、ジョイントプレート15が第3図に示す位
置まで矢印G方向に移動することが可能となる。
して阻止片19が第1図に示す位置から第3図に示す位
置に移動し、ジョイントプレート15が第3図に示す位
置まで矢印G方向に移動することが可能となる。
(開扉) ハンドル12の把手部12aを手前に引くと、ハンドル
12が第13図の矢印Cと反対方向に回動し、ジョイン
トプレート15がロックプレート18に当たる位置まで
矢印G方向(第3図参照)に移動し、アーム25が支点
ピン29を中心として矢印F方向に回動し、ロッド31
が矢印E方向に移動してラッチボルト組立品A1及びA
2の頭部2aが開き戸D内に没入すると共に、ドライブ
ピン27を介してラッチボルト組立品A3の頭部2aが
開き戸D内に没入して開扉可能となり、ハンドル12を
手前に引く力により開き戸Dはそのまま開かれる。
12が第13図の矢印Cと反対方向に回動し、ジョイン
トプレート15がロックプレート18に当たる位置まで
矢印G方向(第3図参照)に移動し、アーム25が支点
ピン29を中心として矢印F方向に回動し、ロッド31
が矢印E方向に移動してラッチボルト組立品A1及びA
2の頭部2aが開き戸D内に没入すると共に、ドライブ
ピン27を介してラッチボルト組立品A3の頭部2aが
開き戸D内に没入して開扉可能となり、ハンドル12を
手前に引く力により開き戸Dはそのまま開かれる。
即ち、ハンドル12を手前に引くワンタッチ動作で開扉
される。
される。
本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
下に記載されるような効果を奏する。
(a) 開き戸は三方向をラッチボルトによって全閉状態
に保持されるので、開き戸が剛性に乏しい構造のもので
あっても、三方向がすべてケースに密着される。
に保持されるので、開き戸が剛性に乏しい構造のもので
あっても、三方向がすべてケースに密着される。
又、三方向が保持されているため開き戸に歪が生じ難
く、しかも従来のロッド落し込み方式に較べて開き戸の
がたつきが減少する。
く、しかも従来のロッド落し込み方式に較べて開き戸の
がたつきが減少する。
(b) 開き戸は、ハンドルを手前に引くワンタッチ動作
で、三方向のラッチボルトが開き戸内に没入してそのま
ま開き戸が開かれるので、開扉が極めて簡単である。
で、三方向のラッチボルトが開き戸内に没入してそのま
ま開き戸が開かれるので、開扉が極めて簡単である。
(c) 開き戸は、開き戸をケース側に押し付けるワンタ
ッチ動作で、三方向のラッチボルトがケースの裏面に係
入して開き戸を全閉状態に保持するので、閉扉が極めて
簡単である。
ッチ動作で、三方向のラッチボルトがケースの裏面に係
入して開き戸を全閉状態に保持するので、閉扉が極めて
簡単である。
第1図〜第15図は本考案の実施例を示し、 第1図は閉扉且つ施錠されたラッチ錠の正面図、 第2図は同上の一部破断側面図、 第3図は解錠され且つ開扉可能にされたラッチ錠の正面
図、 第4図は開き戸の正面図、 第5図は開き戸の横断面図、 第6図はジョイントプレート及びその関連部品の斜視
図、 第7図はラッチボルト組立品の一部破断正面図、 第8図は同上の一部破断側面図、 第9図はジョイントプレートと二方向のラッチボルトと
の関連を示す部分組立の正面図、 第10図は同上の側面図、 第11図はベース組付部品の一部破断側面図、 第12図は同上の正面図、 第13図はハンドル枢着部の側面図、 第14図は同上の横断面図、 第15図は筒状部の横断面図である。 A…ラッチボルト組立品、B…ハンドルケイシング、D
…開き戸、2…ラッチボルト、2a…頭部、5…開口、
6…エスカッション、7…ベースプレート、9…ベー
ス、11…軸、12…ハンドル、13…ばね、14…
軸、15…ジョイントプレート、15b…二又部、16
…筒状部、17…シリンダ状、18…ロックプレート、
19…阻止片、25…アーム、27…ドライブピン、2
9…支点ピン、31…ロッド、32…フック。
図、 第4図は開き戸の正面図、 第5図は開き戸の横断面図、 第6図はジョイントプレート及びその関連部品の斜視
図、 第7図はラッチボルト組立品の一部破断正面図、 第8図は同上の一部破断側面図、 第9図はジョイントプレートと二方向のラッチボルトと
の関連を示す部分組立の正面図、 第10図は同上の側面図、 第11図はベース組付部品の一部破断側面図、 第12図は同上の正面図、 第13図はハンドル枢着部の側面図、 第14図は同上の横断面図、 第15図は筒状部の横断面図である。 A…ラッチボルト組立品、B…ハンドルケイシング、D
…開き戸、2…ラッチボルト、2a…頭部、5…開口、
6…エスカッション、7…ベースプレート、9…ベー
ス、11…軸、12…ハンドル、13…ばね、14…
軸、15…ジョイントプレート、15b…二又部、16
…筒状部、17…シリンダ状、18…ロックプレート、
19…阻止片、25…アーム、27…ドライブピン、2
9…支点ピン、31…ロッド、32…フック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭45−12585(JP,Y1) 実公 昭51−44465(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】開き戸の上下端及び自由端にそれぞれラッ
チケースを取付け、該各ラッチケースに摺動可能に挿入
されるラッチボルトの頭部に斜面を形成し、上記頭部を
上記開き戸の端縁より突出する方向に付勢するばねを設
けた上部,下部,自由端ラッチボルト組立品と、 上記扉に固着されたハンドルケイシングに枢着されるハ
ンドルと、 上記ハンドルケイシングに摺動可能に設けられ、一端が
上記ハンドルに枢着され、他端に、上記自由端ラッチボ
ルト組立品のラッチボルトに係合するドライブピンが設
けられるジョイントプレートと、 上記ハンドルケイシングに樹設された一対の支点ピンに
それぞれ中間部に枢着され、一端が上記ドライブピンに
枢着され他端がロッドを介してそれぞれ上記上部,下部
ラッチボルト組立品のラッチボルトに連結される一対の
アームと、 上記開き戸に内設されたシリンダ錠のロータに固着さ
れ、該ロータの施錠方向回動により上記ジョイントプレ
ートの移動を阻止する方向に突出する阻止片を有するロ
ックプレートを備えたことを特徴とするラッチ錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988168436U JPH063091Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ラッチ錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988168436U JPH063091Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ラッチ錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0289168U JPH0289168U (ja) | 1990-07-16 |
JPH063091Y2 true JPH063091Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31457609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988168436U Expired - Lifetime JPH063091Y2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | ラッチ錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063091Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5676794B1 (ja) * | 2014-02-24 | 2015-02-25 | Necプラットフォームズ株式会社 | 扉用施錠装置および電子機器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4512585Y1 (ja) * | 1965-09-08 | 1970-06-02 | ||
JPS5144465U (ja) * | 1974-09-28 | 1976-04-01 |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP1988168436U patent/JPH063091Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0289168U (ja) | 1990-07-16 |
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