JPH06306913A - 自動水洗便器装置 - Google Patents
自動水洗便器装置Info
- Publication number
- JPH06306913A JPH06306913A JP10144193A JP10144193A JPH06306913A JP H06306913 A JPH06306913 A JP H06306913A JP 10144193 A JP10144193 A JP 10144193A JP 10144193 A JP10144193 A JP 10144193A JP H06306913 A JPH06306913 A JP H06306913A
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- JP
- Japan
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- water
- user
- discharged
- switch
- shower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、より確実に大便時と小便時と
を判断できる自動水洗便器装置を提供することである。 【構成】水タンク15にボールバルブを引き上げて便器
に大水量あるいは小水量を放水させる回転ソレノイドを
配設し、また、肛門洗浄を行うノズル装置18と、肛門
洗浄を指示するシャワースイッチ16aと、ビデ洗浄を
指示するビデスイッチ16bと、使用者の存在を検知す
る人検知センサー17を便器後方のケーシング12に配
設した。さらに、人検知センサー17が使用者を検知し
且つシャワースイッチ16aがオンされた場合には大水
量を放水させ、人検知センサー17が使用者を検知し且
つシャワースイッチ16aがオンされなかった場合には
小水量を放水させ、シャワー、ビデの両方のスイッチが
オンされなかった場合には、大水量を放水させるよう指
示する制御手段を配設した。
を判断できる自動水洗便器装置を提供することである。 【構成】水タンク15にボールバルブを引き上げて便器
に大水量あるいは小水量を放水させる回転ソレノイドを
配設し、また、肛門洗浄を行うノズル装置18と、肛門
洗浄を指示するシャワースイッチ16aと、ビデ洗浄を
指示するビデスイッチ16bと、使用者の存在を検知す
る人検知センサー17を便器後方のケーシング12に配
設した。さらに、人検知センサー17が使用者を検知し
且つシャワースイッチ16aがオンされた場合には大水
量を放水させ、人検知センサー17が使用者を検知し且
つシャワースイッチ16aがオンされなかった場合には
小水量を放水させ、シャワー、ビデの両方のスイッチが
オンされなかった場合には、大水量を放水させるよう指
示する制御手段を配設した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動水洗便器装置に関
し、詳しくは、大用便時であるか小用便時であるかを判
断することによって、放水される洗浄水の量をコントロ
ールできる自動水洗便器装置に関するものである。
し、詳しくは、大用便時であるか小用便時であるかを判
断することによって、放水される洗浄水の量をコントロ
ールできる自動水洗便器装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明にかかる従来技術として、特開昭
64−52928号公報に開示される自動水洗便器装置
が知られている。図6に示すように、この装置では使用
者の状態を、水タンク1に配設される距離検知センサー
2によって判断するようになっている。例えば、使用者
Mが便器3の近くのaエリアに立っているときは、使用
者Mが立ち状態であるため、小便時であると判断され、
水タンク1からは小便時に適した水量の洗浄水が便器3
に放水される。また、使用者Mがbエリアに短時間しか
着座していない場合にも小便時であると判断され、小便
時に適した水量が放水される。更に、使用者Mがbエリ
アに長時間着座していた場合には大便時であると判断さ
れ、水タンク1からは大便時に適した大水量の洗浄水が
放水されるようになっている。
64−52928号公報に開示される自動水洗便器装置
が知られている。図6に示すように、この装置では使用
者の状態を、水タンク1に配設される距離検知センサー
2によって判断するようになっている。例えば、使用者
Mが便器3の近くのaエリアに立っているときは、使用
者Mが立ち状態であるため、小便時であると判断され、
水タンク1からは小便時に適した水量の洗浄水が便器3
に放水される。また、使用者Mがbエリアに短時間しか
着座していない場合にも小便時であると判断され、小便
時に適した水量が放水される。更に、使用者Mがbエリ
アに長時間着座していた場合には大便時であると判断さ
れ、水タンク1からは大便時に適した大水量の洗浄水が
放水されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した装置では着座
状態が長く続くと大便時であると判断するようになって
いるが、実際には長く着座しているからといって大便時
であるとは言い難く、確実な判断であるとはいえなかっ
た。
状態が長く続くと大便時であると判断するようになって
いるが、実際には長く着座しているからといって大便時
であるとは言い難く、確実な判断であるとはいえなかっ
た。
【0004】そこで本発明は、より確実に大便時と小便
時とを判断できる自動水洗便器装置の提供を技術的課題
とする。
時とを判断できる自動水洗便器装置の提供を技術的課題
とする。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明において講じた技術的解決手段は、水タンク
と、該水タンクに配設され便器に大用便に対応する大水
量あるいは小用便に対応する小水量を放水する放水手段
と、前記便器に配設され人体に向かって洗浄水を噴出す
る洗浄ノズル手段と、使用者の立ち状態及び着座状態を
検知する人検知手段と、該人検知手段によって使用者の
立ち状態のみが検知された場合には前記放水手段に小水
量を放水させ、前記人検知手段によって着座状態が検知
された場合には前記洗浄ノズル手段の作動状態によって
前記放水手段の作動を制御する制御手段を備えたことを
特徴とする自動水洗便器装置である。
に本発明において講じた技術的解決手段は、水タンク
と、該水タンクに配設され便器に大用便に対応する大水
量あるいは小用便に対応する小水量を放水する放水手段
と、前記便器に配設され人体に向かって洗浄水を噴出す
る洗浄ノズル手段と、使用者の立ち状態及び着座状態を
検知する人検知手段と、該人検知手段によって使用者の
立ち状態のみが検知された場合には前記放水手段に小水
量を放水させ、前記人検知手段によって着座状態が検知
された場合には前記洗浄ノズル手段の作動状態によって
前記放水手段の作動を制御する制御手段を備えたことを
特徴とする自動水洗便器装置である。
【0007】
【作用】制御手段は、使用者の立ち状態のみが人検知手
段によって検知されると、洗浄ノズル手段が作動したか
どうかによらず、小便時であると判断する。そして、使
用者の着座状態が人検知手段によって検知されると、洗
浄ノズル手段の使用、不使用によって、大便時か小便時
かを判断する。そして、小便時であると判断された場合
には放水手段に小用便に対応する小水量を放水させ、大
便時であると判断された場合には放水手段に大用便に対
応する大水量を放水させる。
段によって検知されると、洗浄ノズル手段が作動したか
どうかによらず、小便時であると判断する。そして、使
用者の着座状態が人検知手段によって検知されると、洗
浄ノズル手段の使用、不使用によって、大便時か小便時
かを判断する。そして、小便時であると判断された場合
には放水手段に小用便に対応する小水量を放水させ、大
便時であると判断された場合には放水手段に大用便に対
応する大水量を放水させる。
【0008】このように、洗浄ノズル手段の作動状況に
よって制御手段が使用状況を判断するため、放水手段に
放水させる水量をより複雑にコントロールすることが可
能になり、より適切に便器の使用状況に応じた放水が行
われる。
よって制御手段が使用状況を判断するため、放水手段に
放水させる水量をより複雑にコントロールすることが可
能になり、より適切に便器の使用状況に応じた放水が行
われる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図5に基づいて
説明する。便器11の後方には、便器11に洗浄水を放
水する水タンク15が載置されている。また、便器11
の後方上面にはケーシング12が載置され、ケーシング
12には便蓋13及び便座14の後端がそれぞれ枢支さ
れている。
説明する。便器11の後方には、便器11に洗浄水を放
水する水タンク15が載置されている。また、便器11
の後方上面にはケーシング12が載置され、ケーシング
12には便蓋13及び便座14の後端がそれぞれ枢支さ
れている。
【0010】ケーシング12の上面には、操作パネル1
6と人検知センサー17が配設されている。操作パネル
16は、肛門洗浄を指示するシャワースイッチ16a、
ビデ洗浄を指示するビデスイッチ16b、洗浄後の温風
吹出を指示する乾燥スイッチ16c及びこれらの作動の
停止を指示するストップスイッチ16dより構成されて
いる。各スイッチはケーシング12内に配設されたCP
U35(図4)に信号を出力し、CPU35によってノ
ズル装置18や温風乾燥装置(図示せず)を作動させる
ようになっている。また、シャワースイッチ16aが使
用されると、後述するフラグF3が“0”から“1”と
なって、使用が記憶されるようになっている。同様にビ
デスイッチ16bが使用されると、後述するフラグF4
が“0”から“1”となって、使用が記憶されるように
なっている。ノズル装置18は、肛門あるいはビデに向
かって洗浄水を噴出するものであるが、その構成につい
ては従来と同様のものを適用することができるため、こ
こでは詳述を略す。
6と人検知センサー17が配設されている。操作パネル
16は、肛門洗浄を指示するシャワースイッチ16a、
ビデ洗浄を指示するビデスイッチ16b、洗浄後の温風
吹出を指示する乾燥スイッチ16c及びこれらの作動の
停止を指示するストップスイッチ16dより構成されて
いる。各スイッチはケーシング12内に配設されたCP
U35(図4)に信号を出力し、CPU35によってノ
ズル装置18や温風乾燥装置(図示せず)を作動させる
ようになっている。また、シャワースイッチ16aが使
用されると、後述するフラグF3が“0”から“1”と
なって、使用が記憶されるようになっている。同様にビ
デスイッチ16bが使用されると、後述するフラグF4
が“0”から“1”となって、使用が記憶されるように
なっている。ノズル装置18は、肛門あるいはビデに向
かって洗浄水を噴出するものであるが、その構成につい
ては従来と同様のものを適用することができるため、こ
こでは詳述を略す。
【0011】本実施例の人検知センサー17は距離検知
センサーより構成されるものであり、便器前方に向かっ
て光信号を発信する発光部17a(図4)と、使用者に
当たって反射した光信号を受信する受光部17bより構
成されている。受光部17bは、CPU35に受信した
光信号を出力し、CPU35はこの信号によって使用者
が便器前方のエリアAにいるのか、便座上面のエリアB
にいるのかを判断するようになっている。
センサーより構成されるものであり、便器前方に向かっ
て光信号を発信する発光部17a(図4)と、使用者に
当たって反射した光信号を受信する受光部17bより構
成されている。受光部17bは、CPU35に受信した
光信号を出力し、CPU35はこの信号によって使用者
が便器前方のエリアAにいるのか、便座上面のエリアB
にいるのかを判断するようになっている。
【0012】一方、水タンク15には、図2に示すよう
にブラケット27が固定されており、この取付ブラケッ
ト27は水タンク15内に突出して、回転ソレノイド2
8を装着している。回転ソレノイド28の腕部28aに
は、チェーン29の一端が接続されている。また、水タ
ンク15の底15aには、便器11に洗浄水を導水する
排水管30に連通した排水口31が開口しているが、上
記したチェーン29の他端は排水口31を閉弁させるボ
ール弁32に接続されている。
にブラケット27が固定されており、この取付ブラケッ
ト27は水タンク15内に突出して、回転ソレノイド2
8を装着している。回転ソレノイド28の腕部28aに
は、チェーン29の一端が接続されている。また、水タ
ンク15の底15aには、便器11に洗浄水を導水する
排水管30に連通した排水口31が開口しているが、上
記したチェーン29の他端は排水口31を閉弁させるボ
ール弁32に接続されている。
【0013】こうして、回転ソレノイド28が作動する
とチェーン29を介してボール弁32が持ち上げられ
る。また、本実施例ではボール弁32は手動レバー33
によっても開弁するようになっている。手動レバー33
の他端側には作動レバー33aが形成されており、作動
レバー33aにはチェーン34を介してボール弁32が
連結されている。そして、手動レバー33を使用者が回
転させると、作動軸33aがチェーン34及びボール弁
32を引き上げて、排水口31を開口させるようになっ
ている。
とチェーン29を介してボール弁32が持ち上げられ
る。また、本実施例ではボール弁32は手動レバー33
によっても開弁するようになっている。手動レバー33
の他端側には作動レバー33aが形成されており、作動
レバー33aにはチェーン34を介してボール弁32が
連結されている。そして、手動レバー33を使用者が回
転させると、作動軸33aがチェーン34及びボール弁
32を引き上げて、排水口31を開口させるようになっ
ている。
【0014】尚、手動レバー33には、手動検知センサ
ー36のマグネット36aが配設されている。手動検知
センサー36は使用者が手動レバー33を回転させたこ
とを検知するものであり、手動レバー33の回動ととも
に回転移動するマグネット36aの動きは、水タンク1
5に配設されるホールIC36b、36c(図3)によ
って検知されるようになっている。ホールIC36b
は、手動レバー33が図3にて反時計方向に回転して大
水量の放水が指示されたことを検知し、ホールIC36
cは手動レバー33が時計方向に回転して小水量の放水
が指示されたことを検知するようになっている。ホール
IC36b、36cは、信号線37(図2)及びライン
24(図1)によってCPU35に信号を出力する。ま
た、ホールIC36b、36cがマグネット36aを検
知すると、後述するフラグF1、F2が“0”から
“1”となって、記憶されるようになっている。
ー36のマグネット36aが配設されている。手動検知
センサー36は使用者が手動レバー33を回転させたこ
とを検知するものであり、手動レバー33の回動ととも
に回転移動するマグネット36aの動きは、水タンク1
5に配設されるホールIC36b、36c(図3)によ
って検知されるようになっている。ホールIC36b
は、手動レバー33が図3にて反時計方向に回転して大
水量の放水が指示されたことを検知し、ホールIC36
cは手動レバー33が時計方向に回転して小水量の放水
が指示されたことを検知するようになっている。ホール
IC36b、36cは、信号線37(図2)及びライン
24(図1)によってCPU35に信号を出力する。ま
た、ホールIC36b、36cがマグネット36aを検
知すると、後述するフラグF1、F2が“0”から
“1”となって、記憶されるようになっている。
【0015】尚、ケーシング12と水タンク内の回転ソ
レノイド28及び手動検知センサー36はライン24で
結ばれており、回転ソレノイド28への電力の供給や、
手動検知センサー36からの出力を受けるようになって
いる。
レノイド28及び手動検知センサー36はライン24で
結ばれており、回転ソレノイド28への電力の供給や、
手動検知センサー36からの出力を受けるようになって
いる。
【0016】次に、本実施例の作用について、図5のフ
ローチャートに基づいて説明する。
ローチャートに基づいて説明する。
【0017】まずステップ40で、手動レバー33を使
用者が使用したかたどうかを表すフラグF1、F2、シ
ャワースイッチ16aが使用されたかどうかを表すフラ
グF3、及び、ビデスイッチ16bが使用されたかどう
かを表すフラグF4をクリアーして“0”とする。ステ
ップ41では、人検知センサー17が使用者がエリアA
(図1)にいるかどうかを判断する。使用者がトイレ室
内に入室すると、まずエリアA内に立つことになるが、
使用者が入室してエリアA内に位置するまではステップ
41をループする。そして、使用者がトイレに入室して
エリアA内に位置すると、人検知センサー17の発光部
17aより発信された光信号が使用者によって反射さ
れ、これを受光部17bが受信して、CPU35に人検
知センサー17から使用者までの距離を示す信号を出力
し、CPU35によってエリアA内にいることが判断さ
れる。こうして、使用者の入室が検知された場合にはス
テップ42に進み、タイマーAをスタートさせる。
用者が使用したかたどうかを表すフラグF1、F2、シ
ャワースイッチ16aが使用されたかどうかを表すフラ
グF3、及び、ビデスイッチ16bが使用されたかどう
かを表すフラグF4をクリアーして“0”とする。ステ
ップ41では、人検知センサー17が使用者がエリアA
(図1)にいるかどうかを判断する。使用者がトイレ室
内に入室すると、まずエリアA内に立つことになるが、
使用者が入室してエリアA内に位置するまではステップ
41をループする。そして、使用者がトイレに入室して
エリアA内に位置すると、人検知センサー17の発光部
17aより発信された光信号が使用者によって反射さ
れ、これを受光部17bが受信して、CPU35に人検
知センサー17から使用者までの距離を示す信号を出力
し、CPU35によってエリアA内にいることが判断さ
れる。こうして、使用者の入室が検知された場合にはス
テップ42に進み、タイマーAをスタートさせる。
【0018】そして、ステップ43で所定時間Taが経
過すると、ステップ44で使用者がエリアBにいるかど
うかを判断する。ここで、小便時である場合には使用者
がエリアBに位置しないため、ステップ45を実行す
る。ステップ45では、使用者が入室してから手動レバ
ー33が作動したかどうかを判断する。使用者が自分で
手動レバー33を作動させて大水量を放水させた場合に
は、ホールIC36bがこれを検知するためフラグF1
に“1”が立てられ、小水量を放水させた場合には、ホ
ールIC36cがこれを検知するためフラグF2に
“1”が立てられている。ステップ45で、フラグF
1、F2のうち少なくとも一方に“1”が立てられてい
れば、便器11の洗浄が終了しているとしてルーチンを
終了する。また、どちらのフラグも“0”であった場合
には、ステップ46で回転ソレノイド28を作動させ、
ボール弁32を位置Y(図2)まで引上げ、小便利用時
に適した小水量を便器11に放水させる。
過すると、ステップ44で使用者がエリアBにいるかど
うかを判断する。ここで、小便時である場合には使用者
がエリアBに位置しないため、ステップ45を実行す
る。ステップ45では、使用者が入室してから手動レバ
ー33が作動したかどうかを判断する。使用者が自分で
手動レバー33を作動させて大水量を放水させた場合に
は、ホールIC36bがこれを検知するためフラグF1
に“1”が立てられ、小水量を放水させた場合には、ホ
ールIC36cがこれを検知するためフラグF2に
“1”が立てられている。ステップ45で、フラグF
1、F2のうち少なくとも一方に“1”が立てられてい
れば、便器11の洗浄が終了しているとしてルーチンを
終了する。また、どちらのフラグも“0”であった場合
には、ステップ46で回転ソレノイド28を作動させ、
ボール弁32を位置Y(図2)まで引上げ、小便利用時
に適した小水量を便器11に放水させる。
【0019】次に、ステップ44で位置Bで使用者が検
知された場合について説明する。使用者が便座14に着
座すると、CPU35は人検知センサー17によって使
用者がエリアBにいることを検知し、ステップ47でタ
イマーBをスタートさせる。
知された場合について説明する。使用者が便座14に着
座すると、CPU35は人検知センサー17によって使
用者がエリアBにいることを検知し、ステップ47でタ
イマーBをスタートさせる。
【0020】ステップ48で所定時間Tbに達するとス
テップ49を実行し、ビデスイッチ16bが使用された
かどうかをフラグF4の状態により判断する。フラグF
4は、ステップ40以降でシャワースイッチ16aが使
用されていなければ“0”のままであり、この場合には
ビデスイッチ16bが使用されていないとして、ステッ
プ51にジャンプする。またF4が“1”である場合に
は、ビデスイッチ16bが使用されていたとしてステッ
プ50を実行する。ステップ50では、F3の状態より
シャワースイッチ16aが使用されたかどうかを判断す
る。フラグF4の場合と同様に、フラグF3が“0”で
あった場合はシャワースイッチ16aが使用されてない
として、CPU35は前述のようにステップ45を実行
する。
テップ49を実行し、ビデスイッチ16bが使用された
かどうかをフラグF4の状態により判断する。フラグF
4は、ステップ40以降でシャワースイッチ16aが使
用されていなければ“0”のままであり、この場合には
ビデスイッチ16bが使用されていないとして、ステッ
プ51にジャンプする。またF4が“1”である場合に
は、ビデスイッチ16bが使用されていたとしてステッ
プ50を実行する。ステップ50では、F3の状態より
シャワースイッチ16aが使用されたかどうかを判断す
る。フラグF4の場合と同様に、フラグF3が“0”で
あった場合はシャワースイッチ16aが使用されてない
として、CPU35は前述のようにステップ45を実行
する。
【0021】また、フラグF3が“1”であった場合に
は、シャワースイッチ16aが使用されたとしてCPU
35はステップ51を実行し、使用者が入室してから手
動レバー33が作動したかどうかを判断する。使用者が
自分で手動レバー33を作動させて大水量を放水させた
場合には、ホールIC36bがこれを検知するためフラ
グF1に“1”が立てられている。ステップ51ではフ
ラグF2に関係なくフラグF1が“1”であれば便器1
1の洗浄が終了しているとしてルーチンを終了する。ま
た、フラグF1が“0”であった場合には、ステップ5
2で回転ソレノイド28を作動させ、ボール弁32を位
置X(図2)まで引上げ、大便利用時に適した大水量を
便器11に放水させる。
は、シャワースイッチ16aが使用されたとしてCPU
35はステップ51を実行し、使用者が入室してから手
動レバー33が作動したかどうかを判断する。使用者が
自分で手動レバー33を作動させて大水量を放水させた
場合には、ホールIC36bがこれを検知するためフラ
グF1に“1”が立てられている。ステップ51ではフ
ラグF2に関係なくフラグF1が“1”であれば便器1
1の洗浄が終了しているとしてルーチンを終了する。ま
た、フラグF1が“0”であった場合には、ステップ5
2で回転ソレノイド28を作動させ、ボール弁32を位
置X(図2)まで引上げ、大便利用時に適した大水量を
便器11に放水させる。
【0022】以上、本実施例の作用において、人検知セ
ンサー17による立ち状態と着座状態の判断状況、シャ
ワースイッチ16aとビデスイッチ16bの作動及び放
水量との関係を表1に示す。
ンサー17による立ち状態と着座状態の判断状況、シャ
ワースイッチ16aとビデスイッチ16bの作動及び放
水量との関係を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】このように、着座状態においてシャワース
イッチ16aが使用された場合(No. 2、3)には、ビ
デスイッチ16bの使用状況によらず大便時であると判
断し、大水量を放水させる。しかし、着座状態でシャワ
ースイッチ16aが使用されなかった場合(No. 4、
5)には、必ずしも放水量を小水量としない。これは、
ノズル装置18の使用には好みがあって全く使用しない
使用者もいるからである。このため本実施例では、ビデ
スイッチ16bのみが使用されると(No. 4)、使用者
はノズル装置18を使用することに抵抗がないタイプの
使用者であると判断し、ビデスイッチ16bのみしか使
用しないため小水量を放水する。そして、シャワー、ビ
デのどちらのスイッチも使用がなかった場合(No. 5)
には、ノズル装置18の使用に抵抗があるタイプである
可能性があるとして、流し残りのないように大水量を放
水する。
イッチ16aが使用された場合(No. 2、3)には、ビ
デスイッチ16bの使用状況によらず大便時であると判
断し、大水量を放水させる。しかし、着座状態でシャワ
ースイッチ16aが使用されなかった場合(No. 4、
5)には、必ずしも放水量を小水量としない。これは、
ノズル装置18の使用には好みがあって全く使用しない
使用者もいるからである。このため本実施例では、ビデ
スイッチ16bのみが使用されると(No. 4)、使用者
はノズル装置18を使用することに抵抗がないタイプの
使用者であると判断し、ビデスイッチ16bのみしか使
用しないため小水量を放水する。そして、シャワー、ビ
デのどちらのスイッチも使用がなかった場合(No. 5)
には、ノズル装置18の使用に抵抗があるタイプである
可能性があるとして、流し残りのないように大水量を放
水する。
【0025】こうして、本実施例では放水量を決定する
のに、人検知センサー17とノズル装置18の使用状況
によって5つもの状況を設定したため、CPU35によ
る状況判断が実際の便器の使用に近くなり、より適切に
便器の使用状況に応じた放水を行うことが可能になる。
のに、人検知センサー17とノズル装置18の使用状況
によって5つもの状況を設定したため、CPU35によ
る状況判断が実際の便器の使用に近くなり、より適切に
便器の使用状況に応じた放水を行うことが可能になる。
【0026】尚、本実施例では、シャワー、ビデのどち
らのスイッチも使用がなかった場合(No. 5)には大水
量が放水されるようにしたが、本発明はこれを必ずしも
これに限定されるものではなく、洗浄装置の配設される
家庭によっては小水量が放水されるようにすることも可
能である。即ち、大用便時に必ずシャワースイッチを押
してノズル装置18で洗浄を行う家庭であれば、シャワ
ースイッチからの判断だけで、放水量を決定するように
することが可能である。この場合にも、ノズル装置18
のシャワーとしての使用を放水量の判断材料にすること
から、大便時を確実に判断することが可能になり、より
正確な放水量とすることが可能である。
らのスイッチも使用がなかった場合(No. 5)には大水
量が放水されるようにしたが、本発明はこれを必ずしも
これに限定されるものではなく、洗浄装置の配設される
家庭によっては小水量が放水されるようにすることも可
能である。即ち、大用便時に必ずシャワースイッチを押
してノズル装置18で洗浄を行う家庭であれば、シャワ
ースイッチからの判断だけで、放水量を決定するように
することが可能である。この場合にも、ノズル装置18
のシャワーとしての使用を放水量の判断材料にすること
から、大便時を確実に判断することが可能になり、より
正確な放水量とすることが可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄ノズル手段の作動
により便器の使用状況が判断され、従来のように便座の
使用状況や使用者の位置のみにより判断されないため、
放水手段に放水させる水量をより複雑にコントロールす
ることが可能になり、より適切に便器の使用状況に応じ
た放水を行うことが可能となる。
により便器の使用状況が判断され、従来のように便座の
使用状況や使用者の位置のみにより判断されないため、
放水手段に放水させる水量をより複雑にコントロールす
ることが可能になり、より適切に便器の使用状況に応じ
た放水を行うことが可能となる。
【図1】本発明の一実施例である自動水洗便器装置の側
面図を示す。
面図を示す。
【図2】水実施例の自動水洗便器装置が配設された水タ
ンクの断面図を示す。
ンクの断面図を示す。
【図3】本実施例の手動検知センサーを示す。
【図4】本実施例の各検知部とCPUとの関係を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】本実施例の作用を示すフローチャートである。
【図6】従来の自動水洗便器装置の側面図を示す。
11 水タンク 16a シャワースイッチ(肛門洗浄手段) 18 ノズル装置(肛門洗浄手段) 17 人検知センサー(人検知手段) 28 回転ソレノイド(放水手段) 32 ボール弁(放水手段) 35 CPU(制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 水タンクと、該水タンクに配設され便器
に大用便に対応する大水量あるいは小用便に対応する小
水量を放水する放水手段と、前記便器に配設され人体に
向かって洗浄水を噴出する洗浄ノズル手段と、使用者の
立ち状態及び着座状態を検知する人検知手段と、該人検
知手段によって使用者の立ち状態のみが検知された場合
には前記放水手段に小水量を放水させ、前記人検知手段
によって着座状態が検知された場合には前記洗浄ノズル
手段の作動状態によって前記放水手段の作動を制御する
制御手段を備えたことを特徴とする自動水洗便器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10144193A JPH06306913A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 自動水洗便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10144193A JPH06306913A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 自動水洗便器装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06306913A true JPH06306913A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14300783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10144193A Pending JPH06306913A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 自動水洗便器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06306913A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6202227B1 (en) * | 1999-03-05 | 2001-03-20 | John Gurowitz | Automatic toilet flushing system |
JP2004360413A (ja) * | 2003-06-09 | 2004-12-24 | Toto Ltd | 便器装置 |
JP2017014859A (ja) * | 2015-07-06 | 2017-01-19 | 株式会社Lixil | 便器洗浄装置 |
CN106759720A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-05-31 | 任鑫 | 一种新型大便器及冲洗方法和排气清洁方法 |
CN109386035A (zh) * | 2018-11-01 | 2019-02-26 | 上海理工大学 | 自动冲水蹲便池 |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP10144193A patent/JPH06306913A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6202227B1 (en) * | 1999-03-05 | 2001-03-20 | John Gurowitz | Automatic toilet flushing system |
JP2004360413A (ja) * | 2003-06-09 | 2004-12-24 | Toto Ltd | 便器装置 |
JP2017014859A (ja) * | 2015-07-06 | 2017-01-19 | 株式会社Lixil | 便器洗浄装置 |
CN106759720A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-05-31 | 任鑫 | 一种新型大便器及冲洗方法和排气清洁方法 |
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