JPH0630558Y2 - 自動車のランプ - Google Patents
自動車のランプInfo
- Publication number
- JPH0630558Y2 JPH0630558Y2 JP1989055853U JP5585389U JPH0630558Y2 JP H0630558 Y2 JPH0630558 Y2 JP H0630558Y2 JP 1989055853 U JP1989055853 U JP 1989055853U JP 5585389 U JP5585389 U JP 5585389U JP H0630558 Y2 JPH0630558 Y2 JP H0630558Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- lamp
- spring
- lens frame
- obstacle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Vibration Dampers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、バンパ、プロテクタモール等のボデーの側面
に取付けられ、正規位置でレンズがボデー面から前後両
側の傾斜面を備えて突出している自動車のランプに関す
るものである。
に取付けられ、正規位置でレンズがボデー面から前後両
側の傾斜面を備えて突出している自動車のランプに関す
るものである。
従来のこのようなランプは専ら固定式であり、したがっ
て障害物が当たった時に破損し易い問題があった。
て障害物が当たった時に破損し易い問題があった。
よって、本考案は、前後両側に傾斜面を備えて突出して
いる自動車のランプに、障害物の衝突に対して緩衝作用
を与えることを目的とする。
いる自動車のランプに、障害物の衝突に対して緩衝作用
を与えることを目的とする。
本考案は、この目的を達成するために、自動車ボデーの
側面に取付けられ、正規位置でレンズがボデー面から前
後両側の傾斜面を備えて突出している自動車のランプに
おいて、レンズの内側にバルブを内蔵したランプ本体が
正規位置から内方へ回動し得るように、ランプ本体の前
後方向の一方の端部を、ランプ本体の周囲を包囲する方
形状レンズフレームにヒンジさせると共に、正規位置に
向けてばねで付勢し、レンズフレームの他方の端部を、
同様に正規位置から内方へ回動可能にボデー面側にヒン
ジさせると共に、正規位置に向けてばねで付勢したこと
を特徴とする。
側面に取付けられ、正規位置でレンズがボデー面から前
後両側の傾斜面を備えて突出している自動車のランプに
おいて、レンズの内側にバルブを内蔵したランプ本体が
正規位置から内方へ回動し得るように、ランプ本体の前
後方向の一方の端部を、ランプ本体の周囲を包囲する方
形状レンズフレームにヒンジさせると共に、正規位置に
向けてばねで付勢し、レンズフレームの他方の端部を、
同様に正規位置から内方へ回動可能にボデー面側にヒン
ジさせると共に、正規位置に向けてばねで付勢したこと
を特徴とする。
レンズに障害物が衝突すると、その衝突方向及び位置に
応じて、ランプ本体自体及びそのレンズフレームの一方
又は双方が前後端部の所属の側を支点として、正規位置
から内方へばね力に抗して回動する。ボデー面に沿って
平行に障害物が前後いずれかの方向から衝突する場合で
も、対応する側の傾斜面への衝突により回転力が生じ
る。衝突が解除されると、レンズは弾性により正規位置
に復帰する。
応じて、ランプ本体自体及びそのレンズフレームの一方
又は双方が前後端部の所属の側を支点として、正規位置
から内方へばね力に抗して回動する。ボデー面に沿って
平行に障害物が前後いずれかの方向から衝突する場合で
も、対応する側の傾斜面への衝突により回転力が生じ
る。衝突が解除されると、レンズは弾性により正規位置
に復帰する。
第1図〜第3図は、本考案の一実施例によるフロントサ
イドターンランプを示す。
イドターンランプを示す。
第1図において、10はレンズであり、車両後方に向けて
ボデー側面から車室外方向へ傾斜・突出し、かつより急
な傾斜でボデー側面へ復帰するように前後両側で傾斜し
たレンズ隆起面11を備えると共に、後端にストッパ12、
前端にピン穴13を形成されている。20は方形状のレンズ
フレームであり、下側アーム21の両側にはピン22、23が
立設され、ピン穴13及びベース16のピン穴17を通してそ
れぞれ上側アーム24のピン穴24a及び24bに挿入されて固
着される。レンズ10の上端面に形成された溝10a及び上
側アーム24の裏面に形成された溝24cには、レンズ10を
レンズフレーム20の方向へ付勢するばね26が、ピン22に
挿入されてセットされている。同様に下側アーム21に形
成された溝21a及びベース16の下端面に形成された溝16a
には、ばね27がピン23に挿入されてセットされ、レンズ
フレーム20をベース16即ち、車室外方向に付勢してい
る。
ボデー側面から車室外方向へ傾斜・突出し、かつより急
な傾斜でボデー側面へ復帰するように前後両側で傾斜し
たレンズ隆起面11を備えると共に、後端にストッパ12、
前端にピン穴13を形成されている。20は方形状のレンズ
フレームであり、下側アーム21の両側にはピン22、23が
立設され、ピン穴13及びベース16のピン穴17を通してそ
れぞれ上側アーム24のピン穴24a及び24bに挿入されて固
着される。レンズ10の上端面に形成された溝10a及び上
側アーム24の裏面に形成された溝24cには、レンズ10を
レンズフレーム20の方向へ付勢するばね26が、ピン22に
挿入されてセットされている。同様に下側アーム21に形
成された溝21a及びベース16の下端面に形成された溝16a
には、ばね27がピン23に挿入されてセットされ、レンズ
フレーム20をベース16即ち、車室外方向に付勢してい
る。
このような各部により、第2図に示すように組み立てら
れたサイドターンランプの動作を第3図を基に説明す
る。
れたサイドターンランプの動作を第3図を基に説明す
る。
第3図aは正規の状態を示すもので、ベース16はボデー
側面1例えばバンバに取付けられると共に、その開口部
からレンズ10が突出している。レンズフレーム20の反対
側の端部はバンパ側面に圧接している。
側面1例えばバンバに取付けられると共に、その開口部
からレンズ10が突出している。レンズフレーム20の反対
側の端部はバンパ側面に圧接している。
このような状態において、障害物5が第3図bに示すよ
うに、前方からレンズ隆起面11に当たると、図で見て反
時計方向の回転力が発生する。これにより、レンズ10
は、ピン22を支点に回転し、障害物5から逃げる。衝突
が解除されると、ばね26の力により正規位置に自動的に
復帰する。
うに、前方からレンズ隆起面11に当たると、図で見て反
時計方向の回転力が発生する。これにより、レンズ10
は、ピン22を支点に回転し、障害物5から逃げる。衝突
が解除されると、ばね26の力により正規位置に自動的に
復帰する。
後方から障害物5が当たると、第3図cに示すように、
図で見て時計方向の回転力が発生し、ピン23を支点とし
てレンズフレーム20がレンズ10と共に回動する。第3図
dに示すように、障害物5が正面方向から当たる場合、
ピン22及びピン23の双方を支点としてレンズ10と共に、
レンズフレーム20も回動する。
図で見て時計方向の回転力が発生し、ピン23を支点とし
てレンズフレーム20がレンズ10と共に回動する。第3図
dに示すように、障害物5が正面方向から当たる場合、
ピン22及びピン23の双方を支点としてレンズ10と共に、
レンズフレーム20も回動する。
このようにレンズが前後双方から徐々に隆起することに
より、ボデー面に沿って平行に障害物が衝突する場合
に、衝突方向に応じて衝突力をより有効に緩和する側が
方向へ回動する。
より、ボデー面に沿って平行に障害物が衝突する場合
に、衝突方向に応じて衝突力をより有効に緩和する側が
方向へ回動する。
以上、本考案によれば、ボデー側面から外方へ突出した
ランプレンズが、人間、バイク等に接触した場合に内方
へ逃げるために破損せず、また障害物がランプに引掛か
らないために安全性も高まる。レンズが前後双方から傾
斜状に突出し、かつレンズ自体及びそのフレームが前後
両端を支点として回転可能なために、ボデー面に沿って
平行に障害物が前後いずれかの方向から衝突する場合で
も回転力が生じて逃げることができる。したがって、ラ
ンプの形状又は構造或は意匠上でも自由度が拡がる。
ランプレンズが、人間、バイク等に接触した場合に内方
へ逃げるために破損せず、また障害物がランプに引掛か
らないために安全性も高まる。レンズが前後双方から傾
斜状に突出し、かつレンズ自体及びそのフレームが前後
両端を支点として回転可能なために、ボデー面に沿って
平行に障害物が前後いずれかの方向から衝突する場合で
も回転力が生じて逃げることができる。したがって、ラ
ンプの形状又は構造或は意匠上でも自由度が拡がる。
第1図は本考案の一実施例によるフロントサイドターン
ランプの分解斜視図、第2図は同実施例のフロントサイ
ドターンランプの組立状態を示す正面図、第3図は同実
施例によるフロントサイドターンランプの動作を説明す
る断面図である。 10……レンズ、20……レンズフレーム、 22、23……ピン、26、27……ばね。
ランプの分解斜視図、第2図は同実施例のフロントサイ
ドターンランプの組立状態を示す正面図、第3図は同実
施例によるフロントサイドターンランプの動作を説明す
る断面図である。 10……レンズ、20……レンズフレーム、 22、23……ピン、26、27……ばね。
Claims (1)
- 【請求項1】自動車ボデーの側面に取付けられ、正規位
置でレンズがボデー面から前後両側の傾斜面を備えて突
出している自動車のランプにおいて、 前記レンズの内側にバルブを内蔵したランプ本体が前記
正規位置から内方へ回動し得るように、前記ランプ本体
の前後方向の一方の端部を、前記ランプ本体の周囲を包
囲する方形状レンズフレームにヒンジさせると共に、前
記正規位置に向けてばねで付勢し、 前記レンズフレームの他方の端部を、同様に前記正規位
置から内方へ回動可能に前記ボデー面側にヒンジさせる
と共に、前記正規位置に向けてばねで付勢したことを特
徴とする自動車のランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989055853U JPH0630558Y2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 自動車のランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989055853U JPH0630558Y2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 自動車のランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02147342U JPH02147342U (ja) | 1990-12-14 |
JPH0630558Y2 true JPH0630558Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31579172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989055853U Expired - Lifetime JPH0630558Y2 (ja) | 1989-05-17 | 1989-05-17 | 自動車のランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630558Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007244233A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5317770Y2 (ja) * | 1973-06-18 | 1978-05-12 | ||
JPS6349707U (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-04 |
-
1989
- 1989-05-17 JP JP1989055853U patent/JPH0630558Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007244233A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Yanmar Co Ltd | コンバイン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02147342U (ja) | 1990-12-14 |
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