JPH06283108A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents
プラズマディスプレイ装置Info
- Publication number
- JPH06283108A JPH06283108A JP5066956A JP6695693A JPH06283108A JP H06283108 A JPH06283108 A JP H06283108A JP 5066956 A JP5066956 A JP 5066956A JP 6695693 A JP6695693 A JP 6695693A JP H06283108 A JPH06283108 A JP H06283108A
- Authority
- JP
- Japan
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- substrate
- back substrate
- gas space
- electrode
- plasma display
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- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リブに吸収されたり背面から漏れていた光
を、表示面から放射させる。 【構成】 ガス空間部15を、表面基板12及び背面基
板13とバリアリブ14とにて画定する。表示面となる
表面基板12には、ITOからなる透明電極16が、誘
電体層17にて被覆される。背面基板13には、基板1
2,13の間隙を保持するバリアリブ14が、長手方向
が透明電極16と交差する方向に伸長する。隣接するバ
リアリブ14,14同士の互いに対向する側面同士及び
これらの間の背面基板13に亘って、Alからなる高反
射率の金属電極19が形成される。蛍光体被膜20が金
属電極19を覆う。 【効果】 発光効率が向上する。
を、表示面から放射させる。 【構成】 ガス空間部15を、表面基板12及び背面基
板13とバリアリブ14とにて画定する。表示面となる
表面基板12には、ITOからなる透明電極16が、誘
電体層17にて被覆される。背面基板13には、基板1
2,13の間隙を保持するバリアリブ14が、長手方向
が透明電極16と交差する方向に伸長する。隣接するバ
リアリブ14,14同士の互いに対向する側面同士及び
これらの間の背面基板13に亘って、Alからなる高反
射率の金属電極19が形成される。蛍光体被膜20が金
属電極19を覆う。 【効果】 発光効率が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマディスプレイ
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラズマディスプレイ装置、すな
わちプラズマディスプレイパネル(PDP)の構成の一
例を図1及び図2に示す。図1及び図2に示すように、
表示面となるガラス基板1に、互いに平行で対をなすX
電極及びY電極としての透明電極2,2が誘電体層3に
て被覆されて形成されている。このガラス基板1に対向
する背面基板4には、ニッケル(Ni)やCr−Cu−
Cr積層構造からなるアドレス電極5が透明電極2,2
と交差する方向に伸長して形成され、透明電極2,2と
アドレス電極5との交点近傍を中心とする空間が1単位
セルとなっている。また、バリアリブ6が、互いに隣接
するアドレス電極5,5同士の間に背面基板4とほぼ垂
直になるように形成されて、隣接する単位セルの放電に
よるクロストークを防いでいる。さらに、アドレス電極
5の上にR,G,Bの1つに対応する蛍光体被膜7が形
成されて、蛍光体に対応した色の発光を可能にしてい
る。
わちプラズマディスプレイパネル(PDP)の構成の一
例を図1及び図2に示す。図1及び図2に示すように、
表示面となるガラス基板1に、互いに平行で対をなすX
電極及びY電極としての透明電極2,2が誘電体層3に
て被覆されて形成されている。このガラス基板1に対向
する背面基板4には、ニッケル(Ni)やCr−Cu−
Cr積層構造からなるアドレス電極5が透明電極2,2
と交差する方向に伸長して形成され、透明電極2,2と
アドレス電極5との交点近傍を中心とする空間が1単位
セルとなっている。また、バリアリブ6が、互いに隣接
するアドレス電極5,5同士の間に背面基板4とほぼ垂
直になるように形成されて、隣接する単位セルの放電に
よるクロストークを防いでいる。さらに、アドレス電極
5の上にR,G,Bの1つに対応する蛍光体被膜7が形
成されて、蛍光体に対応した色の発光を可能にしてい
る。
【0003】上記構成のプラズマディスプレイ装置にお
いて、透明電極5やアドレス電極2に電圧が印加される
とこれらの電極間でガス放電が生成し、このガス放電に
より放射される紫外線にて背面基板4上の蛍光体被膜7
が励起されて発光する。そして、この蛍光体被膜7の発
光がガラス基板1を介して放射されるようになってい
る。
いて、透明電極5やアドレス電極2に電圧が印加される
とこれらの電極間でガス放電が生成し、このガス放電に
より放射される紫外線にて背面基板4上の蛍光体被膜7
が励起されて発光する。そして、この蛍光体被膜7の発
光がガラス基板1を介して放射されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構造のプラズマデ
ィスプレイパネルにおいて、蛍光体被膜7から発せられ
た光の全てが表示面より発せられるわけではなく、バリ
アリブ6に吸収されたりまたは背面基板4から漏れるも
のがあり、プラズマディスプレイパネルの発光効率を小
さくする一因となっている。例えば、R用蛍光体被膜を
膜厚8.7μmで形成した場合、この蛍光体被膜の反射
率が波長帯域:380〜650nmで54〜61%とな
るために、蛍光体から発せられた光が表示面以外から漏
れて表示面の発光輝度が小さくなっている。
ィスプレイパネルにおいて、蛍光体被膜7から発せられ
た光の全てが表示面より発せられるわけではなく、バリ
アリブ6に吸収されたりまたは背面基板4から漏れるも
のがあり、プラズマディスプレイパネルの発光効率を小
さくする一因となっている。例えば、R用蛍光体被膜を
膜厚8.7μmで形成した場合、この蛍光体被膜の反射
率が波長帯域:380〜650nmで54〜61%とな
るために、蛍光体から発せられた光が表示面以外から漏
れて表示面の発光輝度が小さくなっている。
【0005】そこで、バリアリブ6や背面基板4による
発光の損失を低減するために、バリアリブ6の材質を白
色にしたり背面基板4表面に白色ガラス膜を形成するな
どして、バリアリブ6や背面基板4に入射する光を反射
させる構造が提案されている。しかしながら、この構造
にすると、プラズマディスプレイパネルの製造工程が複
雑になり、その割には予測される効果が十分に得られな
いなどの問題点がある。
発光の損失を低減するために、バリアリブ6の材質を白
色にしたり背面基板4表面に白色ガラス膜を形成するな
どして、バリアリブ6や背面基板4に入射する光を反射
させる構造が提案されている。しかしながら、この構造
にすると、プラズマディスプレイパネルの製造工程が複
雑になり、その割には予測される効果が十分に得られな
いなどの問題点がある。
【0006】また、蛍光体被膜7の膜厚を厚くすること
も提案されているが、放電空間を狭くするために発光効
率が低下するなどの問題が生じている。本発明は、上記
問題点に鑑みなされたもので、発光効率の高い構造のプ
ラズマディスプレイ装置を提供することにある。
も提案されているが、放電空間を狭くするために発光効
率が低下するなどの問題が生じている。本発明は、上記
問題点に鑑みなされたもので、発光効率の高い構造のプ
ラズマディスプレイ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のプラズマディス
プレイ装置は、互いに対向して配置され対をなす第1電
極群及び第2電極群からなる放電生成部と、前記放電生
成部から発せられるイオンによって紫外線の発生をなす
ガス空間部と、前記放電生成部及び前記ガス空間部を挟
む表面基板及び背面基板と、前記背面基板に形成され前
記ガス空間部を画定する隔壁と、前記背面基板及び前記
隔壁の前記ガス空間部に面した面に亘って形成された蛍
光体層と、を含むプラズマディスプレイ装置であって、
前記第1及び第2電極群の一方は、互いに隣接する前記
隔壁同士の互いに対向する側面同士及び前記側面間の前
記背面基板に亘って形成されるものである。
プレイ装置は、互いに対向して配置され対をなす第1電
極群及び第2電極群からなる放電生成部と、前記放電生
成部から発せられるイオンによって紫外線の発生をなす
ガス空間部と、前記放電生成部及び前記ガス空間部を挟
む表面基板及び背面基板と、前記背面基板に形成され前
記ガス空間部を画定する隔壁と、前記背面基板及び前記
隔壁の前記ガス空間部に面した面に亘って形成された蛍
光体層と、を含むプラズマディスプレイ装置であって、
前記第1及び第2電極群の一方は、互いに隣接する前記
隔壁同士の互いに対向する側面同士及び前記側面間の前
記背面基板に亘って形成されるものである。
【0008】
【作用】本発明のプラズマディスプレイ装置は、ガス空
間部から発せられた紫外線により蛍光体被膜は励起され
て発光せしめられる。蛍光体被膜を発した光は、隔壁や
背面基板に入射した場合、入射した隔壁の側面及び背面
基板に形成された所定の反射率を有する第1及び第2電
極群の一方にて反射されて表示面となる表面基板を介し
て放射される。
間部から発せられた紫外線により蛍光体被膜は励起され
て発光せしめられる。蛍光体被膜を発した光は、隔壁や
背面基板に入射した場合、入射した隔壁の側面及び背面
基板に形成された所定の反射率を有する第1及び第2電
極群の一方にて反射されて表示面となる表面基板を介し
て放射される。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図3に基づいて説明す
る。図3において、11はプラズマディスプレイパネル
の単位セルであり、この単位セル11は、例えば100
〜200μmの間隙を介して互いに平行に対向する透明
なガラス製の表面基板12及び背面基板13と隔壁とし
てのバリアリブ14,14とにてガス空間部15が画定
され、隣接する単位セル11に対して仕切られている。
る。図3において、11はプラズマディスプレイパネル
の単位セルであり、この単位セル11は、例えば100
〜200μmの間隙を介して互いに平行に対向する透明
なガラス製の表面基板12及び背面基板13と隔壁とし
てのバリアリブ14,14とにてガス空間部15が画定
され、隣接する単位セル11に対して仕切られている。
【0010】表面基板12は表示面になっている。この
表面基板12において、背面基板13と対向する面に
は、第1電極群となる対をなすX電極及びY電極が、例
えばITOや酸化錫(SnO)などの蒸着による透明電
極16としておよそ数百nmの膜厚で互いに平行に形成
されている。さらに、これらの透明電極16を覆うよう
に誘電体層17が約10μmの膜厚で形成され、この誘
電体層17の上に酸化マグネシウム(MgO)からなる
MgO層18がおよそ数百nmの膜厚で積層形成されて
いる。
表面基板12において、背面基板13と対向する面に
は、第1電極群となる対をなすX電極及びY電極が、例
えばITOや酸化錫(SnO)などの蒸着による透明電
極16としておよそ数百nmの膜厚で互いに平行に形成
されている。さらに、これらの透明電極16を覆うよう
に誘電体層17が約10μmの膜厚で形成され、この誘
電体層17の上に酸化マグネシウム(MgO)からなる
MgO層18がおよそ数百nmの膜厚で積層形成されて
いる。
【0011】一方、背面基板13には、表面基板12と
背面基板13との間隙を保持するために、バリアリブ1
4が幅50μm且つ長手方向が透明電極16と交差する
方向に伸長するように、例えば厚膜印刷技術を用いて例
えば300μmの間隔ごとに互いに平行に形成されてい
る。さらに、互いに隣接するバリアリブ14,14の互
いに対向する側面同士及び隣接するバリアリブ14,1
4間の背面基板13に亘って延在するように、例えばア
ルミニウム(Al)やアルミニウム合金からなるアドレ
ス電極用の金属電極19が、第2電極群として透明電極
16と対向しておよそ100nmの膜厚で形成されてい
る。この金属電極19は、AlやAl合金などの反射率
の高い金属にて作製されているので、波長帯域:380
〜650nmにおいて80%以上の反射率を有する。な
お、この金属電極19は、AlやAl合金に限らず、高
い反射率を有するCu,Auなど適宜の金属や合金にて
作製することができる。さらに、金属電極19を覆うよ
うにR,G,Bの1つに対応する蛍光体からなる蛍光体
被膜20が例えば印刷工程及び焼成を経て10〜30μ
mの膜厚に形成されている。
背面基板13との間隙を保持するために、バリアリブ1
4が幅50μm且つ長手方向が透明電極16と交差する
方向に伸長するように、例えば厚膜印刷技術を用いて例
えば300μmの間隔ごとに互いに平行に形成されてい
る。さらに、互いに隣接するバリアリブ14,14の互
いに対向する側面同士及び隣接するバリアリブ14,1
4間の背面基板13に亘って延在するように、例えばア
ルミニウム(Al)やアルミニウム合金からなるアドレ
ス電極用の金属電極19が、第2電極群として透明電極
16と対向しておよそ100nmの膜厚で形成されてい
る。この金属電極19は、AlやAl合金などの反射率
の高い金属にて作製されているので、波長帯域:380
〜650nmにおいて80%以上の反射率を有する。な
お、この金属電極19は、AlやAl合金に限らず、高
い反射率を有するCu,Auなど適宜の金属や合金にて
作製することができる。さらに、金属電極19を覆うよ
うにR,G,Bの1つに対応する蛍光体からなる蛍光体
被膜20が例えば印刷工程及び焼成を経て10〜30μ
mの膜厚に形成されている。
【0012】なお、透明電極16と金属電極19とで放
電生成部をなしている。上述のように各電極が形成され
た表面基板12及び背面基板13は封着されてガス空間
部15の排気が行われ、さらにベーキングによりMgO
層18の表面の水分が除去される。次に、ガス空間部1
5に希ガスとしての例えばNe・XeガスやHe・Xe
ガスが封入封止されてプラズマディスプレイパネルが作
製される。
電生成部をなしている。上述のように各電極が形成され
た表面基板12及び背面基板13は封着されてガス空間
部15の排気が行われ、さらにベーキングによりMgO
層18の表面の水分が除去される。次に、ガス空間部1
5に希ガスとしての例えばNe・XeガスやHe・Xe
ガスが封入封止されてプラズマディスプレイパネルが作
製される。
【0013】次に、本実施例の作用について説明する。
透明電極と金属電極とに所定の電圧が印加されてガス空
間部15で放電が生成されると、放電により放射された
紫外線により蛍光体被膜20が励起されて発光せしめら
れる。蛍光体被膜20を発した光の多くは直接表面基板
12に入射して表示面から放射される。蛍光体被膜20
を発した光のうち直接表面基板12に直接入射しない光
は背面基板13やバリアリブ14に向かう。しかしなが
ら、背面基板13やバリアリブ14の側面は高反射率の
金属電極19で覆われているので、背面基板13やバリ
アリブ14の側面に向かった光は金属電極19にて反射
されて表面基板12に入射することができ、表示面から
放射される。例えばAlからなる金属電極19とR用蛍
光体被膜20との膜厚が10.2μmとなる場合の波長
帯域:380〜650nmにおける反射率は、84.5
〜87.5%と高い反射率となる。
透明電極と金属電極とに所定の電圧が印加されてガス空
間部15で放電が生成されると、放電により放射された
紫外線により蛍光体被膜20が励起されて発光せしめら
れる。蛍光体被膜20を発した光の多くは直接表面基板
12に入射して表示面から放射される。蛍光体被膜20
を発した光のうち直接表面基板12に直接入射しない光
は背面基板13やバリアリブ14に向かう。しかしなが
ら、背面基板13やバリアリブ14の側面は高反射率の
金属電極19で覆われているので、背面基板13やバリ
アリブ14の側面に向かった光は金属電極19にて反射
されて表面基板12に入射することができ、表示面から
放射される。例えばAlからなる金属電極19とR用蛍
光体被膜20との膜厚が10.2μmとなる場合の波長
帯域:380〜650nmにおける反射率は、84.5
〜87.5%と高い反射率となる。
【0014】このように、放電生成部をなす電極の一方
19を隣接するバリアリブ14同士の互いに対向する側
面同士及びそれらの側面間の背面基板13に亘って形成
することによって、従来ではバリアリブ14に吸収され
たり背面基板13側から漏れていた蛍光体被膜20の発
光を反射により表面基板12に入射させて表示面から放
射させることができる。故に、従来の構造に比較する
と、蛍光体被膜20から発せられた光の損失を抑制せし
めて単位セル11の発光効率を向上させ、表示面の輝度
を高めることができる。
19を隣接するバリアリブ14同士の互いに対向する側
面同士及びそれらの側面間の背面基板13に亘って形成
することによって、従来ではバリアリブ14に吸収され
たり背面基板13側から漏れていた蛍光体被膜20の発
光を反射により表面基板12に入射させて表示面から放
射させることができる。故に、従来の構造に比較する
と、蛍光体被膜20から発せられた光の損失を抑制せし
めて単位セル11の発光効率を向上させ、表示面の輝度
を高めることができる。
【0015】また、電極19を反射率の高い金属で背面
基板13からバリアリブ14の側面に亘って形成するこ
とによって、電極と反射膜とを兼用させた簡単な構成で
蛍光体の発光の漏れを防ぐ構成を採っているので、蛍光
体被膜20の膜厚を厚く形成したり、さらに蛍光体被膜
20が厚くなったことにより放電空間を確保するために
バリアリブ14を高く形成する必要がないために、装置
の製造工程が複雑になることを防ぐことができる。
基板13からバリアリブ14の側面に亘って形成するこ
とによって、電極と反射膜とを兼用させた簡単な構成で
蛍光体の発光の漏れを防ぐ構成を採っているので、蛍光
体被膜20の膜厚を厚く形成したり、さらに蛍光体被膜
20が厚くなったことにより放電空間を確保するために
バリアリブ14を高く形成する必要がないために、装置
の製造工程が複雑になることを防ぐことができる。
【0016】さらに、背面基板13側の金属電極19を
AlやAl合金で形成した場合、この金属電極19は放
電により放射される紫外線に対しても高い反射率を有す
る。従って、放電により放射される紫外線と金属電極1
9にて反射された紫外線との両方で蛍光体被膜20を発
光させることができるので、蛍光体被膜20の膜厚を薄
くできる。また、蛍光体被膜20の膜厚のむらによる表
示面の発光むらを抑制することもできる。
AlやAl合金で形成した場合、この金属電極19は放
電により放射される紫外線に対しても高い反射率を有す
る。従って、放電により放射される紫外線と金属電極1
9にて反射された紫外線との両方で蛍光体被膜20を発
光させることができるので、蛍光体被膜20の膜厚を薄
くできる。また、蛍光体被膜20の膜厚のむらによる表
示面の発光むらを抑制することもできる。
【0017】なお、上記実施例においては、第1電極群
を表面基板に、第2電極群を背面基板に形成する構成を
採っているが、本発明においては、上記実施例の構造に
限らず、例えば第1及び第2電極群を共に背面基板に形
成することもできる。この場合、第1及び第2電極群の
うち背面基板により近接する電極群を、互いに隣接する
バリアリブ同士の互いに対向する側面同士及びこれらの
側面間の背面基板に亘って形成すると、上記実施例と同
様の効果が得られる。
を表面基板に、第2電極群を背面基板に形成する構成を
採っているが、本発明においては、上記実施例の構造に
限らず、例えば第1及び第2電極群を共に背面基板に形
成することもできる。この場合、第1及び第2電極群の
うち背面基板により近接する電極群を、互いに隣接する
バリアリブ同士の互いに対向する側面同士及びこれらの
側面間の背面基板に亘って形成すると、上記実施例と同
様の効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、放電生成部をなす第1
及び第2電極群の一方は、互いに隣接する隔壁同士の互
いに対向する側面同士及びこれらの側面間の背面基板に
亘って形成されているために、蛍光体被膜を発した光の
うち直接表示面に入射しない光を、隔壁の側面及び隔壁
間の背面基板に形成された電極にて反射させて表面基板
に入射させることができるので、プラズマディスプレイ
装置の発光効率を向上させることができ、表示面を高輝
度で発光させることができる。
及び第2電極群の一方は、互いに隣接する隔壁同士の互
いに対向する側面同士及びこれらの側面間の背面基板に
亘って形成されているために、蛍光体被膜を発した光の
うち直接表示面に入射しない光を、隔壁の側面及び隔壁
間の背面基板に形成された電極にて反射させて表面基板
に入射させることができるので、プラズマディスプレイ
装置の発光効率を向上させることができ、表示面を高輝
度で発光させることができる。
【図1】従来のプラズマディスプレイパネルの縦断面図
である。
である。
【図2】図1に示すプラズマディスプレイパネルの分解
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明によるプラズマディスプレイ装置の縦断
面図である。
面図である。
12 表面基板 13 背面基板 14 隔壁としてのバリアリブ 15 ガス空間部 16 第1電極群としての透明電極 19 第2電極群としての金属電極 20 蛍光体被膜
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに対向して配置され対をなす第1電
極群及び第2電極群からなる放電生成部と、前記放電生
成部から発せられるイオンによって紫外線の発生をなす
ガス空間部と、前記放電生成部及び前記ガス空間部を挟
む表面基板及び背面基板と、前記背面基板に形成され前
記ガス空間部を画定する隔壁と、前記背面基板及び前記
隔壁の前記ガス空間部に面した面に亘って形成された蛍
光体層と、を含むプラズマディスプレイ装置であって、 前記第1及び第2電極群の一方は、互いに隣接する前記
隔壁同士の互いに対向する側面同士及び前記側面間の前
記背面基板に亘って形成されることを特徴とするプラズ
マディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5066956A JPH06283108A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | プラズマディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5066956A JPH06283108A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | プラズマディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06283108A true JPH06283108A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=13330990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5066956A Pending JPH06283108A (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | プラズマディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06283108A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0867909A1 (en) * | 1996-09-18 | 1998-09-30 | Technology Trade And Transfer Corporation | Plasma display discharge tube and method for driving the same |
KR19980085551A (ko) * | 1997-05-29 | 1998-12-05 | 엄길용 | 플라즈마 표시소자의 제조방법 |
KR19980085554A (ko) * | 1997-05-29 | 1998-12-05 | 엄길용 | 플라즈마 표시소자의 제조방법 |
EP1094486A1 (en) * | 1999-10-21 | 2001-04-25 | Jamco Corporation | Plasma display device and its manufacturing method |
WO2001031675A1 (en) * | 1999-10-29 | 2001-05-03 | Orion Electric Co., Ltd. | Plasma display panel |
US6437507B2 (en) | 1997-11-07 | 2002-08-20 | Lg Electronics Inc. | Hollow cathode type color PDP |
USRE38357E1 (en) | 1995-03-15 | 2003-12-23 | Pioneer Corporation | Surface discharge type plasma display panel |
KR100530863B1 (ko) * | 1998-02-06 | 2006-03-14 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 |
KR100670460B1 (ko) * | 2005-05-10 | 2007-01-16 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널과 그 제조방법 및 구동 방법 |
-
1993
- 1993-03-25 JP JP5066956A patent/JPH06283108A/ja active Pending
Cited By (10)
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