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JPH06287844A - 丸編機における繊維屑などの吸塵・排出装置およびそれを利用した編成部品冷却装置 - Google Patents

丸編機における繊維屑などの吸塵・排出装置およびそれを利用した編成部品冷却装置

Info

Publication number
JPH06287844A
JPH06287844A JP5111021A JP11102193A JPH06287844A JP H06287844 A JPH06287844 A JP H06287844A JP 5111021 A JP5111021 A JP 5111021A JP 11102193 A JP11102193 A JP 11102193A JP H06287844 A JPH06287844 A JP H06287844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knitting
intake
cylinder
air
dust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5111021A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kawase
眞治 川瀬
Toshiaki Izumi
寿朗 和泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuhara Seiki Seisakusho
FUKUHARA SEIKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
Fukuhara Seiki Seisakusho
FUKUHARA SEIKI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukuhara Seiki Seisakusho, FUKUHARA SEIKI SEISAKUSHO KK filed Critical Fukuhara Seiki Seisakusho
Priority to JP5111021A priority Critical patent/JPH06287844A/ja
Priority to US08/189,572 priority patent/US5408850A/en
Priority to ES94101535T priority patent/ES2107696T3/es
Priority to DE69405257T priority patent/DE69405257T2/de
Priority to EP94101535A priority patent/EP0609856B1/en
Publication of JPH06287844A publication Critical patent/JPH06287844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/30Devices for controlling temperature of machine parts
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/32Devices for removing lint or fluff

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的に繊維屑などを除塵・排出するとと
もに、シリンダーやその周辺の編成部品の過熱を防止す
る。 【構成】 編成部(3)及びその周辺において発生す
る繊維屑などに対して吸引作用を及ぼすように少なくと
も1個の吸気・送風手段(24)を設ける。編成部
(3)の下方において、シリンダー(28)と編地
(N)の間にオリフィス(26)を設ける。編成部
(3)の中央上部には吸気筒(21)を設けるのが好ま
しく、この吸気筒の下端は編針およびシンカーにできる
だけ近付けることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丸編機において、編成
部(ヤーンキャリア部,シンカー部,シンカーキャップ
部および編針部)および編成部上部に設けられている給
糸装置,糸ガイド部および糸切断事故検出装置などで発
生し、集積する繊維屑(風綿)を吸塵排出する機能と、
シリンダー及びその周辺部品を空冷する機能という2つ
の機能を兼備させた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】丸編機で編立てを行う場合には、一度に
数十から百数十のボビン(糸巻コーン)が必要であり、
特に、綿糸で編立てを行う場合に給糸装置および糸案内
装置から空気中に浮遊する繊維屑などはかなりの量とな
る。また、機械の高速化に伴いその繊維屑量は益々増え
る一途をたどっている。一旦浮遊した繊維屑などは給糸
装置,糸案内装置,編機の編成部等に再び付着し、ま
た、隣接する機械にも飛散し、糸切れ、編キズ等の製品
の品質低下を招くことにもなる。
【0003】従来から編機より発生する繊維屑などの除
塵装置は、多数考案され、また実施されている。その大
部分が機械上部よりモータファンやエヤーブロワーを用
いて吹き飛ばすものが主流であった。しかし、この方法
では、繊維屑を収集することが出来ない。
【0004】また、各編機全体を個々に遮蔽すると共
に、繊維屑などを排出する排出ダクトを編機の近傍に装
置し、発生した繊維屑などを作業者が集めて排出ダクト
へ排出するようなものがある。しかし、この方法では、
莫大な設備費用がかかる上、各編機本体が遮蔽されてい
るので作業性や作業環境が悪くなると共に、遮蔽部材に
一旦油などが付着すると繊維屑などが付着し易くなるの
で衛生上良くない。
【0005】これらの問題を解決するため、本出願人
は、例えば特開平5−9852号において、新規な集塵
・除去装置を提案した。この発明は、編成部上部に吸気
・送風手段を設けると共に、その上部にフィルター手段
及びその清掃手段をいずれか一方が回転可能なるように
設けることにより、繊維屑などを集中的に集塵、除塵す
ることを特徴とする。
【0006】繊維屑などの集塵、除去という問題とは本
来別の問題として、編機が高速化することによって発熱
が増し、シリンダー及びその周辺部品の熱膨脹と歪みの
発生によって、編機の精度が低下するという問題があっ
た。シリンダーの冷却に関しては、シリンダーを循環液
体で冷却するという方法が知られている。シリンダー針
部とシンカー部の冷却に関しては、出願人の知る限りそ
れ自体を冷却する装置は知られていないようである。
【0007】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は、上記特開平
5−9852号の発明をさらに改良したものである。し
たがって、本願発明の第1目的は、本願発明においても
構造が簡単でありながら効率的に繊維屑などを除塵およ
び集塵し、編立工場内の清潔を保ち、糸切れ、編傷を少
なくする装置を提供することである。さらに、本発明で
は、第2の目的として、前記集塵装置に付属設備を設け
ることにより、シリンダー及びその周辺部品の過熱防止
を同時に解決することのできる装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の丸編機における
繊維屑などの吸塵・排出装置及びそれを利用した編成部
品冷却装置によれば、編成部及びその周辺において発生
する繊維屑などに対して吸引作用を及ぼす少なくとも1
個の吸気・送風手段を設けると共に、編成部の下方にお
いて、シリンダーと編地の間にオリフィスを設けたこと
を特徴とする。オリフィスはオリフィスディスクによっ
て形成されるのが好ましい。また、編成部の中央上部に
吸気筒を設け、この吸気筒の下端を編針およびシンカー
にできるだけ近付けることが好ましい。
【0009】なお、上記発明では繊維屑の吸塵・排出装
置と編成部品の冷却装置を兼備させた形で発明を捉え
た。実際、そうすることが好ましいが、冷却装置単独で
発明を捉え直すこともできる。すなわち、少なくとも1
個の送風手段を設けると共に、編成部の下方において、
シリンダーと編地の間にオリフィスを設けたことを特徴
とするシリンダー冷却装置である。この発明において、
繊維屑の吸塵のためには送風手段によりこのオリフィス
に沿ってエヤーを吸引することが必要であるが、シリン
ダーの冷却だけを考えれば、エヤー通路に対して逆に送
風することもできる。上記繊維屑の吸塵・排出装置の発
明における「吸気・送風手段」からこの場合にだけ「吸
気」の文字を削除したのはそのためである。
【0010】
【作用】本発明の装置によれば、吸気・送風手段が作動
すると、編成部上部で発生した繊維屑は編成上部に位置
する吸気筒の吸気開口部によって吸引される。吸引され
た繊維屑などは、下記する各実施例により異なる経路を
経て集塵収容ボックスに集塵される。集塵収容ボックス
に収容された繊維屑などは人為的に外部に排出される。
これによって、編成部および給糸装置で浮遊している繊
維屑などを除去回収することができる。
【0011】さらに、本発明では、編成部の下方にオリ
フィスを設けて、送風手段を作動させることにより、編
成部の空気の流れとは別に編成中の編地の編目を通して
流れる吸気を制御し、シリンダー内壁に沿って集中して
流れるようにすることによって、シリンダーが冷却され
る。
【0012】また、編成部の中央上部に吸気筒を設け、
この吸気筒の下端を編針およびシンカーにできるだけ近
付けることにより、編成部の外側でシリンダー針部とシ
ンカー部の表面のそれぞれの隙間に空気の流れを生じ
て、シリンダー針部とシンカー部が冷却される。
【0013】
【実施例】以下、添付の図面に基づき本発明の実施例を
説明する。図1は、本発明の第1実施例に係わる繊維屑
などの吸塵・排出装置及び空冷装置を備えた丸編機の立
面図である。
【0014】同図において、複数のレッグ1によって支
持されたベッド2の上方に編成部3が設置されている。
編成部3は、図2に示すように、シリンダー針部4と、
ヤーンキャリア部5と,シンカー部6とを備えている。
【0015】編成部3の上方には吸塵・排出装置7が設
けられている。吸塵・排出装置7は、固定された円筒状
フィルター8と、例えばモータファン9を有する吸気・
送風手段と、フィルター8の内壁に沿って回転する清掃
手段10と、この清掃手段を回転させる清掃手段駆動手
段11から構成される。
【0016】フィルター8は2分割、またはそれ以上分
割されたものをつないで使用してもよい。フィルター8
の面には格子状の多数の孔が穿設されている。孔の大き
さは、1インチ当り20−40メッシュが好ましく、最
も好ましいのは30メッシュである。フィルターの代わ
りに同程度の網目を有する金網又は打抜き鋼板を使用す
ることも出来る。
【0017】フィルター8は、底部が図3に示すよう
に、給糸装置12の上部近傍まで張り出した円形状の底
部13に固定されていて回転不能である。給糸装置は通
常の方法でベッド上に立てられたポストを介して取り付
けられている。前記底部13は、その中央部が開口部1
4となっている。開口部14の下側には、空気が図1の
矢方向に流れるような向きにモータファン9が底板13
に支持されている。
【0018】図3に示すように、清掃手段10は、先端
開口部10aと、機軸まで水平に伸びる第1水平部分1
0bと、機軸に沿って編機上部に突出する垂直部分10
cと、第2水平部分10dと、方向変換部分に位置する
エルボ10eと、T字管10fと、機外の吸入機29ま
で続くフレキシブルチューブ10gからなる。このう
ち、先端開口部10a、水平部分10b、垂直部分10
c、エルボ10eは一体的に回転可能であり、T字管1
0fと第2水平部材10dは駆動手段11上に固定され
ている。清掃手段10は、フレキシブルチューブ10g
を介して、機外に設置された吸入機15に連結されてい
る。(図1参照)
【0019】清掃手段を回転させる駆動手段11は、ギ
ヤードモータ16の軸端部に取り付けた第1平歯車17
と、その平歯車17と噛合する、清掃手段の垂直部分1
0cの外周に取り付けられた第2平歯車18からなる。
したがって、ギヤードモータ16の回転は、垂直部分1
0cから先端開口部10aまでを一体的に回転させる。
先端開口部10aは、フィルター8の内壁に沿って回転
しながら、除塵する。ギヤードモータ16はモータ台1
9を介してセンター部材20上に取り付けられている。
このギヤードモータ16は、作動時間をタイマーなどセ
ットしておくことにより、定期的に低速で回転するよう
になっている。
【0020】前記吸気・送風モータファン9の下方に
は、吸気筒21が設けられている。吸気筒21は、例え
ば、垂直方向に複数個に分割された透明なプラスチック
などの材質からなり、中心軸22から半径方向に伸びて
いる各サポート23(図4参照)によって支持されてい
る。吸気筒21の径の大きさは、編成部3へ給糸する糸
案内装置の外側の径とほぼ同じ大きさであるのが好まし
い。吸気筒21の上部は、吸気・送風モータファン9と
の間に上部隙間24が、下部は編成部3との間に下部隙
間25がそれぞれ構成されている。下部隙間25は出来
るだけ狭くするほうが好ましい。
【0021】図4に示すように、空気の流れによってシ
リンダーの冷却を行なうオリフィス26が編成部の下方
に設けられている。オリフィス26は、オリフィスディ
スク27の外周部とシリンダー基筒部29の内径部の間
に形成される。オリフィスディスク27は透明なプラス
チックなどの材質からなるのが好ましいが、鉄板、アル
ミ板などでもよい。オリフィスディスク27は回転シリ
ンダー28を支持しているシリンダー基筒部29の内径
底部に位置するように中心軸22に取り付けられてい
る。オリフィスの幅は、2〜5cmが好ましい。オリフ
ィスディスク27は、楕円形または円錐形でもよい。
【0022】吸気・送風モータファン9に通電したと
き、図1に示すように、矢方向即ち上方に向けて送風す
る。その結果、吸気側では回転シリンダー28の上部、
特に、針やシンカーにより糸が編目に形成される過程で
発生する繊維屑が吸い寄せられ、吸い寄せられた繊維屑
は空気の流れによってフィルター8の内壁に付着する。
フィルター8の内壁に集積した繊維屑などは、清掃手段
10の先端開口部10aを駆動部11によって回転させ
ることにより吸引・除去される。
【0023】同時に、図4に示すように、吸気筒21の
上部隙間24および下部隙間25(図1参照)から、さ
らにオリフィス26を通って下方から上方に向かって空
気が吸い寄せられる。特に、吸気筒21の下部隙間25
をできるだけ狭くすることにより、編成部の外側でシリ
ンダー針部とシンカー部の表面のそれぞれの隙間に空気
の流れを生じて、シリンダー針部とシンカー部が冷却さ
れる。また、シリンダー28と編地N間では、オリフィ
ス26によってエヤー通路30に流れる空気の量が増え
ると共に、流れが早くなり、シリンダー28が冷却され
るのである。
【0024】図5は、本発明の第2実施例に係わる丸編
機の除塵・空冷装置であって、第1実施例において詳述
したオリフィス(図4参照)を備えると共に、集塵装置
を設けた実施例の縦側断面の立面図である。この第2実
施例が第1実施例と異なるところは、第2実施例では吸
気筒31内に吸気・送風手段(例えばモータファン9)
を収容したことである。さらに、フィルター32と先端
開口部の関係が第1実施例とは逆であり、第2実施例で
はフィルター32が回転し、繊維屑などを吸引する先端
開口部がフィルターの内壁に近接して固定されている。
【0025】同図において、フィルター32はフィルタ
ー駆動手段11Aによって回転される。フィルター32
の下側において、モータファン9が矢方向に送風される
ような向きにポスト33から機械中心方向に伸びる各ス
テイ34によって支持されている。モータファン9の外
側には、シリンダー28の上部まで垂下された吸気筒3
1が設けられている。
【0026】図6は、本発明の第3実施例に係わる繊維
屑などの吸塵・空冷装置を備えた丸編機であって、第1
実施例において詳述したオリフィス(図4参照)を備え
ると共に、集塵装置を設けた実施例の縦側断面の立面
図、図7はその平面図である。
【0027】編成部3の上方には、吸塵・排出装置35
が設けられている。吸塵・排出装置35は、吸塵ダクト
36と、吸塵ダクトに設けた吸気・送風モータファン9
と、集塵用ネット37と、集塵収容ボックス38で構成
される。吸塵ダクト36は、吸気開口部39を有する第
1垂直部分40と、第1屈折部分41と、機械の半径方
向に設けられた水平部分42と、第2屈折部分43と、
編機の外側に垂下された排気開口部44を有する第2垂
直部分45からなる。第1垂直部分40の吸気開口部3
9は、複数個のフレーム46で支持されており、そして
吸気開口部39の底部には、吸気・送風モータファン9
が取り付けられている。別の構成として、吸気・送風モ
ータファン9は、水平部分42に取り付けることも可能
であり、また、排気開口部44の底部に取り付けること
も可能である。
【0028】吸気開口部39の下側には、吸気筒21が
各ステイ23によって取り付けられている。吸気筒21
は、上部において吸気開口部39との間に隙間24が設
けられていると共に、下部25において編成上部にわた
って垂下されている。
【0029】なお、上部隙間24および下部隙間25の
隙間からのエヤーの吸い込み量を調整するために吸気筒
21を外側と内側の二重構造にして、少なくとも一方を
摺動可能にすることにより吸気筒の高さを調整可能にす
ることもできる。この二重構造にした吸気筒21は、糸
切れなどのトラブル時、編成部における修復作業性を容
易にする。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術と異なりモー
タファンで繊維屑を吹き飛ばすのではなく、繊維屑を除
去回収する装置を備えたことにより、編機本体をカーテ
ン状のもので個々に遮蔽する必要もなくなり、また、隣
接の編機またはクリルスタンドから繊維屑などが飛来し
てきても、編成部に達するまでに送風手段の空気の流れ
に乗り繊維屑などが集塵される。このことは、特に、色
糸を使用して編み立てるときに、浮遊した色糸が隣接す
る編機に飛び込んで編地の品質を低下させるのを防ぐこ
とができる点で重要である。また、停台する編機が少な
くなり、稼動率が向上すると共に、編立工場内の見通し
が良くなって作業性が向上する。更に、空気中に浮遊す
る繊維屑などが少なくなって、作業者に対する環境衛生
が良好に保たれる。しかも構造が簡単で安価である。
【0031】さらに本発明では、吸気筒の下端を編針お
よびシンカーにできるだけ近付けることにより、編成部
の外側でシリンダー針部とシンカー部の表面のそれぞれ
の隙間に空気の流れを生じて、シリンダー針部とシンカ
ー部が冷却される。また、編成部の下方にオリフィスを
設けることにより、シリンダーの内側と編地の間を空気
が流れるようにすることによって、温度が上昇したシリ
ンダーを冷却することができる。
【0032】室温26℃、無負荷状態で1120時間回
した後、各部の温度を測定することにより、オリフィス
および吸気筒を取り付けた場合と、取り付けない場合と
で各部の温度上昇を比較する実験を行なった。結果は表
1の通りである。表中、AないしFは、図4に付記され
ている符号である。
【0033】
【表1】 本発明 従来 温度差 オリフィス・ オリフィス・ 吸気筒あり 吸気筒なし シリンダー内径上部A 65.2℃ 73.4℃ 8.2℃ シリンダー内径外部B 61.9℃ 66.7℃ 4.8℃ シリンダー基筒内面中央部C 54.9℃ 61.4℃ 6.5℃ カムホルダー表面D 59.1℃ 65.4℃ 6.3℃ シンカーキャップ上部E 40.4℃ 57.2℃ 16.8℃ シンカーダイアル外周F 52.0℃ 72.8℃ 12.8℃
【0034】この表より、本発明においてオリフィスを
設けることにより、編成部のいずれの箇所においても顕
著に温度が低減していることが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例に係わる繊維屑な
どの吸塵・排出装置及び空冷装置を備えた丸編機の立面
図である。
【図2】図1の編成要部の拡大断面図である。
【図3】フィルター手段およびその駆動部を示す一部分
断面図である。
【図4】本発明に係わる編成部の下方に配置したシリン
ダー空冷装置の拡大断面図である。
【図5】本発明第2実施例に係わる、吸塵装置と空冷装
置を兼備した丸編機の立面図である。
【図6】本発明第3実施例に係わる、吸塵装置と空冷装
置を兼備した丸編機の立面図である。
【図7】図6の平面図である。
【符号の説明】
3 編成部 12 給糸装置 7,35 吸塵・排出装置 8,32 フィルター手段(フィルター) 9 吸気・送風手段(モータファン) 10 清掃手段 10a 先端開口部 11 清掃手段駆動手段(ギヤードモータ) 21 吸気筒 28 回転シリンダー 30 エヤー通路 37 集塵用ネット 38 集塵用ボックス 44 排気開口部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編成部(3)及びその周辺において発生
    する繊維屑などに対して吸引作用を及ぼす少なくとも1
    個の吸気・送風手段(24)を設けると共に、編成部
    (3)の下方において、シリンダー(28)と編地
    (N)の間にオリフィス(26)を設けたことを特徴と
    する丸編機における繊維屑などの吸塵・排出装置および
    それを利用した編成部品冷却装置。
  2. 【請求項2】 オリフィス(26)がオリフィスディス
    ク(27)によって形成されている請求項1記載の装
    置。
  3. 【請求項3】 編成部(3)の中央上部に吸気筒(2
    1)を設けた請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 吸気筒(21)を外側と内側の二重構造
    にして、少なくとも一方を摺動可能にすることにより吸
    気筒の高さを調整可能にした請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 吸気・送風手段(9)を編成部(3)の
    中央上部に設けると共に、吸気・送風手段の上部にフィ
    ルター手段(8)を設け、さらにフィルター手段の清掃
    手段(10)と、清掃手段を適宜回転させる清掃手段駆
    動手段(11)を設けてなる請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の装置。
  6. 【請求項6】 吸気・送風手段(9)を編成部(3)の
    中央上部に設けると共に、吸気開口部(39)と機械の
    側部に配された排気開口部(44)とを吸塵ダクト(3
    5)で接続し、排気開口部(44)から繊維屑などを集
    塵収容ボックスに集塵する請求項1ないし4のいずれか
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 吸気・送風手段(9)を排気開口部(4
    4)付近に設けると共に吸気開口部(39)と機械の側
    部に配された排気開口部(44)とを吸塵ダクト(3
    5)で接続し、排気開口部(44)から繊維屑などを集
    塵収容ボックス(38)に集塵する請求項1ないし4の
    いずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも1個の送風手段(9)を設け
    ると共に、編成部(3)の下方において、シリンダー
    (28)と編地(N)の間にオリフィス(26)を設け
    たことを特徴とする丸編機におけるシリンダー空冷装
    置。
  9. 【請求項9】 送風手段(9)が編成部(3)及びその
    周辺のエヤーに対して吸引作用を及ぼす請求項8記載の
    装置。
  10. 【請求項10】 編成部(3)の中央上部に吸気筒(2
    1,31)を設けた請求項8又は9記載の装置。
JP5111021A 1993-02-02 1993-04-13 丸編機における繊維屑などの吸塵・排出装置およびそれを利用した編成部品冷却装置 Pending JPH06287844A (ja)

Priority Applications (5)

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JP5111021A JPH06287844A (ja) 1993-02-02 1993-04-13 丸編機における繊維屑などの吸塵・排出装置およびそれを利用した編成部品冷却装置
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ES94101535T ES2107696T3 (es) 1993-02-02 1994-02-02 Aparato para recoger y eliminar residuos de fibras y para una maquina circular de genero de punto.
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EP94101535A EP0609856B1 (en) 1993-02-02 1994-02-02 Fiber waste collector/remover and cooling apparatus for use with a circular knitting machine

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3947293 1993-02-02
JP5-39472 1993-02-02
JP5111021A JPH06287844A (ja) 1993-02-02 1993-04-13 丸編機における繊維屑などの吸塵・排出装置およびそれを利用した編成部品冷却装置

Publications (1)

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JPH06287844A true JPH06287844A (ja) 1994-10-11

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ID=26378871

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