JPH06273653A - フレキシブルプリント基板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】配線効率の良いフレキシブルプリント基板を提
供することを目的とする。 【構成】撮影光学系を有するレンズ鏡筒内に配置される
フレキシブルプリント基板５において、上記撮影光学系
の光軸に対し略垂直な平面上において、中央に上記撮影
光学系の光束が通過する開口部を有する円環形状に形成
した円環形状部１６と、この円環形状部１６より外方に
突出し、電気部品９，１０，１１を実装すると共に、レ
ンズ鏡筒内に収納する際に、光軸方向に延出して上記円
環形状部１６に対して曲折する突出基板部６，７，８
と、上記円環形状部１６に配設し、他の部材と電気的に
接続する接触接点部１３，１４と、上記円環形状部１６
において、上記接触接点部１３，１４が配設される部分
の外方に突出し、該接触接点部１３，１４を迂回する配
線パターン１６Ａを配設した迂回突出基板部１７，１８
とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルプリント
基板、詳しくは、撮影光学系を有するレンズ鏡筒内に配
置されるフレキシブルプリント基板に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、撮影光学系を有するレンズ鏡筒内
に配置されるフレキシブルプリント基板は、種々提案さ
れており、たとえば、特開昭６３−１６６２９３号公報
には、レンズ鏡筒後部に略円環形状のフレキシブルプリ
ント基板を収納し、該略円環形状部に電気部品を実装す
る技術手段が開示されている。

【０００３】また、該技術手段においては、円環形状部
から、マウント等の他部品との接続部が突出して形成さ
れている。

【０００４】さらに、実開昭６３−１０６１９０号公報
には、帯形状のフレキシブルプリント基板に電気部品を
実装し、該フレキシブルプリント基板を光軸と平行方向
に多角形状に折り曲げて円筒形状あるいは多角形状の筐
体内壁面に沿って収納する技術手段が提案されている。

【０００５】一方、特願平５−５４３５５号において
は、レンズ鏡筒部材とレンズマウント側の外装部材によ
り形成される空間内に配設される、圧接接続用の接触接
点部を有した略円環形状のフレキシブルプリント基板が
提案されている。この略円環形状部には突出基板部が形
成されており、電気部品が実装され、該部品実装平面部
が光軸に対して略平行となるように該突出基板部を光軸
と垂直な折曲部において折り曲げられ、レンズ鏡筒内に
収納されるようになっている。また、該フレキシブルプ
リント基板は、図１０に示すように、フレキシブルプリ
ント基板１０１の円環形状部１０２上に、圧接接続用の
ランド部１０３および接続用ビス孔１０４が配設されて
いる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開昭
６３−１６６２９３号公報および実開昭６３−１０６１
９０号公報に示される技術手段では、フレキシブルプリ
ント基板が光路径が大きいレンズを有するレンズ鏡筒内
に収納される場合、該基板面積が小さくなり、電気部品
を実装するスペースおよび配線スペースが限定され、大
幅な引き回し変更等が必要となり、部品間の接続が不能
になる虞もある。

【０００７】また、他部品との接続配線部が外部に引き
出されるために配線工程および基板面積が増大し、コス
トの増大を招くことにもなる。

【０００８】さらに、実開昭６３−１０６１９０号公報
に示される技術手段では、フレキシブルプリント基板が
帯状であるため、実装する部品点数が多くなると、該実
装部品により配線が阻止され、高密度実装が困難とな
る。また、フレキシブルプリント基板における円周方向
の端部間の配線が長大となり、配線設計効率が悪くな
る。

【０００９】一方、上記特願平５−５４３５５号におい
て提案されたフレキシブルプリント基板は、図１０に示
すように、円環形状部１０２上に、圧接接続用のランド
部１０３および接続用ビス孔１０４が配設されているた
め、配線スペースが減少している。

【００１０】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、上記問題点を解消し、配線効率の良いフレキ
シブルプリント基板を提供することを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために本発明によるフレキシブルプリント基板
は、撮影光学系を有するレンズ鏡筒内に配置されるフレ
キシブルプリント基板において、上記撮影光学系の光軸
に対し略垂直な平面上において、中央に上記撮影光学系
の光束が通過する開口部を有する円環形状に形成した第
１部分と、この第１部分より外方もしくは内方に突出
し、電気部品を実装すると共に、レンズ鏡筒内に収納す
る際に、光軸方向に延出して上記第１部分に対して曲折
する第２部分と、上記第１部分に配設し、他の部材と電
気的に接続する電気接続部と、上記第１部分において、
上記接続部が配設される部分の外方もしくは内方に突出
し、該接続部を迂回する導通パターン部を配設した第３
部分とを具備したことを特徴とする。

【００１２】

【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。

【００１３】図１は、本発明の第１実施例を示すフレキ
シブルプリント基板の展開図であり、図２は、該第１実
施例のフレキシブルプリント基板をレンズ鏡筒内に収納
する際の状態を示した分解斜視図である。

【００１４】このフレキシブルプリント基板５は、撮影
レンズの光軸に対し略垂直な平面上において、中央に上
記撮影レンズの光束が通過する開口部を有する略円環形
状に形成された円環形状部１６を有し、この円環形状部
１６と同一平面上において複数の突出基板部６，７，８
およびマウント接点部１５がそれぞれ該円環形状部１６
から外方に向けて延出形成されている。

【００１５】上記突出基板部６，７，８は、図中、紙面
手前側にそれぞれ電気部品９，１０，１１が実装される
ようになっており、また、該突出基板部６，７，８の基
端部には、図中、２点鎖線で示す折曲部６Ａ，７Ａ，８
Ａが形成されている。これら突出基板部６，７，８は、
フレキシブルプリント基板５がレンズ鏡筒に収納される
際に上記各折曲部６Ａ，７Ａ，８Ａにおいて該円環形状
部１６に対して図中、紙面裏面側に向けて略９０°折曲
するようになっている（図２参照）。

【００１６】上記マウント接点部１５は、円環形状部１
６における、上記突出基板部６，７，８の延出位置とは
異なる位置より外方に向けて延出しており、さらに、先
端部は部分円弧形状に２手に分岐延出し、該延出部には
複数の接点部が配設されている。そして、レンズ鏡筒に
収納される際には、該マウント接点部１５は、その基端
部において上記突出基板部６，７，８とは異なる向きに
折曲し、上記円環形状部１６と重合して着接するように
なっている（図２参照）。

【００１７】また、上記円環形状部１６には電気部品等
は実装されず、配線パターンのみが配設されている。図
中、符号１３および１４は、レンズ鏡筒内の他回路との
圧接接続用の接触接点部である。これら接触接点部１
３，１４は、レンズ鏡筒組立後に後述するレンズマウン
ト側のマウント接合部１９（図２参照）を取り外した際
に視認可能な位置に露呈して配置されている。

【００１８】上記接触接点部１３は、上記マウント接点
部１５の近傍の円環形状部１６に配置されていて、マウ
ント接点部１５からの配線パターンが導かれている。ま
た、該円環形状部１６における上記接触接点部１３およ
び接触接点部１４の中央部には、フレキシブルプリント
基板５の取付用ビス孔１２がそれぞれ穿設されている。

【００１９】上記円環形状部１６における上記接触接点
部１３および接触接点部１４の近傍には、外方に向けて
迂回突出基板部１７，１８が突出形成されている。この
迂回突出基板部１７，１８には、図示の如く、上記接触
接点部１３あるいは接触接点部１４を迂回した配線パタ
ーン１６Ａが配設されている。

【００２０】図２は、このように構成されたフレキシブ
ルプリント基板５をレンズ鏡筒内に収納する際の組立状
態を示しており、図中、符号１９はレンズマウント側の
マウント接合部、符号２０はレンズ鏡筒である。

【００２１】該レンズ鏡筒２０は、上部に内向フランジ
面が形成されており、該フランジ面には、光軸方向に略
平行な空間部２１，２２，２３の開口がそれぞれ穿設さ
れている。そして、上記フレキシブルプリント基板５の
上記突出基板部６，７，８を、上述したように、上記各
折曲部６Ａ，７Ａ，８Ａにおいて上記円環形状部１６に
対して図１中、紙面裏面側に向けて略９０°折曲し、該
突出基板部６，７，８をそれぞれ対応する開口より嵌装
して上記空間部２１，２２，２３内に収納するようにな
っている。

【００２２】このとき、フレキシブルプリント基板５の
円環形状部１６は、その下面が上記レンズ鏡筒２０のフ
ランジ面に略当接するようになっており、また、上記マ
ウント接点部１５は、上記円環形状部１６の上面に向け
て略１８０°ほど折曲されて該円環形状部１６上面に重
合着接するようになっている。

【００２３】さらに、上記レンズ鏡筒２０の内向フラン
ジ部内壁面における一対向面には、上記フレキシブルプ
リント基板５がレンズ鏡筒２０に収納される際に、上記
迂回突出基板部１７，１８に対応する凹部が形成されて
いる。そして、上述の如くフレキシブルプリント基板５
がレンズ鏡筒２０に収納された際に、上記迂回突出基板
部１７，１８が該凹部に嵌装するようになっている。

【００２４】また、上記フレキシブルプリント基板５が
収納された際に、上記接触接点部１３および接触接点部
１４の配置位置よりも内方のフランジ面には、該フラン
ジ面の下方よりそれぞれフレキシブルプリント基板２
５，２４の先端部が貫通突設している。

【００２５】上記フレキシブルプリント基板２５，２４
は、レンズ鏡筒２０内部において絞り駆動用モータ等の
各種アクチュエータと接続されていて、該フレキシブル
プリント基板２５，２４の先端部外方側面には、それぞ
れ上記接触接点部１３あるいは接触接点部１４に対応す
る接触接点部２５Ａ，２４Ａがそれぞれ形成されてい
る。また、該接触接点部２５Ａ，２４Ａの中央には上記
取付用ビス孔１２に対応した穿孔がそれぞれ穿設されて
いる。さらに、該先端部外方側のフランジ面の、上記穿
孔に対向する位置には、それぞれタップ用孔が形成され
た係合部が突出形成されている。

【００２６】そして、上記フレキシブルプリント基板５
をレンズ鏡筒２０に収納後、フレキシブルプリント基板
２５，２４の先端部はそれぞれ外方に向けて略９０°ほ
ど折曲され、上記接触接点部２５Ａ，２４Ａが上記各接
触接点部１３，１４の上面にそれぞれ重合して当接され
る。さらに、取付ビス２７をワッシャ３３を介して上記
先端部穿孔および取付用ビス孔１２から上記係合部に螺
着する。これにより、上記接触接点部１３，１４と接触
接点部２５Ａ，２４Ａとは電気的に圧接接続されること
になる。

【００２７】上記フレキシブルプリント基板５がレンズ
鏡筒２０に収納された後、レンズマウント側のマウント
接合部１９を、該レンズ鏡筒２０に重置して外向フラン
ジ部において取付ビス２６で固着して、レンズ鏡筒部を
構成する。なお、このとき、該マウント接合部１９の上
面から下面にかけて貫設されたマウント接点部が、上記
マウント接点部１５の各接点部と接合するようになって
いる。

【００２８】図３は、上記フレキシブルプリント基板５
をレンズ鏡筒２０内に収納した際の、該レンズ鏡筒２０
を上面から見た平面図である。

【００２９】上述した構成による本第１実施例のフレキ
シブルプリント基板によると、円環形状部上に圧接接続
用の接触接点部が配設されている場合であっても、配線
パターンの設計が容易に行えると共に、円環形状部の幅
を全周にわたり広げる必要もなく、効率的な配線設計を
可能にした。また、マウント接点部の近くに該接触接点
部を配設したので、マウント部から該接点部への配線長
が短くなり、新たな配線スペースを確保すると共に、ノ
イズの混入を軽減することが可能となった。

【００３０】次に、本発明の第２実施例について説明す
る。

【００３１】図４は、上記第２実施例を示すフレキシブ
ルプリント基板の展開図であり、図５は、該第２実施例
のフレキシブルプリント基板をレンズ鏡筒内に収納する
際の状態を示した分解斜視図である。また、図６は、本
第２実施例のフレキシブルプリント基板をレンズ鏡筒内
に収納した際の、該レンズ鏡筒を上面から見た平面図で
ある。なお、上記第１実施例と同一符号を付与した部分
は同様な構成・作用を示すので、ここでの説明は省略す
る。

【００３２】この第２実施例のフレキシブルプリント基
板２８は、第１実施例のフレキシブルプリント基板に対
して、折曲部を有する迂回突出基板部２９，３０を突出
形成した点が異なる。

【００３３】この迂回突出基板部２９，３０は、上記迂
回突出基板部１７，１８と同様に、接触接点部１３ある
いは接触接点部１４を迂回して配線パターンが配設され
ており、その基端部には、それぞれ図４中、２点鎖線で
示す折曲部３１，３２が形成されている。これら突出基
板部２９，３０は、フレキシブルプリント基板２８がレ
ンズ鏡筒３５（図５参照）に収納される際に、上記各折
曲部３１，３２において該円環形状部１６に対して図
中、紙面手前側に向けて略１８０°折曲され、該円環形
状部１６上方部に重合して当接するようになっている。

【００３４】上記レンズ鏡筒３５は、上記第１実施例に
おけるレンズ鏡筒２０とほぼ同一の形状を成すが、該レ
ンズ鏡筒２０に形成されていた、内向フランジ部内壁面
における一対の凹部が形成されていない。

【００３５】その他の構成は上記第１実施例と同様なの
でここでの説明は省略する。

【００３６】上記フレキシブルプリント基板２８をレン
ズ鏡筒３５に収納する際には、まず、上記第１実施例と
同様に突出基板部６，７，８を上記各折曲部６Ａ，７
Ａ，８Ａにおいて略９０°折曲し、該突出基板部６，
７，８をそれぞれ対応する開口より嵌装して上記空間部
２１，２２，２３内に収納する。そして、フレキシブル
プリント基板２５，２４の先端部をそれぞれ外方に向け
て略９０°折曲し、上記接触接点部２５Ａ，２４Ａを上
記各接触接点部１３，１４の上面にそれぞれ重合して当
接させる。さらに、取付ビス２７をワッシャ３３を介し
て上記先端部穿孔および取付用ビス孔１２から上記係合
部に螺着する。これにより、上記接触接点部１３，１４
と接触接点部２５Ａ，２４Ａとは電気的に圧接接続され
る。

【００３７】この後、さらに、上記迂回突出基板部２
９，３０を上記各折曲部３１，３２において該円環形状
部１６に対して図４中、紙面手前側に向けて略１８０°
折曲し、上記フレキシブルプリント基板２５，２４先端
部の、さらに上面に当接させる。

【００３８】そして、上記フレキシブルプリント基板２
８がレンズ鏡筒３５に収納された後、上記第１実施例と
同様に、レンズマウント側のマウント接合部１９を、該
レンズ鏡筒３５に重置して外向フランジ部において取付
ビス２６で固着して、レンズ鏡筒部を構成する。

【００３９】このような構成による本第２実施例のフレ
キシブルプリント基板によると、上記第１実施例におけ
る効果に加え、レンズ鏡筒に形成されていた、内向フラ
ンジ部内壁面における一対の凹部を必要とせず、構成が
簡略化される。

【００４０】次に、本発明の第３実施例について説明す
る。

【００４１】図７は、上記第３実施例を示すフレキシブ
ルプリント基板をレンズ鏡筒内に収納する際の、該レン
ズ鏡筒を上面から見た平面図である。また、図８は、上
記図７におけるＡ−Ａ’断面を示した拡大断面図であ
る。なお、上記第１，第２実施例と同一符号を付与した
部分は同様な構成・作用を示すので、ここでの説明は省
略する。

【００４２】この第３実施例のフレキシブルプリント基
板２８は、上記第２実施例のフレキシブルプリント基板
２８と同様な構成を成しているが、該フレキシブルプリ
ント基板２８をレンズ鏡筒３６に収納する際に、上記迂
回突出基板部２９，３０を反対方向、すなわち、レンズ
鏡筒３６側に向けて折曲する点が異なっている。

【００４３】また、図８中、符号３４は、上記第１，第
２実施例と同様な取付ビス２７が螺着される係合部材で
ある。なお、該係合部材３４は、該レンズ鏡筒３６のフ
ランジ面からは離間して配設されている。

【００４４】その他の構成は上記第１，第２実施例と同
様なのでここでの説明は省略する。

【００４５】このような構成による本第２実施例のフレ
キシブルプリント基板によると、上記第１，第２実施例
の効果に加え、上記係合部材３４がレンズ鏡筒３６のフ
ランジ面に固定されていないため、レンズ鏡筒を組立る
際に、フレキシブルプリント基板２８上における取付ビ
ス用孔１２（図８参照）を損傷させることがない。

【００４６】なお、上記各実施例では、フレキシブルプ
リント基板の折曲部には図示されない切欠部または多数
の連続する孔を穿設するか、あるいはカバーレイを除去
して折れ曲がりやすくしている。

【００４７】また、上記各実施例では、電気部品はフレ
キシブルプリント基板の片面上のみに実装されている
が、これに限ることなく、両面ともに実装されてもよ
い。

【００４８】さらに、上記各実施例においてマウント接
点部１５は円環形状部１６の外方に向けて延出形成した
が、該円環形状部１６の内方に向けて延出しても同様な
効果が得られる。

【００４９】また、上記第２，第３実施例において、各
迂回突出基板部１７，１８，２９，３０はそれぞれ円環
形状部１６の外方のみに向けられて延出形成している
が、図９に示すように、該円環形状部１６より内方また
は内方、外方のどちらに向けて延出形成しても良い。

【００５０】さらに、上記各実施例において、接触接点
部の接続は圧接することにより実現しているが、これに
限ることなく、半田による接続，ジャンパ線およびコネ
クタ等による接続によってなされてもよい。

【００５１】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、配
線効率の良いフレキシブルプリント基板が提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を示すフレキシブルプリン
ト基板の展開図である。

【図２】上記第１実施例のフレキシブルプリント基板を
レンズ鏡筒内に収納する際の状態を示した分解斜視図で
ある。

【図３】上記第１実施例のフレキシブルプリント基板を
レンズ鏡筒内に収納した際の、該レンズ鏡筒を上面から
見た平面図である。

【図４】本発明の第２実施例を示すフレキシブルプリン
ト基板の展開図である。

【図５】上記第２実施例のフレキシブルプリント基板を
レンズ鏡筒内に収納する際の状態を示した分解斜視図で
ある。

【図６】上記第２実施例のフレキシブルプリント基板を
レンズ鏡筒内に収納した際の、該レンズ鏡筒を上面から
見た平面図である。

【図７】本発明の第３実施例のフレキシブルプリント基
板をレンズ鏡筒内に収納した際の、該レンズ鏡筒を上面
から見た平面図である。

【図８】上記第３実施例のフレキシブルプリント基板
の、上記図７におけるＡ−Ａ’断面を示した拡大断面図
である。

【図９】上記第２，第３実施例のフレキシブルプリント
基板における変形例を示した展開図である。

【図１０】従来のフレキシブルプリント基板の１例を示
す展開図である。

【符号の説明】

５…フレキシブルプリント基板 ６，７，８…突出基板部 ６Ａ，７Ａ，８Ａ…折曲部 ９，１０，１１…電気部品 １３，１４…接触接点部 １５…マウント接点部 １６…円環形状部 １６Ａ…配線パターン １７，１８…迂回突出基板部 １９…マウント接合部 ２０…レンズ鏡筒

【手続補正書】

【提出日】平成６年５月２４日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００１

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルプリント
基板、詳しくは、撮影光学系を有するレンズ鏡筒内に配
置されるフレキシブルプリント基板に関する。

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１６

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１６】上記マウント接点部１５は、円環形状部１
６における、上記突出基板部６，７，８の延出位置とは
異なる位置より外方に向けて延出しており、さらに、先
端部は部分円弧形状に２手に分岐延出し、該延出部には
マウントピンが挿入される複数の穴部が配設されてい
る。そして、レンズ鏡筒に収納される際には、該マウン
ト接点部１５は、その基端部において上記突出基板部
６，７，８とは異なる向きにＵ字状に湾曲されるように
なっている。

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図８

【補正方法】変更

【補正内容】

【図８】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】撮影光学系を有するレンズ鏡筒内に配置さ
   れるフレキシブルプリント基板において、 上記撮影光学系の光軸に対し略垂直な平面上において、
   中央に上記撮影光学系の光束が通過する開口部を有する
   円環形状に形成した第１部分と、 この第１部分より外方もしくは内方に突出し、電気部品
   を実装すると共に、レンズ鏡筒内に収納する際に、光軸
   方向に延出して上記第１部分に対して曲折する第２部分
   と、 上記第１部分に配設し、他の部材と電気的に接続する電
   気接続部と、 上記第１部分において、上記接続部が配設される部分の
   外方もしくは内方に突出し、該接続部を迂回する導通パ
   ターン部を配設した第３部分と、 を具備したことを特徴とするフレキシブルプリント基
   板。