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JPH0627843Y2 - アキュムレータ - Google Patents

アキュムレータ

Info

Publication number
JPH0627843Y2
JPH0627843Y2 JP9750488U JP9750488U JPH0627843Y2 JP H0627843 Y2 JPH0627843 Y2 JP H0627843Y2 JP 9750488 U JP9750488 U JP 9750488U JP 9750488 U JP9750488 U JP 9750488U JP H0627843 Y2 JPH0627843 Y2 JP H0627843Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
pipe
gas
hole
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9750488U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0218902U (ja
Inventor
克実 松井
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
Priority to JP9750488U priority Critical patent/JPH0627843Y2/ja
Publication of JPH0218902U publication Critical patent/JPH0218902U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0627843Y2 publication Critical patent/JPH0627843Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はアキュムレータに関し、特に、流路内に配設
することのできるアキュムレータに関するものである。
〔従来の技術および解決しようとする課題〕
従来、流路内に発生する脈動を吸収するようになってい
るアキュムレータにあっては、流体の配管から支管を立
ち上がらせてアキュムレータを配設するようになってお
り、この場合、アキュムレータの封入ガス容積を算出す
る際に前記配管から立ち上がった支管の部分の長さと、
断面積とが影響していた。
この考案は、配管の内部に配設できて、支管を必要とし
ないので、支管の長さと、その断面積との影響がないと
ともに、全体を小型とすることができ、しかも、配管内
に簡単に取付けることのできるアキュムレータを提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの考案は、中央部にガ
ス封入用の孔が穿設されたガスポートと、一端が閉塞さ
れた筒状をなすとともに、その他端の開口部が前記ガス
ポートに被嵌される可撓性部材と、前記ガスポートおよ
び可撓性部材が一端に挿入固定される筒状のシェルと、
このシェルよりも大径であってねじまたは止め輪により
配管等の内部に取り付けられる大径部、この大径部より
も小径となっている小径部、中央孔、この中央孔に連通
して前記小径部の外周面に開口する孔をそれぞれ有する
とともに、その孔が閉塞しない状態で前記シェルの他端
に挿入固定されるオイルポートとを具え、前記ガスポー
トと可撓性部材との間でガス室を、また、前記オイルポ
ート、シェルおよび可撓性部材との間で流体室をそれぞ
れ形成したという構成を有しているものである。
〔作用〕
この考案は上記の手段を採用したことにより、全体を小
型とすることができるとともに、配管等の内部に位置さ
せることができて、取付けスペースが小さいものでも取
付けられることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。
第1図にはこの考案によるアキュムレータの実施例が示
されていて、このアキュムレータは、配管またはブロッ
ク13に設けた孔14内に配設されるものであって、配
管またはブロック13の内面に当接する大径部2の上部
に小径部3が設けられ、それらを貫通して中心孔4が穿
設されているとともに、小径部3の周面に、前記中心孔
4と連通する孔5が開口しているオイルポート1と、中
心孔6を有するガスポート7とを円筒状のシェル8で連
結して一体にするとともに、ガスポート7とシェル8と
の間で、一端が閉塞した筒状のゴム製のブラダ9の開口
端を挟持して固定してある。
この場合、前記オイルポート1とシェル8との間は、た
とえば、熔接10で連結され、また、シェル8とガスポ
ート7との間は止め輪11によってガスポート7がシェ
ル8の内部に進入するのが阻止されている。
したがって、前記オイルポート1とシェル8とブラダ9
との間で流体室Aが形成されるとともに、ブラダ9とガ
スポート7との間でガス室Bが形成されており、前記ガ
スポート7を介してN2ガスを封入した際には、このガ
スの圧力が前記ガスポート7をシェル8から突出させる
ように作用するのでブラダ9の挟持が確実になる。
また、上記のようにシェル8の内部にガスポート7を挿
入して取付けることができるので、シェル8とガスポー
ト7との間をねじ連結する場合と比較してシェル8の外
径を小さくすることができ、したがって、アキュムレー
タ全体の外径を小さくすることができることとなる。
なお、12はガスポート7のガス封入側に取付けるキャ
ップである。
つぎに前記のものの作用について説明する。
まず、前記のように構成されているアキュムレータを、
その前記オイルポート1側を流れの上流側に位置して配
管またはブロック13に設けた孔14の内部に挿入す
る。
この場合、前記配管等13の内部に段部13aを形成
し、この段部13aに、オイルポート1の大径部2の小
径部側の側面が当接するようにし、その状態で止め輪1
5で固定し、また、前記ブラダ9の内部には前記ガスポ
ート7を介してあらかじめ所定の圧力を封入しておく。
上記で取付けが完了するものであり、配管等13内に流
体が流れると、この流体は、まず、オイルポート1の中
心孔4に流入し、その一部はオイルポート1とシェル8
とブラダ9とで形成される流体室Aに流入して、前記ブ
ラダ9の内部のガス室Bの圧力と平衡し、また、一部は
孔5を介して配管等13の内周面とオイルポート1の外
周面との間、および配管等13の内周面とシェル8の外
周面との間を通って下流側に流れるものである。
このように流れる流体に圧力変動が生じると、前記ガス
室Bの圧力との平衡がくずれるので、ブラダ9が平衡と
なるように伸張・収縮して平衡し、これによって流体の
脈動、すなわち圧力変動を吸収するものである。
なお、前記実施例においては配管等13の内部への取付
けを配管等の内面に形成した段部13aと、止め輪15
とで行ったが、配管等13の内周面、およびオイルポー
ト1の大径部2の外周面にそれぞれねじ部を設けて、ね
じ固定で取付けても良いものである。
第2図にはこの考案によるアキュムレータの他の実施例
が示されていて、前記実施例と同一の部材には同一の番
号を付すが、この実施例に示すものにあっては、前記実
施例に示すものがゴム製のブラダを用いたのに対し、金
属ベローズ16を用いたものであり、また、オイルポー
ト1を配管等13に螺合で取付けている。
そして、この実施例に示すものにあっても、前記実施例
に示すものと同様に、配管等内に流体が流れると、この
流体は、まず、オイルポート1の中心孔4に流入し、そ
の一部はオイルポート1とシェル8と金属ベローズ16
とで形成される流体室Aに流入して、前記金属ベローズ
16の内部のガス室Bの圧力と平衡し、また、一部は孔
5を介して配管等13の内周面とオイルポート1の外周
面との間、および配管等13の内周面とシェル8の外周
面との間を通って下流側に流れるものである。
このように流れる流体に圧力変動が生じると、前記ガス
室Bの圧力との平衡がくずれるので、ブラダ9が平衡と
なるように伸張・収縮して平衡し、これによって流体の
脈動、すなわち圧力変動を吸収するものである。
なお、オイルポート1を配管等の内面に螺合で取付けた
場合について説明したが、前記実施例のように配管等の
内面に形成した段部と止め輪とで固定しても良いもので
ある。
また、第3図〜第5図にはこの考案によるアキュムレー
タ20を取付ける場合の他の箇所の例を示してある。
そして、第3図に示すものにあっては、大径21と小径
22の配管間に配設された、内部に直交する流路23、
24が形成されたブロック25内に取付けたものであ
り、この場合には、止め輪26を用いてブロックの孔2
7内に固定しているので、ブロック25の内部に位置さ
せることができるものであり、また、第4図に示すもの
にあっては、異なる直径の配管28、29の連結部分に
取付けたものであり、さらに、第5図に示すものにあっ
ては、必要なアキュムレータ容量に合わせるために2つ
のブロック30、31に渡って連続する孔32を複数設
け、この孔32、32、……の内部にアキュムレータ2
0、20、……をそれぞれ配設することでアキュムレー
タの容量を増大することができるものである。
〔考案の効果〕
以上のように、従来のアキュムレータにあっては、配管
から支管を立ち上がらせて取り付けなければならなかっ
たので、取付けスペースが必要であった。
この考案にあっては、オイルポートの大径部が、ねじ又
は止め輪により配管等の内部に取り付けられるようにし
たことにより、アキュムレータ全体が小型となり、これ
によって、配管等の流路内に直接に配設することができ
ることとなる。このため、特に取付けスペースを必要と
することなく取り付けることができる。
しかも、アキュムレータを取り付けるための支管を不要
とすることができるので、封入ガス容積を算出する際
に、支管の長さやその断面積の大きさによる影響がなく
なり、設計が容易になるなどのすぐれた効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるアキュムレータの第1実施例の
ものを配管内に取付けた状態を示す概略図、第2図はこ
の考案によるアキュムレータの第2の実施例のものを配
管内に取付けた状態を示す概略図、第3図はブロックに
取付けた状態を示す概略図、第4図は異なる直径の配管
内に取付けた状態を示す概略図、第5図はブロックに複
数個取付けた状態を示す概略図である。 1……オイルポート 2……大径部 3……小径部 4、6……中央孔 5……孔 7……ガスプラグ 8……シェル 9……ブラダ 10……熔接 11、15……止め輪 12……キャップ 13……配管またはブロック 16……金属ベローズ 21、22、28、28……配管 25、30、31……ブロック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部にガス封入用の孔(6)が穿設され
    たガスポート(7)と、一端が閉塞された筒状をなすと
    ともに、その他端の開口部が前記ガスポート(7)に被
    嵌される可撓性部材(9)(16)と、前記ガスポート
    (7)および可撓性部材(9)(16)が一端に挿入固
    定される筒状のシェル(8)と、このシェル(8)より
    も大径であってねじまたは止め輪(15)により配管等
    (13)の内部に取り付けられる大径部(2)、この大
    径部(2)よりも小径となっている小径部(3)、中央
    孔(4)、この中央孔(4)に連通して前記小径部
    (3)の外周面に開口する孔(5)をそれぞれ有すると
    ともに、その孔(5)が閉塞しない状態で前記シェル
    (8)の他端に挿入固定されるオイルポート(1)とを
    具え、前記ガスポート(7)と可撓性部材(9)(1
    6)との間でガス室(B)を、また、前記オイルポート
    (1)、シェル(8)および可撓性部材(9)(16)
    との間で流体室(A)をそれぞれ形成したことを特徴と
    するアキュムレータ。
JP9750488U 1988-07-23 1988-07-23 アキュムレータ Expired - Lifetime JPH0627843Y2 (ja)

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JP9750488U JPH0627843Y2 (ja) 1988-07-23 1988-07-23 アキュムレータ

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JP9750488U JPH0627843Y2 (ja) 1988-07-23 1988-07-23 アキュムレータ

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Publication Number Publication Date
JPH0218902U JPH0218902U (ja) 1990-02-08
JPH0627843Y2 true JPH0627843Y2 (ja) 1994-07-27

Family

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JP9750488U Expired - Lifetime JPH0627843Y2 (ja) 1988-07-23 1988-07-23 アキュムレータ

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UA120082C2 (uk) * 2018-10-22 2019-09-25 Сергій Анатолійович Моргун Демпфер коливань тиску для вимірювального приладу і спосіб його встановлення

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JPH0218902U (ja) 1990-02-08

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