JPH06277843A - 多層溶接方法および多層溶接装置 - Google Patents
多層溶接方法および多層溶接装置Info
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- JPH06277843A JPH06277843A JP6826893A JP6826893A JPH06277843A JP H06277843 A JPH06277843 A JP H06277843A JP 6826893 A JP6826893 A JP 6826893A JP 6826893 A JP6826893 A JP 6826893A JP H06277843 A JPH06277843 A JP H06277843A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶接欠陥を形成することなく、精度良く自動
溶接を行なうこと。 【構成】 溶接継手部30に対して直行する方向に並ん
で配置された一対の非溶接センサ27a,27bを、ロ
ボット21のハンド部25により溶接継手部30に沿っ
て移動させて、溶接継手部30の断面形状を測定する。
溶接継手部30の断面形状のうち、一番深い位置を溶接
継手部に沿って連結したライン上に、溶接トーチ26を
ハンド部25により移動させる。この溶接トーチ26に
よって、溶接継手部30にビード20の層を形成し、こ
のようにして多層溶接を行なう。
溶接を行なうこと。 【構成】 溶接継手部30に対して直行する方向に並ん
で配置された一対の非溶接センサ27a,27bを、ロ
ボット21のハンド部25により溶接継手部30に沿っ
て移動させて、溶接継手部30の断面形状を測定する。
溶接継手部30の断面形状のうち、一番深い位置を溶接
継手部に沿って連結したライン上に、溶接トーチ26を
ハンド部25により移動させる。この溶接トーチ26に
よって、溶接継手部30にビード20の層を形成し、こ
のようにして多層溶接を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接継手部(開先部)
を多層溶接する多層溶接方法および多層溶接装置に関す
る。
を多層溶接する多層溶接方法および多層溶接装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の多層溶接装置を図8に示す。図8
に示すように従来溶接装置はロボット21と、ロボット
コントローラ42と、溶接電源43とを備えている。更
にロボット21は、溶接トーチ26およびこれから数セ
ンチ離れた接触式センサ27を保持するハンド部25を
有している。このセンサ27は、上下と左右の2軸の変
位置を検出することが可能であり、溶接時にセンサ27
を開先部30に接触させ、ロボット21のハンド部25
を移動させることにより、センサ27が開先部30を倣
ってセンサ27の変位量(移動量)が検出されるように
なっている。また、この変位量が溶接トーチ26の位置
データとしてロボットコントローラ42により定めら
れ、開先部30に溶接トーチ26が位置決めされ溶接さ
れる。
に示すように従来溶接装置はロボット21と、ロボット
コントローラ42と、溶接電源43とを備えている。更
にロボット21は、溶接トーチ26およびこれから数セ
ンチ離れた接触式センサ27を保持するハンド部25を
有している。このセンサ27は、上下と左右の2軸の変
位置を検出することが可能であり、溶接時にセンサ27
を開先部30に接触させ、ロボット21のハンド部25
を移動させることにより、センサ27が開先部30を倣
ってセンサ27の変位量(移動量)が検出されるように
なっている。また、この変位量が溶接トーチ26の位置
データとしてロボットコントローラ42により定めら
れ、開先部30に溶接トーチ26が位置決めされ溶接さ
れる。
【0003】第1層目の溶接時は、開先部30の最も深
い溝部をセンサ27が溶接トーチ26の前方で倣い位置
検出し、これを溶接トーチ26の位置データとする。し
かしながら第2層目からは、溝部が溶接ビード20で埋
まることから、センサ27による位置検出はできなくな
る。すなわち第2層目以降は、第1層目を溶接した時の
位置データをもとに、開先部の図面により多層溶接の層
数と、その層の溶接順番をロボットコントローラ32に
プログラム入力することにより溶接トーチ26の位置デ
ータを定め、多層盛り溶接を行っている。
い溝部をセンサ27が溶接トーチ26の前方で倣い位置
検出し、これを溶接トーチ26の位置データとする。し
かしながら第2層目からは、溝部が溶接ビード20で埋
まることから、センサ27による位置検出はできなくな
る。すなわち第2層目以降は、第1層目を溶接した時の
位置データをもとに、開先部の図面により多層溶接の層
数と、その層の溶接順番をロボットコントローラ32に
プログラム入力することにより溶接トーチ26の位置デ
ータを定め、多層盛り溶接を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような溶接方法
では、第1層目での位置データーをその後の多層溶接の
位置データとしているために、溶接途中で溶接の熱によ
り開先部の形状が変形して精度良く溶接することができ
ないことがある。また開光加工が一般にグラインダーで
行われるため、数ミリの誤差があったりする場合、図面
寸法通りに精度良く溶接することができないことがあ
る。上述した不具合を無視して、予め層数や順番をロボ
ットコントローラ2にプログラム入力して自動溶接を行
うと、層数が多すぎたり、開光部30からビードがあふ
れたり、層の順番が適切でないことがある。このため、
良好な自動溶接ができないという問題がある。この場
合、これらの欠点をおぎなうために、人の監視を必要と
し溶接途中で前述の不具合が生じないように、溶接を止
めてプログラムの変更を行う対策をしなくてはならな
い。
では、第1層目での位置データーをその後の多層溶接の
位置データとしているために、溶接途中で溶接の熱によ
り開先部の形状が変形して精度良く溶接することができ
ないことがある。また開光加工が一般にグラインダーで
行われるため、数ミリの誤差があったりする場合、図面
寸法通りに精度良く溶接することができないことがあ
る。上述した不具合を無視して、予め層数や順番をロボ
ットコントローラ2にプログラム入力して自動溶接を行
うと、層数が多すぎたり、開光部30からビードがあふ
れたり、層の順番が適切でないことがある。このため、
良好な自動溶接ができないという問題がある。この場
合、これらの欠点をおぎなうために、人の監視を必要と
し溶接途中で前述の不具合が生じないように、溶接を止
めてプログラムの変更を行う対策をしなくてはならな
い。
【0005】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、精度良く多層の溶接を行うことができる多
層溶接方法および多層溶接装置を提供することを目的と
する。
ものであり、精度良く多層の溶接を行うことができる多
層溶接方法および多層溶接装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶接継手部に
対して直交する方向に並んで配置された一対の非接触セ
ンサを溶接継手部に沿って移動させ、前記溶接継手部の
各断面形状を測定する工程と、測定された溶接継手部の
各断面形状のうち、一番深い位置を溶接継手部に沿って
連結したライン上に溶接トーチを移動させて溶接継手部
にビード層を形成する工程とを備え、上述の断面形状の
測定工程およびビード層形成工程を順次繰り返すことに
より、溶接継手部に多層ビードを形成することを特徴と
する多層溶接方法、および溶接継手部に対して直交する
方向に並んで配置され、溶接継手部の断面形状を測定す
るための一対の非接触センサと、この一対の非接触セン
サを溶接継手部に沿って移動させるセンサ駆動機構と、
溶接継手部上にビード層を形成する溶接トーチと、この
溶接トーチを溶接継手部に沿って移動させるトーチ駆動
機構と、前記一対の非接触センサからのデータに基づい
て溶接継手部の各断面形状を求めるとともに、この断面
形状のうち一番深い位置を溶接継手部に沿って連結した
ライン上を前記溶接トーチが通過するよう前記トーチ駆
動機構を制御する制御装置と、を備え、溶接継手部に多
層ビードを形成するための多層溶接装置である。
対して直交する方向に並んで配置された一対の非接触セ
ンサを溶接継手部に沿って移動させ、前記溶接継手部の
各断面形状を測定する工程と、測定された溶接継手部の
各断面形状のうち、一番深い位置を溶接継手部に沿って
連結したライン上に溶接トーチを移動させて溶接継手部
にビード層を形成する工程とを備え、上述の断面形状の
測定工程およびビード層形成工程を順次繰り返すことに
より、溶接継手部に多層ビードを形成することを特徴と
する多層溶接方法、および溶接継手部に対して直交する
方向に並んで配置され、溶接継手部の断面形状を測定す
るための一対の非接触センサと、この一対の非接触セン
サを溶接継手部に沿って移動させるセンサ駆動機構と、
溶接継手部上にビード層を形成する溶接トーチと、この
溶接トーチを溶接継手部に沿って移動させるトーチ駆動
機構と、前記一対の非接触センサからのデータに基づい
て溶接継手部の各断面形状を求めるとともに、この断面
形状のうち一番深い位置を溶接継手部に沿って連結した
ライン上を前記溶接トーチが通過するよう前記トーチ駆
動機構を制御する制御装置と、を備え、溶接継手部に多
層ビードを形成するための多層溶接装置である。
【0007】
【作用】本発明によれば、溶接継手部に対して直交する
方向に並んで配置された一対の非接触センサを溶接継手
部に沿って移動させることにより、溶接継手部の断面形
状のうち、例えば一方の斜面部を一方の非接触センサ
で、他方の斜面部を他方の非接触センサで検出すること
ができ、このため、溶接継手部の断面形状全体を精度よ
く測定することができる。また、測定された溶接継手部
の各断面形状のうち、一番深い位置を連結したライン状
に溶接トーチを移動させてビード層を形状することによ
り、断面形状のうち最も窪んだ所を選定して多層溶接を
行うことができ、各層の溶接ビードの表面を全体になだ
らかにすることができる。また溶接ビードに深い窪みが
発生することはなく、溶接欠陥をなくすことができる。
方向に並んで配置された一対の非接触センサを溶接継手
部に沿って移動させることにより、溶接継手部の断面形
状のうち、例えば一方の斜面部を一方の非接触センサ
で、他方の斜面部を他方の非接触センサで検出すること
ができ、このため、溶接継手部の断面形状全体を精度よ
く測定することができる。また、測定された溶接継手部
の各断面形状のうち、一番深い位置を連結したライン状
に溶接トーチを移動させてビード層を形状することによ
り、断面形状のうち最も窪んだ所を選定して多層溶接を
行うことができ、各層の溶接ビードの表面を全体になだ
らかにすることができる。また溶接ビードに深い窪みが
発生することはなく、溶接欠陥をなくすことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0009】図1乃至図7は、本発明による多層溶接方
法および多層溶接装置の一実施例を示す図である。図1
および図2において、符号21はロボットであり、ロボ
ット21はハンド部25を有し、このハンド部25は溶
接ビード20を形成するための溶接トーチ26を保持し
ている。ハンド部25と溶接トーチ26は、各々ケーブ
ル34によってロボットコントローラ22と溶接電源に
接続されている。さらに、ロボットコントローラ22
は、パソコン24にケーブル34によって接続されてい
る。ロボット1の先端に設けられたハンド部25には、
溶接トーチ26に隣接して、溶接継手部(開先部)30
を測定一対の光センサ27a,27bが保持されてい
る。一対の光センサ27a,27bは、開先部30に沿
った垂直面Tの一方側および他方側に各々対象に設けら
れ、一対の光センサ27a,27bから開先部30への
光線と、垂直面Tとのなす角は各々15°となっている
(図5)。
法および多層溶接装置の一実施例を示す図である。図1
および図2において、符号21はロボットであり、ロボ
ット21はハンド部25を有し、このハンド部25は溶
接ビード20を形成するための溶接トーチ26を保持し
ている。ハンド部25と溶接トーチ26は、各々ケーブ
ル34によってロボットコントローラ22と溶接電源に
接続されている。さらに、ロボットコントローラ22
は、パソコン24にケーブル34によって接続されてい
る。ロボット1の先端に設けられたハンド部25には、
溶接トーチ26に隣接して、溶接継手部(開先部)30
を測定一対の光センサ27a,27bが保持されてい
る。一対の光センサ27a,27bは、開先部30に沿
った垂直面Tの一方側および他方側に各々対象に設けら
れ、一対の光センサ27a,27bから開先部30への
光線と、垂直面Tとのなす角は各々15°となっている
(図5)。
【0010】図5に示すように、ハンド部25に保持さ
れた一対の光センサ27a,27bは、開先部30の被
溶接物である母材28の上方で、ハンド部25に設けら
れた上下移動モータ31と左右移動モータ32とによっ
て微調整される。また一対の光センサ27a,27b
は、溶接時において開先部30の断面形状を測定するよ
うになっている。すなわち一対の光センサ27a,27
bからの測定データはロボットコントローラ22からパ
ソコン24に送られてデータ処理されて断面形状が求め
られる。そしてパソコン24において、断面形状の最も
深い位置と、溶接される予定部分の溶接断面積の情報が
求められる。次にこの最も深い位置と溶接断面積がパソ
コン24から、ロボットコントローラ22に送られ、ロ
ボットコントローラ22によってハンド部25に保持さ
れた溶接トーチ26の位置決めが行われる。
れた一対の光センサ27a,27bは、開先部30の被
溶接物である母材28の上方で、ハンド部25に設けら
れた上下移動モータ31と左右移動モータ32とによっ
て微調整される。また一対の光センサ27a,27b
は、溶接時において開先部30の断面形状を測定するよ
うになっている。すなわち一対の光センサ27a,27
bからの測定データはロボットコントローラ22からパ
ソコン24に送られてデータ処理されて断面形状が求め
られる。そしてパソコン24において、断面形状の最も
深い位置と、溶接される予定部分の溶接断面積の情報が
求められる。次にこの最も深い位置と溶接断面積がパソ
コン24から、ロボットコントローラ22に送られ、ロ
ボットコントローラ22によってハンド部25に保持さ
れた溶接トーチ26の位置決めが行われる。
【0011】なお、ハンド部25は一対の光センサ27
a,27bと溶接トーチ26の両方の駆動機構として機
能する。また、ロボットコントローラ22とパソコン2
4とによって制御装置が構成され、ロボットコントロー
ラ22によってハンド部25を開先部30に沿って移動
させるようになっている。またロボットコントローラ2
2によって、上下移動モータ31および左右移動モータ
32が駆動され、一対の光センサ27a,27bの微調
整が行われる。
a,27bと溶接トーチ26の両方の駆動機構として機
能する。また、ロボットコントローラ22とパソコン2
4とによって制御装置が構成され、ロボットコントロー
ラ22によってハンド部25を開先部30に沿って移動
させるようになっている。またロボットコントローラ2
2によって、上下移動モータ31および左右移動モータ
32が駆動され、一対の光センサ27a,27bの微調
整が行われる。
【0012】上述のように開先部30の断面形状は、垂
直面Tに対して15°傾けて対象に配置された一対の光
センサ27a,27bから、開先部30の母材28へレ
ーザ光を投光し、その反射光に基づいて三角測量法を用
いて距離計測を行うことにより求められる。母材28の
表面が光沢面であって、レーザ光と母材との投光角度が
小さいと、反射光が一対の光センサ27a,27bへも
どる光量が少なくなり誤測定や測定不可になることがあ
る。
直面Tに対して15°傾けて対象に配置された一対の光
センサ27a,27bから、開先部30の母材28へレ
ーザ光を投光し、その反射光に基づいて三角測量法を用
いて距離計測を行うことにより求められる。母材28の
表面が光沢面であって、レーザ光と母材との投光角度が
小さいと、反射光が一対の光センサ27a,27bへも
どる光量が少なくなり誤測定や測定不可になることがあ
る。
【0013】本発明の場合、図5および図6に示すよう
に、一対のセンサ27a,27bにより互いに対称の角
度からレーザ光を投光して受光することによって、特に
光量不足となる開先部30の斜面部または溶接ビード2
0の凹凸を精度良く測定することができる。すなわち一
方の光センサ27aによってレーザ光の投光角度が大
(反射光量が大)となる例えば開先部30の一方の斜面
部までの距離を測定し、他方の光センサ27bによって
レーザ光の投光角度が大となる他方の斜面部までの距離
を測定する。そして、一対の光センサ27a,27bで
得られた画像35a,35bをロボットコントローラ2
2を介してパソコン24に各々入力し、パソコン24に
よって2方向で得られた画像を合成する。このようにし
て、精度良く開先部30の断面形状を測定することがで
きる。
に、一対のセンサ27a,27bにより互いに対称の角
度からレーザ光を投光して受光することによって、特に
光量不足となる開先部30の斜面部または溶接ビード2
0の凹凸を精度良く測定することができる。すなわち一
方の光センサ27aによってレーザ光の投光角度が大
(反射光量が大)となる例えば開先部30の一方の斜面
部までの距離を測定し、他方の光センサ27bによって
レーザ光の投光角度が大となる他方の斜面部までの距離
を測定する。そして、一対の光センサ27a,27bで
得られた画像35a,35bをロボットコントローラ2
2を介してパソコン24に各々入力し、パソコン24に
よって2方向で得られた画像を合成する。このようにし
て、精度良く開先部30の断面形状を測定することがで
きる。
【0014】次に一対の光センサ27a,27bについ
て詳述する。
て詳述する。
【0015】図5に示すように、この一対の光センサ2
7a,27bは、上下移動モータ31と左右移動のモー
タ32によって駆動され、一対の光センサ27a,27
bのゼロ基準が、常に測定対象面となるようにロボット
コントローラ22が上下移動モータ31および左右移動
モータ32を制御する。
7a,27bは、上下移動モータ31と左右移動のモー
タ32によって駆動され、一対の光センサ27a,27
bのゼロ基準が、常に測定対象面となるようにロボット
コントローラ22が上下移動モータ31および左右移動
モータ32を制御する。
【0016】このため一対の光センサ27a,27bと
母材28の距離の測定値は、上下移動モータ31による
一対の光センサ27a,27bの移動量がその値とな
る。このように一対の光センサ27a,27bと母材2
8との間の距離を求めることにより、数10mmの測定
範囲の光センサ27a,27bを用いて、測定範囲より
大きい開先部30の形状を精度良く測定することができ
る。
母材28の距離の測定値は、上下移動モータ31による
一対の光センサ27a,27bの移動量がその値とな
る。このように一対の光センサ27a,27bと母材2
8との間の距離を求めることにより、数10mmの測定
範囲の光センサ27a,27bを用いて、測定範囲より
大きい開先部30の形状を精度良く測定することができ
る。
【0017】一対の光センサ27a,27bは、レーザ
光を用い、母材28からの反射光を利用して開先部30
の断面形状を測定しているため、溶接時において溶接ト
ーチ26からのアーク光がレーザの反射光量に影響を与
え測定誤動作を発生することが考えられる。
光を用い、母材28からの反射光を利用して開先部30
の断面形状を測定しているため、溶接時において溶接ト
ーチ26からのアーク光がレーザの反射光量に影響を与
え測定誤動作を発生することが考えられる。
【0018】そこで本実施例では、溶接時に開先部30
の測定を行なうことなく、溶接ビード20の各層を形成
した後、最初の位置まで溶接トーチ26をハンド部25
により戻す工程で、一対の光センサ27a,27bによ
り開先部を測定する。次にパソコン24によって開先部
30の断面形状を求め、ロボットコントローラ22にこ
の断面形状データとして記憶させる。その後、溶接時に
このデータを使用して溶接を行う。
の測定を行なうことなく、溶接ビード20の各層を形成
した後、最初の位置まで溶接トーチ26をハンド部25
により戻す工程で、一対の光センサ27a,27bによ
り開先部を測定する。次にパソコン24によって開先部
30の断面形状を求め、ロボットコントローラ22にこ
の断面形状データとして記憶させる。その後、溶接時に
このデータを使用して溶接を行う。
【0019】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について図3、図4および図7を参照して説明する。
図7は本実施例の作用を示すフローチャートである。
用について図3、図4および図7を参照して説明する。
図7は本実施例の作用を示すフローチャートである。
【0020】まず、図3および図4に開先部30におけ
る多層溶接の順番を示す。図3および図4に示すよう
に、パソコン24の画面に開先部30の断面形状が表示
される。ハンド25によって溶接トーチ26が開先部3
0に沿って移動して、ビード20の第1層1が形成され
る。次に、一対の光センサ27a,27bによって開先
部30が測定され、パソコン24で開先部30の断面形
状が求められる。次に、パソコン24によって開先部3
0の断面形状の深さが計測され、深いところが2ケ所同
時に計測されると、予め特定された側を優先するルール
に基づいて例えば数字2のビード20を溶接することが
決定される。このようにして、ハンド部25によって溶
接トーチ26が開先部30に沿って移動し、ビード20
の第2層2が形成される。次に、一対の光センサ27
a,27bにより開先部30が計測され、パソコン24
によって開先部30の断面形状の深い位置が求められ
る。次に溶接トーチ26によってビード20の第3層3
が形成される。この様に常に、溶接トーチ26によって
形成される。ビード20の層は、各開先部30の断面形
状のうち最も深い距離lにある点を開先部30に沿って
連結したライン上に形成される。
る多層溶接の順番を示す。図3および図4に示すよう
に、パソコン24の画面に開先部30の断面形状が表示
される。ハンド25によって溶接トーチ26が開先部3
0に沿って移動して、ビード20の第1層1が形成され
る。次に、一対の光センサ27a,27bによって開先
部30が測定され、パソコン24で開先部30の断面形
状が求められる。次に、パソコン24によって開先部3
0の断面形状の深さが計測され、深いところが2ケ所同
時に計測されると、予め特定された側を優先するルール
に基づいて例えば数字2のビード20を溶接することが
決定される。このようにして、ハンド部25によって溶
接トーチ26が開先部30に沿って移動し、ビード20
の第2層2が形成される。次に、一対の光センサ27
a,27bにより開先部30が計測され、パソコン24
によって開先部30の断面形状の深い位置が求められ
る。次に溶接トーチ26によってビード20の第3層3
が形成される。この様に常に、溶接トーチ26によって
形成される。ビード20の層は、各開先部30の断面形
状のうち最も深い距離lにある点を開先部30に沿って
連結したライン上に形成される。
【0021】このような順序でビード20の第5〜第8
層5,6,7,8を形成した後、開先部30の計測デー
タによりビード20の第7層7および第8層8とを比較
をし、最も深い位置を求める。最も深い位置を2ケ所同
時に検出した場合(図3において第5層5と第7層7の
交点の黒丸および第7層7と第8層8の交点の黒丸を参
照)、母材28に近い側を優先するルールに基づいてビ
ード20の第9層を形成する。
層5,6,7,8を形成した後、開先部30の計測デー
タによりビード20の第7層7および第8層8とを比較
をし、最も深い位置を求める。最も深い位置を2ケ所同
時に検出した場合(図3において第5層5と第7層7の
交点の黒丸および第7層7と第8層8の交点の黒丸を参
照)、母材28に近い側を優先するルールに基づいてビ
ード20の第9層を形成する。
【0022】ビード20の各層が形状された後の開先部
30の断面形状から、最も深い距離lと溶接すべき溶接
断面積Sがパソコン24で計算され、表示される。
30の断面形状から、最も深い距離lと溶接すべき溶接
断面積Sがパソコン24で計算され、表示される。
【0023】図4に示すように、この溶接断面積を求め
る計算は、次のように行なわれる。すなわち開先部30
の各断面において、等間隔(本装置では1mmピッチ)
に深さl1 ,l2 ,………となる各点を直線で結び、囲
まれた各ブロックの面積の和を溶接すべき開先部30の
溶接断面積Sとする。
る計算は、次のように行なわれる。すなわち開先部30
の各断面において、等間隔(本装置では1mmピッチ)
に深さl1 ,l2 ,………となる各点を直線で結び、囲
まれた各ブロックの面積の和を溶接すべき開先部30の
溶接断面積Sとする。
【0024】開先部の各断面形状において、最も深い距
離lと溶接断面積Sが、全域で0またはマイナス値にな
った時点で溶接は完了したものと判断し、上述の多層溶
接作業が終了する。
離lと溶接断面積Sが、全域で0またはマイナス値にな
った時点で溶接は完了したものと判断し、上述の多層溶
接作業が終了する。
【0025】なお、開先加工がされていない溶接継手の
一種である隅肉溶接の場合、予め溶接前に最終の多層溶
接部の断面形状をパソコン24を介してロボットコント
ローラ22に記憶させておく。そして、各層の溶接を行
うごとに測定した溶接継手部の断面形状の測定値と、予
め記憶された最終の値とを比較し、溶接断面積Sまたは
最も深い距離lが0又はマイナスになった時点で溶接作
業を完了させる。
一種である隅肉溶接の場合、予め溶接前に最終の多層溶
接部の断面形状をパソコン24を介してロボットコント
ローラ22に記憶させておく。そして、各層の溶接を行
うごとに測定した溶接継手部の断面形状の測定値と、予
め記憶された最終の値とを比較し、溶接断面積Sまたは
最も深い距離lが0又はマイナスになった時点で溶接作
業を完了させる。
【0026】以上説明したように本実施例によれば、開
先部30に沿った垂直面Tに対して対称に一対の光セン
サ27a,27bを設け、一対の光センサ27a,27
bからのレーザ光反射光量が高い状態の距離信号を合成
することにより、外部からの光(アーク光や太陽光)に
対して、安定した形状測定することが出来る。また開先
部30の断面形状のうち最も窪んだ所を選定して多層溶
接を行うために、各層での溶接ビードの表面は全体的に
なだらかになる。このため溶接ビードに極端に深い窪み
が発生することはなく、また深い窪み部での溶接におい
て多発する溶接不良(溶接欠陥)をなくすことができ
る。
先部30に沿った垂直面Tに対して対称に一対の光セン
サ27a,27bを設け、一対の光センサ27a,27
bからのレーザ光反射光量が高い状態の距離信号を合成
することにより、外部からの光(アーク光や太陽光)に
対して、安定した形状測定することが出来る。また開先
部30の断面形状のうち最も窪んだ所を選定して多層溶
接を行うために、各層での溶接ビードの表面は全体的に
なだらかになる。このため溶接ビードに極端に深い窪み
が発生することはなく、また深い窪み部での溶接におい
て多発する溶接不良(溶接欠陥)をなくすことができ
る。
【0027】さらに開先部30の断面形状を常に計測し
ているため、熱変形により開先部30の断面積が途中で
縮まり小さくなった場合でも、溶接断面積が0又はマイ
ナスの時点で溶接を完了するので、従来の溶接のように
小さくなった分だけ溶接ビードが盛り上ることはなく、
形状に即した安定した溶接を行なうことができる。また
一対の光センサ27a,27bは、光センサ27a,2
7bのゼロ基準が測定面となるよう追従移動制御される
ので、測定範囲の小さい(数センチ)の光センサ27
a,27bを使用することが可能となる。例えば、一般
に測定精度0.1mm以上の高精度センサは測定範囲が
数センチであるが、本実施例によれば、このような高精
度センサを用いることができ、さらに一対の光センサ2
7a,27bによる測定を、アーク光等がない時に行う
ことができ、アーク光の光による影響、高周波ノイズ等
も無視出来、これらの対策をせずに高精度に測定可能と
なる。
ているため、熱変形により開先部30の断面積が途中で
縮まり小さくなった場合でも、溶接断面積が0又はマイ
ナスの時点で溶接を完了するので、従来の溶接のように
小さくなった分だけ溶接ビードが盛り上ることはなく、
形状に即した安定した溶接を行なうことができる。また
一対の光センサ27a,27bは、光センサ27a,2
7bのゼロ基準が測定面となるよう追従移動制御される
ので、測定範囲の小さい(数センチ)の光センサ27
a,27bを使用することが可能となる。例えば、一般
に測定精度0.1mm以上の高精度センサは測定範囲が
数センチであるが、本実施例によれば、このような高精
度センサを用いることができ、さらに一対の光センサ2
7a,27bによる測定を、アーク光等がない時に行う
ことができ、アーク光の光による影響、高周波ノイズ等
も無視出来、これらの対策をせずに高精度に測定可能と
なる。
【0028】次の他の実施例について説明する。上記実
施例では一対の光センサを対称に角度を付けて設けた
が、これに限らず一個の光センサとミラーを用いて対称
的な角度から溶接継手部の断面形状を測定することが考
えられる。
施例では一対の光センサを対称に角度を付けて設けた
が、これに限らず一個の光センサとミラーを用いて対称
的な角度から溶接継手部の断面形状を測定することが考
えられる。
【0029】また、上記実施例ではレーザ光により溶接
継手部の断面形状を検出したが、レーザ光を用いる光セ
ンサのかわりに、一対の傾斜して配置したTVカメラ
(CCDカメラ)を使用し、これにより得た溶接継手部
の断面形状の画像データから最も深い位置を検出し、次
層の溶接のための溶接トーチの位置決めデータとするこ
ともできる。
継手部の断面形状を検出したが、レーザ光を用いる光セ
ンサのかわりに、一対の傾斜して配置したTVカメラ
(CCDカメラ)を使用し、これにより得た溶接継手部
の断面形状の画像データから最も深い位置を検出し、次
層の溶接のための溶接トーチの位置決めデータとするこ
ともできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
溶接継手部に対して直行する方向に並んで配置された一
対の非溶接センサによって溶接継手部の断面形状を測定
することにより、溶接継手部の傾斜面および凹凸面に対
しても、精度良くその断面形状を求めることができる。
また溶接継手部の断面形状のうち、一番深い位置を連結
したラインに沿ってビード層を形成するので、溶接欠陥
のない精度の良い自動溶接を行なうことができる。
溶接継手部に対して直行する方向に並んで配置された一
対の非溶接センサによって溶接継手部の断面形状を測定
することにより、溶接継手部の傾斜面および凹凸面に対
しても、精度良くその断面形状を求めることができる。
また溶接継手部の断面形状のうち、一番深い位置を連結
したラインに沿ってビード層を形成するので、溶接欠陥
のない精度の良い自動溶接を行なうことができる。
【図1】本発明による多層溶接方法および多層溶接装置
を示す全体システム図。
を示す全体システム図。
【図2】ロボットのハンド部の拡大斜視図。
【図3】溶接継手部の断面形状を示す図。
【図4】溶接継手部の断面形状から溶接断面積を求める
説明図。
説明図。
【図5】光センサにより溶接継手部の断面形状を測定す
る状態を示す図。
る状態を示す図。
【図6】光センサからの信号に基づいて溶接継手部の断
面形状を求める状態を示す図。
面形状を求める状態を示す図。
【図7】本発明の作用を示すフローチャート。
【図8】従来の多層溶接方法および多層溶接装置を示す
全体システム図。
全体システム図。
【図9】ロボットのハンド部の拡大斜視図。
20 ビード 21 ロボット 22 ロボットコントローラ 24 パソコン 25 ハンド部 26 溶接トーチ 27a,27b 光センサ 28 母材 30 溶接継手部(開先部)
Claims (3)
- 【請求項1】溶接継手部に対して直交する方向に並んで
配置された一対の非接触センサを溶接継手部に沿って移
動させて、前記溶接継手部の断面形状を測定する工程
と、 測定された溶接継手部の各断面形状のうち、一番深い位
置を溶接継手部に沿って連結したライン上に溶接トーチ
を移動させて溶接継手部にビード層を形成する工程とを
備え、 上述の断面形状の測定工程およびビード層形成工程を順
次繰り返すことにより、溶接継手部に多層ビードを形成
することを特徴とする多層溶接方法。 - 【請求項2】断面形状の測定工程の後、各断面形状から
溶接すべき溶接断面積を求め、溶接継手部に沿った溶接
断面積が全てゼロかまたはマイナス値となった場合に、
溶接作業を停止する工程を更に備えたことを特徴とする
請求項1記載の多層溶接方法。 - 【請求項3】溶接継手部に対して直交する方向に並んで
配置され、溶接継手部の断面形状を測定するための一対
の非接触センサと、 この一対の非接触センサを溶接継手部に沿って移動させ
るセンサ駆動機構と、 溶接継手部上にビード層を形成する溶接トーチと、この
溶接トーチを溶接継手部に沿って移動させるトーチ駆動
機構と、 前記一対の非接触センサからのデータに基づいて溶接継
手部の各断面形状を求めるとともに、この断面形状のう
ち一番深い位置を溶接継手部に沿って連結したライン上
を前記溶接トーチが通過するよう前記トーチ駆動機構を
制御する制御装置と、 を備え、溶接継手部に多層ビードを形成するための多層
溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6826893A JPH06277843A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 多層溶接方法および多層溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6826893A JPH06277843A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 多層溶接方法および多層溶接装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06277843A true JPH06277843A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13368841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6826893A Pending JPH06277843A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | 多層溶接方法および多層溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06277843A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002096169A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-04-02 | Toshiba Corp | 遠隔操作型溶接ロボットシステム |
KR101087003B1 (ko) * | 2006-08-29 | 2011-11-29 | 현대중공업 주식회사 | 실린더 커버의 인코넬 로봇용접 방법 |
CN103521965A (zh) * | 2012-07-03 | 2014-01-22 | 通用电气公司 | 自动焊接系统及方法 |
WO2014197467A1 (en) * | 2013-06-04 | 2014-12-11 | Caterpillar Inc. | Welding system implementing concurrent auto-dam fabrication |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP6826893A patent/JPH06277843A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002096169A (ja) * | 2000-09-21 | 2002-04-02 | Toshiba Corp | 遠隔操作型溶接ロボットシステム |
KR101087003B1 (ko) * | 2006-08-29 | 2011-11-29 | 현대중공업 주식회사 | 실린더 커버의 인코넬 로봇용접 방법 |
CN103521965A (zh) * | 2012-07-03 | 2014-01-22 | 通用电气公司 | 自动焊接系统及方法 |
WO2014197467A1 (en) * | 2013-06-04 | 2014-12-11 | Caterpillar Inc. | Welding system implementing concurrent auto-dam fabrication |
US9193002B2 (en) | 2013-06-04 | 2015-11-24 | Caterpillar Inc. | Welding system implementing concurrent auto-dam fabrication |
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