JPH06262060A - 油性成分の透明な可溶化組成物 - Google Patents
油性成分の透明な可溶化組成物Info
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- JPH06262060A JPH06262060A JP5109293A JP5109293A JPH06262060A JP H06262060 A JPH06262060 A JP H06262060A JP 5109293 A JP5109293 A JP 5109293A JP 5109293 A JP5109293 A JP 5109293A JP H06262060 A JPH06262060 A JP H06262060A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (a)ショ糖脂肪酸エステル(b)アルキル
グリコシドまたはポリエチレングリコール型界面活性剤
(c)油性成分(d)水を必須成分として含有し、且つ
(a)及び(b)のいずれか一方が親油性で他方が親水
性となる組合せで用いて成ることを特徴とする油性成分
の透明な可溶化組成物。 【効果】 従来のマイクロエマルションでは困難とされ
ていた5〜45℃の室温付近での安定性、および温度安
定性の著しい向上が得られる。安全性や機能的な側面で
も実用性が高く、各種の洗浄剤、化粧品、医薬用剤等応
用価値が高い。
グリコシドまたはポリエチレングリコール型界面活性剤
(c)油性成分(d)水を必須成分として含有し、且つ
(a)及び(b)のいずれか一方が親油性で他方が親水
性となる組合せで用いて成ることを特徴とする油性成分
の透明な可溶化組成物。 【効果】 従来のマイクロエマルションでは困難とされ
ていた5〜45℃の室温付近での安定性、および温度安
定性の著しい向上が得られる。安全性や機能的な側面で
も実用性が高く、各種の洗浄剤、化粧品、医薬用剤等応
用価値が高い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショ糖脂肪酸エステル
およびショ糖脂肪酸エステル以外の特定の非イオン性界
面活性剤、油性成分、水を必須成分とし、幅広い水相と
油相の組成比において温度安定性の優れた油性成分の透
明な可溶化組成物に関するものである。本発明の組成物
は、室温近傍で安定な可溶化組成物であって、化粧品、
医薬品等に使用される。
およびショ糖脂肪酸エステル以外の特定の非イオン性界
面活性剤、油性成分、水を必須成分とし、幅広い水相と
油相の組成比において温度安定性の優れた油性成分の透
明な可溶化組成物に関するものである。本発明の組成物
は、室温近傍で安定な可溶化組成物であって、化粧品、
医薬品等に使用される。
【0002】
【従来の技術】従来より行われている油性成分の透明な
可溶化組成物、いわゆるマイクロエマルションの製造方
法には、大別して2つの方法がある。すなわち、第1は
通常の非イオン性界面活性剤と油とを用いる方法、第2
はアニオン(陰イオン)性界面活性剤と、親油性の非イ
オン性界面活性剤、更に必要あれば電解質とを併用する
方法である。
可溶化組成物、いわゆるマイクロエマルションの製造方
法には、大別して2つの方法がある。すなわち、第1は
通常の非イオン性界面活性剤と油とを用いる方法、第2
はアニオン(陰イオン)性界面活性剤と、親油性の非イ
オン性界面活性剤、更に必要あれば電解質とを併用する
方法である。
【0003】第1の方法は、ポリエチレングリコールア
ルキルエーテルなどの非イオン性界面活性剤の水溶液
に、シクロヘキサンやテトラデカンなどの炭化水素
(油)を加え、温度を上昇させていくと、非イオン性界
面活性剤の曇点の手前で、炭化水素の可溶化量が急激に
増大する領域が現れるというものである。相図に示され
る可溶化限界温度から曇点までの領域では、水相中への
油の溶解度が劇的に増大し、いわゆるマイクロエマルシ
ョンを形成していることが知られている。しかし、従来
から検討されている非イオン性界面活性剤−炭化水素系
で得られる、油の可溶化量が増大したマイクロエマルシ
ョンは、その系の親水−疎水バランス(HLB)が保た
れた非常に狭い温度範囲(通常、〜10℃程度)でしか
存在せず、この温度範囲外では系は直ちに、または経時
的に白濁し、やがて水相と油相とに分離してしまうとい
う欠点がある。このため、化粧品や医薬品への応用は非
常に制限される。
ルキルエーテルなどの非イオン性界面活性剤の水溶液
に、シクロヘキサンやテトラデカンなどの炭化水素
(油)を加え、温度を上昇させていくと、非イオン性界
面活性剤の曇点の手前で、炭化水素の可溶化量が急激に
増大する領域が現れるというものである。相図に示され
る可溶化限界温度から曇点までの領域では、水相中への
油の溶解度が劇的に増大し、いわゆるマイクロエマルシ
ョンを形成していることが知られている。しかし、従来
から検討されている非イオン性界面活性剤−炭化水素系
で得られる、油の可溶化量が増大したマイクロエマルシ
ョンは、その系の親水−疎水バランス(HLB)が保た
れた非常に狭い温度範囲(通常、〜10℃程度)でしか
存在せず、この温度範囲外では系は直ちに、または経時
的に白濁し、やがて水相と油相とに分離してしまうとい
う欠点がある。このため、化粧品や医薬品への応用は非
常に制限される。
【0004】第2の方法は、親油性の非イオン性界面活
性剤と特定のアニオン性界面活性剤、あるいは親油性の
非イオン性界面活性剤とイオン性界面活性剤の併用に電
解質を加えて、その組成の中から系のHLBがつり合っ
た非常に狭い比率の範囲で、炭化水素(油)の可溶化量
が急激に増大する領域を利用するというものである(特
開昭58−128311、特開昭58−131127な
ど)。しかし、温度に対する安定性については解決され
ているが、マイクロエマルションが安定に存在できる組
成が非常に限られており、実際の製品系では配合が限定
されてしまう。
性剤と特定のアニオン性界面活性剤、あるいは親油性の
非イオン性界面活性剤とイオン性界面活性剤の併用に電
解質を加えて、その組成の中から系のHLBがつり合っ
た非常に狭い比率の範囲で、炭化水素(油)の可溶化量
が急激に増大する領域を利用するというものである(特
開昭58−128311、特開昭58−131127な
ど)。しかし、温度に対する安定性については解決され
ているが、マイクロエマルションが安定に存在できる組
成が非常に限られており、実際の製品系では配合が限定
されてしまう。
【0005】また、親水性の非イオン性界面活性剤と、
無機性(有機概念図上)および炭素数を特定範囲に限定
された油、および水からマイクロエマルションを調製す
る方法(特開昭63−126543、特開昭63−12
6544など)が開示されているが、使用する油の種
類、界面活性剤の添加量、油と水の混合比が特定の範囲
であるため、その利用範囲が限定されてしまう。
無機性(有機概念図上)および炭素数を特定範囲に限定
された油、および水からマイクロエマルションを調製す
る方法(特開昭63−126543、特開昭63−12
6544など)が開示されているが、使用する油の種
類、界面活性剤の添加量、油と水の混合比が特定の範囲
であるため、その利用範囲が限定されてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、通常の温度
での使用を目的にした化粧品や医薬品に従来公知のマイ
クロエマルションを用いることは、第1の方法では安定
に存在し得る温度範囲が狭いというような温度安定性の
観点から困難とされ、第2の方法では配合の観点から問
題であった。しかし、少量の非イオン性界面活性剤で、
多量の油を均一に可溶化し得るマイクロエマルションの
特性は大変有用であり、温度安定性が高く、また幅広い
配合のマイクロエマルションの完成が望まれていた。
での使用を目的にした化粧品や医薬品に従来公知のマイ
クロエマルションを用いることは、第1の方法では安定
に存在し得る温度範囲が狭いというような温度安定性の
観点から困難とされ、第2の方法では配合の観点から問
題であった。しかし、少量の非イオン性界面活性剤で、
多量の油を均一に可溶化し得るマイクロエマルションの
特性は大変有用であり、温度安定性が高く、また幅広い
配合のマイクロエマルションの完成が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
室温近傍で安定で、しかも幅広い水相と油相の組成比に
おいて温度安定性の優れた油性成分の透明な可溶化組成
物を提供すべく種々検討した結果、ショ糖脂肪酸エステ
ルおよびショ糖脂肪酸エステル以外の特定の非イオン性
界面活性剤を併用することにより可能であることを見い
出し、本発明に到達した。
室温近傍で安定で、しかも幅広い水相と油相の組成比に
おいて温度安定性の優れた油性成分の透明な可溶化組成
物を提供すべく種々検討した結果、ショ糖脂肪酸エステ
ルおよびショ糖脂肪酸エステル以外の特定の非イオン性
界面活性剤を併用することにより可能であることを見い
出し、本発明に到達した。
【0008】すなわち、本発明の要旨は、 (a)ショ糖脂肪酸エステル (b)アルキルグリコシドまたはポリエチレングリコー
ル型界面活性剤 (c)油性成分 (d)水 を必須成分として含有し、且つ(a)及び(b)のいず
れか一方が親油性で他方が親水性となる組合せで用いて
成ることを特徴とする油性成分の透明な可溶化組成物に
存する。
ル型界面活性剤 (c)油性成分 (d)水 を必須成分として含有し、且つ(a)及び(b)のいず
れか一方が親油性で他方が親水性となる組合せで用いて
成ることを特徴とする油性成分の透明な可溶化組成物に
存する。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
用いられるショ糖脂肪酸エステルとしては、ショ糖カプ
リル酸エステル、ショ糖カプリン酸エステル、ショ糖ラ
ウリン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ
糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステ
ル、ショ糖オレイン酸エステルなどが挙げられ、親水性
/親油性の度合いを表すHLB値に置き換えれば約3〜
7、および約12〜16の範囲のショ糖カプリル酸エス
テル、ショ糖カプリン酸エステル、ショ糖ラウリン酸エ
ステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ糖パルミチ
ン酸エステルが好ましい。ここに親水性とはHLB値で
11以上、親油性とはHLB値10以下をいう。
用いられるショ糖脂肪酸エステルとしては、ショ糖カプ
リル酸エステル、ショ糖カプリン酸エステル、ショ糖ラ
ウリン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ
糖パルミチン酸エステル、ショ糖ステアリン酸エステ
ル、ショ糖オレイン酸エステルなどが挙げられ、親水性
/親油性の度合いを表すHLB値に置き換えれば約3〜
7、および約12〜16の範囲のショ糖カプリル酸エス
テル、ショ糖カプリン酸エステル、ショ糖ラウリン酸エ
ステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ショ糖パルミチ
ン酸エステルが好ましい。ここに親水性とはHLB値で
11以上、親油性とはHLB値10以下をいう。
【0010】本発明で用いられるアルキルグリコシドと
しては、1−O−ヘキシル−β−D−グルコピラノシ
ド、1−O−オクチル−β−D−グルコピラノシド、1
−O−デシル−β−D−グルコピラノシド、1−O−ド
デシル−β−D−グルコピラノシド、1−S−ヘプチル
−β−D−チオグルコピラノシド、1−S−オクチル−
β−D−チオグルコピラノシド、1−O−オクチル−β
−D−ガラクトシド、1−O−オクチル−β−D−フコ
ース、1−O−オクチル−β−D−キシロース、1−O
−オクチル−β−D−セロビオース、1−S−オクチル
−β−D−チオセロビオース、1−O−デシル−β−D
−マルトシド、1−O−ドデシル−β−D−マルトシド
などが挙げられ、1−O−オクチル−β−D−グルコピ
ラノシドなどのエーテル型のアルキルグリコシドが望ま
しい。
しては、1−O−ヘキシル−β−D−グルコピラノシ
ド、1−O−オクチル−β−D−グルコピラノシド、1
−O−デシル−β−D−グルコピラノシド、1−O−ド
デシル−β−D−グルコピラノシド、1−S−ヘプチル
−β−D−チオグルコピラノシド、1−S−オクチル−
β−D−チオグルコピラノシド、1−O−オクチル−β
−D−ガラクトシド、1−O−オクチル−β−D−フコ
ース、1−O−オクチル−β−D−キシロース、1−O
−オクチル−β−D−セロビオース、1−S−オクチル
−β−D−チオセロビオース、1−O−デシル−β−D
−マルトシド、1−O−ドデシル−β−D−マルトシド
などが挙げられ、1−O−オクチル−β−D−グルコピ
ラノシドなどのエーテル型のアルキルグリコシドが望ま
しい。
【0011】本発明で用いられるポリエチレングリコー
ル型界面活性剤には、高級アルコール系、チオアルコー
ル系、アルキルフェノール系、高級脂肪酸系、アルキル
エーテル系、アルキルアミン系、アルキルアミド系、ポ
リプロピレングリコール系などがある。中でもHLB値
に置き換えれば約5〜9.5であるポリオキシエチレン
鎖長が2〜4で、アルキル基の炭素鎖長が6〜16のポ
リエチレングリコールアルキルエーテル、またはHLB
値に置き換えれば約10〜14であるポリオキシエチレ
ン鎖長が5〜10で、アルキル基の炭素鎖長が6〜14
のポリエチレングリコールアルキルエーテルが望まし
い。
ル型界面活性剤には、高級アルコール系、チオアルコー
ル系、アルキルフェノール系、高級脂肪酸系、アルキル
エーテル系、アルキルアミン系、アルキルアミド系、ポ
リプロピレングリコール系などがある。中でもHLB値
に置き換えれば約5〜9.5であるポリオキシエチレン
鎖長が2〜4で、アルキル基の炭素鎖長が6〜16のポ
リエチレングリコールアルキルエーテル、またはHLB
値に置き換えれば約10〜14であるポリオキシエチレ
ン鎖長が5〜10で、アルキル基の炭素鎖長が6〜14
のポリエチレングリコールアルキルエーテルが望まし
い。
【0012】本発明では(a)ショ糖脂肪酸エステルお
よび(b)アルキルグリコシドまたはポリエチレングリ
コール型界面活性剤の一方が親水性で他方が親油性とな
る組合せで用いることが不可欠である。本発明で用いら
れる油性成分は限定されないが、n−ヘプタン、n−オ
クタン、n−デカン、シクロヘキサン、スクアレン、ス
クアランなどの炭化水素類、ジヘプチルエーテルなどの
エーテル類、エチレングリコールジブチルエーテルなど
のジエーテル類、長鎖アルコール類、スフィンゴシンな
どの長鎖アミノアルコール、長鎖アルデヒド、長鎖ケト
ン、テルペノイド、ステロイド、カロチノイド、ワック
ス、アシルグリセロール、エーテルグリセリド、セラミ
ド、リン脂質、糖脂質、リン糖脂質、硫脂質、アミノ酸
脂質などが挙げられ、流動パラフィン、ワセリン、魚油
などの動物油脂、大豆油などの植物油脂、鉱物油などの
混合物でも構わない。
よび(b)アルキルグリコシドまたはポリエチレングリ
コール型界面活性剤の一方が親水性で他方が親油性とな
る組合せで用いることが不可欠である。本発明で用いら
れる油性成分は限定されないが、n−ヘプタン、n−オ
クタン、n−デカン、シクロヘキサン、スクアレン、ス
クアランなどの炭化水素類、ジヘプチルエーテルなどの
エーテル類、エチレングリコールジブチルエーテルなど
のジエーテル類、長鎖アルコール類、スフィンゴシンな
どの長鎖アミノアルコール、長鎖アルデヒド、長鎖ケト
ン、テルペノイド、ステロイド、カロチノイド、ワック
ス、アシルグリセロール、エーテルグリセリド、セラミ
ド、リン脂質、糖脂質、リン糖脂質、硫脂質、アミノ酸
脂質などが挙げられ、流動パラフィン、ワセリン、魚油
などの動物油脂、大豆油などの植物油脂、鉱物油などの
混合物でも構わない。
【0013】本発明における油性成分の透明な可溶化組
成物の組成は、広い範囲から選ぶことができるが、例え
ば、5〜45℃で透明な組成物を得るためには、(a)
及び(b)の合計量が油性成分の透明な可溶化組成物中
で0.05〜30重量%であり、2〜20重量%が望ま
しい。両界面活性剤の組合せが、親水性のショ糖脂肪酸
エステル(a)と、親油性の非イオン性界面活性剤
(b)との場合には、親水性のショ糖脂肪酸エステルの
重量分率(界面活性剤総量に対する比率)が0.05〜
0.45であり、0.1〜0.4が好ましい。また、親
油性のショ糖脂肪酸エステル(a)と親水性の非イオン
性界面活性剤(b)との場合には親油性のショ糖脂肪酸
エステルの重量分率が0.05〜0.6であり、0.1
〜0.5が好ましい。親油性のショ糖脂肪酸エステルと
親水性のアルキルグリコシドとの場合には親油性のショ
糖脂肪酸エステルの重量分率が0.80〜0.99であ
り、0.82〜0.95が好ましい。
成物の組成は、広い範囲から選ぶことができるが、例え
ば、5〜45℃で透明な組成物を得るためには、(a)
及び(b)の合計量が油性成分の透明な可溶化組成物中
で0.05〜30重量%であり、2〜20重量%が望ま
しい。両界面活性剤の組合せが、親水性のショ糖脂肪酸
エステル(a)と、親油性の非イオン性界面活性剤
(b)との場合には、親水性のショ糖脂肪酸エステルの
重量分率(界面活性剤総量に対する比率)が0.05〜
0.45であり、0.1〜0.4が好ましい。また、親
油性のショ糖脂肪酸エステル(a)と親水性の非イオン
性界面活性剤(b)との場合には親油性のショ糖脂肪酸
エステルの重量分率が0.05〜0.6であり、0.1
〜0.5が好ましい。親油性のショ糖脂肪酸エステルと
親水性のアルキルグリコシドとの場合には親油性のショ
糖脂肪酸エステルの重量分率が0.80〜0.99であ
り、0.82〜0.95が好ましい。
【0014】本発明の油性成分の透明な可溶化組成物
は、油性成分と水の混合率は任意であり、油性成分と水
の合計重量に対する油性成分の重量分率で表すと0.0
5〜0.95である。本発明による油性成分の透明な可
溶化組成物の特徴は、室温近傍で安定で、しかも幅広い
水相と油相の混合比における温度安定性にあり、曇点以
下で用いる限り、通常のいかなる安定性試験によって
も、白濁や相分離を起こすことはない。加えて、従来の
可溶化系に対して遙かに少量の界面活性剤で大量の油を
安定に配合できるため、安全性が極めて高いものである
ということができる。
は、油性成分と水の混合率は任意であり、油性成分と水
の合計重量に対する油性成分の重量分率で表すと0.0
5〜0.95である。本発明による油性成分の透明な可
溶化組成物の特徴は、室温近傍で安定で、しかも幅広い
水相と油相の混合比における温度安定性にあり、曇点以
下で用いる限り、通常のいかなる安定性試験によって
も、白濁や相分離を起こすことはない。加えて、従来の
可溶化系に対して遙かに少量の界面活性剤で大量の油を
安定に配合できるため、安全性が極めて高いものである
ということができる。
【0015】かかる油性成分の透明な可溶化組成物は、
公知の任意の方法で製造できる。例えば、強力なせん断
力を与える乳化機、例えば高圧ホモジナイザーを用いて
も調製が可能であるが、この方法では一般に油に対する
界面活性剤の量を多くしないと良好な油性成分の透明な
可溶化組成物を得ることはできない。これに対し、本油
性成分の透明な可溶化組成物を製造するに当り、系の温
度を一旦、系の可溶化限界温度以上に上げ、その後に冷
却する製造方法によれば、特殊な乳化機を用いる必要は
なく、簡単な攪拌機あるいは振盪機、および温度制御の
ための恒温槽があれば容易に油性成分の透明な可溶化組
成物を調製できる。このように本方法の特徴は機械的せ
ん断力によらず、容易にしかもより安定な系が得られる
点が挙げられ、同時に製造プロセスの省力化を図れるこ
とである。
公知の任意の方法で製造できる。例えば、強力なせん断
力を与える乳化機、例えば高圧ホモジナイザーを用いて
も調製が可能であるが、この方法では一般に油に対する
界面活性剤の量を多くしないと良好な油性成分の透明な
可溶化組成物を得ることはできない。これに対し、本油
性成分の透明な可溶化組成物を製造するに当り、系の温
度を一旦、系の可溶化限界温度以上に上げ、その後に冷
却する製造方法によれば、特殊な乳化機を用いる必要は
なく、簡単な攪拌機あるいは振盪機、および温度制御の
ための恒温槽があれば容易に油性成分の透明な可溶化組
成物を調製できる。このように本方法の特徴は機械的せ
ん断力によらず、容易にしかもより安定な系が得られる
点が挙げられ、同時に製造プロセスの省力化を図れるこ
とである。
【0016】本発明の油性成分の透明な可溶化組成物に
ついては、ショ糖脂肪酸エステルおよびショ糖脂肪酸エ
ステル以外の非イオン性界面活性剤の他に、用途により
イオン性界面活性剤を更に添加してもよい。また、系の
親水性親油性がバランスする近傍でマイクロエマルショ
ン領域(界面活性剤領域とも呼ばれる)に液晶領域が発
生することがあるが、塩類のアルコールなどの両親媒性
物質などを添加することによりこの液晶領域を縮小して
目的のマイクロエマルション領域を拡大することができ
ることが知られている(山口茂宏ら:油化学,38,p
p.157−160(1989))ので、必要に応じて
塩類や両親媒性物質などを添加してもよい。水相にグル
コースやオリゴ糖などの糖や、グリセロールやソルビト
ールやエチレングリコールなどの直鎖ポリオール、マル
チトールや還元オリゴ糖などの糖アルコール、メチルア
ルコールやプロピルアルコールなどの低級アルコール、
タンパク質、ペプチド、アミノ酸、コンドロイチン硫酸
やヒアルロン酸などのムコ多糖、サポニンなどの配糖体
なども必要に応じて添加しても構わない。
ついては、ショ糖脂肪酸エステルおよびショ糖脂肪酸エ
ステル以外の非イオン性界面活性剤の他に、用途により
イオン性界面活性剤を更に添加してもよい。また、系の
親水性親油性がバランスする近傍でマイクロエマルショ
ン領域(界面活性剤領域とも呼ばれる)に液晶領域が発
生することがあるが、塩類のアルコールなどの両親媒性
物質などを添加することによりこの液晶領域を縮小して
目的のマイクロエマルション領域を拡大することができ
ることが知られている(山口茂宏ら:油化学,38,p
p.157−160(1989))ので、必要に応じて
塩類や両親媒性物質などを添加してもよい。水相にグル
コースやオリゴ糖などの糖や、グリセロールやソルビト
ールやエチレングリコールなどの直鎖ポリオール、マル
チトールや還元オリゴ糖などの糖アルコール、メチルア
ルコールやプロピルアルコールなどの低級アルコール、
タンパク質、ペプチド、アミノ酸、コンドロイチン硫酸
やヒアルロン酸などのムコ多糖、サポニンなどの配糖体
なども必要に応じて添加しても構わない。
【0017】また、本発明に係わる油性成分の透明な可
溶化組成物が応用された製品には、必要に応じて、香
料、色素、防腐剤、薬剤、増粘剤、キレート剤などが適
宜添加される。
溶化組成物が応用された製品には、必要に応じて、香
料、色素、防腐剤、薬剤、増粘剤、キレート剤などが適
宜添加される。
【0018】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明はショ糖
脂肪酸エステルおよびショ糖脂肪酸エステル以外の特定
の非イオン性界面活性剤、油性成分、水を必須成分とす
る油性成分の透明な可溶化組成物に関するものであり、
従来のマイクロエマルションでは困難とされていた5〜
45℃の室温付近での安定性、および温度安定性の著し
い向上が得られるとともに、従来の可溶化系に対して僅
かに少量の界面活性剤で油性成分を安定に配合できるた
め、安全性や機能的な側面でも実用性の高いものである
といえる。また、工業分野では、調製が容易であるため
に効率的である点で、利用価値が極めて高い。特に、本
発明はその有する利点のために、洗浄剤、シャンプー、
リンス、ヘアートニック、ヘアーオイル、ヘアーローシ
ョン、アフターシェーブローション、ボディーローショ
ン、エモリエントオイル、化粧ローション、クレンジン
グオイル、エアゾール製品、消臭剤、芳香剤、脱臭剤、
医薬用液剤、入浴剤などの製品に使用することができ
る。
脂肪酸エステルおよびショ糖脂肪酸エステル以外の特定
の非イオン性界面活性剤、油性成分、水を必須成分とす
る油性成分の透明な可溶化組成物に関するものであり、
従来のマイクロエマルションでは困難とされていた5〜
45℃の室温付近での安定性、および温度安定性の著し
い向上が得られるとともに、従来の可溶化系に対して僅
かに少量の界面活性剤で油性成分を安定に配合できるた
め、安全性や機能的な側面でも実用性の高いものである
といえる。また、工業分野では、調製が容易であるため
に効率的である点で、利用価値が極めて高い。特に、本
発明はその有する利点のために、洗浄剤、シャンプー、
リンス、ヘアートニック、ヘアーオイル、ヘアーローシ
ョン、アフターシェーブローション、ボディーローショ
ン、エモリエントオイル、化粧ローション、クレンジン
グオイル、エアゾール製品、消臭剤、芳香剤、脱臭剤、
医薬用液剤、入浴剤などの製品に使用することができ
る。
【0019】
【実施例】次に、本発明を実施例によって更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。
説明するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実
施例に限定されるものではない。
【0020】実施例1〜5 ショ糖脂肪酸エステルとしてシュクロースモノラウレー
ト(L−1695、HLB値16、三菱化成食品
(株))、ポリエチレングリコール型界面活性剤として
テトラエチレングリコールドデシルエーテル(NIKK
OL BL−4SY、HLB値9.5、日光ケミカルズ
(株))、ヘプタン(特級、東京化成工業(株))、蒸
留水を第1表に記載した配合で容器に入れ、95℃に加
熱しつつ振盪したうえで室温に冷却した。評価は、組成
物が透明である温度範囲を測定して行った。結果は、第
1表に示したとおりである。本発明の方法で調製した油
性成分の透明な可溶化組成物は、室温近傍で幅広い温度
範囲で安定であった。
ト(L−1695、HLB値16、三菱化成食品
(株))、ポリエチレングリコール型界面活性剤として
テトラエチレングリコールドデシルエーテル(NIKK
OL BL−4SY、HLB値9.5、日光ケミカルズ
(株))、ヘプタン(特級、東京化成工業(株))、蒸
留水を第1表に記載した配合で容器に入れ、95℃に加
熱しつつ振盪したうえで室温に冷却した。評価は、組成
物が透明である温度範囲を測定して行った。結果は、第
1表に示したとおりである。本発明の方法で調製した油
性成分の透明な可溶化組成物は、室温近傍で幅広い温度
範囲で安定であった。
【0021】実施例6〜9 ショ糖脂肪酸エステルとしてシュクロースジラウレート
(L−595、HLB値5、三菱化成食品(株))、ポ
リエチレングリコール型界面活性剤としてオクタエチレ
ングリコールドデシルエーテル(NIKKOL BL−
8SY、HLB値13、日光ケミカルズ(株))、ヘプ
タン(特級、東京化成工業(株))、蒸留水を第2表に
記載した配合で実施例1〜5に記載した方法と同様に容
器に入れ、95℃に加熱しつつ振盪したうえで室温に冷
却した。評価は、組成物が透明である温度範囲を測定し
て行った。結果は、第2表に示したとおりである。本発
明の方法で調製した油性成分の透明な可溶化組成物は、
室温近傍で幅広い温度範囲で安定であった。
(L−595、HLB値5、三菱化成食品(株))、ポ
リエチレングリコール型界面活性剤としてオクタエチレ
ングリコールドデシルエーテル(NIKKOL BL−
8SY、HLB値13、日光ケミカルズ(株))、ヘプ
タン(特級、東京化成工業(株))、蒸留水を第2表に
記載した配合で実施例1〜5に記載した方法と同様に容
器に入れ、95℃に加熱しつつ振盪したうえで室温に冷
却した。評価は、組成物が透明である温度範囲を測定し
て行った。結果は、第2表に示したとおりである。本発
明の方法で調製した油性成分の透明な可溶化組成物は、
室温近傍で幅広い温度範囲で安定であった。
【0022】実施例10〜14 ショ糖脂肪酸エステルとしてシュクロースジラウレート
(L−595、HLB値5、三菱化成食品(株))、ア
ルキルグリコシドとして1−O−オクチル−β−D−グ
ルコピラノシド(HLB値19、(株)同仁化学研究
所)、ヘプタン(特級、東京化成工業(株))、蒸留水
を第3表に記載した配合で実施例1〜5に記載した方法
と同様に容器に入れ、95℃に加熱しつつ振盪したうえ
で室温に冷却した。評価は、組成物が透明である温度範
囲を測定して行った。結果は、第3表に示したとおりで
ある。本発明の方法で調製した油性成分の透明な可溶化
組成物は、室温近傍で幅広い温度範囲で安定であった。
(L−595、HLB値5、三菱化成食品(株))、ア
ルキルグリコシドとして1−O−オクチル−β−D−グ
ルコピラノシド(HLB値19、(株)同仁化学研究
所)、ヘプタン(特級、東京化成工業(株))、蒸留水
を第3表に記載した配合で実施例1〜5に記載した方法
と同様に容器に入れ、95℃に加熱しつつ振盪したうえ
で室温に冷却した。評価は、組成物が透明である温度範
囲を測定して行った。結果は、第3表に示したとおりで
ある。本発明の方法で調製した油性成分の透明な可溶化
組成物は、室温近傍で幅広い温度範囲で安定であった。
【0023】比較例1〜2 ポリエチレングリコール型界面活性剤としてテトラエチ
レングリコールドデシルエーテル(NIKKOL BL
−4SY、HLB値9.5、日光ケミカルズ(株))お
よびオクタエチレングリコールドデシルエーテル(NI
KKOL BL−8SY、HLB値13、日光ケミカル
ズ(株))、ヘプタン(特級、東京化成工業(株))、
蒸留水を第4表に記載した配合で実施例1〜5と同様に
組成物を調製し評価した。第4表に示したように、比較
例1〜2では室温近傍で安定な油性成分の透明な可溶化
組成物は得られなかった。
レングリコールドデシルエーテル(NIKKOL BL
−4SY、HLB値9.5、日光ケミカルズ(株))お
よびオクタエチレングリコールドデシルエーテル(NI
KKOL BL−8SY、HLB値13、日光ケミカル
ズ(株))、ヘプタン(特級、東京化成工業(株))、
蒸留水を第4表に記載した配合で実施例1〜5と同様に
組成物を調製し評価した。第4表に示したように、比較
例1〜2では室温近傍で安定な油性成分の透明な可溶化
組成物は得られなかった。
【0024】比較例3〜4 ショ糖脂肪酸エステルとしてシュクロースモノラウレー
ト(L−1695、HLB値16、三菱化成食品
(株))およびシュクロースジラウレート(L−59
5、HLB値5、三菱化成食品(株))、デカン(特
級、東京化成工業(株))、蒸留水を第5表に記載した
配合で実施例1〜5と同様に組成物を調製し評価した。
第5表に示したように、比較例3〜4では室温近傍で安
定な油性成分の透明な可溶化組成物は得られなかった。
ト(L−1695、HLB値16、三菱化成食品
(株))およびシュクロースジラウレート(L−59
5、HLB値5、三菱化成食品(株))、デカン(特
級、東京化成工業(株))、蒸留水を第5表に記載した
配合で実施例1〜5と同様に組成物を調製し評価した。
第5表に示したように、比較例3〜4では室温近傍で安
定な油性成分の透明な可溶化組成物は得られなかった。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【表4】
【0029】
【表5】
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)ショ糖脂肪酸エステル (b)アルキルグリコシドまたはポリエチレングリコー
ル型界面活性剤 (c)油性成分 (d)水 を必須成分として含有し、且つ(a)及び(b)のいず
れか一方が親油性で他方が親水性となる組合せで用いて
成ることを特徴とする油性成分の透明な可溶化組成物。 - 【請求項2】 5〜45℃の温度範囲で外観が均一透明
である請求項1の可溶化組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05109293A JP3360341B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 油性成分の透明な可溶化組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05109293A JP3360341B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 油性成分の透明な可溶化組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06262060A true JPH06262060A (ja) | 1994-09-20 |
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ID=12877181
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP05109293A Expired - Fee Related JP3360341B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 油性成分の透明な可溶化組成物 |
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---|---|
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Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO1996032923A3 (de) * | 1995-04-15 | 1997-01-16 | Henkel Kgaa | Antitranspirantien |
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US9877909B2 (en) | 2014-06-30 | 2018-01-30 | The Procter & Gamble Company | Personal care compositions and methods |
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US11419805B2 (en) | 2017-10-20 | 2022-08-23 | The Procter & Gamble Company | Aerosol foam skin cleanser |
-
1993
- 1993-03-11 JP JP05109293A patent/JP3360341B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US10413493B2 (en) | 2014-06-30 | 2019-09-17 | The Procter & Gamble Company | Personal care composition and methods |
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