JPH0625148Y2 - 電動式移動棚装置 - Google Patents
電動式移動棚装置Info
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- JPH0625148Y2 JPH0625148Y2 JP1990066077U JP6607790U JPH0625148Y2 JP H0625148 Y2 JPH0625148 Y2 JP H0625148Y2 JP 1990066077 U JP1990066077 U JP 1990066077U JP 6607790 U JP6607790 U JP 6607790U JP H0625148 Y2 JPH0625148 Y2 JP H0625148Y2
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- receipt
- movable
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、出納作業の通路となるべき少なくとも一つの
空間を残し、密集して配置された複数の可動棚から成
り、物品出納時には適宜可動棚を移動させて所望の棚間
に出納作業通路を形成することができ、特に開くべき所
望通路を選択指示するための通路選択制御手段を有する
電動式移動棚装置に関するものである。
空間を残し、密集して配置された複数の可動棚から成
り、物品出納時には適宜可動棚を移動させて所望の棚間
に出納作業通路を形成することができ、特に開くべき所
望通路を選択指示するための通路選択制御手段を有する
電動式移動棚装置に関するものである。
[従来の技術] 狭いスペースに多数の可動棚を配列できるようにするた
め、棚と棚との間に形成される出納作業用の空間を1通
路分だけ残し、他の可動棚は間隔を開けないで密集した
状態に配置し、各通路に対応した通路スイッチの操作に
より可動棚を移動させ、所望の棚間に出納作業通路を形
成する電動式移動棚装置は従来より知られている。
め、棚と棚との間に形成される出納作業用の空間を1通
路分だけ残し、他の可動棚は間隔を開けないで密集した
状態に配置し、各通路に対応した通路スイッチの操作に
より可動棚を移動させ、所望の棚間に出納作業通路を形
成する電動式移動棚装置は従来より知られている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、従来の移動棚装置における前記通路スイッチ
は、押圧スイッチ、シーソースイッチ等、手動の接触操
作により動作するスイッチで構成されており、操作者が
両手に物を持っている状態では通路選択操作ができない
という問題点があった。
は、押圧スイッチ、シーソースイッチ等、手動の接触操
作により動作するスイッチで構成されており、操作者が
両手に物を持っている状態では通路選択操作ができない
という問題点があった。
本考案は直接接触しなくても、人身が接近することで動
作する光電スイッチを導入することによって、前記問題
点を解決することを目的とする電動式移動棚装置を提供
しようとするものである。
作する光電スイッチを導入することによって、前記問題
点を解決することを目的とする電動式移動棚装置を提供
しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、固定棚あるいは側壁で区分される区画内に、
それぞれに走行用の可逆モータと、相隣る棚間の離接で
移動しうる空間の有無を検知するための離接検知スイッ
チとを備えた可動棚を、少なくとも一つの出納作業通路
に相当する余裕空間をもって複数個配列し、物品出納時
には通路選択制御手段の通路選択信号により、所望の前
記棚間を選択し、前記離接検知スイッチで規制される位
置に前記可動棚を移動停止させ、前記棚間に前記出納作
業通路を形成するようにした電動式移動棚装置におい
て、前記通路選択制御手段は、前記各棚間の入り口近傍
において通路選択行為による人身の接近を検知すべく、
検知距離の設定が可変可能な限定距離反射型の光電スイ
ッチを有し、該光電スイッチの動作により前記通路選択
信号を発するように構成するという手段、 または、固定棚あるいは側壁で区分される区画内に、そ
れぞれに走行用の可逆モータと、相隣る棚間の離接で移
動しうる空間の有無を検知するための離接検知スイッチ
とを備えた可動棚を、少なくとも一つの出納作業通路に
相当する余裕空間をもって複数個配列し、物品出納時に
は通路選択制御手段の通路選択信号により、所望の前記
棚間を選択し、前記離接検知スイッチで規制される位置
に前記可動棚を移動停止させ、前記棚間に前記出納作業
通路を形成するようにした電動式移動棚装置において、
前記通路選択制御手段は、前記各棚間の入り口近傍にお
いて通路選択行為による人身の接近を検知すべく、検知
距離の設定が可変可能な限定距離反射型の光電スイッチ
を有し、該光電スイッチの動作により前記通路選択信号
を発するように構成され、更に前記通路選択信号によっ
て出納作業通路が形成された後、該形成通路が閉じない
ようロックされた制御回路を、再び当該光電スイッチの
動作により解除するように構成するという手段、 更には、固定棚あるいは側壁で区分される区画内に、そ
れぞれに走行用の可逆モータと、相隣る棚間の離接で移
動しうる空間の有無を検知するための離接検知スイッチ
とを備えた可動棚を、少なくとも一つの出納作業通路に
相当する余裕空間をもって複数個配列し、物品出納時に
は通路選択制御手段の通路選択信号により、所望の前記
棚間を選択し、前記離接検知スイッチで規制される位置
に前記可動棚を移動停止させ、前記棚間に前記出納作業
通路を形成するようにした電動式移動棚装置において、
前記通路選択制御手段は、前記各棚間の入り口近傍にお
いて通路選択行為による人身の接近を検知すべく、検知
距離の設定が可変可能な限定距離反射型の光電スイッチ
を有し、該光電スイッチの動作により前記通路選択信号
を発するように構成され、更に前記通路選択信号によっ
て選択された出納作業通路を形成すべく、可動棚の移動
中に、いずれかの前記光電スイッチの動作で、移動中の
前記可動棚を停止させるように構成するという手段、 を採用することにより、上記問題点を解決した。
それぞれに走行用の可逆モータと、相隣る棚間の離接で
移動しうる空間の有無を検知するための離接検知スイッ
チとを備えた可動棚を、少なくとも一つの出納作業通路
に相当する余裕空間をもって複数個配列し、物品出納時
には通路選択制御手段の通路選択信号により、所望の前
記棚間を選択し、前記離接検知スイッチで規制される位
置に前記可動棚を移動停止させ、前記棚間に前記出納作
業通路を形成するようにした電動式移動棚装置におい
て、前記通路選択制御手段は、前記各棚間の入り口近傍
において通路選択行為による人身の接近を検知すべく、
検知距離の設定が可変可能な限定距離反射型の光電スイ
ッチを有し、該光電スイッチの動作により前記通路選択
信号を発するように構成するという手段、 または、固定棚あるいは側壁で区分される区画内に、そ
れぞれに走行用の可逆モータと、相隣る棚間の離接で移
動しうる空間の有無を検知するための離接検知スイッチ
とを備えた可動棚を、少なくとも一つの出納作業通路に
相当する余裕空間をもって複数個配列し、物品出納時に
は通路選択制御手段の通路選択信号により、所望の前記
棚間を選択し、前記離接検知スイッチで規制される位置
に前記可動棚を移動停止させ、前記棚間に前記出納作業
通路を形成するようにした電動式移動棚装置において、
前記通路選択制御手段は、前記各棚間の入り口近傍にお
いて通路選択行為による人身の接近を検知すべく、検知
距離の設定が可変可能な限定距離反射型の光電スイッチ
を有し、該光電スイッチの動作により前記通路選択信号
を発するように構成され、更に前記通路選択信号によっ
て出納作業通路が形成された後、該形成通路が閉じない
ようロックされた制御回路を、再び当該光電スイッチの
動作により解除するように構成するという手段、 更には、固定棚あるいは側壁で区分される区画内に、そ
れぞれに走行用の可逆モータと、相隣る棚間の離接で移
動しうる空間の有無を検知するための離接検知スイッチ
とを備えた可動棚を、少なくとも一つの出納作業通路に
相当する余裕空間をもって複数個配列し、物品出納時に
は通路選択制御手段の通路選択信号により、所望の前記
棚間を選択し、前記離接検知スイッチで規制される位置
に前記可動棚を移動停止させ、前記棚間に前記出納作業
通路を形成するようにした電動式移動棚装置において、
前記通路選択制御手段は、前記各棚間の入り口近傍にお
いて通路選択行為による人身の接近を検知すべく、検知
距離の設定が可変可能な限定距離反射型の光電スイッチ
を有し、該光電スイッチの動作により前記通路選択信号
を発するように構成され、更に前記通路選択信号によっ
て選択された出納作業通路を形成すべく、可動棚の移動
中に、いずれかの前記光電スイッチの動作で、移動中の
前記可動棚を停止させるように構成するという手段、 を採用することにより、上記問題点を解決した。
[作用] 請求項1の考案によれば、通路選択制御手段の光電スイ
ッチは、通路選択行為による人身の接近を検知すると、
通路選択信号を発して可動棚を移動させ、該可動棚は離
接検知スイッチで規制される位置に停止させ、所望の棚
間に出納作業通路を形成する。
ッチは、通路選択行為による人身の接近を検知すると、
通路選択信号を発して可動棚を移動させ、該可動棚は離
接検知スイッチで規制される位置に停止させ、所望の棚
間に出納作業通路を形成する。
請求項2の考案によれば、前記出納作業通路が形成さ
れ、且つ該形成通路が閉じないように安全にロックされ
た制御回路は、再度光電スイッチを動作させることによ
ってリセットされる。
れ、且つ該形成通路が閉じないように安全にロックされ
た制御回路は、再度光電スイッチを動作させることによ
ってリセットされる。
請求項3の考案によれば、前記通路選択信号による可動
棚の移動中に、更にいずれかの光電スイッチが動作する
と、前記移動中の可動棚は直ちに移動を停止する。
棚の移動中に、更にいずれかの光電スイッチが動作する
と、前記移動中の可動棚は直ちに移動を停止する。
[実施例] 本考案の実施の一例を図に就いて詳細に説明する。
第1図は、本考案装置において出納作業通路が形成され
た状態を示す正面図であり、また第2図は同一部を省略
した斜視図であって、それぞれ図中、Gは床で、該床G
上にはガイドレールRが敷設され、該ガイドレールRの
両端位置に固定棚A・Fが配置されると共に、前記固定
棚A・F間において、可動棚B・C・D・Eが前記ガイ
ドレールR上を走行車輪を介して左右方向に移動可能に
配置されている。前記固定棚A・F並びに各可動棚B・
C・D・Eは実施例では棚装置であるが、前記固定棚A
・Fは必要により配置するが、無くてもよく、また壁面
であってもよい。本実施例では説明の都合上固定棚A・
Fとして説明する。
た状態を示す正面図であり、また第2図は同一部を省略
した斜視図であって、それぞれ図中、Gは床で、該床G
上にはガイドレールRが敷設され、該ガイドレールRの
両端位置に固定棚A・Fが配置されると共に、前記固定
棚A・F間において、可動棚B・C・D・Eが前記ガイ
ドレールR上を走行車輪を介して左右方向に移動可能に
配置されている。前記固定棚A・F並びに各可動棚B・
C・D・Eは実施例では棚装置であるが、前記固定棚A
・Fは必要により配置するが、無くてもよく、また壁面
であってもよい。本実施例では説明の都合上固定棚A・
Fとして説明する。
図中、1・2・3・4・5は、それぞれ相隣る棚間の空
間で、第1図では、前記可動棚B・C並びにD・Eをそ
れぞれ左右両端側に移動させて密集し、前記空間1・2
・4・5の幅を最小とすることによって、空間3部分を
最大限に広く開けて出納作業通路とし、出納作業が円滑
に行なえるようにしている。すなわち、前記各可動棚B
・C・D・Eは少なくとも一つの出納作業通路に相当す
る余裕空間をもって配列されている。
間で、第1図では、前記可動棚B・C並びにD・Eをそ
れぞれ左右両端側に移動させて密集し、前記空間1・2
・4・5の幅を最小とすることによって、空間3部分を
最大限に広く開けて出納作業通路とし、出納作業が円滑
に行なえるようにしている。すなわち、前記各可動棚B
・C・D・Eは少なくとも一つの出納作業通路に相当す
る余裕空間をもって配列されている。
前記各可動棚B・C・D・Eの下部には、それぞれ自走
用の可逆モータM1・M2・M3・M4が取付けられ、
減速機を介して走行車輪を回転させると共に、各可動棚
B・C・D・Eの正面側には、前記各可逆モータM1・
M2・M3・M4を制御して所望の出納作業通路を形成
するため、人が一定の距離に接近するとそれを光で検知
して動作する光電スイッチS1・S2・S3・S4・S
5が、それぞれの棚間空間1・2・3・4・5に対応し
て設けられている。前記光電スイッチのうち、S1とS
2とは可動棚Bの正面両側にそれぞれ取付けられてお
り、一方側の光電スイッチS1は空間1を開くためのス
イッチであり、他方側の光電スイッチS2は空間2を開
くためのスイッチである。また、光電スイッチS3は可
動棚Cの他方側に取付けられており、空間3を開くため
のスイッチであり、光電スイッチS4は可動棚Dの他方
側に取付けられており、空間4を開くためのスイッチで
あり、更に光電スイッチS5は可動棚Eの他方側に取付
けられており、空間5を開くためのスイッチである。
用の可逆モータM1・M2・M3・M4が取付けられ、
減速機を介して走行車輪を回転させると共に、各可動棚
B・C・D・Eの正面側には、前記各可逆モータM1・
M2・M3・M4を制御して所望の出納作業通路を形成
するため、人が一定の距離に接近するとそれを光で検知
して動作する光電スイッチS1・S2・S3・S4・S
5が、それぞれの棚間空間1・2・3・4・5に対応し
て設けられている。前記光電スイッチのうち、S1とS
2とは可動棚Bの正面両側にそれぞれ取付けられてお
り、一方側の光電スイッチS1は空間1を開くためのス
イッチであり、他方側の光電スイッチS2は空間2を開
くためのスイッチである。また、光電スイッチS3は可
動棚Cの他方側に取付けられており、空間3を開くため
のスイッチであり、光電スイッチS4は可動棚Dの他方
側に取付けられており、空間4を開くためのスイッチで
あり、更に光電スイッチS5は可動棚Eの他方側に取付
けられており、空間5を開くためのスイッチである。
更に、各可動棚B・C・D・Eの収納面下部には、隣接
する棚との離接を検知する離接検知スイッチLS1・L
S2・LS3・LS4・LS5がそれぞれ設けられてい
る。前記各離接検知スイッチLS1・LS2・LS3・
LS4・LS5は、互いに相隣る棚と離れている状態
か、接している状態かを検知する検知スイッチであり、
そのうちLS1とLS2とは可動棚Bの両側面下部にそ
れぞれ取付けられており、一方該の離接検知スイッチL
S1は固定棚Aと可動棚Bの離接を検知する離接検知ス
イッチ、他方側の離接検知スイッチLS2は可動棚B・
Cの離接を検知する離接検知スイッチである。離接検知
スイッチLS3は可動棚Cの他方側側面下部に取付けら
れており、可動棚C・Dの離接を検知する。同様に、離
接検知スイッチLS4は可動棚Dの他方側側面下部に取
付けられて可動棚D・Eの離接を検知し、離接検知スイ
ッチLS5は可動棚Eの他方側側面下部に取付けられ
て、可動棚Eと固定棚Fの離接を検知する。前記各離接
検知スイッチLS1〜LS5は、相隣る棚が接して押圧
状態にあるときは、そのスイッチの接点が離れ、相隣る
棚が離れて押圧状態でないときは、そのスイッチの接点
が閉じて回路形成をなす、所謂常閉接点を有するもので
ある。
する棚との離接を検知する離接検知スイッチLS1・L
S2・LS3・LS4・LS5がそれぞれ設けられてい
る。前記各離接検知スイッチLS1・LS2・LS3・
LS4・LS5は、互いに相隣る棚と離れている状態
か、接している状態かを検知する検知スイッチであり、
そのうちLS1とLS2とは可動棚Bの両側面下部にそ
れぞれ取付けられており、一方該の離接検知スイッチL
S1は固定棚Aと可動棚Bの離接を検知する離接検知ス
イッチ、他方側の離接検知スイッチLS2は可動棚B・
Cの離接を検知する離接検知スイッチである。離接検知
スイッチLS3は可動棚Cの他方側側面下部に取付けら
れており、可動棚C・Dの離接を検知する。同様に、離
接検知スイッチLS4は可動棚Dの他方側側面下部に取
付けられて可動棚D・Eの離接を検知し、離接検知スイ
ッチLS5は可動棚Eの他方側側面下部に取付けられ
て、可動棚Eと固定棚Fの離接を検知する。前記各離接
検知スイッチLS1〜LS5は、相隣る棚が接して押圧
状態にあるときは、そのスイッチの接点が離れ、相隣る
棚が離れて押圧状態でないときは、そのスイッチの接点
が閉じて回路形成をなす、所謂常閉接点を有するもので
ある。
第3図は本考案における光電スイッチ(符号Sで示す)
による検知動作を示す側面図であり、光電スイッチSは
可動棚の正面側の比較的低い位置に取付けられており、
人が一定の距離に近づくことによって、それを検知して
動作することを示している。
による検知動作を示す側面図であり、光電スイッチSは
可動棚の正面側の比較的低い位置に取付けられており、
人が一定の距離に近づくことによって、それを検知して
動作することを示している。
第4図は本考案における光電スイッチ(符号Sで示す)
による他の検知動作を示す側面図であり、光電スイッチ
Sは可動棚の正面側の比較的高い位置に設けられてお
り、予め設定した距離に手を近づけることによって、そ
れを検知して動作することを示している。
による他の検知動作を示す側面図であり、光電スイッチ
Sは可動棚の正面側の比較的高い位置に設けられてお
り、予め設定した距離に手を近づけることによって、そ
れを検知して動作することを示している。
前記光電スイッチS1〜S5は、特に三角測距式の限定
距離反射型で、入斜角度のみで検出距離が決まるものを
使用することが推奨され、これにより反射光量に関係な
く測定できるので誤動作がなく、高精度で作動させるこ
とができる。
距離反射型で、入斜角度のみで検出距離が決まるものを
使用することが推奨され、これにより反射光量に関係な
く測定できるので誤動作がなく、高精度で作動させるこ
とができる。
第5図は本考案装置において物品出納のため作業通路を
形成する場合のフローチャートであり、所望の棚間に出
納作業通路を形成しようとする操作者が、その棚間の入
口近傍において、当該棚間空間に対応する光電スイッチ
に対して一定の距離に接近すると、該光電スイッチが動
作11して、通路選択信号を発し12、所要の可動棚の
モータを所望の方向に駆動せしめて、該可動棚を移動1
3させる。移動する前記可動棚は相隣る棚に接すると、
前記離接検知スイッチが作動してスイッチオフ14とな
り、前記モータが停止して、移動を停止15し、出納作
業通路が形成16される。
形成する場合のフローチャートであり、所望の棚間に出
納作業通路を形成しようとする操作者が、その棚間の入
口近傍において、当該棚間空間に対応する光電スイッチ
に対して一定の距離に接近すると、該光電スイッチが動
作11して、通路選択信号を発し12、所要の可動棚の
モータを所望の方向に駆動せしめて、該可動棚を移動1
3させる。移動する前記可動棚は相隣る棚に接すると、
前記離接検知スイッチが作動してスイッチオフ14とな
り、前記モータが停止して、移動を停止15し、出納作
業通路が形成16される。
なお、他の出納作業通路を形成する場合17は、再びフ
ローチャートの最初に戻って、通路選択を行ない12、
以下前記同様の操作を繰返すことによって他の出納作業
通路が形成される。
ローチャートの最初に戻って、通路選択を行ない12、
以下前記同様の操作を繰返すことによって他の出納作業
通路が形成される。
第6図は本考案装置において出納作業通路が形成された
後、その形成通路が閉じないようにロックする制御回路
を、更に当該光電スイッチの第2動作によりロック解除
する場合のフローチャートであり、所望の棚間に出納作
業通路を形成しようとする操作者が、その棚間の入口近
傍において、当該棚間空間に対応する光電スイッチに対
して一定の距離に接近すると、該光電スイッチが動作1
1して、通路選択信号を発し12、所要の可動棚のモー
タを所要の方向に駆動せしめて該可動棚を移動13させ
る。移動する前記可動棚は相隣る棚に接すると、前記離
接検知スイッチが作動してスイッチオフ14となり、前
記モータが停止して、移動を停止15し、出納作業通路
が形成されると共に、前記形成通路が閉じないよう自動
的に制御回路がロック16され、安全を確保する。前記
制御回路のロック状態は、前記形成通路の光電スイッチ
に対して一定距離に人が接近して、再度該光電スイッチ
を動作(第2動作)18させることによって解除され、
前記制御回路がリセット19される。そして、前記制御
回路リセット19後、他の出納作業通路を形成したい場
合17は、再び前記フローチャートの最初に戻って通路
選択12を行ない、以下前記同様の操作を繰返すことに
よって、他の出納作業通路を形成することができる。
後、その形成通路が閉じないようにロックする制御回路
を、更に当該光電スイッチの第2動作によりロック解除
する場合のフローチャートであり、所望の棚間に出納作
業通路を形成しようとする操作者が、その棚間の入口近
傍において、当該棚間空間に対応する光電スイッチに対
して一定の距離に接近すると、該光電スイッチが動作1
1して、通路選択信号を発し12、所要の可動棚のモー
タを所要の方向に駆動せしめて該可動棚を移動13させ
る。移動する前記可動棚は相隣る棚に接すると、前記離
接検知スイッチが作動してスイッチオフ14となり、前
記モータが停止して、移動を停止15し、出納作業通路
が形成されると共に、前記形成通路が閉じないよう自動
的に制御回路がロック16され、安全を確保する。前記
制御回路のロック状態は、前記形成通路の光電スイッチ
に対して一定距離に人が接近して、再度該光電スイッチ
を動作(第2動作)18させることによって解除され、
前記制御回路がリセット19される。そして、前記制御
回路リセット19後、他の出納作業通路を形成したい場
合17は、再び前記フローチャートの最初に戻って通路
選択12を行ない、以下前記同様の操作を繰返すことに
よって、他の出納作業通路を形成することができる。
第7図は本考案装置において通路選択信号による可動棚
の移動中に、更にいずれかの光電スイッチの動作で、前
記可動棚の移動を緊急に停止させるようにしたフローチ
ャートであり、所望の棚間に出納作業通路を形成しよう
とする操作者が、その棚間の入口近傍において、当該棚
間空間に対応する光電スイッチに対して一定の距離に接
近すると、該光電スイッチが動作11して、通路選択信
号を発し12、所要の可動棚のモータを所要の方向に駆
動せしめて該可動棚を移動13させる。前記可動棚の移
動13中に、いずれかの光電スイッチが人の接近を一定
距離で検知すると動作20して停止信号を発し、モータ
は回転動作を停止し、前記可動棚は移動を停止15す
る。
の移動中に、更にいずれかの光電スイッチの動作で、前
記可動棚の移動を緊急に停止させるようにしたフローチ
ャートであり、所望の棚間に出納作業通路を形成しよう
とする操作者が、その棚間の入口近傍において、当該棚
間空間に対応する光電スイッチに対して一定の距離に接
近すると、該光電スイッチが動作11して、通路選択信
号を発し12、所要の可動棚のモータを所要の方向に駆
動せしめて該可動棚を移動13させる。前記可動棚の移
動13中に、いずれかの光電スイッチが人の接近を一定
距離で検知すると動作20して停止信号を発し、モータ
は回転動作を停止し、前記可動棚は移動を停止15す
る。
以上、実施例について説明したように、本考案の電動式
移動棚は、通路選択制御手段に限定距離反射型の光電ス
イッチを有しており、この光電スイッチにより、人が一
定の距離に近接したとき、通路選択信号を発して可動棚
を移動させ、出納作業通路を形成することができ、また
通路形成後、その形成された通路が閉じないように安全
にロックされた制御回路を、更に同光電スイッチを再動
作(第2動作)させることにより、ロック解除をさせる
ことができ、更に通路選択信号による可動棚の移動中
に、人の接近を検知し、いずれかの光電スイッチが動作
した場合、停止信号を発し、前記可動棚の移動を停止さ
せることができる。
移動棚は、通路選択制御手段に限定距離反射型の光電ス
イッチを有しており、この光電スイッチにより、人が一
定の距離に近接したとき、通路選択信号を発して可動棚
を移動させ、出納作業通路を形成することができ、また
通路形成後、その形成された通路が閉じないように安全
にロックされた制御回路を、更に同光電スイッチを再動
作(第2動作)させることにより、ロック解除をさせる
ことができ、更に通路選択信号による可動棚の移動中
に、人の接近を検知し、いずれかの光電スイッチが動作
した場合、停止信号を発し、前記可動棚の移動を停止さ
せることができる。
[考案の効果] 請求項第1項の考案によれば、通路選択制御手段は、棚
間の入口近傍において限定距離反射型の光電スイッチを
備えたので、人身の接近を反射光で検知し、操作者が両
手に物を持っている場合でも操作可能となり、また光電
スイッチの検知距離が可変であるため、操作態様に応じ
て接近せしめる人身の部位(手動、フート操作等)に自
由に適応させることができる。
間の入口近傍において限定距離反射型の光電スイッチを
備えたので、人身の接近を反射光で検知し、操作者が両
手に物を持っている場合でも操作可能となり、また光電
スイッチの検知距離が可変であるため、操作態様に応じ
て接近せしめる人身の部位(手動、フート操作等)に自
由に適応させることができる。
請求項第2項の考案によれば、通路選択制御手段は、光
電スイッチの動作により出納作業通路が形成された後、
該形成通路が閉じないようにロックされた制御回路を、
操作者が取出した物品を持ったまま容易に再度前記光電
スイッチの動作により解除することができる。
電スイッチの動作により出納作業通路が形成された後、
該形成通路が閉じないようにロックされた制御回路を、
操作者が取出した物品を持ったまま容易に再度前記光電
スイッチの動作により解除することができる。
請求項第3項の考案によれば、通路選択制御手段は、可
動棚の移動中にいずれかの光電スイッチを動作させるこ
とにより、前記可動棚の移動を緊急に停止できるので、
操作中の安全を確保することができる。
動棚の移動中にいずれかの光電スイッチを動作させるこ
とにより、前記可動棚の移動を緊急に停止できるので、
操作中の安全を確保することができる。
第1図は本考案装置において出納作業通路が形成された
状態を示す正面図、第2図は同一部を省略した斜視図、
第3図は本考案装置において光電スイッチによる検知動
作を示す側面図、第4図は同他の検知動作を示す側面
図、第5図は本考案装置における物品出納のため作業通
路を形成するフローチャート、第6図は作業通路形成
後、ロックされた制御回路を光電スイッチの第2動作に
よりロック解除するフローチャート、第7図は可動棚の
移動中に、緊急に停止させる場合のフローチャートであ
る。 図中、B・C・D・Eは可動棚、S1・S2・S3・S
4・S5は光電スイッチ、LS1・LS2・LS3・L
S4・LS5は離接検知スイッチである。
状態を示す正面図、第2図は同一部を省略した斜視図、
第3図は本考案装置において光電スイッチによる検知動
作を示す側面図、第4図は同他の検知動作を示す側面
図、第5図は本考案装置における物品出納のため作業通
路を形成するフローチャート、第6図は作業通路形成
後、ロックされた制御回路を光電スイッチの第2動作に
よりロック解除するフローチャート、第7図は可動棚の
移動中に、緊急に停止させる場合のフローチャートであ
る。 図中、B・C・D・Eは可動棚、S1・S2・S3・S
4・S5は光電スイッチ、LS1・LS2・LS3・L
S4・LS5は離接検知スイッチである。
Claims (3)
- 【請求項1】固定棚あるいは側壁で区分される区画内
に、それぞれに走行用の可逆モータと、相隣る棚間の離
接で移動しうる空間の有無を検知するための離接検知ス
イッチとを備えた可動棚を、少なくとも一つの出納作業
通路に相当する余裕空間をもって複数個配列し、物品出
納時には通路選択制御手段の通路選択信号により、所望
の前記棚間を選択し、前記離接検知スイッチで規制され
る位置に前記可動棚を移動停止させ、前記棚間に前記出
納作業通路を形成するようにした電動式移動棚装置にお
いて、 前記通路選択制御手段は、前記各棚間の入り口近傍にお
いて通路選択行為による人身の接近を検知すべく、検知
距離の設定が可変可能な限定距離反射型の光電スイッチ
を有し、該光電スイッチの動作により前記通路選択信号
を発するように構成したことを特徴とする電動式移動棚
装置。 - 【請求項2】固定棚あるいは側壁で区分される区画内
に、それぞれに走行用の可逆モータと、相隣る棚間の離
接で移動しうる空間の有無を検知するための離接検知ス
イッチとを備えた可動棚を、少なくとも一つの出納作業
通路に相当する余裕空間をもって複数個配列し、物品出
納時には通路選択制御手段の通路選択信号により、所望
の前記棚間を選択し、前記離接検知スイッチで規制され
る位置に前記可動棚を移動停止させ、前記棚間に前記出
納作業通路を形成するようにした電動式移動棚装置にお
いて、 前記通路選択制御手段は、前記各棚間の入り口近傍にお
いて通路選択行為による人身の接近を検知すべく、検知
距離の設定が可変可能な限定距離反射型の光電スイッチ
を有し、該光電スイッチの動作により前記通路選択信号
を発するように構成され、更に前記通路選択信号によっ
て出納作業通路が形成された後、該形成通路が閉じない
ようロックされた制御回路を、再び当該光電スイッチの
動作により解除するように構成したことを特徴とする電
動式移動棚装置。 - 【請求項3】固定棚あるいは側壁で区分される区画内
に、それぞれに走行用の可逆モータと、相隣る棚間の離
接で移動しうる空間の有無を検知するための離接検知ス
イッチとを備えた可動棚を、少なくとも一つの出納作業
通路に相当する余裕空間をもって複数個配列し、物品出
納時には通路選択制御手段の通路選択信号により、所望
の前記棚間を選択し、前記離接検知スイッチで規制され
る位置に前記可動棚を移動停止させ、前記棚間に前記出
納作業通路を形成するようにした電動式移動棚装置にお
いて、 前記通路選択制御手段は、前記各棚間の入り口近傍にお
いて通路選択行為による人身の接近を検知すべく、検知
距離の設定が可変可能な限定距離反射型の光電スイッチ
を有し、該光電スイッチの動作により前記通路選択信号
を発するように構成され、更に前記通路選択信号によっ
て選択された出納作業通路を形成すべく、可動棚の移動
中に、いずれかの前記光電スイッチの動作で、移動中の
前記可動棚を停止させるように構成したことを特徴とす
る電動式移動棚装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990066077U JPH0625148Y2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 電動式移動棚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990066077U JPH0625148Y2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 電動式移動棚装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0425527U JPH0425527U (ja) | 1992-02-28 |
JPH0625148Y2 true JPH0625148Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31598485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990066077U Expired - Lifetime JPH0625148Y2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-06-25 | 電動式移動棚装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625148Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2760279B2 (ja) * | 1994-03-28 | 1998-05-28 | コクヨ株式会社 | 電動式移動ラック装置の移動制御装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5177459A (ja) * | 1974-12-27 | 1976-07-05 | Erekonpatsuku Kk | Dendoshikiidodanasochi |
JPS63255011A (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-21 | 浅香工業株式会社 | 電動式移動棚装置 |
JPH0427391Y2 (ja) * | 1987-07-21 | 1992-07-01 |
-
1990
- 1990-06-25 JP JP1990066077U patent/JPH0625148Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0425527U (ja) | 1992-02-28 |
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