JPH06240529A - 混紡カーペットヤーン - Google Patents
混紡カーペットヤーンInfo
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- JPH06240529A JPH06240529A JP5310621A JP31062193A JPH06240529A JP H06240529 A JPH06240529 A JP H06240529A JP 5310621 A JP5310621 A JP 5310621A JP 31062193 A JP31062193 A JP 31062193A JP H06240529 A JPH06240529 A JP H06240529A
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- D02G3/445—Yarns or threads for use in floor fabrics
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- D01D—MECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
- D01D5/00—Formation of filaments, threads, or the like
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- D01D5/082—Melt spinning methods of mixed yarn
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Abstract
カバー能力を兼ね備えたカーペットを形成するのに適す
る合成樹脂フィラメント混紡ヤーンを提供すること。 【構成】 変性率が2.4から3.4の、横断面が三角
形三つ葉状の繊維21、横断面が中空五角形の繊維3
1、変性率が少なくとも2.6の、横断面が標準三つ葉
状の繊維51、変性率が少なくとも2.6の、横断面が
尖端三つ葉状の繊維11およびこれらの組合わせのうち
から選択される、51から90重量%の基礎繊維aと、
変性率が1.7から2.4の、横断面が標準三つ葉状の
繊維51、変性率が2.0から2.9の横断面が尖端三
つ葉状の繊維およびこれらの組合わせのうちから選択さ
れる、約10から49重量%のアクセント繊維bとを含
有する繊維ブレンド。
Description
されるヤーンに関するものであり、ことに高いかさ高
性、高度の光沢ないしつや、堅固な手触り、染色均斉性
を全般的に兼ね備えたカーペット用繊維ブレンドないし
ヤーンに関するものである。
は、下記の関連する意味を有する。
るような円の半径R1 に対する、これを包囲する円の半
径R2 の割合を、「突起角」(A)は、図3に示される
ような突起の両側縁の延長線が交差して成す角度をそれ
ぞれ意味する。
状片を有し、1より大きい変性率を示す繊維を形容する
語であって、このような三つ葉状繊維は本質的に葉状片
外形に沿って尖端を形成するような弯曲凸面を持たな
い。
て三つ葉状であり、各葉面が単一突起角で規制され、こ
の突起角が56×MR-1.5より大きい場合を意味する。
突起角度で規制され、各突起角が56×MR-1.5と等し
いか、あるいはこれより小さい場合の三つ葉状横断面の
繊維に関するものである。
と、葉面なしの1つの基礎部分とから成る横断面を有
し、この基礎部分が三角形状であることを意味する。各
葉面は、この三角形の各頂点に存在する。三角形葉面繊
維の例としては、図3に示される横断面の小さい方の繊
維が挙げられる。このような横断面の繊維は、横断面が
狼の頭部に類似するところから「狼横断面」を有するも
のとして指称される。三角形葉面状横断面は、3枚の葉
面と、2個の突起角度A0 、A1 を特徴とする。A0 は
通常0°から25°、A1 は通常60°から110°で
ある。
長さの、ないし連続する繊維)とステープル(短い一定
の長さの繊維)との両者を意味する。
り、外表面、堅固性および光沢に関して好ましい外観を
有するカーペットをもたらす繊維をもたらすのが好まし
い。高い変性率を有する、横断面積が三つ葉状の繊維を
使用することにより、高度の変性率を有する三つ葉状繊
維の使用により、カーペット単位重量当たりのカーペッ
ト外表面を改善することが知られている。しかしなが
ら、一般的に変性率の増大は、つやないし光沢の低減を
もたらす。本発明は、カーペットに使用される場合に、
秀れた均衡をもたらすべきフィラメント混紡ヤーンをそ
の対象として包囲する。
9352号の明細書は、第1次的にはヘザー布地形成用
の混織織成法に指向されているが、繊維の混紡ないしブ
レンドに関し広い認識を開示している。
173号明細書には、1.4から2.5の範囲の平均変
性率近辺の変性率を示す。横断面三つ葉状繊維が開示さ
れている。しかしながら、これらの繊維ないしフィラメ
ントは、真実の混紡フィラメントではなく、平均的なフ
ィラメント形状に類する横断面の予備調整である。
122号明細書には、カーペットに使用されるべき捲縮
ステープルファイバーのブレンドが記載されている。こ
のブレンドは、同じデニールの横断面三つ葉状繊維の2
群を含有し、一方は1.6から1.9の変性率を、他方
は2.2から2.5の変位率を有する。繊維のブレンド
は、いずれか一方の種類の繊維のみから成るカーペット
に比し、改善された外観を示すが、これらについては更
に改善の余地が存する旨示されている。
1369号の明細書には、上記米国特許3994122
号明細書に記載された横断面三つ葉状フィラメントヤー
ンを同時紡糸により形成する方法が開示されている。
特許4472481号の明細書には、変性率3から3.
4、16から24デニールの横断面三つ葉状のポリアミ
ド捲縮繊維を70から90重量%、変性率1.7から
2.4、6から12のデニールを有する、横断面三つ葉
状のポリアミド捲縮繊維30から10重量%を含有する
横断面三つ葉状繊維ブレンドが開示されている。
106号および5108838号明細書には、各葉面外
形に沿って尖端で結合されている弯曲凸面の横断面で複
数の葉面を有する繊維が開示されている。
770938号明細書には、各葉面に軸方向に延びる孔
隙を有し、横断面孔隙全面積が15から20%を占め、
突起角が15°から45°の、横断面三つ葉状繊維が開
示されている。
92731号の明細書には、特定範囲の変性率と関連す
る突起角を有する横断面三つ葉状繊維が記載されてい
る。
07号の明細書には、単一の軸線方向に延びる中心空隙
を有する横断面三つ葉状繊維が開示されている。
のように提案されているが、カーペットヤーンの外観お
よびテクスチャーの質には未だ改善されるべき余地が多
々ある。
ら3.4の、横断面が三角形三つ葉状の繊維、横断面が
中空五角形の繊維、変性率が少なくとも2.6の、横断
面が標準三つ葉状の繊維、変性率が少なくとも2.6
の、横断面が尖端三つ葉状の繊維およびこれらの組合わ
せのうちから選択される、51から90重量%の基礎繊
維(a)と、変性率が1.7から2.4の、横断面が標
準三つ葉状の繊維、変性率が2.0から2.9の横断面
が尖端三つ葉状の繊維およびこれらの組合わせのうちか
ら選択される、約10から49重量%のアクセント繊維
(b)とを含有する繊維ブレンドを提供することによ
り、この技術分野の空白を充足しようとするものであ
る。すべての繊維は、図1の辺A、B、C、DおよびE
で包囲される帯域内においてフィラメント当たり1デニ
ールを示す。両繊維(a)および(b)が同じ変性率お
よびデニールを有する、横断面が尖端三つ葉状繊維であ
る場合には、繊維(a)はつや消し処理され、繊維
(b)はつや消し処理されない。
て、フィラメント当たり約22より少ないデニールを有
する、横断面が三角形三つ葉状の基礎繊維(a)を51
から90重量%、フィラメント当たり18から36デニ
ールを有する、横断面が尖端三つ葉状のアクセント繊維
(b)を10から49重量%含有するブレンド繊維が提
供される。
や、テクスチャー、手触りを示し、汚染の目立たないカ
ーペットを形成する、カーペットヤーンを提供すること
である。
を参照しつつ、さらに具体的に説明する。本発明がこれ
らの具体的な実施例に限定されるべきでないことはいう
までもない。この分野の技術者であれば、本発明の範囲
に属する、しかも図示説明されない他の多くの具体的実
施態様を容易に構成し得る筈である。本発明によるブレ
ンド繊維は、カーペットを形成した場合、光沢を犠牲に
することなく高度のカバーを維持する。本発明の一実施
例によれば、構成分繊維ないしフィラメントをつや消し
処理するとき、意外にも光沢が維持されるだけでなく、
さらに高められる。
0重量%の基礎繊維(a)と、10から49重量%のア
クセント繊維(b)から構成される。これら組成分繊維
(a)および(b)は、図1の辺A、B、C、Dおよび
Eで包囲された帯域内におけるフィラメント当たりデニ
ール(dpf)を有する。さらに好ましくは、デニール
範囲は図2の辺A′、B′、C′、D′およびE′で包
囲される帯域内に在る。両組成分繊維(a)および
(b)が共に同じデニール、変性率および突起角を有す
る、横断面が尖端三つ葉状の繊維である場合には、基礎
繊維組成分(a)はつや消し処理され、アクセント繊維
組成分(b)はつや消し処理されず、光沢性を有するま
まになされる。
有する単一もしくは複数種類の繊維から成る。基礎繊維
横断面の例が、図6中のA、B、CおよびEとして示さ
れる。図面中の横断面は、単に例示的なものであって、
意図されるMRの範囲限度を示している。この分野の技
術者であれば、図6に示されている各種横断面間の変性
率を有する横断面連続体が、本発明範囲に属することは
理解され得る筈である。これらカーペット繊維横断面
は、変性率2.4から3.4の三角形三つ葉状繊維(図
6におけるA)、中空五角形繊維(同じくB)、変性率
が少なくとも2.6の標準三つ葉状繊維(同じくC)、
変性率が少なくとも2.6の尖端三つ葉状繊維(同じく
E、ME=2.9)およびこれらの混合である。組成分
基礎繊維(a)は、図3に示されるように三角形三つ葉
状横断面の繊維21であるのが好ましい、これらは公知
の捲縮法、例えばエアジェット法、スタッファボックス
法、偽撚法などにより捲縮されていてもよく、あるいは
捲縮されていなくてもよい。基礎繊維は不等の突起長
さ、突起角あるいは突起における弯曲度により、対称的
であっても、非対称的であってもよい。基礎繊維(a)
は12から24の範囲のデニールを有するのが好まし
い。軸線方向の1本もしくは複数本の空隙は存在して
も、存在しなくてもよい。軸方向空隙は繊維の長手方向
軸線と共軸的に延びている。空隙を設ける場合、単一の
中心延長空隙であるのが好ましい。中空五角形状繊維の
場合、空隙は1本でも複数本でもよい。好ましい五角形
横断面31が図4に示されている。
れるカーペットに秀れた光沢をもたらすことも助勢する
アクセント繊維である。これらはまたカーペットのカバ
ー、手触りおよび汚染隠蔽特性を均衡させることを助勢
し、またカーペット染色の均斉性を改善する。アクセン
ト繊維(b)は、上述したようなカーペット繊維の標準
的処理により捲縮されてもよく、また捲縮されなくても
よい。アクセント繊維の横断面が、図6中において、
D、Eとして例示されている。これらの横断面は単に例
示的なものであって、若干例における意図されるMR
(変性率)の限度を示唆するに過ぎない。当業者にとっ
て、図6に示される変性率の差を有する横断面連続体
が、本発明範囲内に属するべきことは理解される筈であ
る。アクセント繊維(甲第1号証)は、変性率2.0か
ら2.9の尖端三つ葉状繊維(図6におけるE)あるい
は変性率1.7から2.4の低変性率、標準三つ葉状繊
維であるのが好ましい。尖端三つ葉状繊維は、また太い
繊維11として図3に示されている。アクセント繊維
(b)は、少なくとも1本の中心軸方向空隙を持ってい
てもよく、あるいは持っていなくてもよい。また横断面
は、対称的であってもよく、また等しい突起長さ、突起
角、突起における弯曲度に関して非対称的であってもよ
い。
許4255487号に開示されているような、伝導性繊
維として、少量の他の繊維がブレンドナカに存在し得
る。
繊維(a)は約0.30%までのTiO2 を添加するこ
とによりつや消しされるが、意外なことには、このつや
消し剤の添加が、この繊維をブレンドしてカーペットを
形成するとき、カーペットの反射閃光を増大させること
が見出された。さらに意外なことには、この閃光増大効
果が、基礎繊維(a)とアクセント繊維(b)との両者
共に尖端三つ葉状繊維であって、つや消し剤の存在、不
存在のみが両組成分(a)、(b)の差である場合に認
められることである。
に示されている。この場合、一方の組成分であるアクセ
ント繊維(b)は、10から49重量%、好ましくは1
0から20重量%の尖端三つ葉状繊維11から成る。こ
れら繊維は2.3から2.8の変性率および18から3
6、少なくとも22のフィラメント当たりデニールを有
するのが好ましい。空隙12は存在しても、しなくても
よい。もっとも好ましいことは、尖端三つ葉状繊維が秀
れた光輝性を有する繊維であることである。
重量%、ことに80から90重量%は、第1組成分の基
礎繊維(a)であって、これは2.7から3.0の変性
率および16から22、好ましくは20以下のフィラメ
ント当たりデニールを有する三角形三つ葉状横断面を有
する繊維21から成る。これらの基礎繊維(a)は、空
隙を持っていても、いなくてもよい。この三角形三つ葉
状横断面繊維21は、好ましくは0.10から0.15
重量%のTiO2 でつや消しされる。
この場合、アクセント繊維(b)は約18から約36の
フィラメント当たりデニールを有する尖端三つ葉状横断
面繊維11の10から49重量%で構成され、基礎繊維
(a)は、中空五角形横断面の繊維31の51から90
重量%で構成される。
れており、アクセント繊維(b)は、10から49重量
%の、変性率24、フィラメント当たり約18から36
デニールを有する標準三つ葉状繊維51から成り、基礎
繊維(a)は、51から90重量%の、変性率2.6以
上、突起角13.4以下の標準三つ葉状繊維53から成
る。
のポリアミドとしては、ナイロン6、6(ポリヘキサメ
チレンアジピイミド)およびナイロン6(ポリ−ε−カ
プロラクタム)が挙げられる。さらに他のポリアミドと
して、ナイロン11、ナイロン6、10、ナイロン6、
6とナイロン6の共重合体、例えばナイロン6、6/
6、ナイロン6、6/6TA(6TAはヘキサメチレン
テレフタルアミド単位を意味する)のような通常のナイ
ロンが挙げられる。ポリエステルその他の繊維形成ポリ
マーも同様に有用である。
消し剤(TiO2 など)、熱および光安定剤、染料など
を含有し得る。このような添加剤は、一般に重合の間に
モノマーに、あるいは繊維形成前の溶融ポリマーに添加
される。繊維には顔料もしくは慣用の染料で着色され得
る。
すでに公知の、あるいはポリマー紡糸用の後に開発され
る方法で溶融紡糸され得る。慣用の巻回ないし紡糸延伸
テクスチャー処理を行うことができる。
維ブレンドは、溶融紡糸の間にブレンドを行うのが有利
である。これは基礎繊維(a)およびアクセント繊維
(b)を適当な割合で紡糸するようになされた単一の紡
糸口金を使用して行われ、次いでヤーンになされ得る。
単一の紡糸口金を使用する場合、相違するフィラメント
当たりデニール数および相違する形状の横断面は、紡糸
口金の形態と正確な製造により制御される。あるいは別
個の紡糸口金を使用して、それぞれの組成分としての繊
維を形成することもできる。この場合にはそれぞのフィ
ラメントを適当な割合で合体させてヤーンを形成する。
このヤーンを延伸テクスチャー処理して捲縮ヤーンと
し、あるいは、複数本のこのようなヤーンを合併してト
ウを形成することができるステープルヤーンも使用し得
るが連続フィラメントヤーンが好ましい。
ィラメントヤーンにより形成されたカーペットである。
ヤーンは公知の方法でタクト処理されあるいは織成され
る。このヤーンはことに、顕著な反射閃光を示す秀れた
ループカーペットを形成する。
ば以下の通りである。
諸特徴のうちの単一もしくは複数の特徴を充足する。
維であること。
6から形成されていること。
されていること。
0本の繊維ないしフィラメントを含有すること。
ヤーンの形態をなすこと。
がつや消しされていないこと。
25から32で中心軸線方向空隙を有する横断面三角形
三つ葉状繊維であること。
2.0から2.9の横断面尖端三つ葉状繊維であること
および好ましくは中心軸線方向空隙を有すること。
さらに好ましい実施態様は以下の通りである。
(b)が、連続的フィラメントであり、ことにフィラメ
ント総本数が68から136本であること。
二酸化チタン(TiO2 )を含有する横断面三角形三つ
葉状のナイロン6繊維を含有すること。
から2.8の変性率を有する、横断面尖端三つ葉状繊維
であること。
維が2.5から3.0の変性率を有すること。
詳細に説明する。ただし、これらは単に例示的なもので
あって、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、以下の実施例中に使用される部はとくに明示されな
い限り重量に関するものである。
プ、カバーは、すべてが4人から成るパネルにより評価
されたものである。
ト(BCF)を2種類の横断面組成分繊維から形成し
た。両組成分とも、25℃で96重量%濃度の硫酸溶液
(1g/100ミリリットル)で測定して2.7の相対
粘度(RV)を有するナイロン6重合体から形成された
つや消し処理をしない、従って光沢のある繊維である。
両組成分繊維は、紡糸巻回法で別個に形成した。
いてナイロン6を処理能力176g/分の紡糸口金に給
送し、冷却空気流(25m/分)を供与して製造した。
他方の組成分繊維(b)は、275℃においてナイロン
6を処理能力71.5g/分の紡糸口金に給送し、冷却
空気流(24.4m/分)を供与して製造した。両繊維
の巻取り速度は650m/分とした。
紡糸口金を使用して、繊維(b)は14のY字型孔隙を
有する紡糸口金を使用して紡糸した。両組成分給送ヤー
ンの紡糸巻回条件は、両ヤーンが同じ引張り特性を有す
るように調整された。これらの相違する両ヤーンを合併
して、牽伸テクスチャー処理装置に給送した。
作条件は12.5%の熱湯かさ高性および1メートルご
とに40のタングルを持つ目標ヤーンが得られるように
調整した。得られたBCF(かさ高連続フィラメント)
ヤーンは、(a)2.9の変性率および15.0のdp
f(フィラメント当たりデニール)を有する三角形三つ
葉状のフィラメントないし繊維68本と、(b)1.8
の変性率および28.6のdpfを有する標準三つ葉状
フィラメントないし繊維14を有するものであった。従
って形成された混紡ヤーンは82本のフィラメント当た
り1420デニールのものであった。
次いでインチ当たり4.0の撚りをもたらすようにケー
ブル撚り処理し、スーパーバ(Superba)ヒート
セットし、1183g/m2 にタフト処理し、15.9
mmのパイル高さ、3.97mmのゲージカットパイル
のカーペットとした。混紡フィラメントの試料カーペッ
トは、同じカーペット構造の横断面三角形三つ葉状繊維
のみから成るカーペットに対して、著しく明るい光沢を
示し、カバー力において極めてロスが少なかった。
分繊維で形成した。両繊維とも2.7RV(相対粘度)
(25℃で96重量%濃度の硫酸の1g/100ミリリ
ットル溶液で測定)のナイロン6ポリマーから紡糸さ
れ、共に2.7の変性率を有する、同じ中空尖端三つ葉
状横断面を有するものとした。両繊維間の差違は、
(1)一方が光沢性を示し他方がつや消し処理したこ
と、および(2)デニール数が異なることのみであっ
た。両繊維は紡糸巻回処理で別個に紡糸された。
理能力176g/分の紡糸口金に給送し、冷却空気流
(25m/分)の供与下に紡糸された。繊維(b)は、
275℃でナイロン6を処理能力71.5g/分の紡糸
口金に給送し、冷却空気流(24.4m/分)の供与下
に紡糸された。両繊維の巻回速度は650m/分とし
た。
ィスを有する紡糸口金を使用し、30%のTiO2 を含
有するスターバッチナイロン6チップを押出機に給送
し、マスターバッチ給送速度を0.3%のTiO2 を含
有するヤーンが得られるように制御して紡糸された、繊
維(b)は、繊維(a)の場合と同様の形状で、14個
のオリフィスを有する紡糸口金を使用して紡糸された。
これら両者の紡糸巻回条件は、両繊維が同じ引張り特性
を示すように調整された。
ー処理装置に給送し、3.0の機械的延伸率をもたら
し、牽伸ゴデッド温度および交差空気流圧を、12.5
%の熱湯かさ高性および1メートル当たり40のタング
ルを有するBCFヤーンが得られるように調整した。得
られたBDFヤーンは、(a)20.3dpfを有する
68本のつや消しフィラメントと、(b)30dpfの
光沢を有する14本のフィラメントを有し、従って82
本のフィラメントで1800デニールを示すものであっ
た。
BCFヤーンをエアタングル処理し、染色し、3.17
mmゲージ、4.76mmパイル高さ、cm当たり3.
15、3.54および3.94スティッチのレベルルー
プカーペットとした。この本発明による混紡フィラメン
トヤーンから形成されたカーペット試料は、高いカバー
力、強固な手触り、高い反射閃光を示した。
を、紡糸牽伸テクチャー処理して形成した。すべてのフ
ィラメントを、25℃で96重量%濃度の硫酸中の1g
/100ミリリットル溶液として測定した結果2.7R
V(相対粘度)を有する、つや消し処理しないナイロン
6から紡糸した。2種類の異なる孔隙を有する単一の紡
糸口金を使用し、従ってヤーンは2種類の繊維を包含し
た。、両フィラメントとも、265℃のナイロン6を2
52g/分で紡糸口金に給送し、冷却空気流を27.4
m/分で供与した。紡糸速度は800m/分、牽伸速度
は2400m/分とし、紡糸および牽伸ゴデットはそれ
ぞれ50℃および150℃に設定した。
2.80、dpf約13.7の横断面三角形三つ葉状の
フィラメント56本、他方のブレンド繊維(b)は、平
均弾性率2.87、dpf約26.8の横断面非対称尖
端三つ葉状のフィラメント13本からそれぞれ構成さ
れ、従って混紡ヤーンは69本のフィラメントで110
0デニールを有するものである。
を、インチ当たり4.5の撚りをもたらすように処理
し、オートクレーブでヒートセットし、14.28mm
のパイル高さ、3.17mmのゲージ、cm当たり3.
15スティッチにタフト処理してレベルループカーペッ
トを形成した。同じ紡糸牽伸テクスチャー条件下に形成
された100%三角形三つ葉状の横断面フィラメントか
ら同様構造で形成されたカーペットとくらべて、この異
種横断面組合わせフィラメントヤーンから形成されたカ
ーペットは、著しく明るい光沢を示し、しかも同様のカ
バー能力を有するものであった。
る、辺A、B、C、DおよびEにより包囲された帯域を
示すグラフである。
グラフである。
状繊維のアクセント繊維とを有する本発明による混紡ヤ
ーンの横断面を示す拡大尺断面図である。
クセント繊維とを有する本発明による他の混紡ヤーンの
横断面を示す拡大尺断面図である。
アクセント繊維とを有する、さらに他の本発明混紡ヤー
ンの横断面を示す拡大尺断面図である。
ント繊維の横断面形状を示す拡大尺断面図であって、A
は2種類の三角形三つ葉状基礎繊維、Bは中空五角形基
礎繊維、Cは標準三つ葉状基礎繊維、Dは2種類の標準
三つ葉状アクセント繊維、Eは2種類の標準尖端三つ葉
状繊維を示し、両者共にアクセント繊維として使用さ
れ、一方(MR≧2.6)は基礎繊維として使用され
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 変性率が2.4から3.4の、横断面が
三角形三つ葉状の繊維、横断面が中空五角形の繊維、変
性率が少なくとも2.6の、横断面が標準三つ葉状の繊
維、変性率が少なくとも2.6の、横断面が尖端三つ葉
状の繊維およびこれらの組合わせのうちから選択され
る、51から90重量%の基礎繊維(a)と、 変性率が1.7から2.4の、横断面が標準三つ葉状の
繊維、変性率が2.0から2.9の横断面が尖端三つ葉
状の繊維およびこれらの組合わせのうちから選択され
る、約10から49重量%のアクセント繊維(b)とを
含有し、 上記繊維(a)および(b)が、図1の辺A、B、C、
DおよびEで包囲された帯域内においてフィラメント当
たり1デニールであり、上記繊維(a)および(b)
が、共に横断面尖端三つ葉状繊維であり、同じ変性率お
よびフィラメント当たりデニールを含有する場合、上記
繊維(a)がつや消しされ、上記繊維(b)がつや消し
されないことを特徴とする繊維ブレンド。 - 【請求項2】 フィラメント当たり約22より小さいデ
ニールを有する、横断面三角形三つ葉状の基礎繊維
(a)を約51から90重量%、 フィラメント当たり約18から36のデニールを有す
る、横断面尖端三つ葉状のアクセント繊維(b)を約1
0から49重量%含有することを特徴とする繊維ブレン
ド。 - 【請求項3】 請求項(1)あるいは(2)による繊維
ブレンドから形成されるカーペット。
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- 1993-11-22 DE DE1993615041 patent/DE69315041T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-10 JP JP5310621A patent/JPH06240529A/ja active Pending
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