JPH06248978A - ラジアルタービン発電装置 - Google Patents
ラジアルタービン発電装置Info
- Publication number
- JPH06248978A JPH06248978A JP3524293A JP3524293A JPH06248978A JP H06248978 A JPH06248978 A JP H06248978A JP 3524293 A JP3524293 A JP 3524293A JP 3524293 A JP3524293 A JP 3524293A JP H06248978 A JPH06248978 A JP H06248978A
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- Japan
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- pressure
- opening
- suction
- signal
- suction valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タービンノズルが有する機械的ヒステリシス
に関係なく、プロセスの負荷変動に十分追従でき、吸込
圧力を正常に保つことを可能にしたラジアルタービン発
電装置を提供する。 【構成】 吸込流路11に流量調節用の吸込弁26を設
けるとともに、I/P変換器5からの信号により、吸込
弁26の開度を調節させ、圧力伝送器15による検出圧
力が高い場合には、吸込弁26の開度を増大させ、低い
場合には、吸込弁26の開度を減少させるとともに、制
御装置28を設け、この制御装置28を、圧力調節計1
6から圧力信号を受けて、これにより、吸込弁26の開
度を割り出し、この開度が設定範囲の限界に達した場合
には、タービンノズル4の開度を調節することによっ
て、吸込弁26の開度を元に戻させるものとしてある。
に関係なく、プロセスの負荷変動に十分追従でき、吸込
圧力を正常に保つことを可能にしたラジアルタービン発
電装置を提供する。 【構成】 吸込流路11に流量調節用の吸込弁26を設
けるとともに、I/P変換器5からの信号により、吸込
弁26の開度を調節させ、圧力伝送器15による検出圧
力が高い場合には、吸込弁26の開度を増大させ、低い
場合には、吸込弁26の開度を減少させるとともに、制
御装置28を設け、この制御装置28を、圧力調節計1
6から圧力信号を受けて、これにより、吸込弁26の開
度を割り出し、この開度が設定範囲の限界に達した場合
には、タービンノズル4の開度を調節することによっ
て、吸込弁26の開度を元に戻させるものとしてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば石油化学プラン
ト,鉄鋼業及び燃料電池を用いた発電プラントの分野に
適用されるラジアルタービン発電装置に関するものであ
る。
ト,鉄鋼業及び燃料電池を用いた発電プラントの分野に
適用されるラジアルタービン発電装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示す自家用ラジアルタービ
ン発電装置が公知である。この装置は、発電機1と結合
した単段のラジアルタービン2を備え、このラジアルタ
ービン2の内部には、空圧シリンダ3によって開閉さ
れ、吸込圧力を一定に保つタービンノズル4が設けてあ
る。空圧シリンダ3には、I/P変換器(電/空変換
器)5,電磁式の三方切換弁6,ポジショナ7を設けた
計装ライン8が接続してあり、三方切換弁6はa,b,
cポートを有し、aポートがI/P変換器5に、bポー
トがポジショナ7に通じ、cポートが大気に開口してお
り、a,bポート連通,b,cポート連通の各状態の切
換えは制御装置9からの信号により行われる。
ン発電装置が公知である。この装置は、発電機1と結合
した単段のラジアルタービン2を備え、このラジアルタ
ービン2の内部には、空圧シリンダ3によって開閉さ
れ、吸込圧力を一定に保つタービンノズル4が設けてあ
る。空圧シリンダ3には、I/P変換器(電/空変換
器)5,電磁式の三方切換弁6,ポジショナ7を設けた
計装ライン8が接続してあり、三方切換弁6はa,b,
cポートを有し、aポートがI/P変換器5に、bポー
トがポジショナ7に通じ、cポートが大気に開口してお
り、a,bポート連通,b,cポート連通の各状態の切
換えは制御装置9からの信号により行われる。
【0003】また、ラジアルタービン2の吸込側には、
遮断弁10を設けた吸込流路11が、排気側には、排気
流路12が接続してあり、遮断弁10には、三方切換弁
13を設けた計装ライン14が接続してある。三方切換
弁13は、d,e,fポートを有し、dポートが空圧源
に、eポートが遮断弁10の駆動部に通じ、fポートが
大気に開口しており、d,eポート連通,e,fポート
連通の各状態の切換えは制御装置9からの信号により行
われる。
遮断弁10を設けた吸込流路11が、排気側には、排気
流路12が接続してあり、遮断弁10には、三方切換弁
13を設けた計装ライン14が接続してある。三方切換
弁13は、d,e,fポートを有し、dポートが空圧源
に、eポートが遮断弁10の駆動部に通じ、fポートが
大気に開口しており、d,eポート連通,e,fポート
連通の各状態の切換えは制御装置9からの信号により行
われる。
【0004】吸込流路11には、流路内圧力検出可能に
圧力伝送器15を設けるとともに、この圧力伝送器15
から圧力信号を受けて、吸込流路11内の圧力を設定値
に保たせるための電気信号をI/P変換器5に送る圧力
調節計16が設けてある。そして、通常の自動運転時に
は、三方切換弁6はa,bポート連通状態にあり、上述
した如く、I/P変換器5は圧力調節計16から電気信
号を受けると、この信号を圧力信号に変換して、この圧
力信号をポジショナ7に送り、これにより空圧シリンダ
3を作動させ、タービンノズル4を開閉させている。
圧力伝送器15を設けるとともに、この圧力伝送器15
から圧力信号を受けて、吸込流路11内の圧力を設定値
に保たせるための電気信号をI/P変換器5に送る圧力
調節計16が設けてある。そして、通常の自動運転時に
は、三方切換弁6はa,bポート連通状態にあり、上述
した如く、I/P変換器5は圧力調節計16から電気信
号を受けると、この信号を圧力信号に変換して、この圧
力信号をポジショナ7に送り、これにより空圧シリンダ
3を作動させ、タービンノズル4を開閉させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置では、
タービンノズル4を開閉することだけで吸込圧力を一定
に保つようになっている。一方、図3(横軸:I/P変
換器からの圧力信号(正確には、圧力信号比、即ち最大
圧力信号に対する比)(%)、縦軸:タービンノズルの
開度(%))に示すように、ラジアルタービン自体が機
械的なヒステリシスを有しているため、タービンノズル
4が開動作から閉動作へ、または閉動作から開動作へと
動作方向が変わるとき、このヒステリシスの分だけター
ビンノズル4が動作しないので、プロセス系に対する応
答がそれだけ遅れることになる。したがって、プロセス
系の負荷変動が大きい場合、或はラジアルタービンの吸
込圧力に対する制御精度が要求される場合、これに対応
して吸込圧力一定制御が十分にできないという問題があ
る。本発明は、斯る従来の問題点を課題としてなされた
もので、タービンノズルが有する機械的ヒステリシスに
関係なく、吸込圧力を正常に保つことを可能としたラジ
アルタービン発電装置を提供しようとするものである。
タービンノズル4を開閉することだけで吸込圧力を一定
に保つようになっている。一方、図3(横軸:I/P変
換器からの圧力信号(正確には、圧力信号比、即ち最大
圧力信号に対する比)(%)、縦軸:タービンノズルの
開度(%))に示すように、ラジアルタービン自体が機
械的なヒステリシスを有しているため、タービンノズル
4が開動作から閉動作へ、または閉動作から開動作へと
動作方向が変わるとき、このヒステリシスの分だけター
ビンノズル4が動作しないので、プロセス系に対する応
答がそれだけ遅れることになる。したがって、プロセス
系の負荷変動が大きい場合、或はラジアルタービンの吸
込圧力に対する制御精度が要求される場合、これに対応
して吸込圧力一定制御が十分にできないという問題があ
る。本発明は、斯る従来の問題点を課題としてなされた
もので、タービンノズルが有する機械的ヒステリシスに
関係なく、吸込圧力を正常に保つことを可能としたラジ
アルタービン発電装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、タービンノズルを備え、発電機と結合し
たラジアルタービンと、このラジアルタービンの吸込流
路に設けた流路開閉用の遮断弁と、上記吸込流路の圧力
を検出する圧力伝送器と、この圧力伝送器からの圧力信
号を受けて、この検出圧力が降下している場合に低いレ
ベルの信号を出力し、検出圧力が高い場合には高いレベ
ルの信号を出力する圧力調節計と、この圧力調節計から
の空気信号を電気信号に変換するI/P変換器とを備え
たラジアルタービン発電装置において、上記吸込流路に
流量調節用の吸込弁を設けるとともに、上記I/P変換
器からの信号により、上記吸込弁の開度を調節させ、上
記検出圧力が高い場合には、上記開度を増大させ、低い
場合には、上記開度を減少させるとともに、制御装置を
設け、この制御装置を、上記圧力調節計から圧力信号を
受けて、これにより、上記吸込弁の開度を割り出し、こ
の開度が設定範囲の限界に達した場合には、上記タービ
ンノズルの開度を調節することによって、上記吸込弁の
開度を元に戻させるものとした。
に、本発明は、タービンノズルを備え、発電機と結合し
たラジアルタービンと、このラジアルタービンの吸込流
路に設けた流路開閉用の遮断弁と、上記吸込流路の圧力
を検出する圧力伝送器と、この圧力伝送器からの圧力信
号を受けて、この検出圧力が降下している場合に低いレ
ベルの信号を出力し、検出圧力が高い場合には高いレベ
ルの信号を出力する圧力調節計と、この圧力調節計から
の空気信号を電気信号に変換するI/P変換器とを備え
たラジアルタービン発電装置において、上記吸込流路に
流量調節用の吸込弁を設けるとともに、上記I/P変換
器からの信号により、上記吸込弁の開度を調節させ、上
記検出圧力が高い場合には、上記開度を増大させ、低い
場合には、上記開度を減少させるとともに、制御装置を
設け、この制御装置を、上記圧力調節計から圧力信号を
受けて、これにより、上記吸込弁の開度を割り出し、こ
の開度が設定範囲の限界に達した場合には、上記タービ
ンノズルの開度を調節することによって、上記吸込弁の
開度を元に戻させるものとした。
【0007】
【作用】上記発明のように構成することにより、タービ
ンノズルが有する機械的ヒステリシスに関係なく、プロ
セスの負荷変動に十分追従できるようになる。
ンノズルが有する機械的ヒステリシスに関係なく、プロ
セスの負荷変動に十分追従できるようになる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。図1は、本発明に係る自家用ラジアルタービ
ン発電装置を示し、図2に示す装置と同様に発電機1と
結合した単段のラジアルタービン2を備え、このラジア
ルタービン2の内部には、空圧シリンダ3によって開閉
され、吸込圧力を一定に保つタービンノズル4が設けて
ある。空圧シリンダ3には、ピストンの両側の空間の各
々に連通するように管路21,22が接続してあり、こ
の管路21,22の他端は、空気源23に通じる電磁式
4方切換弁24に接続している。また、空圧シリンダ3
には、そのピストンの位置を検出する開度発振器25が
取付けてある。
説明する。図1は、本発明に係る自家用ラジアルタービ
ン発電装置を示し、図2に示す装置と同様に発電機1と
結合した単段のラジアルタービン2を備え、このラジア
ルタービン2の内部には、空圧シリンダ3によって開閉
され、吸込圧力を一定に保つタービンノズル4が設けて
ある。空圧シリンダ3には、ピストンの両側の空間の各
々に連通するように管路21,22が接続してあり、こ
の管路21,22の他端は、空気源23に通じる電磁式
4方切換弁24に接続している。また、空圧シリンダ3
には、そのピストンの位置を検出する開度発振器25が
取付けてある。
【0009】また、ラジアルタービン2の吸込側には、
遮断弁10,吸込弁26を設けた吸込流路11が、排気
側には、排気流路12が接続してあり、遮断弁10に
は、d,e,fポートを有する三方切換弁13を設けた
計装ライン14が接続してある。吸込流路11には、流
路内圧力検出可能に圧力伝送器15を設けるとともに、
この圧力伝送器15から圧力信号を受けて、吸込流路1
1内の圧力を設定値に保たせるための電気信号をI/P
変換器5に送る圧力調節計16が設けてある。四方切換
弁24は、圧力伝送器15,開度発振器25からの圧力
信号,開度信号を受ける制御装置28によって制御さ
れ、吸込弁26はI/P変換器5によって制御されるよ
うになっている。また、三方切換弁13は、図2に示す
装置の場合と同様に制御装置28によって制御される。
なお、図1中アルファベットA,B,C,D同志は、互
いに連続していることを示している。
遮断弁10,吸込弁26を設けた吸込流路11が、排気
側には、排気流路12が接続してあり、遮断弁10に
は、d,e,fポートを有する三方切換弁13を設けた
計装ライン14が接続してある。吸込流路11には、流
路内圧力検出可能に圧力伝送器15を設けるとともに、
この圧力伝送器15から圧力信号を受けて、吸込流路1
1内の圧力を設定値に保たせるための電気信号をI/P
変換器5に送る圧力調節計16が設けてある。四方切換
弁24は、圧力伝送器15,開度発振器25からの圧力
信号,開度信号を受ける制御装置28によって制御さ
れ、吸込弁26はI/P変換器5によって制御されるよ
うになっている。また、三方切換弁13は、図2に示す
装置の場合と同様に制御装置28によって制御される。
なお、図1中アルファベットA,B,C,D同志は、互
いに連続していることを示している。
【0010】次に、本発明に係るラジアルタービン発電
装置における容量制御について説明する。この容量制御
は、ラジアルタービン発電装置の自動運転時に行われ、
タービンの作動中に圧力調節計16からの信号が減少し
ている場合、或は増大している場合、まず吸込弁26を
開閉させることにより負荷変動に対応して、その後ター
ビンノズル4を開閉しつつ、吸込弁26を元に戻すこと
が行われる。即ち、吸込圧力が降下しつつある場合、圧
力調節計16からの出力信号のレベルが降下するので、
I/P変換器5を介して吸込弁26を閉方向に作動させ
て、吸込圧力を上昇させると同時に、吸込弁26の開度
に対応する圧力調節計16からの圧力信号を制御装置2
8に入力する。
装置における容量制御について説明する。この容量制御
は、ラジアルタービン発電装置の自動運転時に行われ、
タービンの作動中に圧力調節計16からの信号が減少し
ている場合、或は増大している場合、まず吸込弁26を
開閉させることにより負荷変動に対応して、その後ター
ビンノズル4を開閉しつつ、吸込弁26を元に戻すこと
が行われる。即ち、吸込圧力が降下しつつある場合、圧
力調節計16からの出力信号のレベルが降下するので、
I/P変換器5を介して吸込弁26を閉方向に作動させ
て、吸込圧力を上昇させると同時に、吸込弁26の開度
に対応する圧力調節計16からの圧力信号を制御装置2
8に入力する。
【0011】そして、吸込弁26の開度が、例えば80
%に達すると、タービンノズル4の開度をタイマで間欠
的に、一定速度で徐々に小さくしてゆく。この結果、圧
力調節計16からの出力信号のレベルは上昇してゆくの
で、吸込弁26の開度は増大してゆく。一方、吸込圧力
が上昇しつつある場合、圧力調節計16からの出力信号
のレベルが上昇するので、I/P変換器5を介して吸込
弁26を開にして、吸込圧力を降下させる。そして、そ
の後にタービンノズル4の開度を徐々に増大させてゆ
く。この結果、圧力調節計16からの出力信号のレベル
が降下してゆくので、吸込弁26の開度は小さくなって
ゆく。
%に達すると、タービンノズル4の開度をタイマで間欠
的に、一定速度で徐々に小さくしてゆく。この結果、圧
力調節計16からの出力信号のレベルは上昇してゆくの
で、吸込弁26の開度は増大してゆく。一方、吸込圧力
が上昇しつつある場合、圧力調節計16からの出力信号
のレベルが上昇するので、I/P変換器5を介して吸込
弁26を開にして、吸込圧力を降下させる。そして、そ
の後にタービンノズル4の開度を徐々に増大させてゆ
く。この結果、圧力調節計16からの出力信号のレベル
が降下してゆくので、吸込弁26の開度は小さくなって
ゆく。
【0012】なお、タービンノズル4の開度の調節は、
制御装置28からの信号によって、四方切換弁24のソ
レノイドx,yを励磁,消磁して、空気源23から空圧
シリンダ3への空気流路を変えることによって、空圧シ
リンダ3を伸縮させて行う。
制御装置28からの信号によって、四方切換弁24のソ
レノイドx,yを励磁,消磁して、空気源23から空圧
シリンダ3への空気流路を変えることによって、空圧シ
リンダ3を伸縮させて行う。
【0013】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、タービンノズルを備え、発電機と結合したラ
ジアルタービンと、このラジアルタービンの吸込流路に
設けた流路開閉用の遮断弁と、上記吸込流路の圧力を検
出する圧力伝送器と、この圧力伝送器からの圧力信号を
受けて、この検出圧力が降下している場合に低いレベル
の信号を出力し、検出圧力が高い場合には高いレベルの
信号を出力する圧力調節計と、この圧力調節計からの空
気信号を電気信号に変換するI/P変換器とを備えたラ
ジアルタービン発電装置において、上記吸込流路に流量
調節用の吸込弁を設けるとともに、上記I/P変換器か
らの信号により、上記吸込弁の開度を調節させ、上記検
出圧力が高い場合には、上記開度を増大させ、低い場合
には、上記開度を減少させるとともに、制御装置を設
け、この制御装置を、上記圧力調節計から圧力信号を受
けて、これにより、上記吸込弁の開度を割り出し、この
開度が設定範囲の限界に達した場合には、上記タービン
ノズルの開度を調節することによって、上記吸込弁の開
度を元に戻させるものとしてある。
によれば、タービンノズルを備え、発電機と結合したラ
ジアルタービンと、このラジアルタービンの吸込流路に
設けた流路開閉用の遮断弁と、上記吸込流路の圧力を検
出する圧力伝送器と、この圧力伝送器からの圧力信号を
受けて、この検出圧力が降下している場合に低いレベル
の信号を出力し、検出圧力が高い場合には高いレベルの
信号を出力する圧力調節計と、この圧力調節計からの空
気信号を電気信号に変換するI/P変換器とを備えたラ
ジアルタービン発電装置において、上記吸込流路に流量
調節用の吸込弁を設けるとともに、上記I/P変換器か
らの信号により、上記吸込弁の開度を調節させ、上記検
出圧力が高い場合には、上記開度を増大させ、低い場合
には、上記開度を減少させるとともに、制御装置を設
け、この制御装置を、上記圧力調節計から圧力信号を受
けて、これにより、上記吸込弁の開度を割り出し、この
開度が設定範囲の限界に達した場合には、上記タービン
ノズルの開度を調節することによって、上記吸込弁の開
度を元に戻させるものとしてある。
【0014】このため、タービンノズルが有する機械的
ヒステリシスに関係なく、プロセスの負荷変動に十分追
従でき、吸込圧力を正常に保つことが可能になるという
効果を奏する。
ヒステリシスに関係なく、プロセスの負荷変動に十分追
従でき、吸込圧力を正常に保つことが可能になるという
効果を奏する。
【図1】 本発明に係るラジアルタービン発電装置の全
体構成図である。
体構成図である。
【図2】 従来のラジアルタービン発電装置の全体構成
図である。
図である。
【図3】 タービンノズルの機械的ヒステリシスを示す
図である。
図である。
1 発電機 2 ラジアルタービン 4 タービンノズル 5 I/P変換器 10 遮断弁 11 吸込流路 15 圧力伝送器 16 圧力調節計 26 吸込弁 28 制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 タービンノズルを備え、発電機と結合し
たラジアルタービンと、このラジアルタービンの吸込流
路に設けた流路開閉用の遮断弁と、上記吸込流路の圧力
を検出する圧力伝送器と、この圧力伝送器からの圧力信
号を受けて、この検出圧力が降下している場合に低いレ
ベルの信号を出力し、検出圧力が高い場合には高いレベ
ルの信号を出力する圧力調節計と、この圧力調節計から
の空気信号を電気信号に変換するI/P変換器とを備え
たラジアルタービン発電装置において、上記吸込流路に
流量調節用の吸込弁を設けるとともに、上記I/P変換
器からの信号により、上記吸込弁の開度を調節させ、上
記検出圧力が高い場合には、上記開度を増大させ、低い
場合には、上記開度を減少させるとともに、制御装置を
設け、この制御装置を、上記圧力調節計から圧力信号を
受けて、これにより、上記吸込弁の開度を割り出し、こ
の開度が設定範囲の限界に達した場合には、上記タービ
ンノズルの開度を調節することによって、上記吸込弁の
開度を元に戻させるものとしたことを特徴とするラジア
ルタービン発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3524293A JPH06248978A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | ラジアルタービン発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3524293A JPH06248978A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | ラジアルタービン発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06248978A true JPH06248978A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12436376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3524293A Pending JPH06248978A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | ラジアルタービン発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06248978A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104179536A (zh) * | 2014-08-08 | 2014-12-03 | 中国科学院工程热物理研究所 | 定膨胀比天然气向心透平膨胀发电机组 |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP3524293A patent/JPH06248978A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104179536A (zh) * | 2014-08-08 | 2014-12-03 | 中国科学院工程热物理研究所 | 定膨胀比天然气向心透平膨胀发电机组 |
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