JPH06232095A - パターンの形成方法 - Google Patents
パターンの形成方法Info
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- JPH06232095A JPH06232095A JP5034584A JP3458493A JPH06232095A JP H06232095 A JPH06232095 A JP H06232095A JP 5034584 A JP5034584 A JP 5034584A JP 3458493 A JP3458493 A JP 3458493A JP H06232095 A JPH06232095 A JP H06232095A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、半導体装置製造プロセスにおける
パターン形成方法であって、ホトリソグラフィー技術に
用いられる露光装置の解像限界値を越える寸法のパター
ン幅,パターン間隔を有するパターンを形成する。 【構成】 第1の工程で基板11に第1のパターン形成膜
13,エッチング停止膜14,第2のパターン形成膜15を成
膜し、第2の工程で第2のパターン形成膜15で複数の第
1のパターン17を所定間隔に形成する。第3の工程で隣
り合う第1のパターン17の端部に重なりかつ各第1のパ
ターン17間を覆う第2のエッチングマスク18を形成し、
エッチングを行って各第1のパターン17で第2のパター
ン19を形成した後、第2のエッチングマスク18を除去す
る。第4の工程で各第2のパターン19の両側壁にサイド
ウォール21を形成し、第5の工程で第1のパターン形成
膜13で複数のパターン22を形成する。
パターン形成方法であって、ホトリソグラフィー技術に
用いられる露光装置の解像限界値を越える寸法のパター
ン幅,パターン間隔を有するパターンを形成する。 【構成】 第1の工程で基板11に第1のパターン形成膜
13,エッチング停止膜14,第2のパターン形成膜15を成
膜し、第2の工程で第2のパターン形成膜15で複数の第
1のパターン17を所定間隔に形成する。第3の工程で隣
り合う第1のパターン17の端部に重なりかつ各第1のパ
ターン17間を覆う第2のエッチングマスク18を形成し、
エッチングを行って各第1のパターン17で第2のパター
ン19を形成した後、第2のエッチングマスク18を除去す
る。第4の工程で各第2のパターン19の両側壁にサイド
ウォール21を形成し、第5の工程で第1のパターン形成
膜13で複数のパターン22を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置製造プロセ
スにおけるパターン形成方法であって、ホトリソグラフ
ィー技術で用いる露光装置の解像限界を越える寸法精度
でパターンおよびパターン間隔を形成するのに適用され
るパターンの形成方法に関するものである。
スにおけるパターン形成方法であって、ホトリソグラフ
ィー技術で用いる露光装置の解像限界を越える寸法精度
でパターンおよびパターン間隔を形成するのに適用され
るパターンの形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体基板上に複数のトランジス
タのゲート電極を形成する方法を、図5により説明す
る。図5の(1)に示すように、半導体基板61の上面
にはゲート絶縁膜62とゲート電極形成膜63とが成膜
されている。その後通常のホトリソグラフィー技術によ
って、上記ゲート電極形成膜63上にレジストよりなる
エッチングマスク64を所定間隔に形成する。
タのゲート電極を形成する方法を、図5により説明す
る。図5の(1)に示すように、半導体基板61の上面
にはゲート絶縁膜62とゲート電極形成膜63とが成膜
されている。その後通常のホトリソグラフィー技術によ
って、上記ゲート電極形成膜63上にレジストよりなる
エッチングマスク64を所定間隔に形成する。
【0003】次いで図5(2)に示すように、上記エッ
チングマスク64を用いたエッチングにより、2点鎖線
で示す部分のパターン形成膜63を除去して、残したパ
ターン形成膜(63)でゲート電極65を形成する。そ
の後、例えばアッシャー処理によって、上記エッチング
マスク64を除去する。
チングマスク64を用いたエッチングにより、2点鎖線
で示す部分のパターン形成膜63を除去して、残したパ
ターン形成膜(63)でゲート電極65を形成する。そ
の後、例えばアッシャー処理によって、上記エッチング
マスク64を除去する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記説明したパターン
の形成方法では、ホトリソグラフィー技術で用いる露光
装置の解像限界値によって、エッチングマスクの幅や隣
り合うエッチングマスクとの間隔が決まる。したがっ
て、エッチングによって形成されるゲート電極の幅や隣
り合うゲート電極との間隔等は、露光装置の解像限界値
によって規定される。
の形成方法では、ホトリソグラフィー技術で用いる露光
装置の解像限界値によって、エッチングマスクの幅や隣
り合うエッチングマスクとの間隔が決まる。したがっ
て、エッチングによって形成されるゲート電極の幅や隣
り合うゲート電極との間隔等は、露光装置の解像限界値
によって規定される。
【0005】本発明は、露光装置の解像限界値より小さ
いパターン幅やパターン間隔を形成するのに優れたパタ
ーンの形成方法を提供することを目的とする。
いパターン幅やパターン間隔を形成するのに優れたパタ
ーンの形成方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたパターンの形成方法である。すな
わち、第1の工程で、基板の上面に第1のパターン形成
膜とエッチング停止膜と第2のパターン形成膜とを成膜
し、第2の工程で、第2のパターン形成膜上に複数の第
1のエッチングマスクを所定間隔に形成した後、エッチ
ングによって第2のパターン形成膜で複数の第1のパタ
ーンを所定間隔に形成し、その後第1のエッチングマス
クを除去する。次いで第3の工程で、隣り合う第1のパ
ターンにオーバラップするとともに各第1のパターン間
を覆う状態に第2のエッチングマスクを形成した後、エ
ッチングによって各第1のパターンで第2のパターンを
形成してから、第2のエッチングマスクを除去する。続
いて第4の工程で、各第2のパターンの側壁にサイドウ
ォールを形成する。その後第5の工程で、各第2のパタ
ーンと各サイドウォールとをマスクにしたエッチングで
エッチング停止膜を除去した後、各サイドウォールをマ
スクにしたエッチングで第2のパターンを除去するとと
もに第1のパターン形成膜で複数のパターンを所定間隔
に形成し、その後各サイドウォールとエッチング停止膜
とを除去する。
成するためになされたパターンの形成方法である。すな
わち、第1の工程で、基板の上面に第1のパターン形成
膜とエッチング停止膜と第2のパターン形成膜とを成膜
し、第2の工程で、第2のパターン形成膜上に複数の第
1のエッチングマスクを所定間隔に形成した後、エッチ
ングによって第2のパターン形成膜で複数の第1のパタ
ーンを所定間隔に形成し、その後第1のエッチングマス
クを除去する。次いで第3の工程で、隣り合う第1のパ
ターンにオーバラップするとともに各第1のパターン間
を覆う状態に第2のエッチングマスクを形成した後、エ
ッチングによって各第1のパターンで第2のパターンを
形成してから、第2のエッチングマスクを除去する。続
いて第4の工程で、各第2のパターンの側壁にサイドウ
ォールを形成する。その後第5の工程で、各第2のパタ
ーンと各サイドウォールとをマスクにしたエッチングで
エッチング停止膜を除去した後、各サイドウォールをマ
スクにしたエッチングで第2のパターンを除去するとと
もに第1のパターン形成膜で複数のパターンを所定間隔
に形成し、その後各サイドウォールとエッチング停止膜
とを除去する。
【0007】
【作用】上記パターンの形成方法では、第2の工程で形
成される第1のエッチングマスクを用いて形成した第1
のパターンの間隔を露光装置で形成することが可能な解
像限界値に形成する。そして第3の工程で形成される第
2のエッチングマスクの間隔も露光装置で形成すること
が可能な解像限界値に形成する。このときの第2のエッ
チングマスクが第1のパターンにオーバラップするパタ
ーンの合わせ幅は、その後のエッチングで得られる第2
のパターンの幅を規定する。ここで、露光装置のマスク
合わせ精度を考慮するならば、第2のパターンの幅はマ
スク合わせ精度を考慮した値になる。よってパターンの
間隔は、露光装置の解像限界値よりサイドウォールの幅
の2倍を差し引いた値になる。したがって、マスク合わ
せ精度に関係なく、露光装置の解像限界を越える間隔を
有する複数のパターンの配列が形成される。
成される第1のエッチングマスクを用いて形成した第1
のパターンの間隔を露光装置で形成することが可能な解
像限界値に形成する。そして第3の工程で形成される第
2のエッチングマスクの間隔も露光装置で形成すること
が可能な解像限界値に形成する。このときの第2のエッ
チングマスクが第1のパターンにオーバラップするパタ
ーンの合わせ幅は、その後のエッチングで得られる第2
のパターンの幅を規定する。ここで、露光装置のマスク
合わせ精度を考慮するならば、第2のパターンの幅はマ
スク合わせ精度を考慮した値になる。よってパターンの
間隔は、露光装置の解像限界値よりサイドウォールの幅
の2倍を差し引いた値になる。したがって、マスク合わ
せ精度に関係なく、露光装置の解像限界を越える間隔を
有する複数のパターンの配列が形成される。
【0008】またパターンの幅は、第2のパターンの幅
にサイドウォールの幅の2倍を加算した値になる。また
露光装置のマスク合わせ精度を考慮すると、第2のパタ
ーンの幅にサイドウォールの幅の2倍を加算した値にマ
スク合わせ精度を考慮した値になる。この値を露光装置
の解像限界値よりも小さい値に設定すれば、パターンの
幅も露光装置の解像限界値よりも小さい値になる。
にサイドウォールの幅の2倍を加算した値になる。また
露光装置のマスク合わせ精度を考慮すると、第2のパタ
ーンの幅にサイドウォールの幅の2倍を加算した値にマ
スク合わせ精度を考慮した値になる。この値を露光装置
の解像限界値よりも小さい値に設定すれば、パターンの
幅も露光装置の解像限界値よりも小さい値になる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図1の形成工程図により説
明する。なお図1では、一例として、ゲート電極配列を
形成する方法で説明する。図の(1)に示すように、第
1の工程では、まず基板(例えば単結晶シリコン基板)
11の上面に、例えば酸化シリコンよりなるゲート絶縁
膜12を形成する。このゲート絶縁膜12は、例えば熱
酸化法または化学的気相成長法等の成膜技術によって形
成される。次いで例えば化学的気相成長法によって、上
記ゲート絶縁膜12の上面に第1のパターン形成膜13
を成膜する。この第1のパターン形成膜13は、後述す
るゲート電極(符号は付さず)になるもので、例えば多
結晶シリコンよりなる。さらに例えば化学的気相成長法
によって、第1のパターン形成膜13上に、例えば酸化
シリコンよりなるエッチング停止膜14を形成する。さ
らに例えば化学的気相成長法によって、例えば多結晶シ
リコンよりなる第2のパターン形成膜15を成膜する。
明する。なお図1では、一例として、ゲート電極配列を
形成する方法で説明する。図の(1)に示すように、第
1の工程では、まず基板(例えば単結晶シリコン基板)
11の上面に、例えば酸化シリコンよりなるゲート絶縁
膜12を形成する。このゲート絶縁膜12は、例えば熱
酸化法または化学的気相成長法等の成膜技術によって形
成される。次いで例えば化学的気相成長法によって、上
記ゲート絶縁膜12の上面に第1のパターン形成膜13
を成膜する。この第1のパターン形成膜13は、後述す
るゲート電極(符号は付さず)になるもので、例えば多
結晶シリコンよりなる。さらに例えば化学的気相成長法
によって、第1のパターン形成膜13上に、例えば酸化
シリコンよりなるエッチング停止膜14を形成する。さ
らに例えば化学的気相成長法によって、例えば多結晶シ
リコンよりなる第2のパターン形成膜15を成膜する。
【0010】次いで第2の工程で、例えば通常のホトリ
ソグラフィー技術によって、上記第2のパターン形成膜
15上に、例えばレジストよりなる複数の第1のエッチ
ングマスク16を所定間隔に形成する。続いて、例えば
ドライエッチングによって、第2のパターン形成膜15
の2点鎖線で示す部分を除去し、残した当該第2のパタ
ーン形成膜(15)で複数の第1のパターン17を所定
間隔に形成する。その後、例えばアッシャー処理または
ウェットエッチング等によって、上記第1のエッチング
マスク16を除去する。
ソグラフィー技術によって、上記第2のパターン形成膜
15上に、例えばレジストよりなる複数の第1のエッチ
ングマスク16を所定間隔に形成する。続いて、例えば
ドライエッチングによって、第2のパターン形成膜15
の2点鎖線で示す部分を除去し、残した当該第2のパタ
ーン形成膜(15)で複数の第1のパターン17を所定
間隔に形成する。その後、例えばアッシャー処理または
ウェットエッチング等によって、上記第1のエッチング
マスク16を除去する。
【0011】続いて図の(2)に示す第3の工程を行
う。この工程では、例えば通常のホトリソグラフィー技
術によって、隣り合う第1のパターン17の一部分(端
部側)にオーバラップするとともに各第1のパターン1
7間を覆う状態に第2のエッチングマスク18を形成す
る。上記第2のエッチングマスク18は、例えばレジス
トで形成する。そして、例えばドライエッチングによっ
て、各第1のパターン17の2点鎖線で示す部分を除去
し、残した各第1のパターン(17)で第2のパターン
19を形成する。その後例えばアッシャー処理またはウ
ェットエッチング等によって、上記第2のエッチングマ
スク18を除去する。
う。この工程では、例えば通常のホトリソグラフィー技
術によって、隣り合う第1のパターン17の一部分(端
部側)にオーバラップするとともに各第1のパターン1
7間を覆う状態に第2のエッチングマスク18を形成す
る。上記第2のエッチングマスク18は、例えばレジス
トで形成する。そして、例えばドライエッチングによっ
て、各第1のパターン17の2点鎖線で示す部分を除去
し、残した各第1のパターン(17)で第2のパターン
19を形成する。その後例えばアッシャー処理またはウ
ェットエッチング等によって、上記第2のエッチングマ
スク18を除去する。
【0012】次いで図の(3)に示す第4の工程を行
う。この工程では、例えば化学的気相成長法によって、
上記各第2のパターン19を覆う状態に、サイドウォー
ル形成膜20を形成する。このサイドウォール形成膜2
0は、例えば窒化シリコンよりなる。その後通常のエッ
チバック技術によって、上記サイドウォール形成膜20
の2点鎖線で示す部分を除去し、残したサイドウォール
形成膜(20)で、各第2のパターン19の側壁にサイ
ドウォール21を形成する。
う。この工程では、例えば化学的気相成長法によって、
上記各第2のパターン19を覆う状態に、サイドウォー
ル形成膜20を形成する。このサイドウォール形成膜2
0は、例えば窒化シリコンよりなる。その後通常のエッ
チバック技術によって、上記サイドウォール形成膜20
の2点鎖線で示す部分を除去し、残したサイドウォール
形成膜(20)で、各第2のパターン19の側壁にサイ
ドウォール21を形成する。
【0013】その後図の(4)に示す第5の工程を行
う。この工程では、各第2のパターン19と各サイドウ
ォール21とをマスクにしたエッチング(例えば異方性
ドライエッチング)によって上記エッチング停止膜14
の露出している部分(破線で示す部分)を除去する。さ
らに上記各サイドウォール21をマスクにしたエッチン
グ(例えば異方性ドライエッチング)によって、上記各
第2のパターン19(1点鎖線で示す部分)と上記第1
のパターン形成膜13の(2点鎖線で示す部分)とを除
去し、残した第1のパターン形成膜(13)で複数のパ
ターン22を所定間隔に形成する。その後、例えばエッ
チングによって、各サイドウォール21と残ったエッチ
ング停止膜14とを除去する。
う。この工程では、各第2のパターン19と各サイドウ
ォール21とをマスクにしたエッチング(例えば異方性
ドライエッチング)によって上記エッチング停止膜14
の露出している部分(破線で示す部分)を除去する。さ
らに上記各サイドウォール21をマスクにしたエッチン
グ(例えば異方性ドライエッチング)によって、上記各
第2のパターン19(1点鎖線で示す部分)と上記第1
のパターン形成膜13の(2点鎖線で示す部分)とを除
去し、残した第1のパターン形成膜(13)で複数のパ
ターン22を所定間隔に形成する。その後、例えばエッ
チングによって、各サイドウォール21と残ったエッチ
ング停止膜14とを除去する。
【0014】上記の如くして、図2に示すように、基板
11上にゲート絶縁膜12を介してパターン22が形成
される。さらに、上記パターン22をゲート電極に用い
たトランジスタと形成するには、各パターン22をイオ
ン注入マスクにして、当該各パターン22の両側の基板
11中に導電性の不純物(図示せず)を導入し、ソース
・ドレイン領域23を形成する。このようにして、パタ
ーン22をゲート電極とした複数のMOSトランジスタ
24が形成される。
11上にゲート絶縁膜12を介してパターン22が形成
される。さらに、上記パターン22をゲート電極に用い
たトランジスタと形成するには、各パターン22をイオ
ン注入マスクにして、当該各パターン22の両側の基板
11中に導電性の不純物(図示せず)を導入し、ソース
・ドレイン領域23を形成する。このようにして、パタ
ーン22をゲート電極とした複数のMOSトランジスタ
24が形成される。
【0015】上記パターンの形成方法によって、露光装
置の解像限界値より小さい値のパターン幅およびパター
ン間隔が得られることを、図3により説明する。なお以
下の説明では、各エッチングにおいて全くアンダーカッ
トを生じない完全な異方性エッチングが行われたと仮定
している。また図ではハッチングは省略した。
置の解像限界値より小さい値のパターン幅およびパター
ン間隔が得られることを、図3により説明する。なお以
下の説明では、各エッチングにおいて全くアンダーカッ
トを生じない完全な異方性エッチングが行われたと仮定
している。また図ではハッチングは省略した。
【0016】図に示すように、上記説明した第2の工程
で形成される第1のエッチングマスク(16)を用いて
形成した第1のパターン17の間隔を露光装置の間隔を
形成する解像限界値Cに形成する。そして第3の工程で
形成される第2のエッチングマスク18の間隔も露光装
置の間隔を形成する解像限界値Cに形成する。このとき
の第2のエッチングマスク18が第1のパターン17の
一部分にオーバラップするパターンの合わせ幅をdとす
る。したがって、第2のパターン19の幅はdになる。
ここで、図示はしないが、露光装置のマスク合わせ精度
sを考慮するならば、第2のパターン19の幅はd±s
になる。さらに第3の工程で形成したサイドウォール2
1の幅をbとすれば、パターン22の幅Wは、第2のパ
ターン19の幅にサイドウォール21の幅bの2倍を加
算した値になる。すなわち、W=d+2bになる。また
図示はしないが、露光装置のマスク合わせ精度sを考慮
すると、W=d+2b±sになる。またパターン22の
間隔Dは、露光装置の解像限界値Cよりサイドウォール
21の幅bの2倍を差し引いた値になる。すなわち、D
=C−2bになる。ただしC>2bとする。したがっ
て、露光装置の解像限界値より小さい値の間隔を有する
複数のパターン22の配列が形成される。またd+2b
の値を露光装置の解像限界値Cより小さい値に設定すれ
ば、パターン22の幅Wも解像限界値より小さい値にな
る。
で形成される第1のエッチングマスク(16)を用いて
形成した第1のパターン17の間隔を露光装置の間隔を
形成する解像限界値Cに形成する。そして第3の工程で
形成される第2のエッチングマスク18の間隔も露光装
置の間隔を形成する解像限界値Cに形成する。このとき
の第2のエッチングマスク18が第1のパターン17の
一部分にオーバラップするパターンの合わせ幅をdとす
る。したがって、第2のパターン19の幅はdになる。
ここで、図示はしないが、露光装置のマスク合わせ精度
sを考慮するならば、第2のパターン19の幅はd±s
になる。さらに第3の工程で形成したサイドウォール2
1の幅をbとすれば、パターン22の幅Wは、第2のパ
ターン19の幅にサイドウォール21の幅bの2倍を加
算した値になる。すなわち、W=d+2bになる。また
図示はしないが、露光装置のマスク合わせ精度sを考慮
すると、W=d+2b±sになる。またパターン22の
間隔Dは、露光装置の解像限界値Cよりサイドウォール
21の幅bの2倍を差し引いた値になる。すなわち、D
=C−2bになる。ただしC>2bとする。したがっ
て、露光装置の解像限界値より小さい値の間隔を有する
複数のパターン22の配列が形成される。またd+2b
の値を露光装置の解像限界値Cより小さい値に設定すれ
ば、パターン22の幅Wも解像限界値より小さい値にな
る。
【0017】例えば、露光装置の解像限界値Cを0.3
μmとする。またサイドウォール21の幅bを0.04
μm、パターンの合わせ幅dを0.14μmとし、パタ
ーンの合わせ精度を±0.015μmとすれば、パター
ン22の間隔Dは、0.22μmになり、パターン22
の幅Wは、0.205μm〜0.235μmになる。
μmとする。またサイドウォール21の幅bを0.04
μm、パターンの合わせ幅dを0.14μmとし、パタ
ーンの合わせ精度を±0.015μmとすれば、パター
ン22の間隔Dは、0.22μmになり、パターン22
の幅Wは、0.205μm〜0.235μmになる。
【0018】次に上記パターンの形成方法を、8bit 構
成のNAND型不揮発性記憶装置のメモリセル領域のゲ
ート電極を形成する場合に適用した一例を、図4により
説明する。なお図では断面を示すハッチングは省略し
た。図4の(1)に示すように、通常の膜形成技術によ
って、基板31の上面に第1のゲート絶縁膜32とフロ
ーティングゲート形成膜33を形成する。次いでホトリ
ソグラフィー技術とエッチングとによって、フローティ
ングゲート形成膜33の2点鎖線で示す部分を除去し、
残したフローティングゲート形成膜(33)でトランジ
スタ形成領域51を形成する。その後通常の膜形成技術
によって、第2のゲート絶縁膜34とコントロールゲー
ト形成膜35とを順に成膜する。すなわち、上記実施例
で説明したゲート絶縁膜(12)が上記第1のゲート絶
縁膜32に対応し、同実施例で説明した第1のパターン
形成膜(13)が上記フローティングゲート形成膜33
と第2のゲート絶縁膜34とコントロールゲート形成膜
35とに対応する。
成のNAND型不揮発性記憶装置のメモリセル領域のゲ
ート電極を形成する場合に適用した一例を、図4により
説明する。なお図では断面を示すハッチングは省略し
た。図4の(1)に示すように、通常の膜形成技術によ
って、基板31の上面に第1のゲート絶縁膜32とフロ
ーティングゲート形成膜33を形成する。次いでホトリ
ソグラフィー技術とエッチングとによって、フローティ
ングゲート形成膜33の2点鎖線で示す部分を除去し、
残したフローティングゲート形成膜(33)でトランジ
スタ形成領域51を形成する。その後通常の膜形成技術
によって、第2のゲート絶縁膜34とコントロールゲー
ト形成膜35とを順に成膜する。すなわち、上記実施例
で説明したゲート絶縁膜(12)が上記第1のゲート絶
縁膜32に対応し、同実施例で説明した第1のパターン
形成膜(13)が上記フローティングゲート形成膜33
と第2のゲート絶縁膜34とコントロールゲート形成膜
35とに対応する。
【0019】次いで図4の(2)に示すように、上記実
施例で説明したと同様にして、コントロールゲート形成
膜35上に、第2のパターン19とサイドウォール21
を形成する。そしてエッチングを行って、上記トランジ
スタ形成領域51と第2のゲート絶縁膜34とコントロ
ールゲート形成膜35の各2点鎖線で示す部分を除去し
て、残したコントロールゲート形成膜(35)で複数の
コントロールゲート41を形成し、さらに第2のゲート
絶縁膜(34)で複数の層間ゲート絶縁膜42を形成し
て、トランジスタ形成領域(51)で複数のフローティ
ングゲート43を形成する。なお選択ゲート44は、上
記エッチングによって同時に、コントロールゲート形成
膜(35)で形成される。
施例で説明したと同様にして、コントロールゲート形成
膜35上に、第2のパターン19とサイドウォール21
を形成する。そしてエッチングを行って、上記トランジ
スタ形成領域51と第2のゲート絶縁膜34とコントロ
ールゲート形成膜35の各2点鎖線で示す部分を除去し
て、残したコントロールゲート形成膜(35)で複数の
コントロールゲート41を形成し、さらに第2のゲート
絶縁膜(34)で複数の層間ゲート絶縁膜42を形成し
て、トランジスタ形成領域(51)で複数のフローティ
ングゲート43を形成する。なお選択ゲート44は、上
記エッチングによって同時に、コントロールゲート形成
膜(35)で形成される。
【0020】その後、図4の(3)に示すように、イオ
ン注入法によって、各フローティングゲート43の両側
と選択ゲート44の両側とにおける基板31の上層にソ
ース・ドレイン領域45を形成する。そして通常の成膜
技術として、例えば化学的気相成長法によって、層間絶
縁膜46を形成する。次いで例えばホトリソグラフィー
技術とエッチングとによって、コンタクトホール47を
上記層間絶縁膜46に開口する。そして既知の配線形成
技術によって、コンタクトホール47に通じるビット線
48を、層間絶縁膜46上に形成する。
ン注入法によって、各フローティングゲート43の両側
と選択ゲート44の両側とにおける基板31の上層にソ
ース・ドレイン領域45を形成する。そして通常の成膜
技術として、例えば化学的気相成長法によって、層間絶
縁膜46を形成する。次いで例えばホトリソグラフィー
技術とエッチングとによって、コンタクトホール47を
上記層間絶縁膜46に開口する。そして既知の配線形成
技術によって、コンタクトホール47に通じるビット線
48を、層間絶縁膜46上に形成する。
【0021】このように、上記実施例で説明したパター
ンの形成方法を用いることにより、コントロールゲート
41やフローティングゲート43の間隔は、露光装置の
解像限界値以下の値に形成することができる。このた
め、メモリセル領域の面積を、例えば従来のメモリセル
領域の面積の70%程度に縮小することが可能になる。
ンの形成方法を用いることにより、コントロールゲート
41やフローティングゲート43の間隔は、露光装置の
解像限界値以下の値に形成することができる。このた
め、メモリセル領域の面積を、例えば従来のメモリセル
領域の面積の70%程度に縮小することが可能になる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
パターンの間隔を露光装置の解像限界値より小さな値に
形成することが可能になる。この結果、例えば不揮発性
記憶装置のメモリセルのゲート電極を形成するのに適用
した場合には、メモリセル領域を大幅に縮小することが
可能になる。また、いわゆるライン&スペースを形成す
る場合にも、露光装置の解像限界値より小さな値のパタ
ーン配列を形成することが可能になる。したがって、ラ
イン&スペースで構成されるようなパターン配列の形成
において、露光装置の解像限界値より小さな値に形成す
ることができるので、形成されるパターン配列の占める
面積を縮小することができる。よって、半導体装置の高
集積化が図れる。
パターンの間隔を露光装置の解像限界値より小さな値に
形成することが可能になる。この結果、例えば不揮発性
記憶装置のメモリセルのゲート電極を形成するのに適用
した場合には、メモリセル領域を大幅に縮小することが
可能になる。また、いわゆるライン&スペースを形成す
る場合にも、露光装置の解像限界値より小さな値のパタ
ーン配列を形成することが可能になる。したがって、ラ
イン&スペースで構成されるようなパターン配列の形成
において、露光装置の解像限界値より小さな値に形成す
ることができるので、形成されるパターン配列の占める
面積を縮小することができる。よって、半導体装置の高
集積化が図れる。
【図1】実施例の形成工程図である。
【図2】トランジスタ配列を形成する説明図である。
【図3】実施例で形成したパターン寸法の説明図であ
る。
る。
【図4】NAND型不揮発性記憶装置への適用例の説明
図である。
図である。
【図5】従来例の形成工程図である。
11 基板 13 第1のパターン形成膜 14 エッチング停止膜 15 第2のパターン形成膜 16 第1のエッチングマスク 17 第1のパターン 18 第2のエッチングマスク 19 第2のパターン 21 サイドウォール 22 パターン
Claims (1)
- 【請求項1】 基板の上面に第1のパターン形成膜を成
膜した後、当該第1のパターン形成膜上にエッチング停
止膜と第2のパターン形成膜とを成膜する第1の工程
と、 前記第2のパターン形成膜上に複数の第1のエッチング
マスクを所定間隔に形成した後、エッチングによって第
2のパターン形成膜で複数の第1のパターンを所定間隔
に形成し、その後前記第1のエッチングマスクを除去す
る第2の工程と、 前記隣り合う第1のパターンの一部分にオーバラップす
るとともに各第1のパターン間を覆う状態に第2のエッ
チングマスクを形成した後、エッチングによって各第1
のパターンで第2のパターンを形成し、その後前記第2
のエッチングマスクを除去する第3の工程と、 前記各第2のパターンの側壁にサイドウォールを形成す
る第4の工程と、 前記各第2のパターンと前記各サイドウォールとをマス
クにしたエッチングによって前記エッチング停止膜を除
去した後、前記各サイドウォールをマスクにしたエッチ
ングによって、前記第2のパターンを除去するとともに
前記第1のパターン形成膜で複数のパターンを所定間隔
に形成し、その後、当該各サイドウォールと各パターン
上のエッチング停止膜とを除去する第5の工程とを行う
ことを特徴とするパターンの形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5034584A JPH06232095A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | パターンの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5034584A JPH06232095A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | パターンの形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06232095A true JPH06232095A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=12418378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5034584A Pending JPH06232095A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | パターンの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06232095A (ja) |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP5034584A patent/JPH06232095A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |