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JPH06237094A - 吸着部品の照明方法及び装置 - Google Patents

吸着部品の照明方法及び装置

Info

Publication number
JPH06237094A
JPH06237094A JP5041753A JP4175393A JPH06237094A JP H06237094 A JPH06237094 A JP H06237094A JP 5041753 A JP5041753 A JP 5041753A JP 4175393 A JP4175393 A JP 4175393A JP H06237094 A JPH06237094 A JP H06237094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction nozzle
background
illumination
component
reflection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5041753A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Hanabusa
俊一 花房
Yukihiro Azuma
幸弘 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP5041753A priority Critical patent/JPH06237094A/ja
Publication of JPH06237094A publication Critical patent/JPH06237094A/ja
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸着すべき電子部品の大きさ、形状等を考慮
して吸着ノズル装置及び光源の位置を選択することによ
って、多様な電子部品に対して画像認識のための適切な
照明を可能とする。 【構成】 吸着ノズル及び該吸着ノズルの背後に位置す
る背景部材を有する吸着ノズル装置20Aを装着ヘッド
1に対して交換自在に装着し、前記吸着ノズルで吸着さ
れた部品50を照明する場合において、前記装着ヘッド
1に装着される吸着ノズル装置20Aを、吸着する部品
に対応させて背景照明用又は背景無反射用の吸着ノズル
装置に交換し、かつ前記装着ヘッド1に装着された吸着
ノズル装置に応じて背景照明用又は背景無反射用の照明
手段に切り換えて照明する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸着ノズルで吸着保持
されたチップ部品や面装着IC等の電子部品の吸着姿勢
を画像認識するための吸着部品の照明方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品装着機における画像認識
(吸着ノズルで吸着された電子部品の吸着姿勢を画像処
理によって認識すること)のための照明は、チップ部品
等の電子部品を吸着した吸着ノズルの後方に照明の光を
反射する為の反射板を置き、該反射板に向けて横又は下
方から光を照射する方法と、吸着ノズルの後方に発光体
そのものを置く方法とに大別される。これらの方法はい
ずれも電子部品の背景を明るくして電子部品の輪郭の内
側が陰となったシルエット(影像)をTVカメラ等の撮
像手段で取り込むものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまでは、電子部品
装着機の吸着ノズルの外径は、チップ部品等の電子部品
の外形よりも小さく設定しておくことが可能であり、T
Vカメラ等の撮像手段で吸着チップ部品のシルエット
(影像)を写す際に当該吸着ノズルが邪魔になることは
なかった。
【0004】しかし、近年、部品サイズが極小化して部
品サイズよりも細い径の吸着ノズルを用いることは困難
になってきている。吸着ノズル先端面の外形が吸着チッ
プ部品の外形からはみ出すと、吸着ノズル先端面の外形
線の内側も影となるため、上記従来方法のみでは正確な
チップ部品の像を認識するのが困難になる。
【0005】本発明は、上記の点に鑑み、吸着ノズル及
び該吸着ノズルの背後に位置する背景部材とを一体化し
てなる吸着ノズル装置を装着ヘッドに対して交換自在と
し、吸着すべき電子部品の大きさ、形状等を考慮して吸
着ノズル装置及び光源の位置を選択することによって、
多様な電子部品に対して画像認識のための適切な照明が
可能な吸着部品の照明方法及び装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の吸着部品の照明方法は、吸着ノズル及び該
吸着ノズルの背後に位置する背景部材を有する吸着ノズ
ル装置を装着ヘッドに対して交換自在に装着し、前記吸
着ノズルで吸着された部品を照明する場合において、前
記装着ヘッドに装着される吸着ノズル装置を、吸着する
部品に対応させて背景照明用又は背景無反射用の吸着ノ
ズル装置に交換し、かつ前記装着ヘッドに装着された吸
着ノズル装置に応じて背景照明用又は背景無反射用の照
明手段に切り換えて照明する構成である。
【0007】また、本発明の吸着部品の照明装置は、吸
着ノズル及び該吸着ノズルの背後に位置する背景部材を
有していて装着ヘッドに対して交換自在に装着される吸
着ノズル装置と、前記吸着ノズルで吸着された部品を照
明する照明手段とを具備する場合において、前記装着ヘ
ッドに装着される吸着ノズル装置を、吸着する部品に対
応させて背景照明用又は背景無反射用の吸着ノズル装置
に交換するノズル交換部と、背景照明用の照明手段と、
背景無反射用の照明手段とを備え、前記装着ヘッドに装
着された吸着ノズル装置に応じて前記背景照明用又は背
景無反射用の照明手段に切り換えて照明する構成となっ
ている。
【0008】
【作用】本発明においては、吸着ノズル及び該吸着ノズ
ルの背後に位置する背景部材を有する吸着ノズル装置を
装着ヘッドに対して交換自在に装着できるようにすると
ともに、装着ヘッドに装着された吸着ノズル装置に対応
させて照明手段を切り換えることができるようにしてい
る。
【0009】従って、吸着する部品の外形から吸着ノズ
ル先端面がはみ出す場合には背景無反射用の吸着ノズル
装置及び背景無反射用の照明手段を用い、前記吸着ノズ
ル先端面に吸着された部品を、背景無反射用の照明手段
で照明して部品が明部、背景が暗部となった画像を撮像
手段で取り込むことができ、はみ出した吸着ノズル先端
面部分を吸着部品の外形と誤認するのを回避することが
できる。
【0010】また、吸着する部品の外形が吸着ノズル先
端面よりも大きく、前記部品の外形から吸着ノズル先端
面がはみ出さず、かつ当該部品の外形を基準にして画像
処理ができる場合には背景照明用(背景発光又は背景反
射用)の吸着ノズル装置及び背景照明用(背景発光又は
背景反射用)の照明手段を用いることができ、部品が暗
部、背景が明部となった画像を撮像手段で取り込むこと
ができる。
【0011】なお、前記吸着する部品の外形が吸着ノズ
ル先端面よりも大きくとも、当該部品の外形を基準にし
て画像処理ができない部品(例えばPLCC等は電極が
本体に隠れているため外形を基準にできない)は、前記
前記背景無反射用の吸着ノズル装置及び背景無反射用の
照明手段を用いて画像取り込みを行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る吸着部品の照明方法及び
装置の実施例を図面に従って説明する。
【0013】図1乃至図8で本発明の実施例を説明す
る。これらの図において、1は装着ヘッドであり、例え
ば図8のX−Y駆動機構70で水平面内で移動自在に支
持されている。装着ヘッド1は図1又は図7のように下
部が吸着ノズル装置20A,20Bを交換自在に保持す
るホルダ部11となった昇降軸12を有している。図8
のように、チップ部品等の電子部品を装着すべきプリン
ト基板71は搬送機構72によって位置決め固定されて
おり、装着ヘッド1はプリント基板71上の任意の位置
に前記X−Y駆動機構70によって移動できるようにな
っている。
【0014】前記装着ヘッド1には取付具2が固定さ
れ、該取付具2に大径照明基板3及び大径拡散板4がボ
ルト5、ナット6で固定されている。ここで、大径照明
基板3の下面には仮想線Lに示す位置に発光ダイオード
が面状に配列(2次元配列)されており、発光ダイオー
ドの電流値を可変することで発光ダイオードの明るさを
制御できるようになっている。前記大径拡散板4は前記
大径照明基板3と同面積であって半透明樹脂等で形成さ
れ、前記照明基板3に対してスペーサ7を介し所要間隔
で対向しており、前記照明基板3上の発光ダイオードの
光を略一様に拡散する機能を有している。また、前記大
径拡散板4の中央部には円筒状支持体8が固定され、該
支持体8の先端部に円環状の小径照明基板9が取り付け
られている。該小径照明基板9の下面にも仮想線Mに示
す位置に発光ダイオードが面状に配列(2次元配列)さ
れており、発光ダイオードの電流値を可変することで発
光ダイオードの明るさを制御できるようになっている。
それらの発光ダイオードが配置された大径照明基板3、
大径拡散板4、及び発光ダイオードが配置された小径照
明基板9は背景照明用照明手段の一種の背景発光用照明
手段を構成している。なお、大径照明基板3、大径拡散
板4及び小径照明基板9の中央部には前記昇降軸12を
回避するための中央穴が形成されている。
【0015】図1のように、吸着ノズル外径よりも大き
いチップ部品や面装着IC用(リードが本体の側方に突
出しているもの等の外形基準で画像処理ができる電子部
品が対象)の第1の吸着ノズル装置20Aは、背景照明
用吸着ノズル装置の一種の背景発光用吸着ノズル装置で
あり、吸着ノズル21Aとこの背後に位置する背面部材
としての円形拡散板22Aと前記ホルダ部11に着脱自
在に嵌合する嵌合部23とを一体に有している。前記円
形拡散板22Aは前記小径照明基板9と同程度の外径を
有するもので、半透明樹脂等で形成されており、照明基
板9上の発光ダイオードの光を略一様に拡散する機能を
有している。
【0016】図7のように、小型チップ部品等の吸着ノ
ズル先端面が当該チップ部品外形からはみ出してしまう
ような電子部品用の第2の吸着ノズル装置20Bは、背
景無反射用の吸着ノズル装置であり、黒色系樹脂、黒色
系セラミック等の反射の少ない吸着ノズル21B及び黒
色系の反射の少ない背景部材としての背景円板22Bと
前記ホルダ部11に着脱自在に嵌合する嵌合部23とを
一体に有している。ここで、背景円板22Bは下面に黒
色植毛シート(商品名:ロンセード、ベルセード)を貼
り付けたものが特に反射が少なくて好ましい。また、吸
着ノズル21Bの材質は黒色樹脂(商品名:カイナー)
等が特に反射が少なくて好ましい。
【0017】なお、背景円板22Bに黒色植毛シート
を、吸着ノズル21Bに黒色樹脂を用いた場合、黒色植
毛シートの光反射率と黒色樹脂の光反射率に差が生じる
が、電子部品の光反射率との差に比べて無視できる程度
であるため実用上問題無い。黒色樹脂の場合、切削、押
し出し及び射出成形等が考えられるが、一番安価で量産
が可能な射出成形で吸着ノズルを製作するとよい。黒色
系セラミックは、耐摩耗性に優れているが折れ易く高価
なものであるため、黒色樹脂の吸着ノズルをワンタッチ
で交換できるようにして使用するのが最も好ましい。
【0018】図8のように、画像取り込み位置の装着ヘ
ッド1に対して対向する位置に撮像手段としてのTVカ
メラ30が配置され、該カメラ30の先端部の周囲にカ
メラ側照明手段31が固定されている。このカメラ側照
明手段31は背景無反射用照明手段であり、図3に示す
ように、該カメラ側照明手段31は発光ダイオード32
を多数面状に配列(2次元配列)した照明基板33を具
備している。
【0019】なお、カメラ側照明手段31と吸着ノズル
下端間には距離があるため、照明基板33の前に拡散板
は不要である場合が多いが、拡散板を付加するようにし
ても差し支えない。
【0020】また、前述の発光ダイオードが配置された
大径照明基板3、大径拡散板4、及び発光ダイオードが
配置された小径照明基板9からなる背景発光用照明手段
と、カメラ側照明手段31である背景無反射用照明手段
とは電気的な切り換えにより、いずれか一方のみを作動
させ得るようになっている。
【0021】図4及び図8のように、装着ヘッド1に装
着する吸着ノズル装置を交換するためのノズル交換部4
0が、ノズル交換位置にある装着ヘッド1に対向する如
く配設されている。該ノズル交換部40は、固定ブロッ
ク43と、吸着ノズル装置を載置しておくために固定ブ
ロック43に固定された環状支持部材41と、該環状支
持部材41上に載置された吸着ノズル装置をクランプす
るために固定ブロック上に摺動自在に配置されるクラン
プ部材42A,42Bとを具備している。クランプ部材
42A,42Bは、支点Pで固定ブロック43に枢着さ
れた駆動レバー44で相互に連動するようになってお
り、クランプ部材42Aは固定ブロック側に取り付けら
れたエアーシリンダで往復動するように構成されてい
る。そして、各クランプ部材42A,42Bが図5
(A)の状態のとき閉鎖状態となり、図5(B)のとき
開放状態となる。
【0022】これらのクランプ部材42A,42Bは、
図5(A)の閉鎖状態では、下降状態の装着ヘッド1の
ホルダ部11に装着されていた吸着ノズル装置20A,
20Bについて、図6のように吸着ノズル装置20A,
20Bの背景円板22A,22Bの上面側をクランプし
て、装着ヘッド1上昇時に当該装着ヘッド1のホルダ部
11から吸着ノズル装置20A,20Bを外すことがで
きる。また、図5(B)の開放状態では特定の環状支持
部材41上に載置されている吸着ノズル装置20A,2
0Bに対して装着ヘッド1のホルダ部11を下降させる
ことで特定の吸着ノズル装置の嵌合部23に嵌め込み、
当該吸着ノズル装置を装着できる。
【0023】以上の実施例の構成において、装着プログ
ラムにより吸着ノズル先端面よりも大型のチップ部品又
は面装着IC(吸着ノズル先端面が当該部品からはみ出
さないもの)であって部品外形が画像処理の基準となる
部品を図8のプリント基板71上に装着する場合は、吸
着ノズル21Aとこの背後に位置する背面部材としての
円形拡散板22Aと前記ホルダ部11に着脱自在に嵌合
する嵌合部23とを一体に有する背景発光用吸着ノズル
装置20Aをノズル交換部40にて装着ヘッド1のホル
ダ部11に装着し、該背景発光用吸着ノズル装置20A
の吸着ノズル21Aでチップ部品50を吸着保持して図
1のように装着ヘッド1をTVカメラ30に対向する画
像取り込み位置に移動する。その際、前記装着プログラ
ムにしたがい、背景発光用照明手段と背景無反射用照明
手段のうち、背景発光用照明手段側に電気的に切り換
え、大径照明基板3及び小径照明基板9上の発光ダイオ
ードを発光させ、かつ部品種類、形状、装着機周辺の明
るさ等に応じて発光ダイオードに流す電流値を可変調節
してチップ部品50の背景の明るさを適切な輝度に設定
する(なお、カメラ側照明はオフである。)。これと同
時にTVカメラ30の焦点距離に撮像すべきチップ部品
50の高さ位置を合わせるために吸着ノズル21Aの高
さ位置が可変調整され、その後TVカメラ30によりチ
ップ部品50の影像が取り込まれる。この場合、図10
の如く円形拡散板22Aが明部a、チップ部品50の外
形の内側が暗部bとなり、チップ部品50はシルエット
として取り込まれる。
【0024】この結果、吸着ノズル21Aの中心C1に
対するチップ部品50の中心C2のX方向のずれΔX、
Y方向のずれΔY、回転方向のずれΔθをTVカメラ3
0に接続された画像処理手段で認識することができ、こ
の認識結果を利用して装着ヘッド1のプリント基板71
へのチップ部品装着点を補正することで高精度の部品装
着を実現できる。
【0025】なお、吸着ノズル21Aに吸着された部品
が面装着IC等であって図9の仮想線Qのように吸着ノ
ズル装置20Aの円形拡散板22Aからはみ出すことが
考えられるが、この場合も大径拡散板4が明るい背景を
構成しているので部品のシルエットを支障なく撮像でき
る。
【0026】また、装着プログラムにより部品外形から
吸着ノズル先端面がはみ出すような部品(例えば小型チ
ップ部品60)をプリント基板71に装着する場合は、
反射の少ない吸着ノズル21Bと反射の少ない背景円板
22Bと前記ホルダ部11に着脱自在に嵌合する嵌合部
23とを一体に有する背景無反射用吸着ノズル装置20
Bをノズル交換部40にて装着ヘッド1のホルダ部11
に装着し、該背景無反射用吸着ノズル装置20Bの吸着
ノズル21Bでチップ部品60を吸着保持して図7のよ
うに装着ヘッド1をTVカメラ30に対向する画像取り
込み位置に移動する。その際、前記装着プログラムにし
たがい、背景発光用照明手段と背景無反射用照明手段の
うち、背景無反射用照明手段側に電気的に切り換える。
すなわち、図3のカメラ側照明手段31の発光ダイオー
ド32を発光させ、かつ部品種類、形状、装着機周辺の
明るさ等に応じて発光ダイオードに流す電流値を可変調
節してチップ部品60を照らす明るさを適切な輝度に設
定する(なお、大径及び小径照明基板3,9上の発光ダ
イオードはオフである。)。これと同時にTVカメラ3
0の焦点距離に撮像すべきチップ部品60の高さ位置を
合わせるために吸着ノズル21Bの高さ位置が可変調整
され、その後TVカメラ30によりチップ部品60の反
射像が取り込まれる。この場合、図11の如く背景とな
る吸着ノズル21Bや背景円板22Bが暗部d、チップ
部品60はカメラ側照明の光を反射して明部eとなり、
チップ部品60は明るい像として取り込まれる。
【0027】この結果、吸着ノズル先端面よりも小型の
部品についても、吸着ノズル21Bの中心C3に対する
チップ部品60の中心C4のX方向のずれΔX、Y方向
のずれΔY、回転方向のずれΔθをTVカメラ30に接
続された画像処理手段で同様に認識することができ、こ
の認識結果を利用して装着ヘッド1のプリント基板への
チップ部品装着点を補正することで高精度の部品装着を
実現できる。
【0028】なお、装着プログラムで吸着を指示された
吸着部品の外形が画像処理の基準とならない場合(例え
ばPLCC等は電極が本体に隠れているため外形を基準
にできない)は、前記背景無反射用の吸着ノズル装置2
0B及び背景無反射用の照明手段であるカメラ側照明手
段31を用いて画像取り込みを行うことができる。
【0029】図9は本発明の他の実施例であって、背景
照明用吸着ノズル装置の一種の背景反射用吸着ノズル装
置を装着ヘッド1に装着するようにし、装着ヘッド1に
背景発光用照明手段を設ける代わりに、背景反射用吸着
ノズル装置の反射板を装着ヘッドの側方に位置する背景
反射用照明手段70で照らすようにした構成を示す。こ
の図9の場合、装着プログラムにより吸着ノズル先端面
よりも大型のチップ部品又は面装着IC(吸着ノズル先
端面が当該部品からはみ出さないもの)であって部品外
形が画像処理の基準となる部品をプリント基板上に装着
する場合は、吸着ノズル21Cとこの背後に位置する背
面部材としての円形反射板22C(光を乱反射する光沢
金属面等が好ましい)と前記ホルダ部11に着脱自在に
嵌合する嵌合部23とを一体に有する背景反射用吸着ノ
ズル装置20Cを図4のノズル交換部40にて装着ヘッ
ド1のホルダ部11に装着し、該背景反射用吸着ノズル
装置20Cの吸着ノズル21Cでチップ部品50を吸着
保持して図9のように装着ヘッド1をTVカメラ30に
対向する画像取り込み位置に移動する。そして、装着ヘ
ッド側方の背景反射用照明手段70を発光させる(な
お、カメラ側照明手段31はオフである。)。これと同
時にTVカメラ30の焦点距離に撮像すべきチップ部品
50の高さ位置を合わせるために吸着ノズル21Cの高
さ位置が可変調整され、その後TVカメラ30によりチ
ップ部品50の影像が取り込まれる。この場合も、図1
0の如く円形反射板22Cが明部a、チップ部品50の
外形の内側が暗部bとなり、チップ部品50はシルエッ
トとして取り込まれる。
【0030】なお、装着ヘッド1に照明手段を設けない
図9の構成であっても、装着プログラムにより部品外形
から吸着ノズル先端面がはみ出すような部品(例えば小
型チップ部品60)をプリント基板装着する場合は、反
射の少ない吸着ノズル21Bと反射の少ない背景円板2
2Bと前記ホルダ部11に着脱自在に嵌合する嵌合部2
3とを一体に有する背景無反射用吸着ノズル装置20B
を装着ヘッド1のホルダ部11に装着することで前述の
実施例と同様にカメラ30による画像取り込みが可能で
ある。
【0031】上記各実施例では、交換することで装着ヘ
ッドに装着可能な吸着ノズル装置を2種類としたが、装
着ヘッドに装着可能な吸着ノズル装置を背景発光用吸着
ノズル装置、背景反射用吸着ノズル装置及び背景無反射
用吸着ノズル装置の3種類とし、これに対応して背景発
光用、背景反射用及び背景無反射用の照明手段を設ける
構成としてもよい。この場合、前記装着ヘッドに装着さ
れる吸着ノズル装置を、吸着する部品に対応させて背景
発光用、背景反射用又は背景無反射用の吸着ノズル装置
に交換し、かつ前記装着ヘッドに装着された吸着ノズル
装置が背景発光用であれば背景発光用の照明手段に、背
景反射用であれば背景反射用の照明手段に、背景無反射
用であれば背景無反射用の照明手段に切り換えて照明し
て、撮像手段による画像取り込みを行う。
【0032】なお、照明の切り換え(装着ヘッド側又は
カメラ側照明の切り換え)や、照明の輝度の調整は、予
め入力されている装着プログラムの部品データに基づい
て行うことができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸着ノズル及び該吸着ノズルの背後に位置する背景部材
とを一体化してなる吸着ノズル装置を装着ヘッドに対し
て交換自在とし、吸着すべき電子部品の大きさ、形状等
を考慮して吸着ノズル装置及び光源の位置を選択するこ
とによって、多様な電子部品に対して画像認識のための
適切な照明が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸着部品の照明方法及び装置の実
施例であって、吸着ノズル先端面よりも大きな部品の影
像を取り込む場合を示す正面図である。
【図2】装着ヘッド側の照明手段を示す底面図である。
【図3】TVカメラ側の照明手段を示す平面図である。
【図4】ノズル交換部を示す平面図である。
【図5】ノズル交換部が有するクランプ部材の動作説明
図である。
【図6】ノズル交換部の吸着ノズル装置交換動作を説明
する側断面図である。
【図7】吸着ノズル先端面よりも小さな部品の反射像を
取り込む場合を示す正面図である。
【図8】実施例におけるプリント基板、装着ヘッド、T
Vカメラ及びノズル交換部の配置を示す概略構成図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例であって、吸着ノズル先端
面よりも大きな部品の影像を取り込む場合を示す正面図
である。
【図10】吸着ノズル先端面よりも大きな部品の場合に
得られる画像の説明図である。
【図11】吸着ノズル先端面よりも小さな部品の場合に
得られる画像の説明図である。
【符号の説明】
1 装着ヘッド 3,9,33 照明基板 4 大径拡散板 11 ホルダ部 12 昇降軸 20A,20B,20C 吸着ノズル装置 21A,21B,21C 吸着ノズル 22A 円形拡散板 22B 背景円板 22C 円形反射板 23 嵌合部 30 TVカメラ 31 カメラ側照明手段 32 発光ダイオード 40 ノズル交換部 50,60 チップ部品 70 照明手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着ノズル及び該吸着ノズルの背後に位
    置する背景部材を有する吸着ノズル装置を装着ヘッドに
    対して交換自在に装着し、前記吸着ノズルで吸着された
    部品を照明する吸着部品の照明方法において、 前記装着ヘッドに装着される吸着ノズル装置を、吸着す
    る部品に対応させて背景照明用又は背景無反射用の吸着
    ノズル装置に交換し、かつ前記装着ヘッドに装着された
    吸着ノズル装置に応じて背景照明用又は背景無反射用の
    照明手段に切り換えて照明することを特徴とする吸着部
    品の照明方法。
  2. 【請求項2】 吸着ノズル及び該吸着ノズルの背後に位
    置する背景部材を有する吸着ノズル装置を装着ヘッドに
    対して交換自在に装着し、前記吸着ノズルで吸着された
    部品を照明する吸着部品の照明方法において、 前記装着ヘッドに装着される吸着ノズル装置を、吸着す
    る部品に対応させて背景発光用、背景反射用又は背景無
    反射用の吸着ノズル装置に交換し、かつ前記装着ヘッド
    に装着された吸着ノズル装置が背景発光用であれば背景
    発光用の照明手段に、背景反射用であれば背景反射用の
    照明手段に、背景無反射用であれば背景無反射用の照明
    手段に切り換えて照明することを特徴とする吸着部品の
    照明方法。
  3. 【請求項3】 前記吸着する部品の外形から吸着ノズル
    先端面がはみ出す場合には前記背景無反射用の吸着ノズ
    ル装置及び背景無反射用の照明手段を用いる請求項1又
    は2記載の吸着部品の照明方法。
  4. 【請求項4】 前記吸着する部品の外形から吸着ノズル
    先端面がはみ出さず、かつ当該部品の外形が画像処理の
    基準となる場合には前記背景照明用の吸着ノズル装置及
    び背景照明用の照明手段を用いる請求項1記載の吸着部
    品の照明方法。
  5. 【請求項5】 前記吸着する部品の外形から吸着ノズル
    先端面がはみ出さず、かつ当該部品の外形が画像処理の
    基準となる場合には前記背景発光用又は背景反射用の吸
    着ノズル装置及び背景発光用又は背景反射用の照明手段
    を用いる請求項2記載の吸着部品の照明方法。
  6. 【請求項6】 前記吸着する部品の外形が画像処理の基
    準とならない場合には前記背景無反射用の吸着ノズル装
    置及び背景無反射用の照明手段を用いる請求項1又は2
    記載の吸着部品の照明方法。
  7. 【請求項7】 吸着ノズル及び該吸着ノズルの背後に位
    置する背景部材を有していて装着ヘッドに対して交換自
    在に装着される吸着ノズル装置と、前記吸着ノズルで吸
    着された部品を照明する照明手段とを具備する吸着部品
    の照明装置において、 前記装着ヘッドに装着される吸着ノズル装置を、吸着す
    る部品に対応させて背景照明用又は背景無反射用の吸着
    ノズル装置に交換するノズル交換部と、背景照明用の照
    明手段と、背景無反射用の照明手段とを備え、 前記装着ヘッドに装着された吸着ノズル装置に応じて前
    記背景照明用又は背景無反射用の照明手段に切り換えて
    照明することを特徴とする吸着部品の照明装置。
  8. 【請求項8】 吸着ノズル及び該吸着ノズルの背後に位
    置する背景部材を有していて装着ヘッドに対して交換自
    在に装着される吸着ノズル装置と、前記吸着ノズルで吸
    着された部品を照明する照明手段とを具備する吸着部品
    の照明装置において、 前記装着ヘッドに装着される吸着ノズル装置を、吸着す
    る部品に対応させて背景発光用、背景反射用又は背景無
    反射用の吸着ノズル装置に交換するノズル交換部と、背
    景発光用の照明手段と、背景反射用の照明手段と、背景
    無反射用の照明手段とを備え、 前記装着ヘッドに装着された吸着ノズル装置に応じて前
    記背景発光用、背景反射用又は背景無反射用の照明手段
    に切り換えて照明することを特徴とする吸着部品の照明
    装置。
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