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JPH0622680B2 - 触媒及びその製造方法 - Google Patents

触媒及びその製造方法

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Publication number
JPH0622680B2
JPH0622680B2 JP62242995A JP24299587A JPH0622680B2 JP H0622680 B2 JPH0622680 B2 JP H0622680B2 JP 62242995 A JP62242995 A JP 62242995A JP 24299587 A JP24299587 A JP 24299587A JP H0622680 B2 JPH0622680 B2 JP H0622680B2
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JP
Japan
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catalyst
silicon
silicon carbide
porous silicon
heat
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JP62242995A
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猛 奥谷
善徳 中田
正昭 鈴木
健夫 秋山
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Priority to DE3832036A priority patent/DE3832036C2/de
Priority to GB8822465A priority patent/GB2210284B/en
Priority to US07/250,136 priority patent/US4940684A/en
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/92Chemical or biological purification of waste gases of engine exhaust gases
    • B01D53/94Chemical or biological purification of waste gases of engine exhaust gases by catalytic processes
    • B01D53/9445Simultaneously removing carbon monoxide, hydrocarbons or nitrogen oxides making use of three-way catalysts [TWC] or four-way-catalysts [FWC]
    • B01D53/945Simultaneously removing carbon monoxide, hydrocarbons or nitrogen oxides making use of three-way catalysts [TWC] or four-way-catalysts [FWC] characterised by a specific catalyst
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J27/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • B01J27/20Carbon compounds
    • B01J27/22Carbides
    • B01J27/224Silicon carbide
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J27/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • B01J27/24Nitrogen compounds
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、触媒及びその製造方法に関し、更に詳しく
は、籾殻及び/又は稲わら等のケイ素集積バイオマスか
ら製造した多孔質炭化ケイ素及び/又は多孔質窒化ケイ
素を耐熱性担体として使用した自動車排ガス浄化用及び
燃焼用金属担持触媒及びその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
白金、ロジウム、パラジウム等の金属は、古くから水素
及び酸素を吸収し、この吸収された水素及び酸素が活性
化されるので、還元・酸化触媒として、アンモニアの酸
化、シアン化水素の製造、石油の改質等に利用されてい
る。
近年、自動車の急激な普及に伴い、その排ガスによる大
気汚染が著しくなったため、自動車排ガス中の有害物質
である未燃焼炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、
酸化窒素(NO)等を触媒により除去することによる
排ガスの浄化が行われている。この自動車排ガス浄化触
媒としては、白金を始めとする白金族触媒が主として使
用されている。
排ガス浄化の反応は、HC,COを酸化によりH2Oと
COへ、又、NOを還元によりN2へと無害化する
のが基本反応である。従って、酸化・還元二次触媒を必
要とする。現在、エンジン排ガス組成は、理論空気−燃
焼比では、HC,CO及びNOの何れもが浄化できる
程度にバランスが取れているために、3元系浄化触媒に
よる上記3成分の浄化が主として行われている。
3元系浄化触媒成分は、NO還元能が高いロジウム
(Rh )及びHC,CO酸化能が高い白金(Pt )やパ
ラジウム(Pd )が併用され、更に、ニッケル(N
i)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、マンガン(Mn
)、セリウム(Ce )及びジルコニウム(Zr )酸化
物等が使用されているが、主成分はRh やPt 等の白金
族触媒である。
これらの白金族触媒は、円柱状又は球状の活性アルミナ
に担持されたペレット触媒、或いは、多数の貫通ガス流
路を有するコーディエライト(2Al23・5SiO2
・2MgO)セラミック担体上にアルミナ質と白金等の
触媒活性物質から成るコート層(被覆層)を設けたモノ
リス触媒として実用に供されている。しかしながら、ペ
レット触媒は熱容量が大きいため、暖機性に劣る。即
ち、触媒を用いる際、触媒反応器を所定の温度に暖める
必要があるが触媒の熱容量が大きい場合、反応器を暖め
るのに時間を要するため正常に触媒として働かないとい
う欠点を有している。
一方、モノリス触媒においては担体の融点が低く、耐熱
性等に問題点を有している。又、両触媒で使用されるア
ルミナ又はコーディエライトから成る担体では、大型ト
ラック等の大型エンジン用触媒としては高温下での耐熱
性に関して問題点を有している。以上のように、従来の
夫々の触媒には問題点があり、満足するものは未だ得ら
れていない。
また、ボイラーなどの燃焼機器においては、COの他、
1500℃以上の温度では、空気中の窒素と酸素が反応
し、NO、即ちサーマルNOが発生し、公害をもた
らす。そこで上記の貴金属担持触媒を燃焼用触媒として
使用し、その酸化性、還元性を利用し、サーマルN
,COが発生しない低温、完全燃焼を行わせるため
に触媒燃焼の研究が行われている。この触媒燃焼は、原
理的には自動車排ガス浄化の場合と同じである。この触
媒燃焼においては、熱回収効率を上げるためにサーマル
NOが発生しない程度の高温が望ましい(1000〜
1500℃)。
従って燃焼用触媒としては、自動車排ガス浄化用触媒と
同様に、高温下での耐熱性に関して問題点を有してい
る。
〔発明の目的〕 本発明の目的は、熱容量が小さく、排熱性が優れた自動
車排ガス浄化用及び燃焼用触媒及びその製造方法を提供
することにある。
〔発明の構成〕
本発明者らは鋭意検討を行った結果、ケイ素集積バイオ
マスから製造した多孔質炭化ケイ素又は多孔質窒化ケイ
素から成る担体を使用することにより、上記本発明の目
的が達成されることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
即ち、本発明の触媒は、ケイ素集積バイオマスから製造
した多孔質炭化ケイ素又は多孔質窒化ケイ素から成る担
体及びそれに担持せしめた触媒活性物質から成ることを
特徴とするものであり、その製造方法は、ケイ素集積バ
イオマスをアルゴン又は窒素中で加熱処理して得られた
多孔質炭化ケイ素又は多孔質窒化ケイ素に触媒活性物質
を担持せしめることを特徴とするものである。
本発明において使用されるケイ素集積バイオマスとは、
シリカ成分を含有する植物(ケイ素集積植物)、又はそ
の葉、茎等の部分を意味し、具体的には、稲、麦等の籾
殻又は藁、笹の葉、トウモロコシやとくさの葉或いは茎
等が挙げられる。
本発明の触媒は、上記ケイ素集積バイオマスを加熱処理
して製造した多孔質炭化ケイ素又は多孔質窒化ケイ素を
担体として使用するものである。
本発明における多孔質炭化ケイ素の製造方法は、先ず、
ケイ素集積バイオマスとして、例えば、籾殻のまま、或
いは、籾殻を粉砕して得た籾殻粉末をアルゴン又は窒素
雰囲気中で300〜1200℃、好ましくは600〜1
000℃の温度範囲で加熱処理し、籾殻炭化物を調製す
る。この段階では籾殻炭化物を調製するのが目的である
ので、アルゴン又は窒素雰囲気のいずれでもよい。粉末
状のケイ素集積バイオマスを使用する場合には、粉末の
粒径は、152μm以下(タイプAと称する。)、15
2〜295μm(タイブBと称する。)、又は295〜
1000μm(タイプCと称する。)、又はこれらの混合
物が使用される。得られた炭化物は非晶質(アモスファ
ス)であり、アモルファスシリカと炭素との混合物であ
ると考えられる。炭化物の組成は、上記全温度範囲にお
ける加熱処理において、Si2が約40重量%で、Cが
約60重量%である。次いで、同じくアルゴン雰囲気中
で1300〜2000℃、好ましくは1400〜160
0℃の温度範囲で加熱処理することにより、炭化ケイ素
(SC)と炭素(C)の混合物が得られる。加熱処理
時間は使用するケイ素集積バイオマスの種類によって異
なり、触媒として好ましい非晶質SCを生成するため
の最適条件を適宜選択すれば良いが、例えば、0.1〜
12時間程度である。この非晶質SiCは、高温若しく
は長時間の加熱処理を行うことにより結晶化させると、
β-SiCが生成する。ケイ素集積バイオマスの炭化処
理を二段階で行う理由は、低温でのケイ素集積バイオマ
ス処理時に発生するタール分を適切に取り除くため、並
びに非晶質SiCを製造するためには炭化物の粒度が細
かい程、低温・短時間で処理出来るため、第一段目の加
熱処理後、炭化物の微粉化工程を必要とするためであ
る。本発明においては、前記タイプAのものからは30
〜150m2/gの表面積を有するもの、同タイプBのも
のからは20〜100m2/gの表面積を有するもの、同
タイプCのものからは15〜50m2/gの表面積を有す
る炭化ケイ素がそれぞれ得られる。
籾殻等からSiCを製造するためには、それらを一段で
1300〜2000℃、好ましくはアルゴン雰囲気中で
1400〜1600℃に加熱しても可能である。得られ
たSiCは、SiCとCの混合物であるので、次いで、
この混合物を、空気中において400〜800℃、好ま
しくは500〜650℃の温度で処理することにより、
Cを焼失させ、SiCを得る。
本発明における多孔質窒化ケイ素は、上記した多孔質炭
化ケイ素と同様の方法でアルゴン中での処理を窒素中で
の処理に置換することにより得ることが可能であり、窒
素中で焼成することにより、非晶質窒化ケイ素(Si3
)を得ることが出来る。この非晶質Si3を高
温もしくは長時間加熱することにより、α−Si3
の結晶を得ることが出来る。
以上のようにして得られた粉末をペレット状にし、これ
を触媒活性物質の溶液中に一定時間浸漬させ、触媒活性
物質を担体上に吸着・担持させる浸漬法、或いは、ペレ
ットの細孔容積に相当する量の触媒活性物質の溶液を担
体に含浸させる含浸法により、本発明の金属担持多孔質
炭化ケイ素又は多孔質窒化ケイ素を担体とする触媒を製
造することが出来る。
モノリス触媒として調製する場合には、コーディライト
の代わりに多孔質炭化ケイ素又は多孔質窒化ケイ素を成
形し、適当な温度で焼結する。得られた焼結体は、理論
密度よりは低く、その20〜70%程度である。従っ
て、この焼結体表面に前記と同様の方法で金属触媒(触
媒活性物質)を浸漬・含浸により担持せしめ、モノリス
触媒を製造することが出来る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来法であるアルミナ又はコーディエ
ライトを使用したペレット又はモノリス触媒に比較し、
耐熱性が優れ、熱容量が小さい自動車排ガス浄化用及び
燃焼用に有効な触媒を籾殻等のケイ素集積バイオマスか
ら比較的容易に製造することが可能である。
〔発明の実施例〕
実施例1 水分率7〜9%程度の籾殻を準備し、温度200〜30
0℃、圧力50〜150ton /cm2及び摩擦熱により籾
殻全体を固形状とする。次いで、この固形物を粉砕機を
用いて粒径152μm以下の粒子(タイプA)、粒径1
52〜295μmの粒子(タイプB)、粒径295〜1
000μmの粒子(タイプC)の3粒子に分離した。
次いで、各粒径別の籾殻粉末を、アルゴン雰囲気中で、
温度700℃で3時間加熱処理し、籾殻炭化物を調製し
た。得られた炭化物は非晶質でアモルファスシリカと炭
素の混合物であった。
次に、同様にアルゴン雰囲気中で、温度1400℃で4時
間、加熱処理を行い、炭化ケイ素と炭素の混合物を得
た。
上記炭化ケイ素と炭素の混合物を、更に、温度500℃
で3時間、空気中で加熱処理することにより、炭素を焼
失せしめ、炭化ケイ素を得た。得られた炭化ケイ素の、
籾殻の粒径別に表面積を測定した。結果を以下に示す。
得られた炭化ケイ素を従来法と同一の方法でペレット触
媒又はモノリス触媒に成形加工し、この成形物を焼結す
ることにより、焼結体を得た。
このようにして得た炭化ケイ素担体に白金及び/又はロ
ジウム系金属を担持させるには、以下のようにすること
が出来る。
即ち、金属重量比で、白金80%、ロジウム20%、総
金属量で1.0gを含む塩化白金酸(H2PtCl6・6H
O)及び塩化ロジウム(RhCl3・3HO)の混合
液2中に1時間浸漬して含浸・担持せしめ、乾燥空気
中、600℃で1.5時間焼成して本発明の触媒を得
た。
実施例2 実施例1と同様の方法で炭化ケイ素担体を得た。得られ
た炭化ケイ素担体表面に触媒活性物質を吸着させるため
に、アルミナ皮膜を以下の方法で形成した。即ち、焼成
によって活性アルミナとなるようなアルミナを含むスラ
リー液に前記担体を浸漬し、含浸させた後取り出し、余
剰のスラリーを飛散せしめ、乾燥後、400〜800℃
で焼成してアルミナ皮膜を形成した。
次いで、アルミナ層を有する炭化ケイ素担体を、金属重
量比で、白金80%、ロジウム20%、総金属量で1.
0gを含む塩化白金酸(H2PtCl6・6HO)及び
塩化ロジウム(RhCl3・3HO)の混合液2中
に1時間浸漬して含浸・担持せしめ、乾燥空気中、60
0℃で1.5時間焼成して本発明の触媒を得た。
実施例3 実施例と同じく、各粒径別の籾殻粉末をアルゴン雰囲気
中で、温度700℃で3時間加熱処理し、籾殻炭化物を
調製した。
次に、窒素雰囲気中で温度1400℃で1時間加熱処理
を行い、窒化ケイ素と炭素の混合物を得た。
これを更に、温度500℃で3時間、空気中で加熱処理
することにより、炭素を焼失せしめ、窒化ケイ素を得
た。得られた窒化ケイ素の籾殻の粒径別に表面積を測定
した結果を以下に示す。
得られた窒化ケイ素粉末から実施例1と同じく、ペレッ
ト触媒、モノリス触媒に成形、加工することができ、担
持触媒を得た。
実施例4 実施例1で籾殻粉末タイプA(粒径125μm以下)か
ら調製した炭化ケイ素に、白金を1重量%担持させNO
の還元反応速度、選択性、転化率について測定した。
担持方法は、炭化ケイ素粉末を0.5g秤量し、白金を
5mg含む塩化白金酸溶液20mlを加え、室温で12時間
放置後、ロータリエバポレーターで液体を飛ばし、1重
量%の白金を担持させた炭化ケイ素を得た。次にこの炭
化ケイ素粉末を空気気流中、温度600℃で1.5時間
焼成し、これを触媒とした。
調製した触媒を用いてNOの分解反応について測定し
た。測定は、触媒50mgを直径5mmの石英反応管に充填
し、NO(4容量%)、H2(4容量%)とHe(92容量
%)の混合ガスを毎分50cm2流し、温度43〜156℃
でNOの還元反応を行わせ、反応生成物であるN,N
Oを定量した。
測定結果から、N,NOの生成速度、選択性即ちN
のN+NO中の比率(N/(N+NO)×
100(%))、NOの転化率を求めた。
その結果を以下に示す。
従来の白金担持γ−アルミナ触媒では50℃で、白金担
持量0.78%の条件では、NOの転化速度(又はN
+NOの生成速度)は0.15nmole/m2・sec 、選
択性7.9%、白金担持1.64%の触媒では、NOの
転化速度0.51nmole/m2・sec 、選択性9.8%で
ある。
これに対し、本発明の白金担持炭化ケイ素触媒は、単位
表面積当たりの反応速度及び選択性が非常に高く、性能
の高い触媒が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 健夫 神奈川県綾瀬市小園771番地 池田物産株 式会社内 審査官 小島 隆

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケイ素集積バイオマスから製造した多孔質
    炭化ケイ素又は多孔質窒化ケイ素から成る担体及びそれ
    に担持せしめた触媒活性物質から成ることを特徴とする
    触媒。
  2. 【請求項2】ケイ素集積バイオマスがシリカ分を含む植
    物である特許請求の範囲第1項記載の触媒。
  3. 【請求項3】ケイ素集積バイオマスをアルゴン又は窒素
    雰囲気下で加熱処理して得られた多孔質炭化ケイ素又は
    多孔質窒化ケイ素に触媒活性物質を担持せしめることを
    特徴とする触媒の製造方法。
  4. 【請求項4】ケイ素集積バイオマスがシリカ分を含む植
    物である特許請求の範囲第3項記載の触媒の製造方法。
JP62242995A 1987-09-28 1987-09-28 触媒及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0622680B2 (ja)

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