JPH06225510A - Pm型ステッピングモータ - Google Patents
Pm型ステッピングモータInfo
- Publication number
- JPH06225510A JPH06225510A JP2855593A JP2855593A JPH06225510A JP H06225510 A JPH06225510 A JP H06225510A JP 2855593 A JP2855593 A JP 2855593A JP 2855593 A JP2855593 A JP 2855593A JP H06225510 A JPH06225510 A JP H06225510A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- stepping motor
- bearings
- type stepping
- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】1個の軸受けを用いることにより部品点数を削
減することができ、しかも組立て精度を保つことがで
き、さらには薄型化を図る。 【構成】ケース15に対して軸受け14により回転可能
に支持された回転軸10を備え、永久磁石のロータ部2
0により回転軸10を回転する構成としたPM型ステッ
ピングモータであり、上記軸受け14は1つであり、上
記軸受け14は上記回転軸10の方向に長く形成されて
いる。
減することができ、しかも組立て精度を保つことがで
き、さらには薄型化を図る。 【構成】ケース15に対して軸受け14により回転可能
に支持された回転軸10を備え、永久磁石のロータ部2
0により回転軸10を回転する構成としたPM型ステッ
ピングモータであり、上記軸受け14は1つであり、上
記軸受け14は上記回転軸10の方向に長く形成されて
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケースに対して軸受け
により回転可能に支持された軸を備え、永久磁石のロー
タ部によりこの軸を回転する構成としたPM型ステッピ
ングモータに関するものである。
により回転可能に支持された軸を備え、永久磁石のロー
タ部によりこの軸を回転する構成としたPM型ステッピ
ングモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】PM型ステッピングモータは、ファクト
リー・オートメーションやオフィス・オトメーション関
係を中心とする各種制御システム、あるいはAVシステ
ムの駆動源として多く使用されている。従来のPM型ス
テッピングモータでは、図4に示すように、ケース5に
対して2個の軸受け4,9が配置されている。回転軸1
とロータマグネット2およびスリーブ3により構成され
たロータ部が、この2個の軸受け4,9により、回転自
在に支持されている。また、ケース5の中にはヨーク6
および励磁コイル8を備えており、励磁コイル8はボビ
ン7に集中捲きされた構造となっている。
リー・オートメーションやオフィス・オトメーション関
係を中心とする各種制御システム、あるいはAVシステ
ムの駆動源として多く使用されている。従来のPM型ス
テッピングモータでは、図4に示すように、ケース5に
対して2個の軸受け4,9が配置されている。回転軸1
とロータマグネット2およびスリーブ3により構成され
たロータ部が、この2個の軸受け4,9により、回転自
在に支持されている。また、ケース5の中にはヨーク6
および励磁コイル8を備えており、励磁コイル8はボビ
ン7に集中捲きされた構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
2個の軸受け4,9を有する構造では、その軸受け4,
9と回転軸1との摩擦ロス、回転軸1の傾き、回転軸1
の振れおよびガタ等を低減するために、上下の軸受け
4,9の内周部の傾きや同軸度そして位置等を厳しく管
理する必要がある。つまり、この回転軸1の傾き、回転
軸1と軸受け4、9との摩擦を減らすために、これらの
2つの軸受け4、9は傾くことなく、同軸に組み立てる
必要がある。
2個の軸受け4,9を有する構造では、その軸受け4,
9と回転軸1との摩擦ロス、回転軸1の傾き、回転軸1
の振れおよびガタ等を低減するために、上下の軸受け
4,9の内周部の傾きや同軸度そして位置等を厳しく管
理する必要がある。つまり、この回転軸1の傾き、回転
軸1と軸受け4、9との摩擦を減らすために、これらの
2つの軸受け4、9は傾くことなく、同軸に組み立てる
必要がある。
【0004】ところで、この種のPM型ステッピングモ
ータにおいても、小型化や薄型化が要求されており必要
不可欠であって、それに伴ない2個の軸受け4,9を配
置する間隔を、図6に示すように狭くする必要がある。
ータにおいても、小型化や薄型化が要求されており必要
不可欠であって、それに伴ない2個の軸受け4,9を配
置する間隔を、図6に示すように狭くする必要がある。
【0005】しかし、このように2個の軸受け4,9を
配置する間隔が狭くなると、軸受けの僅かな位置ずれに
より、大きく回転軸1が傾いてしまう。すなわち、図5
において上側の軸受け4の位置が距離X移動した場合に
2つの軸受け4、9の間隔がHaの時には、Yaだけ回
転軸1がずれて傾く。これに対して、図6に示すよう
に、2つの軸受け4、9の間隔がHbで示すように、図
5の間隔Haに比べて狭く設定されている場合には、や
はり上側の軸受け4の位置が距離X移動すると、回転軸
はYbだけずれて傾く。
配置する間隔が狭くなると、軸受けの僅かな位置ずれに
より、大きく回転軸1が傾いてしまう。すなわち、図5
において上側の軸受け4の位置が距離X移動した場合に
2つの軸受け4、9の間隔がHaの時には、Yaだけ回
転軸1がずれて傾く。これに対して、図6に示すよう
に、2つの軸受け4、9の間隔がHbで示すように、図
5の間隔Haに比べて狭く設定されている場合には、や
はり上側の軸受け4の位置が距離X移動すると、回転軸
はYbだけずれて傾く。
【0006】したがって、図5と図6から明らかなよう
に、回転軸1のずれYbはずれYaに比べて大きく、回
転軸1は上側の軸受け4の距離がXで同じであるとして
も、図6に示すように軸受け間隔が狭いほど回転軸の傾
きが大きくなってしまう。
に、回転軸1のずれYbはずれYaに比べて大きく、回
転軸1は上側の軸受け4の距離がXで同じであるとして
も、図6に示すように軸受け間隔が狭いほど回転軸の傾
きが大きくなってしまう。
【0007】このようなことを避けて、上下の軸受け
4,9の内周部が傾くことなく上下の軸受け4,9を同
軸状に位置させるためには、部品の精度を高めて組立て
を行ったり、組立て後再度軸受けの内径を同軸状になる
ように僅かに切削するサイジングを行っていた。
4,9の内周部が傾くことなく上下の軸受け4,9を同
軸状に位置させるためには、部品の精度を高めて組立て
を行ったり、組立て後再度軸受けの内径を同軸状になる
ように僅かに切削するサイジングを行っていた。
【0008】しかし、このように組み立てたり、組立て
後再度軸受けの内径を同軸状になるように僅かに切削す
る作業を行うために、部品コストが高くなりしかも組立
て工数が増加して、最終的にPM型ステッイングモータ
のコストが高くなっていた。また、軸受けが2個あるの
で、回転軸の傾きや振れ等の精度が2個の軸受けの組立
て精度に影響されるといった問題があった。
後再度軸受けの内径を同軸状になるように僅かに切削す
る作業を行うために、部品コストが高くなりしかも組立
て工数が増加して、最終的にPM型ステッイングモータ
のコストが高くなっていた。また、軸受けが2個あるの
で、回転軸の傾きや振れ等の精度が2個の軸受けの組立
て精度に影響されるといった問題があった。
【0009】本発明は上記問題を解消するためになされ
たものであって、1個の軸受けを用いることにより部品
点数を削減することができ、しかも組立て精度を保つこ
とができ、さらには薄型化を図ることができるPM型ス
テッピングモータを提供することを目的としている。
たものであって、1個の軸受けを用いることにより部品
点数を削減することができ、しかも組立て精度を保つこ
とができ、さらには薄型化を図ることができるPM型ス
テッピングモータを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、ケースに対して軸受けにより回転可能に支持さ
れた軸を備え、永久磁石のロータ部により上記軸を回転
する構成としたPM型ステッピングモータにおいて、上
記軸受けは1つであり、上記軸受けは上記軸の方向に長
く形成されたPM型ステッピングモータにより、達成さ
れる。
っては、ケースに対して軸受けにより回転可能に支持さ
れた軸を備え、永久磁石のロータ部により上記軸を回転
する構成としたPM型ステッピングモータにおいて、上
記軸受けは1つであり、上記軸受けは上記軸の方向に長
く形成されたPM型ステッピングモータにより、達成さ
れる。
【0011】また、本発明においては、好ましくは前記
軸受けの一部分が、前記ロータ部の内側に形成された空
間に位置されている。
軸受けの一部分が、前記ロータ部の内側に形成された空
間に位置されている。
【0012】
【作用】上記軸は、1つの軸受けを介して回転できる。
そして、この軸受けは上記軸の方向に長く設定されてい
るので、この軸の傾きと振れを減少することができる。
そして、この軸受けは上記軸の方向に長く設定されてい
るので、この軸の傾きと振れを減少することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施例は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
【0014】図1は、本発明のPM型ステッピングモー
タの好ましい実施例を示している。図1に示すPM型ス
テッピングモータは、ファクトリー・オートメーション
(FA)やオフィス・オートメーション(OA)関係を
中心とする各種制御システムあるいはAVシステム等の
駆動源として使用することができる。特に、本発明の実
施例のPM型ステッピングモータは、OA,AV関係で
は、フロッピーディスクドライブ(FDD)やビデオカ
メラの送り機構等の駆動源に用いて最適である。
タの好ましい実施例を示している。図1に示すPM型ス
テッピングモータは、ファクトリー・オートメーション
(FA)やオフィス・オートメーション(OA)関係を
中心とする各種制御システムあるいはAVシステム等の
駆動源として使用することができる。特に、本発明の実
施例のPM型ステッピングモータは、OA,AV関係で
は、フロッピーディスクドライブ(FDD)やビデオカ
メラの送り機構等の駆動源に用いて最適である。
【0015】これらの製品は、小型化および薄型化が要
求されているので、モータの小型化あるいは薄型化を行
うことは重要であり、必要不可欠なものとなっている。
図1のPM型ステッピングモータにおいては、回転軸1
0と、外周面に多極着磁された円筒形状のロータマグネ
ット12と、そして補助部材であるスリーブ13とによ
りロータ部20を構成している。
求されているので、モータの小型化あるいは薄型化を行
うことは重要であり、必要不可欠なものとなっている。
図1のPM型ステッピングモータにおいては、回転軸1
0と、外周面に多極着磁された円筒形状のロータマグネ
ット12と、そして補助部材であるスリーブ13とによ
りロータ部20を構成している。
【0016】このスリーブ13は、回転軸10とロータ
マグネット12を結合するためのもので、素材としては
プラスチック等の樹脂成形品を採用することができる。
回転ロータ部20の回転軸10は、軸受け14により回
転自在に支持されている。この軸受け14は、このモー
タケース15に対して、好ましくは圧入あるいはカシメ
により固定されている。この軸受け4は、その回転軸1
0の軸方向に沿って長く円筒状に形成されたものであ
り、軸受け14の径に対してその軸方向の長さが(その
高さ)が十分に長くなるように形成されている。
マグネット12を結合するためのもので、素材としては
プラスチック等の樹脂成形品を採用することができる。
回転ロータ部20の回転軸10は、軸受け14により回
転自在に支持されている。この軸受け14は、このモー
タケース15に対して、好ましくは圧入あるいはカシメ
により固定されている。この軸受け4は、その回転軸1
0の軸方向に沿って長く円筒状に形成されたものであ
り、軸受け14の径に対してその軸方向の長さが(その
高さ)が十分に長くなるように形成されている。
【0017】さらに、この軸受け14の少なくとも一部
が、ロータマグネット12が形成している内側の空間2
2の中に配置されている。このように、軸受け14の少
なくとも一部分、実施例では特に好ましくは大部分を空
間22に配置させるようにすることで、回転軸10の方
向に関するステッピングモータの厚みを小さくすること
ができる。すなわち、この実施例のPM型のステッピン
グモータの小型化と薄型化が図れる。
が、ロータマグネット12が形成している内側の空間2
2の中に配置されている。このように、軸受け14の少
なくとも一部分、実施例では特に好ましくは大部分を空
間22に配置させるようにすることで、回転軸10の方
向に関するステッピングモータの厚みを小さくすること
ができる。すなわち、この実施例のPM型のステッピン
グモータの小型化と薄型化が図れる。
【0018】一方、ロータマグネット2に対峙して、ス
テータ部として複数相のステータヨークユニットが配置
されている。図2の斜視図に示すように、各ステータヨ
ークユニットは、板金を折り曲げてしかも爪を立て極歯
16aとした極歯ヨーク16を持ち、リング状のボビン
17に集中捲きされた励磁コイル18を、このヨーク1
6内に収納した構造となっていて、各相、つまり各ステ
ータヨークユニットが軸方向に配置されている。このよ
うな構造のステータ部は、図1に示すようにモータケー
ス5に挿入して固定されている。
テータ部として複数相のステータヨークユニットが配置
されている。図2の斜視図に示すように、各ステータヨ
ークユニットは、板金を折り曲げてしかも爪を立て極歯
16aとした極歯ヨーク16を持ち、リング状のボビン
17に集中捲きされた励磁コイル18を、このヨーク1
6内に収納した構造となっていて、各相、つまり各ステ
ータヨークユニットが軸方向に配置されている。このよ
うな構造のステータ部は、図1に示すようにモータケー
ス5に挿入して固定されている。
【0019】上述した実施例のPM型ステッピングモー
タによれば、次のような特徴を有している。ロータマグ
ネット12の長さに比べて十分に短かいスリーブ13に
より、ロータマグネット12と回転軸10との間に空間
22を設けている。そして、この空間22に軸受け14
の大部分を軸方向にそって入れて配置している。これに
より、この軸受け14の軸方向の長さをできるだけ長く
確保して、回転軸10を受ける距離を長くしている。
タによれば、次のような特徴を有している。ロータマグ
ネット12の長さに比べて十分に短かいスリーブ13に
より、ロータマグネット12と回転軸10との間に空間
22を設けている。そして、この空間22に軸受け14
の大部分を軸方向にそって入れて配置している。これに
より、この軸受け14の軸方向の長さをできるだけ長く
確保して、回転軸10を受ける距離を長くしている。
【0020】したがって、軸受け14を1個としたにも
かかわらず、従来の2個の軸受けを使用する場合と比べ
て、軸受け距離はあまり変化していない。従って、この
軸受け14を使用することにより、回転軸10の傾き
は、図5に示したような状態に配置された従来の2個の
軸受けを使用する場合と殆ど差がない。
かかわらず、従来の2個の軸受けを使用する場合と比べ
て、軸受け距離はあまり変化していない。従って、この
軸受け14を使用することにより、回転軸10の傾き
は、図5に示したような状態に配置された従来の2個の
軸受けを使用する場合と殆ど差がない。
【0021】逆に、本実施例では、軸受けが1個となる
ことにより、従来問題となった2個の軸受けの位置や同
軸度のずれにより発生する軸の傾き、振れ、摩擦ロスを
なくし、この1個の軸受けの精度のみを向上させること
で、回転軸の傾きや振れを減少させることができる。
ことにより、従来問題となった2個の軸受けの位置や同
軸度のずれにより発生する軸の傾き、振れ、摩擦ロスを
なくし、この1個の軸受けの精度のみを向上させること
で、回転軸の傾きや振れを減少させることができる。
【0022】また、1個の軸受け14を使用するだけな
ので、従来のように2個の軸受けを傾くことなく同軸に
精度良く配置させるための次のような治具や工程を省略
することができる。すなわち、従来の2個の軸受けを組
立てるための組立て用の治具が必要でなく、2個の軸受
けのそれぞれの部品精度を保つ必要もなく、しかも従来
のサイジング等の組立て工程および加工工程を省くこと
ができる。
ので、従来のように2個の軸受けを傾くことなく同軸に
精度良く配置させるための次のような治具や工程を省略
することができる。すなわち、従来の2個の軸受けを組
立てるための組立て用の治具が必要でなく、2個の軸受
けのそれぞれの部品精度を保つ必要もなく、しかも従来
のサイジング等の組立て工程および加工工程を省くこと
ができる。
【0023】次に図3を参照する。図3は、本発明のP
M型ステッピングモータの好ましい他の実施例を示して
いる。図3におけるロータ部120は、図1の実施例に
おけるロータ部20と異なっている。このロータ部12
0は、ロータマグネット112とスリーブ113および
回転軸10から構成されている。ロータマグネット11
2は、円筒状のスリーブ113を介して回転軸10に固
定されている。
M型ステッピングモータの好ましい他の実施例を示して
いる。図3におけるロータ部120は、図1の実施例に
おけるロータ部20と異なっている。このロータ部12
0は、ロータマグネット112とスリーブ113および
回転軸10から構成されている。ロータマグネット11
2は、円筒状のスリーブ113を介して回転軸10に固
定されている。
【0024】軸受け114は、図1の実施例と異なり、
図3においてはモータケース115の下側もしくは底面
側からモータケース115に対して圧入あるいはカシメ
により固定されている。
図3においてはモータケース115の下側もしくは底面
側からモータケース115に対して圧入あるいはカシメ
により固定されている。
【0025】そして、回転軸10はこの軸受け114お
よびスリーブ113により回転可能に支持されている。
また、回転軸10にはリング121が設けられている。
この実施例においても、軸受け114の少なくとも一部
は、実施例では好ましくは大部分がロータマグネット1
12の内側の空間内に配置されている。これにより、ス
テッピングモータの軸方向の厚みを小さくすることがで
き、ステッピングモータの小型化と薄型化が図れる。
よびスリーブ113により回転可能に支持されている。
また、回転軸10にはリング121が設けられている。
この実施例においても、軸受け114の少なくとも一部
は、実施例では好ましくは大部分がロータマグネット1
12の内側の空間内に配置されている。これにより、ス
テッピングモータの軸方向の厚みを小さくすることがで
き、ステッピングモータの小型化と薄型化が図れる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、1つの軸受けを使用するだけであるので、部品点数
を削減することができる。また、従来のように2個の軸
受けの同軸度、位置合せ、および組立て後のサイジング
等の工程が必要でなくなり、組立て工数の削減を図るこ
とができる。さらに、従来のように2個の軸受けの同軸
度や位置を精度良く組立てるための他の部品の部品精度
を緩めることが必要でなく、部品コストを低く抑えるこ
とができる。さらに、軸受けが1個なので、組立て精度
が軸の傾きや振れに影響をされることはなく、1個の軸
受けの精度のみを上げることにより、軸の傾きや振れを
なくすことができる。請求項2の発明によれば、軸受け
の一部分がロータ部が形成している内側の空間に位置さ
れているので、モータの小型化および薄型化を図ること
が可能である。
ば、1つの軸受けを使用するだけであるので、部品点数
を削減することができる。また、従来のように2個の軸
受けの同軸度、位置合せ、および組立て後のサイジング
等の工程が必要でなくなり、組立て工数の削減を図るこ
とができる。さらに、従来のように2個の軸受けの同軸
度や位置を精度良く組立てるための他の部品の部品精度
を緩めることが必要でなく、部品コストを低く抑えるこ
とができる。さらに、軸受けが1個なので、組立て精度
が軸の傾きや振れに影響をされることはなく、1個の軸
受けの精度のみを上げることにより、軸の傾きや振れを
なくすことができる。請求項2の発明によれば、軸受け
の一部分がロータ部が形成している内側の空間に位置さ
れているので、モータの小型化および薄型化を図ること
が可能である。
【図1】本発明のPM型ステッピングモータの好ましい
実施例を示す断面図。
実施例を示す断面図。
【図2】図1のPM型ステッピングモータのステータ部
の一部を示す斜視図。
の一部を示す斜視図。
【図3】本発明のPM型ステッピングモータの好ましい
他の実施例を示す断面図。
他の実施例を示す断面図。
【図4】従来のPM型ステッピングモータを示す断面
図。
図。
【図5】図4の従来のPM型ステッピングモータにおけ
る回転軸の傾きを示す図。
る回転軸の傾きを示す図。
【図6】図4の従来のPM型ステッピングモータにおい
て小型化のために図5の従来例に比べて2個の軸受け間
の距離を小さくした場合における回転軸の傾きを示す
図。
て小型化のために図5の従来例に比べて2個の軸受け間
の距離を小さくした場合における回転軸の傾きを示す
図。
10 回転軸(軸) 12 ロータマグネット 13 スリーブ 14 軸受け 15 モータケース 16 ヨーク 17 ボビン 18 励磁コイル 20 ロータ部 22 空間
Claims (2)
- 【請求項1】 ケースに対して軸受けにより回転可能に
支持された軸を備え、永久磁石のロータ部により上記軸
を回転する構成としたPM型ステッピングモータにおい
て、 上記軸受けは1つであり、上記軸受けは上記軸の方向に
長く形成されたことを特徴とする、PM型ステッピング
モータ。 - 【請求項2】 前記軸受けの一部分が、前記ロータ部の
内側に形成された空間に位置されている、請求項1に記
載のPM型ステッピングモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2855593A JPH06225510A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | Pm型ステッピングモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2855593A JPH06225510A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | Pm型ステッピングモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06225510A true JPH06225510A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=12251902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2855593A Pending JPH06225510A (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | Pm型ステッピングモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06225510A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020043824A (ko) * | 2000-12-04 | 2002-06-12 | 이형도 | 팬 모터 |
US7127795B2 (en) | 1999-01-07 | 2006-10-31 | Minebea Co., Ltd. | Rotor assembly and method for making the rotor assembly |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP2855593A patent/JPH06225510A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7127795B2 (en) | 1999-01-07 | 2006-10-31 | Minebea Co., Ltd. | Rotor assembly and method for making the rotor assembly |
KR20020043824A (ko) * | 2000-12-04 | 2002-06-12 | 이형도 | 팬 모터 |
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