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JPH0622428Y2 - 液体の連続希釈装置 - Google Patents

液体の連続希釈装置

Info

Publication number
JPH0622428Y2
JPH0622428Y2 JP1987143066U JP14306687U JPH0622428Y2 JP H0622428 Y2 JPH0622428 Y2 JP H0622428Y2 JP 1987143066 U JP1987143066 U JP 1987143066U JP 14306687 U JP14306687 U JP 14306687U JP H0622428 Y2 JPH0622428 Y2 JP H0622428Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
raw water
diluting
liquid
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987143066U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6448132U (ja
Inventor
政身 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiwa KK
Original Assignee
Seiwa KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiwa KK filed Critical Seiwa KK
Priority to JP1987143066U priority Critical patent/JPH0622428Y2/ja
Publication of JPS6448132U publication Critical patent/JPS6448132U/ja
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Publication of JPH0622428Y2 publication Critical patent/JPH0622428Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Accessories For Mixers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、農業分野における養液栽培用の培養液や殺虫
・殺菌用等の防除薬液、また食品、化学分野における各
種液体等の液体を連続的に混合希釈する装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、農業分野における培養液や殺虫・殺菌用の薬液、
食品、化学分野における各種液体等を混合希釈して供給
する場合、次のような方策が採られている。
即ち、希釈タンクを設け、この中に原水を汲込み、更に
この中に原液を自動的または手動作業で投入または注入
して撹拌を行って液体を希釈し、形成された希釈液を希
釈タンク内から給液する方法、或いは、原水の流通する
配管内に原液を定量ポンプにより間歇注入し、注入時間
又は休止時間を制御することによって所定濃度の液体を
混合希釈し、前記配管を使って給液する方法である。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような従来の液体の希釈方法では、
夫々次のような問題点があった。
即ち、前者の方法では、希釈タンクにおいて、原水の貯
溜、原液投入、撹拌及び給液を行わせて所定量の希釈液
を一括形成する所謂バッチ式の方法であり、均一な濃度
に混合するのに相当な時間を要するとともに、大量の原
水を一時的に貯留する必要があるので、原水供給設備や
混合希釈タンクが大掛かりとなる欠点がある。
また、後者の方法では、原水の流通する配管内に原液を
間歇注入するので、原水と原液の均一な混合性に劣り、
均質な適正濃度の希釈液を作ることが難しく、しかも希
釈液の濃度制御が複雑である。
そこで、本考案は以上のような従来の実情に鑑み、液体
を連続的に混合希釈し得る構成とすることにより、装置
の小型化及び希釈精度の向上を図った液体の連続希釈装
置を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため本考案は、原液と原水とを混合して所定濃度の
希釈液を連続して供給する装置であって、希釈液の循環
用ループ管と、循環用ループ管内に希釈液を強制循環さ
せるポンプと、循環用ループ管の適宜位置に介装された
混合器に接続される原液供給管を有する原液供給手段
と、循環用ループ管の適宜位置に接続される原水供給管
を有する原水供給手段と、循環用ループ管の適宜位置に
接続され循環する希釈液を装置外に排出するための希釈
液排出管と、循環用ループ管において混合器の上流に介
装される流量調整弁と、を含んで構成されたことを特徴
とする液体の連続希釈装置とする。
〈作用〉 係る構成では、循環用ループ管内に供給された原液と原
水とは混合されつつ循環され、希釈液排出手段から排出
される。循環用ループ管内を循環する希釈液の濃度は流
量調整弁により原液供給量が調整され、一定濃度の均質
な希釈液が調製される。
〈実施例〉 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、養液栽培における培養液の連続希釈装置を示
している。
この希釈装置は、原液と原水とを混合して所定濃度の希
釈液を連続して形成する装置である。
そして、かかる装置は、希釈液の循環用ループ管1と、
該ループ管1内に希釈液を強制循環させるポンプ2と、
ループ管1内に原液を供給する原液供給手段と、ループ
管1内に原水を供給する原水供給手段と、ループ管1内
で循環する希釈液を排出供給するための希釈液排出管
と、前記原液供給手段による原液供給量を調整する流量
調整弁と、から構成される。
ここで、前記ループ管1は、大径の直線状配管3(以
下、大配管3と称する)と、該大配管3の両端付近に夫
々両端が連結された小径の略コ字状配管4(以下、小配
管4と称する)と、から構成される循環管路を形成して
いる。前記ポンプ2は、小配管4の一方のコーナ部に介
装され、図の矢印方向に希釈液を循環するように構成さ
れている。
原液供給手段は、上端に原液注入口5aが開口された原
液タンク5と、一端が原液タンク5底部周壁に接続され
他端が混合器6を介して前記小配管4におけるポンプ2
の直上流に接続された原液供給管7と、から構成され
る。この場合、複数種類の原液を混合する必要があると
きは、複数の原液供給手段を混合器6へ接続するものと
する。
尚、原液タンク5底部外周壁の原液供給管7接続部に
は、図示のように逆止弁8を必要に応じて介装する。
前記原水供給手段は、一端が水道等の給水源に接続され
他端が前記大配管3の長手方向略中間部に接続された原
水供給管9と、この原水供給管9に介装された減圧弁1
0と、から構成される。
尚、原水供給管9における減圧弁10の上流側に、開閉
弁11が設けられている。もっとも給水源側に、同様の
弁が付設されていれば、該開閉弁11は省略してもよ
い。
この減圧弁10により原水供給管9を介して供給される
原水の圧力を一定に保持するようになっている。
前記希釈液排出管12は、小配管4の下流側端部が接続
される大配管3端部付近に一端12aが接続されるとと
もに、他端12bが作動等の栽培地に導かれている。こ
の希釈液供給管12は、大配管3との接続部12aから
上方に鉛直に伸びた後に水平方向に屈曲し、更に、この
後下方に鉛直に伸びて作物等の栽培地に延長配管される
構成となっている。そして、希釈液供給管12の水平に
伸びた部分の外周上部には必要に応じてサイホン作用防
止手段13が設けられている。
流量調整弁15は、小配管4における前記混合器6の上
流に介装され、その開度を調整することによって混合器
6内の希釈液圧力が変化して原液供給管7から混合器6
へと吸い込まれる原液量が調整される構成になってい
る。
そして、第1図に示す実施例では、希釈液濃度検出手段
としての濃度センサ14が、小配管4におけるポンプ2
の下流側に介装されている。濃度センサ14から出力さ
れる希釈液の濃度信号に基づいて、制御装置16により
流量調整弁15の開度を自動的に制御し、原液供給管7
から混合器6へと吸い込まれる原液量が調整され、希釈
液濃度を一定に保ように構成されている。
尚、濃度センサ14の設置位置は実施例の位置に限ら
ず、希釈液の流通路であれば何れでも構わない。
かかる構成の培養液の連続希釈装置の作用について説明
する。
原水供給管9の開閉弁11を開にすると共に、ポンプ2
を駆動すると、減圧弁10によって一定圧力に制御され
た原水が原水供給管9から大配管3へと供給される。大
配管3に供給された原水は小配管4に導かれ、流量調整
弁15,混合器6,ポンプ2を通過する。ここで、原水
が小配管4の混合器6を流通すると、原液タンク5内の
原液が原液供給管7を介して混合器6に導かれ、小配管
4に流入する。このようにして小配管4に流入した原液
と該小配管4を流れる原水とはポンプ2内で羽根車によ
って撹拌されつつ混合して希釈液となり、小配管4下流
側端部から大配管3に流入する。
大配管3に流入した希釈液は上述のように原水供給管9
から供給された原水と混合し、再び小配管4を循環して
大配管3に至り、同様の循環を繰り返す。
また、大配管3に流入した希釈液の一部は、希釈液の供
給負荷、即ち栽培地への希釈液必要供給量に応じた量が
希釈液供給管12を介して流出する。
そして、希釈液の濃度を変更したい場合には、該希釈液
供給管12から栽培地へ供給された希釈液の濃度を適宜
の手段で測定して、測定濃度に基づいて流量調整弁15
の開度を調整して、原液供給管7から混合器6へ吸い込
まれる原液量を調整する。この流量調整弁15の開度調
整は、人為的でも動力によるものでもいずれでもよい。
複数の原液供給手段を設けてある場合でもこの流量調整
弁15の開度調整を行うだけで各原液供給手段すなわち
各原液タンク5から均等量の原液が混合器6へ吸い込ま
れることとなり、各原液供給手段に流量調整手段を設け
る必要はない。
第1図に示す実施例の濃度センサ14は、前記希釈液の
濃度を検出し、この検出濃度信号に基づいて、上述した
ように、制御装置16により流量調整弁15の開度が自
動的に制御される。而して、原液供給管7から混合器6
へと吸い込まれる原液量が調整され、希釈液濃度が一定
に保たれる。
また、希釈液の濃度を変更する場合には、制御装置16
における設定濃度を変更すれば、それに対応して流量調
整弁15の開度が制御されて、希釈液の濃度が変更され
る。
以上のようにして、ループ管1内では一定濃度に保たれ
た希釈液が循環し、該希釈液の一部が作物等の栽培地へ
と供給される。
上記の実施例において、減圧弁10は希釈液供給負荷が
変動した場合に有利である。
すなわち、栽培地の規模等により、希釈液の供給負荷が
変動しても、これに対応して減圧弁10の開度が調整さ
れ、圧力一定の状態で原水の導入流量だけが変動するの
でそれに対応して、濃度センサー14からの検出濃度信
号に基づいて、流量調整弁15の開度の制御だけで希釈
濃度を一定に保つことができる。
尚、この減圧弁10は、希釈液供給負荷の変動がなく、
原水の供給源側の圧力に変動がない等の場合には省略し
ても良い。
また、希釈液供給管12の水平に伸びた部分に設けたサ
イホン防止手段13は、装置の運転停止時に、装置内の
希釈液が希釈液供給管12の他端12bより流出して、
原液供給管7より原液が流出しないように設けたもので
ある。尚、希釈液供給管12における図中Hの高さは、
原液タンク5内最大液位hより高く形成するようにす
る。
更に、逆止弁8は装置の運転停止時にループ配管1内の
希釈液が原液タンク5内に逆流しないように設けたもの
である。
かかる構成の培養液の連続希釈装置によれば、装置を連
続運転して栽培養液を連続的に希釈する構成としたか
ら、希釈タンクにおいて原水の貯溜、原液投入、撹拌及
び給液を行わせて所定量の希釈液を一括形成する所謂バ
ッチ式の方法のものに比べ、短時間での原水供給量が少
なく、原水供給設備が大掛りとなることがなく、装置の
小型化を図れる。
また、ループ管1内に常時一定濃度に保たれた希釈液を
循環させ、該希釈液の一部を作物等の栽培地へと供給す
る構成であるから、原水の流通する配管内に原液を定量
ポンプにより間歇注入して液体を希釈する方式のものと
比べ、原水と原液の混合性に優れ、希釈液の濃度も完全
に制御できるので、均質な適正濃度の希釈液を容易に作
ることができる。
また、希釈液の撹拌能力を高めるために、希釈液の流通
路中にミキサー等を取り付けたり、管路を曲げたり、収
縮拡大することも本考案に含まれる実施例である。
更に、本実施例では、培養液の連続希釈装置について説
明したが、殺虫・殺菌等の防除用の薬液の調製、食品、
化学分野における各種液体等の液体の調製に当たって、
これを連続的に希釈する装置に適用できるのは言うまで
もない。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、ループ管内に供給
された原液と原水とを混合しつつ循環させ、その希釈液
を排出手段によって必要に応じて排出する構成とし、手
作業で又は自動制御により原液供給量を調整できるよう
に構成したので、装置の小型化及び希釈精度の向上を図
れる実用的効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る液体の連続希釈装置の一実施例を
示す構成図である。 1……ループ管 2……ポンプ 5……原液タンク 6……混合器 7……原液供給管 9……原水供給管 10……減圧弁 11……開閉弁 12……希釈液供給管 14……濃度センサ 15……流量調整弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原液と原水とを混合して所定濃度の希釈液
    を連続して供給する装置であって、希釈液の循環用ルー
    プ管と、循環用ループ管内に希釈液を強制循環させるポ
    ンプと、循環用ループ管の適宜位置に介装された混合器
    に接続される原液供給管を有する原液供給手段と、循環
    用ループ管の適宜位置に接続される原水供給管を有する
    原水供給手段と、循環用ループ管の適宜位置に接続され
    循環する希釈液を装置外に排出するための希釈液排出管
    と、循環用ループ管において混合器の上流に介装される
    流量調整弁と、を含んで構成されたことを特徴とする液
    体の連続希釈装置。
JP1987143066U 1987-09-21 1987-09-21 液体の連続希釈装置 Expired - Lifetime JPH0622428Y2 (ja)

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JPS6448132U JPS6448132U (ja) 1989-03-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014133366A1 (ko) * 2013-02-28 2014-09-04 주식회사 엘지화학 혼합기

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