JPH06216986A - ハンズフリー通話回路 - Google Patents
ハンズフリー通話回路Info
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- JPH06216986A JPH06216986A JP5023190A JP2319093A JPH06216986A JP H06216986 A JPH06216986 A JP H06216986A JP 5023190 A JP5023190 A JP 5023190A JP 2319093 A JP2319093 A JP 2319093A JP H06216986 A JPH06216986 A JP H06216986A
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- variable attenuator
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- signal
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/3005—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in amplifiers suitable for low-frequencies, e.g. audio amplifiers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M9/00—Arrangements for interconnection not involving centralised switching
- H04M9/08—Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 切替制御が迅速で自然な通話が可能で、かつ
安価なハンズフリー通話回路を得る。 【構成】 送信側可変アッテネータ、受信側可変アッテ
ネータと、及びそれらの減衰量を制御するアッテネータ
コントローラを有する電子ボリュームと、その減衰量制
御のための制御信号を受信信号の信号レベルに基づいて
生成し、前記アッテネータコントローラに供給する受話
レベル検出器とを設け、受信信号の周波数帯域をフィル
タによって必要最小限近くまで絞り、また、送信信号の
信号レベルを検出して、その検出値を受話レベル検出器
に入力される受信信号に干渉させ、また、送信側および
受信側の可変アッテネータのそれぞれに減衰量制限素子
を並列接続した。
安価なハンズフリー通話回路を得る。 【構成】 送信側可変アッテネータ、受信側可変アッテ
ネータと、及びそれらの減衰量を制御するアッテネータ
コントローラを有する電子ボリュームと、その減衰量制
御のための制御信号を受信信号の信号レベルに基づいて
生成し、前記アッテネータコントローラに供給する受話
レベル検出器とを設け、受信信号の周波数帯域をフィル
タによって必要最小限近くまで絞り、また、送信信号の
信号レベルを検出して、その検出値を受話レベル検出器
に入力される受信信号に干渉させ、また、送信側および
受信側の可変アッテネータのそれぞれに減衰量制限素子
を並列接続した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送・受信同時通話可
能な一般の電話機や自動車電話機などと、マイクロホン
およびスピーカとの間に接続されて半二重のハンズフリ
ー通話を実現するハンズフリー通話回路に関するもので
ある。
能な一般の電話機や自動車電話機などと、マイクロホン
およびスピーカとの間に接続されて半二重のハンズフリ
ー通話を実現するハンズフリー通話回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のハンズフリー通話回路を示
す回路構成図である。図において、1はマイクロホンか
らの送信信号が入力される送信信号入力端子であり、2
はその送信信号が電話機に出力される送信信号出力端子
である。3は電話機からの受信信号が入力される受信信
号入力端子であり、4はその受信信号がスピーカに出力
される受信信号出力端子である。5はこの送信信号およ
び受信信号の減衰を制御して半二重通話を実現するため
のスピーカホン用の集積回路(以下、ICという)であ
り、例えばモトローラ社のM34118などが使用され
る。6は受信信号出力端子4よりスピーカに出力される
受信信号を増幅するスピーカアンプである。
す回路構成図である。図において、1はマイクロホンか
らの送信信号が入力される送信信号入力端子であり、2
はその送信信号が電話機に出力される送信信号出力端子
である。3は電話機からの受信信号が入力される受信信
号入力端子であり、4はその受信信号がスピーカに出力
される受信信号出力端子である。5はこの送信信号およ
び受信信号の減衰を制御して半二重通話を実現するため
のスピーカホン用の集積回路(以下、ICという)であ
り、例えばモトローラ社のM34118などが使用され
る。6は受信信号出力端子4よりスピーカに出力される
受信信号を増幅するスピーカアンプである。
【0003】また、IC5内において、10は送信信号
の減衰を可変するための送信側可変アッテネータ、11
は受信信号の減衰を可変するための受信側可変アッテネ
ータであり、12はこの送信側可変アッテネータ10お
よび受信側可変アッテネータ11の減衰量を制御するア
ッテネータコントローラである。13は送信側可変アッ
テネータ10の入力側の信号レベルを検出するレベル検
出器、14は送信側可変アッテネータ10の出力側の信
号レベルを検出するレベル検出器であり、15は受信側
可変アッテネータ11の入力側の信号レベルを検出する
レベル検出器、16は受信側可変アッテネータ11の出
力側の信号レベルを検出するレベル検出器である。17
は送信信号入力端子1に入力された送信信号を増幅する
マイクアンプであり、18は送信側における雑音と音声
とを区別するバックグランドノイズモニタ、19は受信
側における雑音と音声とを区別するバックグランドノイ
ズモニタである。
の減衰を可変するための送信側可変アッテネータ、11
は受信信号の減衰を可変するための受信側可変アッテネ
ータであり、12はこの送信側可変アッテネータ10お
よび受信側可変アッテネータ11の減衰量を制御するア
ッテネータコントローラである。13は送信側可変アッ
テネータ10の入力側の信号レベルを検出するレベル検
出器、14は送信側可変アッテネータ10の出力側の信
号レベルを検出するレベル検出器であり、15は受信側
可変アッテネータ11の入力側の信号レベルを検出する
レベル検出器、16は受信側可変アッテネータ11の出
力側の信号レベルを検出するレベル検出器である。17
は送信信号入力端子1に入力された送信信号を増幅する
マイクアンプであり、18は送信側における雑音と音声
とを区別するバックグランドノイズモニタ、19は受信
側における雑音と音声とを区別するバックグランドノイ
ズモニタである。
【0004】次に動作について説明する。送信信号入力
端子1に接続されたマイクロホンから入力された音声信
号は、IC5内のマイクアンプ17によって増幅された
後、送信側可変アッテネータ10に入力される。また、
このマイクアンプ17の出力は同時に、コンデンサ,抵
抗器を介してレベル検出器13にも入力される。前記送
信側可変アッテネータ10を通過した送信信号は送信信
号出力端子2より電話機へ出力される。また、この送信
側可変アッテネータ10の出力は同時に、コンデンサ,
抵抗器を介してレベル検出器14にも入力される。
端子1に接続されたマイクロホンから入力された音声信
号は、IC5内のマイクアンプ17によって増幅された
後、送信側可変アッテネータ10に入力される。また、
このマイクアンプ17の出力は同時に、コンデンサ,抵
抗器を介してレベル検出器13にも入力される。前記送
信側可変アッテネータ10を通過した送信信号は送信信
号出力端子2より電話機へ出力される。また、この送信
側可変アッテネータ10の出力は同時に、コンデンサ,
抵抗器を介してレベル検出器14にも入力される。
【0005】一方、電話機からの受信信号は受信信号入
力端子3より入力されてIC5に送られ、その受信側可
変アッテネータ11に入力される。また、その受信信号
は同時に、コンデンサ,抵抗器を介してレベル検出器1
5にも入力される。前記受信側可変アッテネータ11を
通過した受信信号はスピーカアンプ6に入力されて増幅
され、受信信号出力端子4よりスピーカに出力される。
また、この受信側可変アッテネータ11の出力は同時
に、コンデンサ,抵抗器を介してレベル検出器16にも
入力される。
力端子3より入力されてIC5に送られ、その受信側可
変アッテネータ11に入力される。また、その受信信号
は同時に、コンデンサ,抵抗器を介してレベル検出器1
5にも入力される。前記受信側可変アッテネータ11を
通過した受信信号はスピーカアンプ6に入力されて増幅
され、受信信号出力端子4よりスピーカに出力される。
また、この受信側可変アッテネータ11の出力は同時
に、コンデンサ,抵抗器を介してレベル検出器16にも
入力される。
【0006】4つのレベル検出器13〜16はアッテネ
ータコントローラ12に接続されており、アッテネータ
コントローラ12はこれら4箇所のレベルを比較し、そ
の結果に基づく送信側可変アッテネータ10および受信
側可変アッテネータ11の減衰量の制御によって、送
話,受話いずれかのスイッチを開き、送信モードまたは
受信モードとなる。この動作において送信側,受信側に
設けられたバックグランドノイズモニタ18,19によ
り、音声と周囲雑音が区別される。このような半二重通
話システムにより、電話回線エコーやスピーカからマイ
クロホンへの音響結合によるハウリングを防止する。
ータコントローラ12に接続されており、アッテネータ
コントローラ12はこれら4箇所のレベルを比較し、そ
の結果に基づく送信側可変アッテネータ10および受信
側可変アッテネータ11の減衰量の制御によって、送
話,受話いずれかのスイッチを開き、送信モードまたは
受信モードとなる。この動作において送信側,受信側に
設けられたバックグランドノイズモニタ18,19によ
り、音声と周囲雑音が区別される。このような半二重通
話システムにより、電話回線エコーやスピーカからマイ
クロホンへの音響結合によるハウリングを防止する。
【0007】なお、このような従来のハンズフリー通話
回路に関連した技術が記載された文献としては、例えば
特開昭60−62733号公報、特開昭61−2623
25号公報、特開昭64−20767号公報などがあ
る。
回路に関連した技術が記載された文献としては、例えば
特開昭60−62733号公報、特開昭61−2623
25号公報、特開昭64−20767号公報などがあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のハンズフリー通
話回路は以上のように構成されているので、検出の遅れ
がスイッチの切替え遅れとなり、語頭切断が生じたり、
同時通話時には送信側可変アッテネータ10および受信
側可変アッテネータ11が不安定に動作し、音声レベル
が不安定になるばかりか、各レベル検出器13〜16の
ゲインはIC5の各ピンに接続された抵抗器の値によっ
て決まるものであるが、送・受のバランスをとるのがむ
ずかしく、それを誤るとモードが送・受どちらかに傾き
やすく、もう一方の側が犠牲になり、さらにIC5はス
ピーカホン専用のICで高価であるなどの問題点があっ
た。
話回路は以上のように構成されているので、検出の遅れ
がスイッチの切替え遅れとなり、語頭切断が生じたり、
同時通話時には送信側可変アッテネータ10および受信
側可変アッテネータ11が不安定に動作し、音声レベル
が不安定になるばかりか、各レベル検出器13〜16の
ゲインはIC5の各ピンに接続された抵抗器の値によっ
て決まるものであるが、送・受のバランスをとるのがむ
ずかしく、それを誤るとモードが送・受どちらかに傾き
やすく、もう一方の側が犠牲になり、さらにIC5はス
ピーカホン専用のICで高価であるなどの問題点があっ
た。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、音声スイッチによる半二重通話
でありながら、切替え制御が迅速で全二重通話システム
に近い自然な通話が可能で、安価なハンズフリー通話回
路を得ることを目的とする。
ためになされたもので、音声スイッチによる半二重通話
でありながら、切替え制御が迅速で全二重通話システム
に近い自然な通話が可能で、安価なハンズフリー通話回
路を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るハンズフリー通話回路は、送信側可変アッテネータ
および受信側可変アッテネータとそれらの減衰量を制御
するアッテネータコントローラを備えた電子ボリューム
の前記アッテネータコントローラに、その減衰量制御の
ための制御信号を、受信信号の信号レベルに基づいて生
成して供給する受話レベル検出器を設けたものである。
係るハンズフリー通話回路は、送信側可変アッテネータ
および受信側可変アッテネータとそれらの減衰量を制御
するアッテネータコントローラを備えた電子ボリューム
の前記アッテネータコントローラに、その減衰量制御の
ための制御信号を、受信信号の信号レベルに基づいて生
成して供給する受話レベル検出器を設けたものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明に係るハンズ
フリー通話回路は、送信側可変アッテネータに入力され
る送信信号を、その周波数帯域を圧縮するためのフィル
タを介して入力するものである。
フリー通話回路は、送信側可変アッテネータに入力され
る送信信号を、その周波数帯域を圧縮するためのフィル
タを介して入力するものである。
【0012】また、請求項3に記載の発明に係るハンズ
フリー通話回路は、受話レベル検出器に入力される受信
信号に、送話レベル検出器が送信信号より検出した信号
レベルの検出値を干渉させるものである。
フリー通話回路は、受話レベル検出器に入力される受信
信号に、送話レベル検出器が送信信号より検出した信号
レベルの検出値を干渉させるものである。
【0013】また、請求項4に記載の発明に係るハンズ
フリー通話回路は、減衰量を所定値以下に制限するため
の減衰量制限素子を電子ボリュームの送信側可変アッテ
ネータおよび受信側可変アッテネータに並列に接続した
ものである。
フリー通話回路は、減衰量を所定値以下に制限するため
の減衰量制限素子を電子ボリュームの送信側可変アッテ
ネータおよび受信側可変アッテネータに並列に接続した
ものである。
【0014】
【作用】請求項1に記載の発明における受話レベル検出
器は、電子ボリュームの送信側可変アッテネータおよび
受信側可変アッテネータの減衰量を制御するアッテネー
タコントローラに、受信信号の信号レベルに基づいて生
成した制御信号を供給して、送信側可変アッテネータと
受信側可変アッテネータの減衰量を制御させることによ
り、安価で自然な通話が可能なハンズフリー通話回路を
実現する。
器は、電子ボリュームの送信側可変アッテネータおよび
受信側可変アッテネータの減衰量を制御するアッテネー
タコントローラに、受信信号の信号レベルに基づいて生
成した制御信号を供給して、送信側可変アッテネータと
受信側可変アッテネータの減衰量を制御させることによ
り、安価で自然な通話が可能なハンズフリー通話回路を
実現する。
【0015】また、請求項2に記載の発明におけるフィ
ルタは、送信側可変アッテネータに入力される送信信号
の周波数帯域を必要最小限近くまで絞ることにより、ハ
ウリングの発生を防止し、近端側の周囲雑音を抑圧す
る。
ルタは、送信側可変アッテネータに入力される送信信号
の周波数帯域を必要最小限近くまで絞ることにより、ハ
ウリングの発生を防止し、近端側の周囲雑音を抑圧す
る。
【0016】また、請求項3に記載の発明における送話
レベル検出器は、送信信号より検出した信号レベルの検
出値を、受話レベル検出器に入力される受信信号に干渉
させることにより、送信信号の信号レベルが高いときに
は、不要な受信信号があってもモードが送話側に傾くよ
うにする。
レベル検出器は、送信信号より検出した信号レベルの検
出値を、受話レベル検出器に入力される受信信号に干渉
させることにより、送信信号の信号レベルが高いときに
は、不要な受信信号があってもモードが送話側に傾くよ
うにする。
【0017】また、請求項4に記載の発明における減衰
量制限素子は、電子ボリュームの送信側可変アッテネー
タおよび受信側可変アッテネータに並列に接続されて、
それらの減衰量を所定値以下に制限することにより、音
声の途切れや不自然感が生ずるのを緩和する。
量制限素子は、電子ボリュームの送信側可変アッテネー
タおよび受信側可変アッテネータに並列に接続されて、
それらの減衰量を所定値以下に制限することにより、音
声の途切れや不自然感が生ずるのを緩和する。
【0018】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図に
ついて説明する。図1は請求項1に記載した発明の一実
施例を示す回路構成図である。図において、1は送信信
号入力端子、2は送信信号出力端子、3は受信信号入力
端子、4は受信信号出力端子、6はスピーカアンプであ
り、図6に同一符号を付した従来のそれらと同一、ある
いは相当部分であるため詳細な説明は省略する。
ついて説明する。図1は請求項1に記載した発明の一実
施例を示す回路構成図である。図において、1は送信信
号入力端子、2は送信信号出力端子、3は受信信号入力
端子、4は受信信号出力端子、6はスピーカアンプであ
り、図6に同一符号を付した従来のそれらと同一、ある
いは相当部分であるため詳細な説明は省略する。
【0019】20は従来のスピーカホン用のIC5に代
替して設けられた、ICによるオーディオ用の電子ボリ
ュームであり、例えば三菱電機(株)のM51132L
などが用いられる。この電子ボリューム20内におい
て、21は送信信号の減衰を可変するための送信側可変
アッテネータ、22は受信信号の減衰を可変するための
受信側可変アッテネータであり、例えばボルテージコン
トロールアンプにてそれぞれが構成されている。23は
これら送信側可変アッテネータ21と受信側可変アッテ
ネータ22に制御電圧を供給して、その減衰量を制御す
るコントロール電圧制御部、24は外部より与えられる
制御信号に従ってコントロールモード切替を行うコント
ロールモード切替部であり、25はこれらのコントロー
ル電圧制御部23およびコントロールモード切替部24
より成るアッテネータコントローラである。26はこの
アッテネータコントローラ25のコントロール電圧制御
部23に供給するリファレンス電圧を発生するリファレ
ンス電源部である。
替して設けられた、ICによるオーディオ用の電子ボリ
ュームであり、例えば三菱電機(株)のM51132L
などが用いられる。この電子ボリューム20内におい
て、21は送信信号の減衰を可変するための送信側可変
アッテネータ、22は受信信号の減衰を可変するための
受信側可変アッテネータであり、例えばボルテージコン
トロールアンプにてそれぞれが構成されている。23は
これら送信側可変アッテネータ21と受信側可変アッテ
ネータ22に制御電圧を供給して、その減衰量を制御す
るコントロール電圧制御部、24は外部より与えられる
制御信号に従ってコントロールモード切替を行うコント
ロールモード切替部であり、25はこれらのコントロー
ル電圧制御部23およびコントロールモード切替部24
より成るアッテネータコントローラである。26はこの
アッテネータコントローラ25のコントロール電圧制御
部23に供給するリファレンス電圧を発生するリファレ
ンス電源部である。
【0020】また、30は送信信号入力端子1に入力さ
れる送信信号を増幅するマイクアンプで、従来のマイク
アンプ17とは異なり、電子ボリューム20の外部に設
けられている。31は受信信号入力端子3に入力された
受信信号の周囲雑音成分を除去するハイパスフィルタ
で、例えばカットオフ周波数が700Hzの1次フィル
タが用いられている。32は周囲雑音成分が除去された
受信信号の信号レベルを検出する受話レベル検出器とし
ての交流/直流変換器で、例えばオペアンプとダイオー
ドの組み合わせによる全波整流回路が用いられている。
33は交流/直流変換器32の出力を受け、前記電子ボ
リューム20のリファレンス電源部26からのリファレ
ンス電圧を考慮して電圧変換を行い、制御信号を生成し
てコントロールモード切替部24に供給する電圧変換器
であり、34は交流/直流変換器32の出力を受け、前
記リファレンス電源部26からのリファレンス電圧を考
慮して、位相反転した制御信号を生成してコントロール
モード切替部24に供給する位相反転器である。
れる送信信号を増幅するマイクアンプで、従来のマイク
アンプ17とは異なり、電子ボリューム20の外部に設
けられている。31は受信信号入力端子3に入力された
受信信号の周囲雑音成分を除去するハイパスフィルタ
で、例えばカットオフ周波数が700Hzの1次フィル
タが用いられている。32は周囲雑音成分が除去された
受信信号の信号レベルを検出する受話レベル検出器とし
ての交流/直流変換器で、例えばオペアンプとダイオー
ドの組み合わせによる全波整流回路が用いられている。
33は交流/直流変換器32の出力を受け、前記電子ボ
リューム20のリファレンス電源部26からのリファレ
ンス電圧を考慮して電圧変換を行い、制御信号を生成し
てコントロールモード切替部24に供給する電圧変換器
であり、34は交流/直流変換器32の出力を受け、前
記リファレンス電源部26からのリファレンス電圧を考
慮して、位相反転した制御信号を生成してコントロール
モード切替部24に供給する位相反転器である。
【0021】次に動作について説明する。送信信号入力
端子1に接続されたマイクロホンから入力された音声信
号は、マイクアンプ30にて増幅されて電子ボリューム
20の送信側可変アッテネータ21に入力され、送信側
可変アッテネータ21を通過した送信信号は送信信号出
力端子2より電話機に出力される。また、電話機からの
受信信号は受信信号入力端子3より入力されて2つに分
岐され、その一方は電子ボリューム20内の受信側可変
アッテネータ22に入力され、受信側可変アッテネータ
22を通過した受信信号はスピーカアンプ6で増幅され
た後、受信信号出力端子4よりスピーカに出力される。
端子1に接続されたマイクロホンから入力された音声信
号は、マイクアンプ30にて増幅されて電子ボリューム
20の送信側可変アッテネータ21に入力され、送信側
可変アッテネータ21を通過した送信信号は送信信号出
力端子2より電話機に出力される。また、電話機からの
受信信号は受信信号入力端子3より入力されて2つに分
岐され、その一方は電子ボリューム20内の受信側可変
アッテネータ22に入力され、受信側可変アッテネータ
22を通過した受信信号はスピーカアンプ6で増幅され
た後、受信信号出力端子4よりスピーカに出力される。
【0022】また、残った一方は、ハイパスフィルタ3
1に入力されて、遠端側の周囲雑音成分が除去される。
ここで、このハイパスフィルタ31は前述のように、カ
ットオフ周波数が700Hzの1次フィルタであり、一
般にホス(HOTH)スペクトル特性を持っている周囲
雑音はこのハイパスフィルタ31で減衰可能である。ハ
イパスフィルタ31で周囲雑音の成分が減衰された受信
信号は交流/直流変換器32で直流に変換され、電圧変
換器33と位相反転器34に入力される。電圧変換器3
3では、電子ボリューム20のリファレンス電源部26
からのリファレンス電圧も加えて、電子ボリューム20
の適性制御のための制御信号を生成し、それをコントロ
ールモード切替部24の受信側可変アッテネータ22側
の制御端子に入力する。また、位相反転器34も同様
に、リファレンス電源部26からのリファレンス電圧を
考慮して位相反転された制御信号を生成し、コントロー
ルモード切替部24の送信側可変アッテネータ21側の
制御端子に入力する。
1に入力されて、遠端側の周囲雑音成分が除去される。
ここで、このハイパスフィルタ31は前述のように、カ
ットオフ周波数が700Hzの1次フィルタであり、一
般にホス(HOTH)スペクトル特性を持っている周囲
雑音はこのハイパスフィルタ31で減衰可能である。ハ
イパスフィルタ31で周囲雑音の成分が減衰された受信
信号は交流/直流変換器32で直流に変換され、電圧変
換器33と位相反転器34に入力される。電圧変換器3
3では、電子ボリューム20のリファレンス電源部26
からのリファレンス電圧も加えて、電子ボリューム20
の適性制御のための制御信号を生成し、それをコントロ
ールモード切替部24の受信側可変アッテネータ22側
の制御端子に入力する。また、位相反転器34も同様
に、リファレンス電源部26からのリファレンス電圧を
考慮して位相反転された制御信号を生成し、コントロー
ルモード切替部24の送信側可変アッテネータ21側の
制御端子に入力する。
【0023】ここで、定常的には、送信側可変アッテネ
ータ21が低インピーダンス、受信側可変アッテネータ
22が高インピーダンスとなっていて、スイッチは送信
側に開いているが、遠端者が話す時にのみ、前記電圧変
換器33および位相反転器34からの制御信号によっ
て、送信側可変アッテネータ21が高インピーダンス、
受信側可変アッテネータ22が低インピーダンスとな
り、スイッチは受信側に開かれる。なお、交流/直流変
換器32は時定数をもっていて、急激に送・受の減衰量
が変化するのを防いでいる。そのため、遠端者と近端者
が同時に話しても、受話音量レベルが不安定になること
はない。
ータ21が低インピーダンス、受信側可変アッテネータ
22が高インピーダンスとなっていて、スイッチは送信
側に開いているが、遠端者が話す時にのみ、前記電圧変
換器33および位相反転器34からの制御信号によっ
て、送信側可変アッテネータ21が高インピーダンス、
受信側可変アッテネータ22が低インピーダンスとな
り、スイッチは受信側に開かれる。なお、交流/直流変
換器32は時定数をもっていて、急激に送・受の減衰量
が変化するのを防いでいる。そのため、遠端者と近端者
が同時に話しても、受話音量レベルが不安定になること
はない。
【0024】実施例2.次に、この発明の実施例2を図
について説明する。図2は請求項2に記載した発明の一
実施例を示す回路構成図で、図1と同一、もしくは相当
部分には同一符号を付してその説明を省略する。図にお
いて、35および36は、電子ボリューム20の送信側
可変アッテネータ21にマイクアンプ30より入力され
る送信信号の周波数帯域を、必要最小限近くまで絞るフ
ィルタとしてのハイパスフィルタおよびローパスフィル
タである。このハイパスフィルタ35には、例えばカッ
トオフ周波数が700Hzのチェビシェフ3次フィルタ
が用いられ、ローパスフィルタ36には、例えばカット
オフ周波数が1.5KHzの1次フィルタが用いられて
いる。
について説明する。図2は請求項2に記載した発明の一
実施例を示す回路構成図で、図1と同一、もしくは相当
部分には同一符号を付してその説明を省略する。図にお
いて、35および36は、電子ボリューム20の送信側
可変アッテネータ21にマイクアンプ30より入力され
る送信信号の周波数帯域を、必要最小限近くまで絞るフ
ィルタとしてのハイパスフィルタおよびローパスフィル
タである。このハイパスフィルタ35には、例えばカッ
トオフ周波数が700Hzのチェビシェフ3次フィルタ
が用いられ、ローパスフィルタ36には、例えばカット
オフ周波数が1.5KHzの1次フィルタが用いられて
いる。
【0025】次に動作について説明する。前述のよう
に、送信側のスイッチが定常的に開かれている場合、特
に自動車電話などでは周囲雑音が遠端者の耳につきやす
い。また、この雑音が回線エコーによって受信側に周り
込むと不要受信信号となって遠端者が黙っているのにモ
ードが受信側に傾くなど、送・受アッテネータ制御に悪
影響を及ぼすことがある。これらを抑止するため、ハイ
パスフィルタ35で周囲雑音を減衰させる。この場合、
周囲雑音は一般にホススペクトル特性を持っているた
め、ハイパスフィルタ35によって充分周囲雑音を除去
することができる。また、この周囲雑音の除かれた送信
信号は、音声が多少キンキンした感じになるので、これ
を防止するため、さらにはハウリングを抑圧するため、
ローパスフィルタ36を通過した送信信号をさらにハイ
パスフィルタ35を通過させている。このように、送信
信号の周波数帯域を必要最小限まで絞ることによって近
端側の周囲雑音を抑圧でき、また、受話明瞭度を上げる
ために、例えば周波数特性上の600Hz付近と3KH
z付近にピークを持たせたスピーカでもハウリングを起
こすようなことがなくなり、そのようなスピーカを受話
側で使用することが可能となる。
に、送信側のスイッチが定常的に開かれている場合、特
に自動車電話などでは周囲雑音が遠端者の耳につきやす
い。また、この雑音が回線エコーによって受信側に周り
込むと不要受信信号となって遠端者が黙っているのにモ
ードが受信側に傾くなど、送・受アッテネータ制御に悪
影響を及ぼすことがある。これらを抑止するため、ハイ
パスフィルタ35で周囲雑音を減衰させる。この場合、
周囲雑音は一般にホススペクトル特性を持っているた
め、ハイパスフィルタ35によって充分周囲雑音を除去
することができる。また、この周囲雑音の除かれた送信
信号は、音声が多少キンキンした感じになるので、これ
を防止するため、さらにはハウリングを抑圧するため、
ローパスフィルタ36を通過した送信信号をさらにハイ
パスフィルタ35を通過させている。このように、送信
信号の周波数帯域を必要最小限まで絞ることによって近
端側の周囲雑音を抑圧でき、また、受話明瞭度を上げる
ために、例えば周波数特性上の600Hz付近と3KH
z付近にピークを持たせたスピーカでもハウリングを起
こすようなことがなくなり、そのようなスピーカを受話
側で使用することが可能となる。
【0026】実施例3.次に、この発明の実施例3を図
について説明する。図3は請求項3に記載した発明の一
実施例を示す回路構成図で、図2と同一、もしくは相当
部分には同一符号を付してその説明を省略する。図にお
いて、37はハイパスフィルタ35で周囲雑音成分が除
去された受信信号の信号レベルを検出して、その検出値
を受話レベル検出器としての交流/直流変換器32に入
力されている受信信号に干渉させる、送話レベル検出器
としての交流/直流変換器であり、例えばオペアンプに
よる半波整流回路が用いられている。
について説明する。図3は請求項3に記載した発明の一
実施例を示す回路構成図で、図2と同一、もしくは相当
部分には同一符号を付してその説明を省略する。図にお
いて、37はハイパスフィルタ35で周囲雑音成分が除
去された受信信号の信号レベルを検出して、その検出値
を受話レベル検出器としての交流/直流変換器32に入
力されている受信信号に干渉させる、送話レベル検出器
としての交流/直流変換器であり、例えばオペアンプに
よる半波整流回路が用いられている。
【0027】次に動作について説明する。ハイパスフィ
ルタ35を通過した送信信号は実施例2の場合と同様
に、ローパスフィルタ36に入力されるとともに、交流
/直流変換器37にも入力される。交流/直流変換器3
7は入力された送信信号を直流に変換し、それを交流/
直流変換器32の入力端に送る。交流/直流変換器32
では、この交流/直流変換器37からの直流の干渉によ
って、ハイパスフィルタ31からの交流信号(受信信
号)が入力されても、出力される直流が抑圧される。こ
れにより、送信信号出力端子2から出力された信号の回
線エコーによる受信側への回り込み、または受信側の周
囲雑音などの不要受信信号などによって、近端者のみが
話しているにもかかわらず受信信号の信号レベルが高く
なっているような場合でも、システムのモードを送信側
に傾けることができる。なお、この場合においても、受
話レベルによるアッテネータ制御が優先されているの
で、遠端者と近端者が同時に話しても、受話音量レベル
が不安定になることはない。
ルタ35を通過した送信信号は実施例2の場合と同様
に、ローパスフィルタ36に入力されるとともに、交流
/直流変換器37にも入力される。交流/直流変換器3
7は入力された送信信号を直流に変換し、それを交流/
直流変換器32の入力端に送る。交流/直流変換器32
では、この交流/直流変換器37からの直流の干渉によ
って、ハイパスフィルタ31からの交流信号(受信信
号)が入力されても、出力される直流が抑圧される。こ
れにより、送信信号出力端子2から出力された信号の回
線エコーによる受信側への回り込み、または受信側の周
囲雑音などの不要受信信号などによって、近端者のみが
話しているにもかかわらず受信信号の信号レベルが高く
なっているような場合でも、システムのモードを送信側
に傾けることができる。なお、この場合においても、受
話レベルによるアッテネータ制御が優先されているの
で、遠端者と近端者が同時に話しても、受話音量レベル
が不安定になることはない。
【0028】実施例4.なお、上記実施例3では、ハイ
パスフィルタ35の出力を分岐して送話レベル検出器と
しての交流/直流変換器37に入力する場合について述
べたが、図4に示すようにローパスフィルタ36の出力
を分岐して入力するようにしてもよく、上記実施例3と
同様の効果を奏する。なお、その場合には、このハイパ
スフィルタ35とローパスフィルタ36を1つのバンド
パスフィルタで代替することも可能である。
パスフィルタ35の出力を分岐して送話レベル検出器と
しての交流/直流変換器37に入力する場合について述
べたが、図4に示すようにローパスフィルタ36の出力
を分岐して入力するようにしてもよく、上記実施例3と
同様の効果を奏する。なお、その場合には、このハイパ
スフィルタ35とローパスフィルタ36を1つのバンド
パスフィルタで代替することも可能である。
【0029】実施例5.次に、この発明の実施例5を図
について説明する。図5は請求項4に記載した発明の一
実施例を示す回路構成図で、図3と同一、もしくは相当
部分には同一符号を付してその説明を省略する。図にお
いて、38は電子ボリューム20の送信側可変アッテネ
ータ21に並列に接続された減衰量制限素子であり、3
9は同じく受信側可変アッテネータ22に並列に接続さ
れた減衰量制限素子である。このように、減衰量制限素
子38あるいは39を並列接続することによって、送信
側可変アッテネータ21の減衰量は減衰量制限素子38
により、受信側可変アッテネータ22の減衰量は減衰量
制限素子39によって、それぞれ所定値以下に制限され
る。これによって、送信側可変アッテネータ21あるい
は受信側可変アッテネータ22の減衰量が大きくなりす
ぎて、音声の途切れや不自然感が生ずるのを緩和するこ
とができる。
について説明する。図5は請求項4に記載した発明の一
実施例を示す回路構成図で、図3と同一、もしくは相当
部分には同一符号を付してその説明を省略する。図にお
いて、38は電子ボリューム20の送信側可変アッテネ
ータ21に並列に接続された減衰量制限素子であり、3
9は同じく受信側可変アッテネータ22に並列に接続さ
れた減衰量制限素子である。このように、減衰量制限素
子38あるいは39を並列接続することによって、送信
側可変アッテネータ21の減衰量は減衰量制限素子38
により、受信側可変アッテネータ22の減衰量は減衰量
制限素子39によって、それぞれ所定値以下に制限され
る。これによって、送信側可変アッテネータ21あるい
は受信側可変アッテネータ22の減衰量が大きくなりす
ぎて、音声の途切れや不自然感が生ずるのを緩和するこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、受話レベル検出器が受信信号の信号レベルに基
づいて生成した制御信号を電子ボリュームのアッテネー
タコントローラに供給し、その送信側可変アッテネータ
および受信側可変アッテネータの減衰量の制御を行わせ
るように構成したので、音声スイッチによる半二重通話
でありながら、切替制御が迅速で、全二重通話に近い自
然な通話が可能となり、さらに、オーディオ用の電子ボ
リュームの使用が可能となって、安価なハンズフリー通
話回路が得られる効果がある。
よれば、受話レベル検出器が受信信号の信号レベルに基
づいて生成した制御信号を電子ボリュームのアッテネー
タコントローラに供給し、その送信側可変アッテネータ
および受信側可変アッテネータの減衰量の制御を行わせ
るように構成したので、音声スイッチによる半二重通話
でありながら、切替制御が迅速で、全二重通話に近い自
然な通話が可能となり、さらに、オーディオ用の電子ボ
リュームの使用が可能となって、安価なハンズフリー通
話回路が得られる効果がある。
【0031】また、請求項2に記載の発明によれば、送
信側可変アッテネータに入力される送信信号の周波数帯
域をフィルタによって必要最小限近くまで絞るように構
成したので、ハウリングの発生が防止でき、近端側の周
囲雑音を抑圧することができる効果がある。
信側可変アッテネータに入力される送信信号の周波数帯
域をフィルタによって必要最小限近くまで絞るように構
成したので、ハウリングの発生が防止でき、近端側の周
囲雑音を抑圧することができる効果がある。
【0032】また、請求項3に記載の発明によれば、送
話レベル検出器にて送信信号より検出した信号レベルの
検出値を、受話レベル検出器に入力される受信信号に干
渉させるように構成したので、送信信号の信号レベルが
高いときには、不要な受信信号があってもモードが送話
側に傾くようにすることができる効果がある。
話レベル検出器にて送信信号より検出した信号レベルの
検出値を、受話レベル検出器に入力される受信信号に干
渉させるように構成したので、送信信号の信号レベルが
高いときには、不要な受信信号があってもモードが送話
側に傾くようにすることができる効果がある。
【0033】また、請求項4に記載の発明によれば、送
信側可変アッテネータと受信側可変アッテネータに減衰
量制限素子を並列に接続するように構成したので、それ
ぞれの減衰量が所定値以下に制限されて、音声の途切れ
や不自然感が生ずるのを緩和できる効果がある。
信側可変アッテネータと受信側可変アッテネータに減衰
量制限素子を並列に接続するように構成したので、それ
ぞれの減衰量が所定値以下に制限されて、音声の途切れ
や不自然感が生ずるのを緩和できる効果がある。
【図1】この発明の実施例1を示す回路構成図である。
【図2】この発明の実施例2を示す回路構成図である。
【図3】この発明の実施例3を示す回路構成図である。
【図4】この発明の実施例4を示す回路構成図である。
【図5】この発明の実施例5を示す回路構成図である。
【図6】従来のハンズフリー通話回路を示す回路構成図
である。
である。
20 電子ボリューム 21 送信側可変アッテネータ 22 受信側可変アッテネータ 25 アッテネータコントローラ 32 受話レベル検出器(交流/直流変換器) 35 フィルタ(ハイパスフィルタ) 36 フィルタ(ローパスフィルタ) 37 送話レベル検出器(交流/直流変換器) 38,39 減衰量制限素子
Claims (4)
- 【請求項1】 送信信号を減衰させる送信側可変アッテ
ネータ、受信信号を減衰させる受信側可変アッテネー
タ、および前記送信側可変アッテネータと受信側可変ア
ッテネータの減衰量を外部より与えられる制御信号に従
って制御するアッテネータコントローラを有する電子ボ
リュームと、前記受信信号の信号レベルを検出し、その
検出値に基づいて前記電子ボリュームのアッテネータコ
ントローラへの制御信号を生成する受話レベル検出器と
を備えたハンズフリー通話回路。 - 【請求項2】 前記送信信号を、その周波数帯域を圧縮
するためのフィルタを介して前記電子ボリュームの送信
側可変アッテネータに入力することを特徴とする請求項
1に記載のハンズフリー通話回路。 - 【請求項3】 前記送信信号の信号レベルを検出し、そ
の検出値を前記受話レベル検出器に入力される受信信号
に干渉させる送話レベル検出器を設けたことを特徴とす
る請求項2に記載のハンズフリー通話回路。 - 【請求項4】 前記電子ボリュームの送信側可変アッテ
ネータおよび受信側可変アッテネータに並列に接続され
て、前記送信側可変アッテネータおよび受信側可変アッ
テネータの減衰量を所定値以下に制限する減衰量制限素
子を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
項に記載のハンズフリー通話回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5023190A JPH06216986A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | ハンズフリー通話回路 |
ITTO930885A IT1272056B (it) | 1993-01-19 | 1993-11-25 | Circuito per conversazione telefonica a mani libere |
GB9324945A GB2274375B (en) | 1993-01-19 | 1993-12-06 | Circuit for hands free talking |
US08/551,444 US5559880A (en) | 1993-01-19 | 1995-11-01 | Circuit for hands free talking |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5023190A JPH06216986A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | ハンズフリー通話回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06216986A true JPH06216986A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=12103746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5023190A Pending JPH06216986A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | ハンズフリー通話回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5559880A (ja) |
JP (1) | JPH06216986A (ja) |
GB (1) | GB2274375B (ja) |
IT (1) | IT1272056B (ja) |
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TW391092B (en) | 1996-12-27 | 2000-05-21 | Hitachi Ltd | Cellular mobile telephone apparatus and method for transmitting a response message to an caller |
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