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JPH0620314U - 重量物搬送用台車の走行案内装置 - Google Patents

重量物搬送用台車の走行案内装置

Info

Publication number
JPH0620314U
JPH0620314U JP019971U JP1997192U JPH0620314U JP H0620314 U JPH0620314 U JP H0620314U JP 019971 U JP019971 U JP 019971U JP 1997192 U JP1997192 U JP 1997192U JP H0620314 U JPH0620314 U JP H0620314U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
positioning
heavy goods
carriage
positioning rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP019971U
Other languages
English (en)
Inventor
潤一 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP019971U priority Critical patent/JPH0620314U/ja
Publication of JPH0620314U publication Critical patent/JPH0620314U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 数トン乃至数十トンにも達するような重量物
を搬送する重量物搬送用台車1を、適宜工作機械や被加
工物のストック場又はそれらに対する受渡し装置に面し
て停止させるにあたり、その位置付け精度を高めるため
の位置調節が比較的簡単に行えるようにする。 【構成】 走行用レール20,20とは別に、位置決め
用レール21を設け、この位置決め用レール21を重量
物搬送用台車1に設けたガイドローラ22,22で挟持
させるようにした。そして、位置決め用レール21に対
しては位置調節機構30を設け、ガイドローラ22,2
2に対しては位置調節機構27を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、重量物を搬送する台車の走行案内装置に関する。
【0002】
【従来技術の背景】
従来、以下の如き技術は知られている。即ち、適宜工作機械の設置場所と被加 工物のストック場との間で、被加工物を無人搬送車等によって搬送するようにし た技術である。なお、上記の被加工物は、加工時の押さえとなる治具を兼ねたパ レットに固定されたままの状態で搬送されるのが普通である。 ところで、被加工物及びパレットを合わせた重量が数トン乃至数十トンにも達 するような大型のもの(以下、両者を合わせて重量物と言う)に対して、上記の 搬送技術を採用しようとすれば、その搬送用の台車も相当に大型で、且つ極めて 重いものとなることは言うまでもない。
【0003】
【考案の目的】
この考案は、上記のような重量物搬送用台車を、適宜工作機械や被加工物のス トック場又はこれらに対する受渡し装置等に面して停止させた場合に、これらに 対して重量物を受渡しするためにその位置決め精度を高くする必要が生じるが、 このための位置調節が比較的簡単に行え、且つ、その状態が長く維持されるよう にする、走行案内装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【前記目的を達成するための手段】
この考案は前記目的を達成するために以下の如き手段を採用した。 即ち、少なくとも1本の走行用レールと、この走行用レールと平行に設けられ た位置決め用レールとを有し、走行用レールに載って走行する重量物搬送用台車 には位置決め用レールの両側面を挟持する、回転軸心を上下方向へ向けた回転自 在な一対のガイドローラが設けられているものである。
【0005】
【考案の作用】
この考案は以下の如き作用をなすものである。 走行用レールとは別に位置決め用レールを設け、この位置決め用レールを重量 物搬送用台車に設けたガイドローラで挟持させているので、重量物搬送用台車の 位置決め精度を高くするための位置調節が比較的簡単に行えると共に、その状態 が長く維持されるようになる。
【0006】
【実施例】
以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。 図1の如く、重量物搬送用台車1は、2本のマスト2,2と、これらマスト2 ,2の相互間で昇降動自在に保持された、重量物Wを積載することができる昇降 台3とを有している。この重量物搬送用台車1は、その両端部寄りに設けられた 車輪16,16によって走行用レール20上を走行するようになっている。
【0007】 図2の如く、走行用レール20は2本が平行して設けられたものである。そし て、これら2本の走行用レール20,20の中央に、これらと平行するように位 置決め用レール21が設けられている。これら各レール20及び21は、高さ調 節用ライナー17を有した路盤帯18及び19により基礎床面GRに対して固定 されている。なお、位置決め用レール21を支承する枕木材28(図4参照)は 、その路盤帯19に対してボルト締めされる部分が、図2における紙面の左右方 向に長い長孔29,29となっており、且つ、路盤帯19の両側寄りから中央へ 向けてボルト押しするようになった位置調節機構30により挟持保持されている 。そのため、位置決め用レール21は、位置調節機構30におけるボルトの進退 度合を同期的に調節することで、その幅方向へ向けて位置調節できる。
【0008】 図1の如く、重量物搬送用台車1には、車輪16,16の近傍で下向きに突出 するローラ保持台23,23が設けられており、図2の如く、このローラ保持台 23には水平板25及び移動ブロック24を介して、回転軸心を上下方向へ向け た回転自在なガイドローラ22,22が設けられている(図3参照)。このガイ ドローラ22,22は、前記した位置決め用レール21の両側面を挟持するよう になっている。なお、ローラ保持台23の水平板25において、移動ブロック2 4をボルト吊りする部分は、図2における紙面の左右方向に長い長孔26,26 となっており、且つ、この水平板25の両端部には移動ブロック24を両側から 挟んでボルト押しするようになった位置調節機構27が設けられている。そのた め、ガイドローラ22,22は、位置調節機構27におけるボルトの進退度合を 同期的に調節することで、その両者一体のものとして位置決め用レール21の幅 方向へ位置調節することができる。 このようなガイドローラ22,22に対する位置調節機構27と、前記した位 置決め用レール21に対する位置調節機構30とは、そのうち一方のみを設ける ようにしてもよいが、双方を設けた方が調節量を幅広くでき、好適であると言え る。なお、それらの具体的な構造については、この実施例に限定されるものでは ない。
【0009】
【実施例の作用】
適宜工作機械等(図示略)に対して重量物搬送用台車1の位置付けを調節する には、ガイドローラ22,22に対する位置調節機構27か、又は位置決め用レ ール21に対する位置調節機構30のうち一方、又は双方を調節して行うもので ある。このように、重量物搬送用台車1の位置調節は、重量の支承を行う走行用 レール20とは明確に区別して、位置決め用レール21により専用に行わせてい る。すなわち、走行用レール20や車輪16は、重量物搬送用台車1の重量を支 えるのに最適な形状及び構造を有したものとすることができ、また位置決め用レ ール21やガイドローラ22は、位置決めに最適な形状及び構造を有したものと することができるものである。従って、重量物搬送用台車1の位置決め精度を高 めることができると共に、そのための調節も比較的簡単に行えるものとなる。ま た更に、このような精度高い位置決め状態は、長く維持されるものとなる。
【0010】
【考案の効果】
この考案は、前記した如き構成によって以下の如き効果を奏するものである。 走行用レールとは別に位置決め用レールを設け、この位置決め用レールを重量 物搬送用台車に設けたガイドローラで挟持させているので、数トン乃至数十トン にも達するような重量物を搬送する重量物搬送用台車であっても、その位置決め 精度を高くするための位置調節が比較的簡単に行えると共に、その状態が長く維 持されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る重量物搬送用台車を示す側面図
である。
【図2】図1のII−II線拡大正面断面図である。
【図3】図2のIII−III線拡大底面図である。
【図4】図2のIV−IV線拡大側面図である。
【符号の説明】
1 重量物搬送用台車 20 走行用レール 21 位置決め用レール 22 ガイドローラ 27 位置調節機構(ガイドローラに対するもの) 30 位置調節機構(位置決め用レールに対するもの)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1本の走行用レールと、この
    走行用レールと平行に設けられた位置決め用レールとを
    有し、走行用レールに載って走行する重量物搬送用台車
    には位置決め用レールの両側面を挟持する、回転軸心を
    上下方向へ向けた回転自在な一対のガイドローラが設け
    られている重量物搬送用台車の走行案内装置。
  2. 【請求項2】 位置決め用レール又は重量物搬送用台車
    のガイドローラの少なくとも一方には位置決め用レール
    の幅方向への位置調節機構が設けられている請求項1記
    載の重量物搬送用台車の走行案内装置。
JP019971U 1992-03-02 1992-03-02 重量物搬送用台車の走行案内装置 Pending JPH0620314U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP019971U JPH0620314U (ja) 1992-03-02 1992-03-02 重量物搬送用台車の走行案内装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP019971U JPH0620314U (ja) 1992-03-02 1992-03-02 重量物搬送用台車の走行案内装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0620314U true JPH0620314U (ja) 1994-03-15

Family

ID=12014085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP019971U Pending JPH0620314U (ja) 1992-03-02 1992-03-02 重量物搬送用台車の走行案内装置

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Country Link
JP (1) JPH0620314U (ja)

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