JPH06202156A - ドライバーモノリシック駆動素子 - Google Patents
ドライバーモノリシック駆動素子Info
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- JPH06202156A JPH06202156A JP34940892A JP34940892A JPH06202156A JP H06202156 A JPH06202156 A JP H06202156A JP 34940892 A JP34940892 A JP 34940892A JP 34940892 A JP34940892 A JP 34940892A JP H06202156 A JPH06202156 A JP H06202156A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インバータ回路として使用する場合にそのO
N/OFF比を向上でき、高信頼性の論理・駆動回路の
設計が可能になり、大型、高精細のアクティブマトリク
ス型液晶表示装置等の表示装置に好適なドライバーモノ
リシック駆動素子を実現する。 【構成】 絶縁性基板1上に、ゲート電極12、ゲート
絶縁膜13、半導体層14、n+型半導体素子層16、
ソース電極17及びドレイン電極18、チャネル保護膜
19をこの順に積層し、チャネル保護膜19上であって
ゲート電極12の上方に相当する部分に第4電極15を
設ける。第4電極15は論理・駆動回路の外部に引き出
されてマイナス電源に接続され、マイナス電源より所定
のマイナス電圧が印加される。これにより、ドライバー
モノリシック駆動素子21の素子特性が改善され、イン
バータ回路を構成した場合にそのON/OFF比を向上
できる。
N/OFF比を向上でき、高信頼性の論理・駆動回路の
設計が可能になり、大型、高精細のアクティブマトリク
ス型液晶表示装置等の表示装置に好適なドライバーモノ
リシック駆動素子を実現する。 【構成】 絶縁性基板1上に、ゲート電極12、ゲート
絶縁膜13、半導体層14、n+型半導体素子層16、
ソース電極17及びドレイン電極18、チャネル保護膜
19をこの順に積層し、チャネル保護膜19上であって
ゲート電極12の上方に相当する部分に第4電極15を
設ける。第4電極15は論理・駆動回路の外部に引き出
されてマイナス電源に接続され、マイナス電源より所定
のマイナス電圧が印加される。これにより、ドライバー
モノリシック駆動素子21の素子特性が改善され、イン
バータ回路を構成した場合にそのON/OFF比を向上
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリクス
型液晶表示装置等の表示装置に用いられるドライバーモ
ノリシック駆動素子に関し、より詳しくは論理・駆動回
路を構成するドライバーモノリシック駆動素子に関す
る。
型液晶表示装置等の表示装置に用いられるドライバーモ
ノリシック駆動素子に関し、より詳しくは論理・駆動回
路を構成するドライバーモノリシック駆動素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置の駆動方式として、単純マ
トリクス駆動方式とアクティブマトリクス駆動方式があ
り、アクティブマトリクス駆動方式は、絶縁性基板上に
マトリクス状に配した絵素電極を、各絵素毎に設けたア
クティブ素子にて独立して駆動する駆動方式を採る。
トリクス駆動方式とアクティブマトリクス駆動方式があ
り、アクティブマトリクス駆動方式は、絶縁性基板上に
マトリクス状に配した絵素電極を、各絵素毎に設けたア
クティブ素子にて独立して駆動する駆動方式を採る。
【0003】アクティブ素子としては、TFT(薄膜ト
ランジスタ)素子、MIM(金属−絶縁膜−金属)素
子、MOSトランジスタ素子、ダイオード、バリスタ等
が一般に知られている。
ランジスタ)素子、MIM(金属−絶縁膜−金属)素
子、MOSトランジスタ素子、ダイオード、バリスタ等
が一般に知られている。
【0004】図3はTFTをアクティブ素子として用い
たアクティブマトリクス型液晶表示装置の等価回路を示
す。このアクティブマトリクス型液晶表示装置は、ガラ
ス基板からなる絶縁性基板上に走査線として機能する多
数のゲートバスライン61、61…が横方向に相互に平
行に配線され、これと直交する縦方向に信号線として機
能する多数のソースバスライン62、62…が相互に平
行に配線されている。各ゲートバスライン61と各ソー
スバスライン62とが交差する位置の近傍には、それぞ
れアクティブ素子としてのTFT63、63…が配置さ
れている。TFT63のゲート電極はゲートバスライン
61に接続され、ソース電極はソースバスライン62に
接続されている。更に、TFT63のドレイン電極に
は、ゲートバスライン61とソースバスライン62で囲
まれた領域にマトリクス状に配設された絵素電極64が
接続されている。絵素電極64と図示しない対向基板に
形成された対向電極との間に液晶が封入され、絵素が形
成されている。
たアクティブマトリクス型液晶表示装置の等価回路を示
す。このアクティブマトリクス型液晶表示装置は、ガラ
ス基板からなる絶縁性基板上に走査線として機能する多
数のゲートバスライン61、61…が横方向に相互に平
行に配線され、これと直交する縦方向に信号線として機
能する多数のソースバスライン62、62…が相互に平
行に配線されている。各ゲートバスライン61と各ソー
スバスライン62とが交差する位置の近傍には、それぞ
れアクティブ素子としてのTFT63、63…が配置さ
れている。TFT63のゲート電極はゲートバスライン
61に接続され、ソース電極はソースバスライン62に
接続されている。更に、TFT63のドレイン電極に
は、ゲートバスライン61とソースバスライン62で囲
まれた領域にマトリクス状に配設された絵素電極64が
接続されている。絵素電極64と図示しない対向基板に
形成された対向電極との間に液晶が封入され、絵素が形
成されている。
【0005】絶縁性基板の周辺部、すなわち表示領域の
周辺部には、各TFT63を駆動するための論理・駆動
回路66、66…および67、67…が設けられてい
る。論理・駆動回路66および67はシフトレジスタ等
からなる駆動波形形成用の回路からなり、次に述べるド
ライバーモノリシック駆動素子を備えている。各論理・
駆動回路66、66…は各ゲートバスライン61、61
…の端末に接続されている。また、各論理・駆動回路6
7、67…の端末は各ソースバスライン62、62…の
端末に接続されている。
周辺部には、各TFT63を駆動するための論理・駆動
回路66、66…および67、67…が設けられてい
る。論理・駆動回路66および67はシフトレジスタ等
からなる駆動波形形成用の回路からなり、次に述べるド
ライバーモノリシック駆動素子を備えている。各論理・
駆動回路66、66…は各ゲートバスライン61、61
…の端末に接続されている。また、各論理・駆動回路6
7、67…の端末は各ソースバスライン62、62…の
端末に接続されている。
【0006】上記のような液晶表示装置において、従
来、絵素内に設けられたTFT63と表示領域の周辺部
に設けられた論理・駆動回路66、67に用いられるド
ライバーモノリシック駆動素子は、同一構造の同様な特
性を有する素子で構成されていた。
来、絵素内に設けられたTFT63と表示領域の周辺部
に設けられた論理・駆動回路66、67に用いられるド
ライバーモノリシック駆動素子は、同一構造の同様な特
性を有する素子で構成されていた。
【0007】図4はこのようなドライバーモノリシック
駆動素子を有する2段インバータ回路の等価回路を示
す。この2段インバータ回路は、2つ一組のドライバー
モノリシック駆動素子21を2段、すなわち合計4個設
けて構成されており、信号入力端子22より入力された
信号電圧がこれらのドライバーモノリシック駆動素子2
1、21、21、21を介することにより、反転増幅さ
れて信号出力端子23より出力されるインバータ回路に
なっている。なお、図中24はこの2段インバータ回路
に電源電圧Vddを印加する電源端子であり、25はGN
Dである。
駆動素子を有する2段インバータ回路の等価回路を示
す。この2段インバータ回路は、2つ一組のドライバー
モノリシック駆動素子21を2段、すなわち合計4個設
けて構成されており、信号入力端子22より入力された
信号電圧がこれらのドライバーモノリシック駆動素子2
1、21、21、21を介することにより、反転増幅さ
れて信号出力端子23より出力されるインバータ回路に
なっている。なお、図中24はこの2段インバータ回路
に電源電圧Vddを印加する電源端子であり、25はGN
Dである。
【0008】図5はこのインバータ回路に用いられるド
ライバーモノリシック駆動素子21の断面構造を示す。
このドライバーモノリシック駆動素子21は、従来一般
の逆スタガー型のTFTと同一の構造になっており、以
下の工程で作製される。
ライバーモノリシック駆動素子21の断面構造を示す。
このドライバーモノリシック駆動素子21は、従来一般
の逆スタガー型のTFTと同一の構造になっており、以
下の工程で作製される。
【0009】まず、絶縁性基板11上にゲート電極12
を形成する。続いて、ゲート電極12を覆うようにして
絶縁性基板11上にゲート絶縁膜13を形成する。次
に、その上に半導体層14を積層形成し、半導体層14
の両側にn+にドープされたn+半導体層16を配する。
続いて、n+半導体層16の上にソース電極17および
ドレイン電極18を形成し、これらの積層体の上にトラ
ンジスター保護膜として保護膜20を積層する。
を形成する。続いて、ゲート電極12を覆うようにして
絶縁性基板11上にゲート絶縁膜13を形成する。次
に、その上に半導体層14を積層形成し、半導体層14
の両側にn+にドープされたn+半導体層16を配する。
続いて、n+半導体層16の上にソース電極17および
ドレイン電極18を形成し、これらの積層体の上にトラ
ンジスター保護膜として保護膜20を積層する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような構造を有す
るドライバーモノリシック駆動素子21の素子特性は、
TFT63と同様に図2の曲線31に示すような特性を
有している。なお、図2は縦軸にドライバーモノリシッ
ク駆動素子21のドレイン電流Ids〔A〕を、横軸にゲ
ート電圧Vg〔V〕をとって、ドライバーモノリシック
駆動素子21の出力静特性を示している。
るドライバーモノリシック駆動素子21の素子特性は、
TFT63と同様に図2の曲線31に示すような特性を
有している。なお、図2は縦軸にドライバーモノリシッ
ク駆動素子21のドレイン電流Ids〔A〕を、横軸にゲ
ート電圧Vg〔V〕をとって、ドライバーモノリシック
駆動素子21の出力静特性を示している。
【0011】このような特性を有するドライバーモノリ
シック駆動素子21を用いて上記のような2段インバー
タ回路を構成した場合、論理・駆動回路66および67
に与えられる動作点は、GND25と電源端子24に印
加される電源電圧Vddにより決定され、図2の0Vから
Vddの範囲になる。
シック駆動素子21を用いて上記のような2段インバー
タ回路を構成した場合、論理・駆動回路66および67
に与えられる動作点は、GND25と電源端子24に印
加される電源電圧Vddにより決定され、図2の0Vから
Vddの範囲になる。
【0012】従って、図2の曲線31に示す素子特性で
は、トランジスタ(ドライバーモノリシック駆動素子)
のオフ電流Ioffの悪い(高い)領域でドライバーモノ
リシック駆動素子21が使用されるため、このドライバ
ーモノリシック駆動素子21を用いたインバータ回路の
ON/OFF比が悪くなる。この結果、このようなイン
バータ回路を構成要素とする論理・駆動回路66および
67の信頼性が低下するという問題があった。
は、トランジスタ(ドライバーモノリシック駆動素子)
のオフ電流Ioffの悪い(高い)領域でドライバーモノ
リシック駆動素子21が使用されるため、このドライバ
ーモノリシック駆動素子21を用いたインバータ回路の
ON/OFF比が悪くなる。この結果、このようなイン
バータ回路を構成要素とする論理・駆動回路66および
67の信頼性が低下するという問題があった。
【0013】このような問題点は、論理・駆動回路66
および67に接続されるTFT63等のアクティブ素子
の数が多くなる大型、高精細のマトリクス表示装置にな
るほど、論理・駆動回路66および67のより高い信頼
性が要求されるため、問題点の解決の必要性は一層大き
くなる。
および67に接続されるTFT63等のアクティブ素子
の数が多くなる大型、高精細のマトリクス表示装置にな
るほど、論理・駆動回路66および67のより高い信頼
性が要求されるため、問題点の解決の必要性は一層大き
くなる。
【0014】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決するものであり、インバータ回路として使用する場合
にそのON/OFF比を向上でき、このようなインバー
タ回路が組み込まれる論理・駆動回路の信頼性を格段に
向上できる結果、大型、高精細のアクティブマトリクス
型液晶表示装置等の表示装置に好適な論理・駆動回路を
実現できるドライバーモノリシック駆動素子を提供する
ことを目的とする。
決するものであり、インバータ回路として使用する場合
にそのON/OFF比を向上でき、このようなインバー
タ回路が組み込まれる論理・駆動回路の信頼性を格段に
向上できる結果、大型、高精細のアクティブマトリクス
型液晶表示装置等の表示装置に好適な論理・駆動回路を
実現できるドライバーモノリシック駆動素子を提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のドライバーモノ
リシック駆動素子は、走査線、信号線、絵素電極および
スイッチング素子が形成されたアクティブマトリクス基
板と対向電極が形成された対向基板とを貼り合わせ、両
基板間に表示媒体としての液晶が封入されたアクティブ
マトリクス型液晶表示装置等の表示装置の周辺部に設け
られる論理・駆動回路を構成するドライバーモノリシッ
ク駆動素子において、該アクティブマトリクス基板上に
設けられたゲート電極と、ゲート絶縁膜を介して該ゲー
ト電極に重畳された半導体層と、該半導体層に重畳して
設けられたチャネル保護膜と、該チャネル保護膜に重畳
された状態で、かつ相互に離隔した状態で設けられたソ
ース電極およびドレイン電極と、該ソース電極と該ドレ
イン電極との離隔部分に該チャネル保護膜に重畳して設
けられた第4電極とを備え、該第4電極をマイナス電源
に接続しており、そのことにより上記目的が達成され
る。
リシック駆動素子は、走査線、信号線、絵素電極および
スイッチング素子が形成されたアクティブマトリクス基
板と対向電極が形成された対向基板とを貼り合わせ、両
基板間に表示媒体としての液晶が封入されたアクティブ
マトリクス型液晶表示装置等の表示装置の周辺部に設け
られる論理・駆動回路を構成するドライバーモノリシッ
ク駆動素子において、該アクティブマトリクス基板上に
設けられたゲート電極と、ゲート絶縁膜を介して該ゲー
ト電極に重畳された半導体層と、該半導体層に重畳して
設けられたチャネル保護膜と、該チャネル保護膜に重畳
された状態で、かつ相互に離隔した状態で設けられたソ
ース電極およびドレイン電極と、該ソース電極と該ドレ
イン電極との離隔部分に該チャネル保護膜に重畳して設
けられた第4電極とを備え、該第4電極をマイナス電源
に接続しており、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0016】
【作用】上記のように第4電極を設け、この第4電極
を、例えば論理・駆動回路の外部に設けられるマイナス
電源に接続し、マイナス電圧を与えるものとすると、ド
ライバーモノリシック駆動素子のオフ電流Ioffを、こ
のような第4電極が設けられていない上記従来例よりも
低減できる。
を、例えば論理・駆動回路の外部に設けられるマイナス
電源に接続し、マイナス電圧を与えるものとすると、ド
ライバーモノリシック駆動素子のオフ電流Ioffを、こ
のような第4電極が設けられていない上記従来例よりも
低減できる。
【0017】すなわち、上記構成によれば、素子特性を
示す曲線は図2に示す曲線32になり、素子特性が曲線
31で表される上記従来のドライバーモノリシック駆動
素子とは異なり、Ioffの良好な領域でドライバーモノ
リシック駆動素子を使用することができる。従って、本
発明のドライバーモノリシック駆動素子を用いたインバ
ータ回路によれば、そのON/OFF比を向上でき、高
信頼性の論理・駆動回路を設計できる。
示す曲線は図2に示す曲線32になり、素子特性が曲線
31で表される上記従来のドライバーモノリシック駆動
素子とは異なり、Ioffの良好な領域でドライバーモノ
リシック駆動素子を使用することができる。従って、本
発明のドライバーモノリシック駆動素子を用いたインバ
ータ回路によれば、そのON/OFF比を向上でき、高
信頼性の論理・駆動回路を設計できる。
【0018】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。
【0019】図1に本発明のドライバーモノリシック駆
動素子の一例として、逆スタガー型のドライバーモノリ
シック駆動素子21を示す。このドライバーモノリシッ
ク駆動素子21は、絶縁性基板11の周辺部、すなわち
表示領域の周辺部に作製され、絶縁性基板11上に、ゲ
ート電極12、ゲート絶縁膜13、半導体層14、n +
型半導体素子層16、ソース電極17およびドレイン電
極18、チャネル保護膜19、第4電極15、保護膜2
0をこの順に積層した構造になっている。
動素子の一例として、逆スタガー型のドライバーモノリ
シック駆動素子21を示す。このドライバーモノリシッ
ク駆動素子21は、絶縁性基板11の周辺部、すなわち
表示領域の周辺部に作製され、絶縁性基板11上に、ゲ
ート電極12、ゲート絶縁膜13、半導体層14、n +
型半導体素子層16、ソース電極17およびドレイン電
極18、チャネル保護膜19、第4電極15、保護膜2
0をこの順に積層した構造になっている。
【0020】このドライバーモノリシック駆動素子21
は以下の製造工程によって作製される。まず、ガラス基
板からなる絶縁性基板11上にゲート電極12を形成す
る。ゲート電極12は一般にTa、Al、Ti、Ni、
Mo、W、Nb、Zr、Hf、Cr、Cu等の単層又は
多層金属及びそれらの合金により形成される。本実施例
のゲート電極12は、Taをスパッタ装置を用いて30
0nm程度の厚みで形成した。
は以下の製造工程によって作製される。まず、ガラス基
板からなる絶縁性基板11上にゲート電極12を形成す
る。ゲート電極12は一般にTa、Al、Ti、Ni、
Mo、W、Nb、Zr、Hf、Cr、Cu等の単層又は
多層金属及びそれらの合金により形成される。本実施例
のゲート電極12は、Taをスパッタ装置を用いて30
0nm程度の厚みで形成した。
【0021】このとき、同時にゲートバスラインやTF
Tのゲート電極が形成される。なお、絶縁性基板11上
にTa2O5、Al2O3、Si3N4等からなるベース絶縁
膜を形成し、その上にゲート電極12を形成することに
してもよい。
Tのゲート電極が形成される。なお、絶縁性基板11上
にTa2O5、Al2O3、Si3N4等からなるベース絶縁
膜を形成し、その上にゲート電極12を形成することに
してもよい。
【0022】次に、ゲート電極12上にゲート絶縁膜1
3をCVD、スパッタ等にて形成する。本実施例ではゲ
ート絶縁膜13として、SiNx(例えば、Si3N4)
を用いた。他にSiOx、Ta2O5、Al2O3、TiO
2、Y2O3その他の酸化物或は窒化物によって形成され
得る絶縁膜を用いてもよい。また、ゲート絶縁膜13の
膜厚は、一般に150nm〜600nm程度が適切であ
るが、本実施例では200nm〜350nmに設定し、
ゲート電極12と上層の金属との非導通状態を維持した
構造になっている。
3をCVD、スパッタ等にて形成する。本実施例ではゲ
ート絶縁膜13として、SiNx(例えば、Si3N4)
を用いた。他にSiOx、Ta2O5、Al2O3、TiO
2、Y2O3その他の酸化物或は窒化物によって形成され
得る絶縁膜を用いてもよい。また、ゲート絶縁膜13の
膜厚は、一般に150nm〜600nm程度が適切であ
るが、本実施例では200nm〜350nmに設定し、
ゲート電極12と上層の金属との非導通状態を維持した
構造になっている。
【0023】次に、ゲート絶縁膜13の上に半導体層1
4を形成する。本実施例ではCVDにより真性アモルフ
ァスSi半導体を50nm成膜し、続いてこれをパター
ニングして半導体層14を形成した。
4を形成する。本実施例ではCVDにより真性アモルフ
ァスSi半導体を50nm成膜し、続いてこれをパター
ニングして半導体層14を形成した。
【0024】次に、ドライバーモノリシック駆動素子2
1のON時の接触抵抗を小さくし、OFF時の漏れ電流
(リーク電流)の低減を図るため、本実施例では半導体
層14上の、後にドライバーモノリシック駆動素子21
のソース及びドレイン部が重畳して形成される部分に、
n+にドープされたアモルファスSiにてn+型半導体素
子層16を厚み30nmで形成した。
1のON時の接触抵抗を小さくし、OFF時の漏れ電流
(リーク電流)の低減を図るため、本実施例では半導体
層14上の、後にドライバーモノリシック駆動素子21
のソース及びドレイン部が重畳して形成される部分に、
n+にドープされたアモルファスSiにてn+型半導体素
子層16を厚み30nmで形成した。
【0025】続いて、n+型半導体素子層16の上に、
ソース電極17およびドレイン電極18を適当な離隔寸
法を設けて形成する。ソース電極17およびドレイン電
極18は一般的にTa、Al、Ti、Ni、Mo、W、
Nb、Zr、Hf、Cr、Cu等の単層または多層金属
および合金で形成されるが、本実施例ではTiを用いて
厚さ300nm程度で形成した。
ソース電極17およびドレイン電極18を適当な離隔寸
法を設けて形成する。ソース電極17およびドレイン電
極18は一般的にTa、Al、Ti、Ni、Mo、W、
Nb、Zr、Hf、Cr、Cu等の単層または多層金属
および合金で形成されるが、本実施例ではTiを用いて
厚さ300nm程度で形成した。
【0026】次に、ソース電極17およびドレイン電極
18の上にチャネル保護膜19を形成する。チャンネル
保護膜19は、CVD、スパッタ等にて形成されるが、
本実施例ではSiNx(例えば、Si3N4)をCVDに
より成膜して形成した。チャネル保護膜19としては、
他にSiOx、Ta2O5、Al2O3、TiO2、Y2O3
その他の酸化物或は窒化物によって形成され得る絶縁膜
を用いることもできる。また、チャネル保護膜19の膜
厚は150nm〜600nm程度が適切であるが、本実
施例では200nm〜350nmに設定した。
18の上にチャネル保護膜19を形成する。チャンネル
保護膜19は、CVD、スパッタ等にて形成されるが、
本実施例ではSiNx(例えば、Si3N4)をCVDに
より成膜して形成した。チャネル保護膜19としては、
他にSiOx、Ta2O5、Al2O3、TiO2、Y2O3
その他の酸化物或は窒化物によって形成され得る絶縁膜
を用いることもできる。また、チャネル保護膜19の膜
厚は150nm〜600nm程度が適切であるが、本実
施例では200nm〜350nmに設定した。
【0027】次に、チャネル保護膜19上のゲート電極
12の上部に相当する部分に第4電極15を形成する。
第4電極15は、一般的にTa、Al、Ti、Ni、M
o、W、Nb、Zr、Hf、Cr、Cu等の単層又は多
層金属および合金で形成されるが、本実施例ではTiを
用いて厚さ300nm程度で形成した。
12の上部に相当する部分に第4電極15を形成する。
第4電極15は、一般的にTa、Al、Ti、Ni、M
o、W、Nb、Zr、Hf、Cr、Cu等の単層又は多
層金属および合金で形成されるが、本実施例ではTiを
用いて厚さ300nm程度で形成した。
【0028】上記の第4電極15は絶縁製基板11の周
辺部に形成され、ゲートバスラインおよびソースバスラ
インとそれぞれ個別に接続される論理・駆動回路の外部
に引き出され、マイナス電源(図示せず)に接続されて
いる。第4電極15にはマイナス電源より所定のマイナ
ス電圧が印加され、これでドライバーモノリシック駆動
素子21のVg−Ids特性が図2の曲線31から曲線3
2にシフトされるようになっている。
辺部に形成され、ゲートバスラインおよびソースバスラ
インとそれぞれ個別に接続される論理・駆動回路の外部
に引き出され、マイナス電源(図示せず)に接続されて
いる。第4電極15にはマイナス電源より所定のマイナ
ス電圧が印加され、これでドライバーモノリシック駆動
素子21のVg−Ids特性が図2の曲線31から曲線3
2にシフトされるようになっている。
【0029】従って、本実施例のドライバーモノリシッ
ク駆動素子21によれば、上記従来例のドライバーモノ
リシック駆動素子21とは異なり、Ioffの良好な領域
でドライバーモノリシック駆動素子を使用することがで
きる。従って、本発明のドライバーモノリシック駆動素
子を用いたインバータ回路によれば、そのON/OFF
比を向上でき、高信頼性の論理・駆動回路を設計でき
る。
ク駆動素子21によれば、上記従来例のドライバーモノ
リシック駆動素子21とは異なり、Ioffの良好な領域
でドライバーモノリシック駆動素子を使用することがで
きる。従って、本発明のドライバーモノリシック駆動素
子を用いたインバータ回路によれば、そのON/OFF
比を向上でき、高信頼性の論理・駆動回路を設計でき
る。
【0030】なお、本実施例では第4電極15の上に、
絶縁性基板11を覆うようにして絶縁膜を形成し、ドラ
イバーモノリシック駆動素子21の保護膜20として機
能させており、以上の製造工程で本発明のドライバーモ
ノリシック駆動素子21が作製される。
絶縁性基板11を覆うようにして絶縁膜を形成し、ドラ
イバーモノリシック駆動素子21の保護膜20として機
能させており、以上の製造工程で本発明のドライバーモ
ノリシック駆動素子21が作製される。
【0031】
【発明の効果】以上の本発明ドライバーモノリシック駆
動素子は、マイナス電源に接続される第4電極を設ける
素子構成をとるので、ON/OFF比が大きい利得の高
いインバータ回路を作製することができる。従って、こ
のようなインバータ回路を構成要素とし、アクティブマ
トリクス型液晶表示装置等の表示装置に使用される論理
・駆動回路の信頼性を格段に向上できる。それ故、論理
・駆動回路としてこのような高信頼性の論理・駆動回路
が要求される大型、高精細のマトリクス型表示装置の実
現に大いに寄与できる。
動素子は、マイナス電源に接続される第4電極を設ける
素子構成をとるので、ON/OFF比が大きい利得の高
いインバータ回路を作製することができる。従って、こ
のようなインバータ回路を構成要素とし、アクティブマ
トリクス型液晶表示装置等の表示装置に使用される論理
・駆動回路の信頼性を格段に向上できる。それ故、論理
・駆動回路としてこのような高信頼性の論理・駆動回路
が要求される大型、高精細のマトリクス型表示装置の実
現に大いに寄与できる。
【図1】本発明ドライバーモノリシック駆動素子の一例
である、逆スタガー型ドライバーモノリシック駆動素子
を示す断面図。
である、逆スタガー型ドライバーモノリシック駆動素子
を示す断面図。
【図2】本発明ドライバーモノリシック駆動素子と従来
のドライバーモノリシック駆動素子のVg−Ids特性を
比較して示す出力静特性図。
のドライバーモノリシック駆動素子のVg−Ids特性を
比較して示す出力静特性図。
【図3】従来のドライバーモノリシック駆動素子が搭載
されたアクティブマトリクス型液晶表示装置の等価回路
図。
されたアクティブマトリクス型液晶表示装置の等価回路
図。
【図4】従来のドライバーモノリシック駆動素子を用い
た2段インバータ回路の等価回路図。
た2段インバータ回路の等価回路図。
【図5】従来のドライバーモノリシック駆動素子を示す
断面図。
断面図。
11 絶縁性基板 12 ゲート電極 13 ゲート絶縁膜 14 半導体層 15 第4の電極 16 n+型半導体層 17 ソース電極 18 ドレイン電極 19 チャネル保護膜 20 保護膜 21 ドライバーモノリシック駆動素子 22 信号入力端子 23 信号出力端子 24 電源端子 25 GND 61 ゲートバスライン 62 ソースバスライン 63 TFT(アクティブ素子) 64 絵素電極 66、67 論理・駆動回路
フロントページの続き (72)発明者 嶋田 吉祐 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 川合 勝博 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 宮後 誠 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 走査線、信号線、絵素電極およびスイッ
チング素子が形成されたアクティブマトリクス基板と対
向電極が形成された対向基板とを貼り合わせ、両基板間
に表示媒体としての液晶が封入されたアクティブマトリ
クス型液晶表示装置等の表示装置の周辺部に設けられる
論理・駆動回路を構成するドライバーモノリシック駆動
素子において、 該アクティブマトリクス基板上に設けられたゲート電極
と、 ゲート絶縁膜を介して該ゲート電極に重畳された半導体
層と、 該半導体層に重畳して設けられたチャネル保護膜と、 該チャネル保護膜に重畳された状態で、かつ相互に離隔
した状態で設けられたソース電極およびドレイン電極
と、 該ソース電極と該ドレイン電極との離隔部分に該チャネ
ル保護膜に重畳して設けられた第4電極とを備え、該第
4電極をマイナス電源に接続したドライバーモノリシッ
ク駆動素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34940892A JPH06202156A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ドライバーモノリシック駆動素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34940892A JPH06202156A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ドライバーモノリシック駆動素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06202156A true JPH06202156A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18403551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34940892A Withdrawn JPH06202156A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | ドライバーモノリシック駆動素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH06202156A (ja) |
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